ガメラ再生 5
さて、ジャンクガメラの再生もいよいよ腕を残すのみとなりました。
外した両腕の付け根にエポパテを埋めましてヤスリで形を整えましたら、ビニールコーティングの針金をよしって小さなヒートンみたいな部品をこしらえます。

そいつの先端をニッパで切りまして、腕の付け根に穴を開けて差し込みます。

なるべく深いほうがよろしいですね。そして瞬間接着剤で固定します。
出来上がった両腕を引きバネでつなぎまして

腕の修理完了です。
腕を取り付けますと、せっかく自立した本体は再び前に倒れます。なので甲羅の下のほうにオモリを仕込みます。

ステンレスのメダルをグルー接着。
そして形を整えたシッポに

サーフェーサーで下地ならし。
緑に塗装しまして部品が揃いました。

うはー、うれちい。
コイツを組み立てて、一旦素あがり状態を控えておきましょう。

キバは塗装の後につけます。

甲羅の丸みと大きさがたまりませんな、子ども時代を思い出します。

修復部もうまく馴染みました。
どうせ塗装をするのになぜわざわざ成型色を調色してまで下地をつくるのか?
それはこの写真を控えておきたかったのと、この状態でまず遊ぶためです。
次回は塗装彩色、最終回です。
スポンサーサイト
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/31(月) 20:49:42|
- 玩具・造型
-
| トラックバック:1
-
| コメント:0
プレミアム・モルツを美味しく飲む ということで、サントリーの人たちが私の勤務先に来てくれて、プレミアムモルツの販促キャンペーンを兼ねたビール講座を開いてくれ、缶ビールのおいしい注ぎ方を教えてくれました。
早速やってみた。
まずコップは垂直に、高いところから勢いよく少し注いで泡の蓋をつくると。うまく出来ていれば泡の密度が二層になるんだとか。そして残りはコップを斜めにして出来た泡の下にすべらせるように優しく注ぐのだそうです。クリーミィな泡の密度が大事と、サントリーの先生は盛んにおっしゃってました。

今日はにわとりのモモ肉のネギポンズ、三種菜の花の芥子御浸しとともに。
ビールのでき?写真を見てわかるように大してクリーミィにできませんでした。写真を撮ったこのあと、シャワーっと泡はみるみるしぼんで無くなってしまいました。あの時は簡単そうだったんだけどなあ。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/30(日) 19:29:54|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
トマトの種蒔き<2014> だいぶ暖かくなってまいりました。
玉ネギの雑草狩りです。三割くらいを雑草に食べられてしまいました。
残ったのがこんな感じです。

スッカスカになっちゃいました。
ニンニクのほうは順調のようです。

獲り損じたコウサイタイは満開です。

こうなるともう固くて食べられません。
そして本日のメイン作業はトマトの種蒔きです。
今年の品種はこちら。

中玉とカラフルミニです。
カラフルってヤツが楽しみです。
例年のように水槽ハウスにプランターを収めて育てます。

ここからがスタート、いよいよ寒い冬から抜け出て夏野菜の栽培シーズンに入ります。
テーマ:野菜づくり - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/29(土) 13:30:41|
- 家庭菜園
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ガメラ再生 4
いよいよ欠損下腹部を取り戻したニットーのゼンマイガメラ、今回はシッポの再生です。
前回に続き持ち出しましたのが、湯っこ。
こいつを煮まして柔らかくなったら、完成品のシッポに巻きつけます。

