野菜のグリル さて、本日の農産物料理のお時間です。
畑でとってきましたズッキーニ、青唐辛子、ニンニクなどをグリルで焼きました。お料理というほどではありませんが塩とオリーブ油を少々振りかけてあります。

ニンニクは小ぶりのところを丸焼きで、お尻をつまんで前歯を立てるとチュルンと中身が飛び出して口の中で溶けます。獲れたてのズッキーニは皮も実もとろとろ。野菜そのものの個性を味わうには塩だけでよろしいようです。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/05/31(日) 16:27:32|
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トマトの植え付け 強風に背中を押されながら、自転車を飛ばして畑に出向きました。
ここ一週間雨が降らなかったので、土はパサパサに乾いておりますが、健気に生きる野菜たち。
ズッキーニが実を太らせてます。

一本とって帰りましょう。
南方野菜も少しずつ育っております。

左がパクチー、右がモロヘイヤ。
褐斑病〈かっぱんびょう〉を患ってしまい、とうとう枯れてしまったニンニク。

哀れな情景、すべて掘りあげてみましたが、全体的に小粒です。
そして本日のメイン作業はトマト〈フィオレンチーノ〉の植え付けです。

20本植え付けました。果たして夏に赤い実をぶらさげてくれますかどうか?
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/05/31(日) 16:04:48|
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サメのガーリックステーキ おいしそうな割には、やたらと安いサメの切身。4切れで300円ほどですからお財布にやさしい材料です。
今回は塩コショウをして粉を振ったサメの切り身をバターで両面焼きまして、たたいたニンニクに赤ワイン、醤油少々で味付けをしました。

値段の安さによほどまずいのか?と疑念を抱きつつひと口食べたら何の何の、おいしいではありませんか。鰤〈ぶり〉の切身から旨みを差し引いたような感じです。
何だその褒めてない表現は?
いえ、淡白な味ということです。骨がなくてクセもない、軟らかくて食べやすいタンパク源として年配の方にもお薦めしたいですね。
半分でビールを飲み、半分でご飯を食べました。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/05/30(土) 21:52:53|
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薬膳カレー お酒を飲みすぎた翌日はピチャピチャのゆるいカレーがいいです。
そうは申しましても食欲の無い時は、それにしたがって何も食べない方がよろしいのかとも思いますが、そのままですと次第に衰弱してまいります。そんな時、クミン(馬芹)、フェンネル(茴香)、クローブ(丁子)など、胃腸薬でおなじみの面々を油で煮まして、ニンニク、ショウガ、玉ねぎのみじん切りを加え、スープとカレー粉、でぐらぐらと煮込んだ薬膳カレーをこしらえるんです。

ひとくち食べますと重たく目を閉じた胃袋が、じわじわと瞼を開きはじめます。
スカっとキレのよいスープカレーですが、最後の方はご飯がおじやみたいになってマイルドな口当たりになります。ガッツキたくない時に食べる、お薬カレーです。ときどき煮えたクローブが苦い汁をだすんですが、それがまた薬っぽくてちょっとうれしい。
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- 2015/05/30(土) 19:56:21|
- 料理・食
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紙ギャオス いつもお世話になっている日本模型界の巨匠『
努ブログ』主催の努様が、ご自身のブログでご紹介されていた
紙工作のギャオスをコピーさせていただきました。

しかしまあカラーコピーが自宅で出来るなんて、いい時代になりました。昔はコピー屋さんという商売があって、カラー印刷が必要になるとお金を払ってやってもらったものです。たしかA4一枚が400円くらいしましたっけ。
工作用紙として一緒に写っているDVDの表紙にピッタリと貼りまして、カッターでパーツを切り抜きました。

今は先の尖ったカッターナイフがあるのできれいに切り取れますが、子供のころですとハサミやボンナイフを不器用にかき回していましたから、ささくれ立ったザラザラの切り抜きになってましたね。
パーツがそろいました。

紙でありながらパーツがそろいますと、プラモデルを組む前の気持ちに似たワクワク感が生じます。
折り目には鉄筆で溝を引き、曲げる部分は丸棒でしごいてクセをつけてから組み立てます。

