ボックスグラタン 残り物料理でございます。
女房がたくさん作って余らせた牛乳スープにしめじ、バター、水溶きの小麦粉を足してとろみをつけたところに、焼き鮭の残り物をほぐし身にして加えました。

もともと入っていた白菜やジャガイモはすでに姿を消しております。溶けちゃったみたい。
さっくりと混ぜたら、くり抜いた食パンに流し込み…

チーズをのせてオーブンへ。

ちょっと大げさな鮭のボックスグラタンができました。

想像以上にパンがカッチカチに固く焼けておりまして、割るのにひと苦労。
壁にナイフを入れてバキバキバキーっと割りますと流れ出る溶岩のような熱々ホワイトシチュー。

カッチカチの香ばしいパンと、ふやけたパンが口で混ざり合って面白い。

ゆでたブロッコリーもシチューにからめて食べましょう。
残り物の合体料理、夕飯はこれだけ、家族三人でちょうどよい分量でした。
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- 2016/12/30(金) 18:15:55|
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魔王をつくろう 26
粘土で作る悪魔像のつづきです。
悪魔像と申しましても、私の狙いは東洋風。ウロコ模様の羽毛を貼り付けているところです。

前回、左腕を貼ったところです。
今回は右腕にかかっています。

前腕から上腕に重ねてゆきます。

背中側に回り込んだら…

左右のバランスを考えながら貼ってゆき…

肩まで盛り上げたら、いったん終了。

年内は、ここまでにしておきましょう。
つづきは年明けで。
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- 2016/12/30(金) 12:00:39|
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乾き肴三種盛り このまえテレビで見ましたが、珍味というのは海産物の加工品に限る呼び名らしいですね。したがってジャーキーやカリカリ梅などは珍味ではないと、そんな解説をしていましたっけ。
しかし、乾き物というくくりは大きいです。ぬれ物と乾き物、素手でつまんで手が濡れないものは乾き物と言ってよいでしょう。
今回はそんな乾き肴でウイスキーを飲みました。

手前から、北海道は道南冷蔵の“炙り鮭とば”、これは炙ってから製品になっているので、やわらかく食べやすい。噛んでいるとじいわりと燻煙の香りと鮭の旨みがにじみます。
真ん中は、バカうま小粒のピーナッツにちりめんじゃこ。これは混ぜただけで、火は通してません。ナッツと小魚の食感の差、油と旨みの競演がたのしい。
そして一番奥、これがまた美味い。東京は成城石井の“焼たらチーズ”。

薄いチーズを伸したタラではさんだ、いわゆるチーズタラなんですが、タラとチーズのバランスが絶妙。口の中で主役を張るチーズが溶け行くと、奥歯に残るタラの身が魚の存在感をにじませる時間差攻撃。そしてその寸法がいい。巾、厚み、長さが、無理抵抗なく口に入り、多すぎず少なすぎず、素手でつまむ食べ物として最高においしく設計されています。
そう、手でつまむ食べ物。こういうものを“おつまみ”といいます。
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- 2016/12/30(金) 10:37:23|
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苦瓜肉末 なんて読むのかわからないけど、ゴーヤーとひき肉の山椒炒めです。
この寒い時期にゴーヤー?ええ、冷凍品がかなりありまして、思いついたらいつでも食べられますの。それに冷凍品は細胞壁が壊れてますから、くたくたに煮あがって夏のとは違う感じでいただけます。
さっそくやってみましょう。
フライパンに豚の挽き肉と香味野菜のみじん切り。

