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柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

お月様のお通りだよ

部分日食はじめて見ました

 僕たちの立っている地球はクルクル回りながら、太陽の周りを約一年かけて回っていることは皆さんご存知のことと思います。そのクルクルの一回転が、我らが言う一日ということでして、その速度たるや、もっとも円周の長い赤道あたりとなりますと、時速1700kmと言われております。普通だったらとても立っていられませんね。そんな大地のまわりを周っているのがお月様でして、我らの母星である太陽の手前を通過して、太陽がちょこっと欠けるところが見られるというので、外へ出てみました。部分日食というやつです。

 これはちょうど鬼太郎が始まる午前9時ぐらい。

9時ごろ

 おおー!頭がかじられている。

 ということは、月をはめてみたら、こんな感じなのかな?

こんな感じなのかなあ?

 そして約一時間後…

10時ごろの姿

 欠けてる部分が左に移動しました。

 …ってことはこんな感じ?

30分ほどでここまで動く

 2枚の写真の月の軌跡を結んでみたら…

回っているイメージ

 ま、これはイメージですが、こんな風に月は地球の周りをまわっていて、そんな月を連れながら地球も太陽の周りを回っている。そう考えますと、太陽は止まって見えますが、その実、太陽は、我ら水金地火木土の兄弟を抱えたまま、秒速240kmで銀河を移動中、そして所属する銀河はさらに秒速600kmで大宇宙に引っ張られているというのですから、想像を超える果てしない運動が常に私たちのまわりで行われているのです。宇宙は広いな大きいな。そんなレベルじゃございません。

 私思います。

 こういうことは考えない方がいいと。人間は、夕飯なににしようかな? とか、その程度のことに頭を巡らせているほうが健康的なような気がします。






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テーマ:散策・自然観察 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2019/01/06(日) 17:39:46|
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ごあいさつ

あけまして おめでとうございます

 2019年になりました。新年あけましておめでとうございます。
 ついこの間、世紀末だミレニアムだと言っていたかと思ったら、もう二十年経とうとしています。何と早い事か。若い人にはピンとこないでしょうけど、歳を経るほど時間は早く経過して感じるものです。それは読まなきゃならない頭のページ数が減っていくからでしょうな。私の方も2013年の正月に始めた備忘録的ブログですが、気がつけば、6年経ちました。持続力の無い私がよく続いたと思います。

2019新年

 今年も好き勝手にあれこれ控えてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 

 
  1. 2019/01/01(火) 05:44:06|
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柳柊二のつづき

名まえのこと

 これは蔵書の古生物図鑑。

古生物図鑑

 ページを開けば恐竜がいっぱい。

恐竜がいっぱい

 そしてこちらは江戸川乱歩の少年探偵シリーズ。

悪魔人形

 怖いですねえ。

 これらの絵を描いたのが画家の柳柊二、父の従兄であることは前に述べました。
 本名、柳橋風有草〈やなぎばし かざうぐさ〉、詩人がつけた名前だけあって実に文芸的。父と叔父とでお宅を訪ねたとき、夜、酒を飲みながら、大人たちは名前のことも話題にしていたように記憶していますが、私も子供だったので内容までは覚えていません。父たちに風有草の由来を説明している柳柊二の姿だけが頭に焼き付いています。後年になって、柳柊二の弟である史〈ふひと〉さんの本に、大正七年、父、柳橋炊香が、山村暮鳥の詩集『風は草木にささやいた』の出版記念会に出席したことが記したうえ、このタイトルが風有草の命名に少なからず影響しているのではないか、と推測されていましたが私も同感です。

 そして風有草は、画家、柳柊二となるわけですが、その名前はどこから来たのか?本人は風有草では覚えてもらえないから柊二にしたようなことを何かに書いていましたが、風有草のほうがインパクトあるでしょう、と思うのは私見。柳柊二の“柳”は柳橋の頭文字で分かりやすい。“柊”は山の名前、茨城県笠間市、ふるさとの山がその由来。そして次男の二をつけて柳柊二の誕生です。柊山は私も行ったことがあります。柊山のものを持ち帰ると恐ろしい祟りがあると聞きましたが、タラの芽を採って天ぷらにしてもらうという罰当たりをしでかしました。

 山を由来とする“柊”の字、父が蒔絵師で“柊風”、叔父が書家で“柊峰”。そしてこの私も一族の縁起に乗っかって柊モノの末席を汚しているという次第です。

  1. 2017/10/23(月) 11:49:00|
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つづく柳柊二のこと