この黄色いチューブのセメダインの匂いがなつかしい。
セメダインが固まったら、紙の切り口をグレーで塗って、紙ギャオスできあがりです。

なかなかいい角度で翼をひろげた絶妙な設計ですね。美しいフォームです。
こうして紙のギャオスをながめていると、怪獣の形をしていれば何でも嬉しかったあの頃を思い出します。
それでは我が家のギャオスを集めて記念撮影。

ギャオスは、丸モチーフのガメラに対する、三角モチーフで構成された敵役としてピッタリのデザインですね。スピード感あふれる矢印のような頭の形、人間をぽりぽり食べる尖った口先と歯、あらゆる箇所に三角がちりばめられた徹底したデザインは、子供がだまって絵に描けるほどシンプルで明快。まさしく名怪獣といえましょう。
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- 2015/05/29(金) 12:11:48|
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鶏とコンニャクの田舎煮 なんだか無性に鶏の煮込みが食べたくなりましたので、手羽元とコンニャク、メンマを八角風味の醤油味で煮込んでみました。
短冊切りにしたコンニャクをグラグラのお湯で下茹でします。

茹で上がりをザルにあけまして水分をとばし、今度は油でチリチリに焼きます。

はじめはバチバチ、つづいてジュクジュク、やがてはチリチリといったところでしょうか。
コンニャクを焼いている間に作業していたのが鶏肉の骨だし。

皮の反対側を開いて骨の両脇に切れ目を入れるだけで、骨抜きではありません。こうしますと食べるときの骨離れがよいのです。
コンニャクが焼けましたら、そこに鶏肉と生姜を加えて更にいためます。

砂糖と醤油を加えて染み込ませるように炒めます。
ある程度といいますか、醤油が焦げ付かない程度の頃合いでお水をひたひたに注ぎます。

八角ひとかけらとメンマを加えて強火のまま煮飛ばします。
汁気がなくなってタレ状になりましたら出来上がりです。

鶏手羽肉とコンニャクの田舎煮込みです。
育てているニワトリを絞めて、保存してあった干し筍をコンニャクとごった煮にした、田舎のあったかい暮らしをイメージしまして“田舎風”と名付けました。
口に運べば煮込まれた鶏の皮はトロっとほどけ、骨を出してありますからお肉がほろりと外れて食べやすい。八角醤油の香りが食欲をそそります。ところがこのおかずの本当の見所は、鶏のダシをたっぷり含んだコンニャクのおいしさにあるのです。
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- 2015/05/28(木) 12:12:06|
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CITIZEN NEWMASTER 3
ジャンク品のシチズン“ニューマスター”いよいよ組み立てです。
文字板を組み込みました。
目を見張る見事な文字板デザインです。

分針の高さをも越えるコマの形のインデックスが、ストーンヘンジのように文字板を取り巻いています。それがまた単なる円柱でないところが良い、生地のブラックに映る姿がカッコイイではありませんか。そして中央を貫く十字線、この存在が重要です。丸いドットインデックスを同じ大きさで全周配置しますと、12時位置および“何時か?”という判読性が極めて困難になります。そこをこの十字線が一気に解消し、なおかつ007のオープニングを想起させる照準機のようなイメージがダンディさを演出しています。加えて、3時のカレンダーに連動する如く、ブランドロゴが横一線に配置されているところがまた憎い。中々お目にかかれない主張のあるシンプルなグッドデザインだと思います。
針をつけたら、また十字線が一段と威力を発揮していて、全体を眺めるとまるで輝きを表現する放射線に見えます。だからこそ、このブランド配置も活きるわけで、もし仮にブランドロゴが、普通に12時位置にあったとしたら…この輝きを一部遮断することになります。つくづく考えられたデザインに唸らされます。

そしてそして、赤いカレンダーが見事なスパイスになっていて、おもわず笑ってしまいます。もちろん良い意味でですよ。
ケースに納めまして、お掃除終了です。

ベルトをワニ風のキャメルにしました。

ここはフツー黒だろ!って思われるかもしれませんけど、黒ですと文字板が持っているダンディな色気がかすんでしまうんですね。これくらいのアクティブ感があったほうが、文字板も活きると思います。バンド選びは単に色を合わせるのではなく、ヘッドの持っている雰囲気を読み取ることが肝要だと思います。(個人的な見解ですけど)