ネギ、生姜、ニンニク、粒山椒です。
そして肉が生のうちに醤油をかけて吸わせるように炒めますの。

油がにじんで食欲をそそる香りがしてきましたら、凍ったゴーヤーを投入。

夏のうちにワタを抜いて数ミリ厚に切ってあるので、ガラガラと放り込むだけでよろしいのです。
油が回ったところでお水を少し注いで煮ます。

ゴーヤがくたくた~っとしたら、刻み葱と水溶き片栗粉で仕上げます。

つやよく出来上がりました。

苦瓜肉末。なんて読むのかわからないけど、つまり、ゴーヤーとひき肉の香味野菜炒め山椒風味です。
こういう辛口のおかずはビールが進むのです。

もちろんご飯も。

季節外れとお笑いでしょうが、冷蔵庫にはまだたくさんのゴーヤがあります。
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- 2016/12/29(木) 20:12:58|
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サンマメン サンマー麺というお料理があります。漢字で書きますと“生馬麺”、肉野菜あんかけをトッピングした横浜生まれの中華麺料理。
ところが今日のはそれと違いまして、サンマ、つまりお魚の方。
ええ?焼き魚を乗せたラーメンか?
いいえ、そうではありません。秋刀魚〈さんま〉のつみれ汁が残っていたので餡かけにしましてラーメンにかけたという具合です。
白菜、人参、葱、きのこなんかが入ったつみれ汁の残りを小鍋にあけて、水溶きの片栗粉でとろみをつけました。

つみれのご本尊はすでに無く、野菜もキノコを除きほとんどがとろとろに溶けています。
醤油を足して若干濃い目に加減をしたら、溶き玉子を細くたらしてゆっくり箸で伸ばしますと、玉子の花が咲きます。
これでよろしいのです。残り物利用ですから手間がかかりません。

茹で上げ麺にザバっとかけまして、完成です。

サンマー麺ならぬサンマ麺。姿は無くともサンマのダシがこっくりと出てる、醤油餡かけです。
寒い日は、太麺にアツアツの餡かけがいいですね。

体の中から温まります。
ま、本当の好みは、細麺ちぢれの醤油あっさりスープなんですが。
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- 2016/12/29(木) 14:59:19|
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豆腐粥 本日12月29日より休みをいただきました。
もそもそと起き上がって洗面所へ向かいまして冬は冬、切れるような冷たい水で顔を洗い「ひぃぃ~」っと裏声をあげる。これが冬の目覚め方。
小さい土鍋に水をはって冷や飯と豆腐。

沸き上がったら仕上げに鰹パックを一パック、ケチらず全部投入。

蒸気に躍る花がつお。
あとはさっくりまぜて食べるだけ。

塩みを使っていないので、味噌や梅、漬物など、好みで補いながら食べます。

茶碗一杯分のごはんが茶碗三杯になりました。
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- 2016/12/29(木) 11:41:02|
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ポン酢サワー “サワー”ってそもそも何よ?
はい、手前どもの蔵書“国分洋酒辞典”によりますと
Sour〈英〉 サワー すっぱいもの。酸敗したワインをいう。またアメリカで造られたレモンの酸味をきかして造る混合飲料。そのためサワーグラスがあり、ブランデーサワーやウイスキーサワーがポピュラー。 とあります。なるほど、酸っぱいものがルーツなんですね。
ということで、持ち出しました酸っぱいものはこちら。

ミツカンぽん酢。
焼酎のソーダ割りにたらしてみました。
今日は冷凍焼き餃子で下町風に。

たぶん美味いだろうと試しました“ぽん酢サワー”。
特別美味いわけでもなく、不味くもなく、フツーのレモンサワーになりましたが、ただひとつ、ほんの僅かに甘味が欲しかったですね。ちょっとドライすぎました。
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- 2016/12/28(水) 12:00:55|
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味噌チキンラーメン またラーメンかよ!
日本の生んだ偉人、安藤百福が発明した世界初の即席ラーメン“チキンラーメン”の説明はもはや必要ありますまい。
こんどは味噌あじのチキンラーメンかいな?
いえいえそうではありません。まずは製作工程をごらんなさい。
まず、フライパンに塩コショウした鶏肉の小間切れ。

油でパチパチパチパチと炒めます。
ここへ拍子木切りの白菜、千切り人参を加えて炒めます。

炒めながら、冷蔵庫に残って困る調味料のひとつ、キムチ鍋の素を持ち出しまして投入。使い切ります。

このまましんなりとするまで炒めたら、ローストチキンのダシと八丁味噌を加えてスープを好みに調味します。

ここからはスピーディーに仕上げます。
温めたドンブリに茹で麺とネギ。

キムチ味噌あじのスープを注ぎ、仕上げにラー油をかけて出来上がりです。

うほほ、おいしそう辛みの農産物料理です。
白菜の面白いところは、トロトロっと柔らかくなるところです。

野菜と麺を、おもいっきり楽しみました。
ところでチキンの威力はあったのでしょうか?
いえ、味噌とキムチの素が勝っていてチキンの個性はわかりませんでした。
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- 2016/12/28(水) 12:00:39|
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ローストチキンラーメン 日本の生んだ偉人、安藤百福が発明した世界初の即席ラーメン“チキンラーメン”のことは、もはや説明の必要はありますまい。
表題にあるローストチキンラーメンとは、それを焼いたものなのか?
いえいえそうではありません。手順をご覧あれ。
まずは温めた器に切り葱。

