叉焼うどん “またやき”ではありません“チャーシュー”うどんといいます。
小分けの茹で麺は、そばにしろ、うどんにしろ、ちょっと小腹が空いたときに重宝です。
小鍋に一人前のつゆを沸かします。市販の麺つゆにだしの素、さらに鶏がらスープの素を配合して、醤油勝ち気味のラーメンスープで、うどんを直に煮込みます。
ラーメンどんぶりにあけまして…
チャーシュー、メンマをトッピング。
昔懐かしチャーシューメンのうどん版です。ま、早い話が中華麺をうどんに入れ替えただけですが…
味については想像通りと申しますか、ラーメンの角を丸めたような優しいイメージです。美味しいです。当たり前をちょっとアンバランスに崩してみると、意外な発見があるものです。
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2019/01/31(木) 10:55:57 |
料理・食
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CITIZEN
DATESTAR CUSTOM 1
お友達から持ち込まれました、シチズンの女持ちです。
調子が悪いんですって。外装も掃除してほしいというのでお預かりしました。
裏返してみよう。
ステンレス製防水側というのは分かりますが、一番下の丸にCマークは初見です。
側の形状を横から見た。
ものすごい円錐形状です。ステンレスの塊といった風情で、女性らしい曲線美は皆無、すごく工業的な造形です。
蓋を開けました。
機械は壊れて無さそうで、チコチコ動いていますけど、ひげゼンマイの外二巻きがくっ付いちゃっていて振り幅が狭くなっています。これで進んじゃうのでしょう。
巻真を抜こうと思ったら…
おやおや、りゅうずのギザギザが座のところまで二段に切られています。これは何というか、ここだけ手が込んでいるようで、ちょっとオモシロイ。
中身を取り出しました。
針や植え字は経年により白く曇っていいます。
ケースを分解しました。
左から右に向かって組み上がっている構成です。ケースに見返しリングが嵌まる。その上にゴム製のパッキンをのせてガラス風防を重ねる。そのすべてをベゼルがケースに食いついて固定、パッキンを圧縮する防水構造です。ゆえに本来はベゼルのことを“ガラス縁”と呼ぶのです。
中の機械は金属製の中枠で保護されていました。
この中枠が、ネジ式裏蓋に持ち上げられて機械を固定する構造です。
針を外した文字板です。
メーカーロゴなどが12時位置ではなく、9時に持ってきてカレンダーとバランスを取っています。明瞭なインデックス、視認性の良さそうな分目盛り。エレガントな要素は全くなく、機能美に徹したデザインです。おシャレというよりカッコイイ方向を目指しているようです。
では次回、中身をバラしてみてみよう。
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2019/01/30(水) 10:40:01 |
時計
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豆カレーにハムカツ トンカツをカレーライスに乗せた豪華版、カツカレーはおなじみのご馳走ですが、ハムカツカレーはあまりなじみがございません。でもね、きっと美味しいと思うの。イってみよう。
今日のカレーは具を小さめにしましょう。ゴロゴロ大きいとハムカツとぶつかってしまいますゆえに。
玉葱、人参、豚肉は、あられに切って油で炒めます。
軽く塩コショウ。
火が通ったあたりで、野菜スープと茹で大豆を加えて煮込みます。大豆の茹で湯もダシのうち。
あとは簡単です。市販のルウを煮溶かせばよろしいのです。
さあ、炊き立てのご飯にかけましょう。そして、焼きなおしたハムカツを一枚。
こいつは美味いよ。
高級なトンカツもいいけれど、ハムカツの美味しさはこれまた格別。庶民の味ですな。ハムに塩気があるから、そのままご飯のおかずになるし、カレーをソース代わりにつけてかじるのもグー。
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2019/01/29(火) 11:07:50 |
料理・食
