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柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

玩具工作控 624

ニットー ガマロン修正

 およそ50年前のゼンマイ仕掛けの怪獣模型、日東科学〈ニットー〉のワニゴンがイメージどおり出来たところで、ライバルのガマロンと共演させたいところなんですが…

 うちのガマロン、すぐ転ぶんです。

すぐ転ぶガマロン

 三、四歩すすむと前のめりにバタン!すぐ倒れちゃう。そんなガマちゃん、これまでは、まあそんなに遊ぶ機会も無いだろうと放置しておりましたが、ワニゴンの完成した今、この辺で修正作業とまいりましょう。

 原因は判っているのです。パテでベロを追加したもんですから、重心が前方に偏っているのです。なので処置としては、尻尾に錘を詰める、それだけです。

 ではさっそく、尻尾に切れ目を入れまして…

しっぽに切れ込みを入れて

 窓のように開けますと…

すでに釘が入っている

 うわ!すでにステンレスのネジが詰まっているではありませんか!なんだよ予定が狂いました。重心の偏りは対策済みだったんですね、でも不十分だったわけだから、さらに重くすることを考える。

 レジンを流すか?パテを詰めるか?いやそれよりも比重の高い材料は無いものか?

 …ありました。クラフト用の砂がありました。もらったまんま使い道に困っていたのでちょうどいいですね。竹筒を削って、振動をくわえながら隅々に砂を行きわたらせる。

砂を詰めて

 窓口から砂が覘くほどに詰めましたら、練り合わせたエポキシパテをぐいぐいとさらに詰め込みまして、そのまま埋めます。

パテを詰めました

 翌日、やすりで形を整え、色を塗ったら処置終了。さらに甲羅の内側、腰のあたりにコイン状のステンレスチップを二枚、忍ばせて重心を後ろに持って行きました。

 これで完成、再生ガマロンです。

ガマロン完成

 尻尾の傷口を塗ったついでに、首からお腹にかけてのしわしわを描きこみました。

よく歩きます

 背びれにはたっぷりの夜光塗料で縁取りのうえパールクリアーでコーティング、暗くすると怪しく光ります。

背びれにはたっぷり夜光

 再生ガマロン、今度はよく歩きます。

もう転びませんよ

 子どもの頃はインチキ臭い変な怪獣だと思っていましたが、こうして見ると中々いいですね。

 これでガマロン修正の巻、おしまいでございます。ワニゴンとの共演が可能になりました。












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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2020/03/27(金) 10:53:59|
  2. 玩具・遊び
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玩具工作控 623

ニットー ワニゴン 8

 さて、この自作部品は何でしょう?

こんなものを作りました

 お察しのいい方はお分かりでしょう、完成しますとこうなります。

長いベロです

 長いベロです。せっかくの四つ足歩行ギミックがついたモデルなので、この前後運動を何かに使えないものかと製作途中で思いついたおまけアイテムなんです。

 前足には、実はこんな細工をしておいたのです。

前足の細工

 そして首の内側には、方向規制壁を設けまして…

支持棒を立てました

 ベロの動きが左右に乱れず前後に規制される仕組みとなっています。

 大きな口からベロを差し込みまして、可動支点を前足にゆるくネジ止め。

ゆるめにネジ止め

 これでおまけ機能取り付け完成です。

ワニゴンのベロ

 このベロは着脱可能ですから、気に喰わなければ外しちゃえばいいのです。でもこれ、歩かせると面白いです。

ベロを出し入れしながら歩きます

 前足の運動に連動して、前後に動きます。楽しきかな動力玩具。

 テーブルで歩かせて遊んでいると、ライバルのガマロン登場!

ガマロン登場

 ウチのはガマロンにもベロがある。こっちのベロはバネで留まっていて、歩行の振動でビヨビヨビヨ~んと揺れるんです。

 新入りのワニゴンに襲いかかるガマロン。

襲いかかるガマロン

 ワニゴンだって負けてない。

ワニゴンの逆襲

 ガマロンとワニゴンのテーブル特撮をいつかやってみたいですね。

 こんな妄想をしながら…

映画風ポスター
 
 結局『ガメラ対バルゴン』の丸パクリ。昔の怪獣はシンプルでいいね。

 これにて、日東科学〈ニットー〉のゼンマイ歩行“海底怪獣ワニゴン”の製作を終わります。

 子供たちよ、春休みはお家で工作をしよう!楽しいぞ。











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  1. 2020/03/23(月) 10:11:55|
  2. 玩具・遊び
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玩具工作控 622