このアシの面取りがまたいいですねえ。固いステンレスケースならではの味付けです。真鍮ではこうは参りません。素材のうまみを生かしたデザインだと思います。

本日の控え
CITIZEN NEWMASTER cal.1802 20石 1969年 でした。
たしかこれ、2000円くらいだったと思います。いい買い物でした。記事を書いている時点で既に実用していますが、時間も合いますし、お気に入りの一本となりました。
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- 2015/05/27(水) 12:14:32|
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大魔神壊れる 映画のタイトルではありません。
せっかく二十数年がかりで完成した大魔神像が、昨日(25日)の地震で壊れちゃいました。
首が吹っ飛んだ。

左腕が付け根から折れた。

指が二本吹っ飛んだ。

一本はいまだに見つかっていない。
こんなに早く壊れるなんて…くやしい…くやしすぎる。
大魔神以外にもこれだけ壊れました。

完全に意欲を失った私は、自棄酒〈やけざけ〉を始めたのであった。
ちきしょう… ちきしょう…
ちきしょう…
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- 2015/05/26(火) 12:12:03|
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アラカツマを作ろう 26〈終〉
粘土で作ろう大魔神。いよいよ最終回となりました。
最後の儀式は瞳を注す作業です。

これが難しいのです。目が衰えてしまってピントが合わないうえ、黒い筆先って見えなくて狙いが定まらないのです。写真は黒まで注したところで、このあと黒目の中心に赤を注し、乾燥の後、ニス入れをして完成です。
お次は台です。
手ごろな木の輪切りを買ってきまして、透〈すき〉のカシューで塗りました。

よく固まりましたらクレンザーを水で磨いて木目の濃淡を立てます。

気分は漆職人気取りですが、そう簡単にはまいりません。ムラムラな仕上がりとなりました。
それでは全てを組み立てまして、阿羅羯磨立像〈アラカツマりゅうぞう〉の完成です。

思えば「仏像のような大魔神を作りたい」と思い立ったのは二十代の後半でした。あれから二十数年、放ってあった作りかけを完成に持ってゆこうと決心したのが会津の漆職人さんとの出会いでした。その工房で見せていただいた香箱のいぶし金の味が創作意欲に火をつけたのであります。

これも何かの縁、魔神はその日をじつと待っていたのだろうか。

映画のそれとは違うけど、私はこういうものが作りたかったのです。

背負うのは四本の矢。
“地 水 火 風” の四大元素をあらわしてます。

憤怒の相、弱いものを苦しめる悪者どもは許さない。

悪を斬る正義の剣。

それでは声に出して唱えましょう。
掛まくもかし畏き 阿羅羯磨の大神 〈 かけまくも かしこき アラカツマのおおかみ 〉
諸々の禍事 罪 穢有らむをば 〈 もろもろのまがつごと つみ けがれを あらんをば 〉
祓へ給ひ 清め給へと白す事を 聞食せと 〈 はらへたまひ きよめたまへともうすことを きこしめせと 〉
恐み恐みも白す 〈 かしこみ かしこみももうす 〉

アラカツマを作ろう
- 完 -
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- 2015/05/25(月) 12:05:31|
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鰹のひたひた 刺身用の鰹〈かつお〉を削ぎ切りにしまして、キュウリの微塵切り、おろし生姜、紫蘇の実漬け、煎り胡麻を添えて、胡麻の油とお醤油を回しかけました。

名前に“ひたひた”とありますが、ひたひたに漬かるほどでなくて良いのです。かるく全体に回る程度でよろしいのですが、お箸で持ち上げた時の感覚がひたひたしてましたので、このように表しました。

胡麻の油が効いていまして、熱いご飯に乗せますと、香りが幾倍にも広がって薬味の威力もピシっと決まります。これこそ、お酒に良くてご飯に良い、初夏のごちそうですね。
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- 2015/05/24(日) 21:14:45|
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雑穀粥とオカヒジキ 予定通り二日酔いになりました。
あわ、きび、ひえ、大豆などをブレンドした雑穀粥をこしらえまして、昨日収穫したオカヒジキの胡麻油炒めを糧に、ひっそりとすするように食べました。

