MONOGRAM
CREATURE FROM THE BLACK LAGOON 16
半魚人のプラモデル制作記録も、いよいよ仕上げです。
蛇腹の段々にシャドウを入れて

金で瞳を注したら

半魚人本体の出来上がりです。
それでは最終工程まいります。

台に半魚人を取り付けます。

最後は題字です。
全体を眺めて色を検討した結果、黄色にしました。

黒で縁取りというか、コントラストをつけました。
それでは鑑賞しましょう。
これは、1954年制作のユニバーサル映画『大アマゾンの半魚人』をテーマにした情景モデルです。

元はオーロラ社製で、かなり古い原型です。子供のころ完成品を本で見て、いつか欲しいなと思っていたモデルです。

半魚人は“半魚人ギルマン”という名前で怪獣図鑑に載っていましたから、子供のころから親しんだキャラクターだったのですが…
そのディテールまでは分かっておりませんでした。つるつる頭かと思ったら頭頂に三角の突起があったり、踵〈かかと〉にヒレが付いていたり…と。

“ギルマン〈Gill-man〉”というのは映画の中での呼び名で、ディズニー出身の女性デザイナーが“悲しく、美しい怪物”というコンセプトでデザインされたキャラクターだそうです。うん、確かに美しい。怪獣も怪物も人気キャラクターはコンセプトに従った美しさを持っています。
情景を彩るおまけキャラがまた、なかなか楽しい。
こちらはトカゲ。

カメレオンのようなタテに平たいプロポーションでありながら、不自然に開いたアゴが不気味な怪奇生物。
そしてこちらは毒蛇。

ちょっと色が鮮やかで可愛かったかな?
可愛いということは怪奇性が落ちるということで、ここは反省。
そして半魚人の手の骨。

これがドラマの鍵となる重要なアイテムなんですね。いえ、まだわたくし本編を観ていないのですが…。
そして半魚人の緑の体色は、どうも白黒映画の露光の関係からそうなったようで、薄暗い水中での撮影に白く映えるよう緑がベースのスーツが作られたと、フランケンシュタインの怪物も、同じ理由で緑であったということを、古い特撮本で読んだ覚えがあります。
アメリカ人が描く“モンスターはグリーン”というイメージは、こういった技術的背景によるものなのかもしれません。
それでも半魚人の場合は、アマゾンの密林の保護色のようなイメージを持ってますんで、グリーンで正解だと思います。

長いことかかりましたが、これにてMONOGRAM社『CREATURE FROM THE BLACK LAGOON』の制作を終了します。
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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/30(月) 12:04:24|
- 玩具・造型
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納豆古漬けバター炒め 変なおかずなんですけどね。
フライパンにバターを落としまして、納豆を炒めます。

あららもったいない!せっかくの納豆菌を殺しちゃうなんて。
いえいえ大丈夫です。全滅はいたしません。それよりコク味が増しておいしくなるのです。
バターが納豆に回ったら、刻んだ大根の葉っぱの古漬けを加えます。

これだけで塩味は十分なんですが、香りづけにお醤油を少し。

むらなく混ざり、つやが出ましたら出来上がりです。

バター醤油のおいしさは今更申し述べるまでもありませんが、この納豆と古漬けを取り持つ仲人としての役割もまた、良い仕事と申してよろしかろうと思います。
この濃い味の豆料理は、ビールのおつまみによし、そしてご飯のおかずにも良いのですが…
意外にも…

トーストに合うんです。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/29(日) 17:36:17|
- 料理・食
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羊のコロコロ焼き 羊の肉が安かったので、ミックススパイスで焼きました。
ステーキ皿に油をひいてタマネギを焼きつけ、タマネギの香りを染ませた油で羊の肉を焼く。

ラム肉は独特の香りを放ちます。
タマネギの香りでラムを焼き、ラムからにじんだ脂でタマネギを焼く。

これでどちらも美味しくなります。
お互いさまとは、こういうことですね。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/28(土) 18:40:53|
- 料理・食
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天気が良いので 川越市内をぶらり。
歳をとって目が見えなくなった愛犬アル君を抱いて…

外の空気はどうだ?昔住んでいた家のまわりだぞ。
ええ、ここは川越成田山別院、今日は28日で恒例の蚤の市が開かれています。

お天気良好のせいか大そうな人出です。

一通り蚤の市を回って、外に出ると…
あぁ、懐かしいなあ…

昭和の建物です。
“一 シクタ 武 東” いや “東武タクシー” か。 タクシー会社だったのね。今はちがうけど看板壁を残してくれていることが嬉しい。
そしてこんなものも…

元は遊具ですね。脚がバネになっていて子供が乗って揺らして遊ぶやつです。
ははは…引退した今は子供の代わりにお花を乗せてか…
懐かしい昭和の風情、こういう景色も私にとっては文化財です。
浮島神社を抜けて歩きついたのが三芳野神社。

ここはどこの細道じゃ? 歌で知られたとおりゃんせの細道。
この子の七つのお祝いに… なるほど、七五三の歌か。
一見寂しげですが、周りは広い公園になっていて割と明るい雰囲気です。