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遊べるジオラマ台をつくろう 3
仮面ライダーがサイクロン号で颯爽と登場する背景、ある時は怪人との決闘場面に用いられる採石場みたいな舞台を、手ごろな材料で作っています。
発泡スチロールを削ったり、張り子のようにティシューペーパーを貼ったりしまして、このようになっております。
今回は下地塗りを施しましょう。
素材は発泡スチロールですから、シンナー、つまり油性は使えません。一瞬で溶けてしまいます。従いまして使う塗料は水泳アクリル絵の具です。
新規に買うより、在庫処分とばかりに、有り合わせの黄土色をまずは塗りたくりました。
地面、背景岩を塗りまして、そして新しく中型の岩壁も追加で製作。
このまま二日乾かしました。
そして、今度は濃い茶色“オーク”の塗料ととの粉を持ち出しました。
水っぽいアクリル塗料にとの粉を練り込んで、ちょうど泥のような固さにしまして、上から塗り重ねます。
との粉を加えて、つや消し効果を狙っております。
またまたここで乾かします。
乾いたところで、並べてみると…
このような遠景として
もしくは決闘の舞台として
配置を変えて遊べる情景セットを目指しています。
ではまた次回、今回はこのへんで。
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2019/01/28(月) 10:39:58 |
玩具・造型
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紋次郎の汁かけ飯 「あっしには、関わりのねえこってござんす」の名セリフでおなじみ1970年代の人気時代劇『木枯らし紋次郎』、かく言う私も子供のころ観てました。そんなある時、紋次郎さん急いでいたみたいで、茶店の先で飯を注文すると、出てきたご飯に漬物をパカっとあけ、汁をバッとかけると、息もつかずにザバザバと平らげ、小銭を置いて去ってゆく場面があったのです。それがまた美味そうで、40年以上経った今でも忘れられない場面です。
今朝は紋次郎式の汁かけご飯です。
汁をかける都合があるから器は大きめでね。めしを一膳装って、煮返した大根の味噌汁をザバっとかける、ただそれだけ。
酸っぱくなった自家製漬物は、いいアクセントになります。
外は木枯らしピープー吹いてます。
紋次郎を思い出して、ザバザバっとかっこむのでした。
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2019/01/27(日) 11:09:51 |
料理・食
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はらわたの煮込み焼き 煮込み焼きとはまた曖昧な、煮込みか焼きか、どっちなの?
ええ、こういうわけです。
一か月半に及びまして、足しては煮込み、足しては煮込みを繰り返してきましたモツの煮込みも、いよいよ汁気が無くなってきました。
こうなりますと、味も染みてこのまま食べてもおいしいのですが、今回はやってみたかったひと手間。
胡麻油で焼きつけました。
パチパチ、パチパチと飛んで襲ってくる油が痛い。防衛隊に攻撃される怪獣の気持ちがよくわかる。
煮込んだモツには下味がしっかりついているものの、ちょっと欲張って市販の焼肉のタレをちょい足し。
刻み葱とラー油をかけたら出来上がり。
こいつでもって焼酎の梅割りといきたいところですが、今日は昨年6月に漬け込んだ若い梅酒を生〈き〉のままで。
味噌をたっぷり含んだモツは焦げやすい。その焦げ目も美味しさのアクセント、胡麻油と相まって、煮込みとはひと味違った味わいです。
豚の内臓を煮込んでから焼いたので、これ即ち煮込み焼き。
お分かりいただけたでしょう。
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2019/01/26(土) 18:03:50 |
料理・食
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水菜漬け 寒い朝に、漬物樽を漁るのは冬のたのしみ。
何がどんな風になっているかな?今日はどれを食べようかな?
