fc2ブログ

柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

修理くらし控 61

お気に入りのハサミは

 うちの主人がね「ねえ、これ直る?」と持ち込んできたのがこれ↓

1-壊れたハサミ

 マスキングテープを包帯のように巻きつけて、何とか原型を維持しているハサミ。話を聞けば、買って半年も経たないうちにプラの付け根が折れたらしい。私の見立てによりますと、刃先の長さに比べてプラの残肉が薄いかな?といった印象で、ちょっと厚いボール紙なんかを切ろうとしたらプラがダメージを受けて弱って行きそうに思います。応急手当のマスキングテープなどは、グラグラしてあてになりませんから、剥がしましょう。

2-壊れた個所

 ここが破損部です。さては何か固いものを挟んだな?紙用は紙に留めておいた方がよろしいです。紙に対して切れ味が良いと、時に紐とか厚紙とかを切りたくなりますが、そこはお料理用の万能ハサミにお任せしたほうが良さそうです。

 では破損部を補修しましょう。

 型取りくんで、壊れていない方の握りを型取りします。

3-無事な方の型を取る

 今回のハサミは左右対称で助かりました。

 そこへタミヤのエポパテを練って詰めます。

4-エポパテをつめて

 今回は若干弾性のある高密度タイプ(青箱)にしてみました。粘りがあって割れにくいと見ました。

 ここに残りパーツとハサミをギュウっと詰め込んで…

5-破損部分を押し付ける

 一晩硬化を待ち、型から外すとカッチリ出来ている。

6-型からはずして

 ですが、このままではバリが邪魔して刃の開閉ができないので、余分を切り落として形状を整えます。

8-カッチリ直りました

 修理完了です。おもちゃで馴らした技術が生活に役立ちましたね。良かった良かった。












スポンサーサイト



テーマ:実用・役に立つ話 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2022/08/14(日) 10:41:00|
  2. 暮らし・修理
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

修理くらし控 60

床板の修繕

 大変お恥ずかしいのですが、我が家の一部を晒すことになります。

 居間の窓際、床板が一か所だけやたらと劣化しているのです。

1-一枚剥がれた床板

 もう何年もこのまま、そろそろ全面張り替える?なんて金のかかる話が出る前に、ダメもとで一遍悪あがきをしようと、ホームセンターで床補修用練りパテを買ってきました。(品物はコニシのボンド ウッドパテ30ml

 では説明通りにやってみよう。まずこの板ゾーンだけをマスキングテープで囲みます。

2-テープで囲む

 ここで買ってきたパテをヘラで摺り込む。

3-練りパテをすり込む

 上面がフラットになるように凹部分に埋めます。

 そして一晩放置。

4-一日放置

 うわ、きったねえ。大丈夫かいな?ここでかなり自信が無くなってきます。

 しかしもはや引っ込みがつきませんので、実行あるのみ。中目のペーパーで表面を均します。

5-ペーパーがけ

 手触りでスベスベを確認しまして、粉を水拭き。このあと水性アクリル塗料で周りと調子を合わせました。

6-色合わせ

 うひゃ~、違和感あるなあ。でもいじりすぎて事態が悪化しないうちに、テープを剥がしてみよう。

7-完成です

 まあ、よく見りゃあ違和感がありますが、よく見なきゃあ気にならないレベルでしょうか。

 でも最初のデコボコに比べれば、上出来ですね。








テーマ:DIY - ジャンル:趣味・実用

  1. 2022/08/07(日) 11:14:23|
  2. 暮らし・修理
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

修理くらし控 59

古い文机〈ふづくえ〉

 フリーマーケットをぶらつきますと、時々ピンとくるのに出くわすものです。考えて選ぶのではありません、ピン!とくるのです。

 今回はこれ。

フリマの文机

 古い文机です。明治か大正か?まあ時代はどうでもよろしい、私は姿かたちが気に入ったのです。

 シンプルな中にぐっと技巧を感じさせる脚の曲線。

くびれの美

 それとほとばしる水が彫られた引き出し金具。

引き出し金具

 天板には時代を経た汚れやしみがあちこちに見られますが…

汚れと染み

 よく拭いてワックスをかければ使えるようになるでしょう。

 全体をぼろきれで拭き掃除、引き出しを外してみたら、一か所破損してました。

欠損部品

 自前の材料を探しまして、欠損部分を作りました。

自前の部品

 形を決めましたら、ラッカーのダークレッドを塗りまして、木工用ボンドで接着。

自作部品の接着

 こういうことをすると骨董愛好家の方には怒られてしまいそうですが、私は現状保存よりも実用主義ですので、時計でもそうですが、安いのを買って直して使いたい。プロの職人じゃないといじれないような高級骨董は、身の丈に合わないので興味を持ちません。気に入った古物が部品を補って変わってゆく姿は、その品物の歴史のひとつと捉えていますから、一部が新しくなっていてもそれを美とみなします。