娘がまだ小さかったころ、連れてきてよく遊ばせたものです。
そんな娘も大人になって、若かった私もじじいになりましたが、土と木々は変わりません。昔とおんなじだ。
そうそう、ここには昔、猫がいっぱいいたんでしたっけ。

これを見て思い出しました。
あぁ、そんなこんなの川越探索、手ぶらで帰ったか?
いいえ、ちゃんと仕入れてまいりました。

蚤の市で買った古い腕時計。
いい味してます。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/28(土) 18:25:04|
- 見聞・出歩き
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残り物にもほどがある 残り物を片付けようと、片っ端から寄せ集めて一皿に盛りつけてみたら…
小鯛の笹寿司、数の子の醤油漬け、蒲鉾、茹で卵。手羽先とソーセージのグリル。フォションのバゲット、生野菜。笑ってしまうほど節操もテーマ性もございません。

でも私はこういうの平気です。なにせ子供の時分の学校給食は、酢豚だろうと、から揚げだろうと食パンが主食、ジャム、マーマレード、牛乳にミカン…和風も中華風もあったものではございません。そういった文化的側面よりも栄養が優先される時代だったんですねえ。なので今日のごちゃ混ぜの一皿だって平気です。むしろ豪華なほうです。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/27(金) 12:03:22|
- 料理・食
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GRUEN VERIーTHIN 1
おしゃれな通人、お得意先の木村さんご所有の“GRUEN〈グリューエン〉”を見せていただきました。

グリューエンの代名詞ともいえる角型カーブケースを用いた“VERI THIN〈ベリスィン〉”のシリーズひとつです。
裏返しますと“T.E.S.”の刻印が目に入りますが、意味がわかりません。

裏蓋のへりに小さく材質表示が打たれています。
裏蓋を開けて内面を見ますと?

製造元と材質が表示されています。
“CASED & TIMED IN U.S.A.”とあります。グリューエンはスイス製部品をアメリカで製品化するメーカーだと何かで読んだことがありますので、これはその事でしょう。
材質は“10K GOLD FILLED”10Kの金張りです。これはメッキと違い金の厚みがあるので、拭いても拭いても質感長持ち。時折金が欠けている場合もありますが、このモデルはどこにも欠けがなく、上々のコンディションです。
風防角に隙間がありますね。前情報で風防が交換されているとうかがってました。これはその影響でしょう。

それにしてもこのような角型カーブケースに合わせて風防を加工するのはかなり困難です。よく合わせられたなと感心させられます。
こちらは文字板。焼け具合がまたいいですねえ。

ふうわりと赤みの浮いた質感は時が育てた風合いです。
そしてムーブメント。

ほぼ無傷といった上々の状態です。文字板が語る年季とのギャップがこれまた楽しい。ただ指紋がいっぱいついていました。どうやら前の修理屋さんは何かと戦っていたようです。
テンプを外してみましたら、素押し(インクなしの彫り)で“425”の数字に気が付きました。

これはもしや機種番号かと?検索してみたら、あたり。
毎度おなじみのこちらに載っておりました。
http://www.ranfft.de/cgi-bin/bidfun-db.cgi?10&ranfft&&2uswk&Gruen_425 cal.425 手巻き17石 1945年ー パワーリザーブ40時間。
それでは次回、持ち主様のお許しを得まして、ムーブメントの分解と組み立てをさせていただこうと思います。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/26(木) 12:04:41|
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南蛮ラーメン ここでの南蛮とはトウガラシのことです。
小口切りのジャンボシシトウを、醤油あじでやわらかく煮込んで、豚のひき肉、ニンニクとで炒め合わせ、即席ラーメンにかけて、辛口ラーメンに仕立てました。

今日のラーメンは日清のラーメン屋さん“旭川しょうゆ味”です。

昆布だし醤油スープにひき肉トウガラシの辛みがよく合います。
さあ、ラーメンをすすろう。

辛さは最初にやってこないのです。うまいうまいと調子に乗ってすすっていくと気が付けば目の下から汗がにじんできます。赤いのはジャワトウガラシ、こいつは辛いです。しかしこの辛いスープが病みつきになります。もうひと口、あともうひと口と飲んでいきましたら、ついに無くなってしまいました。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/25(水) 12:05:25|
- 料理・食
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MONOGRAM
CREATURE FROM THE BLACK LAGOON 15
半魚人のプラモデルもいよいよ終盤にさしかかってまいりました。
今日は顔を描いてみましょう。
下の写真はポイント箇所に金を注したところです。

…といいながらも、ちょっと金が多すぎますので、溶剤で洗い落としながら下の緑を浮き上がらせます。
金のトーンが程よく落ちたら、アイシャドーを入れます。

まだこの時点ではざっくり粗くていいです。
お次は口紅を注します。

おお!昭和のママさん。場末のスナックにいるようだ。
白目を入れて…

ここからは溶剤でぼかし作業です。

そしてエナメルの薄墨で濃淡をつけました。

瞳の描きこみは一番最後にとっておきます。
胴体のほうも同じように溶剤ぼかしを行って。

薄墨で陰影をつけます。

手にゆきましょう。
下の写真はクリアレッドを吹いて、エナメルの薄墨で谷を染めたところです。

溶剤で表層のクリアレッドを洗い出して、下の緑を呼び出します。

黒で陰影をつけてコントラスト調整。

爪なども描きこみました。
足も同じような工程で塗りまして、半魚人本体がおよそできました。
次回、仕上げに取り掛かります。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/24(火) 12:04:50|
- 玩具・造型
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ムカゴ拾い 知人の自然派アーチストが送ってくれたのは、ひとつまみのムカゴでした。