我が家で使っている雑穀ブレンドは、九州は福岡の
㈱こだわりもん工房さんの“
九州産 十六種類の雑穀米”です。これがあれば手軽に雑穀ご飯がご家庭でつくれます。
きょうも昼から怪獣仲間の会合があります。怪獣ネタで酒を飲みまくる集まりなんだけど…ああ、ウーロン茶にしておこうかな…。
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- 2015/05/24(日) 08:57:32|
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ゴーヤの植え付け ポットに種を播いたゴーヤが本葉をのぞかせてきましたので、家の前にじか植えしました。

二階からネットを張りまして夏場の日よけにします。そしてゴーヤから離れたところにオクラとイタリアンパセリの種を播きました。
つづいてこちらは去年の秋播き野菜の余り種です。

これらをプランターに播いてベビーサラダミックスにしようという企みです。
混ぜて播いてみたところです。

大きいのが大根、黒いのが白菜、茶色がコウサイタイ、白い葉っぱみたいなのがレタスです。
土を被せて水をやりました。

はてさて、ベビーサラダはできますでしょうか?
畑の方では、心配していたジャガイモが、それなりに大きくなっていました。

一本立ちにしたトウモロコシもぐんぐん育っています。

ズッキーニにも赤ちゃんができています。

病気で倒れたニンニクを引き抜いてみました。

やはり去年に比べて小さいです。
南方野菜のオカヒジキが大きくなっていたので、軟らかそうなところを摘んで帰りました。

これが初オカヒジキです。
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- 2015/05/23(土) 13:53:08|
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健康定食 近所の農家から蕪〈かぶ〉を分けていただきましたので、今朝<5月23日>は蕪を使った健康定食です。
六っつ割りにした蕪と小松菜を鶏ひき肉をだしにして煮込み、片栗粉でとろみをつけました。
そして厚手に剥いた蕪の皮を塩もみにしまして、西洋マスタードとオリーブ油、お酢で和えた“皮のからし酢”。

蕪中心のおかずでございます。少量の鶏肉がたんぱく源、それにお酢、オリーブ油と体によさそうな材料ばかり。そこに赤米混合のごはんと若布の味噌汁ですから、これは健康定食とよべましょう。

いつも肉ばっか食べて、酒ばっか飲んでいるので、たまにこのような食事をしますと気休めになります。
そして今宵はたぶん大酒をのむだろう…。
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- 2015/05/23(土) 08:23:10|
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博多 カリカリ鶏皮 東京はJR有楽町駅前にあります“交通会館”には日本各地のアンテナショップが入っていまして、いろいろな県のお国自慢がたのしめます。
それはそれは各県が力を注いだお酒や珍味、お菓子なんかのオンパレードですから興味と購買意欲はつきません。ですが手当たり次第に買ってしまってはお金は持ちませんし荷物になります。
そんな中、これだけは!と思って買ってきましたのが、これ。

福岡県のおみやげ“博多 カリカリ鶏皮”です。
持って帰るには軽そうですし、見ただけでビールが欲しくなるビジュアルパワー。値段も手ごろで、60gが三袋入って1000円(+税)。
添付されている味塩コショウをかけていただきます。

カリカリカリ…
油ってどうしてこう美味いのでしょう。これはまさに油を食べるスナックという感じで、こういう乾いたごちそうとビールがまたよく合うんです。そして指についた塩をなめながら、またカリカリ…。一袋なんてすぐに無くなってしまいます。
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- 2015/05/22(金) 12:01:54|
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アラカツマを作ろう 25
これは手芸屋さんで買ってきたステンレスの鎖です。

これをガス火で炙ります。

そうしますと酸化皮膜ができまして色がつきます。

写真のように温度、焼き加減によって色が変化いたします。
ここから黒っぽいところを切り出しまして、宝剣つなぎに使います。
平行して掛け金具を作ります。
アルミ線をU字に曲げまして、黒塗装。

穴を開けた鞘と帯にこの金具を固定します。

瞬間接着剤でカッチリ固定しました。
それらを鎖でつないだら…

よろしいんじゃないでしょうか。
あとは目を描いて完成です。
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- 2015/05/21(木) 12:12:33|
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CITIZEN NEWMASTER 2
ジャンク品のシチズン“ニューマスター”修理の巻、第二回はムーブメントを見てみましょう。
まず文字板側です。

