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柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

懐かしいハガキ

五島先生からの手紙

 女房が終活と称して押入れを片付けていると、脇に見覚えのある古い箱が。それは確か手紙や紙の資料が入っている想いでの箱。自分の部屋に持ち去りガサゴソ中身を漁っていましたら…ありました。懐かしいハガキ。

 昭和49年、柊少年12歳の春。当時からユニバーサルやハマープロの怪奇映画が好きだった僕は、ひばり書房の怪奇漫画の中でも、五島慎太郎先生の西洋怪談ものが好きでした。特に『フランケンシュタイン』は大のお気に入りで、映画を鑑賞するように何度も何度も読み返してましたっけ。ビデオやDVDが無かった時代、漫画は唯一、複数再生可能なビジュアル媒体でした。

 ある日、画用紙に『フランケンシュタイン』からワンカットを選んで、覚えたばかりのつけペンとインクで描いて先生のお宅に郵送したのです。当時は個人情報もクソもなく、先生のご住所が本にしっかり載っていて「お手紙を送ろう」みたいな大らかな時代でした。
 手紙を送って何日経ったでしょう、返事が欲しいという期待も薄れた頃だと思います。ドラキュラの絵葉書が届いたのです。

ハガキ裏面

 手にした時は、それはそれは嬉しくて、舞い上がってしまいました。本文を読んでさらに喜びは最高潮に。

ハガキ表

 憧れの漫画家の先生からの直筆のコメント。人生最高の喜びの瞬間でした。最近になり古本屋さんの漫画コーナーで五島先生のお作を探して、少々高くても掲載していただいた本を買いたいな、と思ってはいるのですが、肝心のタイトルを忘れてしまいました。

 昭和49年、ハガキ郵便が10円だったころのお話です。

 
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テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2019/06/17(月) 11:24:39|
  2. 雑貨・珍品
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引き出しの奥から

ぺんてるのクレパス

 ゴミ屋敷のような状態になっている我が作業部屋。埋もれてしまった画材の引き出しをがさごそと探ったら、あら懐かしい、子どものころから使っていたクレパスが出てきました。

ペンテルクレパス

 古いパッケージでしょう?当時16色なんて高級でしてね、絵の好きだった私には宝物レベルです。

 こんなになるまで使ってました。

小さくなるまで使いましょう

 …というか、今だって使えます。

 クレパスは子供の画材でしょうか?

 いいえ、大人でも結構たのしいお絵かきが楽しめるのです。

 随分昔ですが、大人になったある日、印象派を描いてみました。

ルノワールを描いてみた

 描きながらの色混ぜができるので、こういう輪郭のあいまいなポヤポヤした絵に合う画材ですね。

 当時はクレパスお絵かきにはまってたらしく、このあと古典派も描いていました。

ダビンチを描いてみた

 油彩の筆に灯油をつけて伸ばす方法を覚えたのが楽しかった覚えがあります。

灯油でぼかしたところ

 微妙な色のボカシができます。
 思えば小学校の教材だったクレパス、大人の創作意欲も満たしてくれる手軽にして力のある画材の発見でした。もし、お子さんの放り出したクレパスがあったら、ぜひ、お絵かきを楽しんでいただきたいものです。




テーマ:お絵描き・ラクガキ - ジャンル:趣味・実用

  1. 2019/04/22(月) 11:33:19|
  2. 雑貨・珍品
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ジャンク時計を漁っていたら

こんなのが出てきました

 ジャン!

小さな金属板

 何だかわかる?これ。カレンダーが印刷された楕円形のアルミプレートです。

 若い人は知らないだろうな、これはね、こうして使うの。

こう使います

 時計バンドに巻き付けるカレンダーなのです。

 50過ぎには懐かしいね。毎月、保険屋のおばさんが配ってくれたっけ。そのほかにもガゾリンスタンドやなんかで使われた、簡単なノベルティー材料でした。時計バンドが薄い巻き込み式だった昔は、このカレンダーも活躍できましたけれど、1990年代になり、金属ムクバンドが安価になってデザインにボリュウムが出てきますと、次第に出番がなくなってきました。そして携帯電話の普及にとどめを刺されるかのように、やがて姿を消してしまいました。

 ダサいだ何だとバカにされながらも、日付と曜日の関係が一発でわかるこの板は、デイト付き時計の頼れるサポーターで、忙しいモーレツ社員の強い味方だったのです。

 そうそう、これ、革バンドにもつきますよ。

革にもつきます

 どうです?この姿。一気に40年タイムスリップです。




テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用

  1. 2019/02/11(月) 19:57:12|
  2. 雑貨・珍品
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親父の仕事

祝い花ボトル

 実家を荒していたら、またまた珍品発見。

 この牡丹の花景色は、蒔絵師だった父の仕事。

牡丹の蒔絵

 黒いキャンバスは、漆の塗りものではなく、ウイスキーのボトル。

オールドのボトル

 サントリーオールドのメインラベルを濡らして剝がし、代わりにお花を描いたというわけです。
 これは父が飲食店(主に飲み屋)の開店祝いなどに用いていた祝い瓶で、蒔絵師をやめた後もラッカーを持ち出し作っていましたっけ。
 



テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2017/10/17(火) 11:47:23|
  2. 雑貨・珍品
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懐かしい品

茶筒で松竹梅

 実家を荒らしていますと、いろいろな品物が出てきます。
 懐かしい昭和の景色が写った子供のころの写真、古い食器などなど。その中にこんなものを見つけました。

松竹梅茶筒

 三本の茶筒、しかも絵柄が偶然に松竹梅。これらは若いころの父の仕事。つまりは蒔絵師。蒔絵といいますと高級な芸術品のようなイメージを持たれがちですが、その実、日用品の絵柄付けが主な仕事でした。同じ絵を何十、何百と描く技は見ていて面白く、子供のころ、かじりついて見てましたっけ。絵柄には型があって、注文に応じて描きます。梅ならば幹だけを太い筆でさささーっと何十も同じように描き、構図が決まったら次に枝、色を変えて花びら、苔、最後に細い道具でしべを描いて上がり。少しずつ絵になってゆくさまが実に面白かったのを覚えています。
 そんな父も、印刷技術の進歩を横目に見、40代の若さで、さっさとやめてしまいました。なので写真の茶筒は、今となっては懐かしい品となりました。

 本人の名誉のために付け加えますと、上の写真は不良品ゆえに実家に残っていたものなのです。版ずれが激しいです。蒔絵なのに版とは?ええ、父はチャレンジャーでして、蒔絵にエアーブラシを持ち込んでいたりしました。おかげで子供の私は怪獣を塗ってもらう恩恵も受けたというわけですが。

  1. 2017/10/07(土) 22:05:57|
  2. 雑貨・珍品
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怪獣、時計に小料理飲酒、好きなことを好きなだけ、やりたい放題の道楽おやじ。

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