小石のようなこの姿、これは山芋の子供です。
そういえば家にもあったぞ?ということで畑に埋めっぱなしの山芋のところを覗きますと…

お!あるある。
山芋のつるをどけますと…

おーおー、ごろごろあります。今まで完全に放置していましたが、人からもらうと、その有難みを感じますもので、今日は農産物として拾って帰りましょう。
調子よくひろっていますと、あれ?感触の違うものが…

どさくさ紛れのカタツムリ。大きさと色が似てました。危なく茹でるところでした。
その他の野菜です。
こちらは白菜、大分大きくなりましたが今年は暖かいせいか虫食いがひどいですね。

今日、ついにアブラムシにだけ薬を使ってしまいました。だって手で取れないんだもん。
レタスもやられた。5株残ったうちのひとつが萎れてます。

根元を掘ったら丸々太った虫が二匹でてきました。憎らしい。こいつは魚の餌にします。葉っぱをかじるならまだいいが、根元を喰うので葉をのこしたまま死んじゃうんですね。これで残り4株となってしまいました。
そんな憎むべき虫なんですが、こういうのを見るとそっとしておきたくなります。

シュンギクにしっかりつかまり、寒風に耐えるシジミチョウ。
拾ったムカゴは塩ゆでにして食べました。

ちっちゃいのにホクホクとした芋の味。
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/23(月) 17:39:36|
- 家庭菜園
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宗田節のすごさ 土佐は高知のおみやげです。

瓶詰標本ではありません。
ガラス瓶の中には宗田節が入っています。
宗田節、普通の鰹より小ぶりながら、旨みの濃さは鰹を勝ると言われるソウダガツオで作られた鰹節です。

振ればカラカラとなる宗田節の入った瓶に醤油を入れると、二週間でおいしいだし醤油ができるのだそうです。

瓶の蓋には日付が記入できるようになっています。

書きましょう。

あれから二週間。
今日は11月21日、待望の御開帳です。

ご飯に生たまご、仕込んだうま醤油。
ご飯の山頂をへこませて、生たまごをおとし…

うま醤油をたらす。
初めのひと口は、玉子のかかっていない、お醤油ご飯で。

うは!
これだけでもいける美味さです。おかかのご飯そのものです。
そしてふた口めは、粗つぶしの玉子をご飯に絡めて…

温かみの伝わった生たまごの旨みを、わずかな醤油で愉しみます。
そしてしまいには…泡立つほどかき回しまして

ずるずると下品な音を立てて流し込みます。
宗田節のだし醤油。
日本に生まれた喜びを、心から感じ入る逸品です。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/21(土) 14:17:50|
- 料理・食
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いか丼といか汁 いかを一ぱい捌きまして、胴は細づくりの刺身に、ゲソと内臓は大根とともにいか汁にしました。
ご飯に焼き海苔をのせて、その上から溶き玉子をからめたイカ刺しをかける。わさびを添えて、いか丼〈どんぶり〉。
そしてゲソや内臓はぶつ切りにして、鍋に放り込み、大根を加えたいか汁に、味付けは醤油だけ。

いか丼に醤油を回しかけ、ずるずると行儀悪くかっこみむ快感。ナメクジを食ったらこんな感じかな?などと変な想像をしながらたべるご飯のうまさ。
いかのだしが染みこんだ大根もまたうまい。内臓のコクも忘れてはいけません。
大根の皮はきんぴらにしました。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/20(金) 12:09:52|
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臓物どんぶり モツ煮込みの季節です。
ふるふるになった三日目のモツ煮込みをご飯にぶっかけたどんぶり飯です。

ご飯の上には煮込みのほか、春菊のナムル、紅生姜、若大根の古漬け、刻み葱が乗っています。それらをぐちゃぐちゃにかき混ぜながらかっこむ。酸味や発酵味がアクセントになって臓物の獣性が一段と引き立ちます。
臓物とビール、この組み合わせが痛風の元凶になるのよねえ。
美味いものは体に悪いとはよく言ったものです。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/19(木) 12:05:47|
- 料理・食
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シュミッド懐中時計 5
ムーブメントの洗浄、組立まで終えました、100年ものの懐中時計です。
組み上がったムーブメントを銀のケースに収めたところです。

きれいになって動いております。
そして裏蓋のガラスを手持ちの在庫から合うのを選び、ガラス縁に嵌めて組み込み。

ガラス窓が嵌まると雰囲気が一段と良くなります。
裏蓋カバーの内側にはこのような刻印がなされています。

騎士のマークはシュミッドのシンボル、周りの小さいのは銀の証明刻印です。“0.800”は銀の純度、80%の銀と20%の合金で強化された材料で“銀”と呼ぶには最低の純度とのこと。一名“ジャーマンシルバー”とも呼ばれています。
針をつけて、風防を組んだら完成です。

