ぼくは小学8年生 さる恩ある方から贈り物が届きまして、小躍りして喜びました。
それはこれ。

小学館の『小学8年生』です!
え?8年生って何年生?まずはここから、そう、小学館の学習雑誌といえば、私の時分(昭和40年代)には各学年向けにありましたが、ただ今では少子化の影響で小学一年生と、この8年生しかないみたいです。(めばえと幼稚園は現役)で、問題の8という数字、これは表紙の説明からしますと、こういうことみたいです。

なるほど、デジタル数字のセグメントだったんですね。私は勘違いしてアイドルの名まえみたいに∞の展開例だと思っていたら、ツイッターの人が教えてくれました。
画期的な全学年向け学習雑誌『小学8年生』は、おまけも凄いです。

名探偵コナンのキャラで“探検!発見!ウオッチ”です。本物の時計ですが、劇中に登場する麻酔銃ではありません。デジタル時計です。
…ですが、8時のボタンを押すと… カシャ!っと…

方位磁石が飛び出るし…
6時のボタンを押すと… パカ!っと蓋が跳ね上がって…

風防がルーペになります。かつてのスパイグッズみたいで子どもの頃の興奮が蘇ります。
本誌を開いてまた驚き!なんと巻頭に工作付録で日時計がついているではありませんか。

一目見て、これは凄いと思いました。よく目にするような原始的な日時計とは全くの別物で、この有機的な曲線が科学的な精密さを醸しています。そして、その設計者の名前を見て腑に落ちました。

時計好きなら一度は耳にしたことであろう、天文時計コスモサインやアストロデアを設計、開発した上原秀夫さんです。これは本物です。ものすごく得した気分。この精密日時計を組み立てて、先ほどのコナンの時計の方位磁石で方角を確認してごらんなさい、デジタルと日時計の時刻が符合した瞬間に感動すること間違いなし。自分の居場所と太陽の位置関係がわかり、自分が宇宙の一員であることが実感できるのです。こりゃあ子どもだけに遊ばせておくわけには行きません。大人も十分に楽しめますから、外出自粛の今こそ、こういうもので遊ぼうではありませんか。組み立て方や、時計の見方などは本誌の方に詳しく書かれています。

これを組み立てて使ってみる時はまた、あらためてご紹介したいとおもいます。
本誌の方にも、巻頭に時計特集が組まれています。

時計ってなに?時計の歴史みたいなことが、解かりやすく書かれています。
ほかにも動物ネタとか歴史、生活、こんな記事もあります。

子供向けに現状が簡潔にまとめられています。
こちらはどう?

今も昔もSFは定番ですね、男の子はこういうのが大好きです。おっと、こういう言い方をすると、性差うんぬんと煩い人に怒られちゃうかもしれませんが、ここはごく一般的な古い感覚のまま述べさせてもらいましょう。だって男子と女子は生き物が違うんですから。
そんな流れで言いますと、女の子の好きそうなページもあります。

たのしいお菓子作りです。これはおじさんである私も大好きです。
楽しく知識を身に着ける、これぞ学習雑誌の決定版、小学8年生。さて次号、8,9月号は?

わー!これ欲しい。次号も欲しい…と、新たな楽しみを見つけた、ぼくは小学8年生。
ご参考には、こちらをどうぞ →
https://sho.jp/sho8/52221 https://sho.jp/sho8/52223
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- 2020/05/02(土) 10:00:39|
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五島先生からの手紙 女房が終活と称して押入れを片付けていると、脇に見覚えのある古い箱が。それは確か手紙や紙の資料が入っている想いでの箱。自分の部屋に持ち去りガサゴソ中身を漁っていましたら…ありました。懐かしいハガキ。
昭和49年、柊少年12歳の春。当時からユニバーサルやハマープロの怪奇映画が好きだった僕は、ひばり書房の怪奇漫画の中でも、五島慎太郎先生の西洋怪談ものが好きでした。特に『フランケンシュタイン』は大のお気に入りで、映画を鑑賞するように何度も何度も読み返してましたっけ。ビデオやDVDが無かった時代、漫画は唯一、複数再生可能なビジュアル媒体でした。
ある日、画用紙に『フランケンシュタイン』からワンカットを選んで、覚えたばかりのつけペンとインクで描いて先生のお宅に郵送したのです。当時は個人情報もクソもなく、先生のご住所が本にしっかり載っていて「お手紙を送ろう」みたいな大らかな時代でした。
手紙を送って何日経ったでしょう、返事が欲しいという期待も薄れた頃だと思います。ドラキュラの絵葉書が届いたのです。