型をとるわけですね。
丁寧に外しましたら、その湯っこ型を今度は修理品にセットします。

そうです。この穴に成形材を流し込むわけであります。
今回はプラキャスト(ウレタン系樹脂)です。シッポの穴にそーっと注いで硬化を待ちます。

そして型を外しますと

はい、二色一体成型が上がりました。
あとはバリとりヤスリ仕上げで全体を整えます。
外観が整いましたら、今度はギアボックス受けを彫ります。

修復部を肉厚に作りましたので、ボックス受けを彫らないと正しく脚の位置が決まりません。
彫ったらギアボックスを嵌めてみます。

彫りが浅いと脚がシッポに近くなり、前のめりに倒れてしまします。よって自力で立つまで掘り調整を繰り返します。

このように自力で立ちましたら一旦終了。
次回、腕を仕上げて組み立てへと進めてまいります。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/28(金) 20:37:54|
- 玩具・造型
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
焼酎アラカルト
ホルモン漬け 茹でた豚の子袋を酢醤油に漬けておきましたら、臭さも消えて、コリコリとした楽しいおつまみになりました。

このような冷菜には、子袋のような低脂肪の部位がよろしいですね。脂が多い部位は加熱して溶ける脂の旨さを楽しむことに限ります。なぜなら以前、脂の乗ったおいしいモツを茹でて脂ヌキして酢醤油に漬け込んでおきましたら、パサパサの超マズ料理になりましたから。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/27(木) 12:22:02|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ガメラ再生 3
さて、可動部の修理がおわりました、ニットーのジャンクガメラ。
今回はスッポリ無くなった下腹部の復元です。
ここで必要になりますのは、過去の完成品と「湯っこ」(今では売ってないかもしれないお湯で柔らかくなる弾性樹脂)です。
まず湯っこを小鍋で煮まして

完成品の欲しい部分に押し付けて硬化させます。
十分冷ましたら原型を壊さないように丁寧にペリペリと外しますと…

破損部の雌型ができます。
こいつをピタっと壊れ部品にセットしまして、エポパテを押し付けて硬化させます。

もうお分かりですね。
一晩明けましてそっと型から外しますと…

このような上がりになります。
そして余分を切り落とし、ヤスリで切り口を整えます。

下腹部を取り戻しました。
それでは次回、シッポを求めて作業してまいりましょう。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/26(水) 20:05:21|
- 玩具・造型
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
フックアンクル脱進機 えー、さて

前回<
時計道楽34>のシリンダー脱進機にかかる説明文の中で「フックアンクル脱進」という言葉が出てまいりました。今回は、そのフックアンクルを控えておきたいと思います。
それでは始まり。
はい、ジャンク時計です。

文字板に「KELTON」と書かれてますね。

裏蓋は無刻印です。
しかし文字板に比べてずいぶんデッカイ裏蓋だなあ。
裏蓋を外してみた。

おおー!こういうことかぁ。
裏蓋中子に目一杯ムーブが詰まってて、ケースがステンレスの板絞りなんですな。これは安っぽい。
では中子からムーブを取り出しましょう。

そして文字板の鑑賞。

「KELTON」というブランドですね。アメリカのTIMEX社のグループのようです。
文字板6時下には「MADE IN U.K. AND U.S.A.」とあります。米英合作?会社はアメリカ、工場はイギリス?ま、いろんなパターンが考えられますが、この個体の入手元はイギリスなので、イギリスで売っていたという可能性は高いです。
裏側をご覧ください。ムーブに留めるアシがありません。その代わりに外周にツメが付いています。ここでパチパチとムーブに引っかかっておりました。溶接不要のお安い構造ですね。
それでは文字板を外しまして、ムーブを拝見しましょう。

ほほぉ、これまでのスイスものとはまた違う雰囲気でいいですね。ネジを焼いて黒くしてあるところも楽しいです。
テンプを外して一番受けを開けてみると…

動力ゼンマイがむき出しでございます。なるほど、一番受けが蓋を兼ねってところですね。そして四隅に白いプラパーツが設置されていて、ネジ受けになっております。さすがアメリカ。
そして一番受けには数字の刻印が打たれてます。

「7 47」?なんでしょうね?「47」は深くハッキリ掘られていて「7」は薄くて後打ちっぽいです。従って「7」のところは他の数字版も有るという風に推察できます。1947年7月製造とかですね。
いよいよ本番、二番受けを開きましょう。