全体が銀につつまれる中、ベゼルと針が金色に呼応しあい、銅のりゅうずが色に華やぎを与えています。
出来上がったシュミッド懐中時計を眺めながら明治に想いを馳せましょう。
“R.Schmid〈アール・シュミッド〉”こと“Rodolphe Schmid〈ロドルフ・シュミッド〉”は、実は我が国にゆかりあるブランドなのです。
時は明治三十年…
横浜のシュミッド商会に、カナダ帰りの日本人青年が入社します。懐中時計がまだ貴重品だったころ、青年は日本人の手で懐中時計を作り、そして広めてゆきたいと決意します。

彼の名は中島与三郎、およそ15年の歳月をかけ、いよいよ時計の製造をはじめます。作られた16型の懐中時計には、当時の東京市長、後藤新平が「広く市民に愛されるように」との願いをかけ『CITIZEN』と命名。国産時計メーカー『シチズン』の誕生です。
中島与三郎がシュミッドと出会わなければ、今のシチズンはなかったかもしれません。
時と出会いの不思議。
現在のシチズンが電波修正、光発電を主力としながら世界中に時計を販売しているのも、一人の熱血漢と懐中時計の出会いから始まった長い長い物語の途中。
本日の控え
Rodolphe Schmid フルハンターバックスケルトン 年代不明(推定1910年ごろ) でした。
和服姿に前掛けをした熱血漢は、どんなトークで懐中時計を売っていたのだろうか?
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/18(水) 12:02:24|
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蕪のまるごとグリル さて、本日の農産物料理でございます。今回はコカブを丸ごと食べましょう。
洗ったコカブの葉っぱだけをグラグラに沸いたお湯でゆすり洗いをします。

しっぽをつまんで葉っぱだけを泳がせるように軽く茹でます。農薬を使ってないのでアブラムシが奥に隠れているんですね。殺虫と色止めを兼ねた作業でございます。
茹でたらお水に取りまして色止め。

土や汚れがすっきり落ちてさっぱりしましたら、グリルで素焼きにします。それだけです。簡単でございます。
焼けましたらお皿に装いまして、オリーブ油をたらし、粗塩を少々。

これでよろしいのです。
これを料理と言えますかどうかは分りかねますが、まずは食べてみましょう。
しっぽはカリカリと香ばしく、すべすべの白身はホコッした歯ごたえで

ほんのりと甘い汁気が口中にほとばしります。
サクっと焼けた葉先は香ばしいスナックのよう。

もちろん軸も食べられます。
最小限の作業で蕪そのものの持ち味を丸ごといただく。いじりすぎないことが肝要かとおもいます。
おいしくて4個分をぺろりと食べてしまいました。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/17(火) 21:03:39|
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タマネギ、ニンニクに布団をかける 今日<11月17日>の野菜たちです。
ここ数日、暖かい陽が続いたので、葉物の生育がよかったみたいです。
今朝まで降った雨のしずくを滴らせるホウレンソウ。

肉厚でボリューミーですよ。
シュンギクも密林状態。

茎が親指くらいに太くなりました。
大根も巨大化してます。

虫にやられて生き残った5株のレタス。

一応5個とも生きているようです。
そしてそして、なんとなんと、南方野菜のひとつであるジャワトウガラシが

まだまだぶら下がっていて、衰える気配がありません。食べきれないよ。
コカブも粒の良いところをつまんでいたら…

結構たくさんになっちゃいました。
つづいてハクサイ、キャベツの虫取りをしていましたら、すでにサナギになっているやつがいました。

こいつどうするんだろうなぁ?蝶になっても寒いしね、このままここにいてもやがて凍るでしょう。…ということでこのままにしておいて来週またのぞいてみよう。
この後、周りの雑草を掃除したのですが…こいつにご注意。

イノコヅチ〈猪子槌〉ってんですか?こいつを素手でむしってひどい目に遭いました。
小さいトゲがいっぱい抜けて刺さって、ヒリヒリ、ヒリヒリ。

調べたら一名“ひっつき虫”っていうのだそうで…私は無知でした。
そして本日のメイン作業は、ニンニク、タマネギの冬支度です。

左は九月に植え付けたニンニク、右は先週植え付けたタマネギ、しっかり根付いてすっくと立っています。
ここに買ってきたもみ殻をたっぷりと敷き詰めました。


ちょうど掛け布団をかけてやるようにやさしく。
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/17(火) 20:25:39|
- 家庭菜園
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味噌の蔵だし 二月に仕込んだ味噌がこうなりました。

カビもなく、上々の仕上がりです。ラップフィルムをはがすと立ち上る糀の香り。あぁ、昔の酒屋さんの匂いだ。
今日<11月17日>は仕事が休みです。この蔵出しの味噌で朝の雑炊をこしらえました。

雑炊とはいえ、ほとんど汁のありさまですが、味噌を溶き入れますと、何ともやさしい甘く温かい、厚みのある香りがふぅわぁ~っと広がります。糀が生きている蔵出しの威力ですね。