なぜか真っ赤なカレンダー。毎日が日曜日みたいでハッピーなデザインですね。(笑)
そして機械側。

おお、防水ケースに守られていたせいかコンディションは上々です。
テンプを外しましたら…出ました、機種名。

“1802”とありますから、
以前控えたホーマーデイトといっしょです。裏刻印の製造連番から推測するに製造年は1969年だと思うので時代も合っています。

上の写真は脱進機と受け板を外したところで、このあと分解掃除に挑もうと思いましたが、角穴車(一番大きいやつ)のネジが固くて固くてあきらめました。以前、無理に回してネジ頭がポロリ、再起不能に陥ったことがありましたもので。
今回はアンクルと天心に油を注すに留めておく事にします。

それでは元気に動くテンプの上から、パラショックを外して油を注しましょう。

インカブロックとよばれるルビーの嵌った金色の押さえバネをそっと外すと中に納まっている蚊取り線香みたいなバネ体、これがパラショックです。衝撃を上下に力を逃がすことで天心折れを防ぐのです。そしてこれもそっと取り出し…これがまたすぐ行方不明になるのです…ほぞに油を注します。
神経を使う作業です。ここまででムーブメントの手入れはおしまいといたします。
次回は組み立てと鑑賞です。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2015/05/20(水) 12:15:34|
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包丁の柄 これは母から譲り受けた三徳包丁です。

研ぎながら20年くらい使ってましたけれども、とうとう壊れました。

柄の中で本体が腐蝕していたんですね。ボロッボロでございます。
もう少し使っていたいので、素人細工で応急的に直しておこうと思います。
まず丁寧に全てのパーツにばらしました。
もう中はグズグズですから、ちゃんと直すには鍛冶屋さんに依頼しないといけませんけれども、そこまで本品に固執していませんので、とりあえず自宅のサンダーで部品を磨きなおします。

写真の上段が磨き前、下が磨いた後です。木が固いのでなかなかきれいになります。
刃物本体も錆を落とし、ボルトで止めます。

形ができたら刃を良く研ぎまして…

出来上がりです。

ためしにトマトを切ってみましたが、上々の切れ味です。

これでもう少し、使っていられそうです。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2015/05/19(火) 12:14:07|
- 暮らし・修理
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アラカツマを作ろう 24
粘土で作る大魔神像の続きです。
あらかた下塗りができました。
黒カシュー
↓
金粉入り透カシュー
↓
金粉蒔き
↓
黒カシュー刷り込み
の工程を終えて乾燥させた胴体です。

欲しかった“いぶし金”は得られたものの。まだテカテカしているので、つや消し作業を施したいと思います。
水彩絵の具の緑を水でゆるく溶きまして、そこへ粉のクレンザーを混ぜ込みます。

濃度は適当に加減して、粉多めといったところでしょうか。
出来た溶液を全体に塗って乾燥させますとこうなります。

うはー!錆びてしまったー。
と言いたくなる状態になりますので、これを歯ブラシでこすります。

この作業を繰り返して好みの質感に育てます。
今回はここまでです。次回は宝剣の取り付けです。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/05/18(月) 12:08:56|
- 玩具・造型
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ニンニク花の豚肉炒め きょうの農産物料理でございます。
今回持ち込みましたのは、ニンニクの花芽、よく“ニンニクの芽”とか“ニンニクの茎”などと呼ばれる細長い部分です。中国料理やさんでは“蒜苔〈スヮンタイ〉”と表記される、この時期、年に一回だけの収穫物でございます。
この花芽をさっと茹でまして、豚肉と生姜の千切りとともにしょうゆ味とナンプラーで味付けをしたカンタン炒めです。お皿に盛り付けてラー油をまわしかけました。
蒜苔肉絲 〈スヮンタイロースー〉
やはり獲れたては冷凍と違いまして、パキパキこりこりと甘い汁をはじけさせますね。そしてニンニクの旨みと香りを備えてますから、薬味は生姜だけで十分でございます。
干しエビ味のさっぱりした薄味ビーフンのおかずとして、小皿にとって一緒に食べるんです。

