闘病の果てに 白いほうが死にました。鱗の生え際のゼリー状感染症が治らず、見たところ、腸内の炎症も透けて見えるほどだったので、あきらめてはいましたが、とうとうエラも動かなくなり、細胞活動を停止しました。
2016年生まれ、金魚年齢7歳でした。
家に来た2016年7月のころ。

黒子で買ってきて、黒がちょうど抜けて真鍮色になってきたころです。まだあどけないですね。
翌年の夏にはしっかり色も定着して(下の更紗のほう)元気な二歳児になりました。

この時期が一番美しい姿だったように思います。
4年目になると、急激に赤が抜け始めてきて…
2020年には真っ白です。

2021年の夏にはお姉さんの赤いらんちゃんが寝たきりになって、食べ残しを全部食べるようになりまして…

それがいけなかったんですね、消化不良から腸炎、感染症に至ってしまったわけです。つまり私の管理が悪かった。
何とか時間をかけて気長に直そうと思いましたが、ついに力尽きました。まあ室内飼育で6年ですから、寿命としては良しとしましょう。今や水槽は、寝たきりらんちゃんの病室みたいになりました。
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- 2022/03/13(日) 10:49:51|
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断砂利しました 我が家の金魚部屋、年末に大掃除をしたものの、細菌の増殖がどうしても気になるので、断捨離ならぬ断砂利をしました。
住民たちは一時避難。

昨年から寝たきりになった赤い“らんちゃん”は、こんなに痩せてしまいました。

まさに今の自分を見るようです。つい2年前まで、お腹をパンパンに膨らませて歩いていたのに、今朝、風呂で見た自分の腹は割れた風船の哀れさでした。
そんな寝たきりになったらんちゃんの食べ残しを全部食べたがための消化不良から感染症を起こした白い“チュウリン”も、だいぶ腫れは引いてきましたが…

まだまだ寝たきり、死ぬか?治るか?治るにしても時間は相当かかりそうです。
水槽の苔掃除担当のタニシも、まだ2個生きてます。殻は苔で覆われていて、歩くマリモ状態ですが…

苔をむしり取ってタワシでゴシゴシ、丸坊主にしました。

おやおや、苔を取ったら殻の真珠層が露出してますね、外殻は苔に食われていたんだ。
一方、水槽からかき出して洗った砂利は、天日干し。

洗ったフィルター等も天日乾燥させたら、断砂利モダンルームに模様替えです。

これですと、食べ残しや糞の観察など、健康管理もしやすくなります。
タニシは別居でね。

春になったら元いた田んぼに返します。
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- 2022/02/27(日) 11:42:15|
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年末お掃除2021 8月に砂利まで大掃除をしたので年内はもういいかと思ってましたが、白いチュウリンの腹に空気が溜まってしまったので、人間より一足早く年末大掃除をしました。
金魚はお風呂場に一時待避。

黒いモジャモジャはタニシです。
水槽は水を抜いて砂利まで洗いました。

ここで振り返ってみたい。ウチに来たのが2016年の7月、同年3月生まれの当歳魚でした。

あどけないチビキン。ただひたすらに餌を食ってましたっけ、水草のマツモも食べちゃってましたから、途中から固いアナカリスに替えました。
翌年の夏にはすっかり金魚らしくなりました。

色も鮮やか、色にも顔にも個性が出ています。
2年経ちますと体も大きくなりました。

このころが一番鑑賞的にピークでしたね。
三年経ちましたら、更紗のチューリンが一気に白くなり始め…

夏場に転覆するようになりました。
そして2020年の夏から洗濯ネットを常設するようになりまして、冬には赤いらんちゃんは寝たきりとなりました。

今年〈2021〉の夏の大掃除、真っ白になったチューリンの泳ぐ姿もこれで最後となりました。

そして現在、浮かばなくなったので洗濯ネットは撤去しましたが、二人とも寝たきりになりました。

それでも私は彼らの細胞活動が止まるまで、話しかけるのをやめないでしょう。人間だって同じです。可愛い時、元気な時、ある時は死にそうになって、また復活したりして、色は褪せて寝たきりになる定めなどなど、彼らは老いて朽ちてゆく様子を早送りで見せてくれているんですから。
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- 2021/12/19(日) 11:40:35|
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カマキリの一生 我が家にはオオカマキリが住んでいて、毎年同じサイクルで私と遊んでくれます。というのも、カマキリは成体で冬越しをしないというので、お花でいえば一年草。だから春夏秋冬、季節ごとに姿を変えて触れあってくれるのです。
冬の間は卵、寒風に吹きさらされ、雨に当たっても大丈夫な驚異の防寒防水性能を誇る天然住宅の中でじっと春を待つ。
そして5月下旬、ある日突然ポロポロ、ポロポロとチビカマが湧いてくるんです。今年はたまたまその瞬間に立ち会えて写真に撮ることが出来ました。

糸くずみたいなチビカマが散り散りに旅立ったかと思えば、時々兄弟を食っているヤツもいるし、まったく愛情などというものはプログラムされていないのでしょうね、眼の前の動くものは食え!ただそれだけのソルジャー。
7月、8月になると、ずいぶん大きくなったな?なんていうのが、まあ一匹か二匹目撃される程度に数が絞られます。残りはクモやらカエルの栄養分として消えていったのでしょう。
ここからは遊び盛り。

ある時は私に仕向けられたロボット“メカマキリ”と戦い!

ある時は街に出て大暴れ!

こんなふうに我が家のカマキリは、カマキリとしては珍妙な生涯を歩むわけだが、今年もまた、我が家のどこかに卵を産んだらしく、全ての役目を終えて、ローズマリーの枝の中にじっと体を縮めて、静かに細胞活動を終えていました。
『ブレードランナー』に出てくるレプリカントのように。
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- 2021/10/09(土) 11:09:01|
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年に一度の大掃除 夏の大型連休をもらいましたので、金魚の水槽、年に一度の大掃除です。普段はフィルター掃除、水の半取り替え、苔は正面だけ拭き取りという管理ですが、年に一度は砂利まで洗う大掃除です。
水草も伸びてしまったし…

タニシも毛だらけ。

全部救い出して、洗面器に金魚を入れてみたら、ずいぶん大きくなってました。

赤いほうが“らんちゃん”で白いほうが“チュウリン”です。もうらんちゃんは冬から寝たきりでまともに泳げません。白のチュウリンもすぐ浮かんでしまって背中がやけど。

手からはみ出るおおきさだけど、ずいぶん瘦せたね。でもホッペタは可愛い。
もじゃもじゃタニシは8個のうち4個が空になってました。

夏の水遊び感覚で砂利まで洗って、水槽の苔も全面拭き取り、器具も天日干し。

水も総入れ替えで、水槽をセット。

きれいになりましたけど、らんちゃんは寝たきり。

チューリンも力を抜くとすぐ浮いてしまうので…

洗濯ネットを張っておきました。

あとどれぐらい生きるやら?うちに来て丸五年になりました。
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- 2021/08/07(土) 10:58:28|
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