ふやけたご飯と野菜をお椀に装って、大根葉の古漬けと共に朝ご飯としていただきました。

古漬けの乳酸菌と味噌の糀菌、日本の食文化の特徴のひとつである朝の味噌汁と漬物は、なるほど体にやさしい微生物の宝庫だったんですね。ここに納豆菌が加わったら最強だったりして。
思えば彼ら微生物、人類にとっての極小の食材なのかもしれません。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/17(火) 08:46:35|
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MONOGRAM
CREATURE FROM THE BLACK LAGOON 14
半魚人のプラモデル、今回から塗装に入ります。
こちらが前回までの状態で、全体をモスグリーンで塗装してあります。

ここにウロコのメタリックな色を再現するべくシルバーを遠吹き。

口から内蔵がはみ出ている?いえいえこれはマスキングのための粘土です。
次にクリアーイエローで黄色味を与えます。
そしてクリアーブルーで濃淡をつけると

色むらのあるグリーンになります。
お次はクリアーレッドで四肢とヒレを塗ります。

そして、全体があまりにメタリックでも嘘くさいので、ところどころに黄色を吹いて濁らせました。

さて、エアーブラシによる吹き付け塗装はここまでにしまして、ここからは刷毛塗り作業です。
エナメルの薄墨で全体の谷を汚します。

色がグッと落ち着いた雰囲気にまとまりましたが…

さすがにこれでは黒すぎる。後ほど溶剤でぼかしましょう。
そして、鱗板のへりに金を少々こすりまして熱帯魚のギラギラ感を加えました。

ですが少々、金が多かったようです。この辺の修正と、手足、顔の描きこみを次回やってみたいと思います。
今回はこの辺で。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/16(月) 12:06:17|
- 玩具・造型
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水炊きすいとん 口の乾きに目が覚めて、朝一番で飲むコップ一杯の水がやたらとうまい。腹はどうやら減っているようだが食欲はイマイチ。ご飯をもりもり食べる意欲はないので、小鍋に湯を沸かし、大根、白菜、春菊、そして水で練った小麦粉をスプーンでぽとりぽとりと落として茹でた“すいとん”が朝ごはん。

油っ気ゼロの茹で野菜と粉団子を大根おろしのポン酢にくぐらせて食べる。

大根は、わざと辛い白身の部分でおろし、二日酔いの重たい胃袋にビンタをくらわす。
昨日はよほど飲んだな?
はい、そうとう楽しかったようです。
酒飲みの悪いところは、飲んでる自分を他人事のようにいうところだな。何があった?
ええ、それはですね…
小雨でしっぽり、肉と酒 きのう<11月14日>の話でございます。
30年来の知人宅に仲間数人でおじゃましたんです。その知人と申しますのは、
前にも紹介してあります自然派アーチスト氏。
今回は打ち合わせなく、各々材料を持ち寄る“御殿煮”スタイルでバーベキュー、何が集まるかわからないという趣向です。
氏のお宅は、相変わらずたのしいものがいっぱいで、お食事前にまずは見学とまいりましょう。
資材置き場で見守るおかめと鬼。

周りの金属資材とのコントラストが素晴らしい。固くて冷たい景色が一気にほぐれて空間に温かみがでます。
昔の鋳物でできた風格ある井戸のくみ上げポンプ。

聞けば修復中とのこと、実用は中のビニール石油入れが務めているとのことで、出る水の情けなさが笑いを誘います。
こちらは世界の神々。

どうもお面が好きなようです。
今回おじゃましてみて、どうも生き物が増えたみたいです。生き物ともうしましても当然作りものですが。

リアルな池の鴨は本物のデコイ。これなら同居している金魚も食べられる心配がありません。
庭木にリスちゃん。

置き場所が実に合っていて絶妙!
ここにも…

置物が生き物にみえる景観が考えられていて実にファンタジー。
中央で目を光らせるのはフクロウのボス。

まったく、こういうものをどこで拾ってくるのか?もらったのか?
おもしろい乗り物もあります。

箱付き改造三輪自転車。しかも傘つき。『チキチキマシーン猛レース』のドクターエッチを彷彿とさせます。
ブレーキを握ると“チン!”という音とともに後輪カバーがピョンと跳ね上がるギミックがまた面白い。

まさにドクターエッチ。
そして手作りハウス一階に設えてある、年季の入った薪ストーブ。

暖房機能のみならず、この佇まいがたまりません。
さらにこのお部屋のランプシェードはなんと、中華料理器具の“炸鏈〈ザーレン〉”

これも貰ってきたのでしょう。応用発想が素晴らしいし周りとイメージが合っているところが見事。
そして本番、小雨が落ちはじめてきましたが、そこは自然派アーチスト、前の日に特設の屋根を作っておいてくれました。
小雨の中での肉と酒。
角型七厘で炭焼きあれこれ。

寒いと余計に火がうれしい。
鶏、豚、牛、羊、ホルモン、などなど、焼いては食い、焼いては食い。

キノコやジャガイモ、生のレタス、野菜も食べました。
そしてこれ、フレッシュな青竹に酒を注いで火にかけて作る熱燗。

安い酒が丸みを帯びて美味くなる(気がする)のです。そして体も温まる。落語の『二番煎じ』に登場する旦那がたの心境がよくわかります。
陽が落ちますと、先の薪ストーブに火を入れてくれまして、赤いのをながめながらもう一杯。