手前の方に変わった形の脱進期がありますね。
裏側から見るとこうです。

見えますね、ガンギにかかる二本のピン。これがチャキチャキと脱進を繰り返すのです。
外してみましょう。

これがフックアンクルでございます。貴石を使っておりません。
そして何とアンクル以外でも石を使っておりません。機械式ウォッチには普通「15石」「23石」などと石数表記が成されてますね。しかし本品は「ゼロ石」です。フルメタルです。潔いです。
腕時計というものを広く普及させたい。買い求め易くして多くの人々に使ってもらいたい、という志があちこちに表われております。
ではベルトをつけて味わいましょう。


ケース外径φ30ミリほどのボーイズサイズです。メンズサイズのムーブを薄板ケースを絞って囲み、小さく見せる努力が実ってます。
できればフルメタルの音も聞いてみたかったですが、今回のは動きません。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/25(火) 20:03:50|
- 時計
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ガメラ再生 2
買ってきましたジャンクのガメラ。ニットーのゼンマイシリーズでございます。
外したゼンマイギアはこのとおり

歪んでしまって機能しませんので、ラジオペンチの二刀流でちまちまと調整しまして

元の形に戻して油を注しましたら、きれいに解けました。
ゼンマイが正常に働きましたら、変心シャーシを三つ穴可動板に挿しまして、脱輪防止のプラパイプを接着します。

これでギアボックスは終了です。
お次はここに取り付ける脚です。

三つ穴可動板を固定すべくダボ(突起)が一箇所破損していますので、ここには新しいダボ…というか受け台を設置しましょう。
まず穴を開けてプラパイプを挿入。瞬間接着剤で固めたのち

グラつき防止のエポパテを盛って硬化を待ちます。

外側からみるとこんな感じです。

余分を切ってパテで埋めまして、周りと調子を合わせたら

脚の修理完了です。
これをゼンマイギアに取り付けます。可動板の三つ穴にダボを挿して焼きつぶし、新しく作った受け台にはアルミリベットで固定します。

そして脚の内側を接着しましたら

ギア付き脚の完成です。
ここで可動確認をしてみて、よく動いたらOKです。可動部の修理は終了です。
次回から破損外装の直しにかかります。
テーマ:模型・プラモデル - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/24(月) 20:23:53|
- 玩具・造型
-
| トラックバック:1
-
| コメント:0
アメ横と浅草 今日<3月23日>はポカポカ陽気でぶらり日和でしたので、娘と浅草、上野をぶらり。
まずはアメ横。しかし凄い人出ですな。
アメ横センタービルの地下に降りると、もうどこの国だかわからなくなります。飛び交ういろんな国の言葉、におい、所狭しと並ぶ見たこと無いような魚介や肉、内臓、瓶詰め乾物の数々。異国情緒たっぷりで、ついつい買い物が進んでしまいます。ウチが近けりゃ生ものも買ってしまいそうです。
そんなこんなでお昼時分になりまして、軽食を。

ローストチキンサンド。パンがバッサバサなのでチキンのジューシーさとのバランスが良い。ハーブの効いたソースもグー。軽食のつもりが結構なボリューム。のども詰まらんばかりにほおばり、コーラをがぶ飲みして流す。そしてゲップを思いっきり吐く快感よ。ゴゲロロロ…バフゥ。
地下鉄で浅草に向かいました。