もう楽しくってしょうがない。
お?大株になった水菜が、良い塩梅に漬かっているよ。
それと、細身の大根を取り出して、今朝のおかずにしようと盛り付けてみたものの、まだご飯が炊けてないので…
コップ酒。
ご飯が炊けるまで、こいつで漬物をぽりぽり。
水菜漬け。
葉っぱの部分はほろ苦く、軸はシャキっと歯触りよろしく、醗酵も頃合い。
待ちかねたご飯、炊き立ての熱々を冷たい漬物でほおばれば、ご飯がほんわりと甘くなっていいね。アブラナ科植物の塩漬けは、白いご飯の立役者、これに勝るものはないね。
お酒を飲んで、あったかい飯と味噌汁を平らげたら、お腹の中でアルコール成分が活動を始めて、体がたちまち温まり、眠くなってしまいました。
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2019/01/26(土) 13:18:03 |
料理・食
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クラウン
スターファルコン 13
ここまで塗装が進んだスターファルコン号です。
ここに作っておいた左右の発光クリアーパーツを取り付けまして…
一旦カッコいいかな?と思いましたが、なにかが物足りない。
で、ここで取り出しました100円ショップで買ってきた鏡面シート。
本来スマホのタッチ面に貼る、軽粘着の半透過型蒸着フィルムです。
これを用いまして、黒く塗った窓みたいな面を鏡面仕上げにしようという企みです。
こんな風なイメージで。
行ってみよう。
コピー用紙を窓枠に当てて、上から鉛筆でこすりますと、枠の凸部分が転写できます。それをもとに蒸着フィルムにトレース。
細い油性ペンでアタリをつけましたら、線に沿って切り出し。
これを瞬間接着剤で窓に貼る。
う~ん、貼ってはみたけれど、反射光は乱れるし、隙間は目立つしでイマイチ。計画失敗ですね。
やめましょう。
このあとフィルムを剥がしまして、思案に暮れることになりました。
今回はここまで。
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2019/01/25(金) 11:16:10 |
玩具・造型
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皮せんポン酢 鶏の皮が苦手という方おられます。我が家の女人たちもそう。そして、その皮にあやかるのが、この私。
串に刺して塩焼きにすれば、かりっと焦げた部分と、隣同士が密着して焼きの甘いプルプルしたところがコントラストになっておいしいし、小さく刻んでカリカリに揚げればビールのおつまみになります。今回のヤツは調理済みのフニャったやつをフライパンに広げて、煎餅みたいに焼きました。
辛めの大根おろしを座布団にして、皮せんべいを盛って刻み葱にポン酢をかける。
パリっと香ばしい鶏の皮、もうほとんど油粕。
おろしポン酢の水分で、ちょっとふやけてもまた美味い。
これは焼酎がいいね。それも上等でないドライなやつで。
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2019/01/24(木) 11:04:54 |
料理・食
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TIMEX AUTOMATIC 3
タイメックスの自動巻き、cal.M32 をいじっています。
上の写真は文字板側、普通ですと、この面が地板となっており、分解するには裏返して受け板を開けるという手順になりますが、本機はそういった常識さえ完全無視したオリジナル設計。この板こそが、天受けというか全部受けと申しましょうか、全ての押さえになっています。ネジを外して、そっと持ち上げれば、テンプがビヨヨ~ンと下がるので、向こうに裏返す。
と、こんな感じなんすよ。
で、残された面々は裸に晒される。
これが全てです。なのでさっきの板は、中受け、天受け、おまけに香箱の蓋の役まで兼務していたのです。
上の方に見える黄色のアームはフックアンカーあるいはピンレバーと呼ばれる脱進部品、このへんも前に控えたまんじゅう型懐中時計
(時計道楽192) と同じです。これも庶民のためのダラーウオッチの仲間でしょうかね?いずれにせよ、部品数を徹底的に減らす工夫と、途中で裏返すこと無く、針まで一気に組み立てられる一方通行設計に驚きです。
では、場所を移しまして、外装の掃除です。
一見、それほど汚れてなさそうなケース、バンドですが、古いメッシュは油断がなりません。超音波洗浄機に200mlのお湯、そこへシチズンから発売されているバンド洗浄剤を溶かしまして、部品を浸ける。
上の写真では、それほど汚れてないように見えますね?
しかしご覧あれ、スイッチオン!
たちまち上る黒煙のような汚れ、もくもく、もくもくと、メッシュの中から吹きあがります。5分もかけたら、透明だった新品の溶液もご覧の通り。
ここまで派手にやってくれれば、洗った甲斐があるというものです。
このあと、ぬるま湯ですすぎ洗いをして乾燥させます。
プラ風防もコンパウンドで磨きました。
機械の方は部品を洗って組立て。
貴石を一つも使っていないフルメタルムーブです。潔さが痛快です。
裏返して文字板側、日車は置くだけ。
文字板をのせて、爪を曲げてセット。
チョコレート色の生地仕上げがビターな味わいです。
インデックスは、おそらく球に絞る型と一緒に突き出して、立ち上がりまで塗料が乗っているところを見ますと、塗装のあとにVカット、露出した金属部にメッキをしたのではないかと思います。幅広いV字でクロスに挽いたカットも効果的、何とも高そうに輝きます。
手間は低く、効果は高く、見せる技に拍手です。
針もそうです。
ハカマがありません。厚手の材料が面型で成型されているだけです。秒針に至っては穴が開いているだけ。これじゃあグラグラして安定しないだろうと、心配するも、受ける秒カナの方がうまい具合の円錐形になっていて、ちょうどいいところでグサリと止まる寸法になっている。どこまでも低コストに徹しています。
針を時計につけてケースに収めました。
洗ったメッシュバンドのゆがみを直し、新しいバネ棒で取り付けましたら、ピシっと固定できました。
本日の控え
TIMEX AUTOMATIC DATE cal.M32 1970年代中後期(推定) の品でした。今回は“安物”という言葉では簡単に片づけられない、常識をも覆す設計の工夫を見せつけられました。生産方法の改善で、既存の物を安く作ることができたというのではなく、設計そのものから、どうすれば部品を少なくできるか?とか、簡単に組み立てられるか?といった根本からの取り組みを見ることができて、時計を安く作ることの苦労が感じ取れました。
この時計、結構気に入って時々使っています。ところがこれ、バンドが難点でして、純正中留めは嬉しいのですが…
長手の先を手首側にくぐらせるフリーアジャストタイプで、やりにくいったらありゃしない。
とても片手じゃできません。最初に大きめの輪っかを作って手首をくぐらせ、そこから絞ってゆく方法にたどり着くまで、少々時間がかかりました。
1970年代の、どことなくスペーシーな味わいは、アポロ計画月面着陸の余韻か、米ソ冷戦下の宇宙開発競争といった社会背景によるものか?どっちにしてもプチカッコイイ。
時計をより安く、大量生産するという行いは、時計の価値を下げるという見方もありますが、時計の買えない人を一人でも減らす、即ち時計を多くの人に使ってもらうという、平和的願いもあるのではないかと、しみじみ思うのであります。
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2019/01/23(水) 10:39:46 |
時計
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鮭の粕漬 子どものころ、魚の粕漬がイマイチ好きになれなくて、大人になった今でも好んで買ったり、注文したりしませんでしたが…
正月に高級な粕漬をいただいたんです。
魚は鮭、包みを開けば甘酒と味噌が混ざったような香りがフワァーっと…これが子どものころ苦手だったのです。酒粕なんていらない、焼き魚は塩でいいだろうと強く信じていましたが、焼いてみて考えを改めました。
酒粕の化学反応のせいか、魚の生臭さは品の良い香りと化し、にじむ油の照りがまた食欲をそそります。横たわる姿も行儀良く、お育ちの良いお魚といった佇まい。
一箸つければ、豊潤な香りと甘みが口いっぱいに広がって、存在感がみるみる巨大化。いやはや、これに対峙できるような力のあるお酒が家に無く。うん、今回はご飯にしよう。
鮭の粕漬け定食です。
鮭そのものも脂の乗った上物を使っているのでしょうけど、漬け床の秘密が知りたい。どうしたら魚がこうなるの?
ホロリとほぐした身をご飯に乗せれば、熱々湯気の拡散効果で酒精を含んだ香りが倍増。
これは凄い。この凄さが、子どものころ理解できなかったんでしょうね。今やすっかりハマってしまいそうです。
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2019/01/22(火) 10:44:22 |
料理・食
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遊べるジオラマ台をつくろう 2
バンダイ・フィギュアーツの仮面ライダーで遊ぶための採石場みたいなジオラマ台を作り始めました。
前回、スチロールボードに紙を貼って土台をこしらえたところです。
これを乾かしている間に、取り出しましたのは、細長い発泡スチロールのブロックです。
これをですね、対角に2分割するのですが、スパっと真っ二つではなく、ガクガクと折れ線を引くようにカットします。
ここで、鉄のヘラを熱してエッジを丸めまして…
片面には、長辺に沿うような横長方向の溝を数本彫ります。
裏返して反対面には、長辺を断つようなタテ方向に溝を彫ります。
もう一つのブロックにも、向かい合うように同じ模様をつけましたら、ちょっとイメージを見てみましょう。
糊の乾いた土台にまず、横目付けを手前にして、ハの字のように、こう配置。
目線をずうーっと下げていきますと…
遠近感が出て遠景ショットに使えますね。サイクロンがこちらに向かってくる背景によさそうです。
そして、タテ目付の側をこちらに向けて、カメラを近づければ…
近景の背景、戦闘場面の舞台に使えそうです。
次回、色を着けてまいりましょう。
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2019/01/21(月) 10:48:05 |
玩具・造型
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残り物で即席ソース 寒い季節でございます。大根、キャベツ、ハクサイといった冬野菜のスープ煮込みは、手間いらずでおいしく、体も温まる、この季節にぴったりなお料理でございますね。
それでも二日食べれば飽きます。こちらはお鍋に残ったあわれな残骸。
これらをすべて、ダシに使ったセロリの葉っぱもろともミキサーにかけましたら、お鍋に戻し、ブラウンシチュー用の固形ルー一かけらと赤ワインを加えて火にかけます。
よく練りながら中火で煮詰めますと、とろりとした塩梅の良い野菜ソースになります。
残り物で即席ソースができました。ハンバーグやカツレツといった洋風肉料理のおソースとしてはもちろんのこと、牛乳を足してポタージュ風に仕立て、野菜嫌いなお子さんを騙したり、咀嚼の辛くなったお年寄りの栄養補給にもお薦めでございます。
今回は、自宅の材料在庫を見渡しまして、鶏の練り物に添えようかと思います。
たくさんのパン粉に粉チーズと牛乳を加えて粘土みたいな状態にしまして、鶏の挽き肉と良く練り合わせた種をこしらえます。
葉っぱ型に成型しまして、油で焼きます。
付け合わせの蕪も一緒に丸焼きです。
お皿に装いまして、ちょっと洋食屋さん気分で。
このお料理は、NHK『きょうの料理』で昔紹介された、チキンポジャルスキーを参考に作りました。本物には、練り生地にバターがたっぷり入りますが、私のはバター抜きのさっぱり系です。そして野菜の即席ソースはオリジナル。仕上がりは鶏のハンバーグと申しますか、洋風つくねといった感じです。食べてみたら、パン粉で増量したにも拘わらず思った以上に弾力があって歯ごたえ十分、想像以上に美味しくてびっくりしました。経済的でお財布にやさしい、ご飯のおかずとしてお勧めです。きっとお子さんも喜ぶことと思います。
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2019/01/20(日) 11:24:03 |
料理・食
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漬物アラカルト 朝起きてテレビをつけると、先ごろ亡くなられた市原悦子さんを偲ぶ番組がかかっていました。市原さんといえば僕ら世代には、あの優しい味のある語り口で聞かせてくれた『まんが日本昔ばなし』ね。そして昔ばなしといえば、バレーボールぐらいあろうかという大盛りのご飯ね。
そうだ、大盛りのご飯を食べよう。
ということで、おかずも大盛りだよ。思えばいろんな漬物を作ってきたっけな。ラッキョウは9月に植えつけて、翌年の6月に掘りあげて漬けたやつ、さらに年が明けて今が1月だから1年3か月かかってます。
梅干もうまくできました。これも去年の6月に漬けたもの。
そして冬野菜の塩漬けは、古漬け、浅漬けのミックスです。
手前の方は赤水菜の浅漬け、ピリっと辛みがあってシャキシャキとまだ若い。蕪の古漬けは酸っぱく熟して、奥はたくあんね。
古漬けになった大根の葉っぱは、塩抜きをして胡麻油と醤油、唐辛子で辛煮にしました。
これは常備菜としても重宝なうえ、チャーハンや炒め物のコク出しにも使えます。
今日はちょっと品数の多い朝ごはんです。
野菜のゴロゴロした味噌汁は、女房の作ったポトフから中身を拝借、味噌は自家製二年もの。
さあ、日本昔ばなしに出てくるような山盛りのご飯をほおばろうではないか。といったって、歳も歳だから軽めにね。
植物性100%、手作りの朝ごはんです。おかずはほぼ保存食。漬物ばかりですが、味はいろいろです。しょっぱい、酸っぱい、甘い辛い、どれもご飯に合いますね。我ら日本人における保存食は、主食たるお米に合うように作られてきたのでしょうな…なんて思っていたら、待てよ?裏を返せば何と合わせても美味しくなるご飯、つまり米のほうが偉くって、主食の座を獲得したのかも知れませんね。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
2019/01/19(土) 13:28:42 |
料理・食
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はらわたうどん 牛すじを煮たカオスな鍋に、さらに豚モツを煮込むというしつこい行為に出た私。
そのモツ煮込みで、今度はうどんを食べたくなりました。
湯通ししたうどんに、ドロドロをそのままかける?いや、よしましょう。醤油ベースのおつゆを煮立ててうどんを煮、そこへ具としてモツ煮をかけました。
はらわたうどん でございます。
ええ、とてもジャンクな食べ物で私好みでございます。
お箸を突っ込んで、思いっきり吸い上げてみると…
美味いよ美味いよ、醤油つゆにして正解。濃厚を目的としていた煮込みですが、うどんにドロドロまとわりついていたら、しつこいったらありゃしないところですが、醤油つゆが良いあんばいに薄めてくれてバランス絶妙。
ドロドロ煮込みでは汁まで飲めないでしょうが、これはオッケー、汁まで飲み干しました。
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2019/01/18(金) 10:45:47 |
料理・食
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TIMEX AUTOMATIC 2
古いタイメックス、自動巻きデイト“M32”の機械です。
目付も磨きも見られない、簡素な回転錘に開いた二つの穴は、止めネジを着脱するためのものでした。ちゃんと機能しながらも、愛嬌のあるデザインに見えるところが憎らしい。
そこからネジを取れば、回転錘が外れます。
回転錘の変心車をくわえるコの字のレバーが、錘の回転によってゆすられると、セイコーのマジックレバーみたいな送りバネが作動して動力ゼンマイを巻きあげる仕組みです。
上二枚の写真を交互に見ますと、その仕組みが分かります。
外周四か所に切れ込みがあります。これは何だ?
これは文字板です。文字板がアシではなく、アイアンクローのように地板に咬みついています。これならば衝撃によるアシ折れの心配はありません。ただしかし、文字板着脱のたびに、このヒレを開閉するとなると、いつかは折れるので、修理しながら長期使うというよりは、使い捨て思想に近い設計といえましょう。
文字板を外しました。
日車は置いてあるだけ、日車押さえはありません。しかも中心位置決めは、外周の四本突起のみというシンプルさ。
日車を取ります。
針回しとゼンマイ巻き上げのみの切り替え構造です。カレンダーの早送りはありません。
そして先ほどから地板に見える外周の板は、ケース胴内径にはまる補助リングを兼ねていて、ここに直に組み込むべき車はありません。よって外してみる。
これが時計本体です。これをコアモジュールと考えますと、先ほどの補助リングの外径を変えるだけで、大小丸角いろいろなデザインに展開できるので、合理的に安く作れそうです。
では、巻き上げ、針回し系統の部品を外してみましょう。
下の銅色のバネは、日車のステップ規制バネです。日車はこのバネと4本の突起に挟まれて、文字板で蓋をされているだけ、必要最低限の仕組みで成り立っています。つまみ損なうと消えてしまう小さいねじも要らないし、ばねに邪魔されて日車の位置が決まらなくてイライラすることもありません。実に見事な簡略設計に美しささえ感じてしまいます。