ここまで楽しくなっちゃいますと、もう何が何だかわかりません。完全に酩酊してしまいました。
片付けもせず先方には大変申し訳ないことをしましたが、どうやら脳の自動運転機能が働いて無事、家に帰ったらしい。
おみやげに持たせてくれた大振りの柿が、これまたジューシーでバカうまでした。

ひとりで二個も食べてしまいました。
肌寒い秋深まったバーベキューもいいものです。たっぷりご馳走になってしまいました。
そんなわけでして、今日<11月15日>はお酒をのみません。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/15(日) 16:07:56|
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微生物のうまみ 11月も中旬を迎えますと、2月に仕込んだ味噌がぼちぼち食べられる頃となります。
そうなりますと、お味噌の副産物で取れる“醤〈ひしお〉”をなめるのも、ひとつの楽しみ。
今日は鮃の薄切りで一杯。

紫蘇の実漬けをちょんと乗せたり、ワサビを効かせたり、はたまた芽葱を巻いたりして、醤のうま味を愉しみます。

微生物が作り出す複雑なうま味が白身の魚を美味しくします。
この濁りの中に棲みつく無数の微生物を舌で感じ、飲みこむ。私たちの体には多種多様の生き物が棲んでいて絶妙なバランスを保っています。
そう、地球と同じですね。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/13(金) 12:00:43|
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マカロンという芸術 マカロンってお菓子がありますね。
ピンクや薄緑といった不自然な色と、まん丸い人工的な形、おもちゃみたいなそれは、とても美味しそうとは思えず、むしろ不味そう。食品売り場に並んでいても横目で見てスルーです。
そんなある日、仕事場の女の子が「マカロンお好きですか?」 というので
「好きよ、好きよ、大好きよ~」 と場を支えるために嘘をつく。
彼女は、いただきものだという上等そうな箱を開けて 「何色〈なにいろ〉がいいですかぁ?お好きなのをひとつどうぞ」 というのでテキトーに一つ選んで、無関心に口にポイ。
そうしたら経験したことのない衝撃的なうまさにビックリしてしまいましてー思わず…
「おいしいんだねぇー、マカロンって」 初体験がバレてしまいました。
そんなことがありまして、すっかりマカロンを気に入った私は手のひらを返して、新宿伊勢丹に寄り道。マカロンを土産に提げて帰りました。

今回選んだのはファブリス・ジロ?なんでもチョコレート屋さんだそうで。1個480円くらいのやつです。高級ですねえ~、大きさでいうと森永エンゼルパイのミニと同じくらいですよ。エンゼルミニは一個20円くらいでしょう?20個以上食えちゃうじゃあありませんかアナタ!
まぁ、そんな高級マカロンを一つ、ミルクティーとともにさくりとかじってみました。

わかった…わかりましたよ、恐れ入りました。
多層に折り重なった生地の強弱が繰り広げる食感と口溶け、チョコレートの甘味の中に柑橘系の香りがチラ見せする幅広い演技にすっかり参ってしまいました。
マカロンという4センチほどの小さな宇宙には、とんでもない芸術が封じ込められていたのでした。
冒頭に悪口言ってごめんなさい。
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- 2015/11/12(木) 12:01:27|
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シュミッド懐中時計 4
100年ものの懐中時計の分解のつづきです。
写真は中受け(二番受け)を外したところです。

そして外した中受けのお掃除。

筆記体で彫られた“R.Schmid”の刻印に風格を感じます。
二番を受ける(中ほどに空いている)穴の周りに接着剤らしきこびり付きが見て取れますが、この訳は後ほど知らされることになります。
お次は角穴車(ゼンマイを巻き上げるための連絡役)の手入れです。

100年ものとは思えぬほどピカピカになりました。
下は動力部を受ける一番受け(香箱受け)の掃除。

銀拭き布で拭いて、ベンジンで洗いました。
そして地板の洗浄。
すべてを受ける土台になります。

それでは折り返し、組立に入りましょう。
まず香箱(一番)から四番を並べたところです。

香箱受けをかぶせて動力の巻き上げ機構まで組み込みました。

シュミッドのトレードマークである騎士の刻印。

つづいて二番(中受け)、三番受けの取り付け。

中受けにはみ出していた接着剤のわけ、それは真ん中の車(二番)の石受けリングを止める三本のネジの一本が中に埋まったまま頭がもげた結果、前の修理屋さんが止む無く接着でその場をしのいだものだったのです。なので私もそれに従いました。
そしてザラ回し(りゅうずを巻いて輪列の状態を確かめる)。シャーっとすべてが回ったらOK。アンクルを組み込みます。

アンクルの先をピンセットで突いてみて、パチン、パチンと跳ね上がったらここまで完成です。
最後にテンプを組み込んでみたら…

回りました!動いております。
それではいよいよ次回、側付けをして鑑賞しましょう。
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- 2015/11/11(水) 12:04:24|
- 時計
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味噌みそラーメン みそラーメンに味噌を足す。
ご存じ
サンヨー食品“サッポロ一番みそラーメン”にニンニクの効いた“
オバラのみそだれ”を加えてみたら、何と美味しいこと。