つづいて熱々のスープを注ぐ。味は醤油あじ。

間髪入れず太麺の茹で麺を投入。

煮玉子を中央にドンと据え、焼き海苔を別に持ち出して出来上がりです。

なんじゃこりゃ?
ただ単に、具の乏しい醤油ラーメンではないかいな?
さいでござんす、そのとおり。
ですが、目に見えるものが全てではありません。
私はクリスマスをしませんが家族はやります。強硬に断るいわれもないので一緒に付き合います。ローストチキンを半身食べました。その骨からとったダシでスープをこしらえたところから、ローストチキンラーメンと名付けたと、そういうわけなんです。
焼き海苔は、食べる直前にのせますと、ラーメンの温度でフワァーっと香りが立ちます。

太麺に醤油スープ、そして汁を吸った海苔と共に、思いっきり吸い上げるうまさ。

ああ、冬は太麺がいいですね。
ところでローストチキンのダシの威力はいかに?
ええ、普通の醤油ラーメンでした。
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- 2016/12/27(火) 21:21:07|
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羊の焼肉 どういうわけか寒くなると羊が食べたくなります。
市販の焼き肉のたれを揉み込んだ肉を、粒のニンニク、干したトウガラシとともにフライパンで焼きまして、生が少し残る程度のところで、焼いておいた鉄のステーキ皿に汁ごとあければブクブクジョワー!っと蒸気と共に立ち上るラム焼肉の香り。

これだけではさすがに脂っこいので、大根をせん切りにして塩もみ、良く絞ったところに胡麻油をからめたものを用意しました。

自家栽培のレタスを広げ、好みのバランスで具をのせる。

左右をつまんで閉じ、手づかみのままかぶりつく。

肉をもりもり、野菜をムシャムシャ。こういうものを食べているから元気なのか?元気だからこういうものが食べられるのか?
肺がんに倒れた叔父の言葉を思い出します。
「食えるうちは食っとけ、飲めるうちは飲んどけ」
そう、それが病気か老いかはわからないけれど、必ず食えなくなり、飲めなくなる時がやってくるんです、みんなに。
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- 2016/12/27(火) 12:00:17|
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チャーシューカレー 女房の体がすっかり弱くなりまして、脂っこいものはトンと受け付けず、細かく切った野菜を柔らかく煮込んだスープを好んで食べてます。
今回はそのスープを少し拝借しまして、やさしい野菜カレーに仕立てました。

とは言っても私は元気だから肉が欲しい。デカイ煮豚を三切れ並べてできたのは、チャーシューメンならぬチャーシューカレー。

まずは肉をかじってビールを飲み、肉ライスで飲み、はじっこからライスカレーを食べたら、いよいよ肉カレーにして食べる。これがビール付き欲張りコース。

やってみて分ったのは、肉はひと口サイズに切らないと、とても食べづらい。
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- 2016/12/26(月) 15:03:53|
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魔王をつくろう 25
粘土で作る魔王像のつづきです。
前回、額に浮かぶ禍々しい血管を盛りました。

完全に固まったら、水ブラシでシャカシャカなでてエッジを丸めます。

水溶性の粘土なので適度に溶かして周りに馴染ませる感覚でこすります。
しかし、やりすぎ注意、つるつるになってしまいます。
加減をしながらエッジを丸める。

いったん顔はこの辺にしておきましょう。

時間が経つと、またどうせ直したくなりますんで。
つづいては肩のギザギザです。前回盛った部分は固まりました。

ここの形を紙やすりで整えます。

あんまり効果はないようです。
つづいては上腕の羽毛。
脚の時と同じ要領で、貼ってゆきます。

肘の辺りから上へ上へと一枚一枚重ねてゆきます。

こちらは背中側。

まずは片腕を包みました。
次回はもう片方にかかりたいと思います。この作業、飽きますんで、ゆっくりまいります。
今回は、ここまで。
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- 2016/12/26(月) 12:00:25|
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大人のおやつ 気づかずに買ってきた鶏肉は、実は唐揚げ用の味付け肉だったんです。なんとかエキスとか発酵調味料など原料表示にびっしりと列記された味付けの素の数々。ま、それが良いとか悪いとかの話ではありませんが、いろんなものが使われているのですね。せっかくなので全粒粉をまぶして揚げてみました。

揚げたての唐揚げの美味しさは、今さら述べるまでもなく、いくらでも食べられそうで恐ろしい。外はカリっと中はジューシー、このジューシーさがおかしい。漬け汁に秘密があるんでしょうな?冷めてから食べた娘が生かと聞いてくるほど柔らかさがキープされている。だから揚げたてなど、美味しくて美味しくてとまらない。

アツアツの旨み汁がジュバっとほとばしり、やけどしそうになるところを冷たいビールで流す。
これ、贅沢な大人のおやつです。
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- 2016/12/25(日) 15:48:00|
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親子粥 昨夜、ウルトラマン・コスモスを4本観たらウイスキーを飲み過ぎました。したがって軽い二日酔い。遅めの朝ご飯は、お粥とまいりましょう。
一人前の土鍋にスープと冷や飯。

沸いたらご飯をほぐして、塩もみの鶏肉とネギ。

肉に火が通ったら溶き玉子を回しかけ、かき回さない。

鶏肉と玉子だから親子粥。
塩みは鶏肉に揉み込んだ分だけの極うす仕立て。

だから野菜の漬物で補って食べます。
これでちょうど良い感じ、食欲が少しずつ回復してまいります。
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- 2016/12/25(日) 13:36:55|
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丁香花生〈テンシャンファスン〉 友だちからピーナッツをもらいました。

これがまた小粒でバカうま。

塩み、甘み、香ばしさの三拍子が極上であります。
もちろんそのままポリポリつまめばよろしいのですが、量が多いので小料理をひと品作りました。
こちらが材料。

ピーナッツにちりめんジャコ、ニンニク、葱、ジャワトウガラシ。
まずは、ジャコと香味野菜のみじん切りを炒めます。

全体が混ざり合って、葱に火が通りましたら、ピーナッツ投入。

ごく少量の塩で加減して、味をみながらカラッと仕上がったら出来上がりです。

ちりめんジャコとピーナッツの炒め物。むかし台湾屋台料理、新宿の
台南担仔麺〈タイナンターミー〉で食べたのを真似してみました。
まあ素人のまねっこなんですが、これがまた材料が良いおかげで美味しいのなんの。

小魚アーモンドなる乾きものおつまみもあるくらいですから、ナッツとジャコは合うんですね。そこにピリカラ唐辛子にネギ、ニンニクの香りが加算されますから不味いわけがありません。

こいつでビールを飲み、至福のひと時。味からすると、ウイスキーにもよさそうです。
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- 2016/12/24(土) 11:13:54|
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新香の朝 収穫した白菜を塩漬けにして5日め。

桶の蓋を開けると広がる漬け上りの香り。よい加減に漬かっています。
味を見たら、若干塩気が濃かったので水で軽くすすぎ、良く絞って盛り付けました。

ピンク色は同じ日に梅酢に漬けた生姜です。梅酢の酸に化学反応した生姜の成分がピンクに染まって彩りになります。

白菜の薄いところで雑穀ご飯を巻いて食べる。ほどよい塩みが米をことさら甘く感じさせます。
厚みのある白い部分は白菜そのものの甘味が生きていてシャキッと新しい。上々の出来栄えでした。

一汁一菜、冬の朝ご飯はこれでじゅうぶん。
仕上げに生姜の梅酢漬けを食べてお茶を一服しますと、口の中はスッキリ爽やか、完全リセットになります。
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- 2016/12/23(金) 11:06:36|
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ラーメン屋のように 落語『ラーメン屋』をご存じだろうか?
老夫婦が営む屋台のラーメン屋に、ふらりと若者がやってくる。若者はお代わりをしてまでラーメンをすするんだが、代金がない。警察に突き出してくれと懇願する若者を、老夫婦はうまく家に連れて帰る。薄暗い座敷で酒を酌み交わす老人と若者。
そこで出てくるのがチャーシューとコップ酒。

「おばあさん、チャーシューを切ってくれ」 いかにもラーメン屋さんらしい酒のつまみだ。

こうやって酒を酌み交わしてゆく老夫婦と若者。
やがて、天涯孤独な不良青年と、子供に恵まれなかった老夫婦の奇妙な“親子ごっこ”が始まる。ごっこ遊びは次第に不良青年の心をほぐしてゆき、しまいには泣きながら…
おっと、全てを語っちまうのは野暮というもんでございます。
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- 2016/12/22(木) 12:00:07|
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魔術師 オコーナー 押入れから出てきた古いプロマイドをながめて楽しむプロレス懐古、今回は魔術師パット・オコーナーです。
僕がはじめて見たのは昭和49年の全日本プロレス来日時で、当時すでにベテランの域に達していたように思います。そりゃあそうですわね、1924年生まれというから50近い年齢で、全盛期はNWA世界チャンピオン時代の1960年代初頭だとすると、この時点でとうにピークは過ぎているはず。全盛期を知らない僕は、そのまま受け入れるしかなかったわけなんですが、その上手さにしびれました。
相手の前からスっと消えて、気が付けばグランドで相手の足を極めているとか、腰投げを狙った相手が逆にコブラツイストの餌食になっているとか…などなど、魔術師とはうまいニックネームをつけられたものです。絶品は、その代名詞ともなっている後方回転エビ固め。これが決まれば試合は終わる。
鉄人テーズが無駄のない動きで技を決めるとすれば、オコーナーのは躍動的。リングを跳ねるように動き回りながら、ものすごいスピードで技を決めるといった印象です。

元世界チャンピオンという実績と、50近い年齢だからこそ醸し出す風格のようなものが、リング上を格調高いものに見せてくれました。このあと、昭和50年(1975)に開催された日本プロレス史上最高の大会とも思われる“世界オープン選手権”にも参戦。僕が見た最後の勇姿となりました。
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- 2016/12/21(水) 12:00:25|
- プロレス
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肉ネギ味噌うどん 冬は味噌がいいです。お味噌には、あったかいイメージがあります。
逆に夏はサッパリ塩味、ちょっと酸味もつけたいほどです。人の食欲というものは季節、体感温度や運動の量などによって求めるものが変わってまいりますようで。
寒いこの季節、今回はお味噌と豚肉、葱の三位一体で煮込んだうどんです。

お味噌のにごりが如何にも温まりそう。寒い日の食欲をそそります。

豚肉は脂の多いアバラ肉と赤身のももが半分ずつ。初めに豚を焼き、にじんだ油で葱を炒め、水を注いで味噌を溶きます。
化学調味料は使いません。味噌も自家製、天然100%でございます。

あつあつを、鼻をすすりながら食べる。
獣の脂をまとった寒葱のチュルっととける美味さがいい。
肉、葱、味噌、うどん、どれも温かいイメージです。そのとおり、体の中から温まりました。
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- 2016/12/20(火) 12:00:01|
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魔王をつくろう 24
ちょっとずつ作っている粘土の魔王像。
前回、顔の改造をしました。

太めに作った牙が固まったらヤスリで研ぎまして形を整え、首に差し込んでみます。

ここで首の角度、向きなんですが、踏み出した前足のつま先と鼻の線を直線で結ぶと、姿勢が自然なように思います。

こんな感じですね。
頭の角度が決まったら粘土で固定。硬化を待ちます。
…で、頭部は完成と思ったんですが、時間が経つと手を加えたくなるもので、下瞼をはじめとした目のまわり、それと頬から顎にかけるラインなどを追加で彫りました。

それと、妖怪ダイモンの額に走る禍々しい血管を盛りました。

一瞬、眉にもみえるすじすじ、固まった後、エッジを丸めます。
あとは、肩に鉤爪状のキザキザを盛って作業はおしまい。固まるのを待ちます。

ここも大きめに盛っておいて、固まった後ヤスリで形を調整します。
今回はここまで。
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- 2016/12/19(月) 12:00:37|
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白菜クリームスパゲッティ 農産物料理でございます。
白菜の季節です。おいしい白菜をたくさん食べましょう。
フライパンにバター、鶏肉、薄切りのタマネギを敷き詰めまして、拍子木切りの白菜をたっぷりかぶせます。

薄く塩をふって加熱しますと、じわじわと水が出て、全体がとろんとしてきます。

良い塩梅に鶏とタマネギの旨みが溶けだして味のベースになりますから、人工調味料の類はいりません。
野菜がくたくたに煮えたら最終の塩加減をして、生クリームと水溶き小麦粉、程よいとろみがついたら出来上がりです。

おかずとしてそのまま食べてもよろしいのですが、今回は茹で上げたスパゲティにかけました。

白菜クリームスパゲッティ。
水は加えておりません。すべて白菜からにじみ出た水分です。

白菜といいますと和食のイメージを抱きがちですが、バターとの相性も良いようで、このような西洋風お料理にも合いますね。
とろける季節の白菜、クリームソースをつなぎに麺によくからみます。
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- 2016/12/18(日) 19:46:53|
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漬物二種類 今日は暖かかったですねえ、ここ埼玉では室内が暖房なしで20度を超えました。
おかげで障子紙の張替えをさせられました。
そんな作業のあいだ、昨日<12月17日>収穫した白菜を四つ割りにして天日に干しておいたのです。

たっぷりのお日様を浴びた白菜は、障子紙の張替えが終わるころには傷口、つまり切り口が乾いてふさがります。

これで準備完了。塩による水分の流出が均等になることでしょう。
あとは水できれいに洗います。
外葉近くには土や小さな虫がついていますから、丁寧に洗います。
そして濡れたまま、桶に詰め、塩をふって漬け込みます。

濡れたままというわけは、水を通じて塩のまわりが良くなるからと考えられます。これで葉と葉の間まで塩が行き届くことでしょう。
あとは押し蓋、重しをして作業終了。

専門家の方々は、これを下漬けとし、昆布や唐辛子で味をつける本漬けという工程が次に控えているようですが、私の場合はこれが本漬け、塩のみの加工品となるわけです。やがて乳酸菌が増えて酸っぱみが出てきます。そんな古漬けがまたおいしい。醗酵した漬け汁に蕪やら大根を追加して再利用。これも冬場の食のたのしみ。
今回はもうひとつ、生姜の梅酢漬けを仕込みました。
高知産の大振りの生姜が安売りをしていたので思わず購入。すぐには食べきれないので漬けておこうという企みです。

洗って包丁でなでると、つるっと皮がむけます。
これらを縦二つ割り程度の大きめにカット。

冷蔵しておいた梅酢に漬けました。

梅酢は塩漬けの梅から上がった水分、梅干の味がする天然調味液です。

あとは瓶に詰めて冷蔵。出来上がりをたのしみに待ちます。
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- 2016/12/18(日) 19:14:36|
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焼き野菜でビールをのもう 本日の農産物料理です。
採れたて野菜をストレートに楽しむため、シンプルな素焼きでいただきましょう。

タマネギとジャガイモは市販品ですが、そのほかは自家栽培のものです。
おや?カリフラワーが開いちゃってます?いえ、これはスティックタイプなのでこれでよろしいのです。一本一本に切り離し、同じように処理したスティックブロッコリーとともにフライパンで蒸し焼き。

オリーブ油とおちょこ二杯ほどのお湯をたらし、蓋をして強火で蒸し焼きです。
その他の野菜は、魚焼きグリルに並べ、やはりオリーブ油をたらして点火。

人参は軽く下茹で、ジャガイモは電子レンジで加熱してあります。その他は生で。
すべてが頃合いよく焼き上がりましたら大皿に盛り合わせ。

いろいろ野菜の盛り合わせ。
野菜にはそれぞれの味があります。元来備わっている味を“持ち味”といいます。その持ち味を確かめるため、塩も使いませんでした。目を閉じて、ひとつずつ、その持ち味を味わうんですが…やっぱり飽きるので、こしらえたソースがこれ。

練り胡麻にマヨネース、オイスターソースを混ぜて練ったディップです。
やっぱりこっちのほうが美味しいね。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2016/12/17(土) 19:51:54|
- 料理・食
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大根の埋蔵 文字通り“埋めて貯蔵する”わけです。
今年<2016>の大根は細くて情けないものですが、あまり植えっぱなしにしておきますと、葉から水分が放散されて、根に巣が入ってしまいます。