肉ビーフンみたいな食べ心地です。
きょうもビールがすすみます。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/05/17(日) 17:08:26|
- 料理・食
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トウモロコシの手入れ 今日<5月17日>はカラっと暑くて夏休みのようです。
二、三日まえに大雨が降ったので、野菜たちはさぞ元気だろうとひとつひとつを見て回りました。
まず南方野菜たち、オカヒジキとパクチーです。

なんとなくタイ料理の上に乗っているやつに似てきました。
クウシンサイとモロヘイヤはまだ小さいです。

モロヘイヤなんか他の草と混じっちゃって、どれがどれやらわかりません。
夏野菜をみていたら、なんとズッキーニが早くも発病?

病気を防ぐためにビニールマルチを敷いたのに、無力だったか。
でもうどんこ病とは違うようですねえ、ちょっと葉の裏を見てみよう。

なるほど、アブラムシに吸われた痕だったわけですね。それなら指で祓って水洗い。薬は使いたくありませんからね。

はい、今日はここまでにして、また来週チェックしましょう。
そして本日のメイン作業は二本ずつ植えてあるトウモロコシを一本立てにして、風で倒れないよう土寄せをしておきました。

けっこう大きくなってきましたよ。
褐斑病に冒されてしまったニンニクですが、花芽を伸ばしていたので、摘んで持ち帰ることにします。

花芽の下のほうを持って上に引っ張ると、ピコンと鳴って面白いように抜けるんです。
そして先週播いたツルナシインゲンが早くも双葉を開かせていました。

カワイイお豆の子。
自宅に戻りまして、ノラボウナの空き地にキュウリの苗を植え付けました。

夏休みには捥ぎたてのキュウリが食べたいですからね。
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/05/17(日) 16:48:13|
- 家庭菜園
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雨が上がったら 蛙の声を聞きながら、ひとりでお酒を愉しんでいましたが、いつのまにか静かになっていたので、ふと外に目をやると雨が上がっていました。
思わず笑みがこぼれますねえ。
さっきまで啼いていたのはアンタかい?

じっと佇むケロちゃん。
私のカメラに気づくと慌てて体勢をかえるカエル。

鉄骨を伝って逃げて、ようやく落着いたところがここ。

なんとなく安心した顔にみえるケロちゃん。
私の親指ほどの小さな生き物のひとときをこうして見守っていると、自分も偉大な存在に見られているのかも知れないなあと思うのは、これ自然な発想でしょう。
テーマ:散策・自然観察 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/05/16(土) 15:53:10|
- 金魚・生き物
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菊水
五郎八 〈ごろはち〉
実家から
菊水酒造(新潟県)のにごり酒“
五郎八”が送られてきました。

今日<5月16日>は雨だから畑にはでられませんし、それに少々寒いです。そういうことでしたら、もらったお酒で、お酒ランチを楽しみましょうか。

桑の木工芸の湯飲みでにごりをひと口ふくみますと、にごり成分がもたらす滑らかな舌触りに乗って甘みが舌いっぱいに広がります。今でこそウイスキーやワイン、甘みのある清涼飲料が星の数ほどありますけれど、そういうものの無かった昔は、この“酒”というお米で作った飲み物こそ、最高に貴重で神秘的な飲み物であったことでしょう。
小料理の方はこうです。

ホヤの剥き身を刺身にしまして、ワサビを効かせた酢醤油で。
若い頃、岩手で初めて食べた時は、鮮烈な磯の香りに抵抗を覚えましたが、歳を経るにつけその個性味の虜になり、今では時おり無性に食べたくなる好物になっております。
もうひとつは蚕豆〈そらまめ〉の丸焼きです。

鞘ごとグリルで焼いた蚕豆で、熱々の鞘を割きますと湯気と共に蒸しあがった豆が顔を出す仕掛けになっています。以前は鞘から豆を外し、塩茹でして食べていましたが、近頃はもっぱらこの方式でやっています。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2015/05/16(土) 15:11:11|
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にらたま炒め またニラかよぉ。
だってあるんだもん。
単に“にらたま”と申しますと、汁気たっぷりの和風玉子とじと、中国風玉子炒めの二種類を思い出します。今日のは炒めるほうでして、ニラとモヤシを薄塩味で炒めまして、溶き玉子を加えさっくりと焼き、盛り付けてからお醤油とラー油を回しかけただけの超簡単おかずです。