サッポロ一番みそラーメンのおいしさは今更申し述べるまでもなく、子供のころからの大好物でして、何も加えない、そのまんまが一番おいしいと心得ておりますが、この、オバラのみそだれの味を知りましたら、ふと合体させてみたくなったのです。
あれは昭和40年代中頃、家の近所に開店した札幌ラーメン屋さん、生まれて初めて札幌ラーメンなるスタイルのラーメンを食べました。高いカウンターに座ると届かない足をブラブラさせてラーメンができるのを待つ。やさしいお兄さんがミキサーをジュンっと回して味噌だれをどんぶりに移してスープを注ぐ。具はもやしだったか?カンスイの効いた黄色い太麺が懐かしい。、小学二年か三年のころでした。
そうなのです。その、お兄さんが回していた味噌だれとオバラのみそだれが私にはダブって見えるのです。
サッポロ一番みそラーメンの力はわかっています。
そこにこれ、オバラのみそだれを溶かさずからめて…ずずず…っと、こう…

あぁ~泣きそうに美味いですぅ。
チャーシューみたいに浮かんでいるのは塩ゆでの豚。みそだれを溶かさない舟の役目も担っています。
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- 2015/11/10(火) 12:05:11|
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MONOGRAM
CREATURE FROM THE BLACK LAGOON 13
制作記録の第十三回目になりまして、ようやく、組立工程③に突入いたします。(情景台に時間かかっちゃってますからねぇ)

今回は背びれと両腕の組み立てです。
こちらが切り出したパーツです。

ここらへんは、すでに前回部分と並行して進めておいたものです。
説明書に従って組立て、合わせ目を処理します。

ウロコ物は難しいですね。
それらを本体と同じ色で下塗りをして、吊るして乾かします。

腕を乾燥している間に、背びれを取り付けました。

背びれも生地色であるモスグリーンで塗りました。
さて、全てが乾いたら両腕をつけましょう。

おぉー!半魚人だ、ギルマンだ。

頼れる背中。 (何を頼るんだ?)

これで組立工程③の組み上がりです。
次回は塗装に入ります。
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- 2015/11/09(月) 12:04:35|
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大根白菜臓物煮込み 大根と白菜がたくさんとれたので、ブタモツ味の野菜汁にしました。
小江戸黒豚のモツを茹でながら、そこに玉葱、昆布、酒、砂糖を少々、醤油を加えてスープが飲める加減に味付けをしたら、香辛料の八角を一かけら、モツが柔らかくなったころ、大根、白菜を加えてじっくり煮込みます。
昨日仕込みまして二日目の今日、朝から焼酎のお湯割りを持ち出しまして、寝起きの体を温めました。

もう、溶けるほどの白菜に大根、玉葱に至ってはすでに原形をとどめておりません。
今回は顆粒だし等の人工調味料は使わずに、モツと野菜のうま味のみに頼りましたが、あっさりしながらも上々のお味です。
そしてここで使った大根の皮です。
焦がし葱油で炒めて簡単なひと品に。

皮大根は強めに焼いたほうがよろしいようですね。
味付けは、ほんの僅かな塩のみです。このわずかな塩が葱の青みと大根の個性味を引き出してくれるのです。
世の奥様方には、大根の皮、葱の青みをお捨てにならず、ぜひ、お試しになっていただきたいものです。
そしてお昼はこれ。

臓物うどんです。
煮込みを汁ごとかけた温うどんです。
うどんは茶色っぽく醤油が染みたくらいがいいですね。

そして臓物はふるふると柔らかい。

刻み葱と一味唐辛子を薬味にしまして、ふぅふぅと冷ましながら無心で吸い込みます。最後の一本がプルプルスッポーン!と汁を飛ばして姿を消したら、おつゆを飲んで、おしまい。
ふぅ…と一息。
こういうものが美味しい季節になりました。
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- 2015/11/08(日) 19:38:17|
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大根の葉っぱ 葉つき大根は収穫後、そのままにしておきますと葉っぱに水分を持っていかれて肝心な白根が萎びてしまいます。ですから活きのよいうちに葉を落とし、葉と根を別々にして保存したほうが、どちらも美味しくいただけます。
今日は収穫したての大根6本分の葉っぱを塩漬けにしました。
葉っぱは洗ったのち、グラグラ沸騰したお湯にくぐらせ軽く茹でます。

お湯の中で揺らして洗う感じでしょうか。小さな虫や汚れがここで落ちるのと同時に、緑の細胞をキープする効果もございます。
湯洗いした葉っぱは、すぐに流水にとりまして、よくすすぎ、握って絞ってザルに広げます。

もちろん狭い台所、一度に全部はできません。一株ずつの作業です。
このあと干す作業を入れる場合もありますが、今回はこのまま塩漬けにしました。
桶に渦を巻くように葉っぱを敷き詰めまして、粗塩を振って…