かざうさん

 親せきは皆そうよんでました。
 挿絵画家、柳柊二の本名は柳橋風有草〈やなぎばし かざうぐさ〉、なんだか文芸的な凄い名前ですが、それもそのはず、名付けた父親が詩人の柳橋好雄〈やなぎばし よしお〉または炊香〈すいこう〉。さすがに文人だけあってオリジナリティー溢れる凝った命名です。ちなみに柳柊二の兄が“月詩〈つきし〉”皆が“つきっさん”とよんでいたこの人は、書家で橋本月詩、東宝で時代劇などの題字を手掛けていました。その妹、柊二の姉にあたるのが“はーさん”こと“春〈はる〉”。この方は命名が炊香ではなく、千家元麿〈せんげもとまろ〉だと伝わっています。そして三男坊、柊二の弟が“史〈ふひと〉”といいまして、父は“ふうたん”とよんでました。この人は物書きで出版編集者も長く続けていました。

 実家にこんな本があります。

私家版の本

 『柳橋炊香 遺稿集』
 これは史さんが平成21年(2009年)に刊行した私家版の本で、柳柊二が持っていた炊香の遺稿をまとめると同時に、先祖の事や郷土のこと、古い写真を交えたエピソードなどが記された、我が家にとって家宝となるべく資料本です。表紙のスケッチこそ柳柊二の手によるもので、顔はなんと炊香のデスマスク。このスケッチを描くようすが本の中に描かれているので、引用して転載してみますと…

 (中略) この絵で記憶にあるのは、「ご臨終です」との声と同時に、まるで吠えるように号泣した兄が、吠えながら父の死面をスケッチしだした姿である。哭いているのか、描いているのか、とにかく慟哭と同時に父の死面はスケッチブックの上に浮き上がってくる。死に水をとっている春は目に入らないかのように、死面と画面を首が上下動しつつあっという間に仕上がったのだ。

 柳柊二の熱い性格が伝わってくる、力のこもった一節です。そしてサインは“Cazau”。商用のサインは多く“Shyu Yanagi”ですから、このスケッチが特別なものであることがわかります。

 そして、この本をまとめた史さんは、ライフワークの達成に安堵したのか、刊行一年後にあちらの世界に旅立って行かれました。物書きで編集者という職も、史さんに与えられた天職だったのかもしれません。
 
 
  1. 2017/10/11(水) 11:19:35|
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思い出ばなし

柳柊二のこと

 父が死んだので実家に帰っていたら、懐かしい本をみつけた。

なつかしい本

 ちょっと豪華な童話集。
 これは小学五年のとき、父と叔父とで挿絵画家、柳柊二宅を訪れたときに土産にいただいたもの。ほかにも何冊かあったが、今残っているのはこの一冊のみ。

 表紙をめくれば、見開き全面にスリリングな映画の一場面のような見事なカラー口絵。

見事な口絵

 本書のメインであるルブラン『奇巌城』の一場面。これが柳柊二の仕事。この画風、昭和の男の子なら一度は見たことがあるだろう。西洋の妖怪図鑑やら古生物図鑑の恐竜、冒険小説の英雄などをシャープな筆致で描くセンスと技巧。かく言う私も、当時、本を見ながらドラキュラや悪魔サタンを真似して描いたものだった。

 洋画家を目指した彼のタッチは西洋の景色が良く似合う。お宅の書庫には百科事典や沢山の写真集があって、仕事がくれば描く際に徹底的に調べるんだと語っていたように記憶している。

西洋の雰囲気

 そんな父たちと柊二の話を聞いていた子供の私は、絵などイメージで描くものだと思っていたが、大人になり、制作を頼まれるようになると、如何なる分野においても、やはり資料と考証が必要になることを実感、あの時の会話がよみがえるのだった。

 ではなぜ、父と叔父とで柳柊二宅を訪ねたか?

 それは、柳柊二と父たちは従兄弟同士で歳も近く同郷。叔父を含めて共に東京に住んでいたため、一度飲もうという話になり、柊二作品のファンである息子を喜ばそうという親父心が、私を連れて行ってくれたのである。

 その日、明るいうちは仕事の話、製作中の『雨月物語』の原画を見せてもらって大興奮。自分も絵描きになりたいと思う。
 やがて大人たちは、酒を飲み始めると哲学的な話題で盛り上がっていた。酒を酌み交わす大人の横で、もらった本を読んでいる私に、柳柊二が「ハルヤ!(私の本名)形も色も無いものとは何だ?」と聞いてきたので「考えることです」と答えたら「よし!お前は頭がいい」と褒められたことが、やたらに嬉しくて、今でもその時の事を思い出すと誇らしい気持ちになる。

 今回は思い出話になったけれども、この次はもう少し、親戚としての柳柊二に触れてみたいと思う。


  1. 2017/10/01(日) 21:37:31|
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怪獣、時計に小料理飲酒、好きなことを好きなだけ、やりたい放題の道楽おやじ。

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