カブの味噌汁とともに朝ごはんのおかずにしました。これひと品で、ご飯一膳ペロリと平らげました。餡かけソースを作ってどんぶりにしても良いかもしれません。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/05/16(土) 11:30:56|
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ポークサンド 健康診断が終わった開放感もあって、一杯やって帰りたかったが友達にめぐまれず、仕方なくビールを買い込んで家路に着くと、娘からメールが入ってきた。
そうか…よかった。
帰宅して着替えを終えるとタイミングよく出てきたのがこれ。

豚肉のパテと野菜をイングリッシュマフィンではさんだポークサンドです。
マヨネースがベースのマスタードソースに薄切りのアボカドが、ねっとりと口の中で混ざってクリームとなり、肉にからんで喉に落ちる。なんにも出来ないバカ娘と自分でいっていたあの子が、こんな技をどこで覚えたんだろうか?それを想うと泣けてくる。そんな思いを秘めながら、手づかみでこういうものをかじってビールを飲むとことさら美味い。
あぁ、寄り道しないでよかった。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/05/16(土) 11:15:12|
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アラカツマを作ろう 23
とうとう23回目になりました、粘土で作る大魔神像。今回は武具の内側を仕上げて行きたいと思います。
これらは、金粉練り込みの透〈すき〉カシューを塗った武具の内側です。

部位で申しますと、肩のびらびら“大袖”と頬当てのところです。
ここにメタルカラーのゴールドを塗りまして…

完全に乾きましたら、歯ブラシで磨きます。

金のラッカーにつやを出しつつ、磨耗させて下の金粉を研ぎ出す効果も狙っています。
お次は現場を変えまして、後頭部の“しころ”部分に取り掛かります。
まずはメタルカラーのダークアイアン(黒鉄色)でベタ塗りをします。

ここまでは何となくつや消し。
これを布でシコシコ磨きます。しころをしこしこ。

Mr.メタルカラーの威力で金属光沢が浮き出てまいります。
鉄みたいな質感になりましたら、エナメルの黒で谷を汚します。

エナメルはラッカーより弱いので下の鉄色を濁らせません。それが逆ですとダメなんです。溶け合ってグレーになっちゃいます。今回は三種の塗料を使っております。強い順にカシュー、ラッカー、エナメルという風に外へ外へと塗り重ねております。そして最後には“水”という工程がありますので、それは次回やってみたいと思います。
今回はここまで。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/05/15(金) 12:03:13|
- 玩具・造型
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ニラカルビー またニラかよぉ。
刈り取ってもまたすぐ元に戻るニラの生命力は、そのまま栄養分にも表われておりまして、古くより薬草として尊ばれてまいいりました。その効能は血液循環によろしく、また胃腸の働きをたすけるとされていますから、エネルギー源になりつつも消化に負担のかかるお肉との組み合わせは、まさに理に適ったコンビと申せましょう。
今回は、安い牛肉に焼肉のたれを揉みこみまして、たっぷりのニラとともに鉄板焼きにしました。そこに発酵食品である白菜キムチを添えましたから薬効成分満点であります。

甘辛い焼肉のおいしさは今さら申し述べるまでもなく、我慢できずにご飯のお代わりをしてしまいました。こういうものをモリモリ食べて元気になることこそ、健康とあらゆる活力の源であります。ダイエットはいけません、やせてしまいます。
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- 2015/05/14(木) 12:15:23|
- 料理・食
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CITIZEN NEWMASTER 1
骨董屋さんのジャンクコーナーでみつけました。

国産時計のたのしみ、シチズン“ニューマスター”です。
りゅうずを巻き上げますと、チチチ…と動きまして、中身には異状はなさそうですし、外観もそれほどひどくありません。

裏刻印もはっきりと判読できる、良い状態です。
“WATER PROOF”と書いてありますから、ネジ蓋式の防水を売りにしていたのでしょう。加えて、製造連番から察すると1969年製とみられますので、ホーマーの前身である“ニューマスター”ではなく、ホーマー後期の輸出向けペットネームであることが推察できます。
蓋を開けてみましょう。