重しをして漬け込み完了です。
漬かった分から刻んでご飯のお供に、また油で炒めて菜飯の種に、煎り胡麻と合わせてもよろしいですね。
古漬けになってもまた重宝でして、塩抜きして納豆和え、スープや焼き飯の具に、豚のバラ肉と炒めたりしますとおかずが一品プラスされます。お好み焼き、玉子焼き、などなど展開に限りがありません。
世の奥様方もぜひ、大根の葉っぱをお捨てにならず、どうか食べる工夫をなさっていただきたいものです。
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- 2015/11/08(日) 14:37:56|
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トリコローラ トリコロールという言葉を聞いたことがありましょう。
“トリ”はトリケラトプスのトリで“3”ですよね、“コロール”はカラーのことですから“三色”という意味。
白、赤、緑の三色はイタリアの国旗。イタリア語でトリコローラと言えば国旗を指すんだそうです。わが国でいう“日の丸”みたいな使い方なのでしょう。
今日のお昼はトリコローラです。
白いニンニク、赤いトウガラシ、緑のイタリアンパセリを組み合わせたスパゲティです。

休日および休前日だからかなうひと品です。
ニンニクの匂いだって、明日休みだからいいでしょう?
トウガラシが効いてケツファイヤーになったって、明日休みだからいいでしょう?
パセリは何の影響もないからいいでしょう?
でも予定より辛くありませんでした。
秋トウガラシは夏ほど辛くないのかもしれません。
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- 2015/11/07(土) 16:30:19|
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タマネギの植え付け 11月も一週間が過ぎました。野菜たちを見に行きましょう。
肉厚のホウレンソウが美味しそうに育ちました。

もちもちのいい感じです。大きなところから収穫しましょう。
ダイコンもよく太りました。

ピッチピチのすべすべ。
色白コカブも可愛いですね。

白くて丸っこいものって心が癒されます。
シュンギクはますます旺盛に育っています。

上空から見た密林のようなシュンギク。
下から見てみると?

本当に森のようです。太さが鉛筆ほどのシュンギクが、まるで木立ちのよう。
ハクサイも順調かな?

…と、思ったら、一番大きいのがなんと!

ビッシリのアブラムシに覆われていました!あぁー!サイテー!
こいつはもうダメなので、刈り取りまして水洗い。虫を洗い流し、やられた葉っぱを取り除いたら、小さくなっちゃいました。でもいいです。中心部の被害に遭っていない食べられそうなところだけ持って帰りましょう。
先週半分やられたレタスもご覧のあり様!

根元からやられています。
悔しいので根元を掘ってみたら…

丸々太っていやがりました。悪いが魚のえさになってもらおう。
そして本日のメイン作業は、タマネギの植え付けです。

赤玉ねぎを50本植え付けてきました。
結果、本日の収穫は…

葉物、根物が結構どっさりとれました。
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- 2015/11/07(土) 16:10:51|
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ロールキャベツを焼いてみた どうも女房がロールキャベツを作ったみたい。
このまま朝ごはんにするのもつまらないし、やっぱりご飯がほしいね。
ちょいとやってみっか。
グラタン皿に冷やご飯を軽く装って。

あっためたスープでご飯をほぐして、ロールキャベツを鎮座させるでしょ。

女房のスープがまた薄いんだわ。
そこにチーズと自家製ベーコンを仲良くならべて。

天火で焼いてみたわけさ。

粉チーズで追い打ちをかけて、ドライバジルをもんで香りづけ。
アツアツのところに冷たいビールを持ち込んで、朝から一杯やるわけ。
カリカリベーコンとトロトロチーズ、そして雑炊、キャベツ、肉団子。

見た目はくどいが、味は超さっぱりしていて朝ごはんに結構。
なんたって女房のスープは薄いからねえ。
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- 2015/11/07(土) 09:56:45|
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肉どんぶり韓国風 おなかが空いて冷蔵庫に頭を突っ込むオヤジがいますよね。
それは私です。
今日も冷蔵庫の材料でお腹を満たしました。
牛肉の切り落としが半端に残っていたので、
唐辛子味噌をもみ込んでフライパンで炒め、半生加減でどんぶりご飯にぶっかけました。

生のままのちぎった春菊と白菜キムチを添えまして、肉どんぶり韓国風でございます。
これをガツガツほおばると、白いご飯に甘辛い肉、キムチの酸味、春菊の香りが口の中で乱闘騒ぎを繰り広げて美味しいのなんの。そして飲み込むのど越しの快感。男はやはり“かっこみ飯”が好きですねえ。
後ろに見えている千切り野菜の炒め物は、煮物に使った大根の皮や、ニンジンの面取りカスなどを醤油味で炒めたゴミ炒めです。“捨てない、食べる”が私の本義、食材に感謝をしましょう。
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/06(金) 12:07:31|
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ウドンカレー カレーが余ったのでウドンカレーにしました。
カレーうどんじゃないの?
はい、ウドンカレーです。
だからカレーうどんと一緒でしょ?
いいえ、お蕎麦屋さんでみるカレー南蛮とは違います。
どう違うの?
ライスカレーの“ライス”を“ウドン”に置き換えたものなので、洋食です。

茹で上がりのうどんにカレー、刻みパセリに粉チーズを振りました。そして青トウガラシの酢漬けをひとつ。

チーズのコク味がまたいいのです。茹で上げパスタをチーズで食べる作法と同じです。そしてパセリの香りが奥歯ではじける。いかがです?洋食でしょう。
なるほど。それではやはりフォークで食べるの?
いいえ、お箸です。だってうどんだもん。
なんだよ!どっちだよ!
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/05(木) 12:05:36|
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