わが国最古の地下鉄構内と味のあるタイル壁。東京メトロ銀座線「浅草」駅です。
外に出て、浅草寺に向かいます。
仲見世の景色は江戸から変らぬ構図。

宝蔵門をくぐって浅草寺を前にすると左に五重塔、右にスカイツリー。

新旧の建造物、日本の技術の凄さを堪能。怪獣出てきたら絵になるだろうなあ。
そして浅草寺の美術。

まん中の小鬼が可愛いです。
浅草を出ると墨田の「
しゃぶ田」で、刺身で清酒をのみ、肉をたらふく食べてお開き。


しゃぶ田の肉はうまいよ、とろける系ですね。

牛の油が溶け出したスープで煮た豆腐もまたうまい。
随分贅沢だなって?自分じゃあ行けませんね。実家にゴチになりました。
そして、アメ横での買い物はこちらの数々。

カレー粉4種〈ボンベイ、カシミール、パキスタン、スリランカ〉、コリアンダー、カルダモン、麻椒、干しえび、腐乳。以上です。こんなに買ってどうすんのよ。そりゃあアンタ、いろんなカレーを作るのさ。
テーマ:ぶらり散歩&サイクリング - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/23(日) 22:59:59|
- 見聞・出歩き
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
巻き餃子 餃子の皮とタネの分量バランスがピッタリ合ったためしがない。必ずどっちかが余ります。
今回も女房が作ったと思しきタネだけが、冷蔵庫に佇んでいたので、ちょっとスナックを作ってみた。
適当に小麦粉とお湯を合わせて練って生地をつくり、棒で延しました。

ちょっと水分量が少なかったか、周りがひび割れしちゃいました。
そこに胡麻油を塗って餃子のタネを広げます。

手でペタペタやっちゃいましょう。
それを手前から巻いてゆきます。

そうです、中華点心の「葱油餅〈ツォンユービン〉」の作り方ですね。葱油餅ではこのあと更に渦巻きにして焼くのですが、今回の生地は硬かった。
なのでそのまま四つ切りにして

油で焼きました。
これが巻き餃子。ま、油餅〈ユービン〉と呼んでもいいですけどね。

今日はビールではなく、凍頂烏龍茶で。
油餅には豆板醤を溶いた黒酢をつけて。
…しかし、今日の皮は硬かった。味の無い瓦煎餅のようだった。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/22(土) 18:59:48|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
野菜三彩 何も考えずに醤油をかけていましたが、今日は違います。
自分で育てた白菜の中心近くの白いところをかじるとシャキっとしていて甘いので、塩水をくぐらせたリンゴの千切りと合わせてサラダ風。潤いにオリーブ油をひと匙回しかけました。
茹でた青菜はそのままでも十分ですが、わずかな塩みの補いにシラス干しを加えました。青菜と小魚はその有効成分の吸収を互いに助けるのだそうな。
このギリギリの調味で野菜そのものの味を確かめる3月22日の朝ごはん。

牛蒡、蓮根の根菜粥とともにあっさりといただきました。
心持ち体が軽くなったような気分になります。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/22(土) 11:52:43|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ガメラ再生 1
うれしい獲物でございます。
中野(東京)のレンタルショーケースで見つけました。
ニットーのガメラでございます。

わたくしにとって最も嬉しいアイテムでございます。

裏返すと下腹部からシッポが無く、ゼンマイも巻けません。
ジャンク品でございます。
ますます喜びます。
いじりましょう、直しましょう。
もうワクワクしますね。
しかも個体は子どもの頃親しんだ旧タイプでございます。

ギアの留め方で察することができます。この辺のことは
過去ログに控えてございます。
それでは早速ですが、解体してみましょう。

おお!懐かしくも美しい、このバラバラ感と成型色。これらをこれから掃除して整備するわけであります。胸は躍り腕が鳴ります。
そしてのども渇きますのでビールちょうだい。
いや、落着こう。
続いてゼンマイギアを拝見。

あぁ~あ、直線シャフトが曲がっていて、枠全体もゆがんでます。これじゃあ動きませんね。だいたい分かりました。こいつは
踏まれたな。仰向けになっていた所を、誰かのかかとで踏まれたな。そしてギアの折ヒレ部分からバキ!甲羅に向かって凹んだわけだ。
それでは次回より修復を始めまして、元の元気な姿に戻してやりましょう。
テーマ:模型・プラモデル - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/21(金) 20:49:34|
- 玩具・造型
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
焼酎アラカルト
キンミヤ 安い焼酎を楽しむ焼酎アラカルト。今回は焼酎そのものの紹介です。
宮崎本店の「キンミヤ」です。ちょいと名のあるモツ焼き屋さんに行けば「キンミヤ」と銘柄でメニューに載ってます。芋や麦といった本格焼酎と違い「焼酎」の名の下に一緒くたに語られることが多い甲類焼酎のなか、銘柄で呼ばれるなんて甲類焼酎の出世頭ですな。