これは
ホーマーデートのムーブみたいです。手巻きのカレンダー付き20石、元気に動いています。どこがジャンクなのやら?
ベゼルを外そうと思いまして開け口を探していましたら、ベゼルが少々錆びていますね。

刃物を入れてベゼルを持ち上げましたら、ガザガザガザ…とかすれる手応え。

うはぁ、これがジャンクの所以だったのか、すごい錆びです。プラ風防が文字板を被い、防水パッキンの役目を果たしているので、中の機械はきれいですが、ベゼルとケースの隙に入り込んだ水分は拭き取れないのでそのまま腐蝕を進めていたのでしょう。
こうなりゃあシコシコ錆を落として、お掃除するしかありません。

ステンレスケースですから思い切った作業がしやすいです。真鍮ケースですと痩せてしまいますんで、こうはできません。
奮闘努力の結果、ここまで立て直しました。

ここまでで一仕事でした。
次回、ムーブメントを鑑賞いたしましょう。
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- 2015/05/13(水) 12:09:22|
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スクリーンスティック それなあに?
カチャカチャと何やら見たことのない棒をいじっている友だちのケンくんにたずねたら、何でも投影用のスクリーンを上げ下げする鍵棒だと言うんです。
見せてもらうと肝心要の鍵部分が折れているではありませんか。そういうことでしたらお直ししましょうと言うことで預かってまいりました。
これがその鍵棒です。

先端の機能部分がまん中から折れています。
とりあえず瞬間接着剤で仮止めをした後、内側をプラリペアで盛り上げます。

さすがにこれだけでは心細いので、裏返しまして背中のほうにも加工をしましょう。
背中に針金の芯を入れるための当たりをつけます。

このように鎹〈かすがい〉のような芯をインレーすることによって折れ難くする計画です。
マーキングした線に沿って電動リューターで溝を彫り、アルミ線をセットします。

そこにプラリペアを流しこみ、カッチリ硬化させます。

そして粗目でざっとペーパーがけをします。
さらに練っておいたエポキシパテで補強、ベッタリと貼り付けます。

ここで硬化を待ちます。
固まりましたら紙やすりで丸みをつけまして、黒カシューで厚塗りをします。

今回は二度塗りです。
完全に固まりましたら完成です。

これでまた何回か使えるようになったのではないでしょうか。
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- 2015/05/12(火) 12:04:39|
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アラカツマを作ろう 22
黒いカシューで下塗りののち、金粉練り込みの透〈すき〉で重ね、さらにその上から金粉を蒔いて固まらせたのが前回までのこの状態。

飴に埋まった赤っぽい金と表面に露出する金を層にして深みを狙いました。
ですが、この上から黒を塗ります。
そして生乾きの頃合いを見計らって布で拭き取ります。

乾いたらまた黒を重ねて拭き取る。

納得のいぶし金を求めて、この作業を繰り返します。
宝剣のほうも形ができましたので、同じように黒で下塗り。

金粉入りの透〈すき〉で重ね塗り。

生乾きの時に金粉を蒔きます。乾いた筆につけてパラパラと振りかけます。

乾いたら黒で塗って拭き取り。

このように黒の摺り込みを繰り返しまして、この辺でよろしいでしょうか。

宝剣のできあがりです。
ですが神様本体の方は、まだまだです。
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- 2015/05/11(月) 12:11:06|
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ニラ炒め台湾風 またニラかよぉ。
露地栽培のニラは、今が食べごろなんです。肉厚のニラを干しエビ味で炒めました。炒めるというより煮るにちかいでしょうか。
コップ半分ほどのお水に干しエビを入れて煮立て、ダシが出たころに油とお醤油、そこにたっぷりのニラを炒め煮のようにからめてしっとりしたら出来上がりです。

ニラだけをもりもり食べる。
その昔、西新宿にある台湾料理の名店『山珍居』でいただいたニラ炒めがおいしくて、おいしくて、たしか干しエビ味だったと記憶しています。今日はそれにあやかりまして、台湾風とつけさせていただきました。
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- 2015/05/10(日) 16:38:30|
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