手にした時は、それはそれは嬉しくて、舞い上がってしまいました。本文を読んでさらに喜びは最高潮に。

憧れの漫画家の先生からの直筆のコメント。人生最高の喜びの瞬間でした。最近になり古本屋さんの漫画コーナーで五島先生のお作を探して、少々高くても掲載していただいた本を買いたいな、と思ってはいるのですが、肝心のタイトルを忘れてしまいました。
昭和49年、ハガキ郵便が10円だったころのお話です。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/17(月) 11:24:39|
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ぺんてるのクレパス ゴミ屋敷のような状態になっている我が作業部屋。埋もれてしまった画材の引き出しをがさごそと探ったら、あら懐かしい、子どものころから使っていたクレパスが出てきました。

古いパッケージでしょう?当時16色なんて高級でしてね、絵の好きだった私には宝物レベルです。
こんなになるまで使ってました。

…というか、今だって使えます。
クレパスは子供の画材でしょうか?
いいえ、大人でも結構たのしいお絵かきが楽しめるのです。
随分昔ですが、大人になったある日、印象派を描いてみました。

描きながらの色混ぜができるので、こういう輪郭のあいまいなポヤポヤした絵に合う画材ですね。
当時はクレパスお絵かきにはまってたらしく、このあと古典派も描いていました。

油彩の筆に灯油をつけて伸ばす方法を覚えたのが楽しかった覚えがあります。

微妙な色のボカシができます。
思えば小学校の教材だったクレパス、大人の創作意欲も満たしてくれる手軽にして力のある画材の発見でした。もし、お子さんの放り出したクレパスがあったら、ぜひ、お絵かきを楽しんでいただきたいものです。
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- 2019/04/22(月) 11:33:19|
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こんなのが出てきました ジャン!

何だかわかる?これ。カレンダーが印刷された楕円形のアルミプレートです。
若い人は知らないだろうな、これはね、こうして使うの。

時計バンドに巻き付けるカレンダーなのです。
50過ぎには懐かしいね。毎月、保険屋のおばさんが配ってくれたっけ。そのほかにもガゾリンスタンドやなんかで使われた、簡単なノベルティー材料でした。時計バンドが薄い巻き込み式だった昔は、このカレンダーも活躍できましたけれど、1990年代になり、金属ムクバンドが安価になってデザインにボリュウムが出てきますと、次第に出番がなくなってきました。そして携帯電話の普及にとどめを刺されるかのように、やがて姿を消してしまいました。
ダサいだ何だとバカにされながらも、日付と曜日の関係が一発でわかるこの板は、デイト付き時計の頼れるサポーターで、忙しいモーレツ社員の強い味方だったのです。
そうそう、これ、革バンドにもつきますよ。

どうです?この姿。一気に40年タイムスリップです。
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- 2019/02/11(月) 19:57:12|
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祝い花ボトル 実家を荒していたら、またまた珍品発見。
この牡丹の花景色は、蒔絵師だった父の仕事。

黒いキャンバスは、漆の塗りものではなく、ウイスキーのボトル。

サントリーオールドのメインラベルを濡らして剝がし、代わりにお花を描いたというわけです。
これは父が飲食店(主に飲み屋)の開店祝いなどに用いていた祝い瓶で、蒔絵師をやめた後もラッカーを持ち出し作っていましたっけ。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2017/10/17(火) 11:47:23|
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