今回は娘が作ってくれた親子の頭をつまんで一杯。何をやっても不器用で泣いてばかりいた娘がこういうものを作ってくれたとなれば、外で夕飯を済ませてきても食べずにはいられません。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/20(木) 20:52:04|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ジラース2000 〈ミレニアム〉 4
いよいよ形ができたジラース2000、今回は塗装です。
まずはいつものようにミックスブラックで全体をくるみます。

そして ベージュ→深緑→黄色→青 などを塗り重ねてゆきまして、完成です。
ジラース2000〈ミレニアム〉 でございます。



「ジラース ジラース おお!かわいい ワシが作ったジラースだぁ!」
このあと柊horiiはジラースに踏んづけられて絶命するのであった。
テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/19(水) 20:34:12|
- 玩具・造型
-
| トラックバック:0
-
| コメント:3
100年もの?<後編> 
A・Schild〈アドルフ・シールド〉社製というところまで判明した超古ジャンクの銀時計。今回はムーブメント裏側を覗いて見ましょう。

やはりシンプルな輪列構造です…が…あれ?ガンギ車(かぎ状歯のグレーの歯車)がテンプに直接からんでるぞ?普通はアンクルという脱進機が間を取り持つ構造です。はて?よく見てみよう。


やはりそうだ。テンプとガンギが直接からんでる。
こんな脱進形式があるのだろうか?
そこでいつものように古本をめくってみたら…
…ありました。

この下の図、まさにそのものです。なになに?[cylinder escapement]ですと?
解説文はこんな感じでしょうか?
シリンダー脱進という、貴石アンクル、フックアンクルと共に、時計に使われる第三のタイプがあります。
18世紀の初めに開発されたこのタイプは、非常に古いか安い時計に多く見られます。特にドイツでは1940年代まで生産されていました。
その動作はアンクル脱進と同じですが、よく見るとアンクル部がテンプ天芯に直結していることが判ります。<中略>
いろいろな面で、シリンダー脱進方式は、貴石アンクル脱進に精度のうえで下回るため、精度を追い求める需要の前に姿を消しました。 どうもかなり古いタイプの脱進形式のようです。
実物を見てみましょう。テンプを外しました。

これがシリンダー脱進機です。へぇ~、なるほどね、初めて見ました。この時計がもし1932年製だとしたら、シリンダー脱進末期の作ということになりますね。
ジャンク発掘もいろんな出会いがあって楽しいです。
それではケースのゆがみを直しまして、軽く磨いて組みなおして鑑賞しましょう。


ころんとした丸みのクッションベゼルに菊のりゅうずが可愛いですね。
18世紀に生まれ20世紀に姿を消したといわれるシリンダー脱進機構、チャカッチャカッと金属同士の当る軽い音も味わいです。標本としてこのまま取って置きましょう。
今回の控え
A・Schild SA cal.AS53 推定1932年 ブランド不明 でした。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/18(火) 20:23:51|
- 時計
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ジラース2000 〈ミレニアム〉 3
エリマキの土台ができましたジラース2000、今回は膜の成型です。
よく練ったエポキシパテを薄く伸ばして、裏側の頸の付け根から外に向かって成型してゆきます。

ヘラで表情をつけるということは「押す」方向に力が作用するもんですから、裏側から攻めて、エリの巻き上がり形状を先に決めちゃおうという魂胆です。
ここが完全硬化すると、表側の作業はし易いです。

三角の面積が広いところから埋めて行きましょう。ここは作業上の根拠はなし、心の問題です。いやな作業なので大きいところからつぶして行きたいという、ただそれだけです。
ふぅ~、成型はこの辺でいいでしょうか。

妥協点の低い柊horiiは、ここで満足するのでありました。
では次回、塗装して完成に持ち込みましょう。
テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/17(月) 20:16:38|
- 玩具・造型
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
あんかけソフトめん 一夜あけまして、昨日<3月15日>茹でたスパゲティの残りを冷蔵庫から取り出しますと、あら懐かしや小学校の給食に出てきたソフトめんにさも似たり。
鰯のつみれ汁の残りに白菜とワケギ、ベーコンを加えて煮込んだら、水溶き片栗粉でトロみつけ、温めた麺にどっぷりとかけました。

和風味かと思いきや、ベーコンと鰯が効いて何とも無国籍な味わい。煮込んだ新葱が時おりトロリと甘く溶けるのです。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/16(日) 11:06:43|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ノラスパ 家の脇に植えた野良傍菜〈のらぼうな〉が先週にまして伸びてきましたので、塩味のスパゲティにしました。
ベーコン、ワケギ、ニンニクを油炒めして麺と茹でた野良傍菜を和えまして、最後に黒胡椒をたっぷりと。

麺にしっかり塩味をつけて和えるだけにしてあります。食べた時にコントラストで野菜の甘みが引き立つからです。
そう言ってるのに、常に私に逆らう女房は、市販のミートソースを選ぶもんだから、さかんにショッパがって苦しんでいました。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/15(土) 19:25:00|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
3月15日の朝ごはん お粥と野菜メインの支度をして、健康を気取りました。

黒米入りのお粥に鰯のつみれ汁、蓮根、ホウレン草のオリーブ油焼きつぶし胡麻がけ、人参の酢漬けです。
いつも脂っこいものばかり好んでますもんで、たまにはこう涼しげな朝食もよいものです。
そして食後にお茶を一服。

静岡茶にぬる湯を注いで中国式で飲んでみました。
今朝の食事は、なんだか血液がきれいになるような気がします。
つーか昨晩飲みすぎて胃がもたれているのが本当のはなし。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/15(土) 12:48:55|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ジラース2000 〈ミレニアム〉 2
バンダイソフビのゴジラ2000をジラースに改造する件、第二回です。
頸周りに差したエリマキの芯に膜を張って行きましょう。
まずこちらは芯となるボール紙を配置した状態です。

ここにゴム系接着剤(SONY タフ みたいなやつ)を塗りまして、台所からアルミホイルを持ち出してきて貼って行きます。

きれいに貼るんじゃないんです。シワを寄せてから貼るんです。のちほど成型しますので。
よく固まってパリパリになりましたら、大まかに手で揉んで成型して行きます。

揉めば揉むほどアルミは締まって成型がしやすくなります。
そうしましたら油性ペンでシルエットの当たりをつけます。
描いた線に沿ってハサミを入れて、シルエットを決め、下地の溶きパテを塗ります。

エリマキの縁は、ちまちまと折って成型すると剥がれ防止になってよろしいですね。
続きましては、芯の部分をエポキシパテで盛って硬化を待ちます。

半硬化くらいの時に、巻き上がり加減などを成型するとよろしいようで。

今回はこのへんで、次回から膜の作りこみとまいりましょう。
テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/14(金) 20:20:39|
- 玩具・造型
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
100年もの? すごいジャンクです。

何がすごいって、その汚れっぷりです。文字板、ケースは真っ黒、ベルト掛けはグニャリと曲がっております。こんな外見だからこそ、中身が気になります。
それでは探検の旅に出てみましょう。
まず裏蓋を開けました。

ムーブに小さく[SWISS MADE] と打ってあります。材質は一見真鍮かとおもいましたが、メッキっぽいですねぇ。
あけた裏蓋のほうには…

こちらは銀製を表す刻印です。[925]とありますからいわゆる[SV925]スターリングシルバーと呼ばれるランクでしょうか。なるほど、だからケースが真っ黒だったんだ。それと手書きでちょこちょこと…何々?[3/55B 英字は判読不能] と [4143 A/10/32] だと?最後の部分は日付かな?A=8月、10日/1932年?製造日かな?だとするとなぜ?製品なら製造日を打刻すればよいものを…ん?しかし1932年だとすると職人一人一人の手組みですね。もしかして組みあがりにひとつひとつサインしていたのでしょうか? 裏蓋表側には何の表記もございません。
次にベゼルを外しました。

うひゃぁ~すごい状態です。印刷はほぼ飛んで消えております。夜光と思しき痕跡が数字にいくらか残っているだけです。秒針がサブダイヤルの広さに比べて極端に短いのが、微笑ましいです。
続きまして、針と文字板を外しました。

ヤスリ痕が何となくその厚みを感じさせる地板に、なにやら刻印が二つ。
丸に[AS53]と盾のようなマーク。
[AS]といえば、
以前控えておいた「アドルフ・シールド社」を思い出しますが、マークの輪郭が違います。はて?
もうひとつの盾のようなマークは、古本の中に見つけました。

[Ebouches Trust]とあります。この語句を手がかりに検索してみましたら
こちらにたどり着きました。
http://watch-wiki.org/index.php?title=Ebauches_SA こちらによるとこのマークは1936年時点で使用されていた「信頼の証」みたいな刻印だったようです。そして以前控えたアドルフ・シールドの瓢箪マークの始まりが1939年とありますから、丸にASでも合点がゆきます。結果、エボーシュメーカーは[A・Schild S.A]社と判明したわけであります。(
参考サイトにも書いてありますしね)
ふぅ…メーカーが判明しましたところで今回はこの辺で、次回裏側の探検へとまいります。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/13(木) 20:58:22|
- 時計
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ジラース2000 〈ミレニアム〉 1
子供の頃、大人になったらウルトラマン第十話「謎の恐竜基地」に登場するモンスター博士みたいになりたいと思ってました。湖畔の屋敷にひとり、カラスやヘビを飼いながら怪獣の研究をする、これは無上の贅沢ですな。実際大人になった今、怪獣だらけの部屋を見ると、夢はほぼ叶ったような気がします。うん、夢は小さい方が良い。
前置きが長くなりました。つまるところ「ジラース」が欲しくなったので、作ることにしました。
♪赤とんぼ 羽をむしれば唐辛子 ジラースも エリマキ取れば ゴジラかな♪
と、歌で知られてますように、ジラースはゴジラにエリマキをつけたデザインなんですね。
そこで取り出しましたのが


バンダイ「ゴジラ2000〈ミレニアム〉」1999年型です。こいつにエリマキを着けてジラースに仕立てようというのが今回の企みです。
ではメスを入れます。
まず首周りをスッキリさせましょう。

背ビレを上から二段、枚数にして四枚ほど切除します。ごめんね。
開いた穴はエポキシパテで塞ぎます。


ただ埋めるのではなく、デコボコを周りと合わせておきましょう。
そして、エリマキの芯となる部分を厚紙(お菓子の箱など)で作り、首周りに切れ目を入れてそこに差し込みます。

切れ目は飛び飛びでね。つないで一周入れちゃうと首が落っこちてしましますから。(そんなのあたりまえだろ!)
差し込み口に瞬間接着剤をちょい注しして硬化を待ちましょう。続きは次回。
テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/12(水) 20:47:45|
- 玩具・造型
-
| トラックバック:0
-
| コメント:1
焼酎アラカルト
ハム 埼玉県は大宮、その駅前に「いづみや」という食堂がある。食堂といっても昼間っから出来上がっているおじいさん達の飲みの場に近い。
そこのメニューに「ハム」というのがあったので、そいつを注文して焼酎梅割りを飲んだ覚えがある。ただ切ったハムである。しかも縁の赤いプレスハムである。最近滅多にお目にかかれない赤いハムが懐かしくて嬉しかった。
今回はそんな「いづみや」に思いを寄せて、なるべく発色剤などを使ったピンクのハムを選んで買い求め、焼酎の相手にした。