 一晩固めましたら、全体に摺り込んだのと同じワックスを塗る。

ワックスを塗る

 今回使ったワックスはこれです。

アンティークワックス

 柱時計の木枠などにも使えるので重宝です。

 引き出し金具も細目のスポンジヤスリで水研ぎをしまして艶出し。

金具の手入れ

 組み立てまして、手入れ完了。

手入れ完了

 いいですねえ、気に入りました。落ち着くわぁ~、ここでテレワークをしよう。この和っぽいところが性に合ってます。だいたい社長のことをCEOとか言うやつ嫌いなのよね。









テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2022/01/08(土) 11:12:30|
  2. 暮らし・修理
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

修理くらし控 58

小引き出し

 コロナ騒ぎがいくらか収まったのか、フリーマーケットが再開されていたので冷やかしに出てみましたが、その日は風が強くて、私が行った頃には、方々で撤収が始まっていました。それでもせっかく来たんだからと、開けているお店を見て回りましたら、小汚いながらも好みの小引き出しがありまして、じろじろ見ていると、店の爺さんが自分から値引きを始めてきて、100円引くよ、いや800円でいいや、って言うから、買ってきたのがこれ。

フリマで買った小引き出し

 可愛らしい松竹梅の螺鈿が組まれた小引き出し。

 まあ、汚いね。天板には泥のような汚れがついてるし…

泥のような汚れ

 中は埃が少々…

中は埃

 まあでも髪の毛や血痕じゃない分良しとしましょう。

 まずは薄めた中性洗剤で拭き掃除。

水溶性の汚れだ

 手ぬぐいが真っ黒よ。天板の泥みたいな汚れも、どうやら水溶性らしい。

 少しふやかして、プラの粘土ベラでコリコリ削って…

軽く削って

 硬く絞った手ぬぐいでよく拭く。

綺麗に水拭き

 これでいいでしょう。

 引き出しの中は、刷毛で埃を落として水拭きしまして、お次は蝶番のところ。

まっ黒ヒンジ

 まっ黒ですが、鋲で止めてあるので外さずに歯ブラシ洗い。

歯ブラシでこすり

 高級品だったら、こんなことをしてはいけないんでしょうけど、自己判断でやっちゃいました。

溝がきれいに

 溝の汚れが若干綺麗になりました。

 さらに極細のスポンジヤスリで金属部分だけをそっと擦りまして濃淡をつけました。

極細で軽く擦った

 次は引き出しのつまみ。

真鍮つまみ

 ここはどうも真鍮らしい。同じ極細のスポンジヤスリで凸部だけを擦って下地を出しました。

スポンジでこすって

 そして螺鈿は手ぬぐいでよく拭きまして…

欠けた螺鈿は

 欠けたところは金のラッカーで補いました。

金で補い

 これで掃除完了。

掃除完了

 古い物っていうのは、減る一方の道をたどるしかないわけですから、できるだけ直して使いたい。値段が高いか安いかじゃないんだ、私が気に入ったら、それだけで私は幸せなんだからいいでしょう。

 新しい工作道具入れになりました。

工作道具入れにしました

 使う時に立てるパコン、カタンという音がなかなかいいよ。













 



テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用

  1. 2021/12/04(土) 11:11:50|
  2. 暮らし・修理
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

修理くらし控 57

うさぎちゃん修理 2

 「ぎゃー!片目が取れてるー!」って小学生が盛り上がっていたウサギの置物を直しています。

3-ホラーですね

 UVレジンで目玉を複製。

7-クリアレジンで複製

 割れた個所はエポキシパテで成形しました。

10-周りに合わせてヘラ成型

 硬化しましたところで、グレーベージュの水性アクリルで生地塗り。

13-水性アクリルで塗装

 ぼてぼてと厚目に塗りました。

 完全に乾きましたら白のラッカースプレー(100均)で部分的に白くしまして、クリアオレンジの吹き付けで濃淡をつけました。

14-白とクリアオレンジでボカシ

 そして眼球です。半球形のフラットな面に、瞳として黒を、それを受ける眼窩のほうにはこげ茶を塗りました。

15-瞳は黒で周りはこげ茶

 あとは眼窩に眼球を嵌めるだけ。

16-目玉を嵌めて完成

 レジンの僅かなバリが、ちょうどよい突っ張りになりますので、接着剤不要です。

 これで完成です。

 元のところに置きました。

17-元のところに置きました

 可愛い姿を取り戻しましたね。

18-かわいい子ウサギ

 さあ子どもたち、もう怖がることはないぞ…と思ったものの、子どもなど気まぐれで、その場だけの盛り上りだったらしく、直したところで誰も見てくれません。でもいいでしょう、気づかせてもらったんだから。









テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用

  1. 2021/10/23(土) 10:39:33|
  2. 暮らし・修理
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ

プロフィール

柊horii

Author:柊horii
時計やゼンマイ玩具など、動くものが好きです。野菜を育ててお料理、映画なら特撮、好きなことを好きなだけ、やりたい放題の道楽おやじです。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (53)
料理・食 (2045)
時計 (379)
家庭菜園 (414)
玩具・造型 (879)
暮らし・修理 (62)
金魚・生き物 (142)
雑貨・珍品 (21)
健康 (89)
見聞・出歩き (53)
視聴鑑賞 (37)
花・園芸 (77)
劇場シリーズ (39)
プロレス (42)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR