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柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

食味雑記 1603

ブタヒジ炒め

 豚の肘〈ひじ〉ではありません。豚肉とオカヒジキのことです。

 とにかくオカヒジキが食べきれないほど茂ってますので、主役に奉りあげましてモリモリ食べちゃおうという寸法です。

 味の決め手は豚の脂。フライパンに醤油を揉み込んだ豚のこま切れと香味野菜。

味付け肉を炒める

 香味野菜は葱、生姜、唐辛子。今回はニンニクは無しです。オカヒジキは淡い味の上、繊細な食感ゆえにパンチは控えめがよろしかろうと思いました。

 お肉の色が変わりましたら、美味しい調味液がにじんでまいります。
 ここへたくさんのオカヒジキを投入。

たくさんのオカヒジキ

 オカヒジキは茹でて水に放ち、固い部分を除いてあります。

 味付け油を全体にからめまして味見、お醤油で仕上げます。

オカヒジキと豚の炒め物

 ブタヒジ炒めでございます。カンタンでございます。

 どういう理由かは分りませんが、オカヒジキは買うと中々お高いのです。ほんの少しで200円くらいしますが、畑で育てますと虫はつかない病気にならない、もじゃもじゃ生えて食べ放題。その上栄養満点で、カリウムやβカロテンを多く含んでるときたら、これ最高です。

サクサク食感のオカヒジキ

 クセが無いからサクサク、モリモリ、存分に食べて健康を勝ち取りましょう!

 ところでβカロテンって何にいいの?

 え?そこまでは、わかりませんわ。ネットで調べてみてちょうだい。


 




 
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2018/07/31(火) 17:16:01|
  2. 料理・食
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刃先の奇跡

切り絵の鑑賞2018

 昨年<2017>に続きまして、芸の上での恩人であります岸本和雄さんの切り絵作品を鑑賞させていただきました。

 本年の新作その一 『梅花群鶴図-若冲-』

梅花群鶴図

 おなじみ伊藤若冲の名画が画題となっています。
 満開の梅に群がる丹頂の図。水木しげる先生の描く細密なペン画のようですが、これは切り絵です。黒い紙を刃物で切り抜いて描いた刃先の芸術です。

 原題がこちら。

伊藤若冲の梅花群鶴図

 今回はこの色彩鮮やかな日本画を白黒二階調に置き換えて描くことにチャレンジ。昨年の鶏もすごかった(過去ログ「美のある世界」)ですが、今回もまた大作です。作者ご本人曰く、単に原画をトレースしたのではダメで、色を抜いたら弱くなる箇所は、それなりに強調補正を加えているとのことです。なるほど、ミニカーも単なる縮小ではなく、個性を若干強調して作っていると聞いたことがあります。「忠実に再現」というのも一つのこだわりでしょうが、史料ならともかく、作品とあれば作者納得の姿に着地させることが肝要です。表現方法が違うのですから、切り絵ならではの完成度を追求するお考えに同感です。

 梅に丹頂、色が浮かんで見えてきそうな細密技巧。

梅に鶴

 なめらかな筆致が素晴らしい。切り絵というと、どうも木版画みたいな荒々しいイメージを持ちますが、本作は複雑な曲線に埋め尽くされていて、絵としての重み、生物感にあふれています。

 そして、黒い部分がすべて繋がっている一枚絵。鶴の爪先のこんなところまで…

爪先の僅かな接点

 ほんのわずかに草とつながっています。

 若冲の印まで再現。

若冲の印まで再現

 見事な技巧に息をのむ作品でした。

 
 もう一作品あります。

 今度は静物です。

新作の釣瓶縄その一

  『釣瓶縄 その一』  

 これ、単なる静物画と思うなかれ。先ほども述べましたが、黒い部分が繋がっている一枚絵、つまり白い部分が多いほど不安定なのです。ごらんの作品を手で持ち上げたらどうなるか?ブチブチ切れて落ちてしまうのは想像に難くありません。緊張高まる作品です。そして枠の内側にもう一筋、井桁の囲みがあります。これが画題に因みつつ(井戸の釣瓶)、作品に近代感を与えるデザイン効果もあり、そして何より…

サインの緊張感

 サインをつなぐお洒落な計らい。ここだけでも見る価値があります。

 そして縄の躍動感。

縄の躍動

 境界線など無いはずなのに、手前の縄が浮かんで見えます。見事な陰影使いです。

 ザラザラっとした縄の質感。

輪郭のささくれ表現

 輪郭の細かいぎざぎざも刃物による手仕事、ちぎった紙の繊維ではありません。

 くどいようですが、黒い部分は一枚につながっています。
 こちらは枠にぎりぎり接している部分。

枠に接するぎりぎりのつなぎ

 このように、つなぎ目を気づかせないように作り込むことで、荒縄がこちらに襲いかかってくるかのような、迫力ある立体感が生まれるのです。

 以上、二作品、たっぷりと堪能いたしました。

 お土産にハガキを三枚いただきました。

おみやげのハガキ

 あ、釣瓶縄の〈その二〉があります。これも凄そうです。





 





 


 

テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2018/07/30(月) 23:35:58|
  2. 視聴鑑賞
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食味雑記 1602

浅蜊の和風スパゲティ

 夏休み、お昼は南方野菜を天ぷらにして、お蕎麦でもたぐろうかな?

 と、思っていたら女房帰ってきやがって、アサリのスパゲティが食べたいとぬかしやがった。ことごとく行く手を遮るんだよな。

 予定変更でアサリのスパゲティまいります。しかし、予定していた南方野菜を用いた和風です。

 まずこれ、アサリの酒蒸し。

アサリの酒蒸し

 油とニンニク、日本酒で蒸し煮したところで、南方野菜パクチーとツルムラサキを投入。

夏野菜を投入

 麺の茹で湯をかけてスープ勝ちにしまして、固めに茹でた麺を和えます。

固めの麺を和える

 お醤油で味を決めまして出来上がりです。

アサリの和風スパゲティ

 浅蜊と南方野菜の和風スパゲティ でございます。

 小皿の方はゴーヤーのツナ味噌和え。

ゴーヤーの味噌和え

 薄切りのゴーヤーを塩もみをしまして、ツナ缶とお味噌で和えました。サッパリした中にお味噌の醗酵味が温かみを添えます。

 浅蜊のスパゲティは、お醤油味の和風です。

お箸で食べます

 これはもちろん、お箸で食べる。

 浅蜊と南方野菜、海と太陽、夏のイメージで決まりました。

 …ということは、結局女房、いい方向に導いてくれたのか?


 


 



テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2018/07/30(月) 12:21:41|
  2. 料理・食
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食味雑記 1601

サルサ・ジョロッキア

 本日収穫したキズ物のミニトマトを皮ごと刻んでボウルにあけてあります。

 そこへこれ!世界最強ランクの辛さを誇るブート・ジョロキア。

ジョロキア

 これを一粒みじん切りにします。でも素手で触ると危ないですよ。よく洗ったとしても殺傷成分は指先に残り、夜、あぁ~あ眠いなあ~、なんて目を擦ったら最後、痛くて痛くて目を開けられなくなってしまいます。

 つづいてはこれ、摘みたてフレッシュなコリアンダー。つまりはパクチー。

フレッシュコリアンダー

 これもみじん切り。

 そして赤いタマネギ。

赤タマネギ

 これも自家製、と言いたいところですが、我が家の在庫はすでに無く、農産物直売所で買いました。これもみじん切り。

 すべてをボウルにあけまして…

刻んだ材料をすべてあわせる

 塩を強めに振りまして、よく混ぜます。

塩を効かせてよく混ぜる

 出来上がりです。寝かせて味をなじませるとなお良さそうですが、まずはフレッシュなところでビールを飲みましょう。

トルティーヤチップスを添えて

 市販のトルティーヤチップスを添えました。

フレッシュなおいしさ

 うおー!うまい。玉葱とコリアンダーが、シャリシャリッと砕けながら強烈な香りを発す。そしてトマトが甘いジュースをあふれさせると、ジョロキアがあちこちで癇癪玉のようにバチバチ弾けます。おー辛い。口の中が隅田川花火大会。

 お菓子のトルティーヤ、一袋、全部食べちゃいました。






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  1. 2018/07/29(日) 16:31:03|
  2. 料理・食
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菜園記 286

台風が去って…

 畑に出ましたら、特にこれといった被害もなく、ただ雑草が伸び放題になっていました。

 うれしかったのは、赤く色づいたミニトマトの景色。

色づいたミニトマト

 これが見たかったのです。

 重みで首〈こうべ〉を垂れるミニトマト。

たわわのミニトマト

 たわわに実っております。

 朝ごはん食べてませんので、ここで5、6個つまんで食べて栄養補給。

 ところが…

キズものだらけだ

 ほとんどキズもの。

 こういうものは加工品にしましょう。

 こちらは同じ赤でも世界最強辛さのジョロキア。

完熟のジョロキア

 そうだ、このフレッシュなジョロキアとコリアンダーを使って、先ほどのキズトマトをサルサに変えよう。

ジョロキアとコリアンダー

 コリアンダー、つまりパクチーもそろそろ終わり、たくさん使わなくては。

 今年はじめて試してみた中国系の茄子、マー坊も、これまたたくさん実を着けてます。

よく生るヘビナス

 本日は、雑草取りをメインに二時間ほどの畑遊び。

 収穫した葉物はこれら。

収穫葉物

 そして実ものはこうです。

収穫実もの

 たくさんのミニトマトとナス。

 まん中辺の真っ黒いナスが日本ナスで、うすい紫がマー坊です。







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  1. 2018/07/29(日) 15:58:01|
  2. 家庭菜園
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食味雑記 1600

銀河をながめて

 今日<7月28日>から一週間、休みをいただきました。

 朝一番、冷蔵庫をのぞけば、女房が粉をつけて焼いたらしい鱈の切り身がひとつ。焼きなおす?いえ、せっかく冷たく締まっているから、そのまま薄切りにして、胡瓜と合え、生姜酢をかけました。

たらきゅう

 朝からこんなもんこしらえて、どうするの?

 そりゃあんた、いっべえやるのよ。畑に行こうにも、外は雨。
 こうなったら、これしかないでしょうに。

朝酒を一杯

 朝酒はがぶがぶ飲まないの、チロりと舐める程度にね。

 酒器がいいでしょう?さる恩人からの戴きものです。

漆の酒器

 本錫の挽きものに漆仕上げ。
 生地なのか、塗りなのかわからないけど、ごつごつした質感が指を添えたときに温もりを感じます。
 加飾に目を近づけると…

手のひらの上の宇宙

 深い青色に金粉、螺鈿がキラキラ輝くまるで銀河。そして、ごつごつした塗りのもう一つの意味、それは漆そのものが反射する微細な光の粒と粒。表面をツルツルに磨いてしまっては、反射光が平面的になるけれど、微細な凹凸を活かせば、光は粒となって散り散りになります。手触りのみならず、光の効果も考えられた塗り方だったのです。

 宇宙に想いを馳せながら、お酒をなめる雨の朝。





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  1. 2018/07/28(土) 11:53:27|
  2. 料理・食
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プロレス懐古 24

呪術師 ブッチャー

 若いですねえ、二十代でしょうか?顔にあどけなさが残っています。呪術師アブドーラ・ザ・ブッチャー。昭和の人ならばプロレスファンでなくとも聞いたことのある名前でしょう。昭和50年代はテレビで大人気でした。

 押入れから出てきた懐かしいプロレスプロマイド。今回は大名跡ブッチャーです。

若きブッチャー

 上の写真はまだ裸足。後に、あれは全日本プロレスのオープンタッグ選手権のあたりだったでしょうか?パートナーのザ・シークに合わせてアラビア風のとんがりシューズになりました。実況では「凶器シューズ」なんていう呼び方をされてましたっけ。
 
 不気味な入場曲が会場に鳴り響くと、客がざわつき始め、アラビア風の二人が風のように花道を駆け抜けると、ゴングを待たずに乱闘開始、これが定番。ファンク兄弟との血戦は屈指の名勝負(と言えるかどうかは疑問だが)で、当時、蔵前国技館で生で見ていて大興奮した覚えがあります。

 ギザギザの額からは、毎回のように流血。唇をぶるぶるぶると震わせて血しぶきを飛ばし、やられるとキエー!っと怪鳥のような声を上げる。必殺技は全体重をかけたエルボードロップ。落としたそのままの体勢でフォール。全く以って見せ場の多いヒールでした。

 ブッチャーといえば、ジュジュプソーなる謎の憲法の使い手で、シュシュっと空を切っての地獄突きが得意でしたが、あるとき、それに合わせて馬場さんがウルトラマンみたいなポーズを決めたのには、思わずニヤけました。

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  1. 2018/07/27(金) 11:33:56|
  2. プロレス
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食味雑記 1599

新ジャガの蒸かし

 掘りたての新ジャガは、皮が薄い。保存日数とともに皮は厚みを帯びてくる。ゆえにジャガイモを皮ごとかぶりつくチャンスは今。

 今年のベニアカリを蒸かしました。

蒸かしたベニアカリ

 皮が赤くて中身が白いベニアカリ。
 熱々のイモをパコパコ食うのもいいけれど、ここはやっぱりビールとソーセージをつけましょう。

ビールにソーセージ

 摘みたてのパクチーもつけちゃう。パクチーは脂っこい肉の加工品によく合います。

 おっと、主役はジャガイモ。

 お皿に寄せてボコっと崩して、むせるほどに詰め込む。

ソースは三色

 ソースは三色、バジルペーストに練り辛子、そしてマヨネーズ。

 皮ごとほおばるベニアカリは、でんぷん質の多いホクホク型の食感。そして何より皮が美味い。土の香りが鼻を抜ける。

 どこか懐かしい大地の香り。

 目を閉じれば、さっき掘っていた手の匂いじゃん。



 

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  1. 2018/07/26(木) 11:11:08|
  2. 料理・食
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鑑賞記 24

妖怪人間ベム 最終回

 「はやく人間になりたーい」 のフレーズでおなじみの妖怪人間ベム。今のお若い方はご存じないかもしれませんが、人間になれなかった生き物、妖怪人間ベム、ベラ、ベロの三人が、怪奇事件を解決してゆく物語。

タイトル

 今回はその最終回のお話。

 これは昭和40年代のテレビアニメ、当時は“マンガ映画”なんていう呼び方をしていたように思いますが、まあ、その辺はさておきまして、内容が濃いです。『ノートルダムの鐘』や『フランケンシュタイン』にみられるような、醜い姿に美しい心を備えた者たちの悲劇が描かれています。

 鉄道のトンネルを塞ぐ土砂をどけようと奮闘する三人だが…

良いことをしているのだが

 地元の村人に見つかるや、その姿ゆえに迫害されるのです。

襲いかかる村人

 このあたりは、帰ってきたウルトラマンのエピソード『怪獣使いと少年』に重なる、群衆の愚かさですね。獣じみた連中ほど、不安に敵を見出して、暴力で排除しようとするのです。もっとも知性が発達していれば暴力はふるわないと思いますが。

 ところが、この村には本当に化け物の屋敷があって、そこには恐ろしい姉妹が住んでいる。

おそろしい怪物姉妹

 この姉妹の怖さったらない、人をさらっては地下牢に閉じ込めておいて、順番に魂を吸ってゆくという恐怖の姉妹なのです。

 変身した姿は超怖い。

怖い顔

 なんとも言えぬ怖い筆致。アニメはリアルが偉いってわけではないのです。ここは特撮にも通じるところでありますけど、映像表現として、目的に合った効果が発揮されていれば、それでOK。むしろ独創性が高いほど作品として高い評価をうけようというもの。

 そして、この姉妹に魂を吸われた人たちは、もっと深い穴に捨てられる。
 魂を抜かれた抜け殻人間の描き方がまた凄い。

魂を抜かれた亡者たち

 モワモワモワ…という、空気の抜けたような声を発しながら、ゆらゆらゆれる亡者の描写がおそろしい。大人の私が見ても気持ち悪いのなんのって。

 そして少年妖怪人間であるベロも牢獄に囚われてしまう。

さらわれた人々

 そこで出会った少年と、小さな友情を芽生えさせる場面が一服の清涼剤となるのだが…、非情にもベロも怪物姉妹の毒牙にかかってしまいます。
 ところが怪物姉妹、ベロの魂を抜いたらその正体が妖怪だったことに驚く!その時のセリフがふるってるね。
 
 「こんな生き物が本当にいたなんて…」 ですと。

 お前が言うか!自分を棚に上げるのにもほどがある。
 人に例えよう。悪い奴ほど自分が悪いと思っていない。だからモメるのです。

 話は続きます。

 魂を抜かれたベロを助けに来たベムとベラ。怪物姉妹との壮絶な戦いが始まる。

ベムと女妖怪の闘い

 おそろしく強い怪物姉妹だが、やっとこさっとこベムたちが勝って、怪物姉妹の呪いは消える。

ベムたちが勝つ

 怪物姉妹が消えると、これまで吸われていた魂たちが体に戻り、ベムが彼らを救出。あくまで正義の心を貫くベムたちであった。

 ところが、事実を知らない警察は、屋敷もろとも化け物の噂を抹消してしまおうと、火を放つ。

警察は屋敷に火を放つ

 そんな中、ベムたちはあることに気づく。それは体と魂の分離したベロを前に、自分の魂を別の人間に宿せば、人間になれるという、積年の願いが成就する方法であった。だが、それを行うことは別の人間の魂を奪うこと…

 炎の中、ベムが悟る。

ベムの悟り

 「俺たちは人間には見えない者たちと戦ってきた。それは俺たちが妖怪人間だからなのだ。俺たちが人間になれば、その超能力は失われてしまう。だから…」

 妖怪人間のままでいい、と決意する姿に、思わず涙。
 蔑視され、嫌われて、迫害されようとも、人間のために正義を投じようと決心する妖怪人間たちに感動を禁じえません。

炎につつまれる三人

 ベラの妖術で息を吹き返すベロ、そして炎に囲まれる三人。
 
 焼け跡には、帽子とマント、小さな靴が落ちていた。

三人はいずこへ

 彼らはどこへ行ったのだろう。

 もし、身の回りで奇怪な事件がおこり、それがいつの間にか解決していたならば、それは妖怪人間たちの活躍にちがいない。そして、妖怪人間たちに感謝をしよう。

 というようなナレーションでドラマは締めくくられます。

 涙…、涙の最終回。

 シリーズを通して、妖怪人間たちが教えてくれたのは…

 一、見た目を疑い、本質を見る努力をしよう。

 一、見返りをを求めず、困っている人の役に立とう。

 一、誰とでも仲良くしようとする優しい心を持とう。

 という質の高い人間の振る舞いでした。

 異国の匂い漂う舞台設定に、ジャズテイストのBGM。

 恐い描画に美しい物語。

 何とも独特なその世界は、怪奇ムード満点の大人な作り。それでいて目線は常に子供にあり、喜びも怒りも素直に引っ張られてしまう、シンプルなドラマ構成。大人になっても楽しめ、また、考えさせられる名品でした。

三人に感謝をしよう

 ありがとう、妖怪人間。

 もしあなた方に会えたなら、私は素直にうれしい。


 





















テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用

  1. 2018/07/25(水) 11:13:53|
  2. 視聴鑑賞
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食味雑記 1598

月見ら~めん

 サンヨー食品『サッポロ一番 塩らーめん』の美味しさは、どなたもご存じのことと思いますが、今日は生卵を落とした月見らーめんでございます。

月見らーめん

 畑でとれた大量のニラを夏の山に見立て、昇る満月は生卵、朧ろ雲は、商品に同封されている摺り胡麻です。

たっぷりのニラで食べる

 にごったスープは嫌だ!とばかり、せっかく入れた玉子をどけて、ニラで麺をすする。クリアーな美味しさ。

 はぁ、と息を吐く。美味しいなあ。

 半分以上食べまして、ここから最後のお楽しみ。

 黄身ソースです。
 温存しておいた玉子の黄身に箸を突き刺し… おっと!かき混ぜませんぜ、破れた黄身の下から、そっと麺を持ち上げる。

最後は黄身そばで

 濃厚黄身ソースが麺の味を劇的に変えるのです。

 麺をすすり、スープを飲み干すと…

 「あぁ、もう少し食べたいなぁ」

 と思った時がやめ時。

 有難みというものは、わずかな不足感に芽生えるものでございます。




 

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  1. 2018/07/24(火) 10:42:27|
  2. 料理・食
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食味雑記 1597

茄子味噌炒め

 茄子は夏の実、ゆえに“なつみ”が転じて“なすび”になったとか、その辺は定かではございません。

 今日は茄子です。

 茄子とピーマンの味噌炒めなど、夏の定番おかずでして、甘辛い味噌だれが、食欲の劣る夏のご飯を進めます。

 今回はお肉を使いまして、よりスタミナをつけていただこうという狙いです。

 豚の細切れ肉をフライパンに乗せ、醤油をかけてお手手でもみ込む。

肉に醤油を揉み込んでいる

 周りの薬味はニンニク、ショウガ、唐辛子。

 点火して炒め合わせ、肉に火が八分程度に入りましたら、お茄子投入。

肉の後に茄子

 お茄子は斜めの薄切り。

 しっかり炒めたら、水にスープの素。

酒味噌で味付け

 お酒と味噌で味付け。お砂糖は控え、あまり甘くはいたしません。

 出来上がりましたのは、茄子とお肉の味噌炒め。

ナス肉味噌炒め

 仕上げに胡麻油を少し垂らせば、香りが一段グレードアップ。

ご飯が進んで困ります

 豚の脂にお茄子、そして味噌のトライアングルが絶妙に美味しい。
 日本のご飯に味噌系おかずは最強パートナーですな。

 もうご飯が進んで困ります。
 そしてメタボ改善は遠のく。





 

 




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  1. 2018/07/23(月) 11:27:44|
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菜園記 285

二列目のイモ掘り

 きょうもテレビの天気予報では“日中は危険な暑さです”などというので、少しでも早くと朝の7時に畑に出てみたものの…

 すでに暑いのよ。

 到着するなり汗びっしょり。濡れたTシャツがセクシーに透けても中身がオッサンだからキモチわりいだけ。

 そんな中、水分を補給して比較的きれいな作業、トマトの誘引を先にこなしました。

実着きの悪いトマト

 乱れた枝を整えて、支柱に結びつける。
 ただ今年のトマトは実着きが悪いです。花が落ちてしまいます。

 ところがその時、幸せの妖精ケサランパサランがやってきた。

ケサランパサラン

 これでうまく挽回できるかな?

 一方、ミニの方は市販苗なので上々の仕上がり。

ミニトマト

 もう少しで完熟です。

 野菜たちの中にしゃがんでいる時が、涼しくて気持ちいいのです。

 ところが立ち上がると目がクラクラクラ…

 飲んだ水がすぐに吹き出す汗の滝。

 それでも掘ったジャガイモはベニアカリ。

赤いベニアカリ

 5メートルでギブアップ。これ以上はイモが篭にも入らないので、引き上げ時。

 その他の野菜です。

 パクチーは花芽を伸ばし始めました。終わりが近い兆しです。

パクチー

 オカヒジキはもう針地獄。

オカヒジキ
 
 でも全部食べられますよ。しかも体にいいときた。

 ツルムラサキに迷惑なお客さん。

ツルムラサキにバッタ

 葉っぱがあって、虫がいる。これ自然の情景。

 これはニンジン。

ニンジン

 土はカラカラに乾きながら、どっこい生きてます。

 最強辛さのジョロッキア。

ジョロッキア

 完熟が楽しみです。

 エダマメが太りました。

太ったエダマメ

 収穫です。

 ダジャレが憎い、ナスのマー坊。

マー坊ナス

 今週も収穫です。

 辛くないミニトウガラシが赤く熟してきました。

辛くないミニトウガラシ

 でも木は小さいままです。

 本日の収穫は、ジャガイモ7キロと南方葉物。

収穫葉物

 トウモロコシにエダマメとナスです。

ナスとトウモロコシ

 そして、お風呂に入ってビール。

モロコシとビール

 これが朝ごはん。
 朝7時から二時間ほどの遊びでした。

 うちのエダマメは茶豆。

茶豆の色

 すこし黒ずんでいます。
 ところがこれ、味が濃くて美味いのです。








 


 









 

 

 

 




テーマ:野菜づくり - ジャンル:趣味・実用

  1. 2018/07/22(日) 14:38:18|
  2. 家庭菜園
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玩具工作控 511

ショッカー基地第三号 9

 バンダイ、フギュアーツスケールのショッカー基地をつくっています。

 前回から、象徴的なショッカーエンブレムにかかったところです。

 ケントボードにスケッチしたマークに木工用エポキシパテを盛り付けまして、ザクザク彫ったところです。

もう少しがんばりましょう

 今回は続きを彫ります。

 粗く筋彫りをした溝を頼りに切り出し刀で細部を彫ります。

少しずつ彫ってみた

 ある程度彫れましたら、胸の発光部分に穴を開けます。

発光部分に穴を開ける

 穴が開いたら台紙をそっとはがす。

台紙からはがす

 彫刻刀と紙やすりで輪郭を整えて原型の出来上がり。

輪郭を整えて原型出来上がり

 このまま塗装にかかってもよろしいのですが、気の弱い私は、失敗を恐れ、コピーを取ることにいたします。

 今回はこの辺で。










 

 

テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2018/07/20(金) 11:13:02|
  2. 玩具・造型
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食味雑記 1596

桃屋の きざみしょうが

 おなじみ、桃屋さんの瓶詰めでございます。
 桃屋さんと言えば、私ら世代(昭和中期生まれ)は、海苔佃煮の『江戸むらさき〈特級〉』ですとか、『花らっきょう』『いかの塩辛』ですね。新しいところで『メンマ』や『キムチの素』といったところでしょうか。軽妙なジャレとテンポの良い、三木のり平さんのアニメーションCMが懐かしいです。

 今日のは友達の勧めで試してみた『きざみしょうが』です。こいつは新しい。

桃屋のきざみしょうが

 内容物は、どうも生姜の油漬けのようで、チャーハン、炒め物に冷や奴、そうめん、うどんの薬味など多用途なのだそう。そりゃ重宝だ。

 まずは鰹のたたきで試してみよう。

かつおのたたきに添えてみた

 ふんふん、よい香りじゃ。

胡麻油の香りが絶妙にうまい

 ベロリンとほおばる。旨いわ、こりゃあ。お醤油も要りません。
 胡麻油と菜種油の配合が絶妙で、塩み、歯触りも心地よい。生姜の清涼感がくたびれた鰹の臭みを抑え、美味しく食べさせてくれます。
 パートナーを引きたてつつ、自分も完成している桃屋のきざみしょうが。
 
 桃屋さんの瓶詰めはいつもそうでした。
 主役にしゃしゃり出ることなく、プラスワンの何かで食事を豊かなものにしてくれる。
 桃屋の瓶詰め、思えばいつも、そばにいてくれたような気がします。


 

テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2018/07/19(木) 10:35:09|
  2. 料理・食
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時計道楽 173

SEIKO ロードマチック 3

 部品を洗って組み立てました、セイコー・ロードマチック5601A。

15-ムーブ完成

 外装を掃除しまして、針をつけました。

16-針をつけました

 非常にベーシックなダイヤ剣で、時字との面積バランスも絶妙。実に端正な顔立ちです。

 磨いたケースに収納。

17-ケースに収めました

 ケースはステンレス製。
 風防、ベゼルを嵌め込んで、黒のカイマンをつけました。

18-バンドをつけました

 モノトーンで決めた、ザ・腕時計といった出で立ちです。均整の取れたイイ男。

 裏の刻印。

19-裏の刻印

 上開け構造の説明と、防水、材質が表記されています。製造連番から、このモデルは1970年製と拝見できます。50年近く前の物ながら、ここまで刻印がはっきり彫られていると解読が容易です。最近はレーザー印字が流行っていて、様々な書体や細かい模様の表現が自由になった反面、薄くて軽くて頼りない。

 ケース側面です。

20-先へ行くほど消えゆくデザイン
 
 下半分がブラックアウトして見えなくなっています。下斜面の効果が活きていると言えましょう。
 アシが先端に向けて細くとがって消えゆく構図は、ベルトへ溶け込む流線のデザイン。フィット感を表しています。

21-セイコーロードマチック

 本日の控え SEIKO LORDMATIC 5606-9000 1970年製 でした。

 品よくまとまった醤油顔。しっかりとした視認性に主張を押さえたケース。実に真面目な時計です。目鼻立ちの整った誠実な男前さんにつけてもらいたいモデルです。
 え?わたし?だめだめ。私がつければ、ただの古いオッサン時計になってしまいます。そう、腕時計は着ける人によってオーラが変わるのです。











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  1. 2018/07/18(水) 10:50:23|
  2. 時計
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食味雑記 1595

大辛ハンバーグカレー

 先週作った極辛カレー。

極辛チキンカレー

 美味しいことこの上ないのですが、辛さも極辛、ゆえに家族は食べません。よって残った分は冷蔵庫で煮凝りとなって眠ること一週間。

 今日は子供たちにハンバーグを作ってやろうと思いますので、私の分はハンバーグカレーに仕立てましょう。

 種です。

種を合わせる

 牛豚合い挽き肉と炒めたタマネギ、パン粉、牛乳、塩とナツメグです。

 よく混ぜて成型、油を引かずに焼きました。安いひき肉は脂が出る出る。

ハンバーグとイモを焼く

 その油で蒸かした新ジャガも一緒に焼いてます。

 ハンバーグが焼けましたら、ご飯の上に立てかける。

ごはんにハンバーグ

 鍋で温めておいた極辛カレーをかける。

極辛カレーをかける

 パクチーをそえて出来上がり。

パクチーをそえて

 極辛ハンバーグカレーでございます。生つばゴクリでございます。

 ハンバーグを煮込まなかったのは、カリっとした焦げ目を残しておきたかったからです。

こんがりポテト

 ジャガイモもこんがり焼きつけて、後のせ。

 ハンバーグは柔らかいのでスプーンでサクっと割れます。

こんがり焦げ目が味を深める

 初めのひと口がハンバーグライス、噛みしめると口の中でキーマカレーに変わります。
 肉に練りこんだナツメグが生きていて、香辛料の塊であるカレーに好相性。
 そしてフレッシュパクチーが清涼感のアクセント。でも別にこれは無くても良かったかな。










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  1. 2018/07/17(火) 10:45:10|
  2. 料理・食
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菜園記 284

ジャガイモ掘りとトマトの手入れ

 予定狂いますよ、まったくもう。20日も早く夏が来ちゃうんですから。
 したがいまして、梅雨を見込んでの後発の種まきはクウシンサイを除き全滅。まるでダメ夫。

 反対に五月の終わりに種を播いた南方野菜たちは旺盛に茂っています。

 オカヒジキは食べ放題。

オカヒジキ

 ミネラル豊富で眼や皮膚によいという健康野菜。買うと高いけど、育てれば種代200円で食べ放題です。

 ニョキニョキと首を伸ばし始めたのがツルムラサキ。

ツルムラサキ

 ガンの予防や、免疫力強化によいなどと謳われる健康野菜です。分厚い葉っぱに赤い茎が特徴です。

 パクチーは今や日本人に大人気。

パクチー

 私は別に、それほど好きなわけではありませんが、夏になりますと、カレーやラーメンに入れたくなっちゃうんです。

 ダジャレが憎らしいナスのマー坊。

ヘビナス

 ヘビのような変な実を下げていますが、いつかご期待に応えてマーボーナスを作ってみましょう。

 激辛大王のブートジョロキア。

ビートジェロキア

 これがハバネロを超える辛さなんですと。熟すのが楽しみです。

 一方、ぜんぜん辛くない、小粒のカラフルトウガラシ。

カラフル唐辛子

 白から赤へのグラデーションがきれいです。これは辛さスパイスというよりも、お料理の彩りによさそうです。

 枝豆も一部食べごろです。収穫です。

エダマメ

 家に帰って一杯やるのが楽しみです。

 本日の作業その一である、トマトの手入れ。

 こちらはミニトマト。

ミニトマト

 わき芽を摘んで、円形支柱に行灯仕立て。伸びた分をテープで固定しました。

 桃太郎も一番果をつけています。

トマトの一番

 ミニトマトと同様、脇芽を摘み、支柱に固定をしましたが、今回は下葉を刈りましょう。通気性を良くして湿度を下げる狙いです。

 このような状態のトマトですが…

トマト

実より下の葉をすべて刈り落としますと…

下葉を刈りました

 こうスッキリいたします。昨年は加湿のため病気を招いてしまったので、今年は乾き気味に行きたいところです。

 本日のメイン作業その二は、ジャガイモの掘りあげです。

 初の品種“ピルカ”の列を掘りました。

ジャガイモと一列掘りました

 途中で状態のいい層に当たりましたので、断面を写真に撮りました。

このように埋まっている

 ジャガイモ地中の図。このように埋まっているのです。

 三列のうち一列しか掘れませんでした。暑くてたまらん。残りは来週にします。

 トウモロコシも食べごろです。
 収穫して帰り、皮をむいてみると、短くても受粉のいいやつは…

短いけど出来の良いモロコシ

 まあ、よろしい出来ですが、受粉が悪いと、長くても…

受粉が悪いとこうなる

 スカスカでございます。食べるところがありません。

 素人栽培は、こういう当たりはずれもまた面白いところです。

 お風呂でサッパリしたら、茹でもの二種類でビール?いや、今日はレモンサワーです。

湯上りのハイサワー

 氷をたっぷり入れて、キンキンに冷えたところをショワーっとやれば、外の暑さが殊更うれしいのです。



















 


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  1. 2018/07/16(月) 19:42:11|
  2. 家庭菜園
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食味雑記 1594

コロとじ丼

 「せっかく支度したのに!」
 
 なんていう声が聞こえてきそうだが、帰りが遅くなったら食べられないのが女房の作ったおかず。

女房が支度したおかず

 平日食べられなかった分を休みの日に食べる。
 今回のはコロッケと、茄子とエリンギの炒め物、そして茹でたオクラ。すべて冷え切っております。
 そりゃそうだ、冷蔵庫に入っていたんだからねえ。

 電子レンジでチン?いや、今日は昔ながらのやりかたで温めます。

 丼鍋に希釈した麺つゆをわかして、茄子炒めとコロッケを煮る。

どんなべで煮る

 コロッケが温まったら、玉子でとじる。

玉子でとじる

 もうお分かりでしょう、カツ丼の作法です。

 ご飯にかぶせ、オクラをちょいと乗せたら、コロッケとじ丼、略して コロとじ丼 でございます。

コロッケどん

 さめた夫婦… じゃなかった、冷めたおかずの再生お料理です。

 でも失敗。
 カツとコロッケ、姿は似てるけど、性質は全く違います。そこを見逃しておりました。
 衣はほぼ同じだから良いとしても、中が肉かつぶしたジャガイモかでは大違い。

とろとろ崩れてしまいます

 コロッケを煮たら、おもいっきりふやけて、溶けてしまいます。





 


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  1. 2018/07/15(日) 12:34:24|
  2. 料理・食
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金魚の部屋 44

2018夏の大掃除

 もう真夏の暑さです。

 金魚の水も、砂利の間の沈殿汚物がたまりすぎますと、水質が悪くなりますので、今回は夏の大掃除。

 金魚を洗面器に一時避難。

洗面器の金魚

 大きくて赤い“らんちゃん”の背中に充血があります。これは、水質が悪くなると体が浮かんで水面から背中が出てヤケドのような症状を招いてしまった印です。。

 それにしても大きくなりました。ボリュームたっぷりのダイナマイトボディです。

大きくなったなあ

 今回は砂利までよく洗い、水草を半分にして角に植込み、石垣よろしく小石で囲みました。

草を石で固める

 シンプルなインテリアです。

 粗塩を加えて水を注入。

ポンプも洗いました

 今回は組み上げポンプも洗いました。

 夏の大掃除終了。

きれいになりました

 金魚にとりましては、あまりよろしくないのでしょうが、水がクリアーになりました。
 見ているこっちは気持ちいいです。

音を鳴らして騒ぐ

 近づけばバシャバシャと餌をねだります。

金魚おおよろこび

 このあと、手を突っ込んでホッペを触ったり、指をつつかせたりして遊びました。

 ひと夏、元気に乗り越えてほしいです。




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  1. 2018/07/15(日) 12:33:23|
  2. 金魚・生き物
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食味雑記 1593

竹輪でチャーハン

 竹輪、“ちくわ”というのは重宝です。煮てよし,揚げてよし、そして栄養的にもよろしくて中身はほぼお魚。
 骨がチクチクして嫌だ?内臓がだめ?下処理が面倒くさい?
 そんな方は竹輪で魚肉を摂りましょう。

 今日はチャーハンです。焼き豚のポジションに竹輪を持ってきました。
 角切りの竹輪に紅生姜、葱、これだけ。

三種の具材

 紅の入った下町風、着色的な貧乏くささが自慢です。

 玉子でご飯を炒めましょう。

玉子でご飯を炒める

 ご飯がほぐれたら、ネギと竹輪を加えて香りづけ。

ネギ竹輪を加える

 お醤油で和風に味付けしたら、仕上げに刻んだ紅生姜。

 出来上がりです。

ちくわチャーハン

 でた!これまた大盛り、一人飯。

大量飯をくう

 うまいよ、うまい。竹輪でチャーハン。
 竹輪は油分が低いから、のどに詰まる詰まる。
 ここで、救急要員で待機していたビールの登場。
 グビリグビリと流し込み、デカいゲップをブっぱなす!

 ゲロホップ!
 ふぅ~、気持ちいい。
 
 ここまでやって、フルコース。




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  1. 2018/07/13(金) 10:31:09|
  2. 料理・食
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食味雑記 1592

ミックスオムレツ

 冷蔵庫におかずの残りが眠っている。

 ジャガイモの千切り炒め、茄子とニラの旨煮。
 いいでしょう、目覚めさせようではありませんか。
 電子レンジなる科学的加熱機器がなかった昔は、残ったおかずを集めて煮、粉を練った皮で包んで油で焼いて食べたとか。それこそ春巻きの原形らしいという話を誰かに聞いたことがあります。

 今日はオムレツです。

 残ったおかずを混ぜて煮ます。

二品を混ぜてます

 それを薄焼き玉子に乗せまして、フライパンのへりに追い込む。

薄焼き玉子に乗せてよせる

 お箸でちょいとフォローして、お皿にポンと裏返せば…

玉子で巻く

 ジャンボ餃子かオムレツか?

 ご飯にも良さそうですが、ビールのカンタンおつまみにいかがでしょう。

中とろとろのオムレツです

 見た目は地味だけど、食べれば柔らかいし、いろんな味がしておいしいよ。
 そして、とろみのついたおかずって、ふつう箸から落ちるでしょう?

柔らかすぎました

 これ、持てるのよ。






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  1. 2018/07/12(木) 11:19:51|
  2. 料理・食
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時計道楽 172

SEIKO ロードマチック 2

 国産時計のたのしみ、セイコーロードマチック“5601A”です。

8-SEIKO5601A_20180707133016d2d.jpg

 順次解体してみましょう。

 まずは錘と自動巻き上げボックスを外します。

9-自動巻きブロックを外しました

 これで手巻きの状態です。
 ここからテンプを外します。

10-テンプを外しました

 ここで、自動巻きブロックと動力ゼンマイをつなぐ巻きあげ中間車を外しました。

11-巻き上げ中間車をとりました

 右下の大きいやつです。外した穴から機構が覗きます。

 受け板を開けましょう。

12-中受けを開けました

 写真上半分が時計輪列、下のふたつが巻き上げ伝達部分です。

13-巻き上げの構造
 
 受け板の上からつながる伝え車が左右どちらに回っても、ゼンマイが巻き上がる構造です。両回転巻きということです。

 このあと、部品を洗って、組み立てました。

14-組み立てました

 次回、外装を洗って完成です。



 






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  1. 2018/07/11(水) 11:24:44|
  2. 時計
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食味雑記 1591

ナスニラとジャガセン

 自家製の農産物で、ご飯のおかずを二品こしらえましょう。

 まずはナスニラ。ナスとニラのうま煮です。簡単ズボラ式でまいります。

 テフロン加工のフライパンでナスとニンニクを炒めます。

ナスと薬味を炒める

 水を加えて煮つけます。味は麺つゆ。

スープで煮ながらニラを投入

 大量のニラ、そして冷凍鶏挽き肉を加えてさらに煮、とろみをつけたら出来上がり。

挽肉を混ぜてとろみをつける

 ナスニラ煮込みでございます。

ナスニラ煮込み

 続いてジャガセンまいります。ジャガイモのせん切り炒めです。

 醤油を胡麻油を揉み込んでおいた豚のせん切り。

肉に醤油と油を揉み込んでいる

 おなじくせん切りのニンニク、ショウガといっしょに炒めます。

ニンニクとショウガのせんぎり

 ここにジャガイモのせん切りと、水菜の古漬けを加えて炒め、醤油と胡椒、スープで味を決めたら出来上がりです。

ジャガイモロースー

 ジャガセンでございます。

 ジャガイモとお茄子で二品の早やづくり。どちらも温かいうちに家族に食べさせたいですから、冷めにくいうま煮を先にこしらえた次第です。

ご飯のおかずです

 野菜比率の高いおかずですが、油を多用してますので、どうぞ、烏龍茶かなんかとご一緒に召し上がってみてください。










 

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  1. 2018/07/10(火) 11:00:01|
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玩具工作控 510

ショッカー基地第3号 8

 木の板にショカーエンブレムを転写して、彫り始めましたはいいが…

彫ってみたものの

 木が湿っぽくて刃物が悪いときたもんで、割れてしまってうまく彫れません。

 よって計画変更。

 ショッカー基地の端材である、ケントボードにエンブレムをコピー。

ボードに下絵

 木工用エポキシパテを盛りつけてゆきます。

木工用エポパテを盛る

 パテは反らなくて助かります。特に木工用は軽くて刃物がサクサク入ります。

 全面に盛りましたら、一度硬化させましたが…

一度固めます

 もう少し厚みを持たせようと、中央上部を中心にさらに盛り、固める。

さらに盛る

 ここに今度はガイドをスケッチ。

スケッチを手書き

 ガイドにそって、彫刻刀で彫ります。

スケッチをガイドに彫る

 材料の肉質に方向性が無い分、やはり木より彫りやすいです。

もう少しがんばりましょう

 ひとまずスジ彫りができました。

 もう少し頑張りましょう。





 


 






 


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  1. 2018/07/09(月) 10:59:54|
  2. 玩具・造型
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食味雑記 1590

極辛チキンカレー

 夏です。
 凄いカレーを食べましょう。

 凄いって何が?

 見た目、辛さ、などなどです。スカーっとキレの鋭いカレーが食べたいなー。

 と、鶏の手羽元に塩を振って焼いてます。

鶏を焼いてます

 黒いツブツブは粗びき胡椒。
 このままガブリも良さそうですが、ここはガマン。
 こんがり焼けたらにじんだ油をそのままに、鶏だけ煮込み用鍋に移す。

 残した油でタマネギ、ニンニクを炒めます。

タマネギを炒めて

 焦げもかまわず強火で炒め、煮込み鍋に合流。
 セロリやニンジンとともにグラグラ煮込みます。

香味野菜と鶏を煮込む

 これが一日目の仕込みです。
 
 そしてあくる日、再び加熱して味を決めちゃいます。
 塩、砂糖、ガラスープの素を補い、ナンプラーをたらすなど、ちょっと濃い目のスープに仕立てます。

 ここでスパイス。

スパイス各種

 赤い唐辛子の量にご注目、これはかなりイケそうな予感。
 丸のまま油で炒めます。

唐辛子を揚げる

 ちょいと多めの油にクミンと混浴です。弱火でジクジク焼いてます。
 香ばしくなってきたら、すり潰したその他のスパイスを投入。

すり潰したスパイスを投入

 弱火でジクジク。

弱火で炒める

 かなり香ばしい油になりました。
 ここへ先のスープを加えてのばし…

スープで溶く

 スープのお鍋に合流。この時点で、煮込んだセロリはミキサーでどろどろにして混ぜ込んであります。

鍋で煮込む

 煮はじめは、まだ鶏が白っぽいけど、最後はみんな同じ色になるんです。
 ここでまた一旦冷まし、食べる前に再び点火。

よく煮込んで出来上がり

 おお!いい色。
 そして仕上げはカレー粉とカイエンペッパーをドサっと加え、よく溶かして出来上がりです。

極辛チキンカレー

 極辛のチキンカレーでございます。
 今回は、カレーなのにトマトを使ってませんから、フルーティな要素はありません。バチーっとしたキレと香ばしさが狙いです。

 鶏肉はほろりと骨離れも良く、皮はトロトロ、肉もやわらか。

鶏はほろほろほぐれます

 イメージ通りの出来上がりです。

 見た目もなんだかスゴイでしょ?食べたらもっと凄くって、焦げた唐辛子の辛みと苦味、そしてひと口ふた口はかなり美味しいんだが、さん、よんと進んでいくと、急にジリジリと辛さが襲ってきて、目の下から汗は吹き出し、脳天まで刺すようなパンチで頭クラクラ。

 狙いどおり、凄いカレーはできたけど、きっと明日はケツファイヤー。





 





 









 

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  1. 2018/07/08(日) 12:12:21|
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菜園記 283

雨が上がったので…

 水害に苦しんでおられる皆さんに対し不謹慎な表現が含まれるかもしれませんが、心よりお見舞いを申し上げ、今日の記録を書かせていただきます。


 今日も雨かとあきらめていたが、気づけば朝から降ってない。

 そういうことなら、トマトの誘引、手入れをしようと畑に繰り出してみたら、なんと、草だらけ。先週はカラカラに乾いていたのに、連日の雨で草が生き返っているのです。

 したがって南方野菜が元気いっぱい。

 もじゃもじゃのオカヒジキ。

オカヒジキ

 一週間で劇的変化。まことに美味しそうであります。もちろん収穫です。

 そしてツルムラサキ。

ツルムラサキ

 健康ヌルヌル野菜。これも収穫。

 人気のパクチーも育っています。

パクチー

 さすがは強靭な南方野菜です。ここはたしか、春物野菜を収穫して、肥料も足さず、そのまま種を播いたところ。残り肥で、十分育っています。

 そして、雨のおかげで発芽したエゴマ。

エゴマの芽

 そしてフェンネル。

フェンネルの発芽

 十分に水を含んだ土から生まれた赤ちゃんたち。

 ナスも雨が好きです。

ナス

 急にたくさん生りはじめました。

 エダマメも太ってきました。

エダマメ

 食べるにはもう少し太らせましょう。

 ミニトマトも一番果実が太ってきました。

ミニトマト

 最盛期には食べ放題になります。

 トウモロコシもそろそろどうかな?と、ひとつ剝いてみましたら…

トウモロコシ

 おお!これはいい、と、あと三本ほどもいでみましたが、ちょっと若すぎたみたいでした。まだ少し残っているので、収穫しないでもう一週間、太らせてみましょう。

 本日の収穫です。

本日の収穫

 トウモロコシにナス、ピーマン、そして南方野菜の数々です。

 家に帰ったら、毎度のお風呂、そしてビールです。

トウモロコシでビール

 今日は粒の細かい、若トウモロコシを焼きました。









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  1. 2018/07/07(土) 20:55:35|
  2. 家庭菜園
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玩具工作控 509

クラウン スターファルコン 7

 光は点けども動かないスターファルコン号。

発光テスト

 まあ、これ幸い。
 なぜならば走ってしまったら写真に撮れませんからね。
 動力部分の修理は後に回すとしまして、今回はスライドマーク、いわゆるデカールの製作です。

 組み立て説明書には登場するものの、影も形もないスライドマーク。しかしそこはネット時代、どなたかが写真をアップしているものです。たとえ解像度が悪かろうとも、想像で補うのも一つの楽しみ。

 まずはネットから拾った画像を継ぎはぎしまして、下絵をこしらえます。

シール下書き

 これでは何が何だか判りませんが、これ下書き。

 この上に画像制作ソフトを用いまして、図形をトレースします。

シール製作中

 下書きを消しますと、必要部分の版下が出来上がります。

シール復元

 これを市販のシール紙に印刷しまして、ファルコン号に貼ります。
 なんと幸せな時代になったことか、自宅でカラー印刷ができるなんて夢のようです。

 説明書に従いまして、機体に貼り付けました。

大ファルコン完成

 大ファルコンのできあがりです。

ファルコン横

 スリムなサイドビュー。

ファルコン背面

 シールを貼ったら、昭和のおもちゃ感全開です。

ファルコン正面

 正面から見ますと、ジャガーの顔みたい。メカジャガー。

 そして大小そろい踏みです。

大小そろいぶみ

 こうしてみると、全然違うデザインの二機です。

 さてこのあと、再びバラバラに解体しまして、今度は塗装バージョンを作ろうとおもいますが、なんだかこの昭和のおもちゃ感も捨てがたいので、しばらくこのまま遊びましょうかね。












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  1. 2018/07/06(金) 11:06:50|
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食味雑記 1589

とり鍋めし

 にわとりの釜めしは有名なところですが、今回はお鍋で作る、鍋炊きめしです。

 にわとりの皮は苦手ですか?でしたらこうしましょう。
 皮を細かく刻みまして、弱火にかけます。

皮の油を出す

 じくじくと油がにじんできます。高温に焼かれて臭みは消え、くにくにしたイヤな食感もカリカリに変化します。
 油を出し切ったように見えましたら、胡瓜のせん切りと一緒に小鉢へ

かわキュウ

 からし醤油で軽いおつまみです。

 お鍋の方、絞った油で鶏の肉とお米3合を炒めます。

お米を炒める

 お米は洗ってません、つや消しのままです。油で炒めていますと、やがて透き通ってまいります。そうしましたら、お水3合に麺つゆに鶏ガラスープの素を少々、タケノコと刻んだ油揚げ、ささがき牛蒡で覆います。

野菜と水を加える

 お味は薄目でまいりましょう。しょっぱくなりますと後戻りができません。ここは控えめに。

 あとは蓋をして炊き込みます。

蓋をして炊く

 中火にかけて、あとは待つだけ。
 その間に、先ほどの鶏皮きゅうりでビールを飲みます。

とり皮でビールをのむ

 この台所での立ち飲みも、またいいものです。
 鶏皮きゅうりはネギポン酢もいいけれど、辛子醤油がいいですねえ。昔、同じようにして鯨ベーコンを食べていました。もちろん代用にはなりませんが、カリカリっとフライになった皮の油と辛子を含んだきゅうりの混合が、何とも懐かしい。

 そんなこんなでお鍋の方が静かになる。耳を澄ませて小さくパチパチと弾ける音に変わったら、いよいよ炊き上がりです。

炊けました

 上の方は湿っぽく、底の方はカリカリなので、少し上下をほぐします。

 底をかき上げベロっとめくると、美味しそうな焦げめしが現れる。

底をめくってよく混ぜる

 空気を含ませるように、ふっくらとかき混ぜましたら、お茶碗に装いましょう。

とりめしです

 にわとりだしで炊いたご飯でありますが、今回は思いのほかタケノコが美味しい。コリコリと食感を残しつつ、出汁に侵され過ぎていないから、タケノコの美味さがじいわりと染み出てきます。

炊き込みのとりめし

 釜飯ならぬ鍋めしですが、お米のひとつひとつに味が染みているうえ、油をまとっているせいか一粒一粒がほろりとほぐれて上々の炊き上がり。
 おかず要らずです。食べすぎ御用心。



 





 


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  1. 2018/07/05(木) 10:52:02|
  2. 料理・食
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食味雑記 1588

明星 チャルメラ 油そば

 健康診断の結果に気を良くした私に、娘からのプレゼントがこれ。

チャルメラの油そば

 カップ式、チャルメラ油そば。

 さっそくいってみよう。

 熱湯を注いで…

お湯を注いで

 ああー、おっちゃんの顔面に直撃だ。

 蓋をして3分。

3分待つ

 湯切りをしたら、タレをかけてよく混ぜる。

タレをかけてよく混ぜる

 カップ焼きそばの要領ですね。

 うーん、油揚げ麺のいい香り。スープが無い分ストレートに突っ込んでくる。

カップ麺にビール

 汁なしカップ麺にビール。こういう時は缶のままがいいね。

 いただきやしょう。

 ちょろちょろ食べないで、ガバ!っといこう。金魚がほおばるイトミミズのようにね。

もっつりほお張れ

 いやはや驚いた。こいつは美味い。絶妙に配合されたタレを染ませた麺ののど越し、鼻から抜ける即席めんの粉っぽい香り。
 栄養なんか気にしちゃダメよ。
 蓋をめくったらもうあきらめよ、健康にしがみつくなかれ。
 ビリビリとしびれるビールと、汁なし麺を飲み込む快感におぼれよう。











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  1. 2018/07/04(水) 10:57:20|
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時計道楽 171

SEIKO ロードマチック 1

 ジャンクウオッチの解体です。

 今回はセイコー・ロードマチックです。同ブランドを手にしますのは二回目です。前回の物はカレンダー付のこれ。

20-セイコーロードマチック
 
 cal.5606A ですが (時計道楽126127) 今回はプレーンの 5601A となります。

1-ジャンクのロードマチック

 きわめてベーシックなデザインです。

2-りゅうずが動きません

 必要最低限の肉量でまとめられた、ミニマルと言って良さそうなデザインです。
 振ってみたら、いくらか秒針が動きますが、りゅうずが固まっていてまったく動きません。

 バラしてみましょう。

 本品は裏蓋のないワンピースケースですから、機械を上から取り出します。したがって、ベゼル、風防の順に外します。

3-風防を開けました

 開けてみると、文字板はきれいです。

4-文字板はきれいです

 風防を外してできた文字板外周の隙間、りゅうずの下あたりにある巻き真外しのレバーが覗くので、そこをピンで押しながら、りゅうずを引きます。

5-上からオシドリをはずす形式

 りゅうずと共に巻き真を引き抜いて、ケースから中身を取り出します。

6-ケースから取り出しました

 針も抜きました。

 つづいて外から打ち込まれている文字板止めネジ二か所をゆるめて、文字板を外します。

7-ムーブ文字板側

 ムーブメントの文字板側です。りゅうずの横から飛び出ているカエルみたいなシルエットが巻き真着脱レバーです。穴の部分をピンで押すと、シーソーのようにオシドリが浮き上がり、巻き真が自由になるわけです。

 裏返して時計側を見てみましょう。

8-SEIKO5601A.jpg

 セイコー5601A,23石自動巻き、機械の状態は良さそうです。

 次回、解体してみます。




 









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  1. 2018/07/03(火) 11:07:10|
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プロフィール

柊horii

Author:柊horii
時計やゼンマイ玩具など、動くものが好きです。野菜を育ててお料理、映画なら特撮、好きなことを好きなだけ、やりたい放題の道楽おやじです。

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