なので、今日はすべてを抜きあげて葉を落とし、穴を掘ってダイコンをならべ…

土をかけて埋めます。
こうしておきますと、地中の水分でピチピチのまま保存できます。この埋蔵分は比較的キズのない良いところです。虫食いやら曲がったものは家へ持って帰ってさっさと食べちゃいます。
その他の野菜、ここからは冬の収穫です。
まずはハクサイ。
前回(2週間前)外葉でくるんで鉢巻をしました。

巻いておいて良かったです。あのあと氷点下の低温に当たりましたから。
今日は一番大きいやつを収穫しました。

おなじアブラナ科のスティックブロッコリー。

こちらも収穫。
そしてスティックつながりのカリフラワー。

こちらも収穫。
ニンジンも家の在庫が切れましたので、数本収穫。

姿は悪いが味は濃いのよ。
以上、今回はダイコンの埋蔵と冬の収穫でした。

これからしばらく農作業はありません。次の作業は1月におこなうタマネギの追肥です。
テーマ:野菜づくり - ジャンル:趣味・実用
- 2016/12/17(土) 19:21:11|
- 家庭菜園
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味噌汁カプチーノ またまた、おかしなことを思いつきました。
今日<12月17日>の朝ご飯です。

一汁一菜、おかずは大根の漬物だけ。
味噌汁はカプチーノ。
え?エスプレッソに泡立てたミルクをそそぐあれが味噌汁に?
いえいえ、ミルクは使っておりません。細かい泡に覆われた様子がそれに似ているからカプチーノなどとふざけたわけでして、泡の正体はこれ…

玉子納豆でございます。
納豆に生卵をおとし、だし醤油で味をつけてクリーム状になるまでかき混ぜた種を、熱々の味噌汁にそっと浮かせたお椀です。
そしてこれ、すくった頭をご飯にのせれば…

おいしいおかずのひと品に、普通はこっちですね。
汁に浮かせて失敗しました。味噌汁の温度に玉子のタンパク質が固まって、汁と種がセパレートになるかと思いきや、すべてが混ざって汁がどろどろのヌルヌル。
やはり汁はスカッと切れのいいものでないと私はどうもいけません。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2016/12/17(土) 11:17:36|
- 料理・食
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ツートンペッパーしびれ鶏 今年<2016>栽培した韓国種のトウガラシは、辛みマイルドで食べやすい品種です。
今回は鶏のもも肉と一緒にたくさん食べようというねらいです。

赤と緑の二色のトウガラシですが、どちらも同じ木から取れたものです。完熟した赤は天日干しで、緑は撤収時に着いていた若さや。
ひと口サイズに切った鶏肉に、酒、醤油片栗粉をまぶして揉み込んでおき、千切りの生姜、小口から1センチほどの厚みに切ったネギと二色の唐辛子。茶色いツブツブは粒山椒(麻椒〈マージョ〉)。
これらをいっぺんに炒めちゃう。

鶏の表面が白くなったら、酒、砂糖、醤油少々で味付け、コップ半分くらいの水を振りかけて味をのばします。

鶏がプックリ膨らんだら食べごろです。

鶏にまぶした片栗粉がちょうどよいトロミになっています。

ここはビールでしょう。
山椒の効いた“しびれ鶏”

鶏肉の香味野菜炒め。
見た目ほど、辛くもしょっぱくもありません。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2016/12/15(木) 12:00:28|
- 料理・食
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チュウリンは男の子だった 私のかわいい、らんちゃん、チュウリンは、近づくと集まってきます。

ガラスの向こうから、さかんに何かを訴えます。
どうせ食べ物をよこせといっているのでしょう。

大声で訴えるチュウリンちゃん。
ところがこの小さいほうのチュウリン、実は男の子だったのです。

胸鰭に浮かぶ白い点々、そう男性性徴の追星〈おいぼし〉が出てきたのです。
二匹とも女の子かと思ってましたが、どうやらチュウリンは男の子。

顔が小さくて可愛いから、すっかり女の子扱いしてました。
一方のらんちゃんは女の子。

おまんじゅうみたいなまん丸い体型に大きなお尻。
これはたぶん女の子です。

一生懸命、なんか言ってます。(笑)
かわいいなあ~こいつら二人。

おもいっきり頭をなぜてやりたいが、僕たちにはガラスという壁があって、それは叶いません。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2016/12/14(水) 12:00:08|
- 金魚・生き物
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