ニットー ワニゴン 7

 日東科学〈ニットー〉のゼンマイ怪獣ワニゴン、いよいよ塗装の仕上げです。

 前回までの姿。

全体に茶色をかける

 怪獣の重量感を求めたいので、背中に黒鉄色を擦り塗りしました。

背中にメタリック

 写真では違いが今一つ判りにくいですが、黒光りは効果的です。さらに銀で凸部を擦りますと、さらに見た目の迫力が増します。

 顔を描きました。

顔を書きました

 目の造型に正直に色を付けたら、かなりのぎょろ目になりそうなので、瞼を描きこみ、目を若干小さく見えるようにしてみました。

 そして、くぼませた瞳には2液性エポキシ接着剤をポッティングしてツヤを出します…

瞳にエポキシ

 …つもりが、金が黒く濁った上に、目の形も何だか気に入らないので、スイマセン!やり直しです。

 目の塗装をすべて溶かしてパテ埋め。

目を埋め直し

 テレスドンの地底人みたいになりましたが、硬化ののち、新たに描き直しました。

書き直しました

 今度は瞳に凹みが無いので、このままつや出し仕上げ。目と歯にニスを塗って出来上がりです。

ニスで仕上げ

 ニットーワニゴン完成です。顔の凸部分と角の先端にも銀をうす掛けしています。

 好みの感じに仕上がりました。

 大きな口にゴツゴツしたウロコ。

堅そうな背中

 全容左側面。

ワニゴン左半身

 同じく右側面。

ワニゴン右側面

 全体的に現生のワニっぽい色にまとめたため、大怪獣の迫力は今ひとつでした。

 これにて、ニットーゼンマイ歩行“海底怪獣ワニゴン”の製作を終わります。

ワニゴン全容

 …と、思いましたが、ちょっと待って。

 おまけとして、こんな部品を自作したんですが…

こんなものを作りました

 これ何だかわかります?

 答えは次回ということで、この辺で失礼。





















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  1. 2020/03/21(土) 10:42:42|
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玩具工作控 621

ニットー ワニゴン 6

 昭和58年(1983)に復刻された、昭和40年代のゼンマイ仕掛けの怪獣モデルです。今回は塗装彩色の記録です。

 こちらは成型色。

素組み完成

 今回は…と申しますか、今回もジャイガー同様パテ埋めサーフェーサーがけを行わず、生地に直塗りでまいります。エアブラシも使いません、刷毛塗りオンリーです。荒っぽい彫りの素体ですから、刷毛の走り痕や塗料の盛り上がりが味を高めるように思うからです。

 ではまいりましょう。明るい色から順に落としてゆきます。まずはワニゴンですから、ワニにならいまして腹部をダークイエローで塗ります。

腹側にダークイエロー

 そこに接する中段というか、下から二層目をグリングレーで。

グリングレーで中段を塗る

 そして背中をはじめ上半分をグレーのちょい暗めで塗りまして…

背中はグレー

 背中中央から腹にかけて、ジャーマングレーで模様つけ。

ジャーマングレーで模様つけ

 とっても雑塗りですけど、これで下地四層が塗り上がりました。

下塗り横顔

 お腹の方に目を移しますとこんな感じです。

下塗り四層

 そしてここから、雑な色境界を溶剤で溶かしてぼかします。

溶剤でぼかす

 そして、ここまではラッカーを使ってきましたが、ここでエナメルのこげ茶を希釈しまして全体をくるみ、色の彩度を落とすと同時に全体の統一感をだします。

全体に茶色をかける

 このあと、エナメル溶剤を少し含ませた木綿で茶色を落としながらトーンを調整します。エナメル溶剤はラッカーを溶かさないので、下地を活かしたまま茶色だけの濃淡が調整出来ます。

 このあとフィニッシュとなります。








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  1. 2020/03/19(木) 11:03:37|
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玩具工作控 620

ニットー ワニゴン 5

日東科学〈ニットー〉のゼンマイ仕掛けの怪獣ワニゴンの素組みが上がりました。

ワニゴンちょい改造

 素組みともうしましても、ちょっとだけ改造が入っておりまして、四肢が少し長くなっております。

 その辺は上から見ると判りますが、違和感がないように質感などはオリジナルに極力合わせ込んでおります。

ワニゴン背面

 このあと、塗装してしまいますので、成型色状態を記録しておくのが今回の狙いです。

 ゴツゴツの背中が実にいいですねえ、細かい彫りが隅々まで手抜かりなく行き渡っております。

ゴツゴツの背中

 このゴツゴツ彫りは尾まで続いていて、歩きながら左右に振る様がたまりませんね。

尻尾を振ります

 この背中から尾に流れる多列のウロコと上面形状が平らになっているところがワニゴンの特徴です。

 一方、背中の彫りに力が尽きたか、腹の面は簡素なスジ彫りのみであっさりとしています。

簡素なスジボリ

 見えない部分はコストダウンの対象になるのでしょう。

 横顔は大映のバルゴンに似ていますが、ノコギリ状の頭頂ギザギザがワニゴンの特徴。

ワニゴン横顔

 そしてもう一つ、バルゴンとの違いは顎骨の形状で、上から見て四角くなっているのがワニゴン、尖っているのがバルゴンですね。

大きな口

 象徴的な鼻上角が共通している点で、よくバルゴンと比較されますが、このようにじっくり観察しますとワニゴンならではの特徴がはっきりしてまいります。ま、ここまで言えば、バルゴンみたいでバルゴンではない怪獣を作ろうと苦心した当時の造型師さんも浮かばれることでしょう。

 それでは次回より、塗装彩色へとまいります。







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  1. 2020/03/15(日) 10:50:45|
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怪獣、時計に小料理飲酒、好きなことを好きなだけ、やりたい放題の道楽おやじ。

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