四きれのハム。
最初の一枚はそのまま食べる。
二枚目は芥子をつけて食べる。
三枚目は芥子をつけてキャベツを巻いて食べる。
四枚目は芥子をつけてキャベツを巻いてソースをかけて食べる。
そして最後は残ったキャベツで皿のソースと芥子を拭い取り、残さず食べる。
そういえば、「いづみや」にはもうひとつちょっと高いハムもあったと記憶している。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/12(水) 19:25:57|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
たのしい工作
ショッカー基地を作る 6
いよいよ形が出来上がってまいりました、ショッカー基地の紙工作。

今回はその仕上げ、首領の指令が下る時にピコピコ光る鳥の胸ランプを仕込みます。
まず用意した発泡スチロールの廃材に直径1cmの穴を開けます。

そこに100円ショップで購入したミニサイズLEDランプを差し込んで大きさを確認します。

発泡スチロールは弾性があるので、少しキツめくらいでよろしいですね。
はい、穴径が決まりましたら穴位置を合わせて、鷲の裏に貼り付けます。

それでは試しに点灯してみましょうか。

おお!ちょっと眩しいけど、これでいきましょう。
というわけでございまして唐突ですが、ショッカー基地の
かーんせーいでーす!
【今回の材料】控
・赤いプラボード 105円
・10mm厚ウレタンボード 105円
・5mm厚ウレタンボード 105円
・赤い色画用紙 105円
・鉢底ネット三枚入り 105円
・工作用紙 105円
・ミニLEDライト 105円
・ダンボール、発泡スチロール(廃材)その他ジャンク部品
・塗料、接着剤、両面テープなど適宜
はいはいそれではお待たせしました、作業を手伝ってくれた戦闘員の皆さんによる内覧会です。

ふふふ…楽しそうだわね。
では照明を落として写真を一枚撮りましょう。

雰囲気いいじゃ~ん!
…で ふと 我に返った。
これさぁ
作ってどうすんのよ? というわけで撤収です。
収納は簡単。

こんなにペッタンコになります。
長いこと作ってまいりましたショッカーシリーズ、これにて作業終了です。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/10(月) 20:45:32|
- 玩具・造型
-
| トラックバック:0
-
| コメント:3
コウサイタイのゴマサラダ 夕飯にライスカレーが食べたかったので、付け合せのサラダに畑で摘んできたコウサイタイ〈紅菜苔〉を使いました。
コウサイタイを茹でて冷水に放ち、締めたのちによく絞って盛り付け、剥き胡麻を指でつぶしながら振りかけ、胡麻油とナンプラーを軽くまわしかけただけの簡単なものです。

胡麻の香りがアブラナ科独特の青臭さをやわらげ、甘さを引き立たせます。ちょっと柔らかい山菜という感じでモリモリ食べられます。
今日のお昼は野良傍菜、なんだか菜の花ばっかり食べてるなあ。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/09(日) 19:24:15|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
野良傍菜〈のらぼうな〉
本日<3月9日>は犬と留守番です。
住まいの横にバラ播いてあった野良傍菜が、食べごろに育っておりました。

太めのところをポキリポキリと五本ほど摘んできて、塩茹でにしました。

水にさらさない茹で上がりをいただきます。アスパラとまではいかないけれど、茎がホッコリと甘くて熱くて、ビールにぴったりです。マヨネーズにタバスコをかけまして、時おり味に変化をつけます。
これが本日のお昼ご飯。う~ん健康的ぃ。(このあと日清焼そば食ってたろ)
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/09(日) 15:11:50|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
次のページ