これより時計側の分解にかかりますが、長くなっちゃったんで次回に送りましょう。
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2019/01/17(木) 10:20:43 |
時計
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こんとんどん カオスとは混沌、秩序無き世界です。
白モツ煮込みを食べ終えた煮汁がもったいないので、そこへ牛すじ肉をブっこんでさらに煮込みました。
その間、鍋に残った味噌汁やら、煮物やら、あれこれ混ぜてしまって、まさにカオス。
牛すじは極めて固い部分なので、煮ては冷まし、煮ては冷ましで三日煮込みました。
そうしますと、水分は蒸発、ゼラチン質がにじみ出てどろどろの泥んこ状態になります。
それを炊き立てご飯にどっぷりと盛り…
葱と紅生姜を添えたら、カオスなどんぶり“こんとんどん〈混沌丼〉”の出来上がりです。
こってりんこに濃厚な牛すじ煮込みには、溶けて姿を失った野菜と何度も煮返された赤味噌がからみ、そして獣肉からにじんだ脂がどろりどろり。
これが不味いわけが無い。
これよこれ、もう脂ぎっとりの美味しさ極まれりといった感じです。汁をまとったお米を噛んだかどうかもわからず、蛇の丸呑みのごとくベロリと平らげてしまいましたが…
夜、床に就いても、胃の辺りが気持ち悪くて中々寝付けませんでした。あ~あ、だめだこりゃ。
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2019/01/16(水) 11:27:37 |
料理・食
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遊べるジオラマ台をつくろう 1
お友達に頼まれましてショッカー基地を作ってみたら…
思った以上に面白かった、バンダイ、フギュアーツの世界。
今回より、初代仮面ライダーのオープニングタイトルをイメージした、サイクロン号の引き立つ原っぱと申しますか、採石場?工事現場みたいな情景台を作ってみたいと思います。
段取りとしては三段階…
その一、地面を作る。
その二、草や岩といった立体物を作る。
その三、背景を作る。
以上のように進めてまいろうと思います。
それでは始めましょう。
まずはこれ、地面の材料。
厚み10mm、大きさA2(594×420)の発泡スチロール板です。
ここにパステルでアタリをつけます。
おおざっぱに“ハの字”を引きました。
そのアタリに沿って、クシャクシャに縮めたアルミホイルを線状に置きます。
そこへ、すでにちょっと見えております、クシャクシャのティシューペーパー。
これをそっとかけまして、水で希釈した木工用ボンドで上から押さえます。
この作業、以前控えました、猿のテーブルに使用した技法です。
(玩具工作控397) このように、アルミ箔の畝を含めた前面にティシューペーパーを貼り付けまして…
乾燥させましょう。
今や、びしょ濡れです。
次回まで、お待ちください。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
2019/01/15(火) 11:29:12 |
玩具・造型
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さよなら農作業 20年近くやってまいりました野菜作りも、市民農園改修工事のため、一年間休むことになります。1月15日までに出ていかなければなりませんもんで、本日が最終作業日となります。
冬枯れの畑です。
もうほとんど残っていない野菜の全収穫と、埋蔵ダイコンの掘り起こしをしました。
こちらはラストのハクサイ。
暖冬をいいことに、外葉で包みもしなかったハクサイですが、自然貯蔵のため成長は進んでいたのでしょう、すごく大きくなっていました。大人の私でひとかかえあります。
キャベツも最後の一個です。
寒さに耐え、外葉が赤みを帯びています。
メキャベツは、まだ小さいけれど畑にこのまま置いておけないので、軸ごと収穫しました。
縮れた葉っぱは濃厚青汁でいただくことにしましょう。
セロリも寒さに強いですね。まだ青い葉を茂らせています。
根ごと掘りあげて、ひげ根をナイフで切り落としますと、芳香と共に白い塊が顔を出します。
近縁の別種でセロリラブという根を食べるセロリがありますが、これも食べられるのかな?
そしてこれは何でしょう?
どこかの地層か?渓流の岩肌か?
ジャジャーン、正解はミズナの根っこです。
虫食いから逃れて、生きていたミズナを収穫しないで放置しておいたら、こんなに肥大してしまいました。これ食べられるのかな?山葵みたいに摺りおろして、薬味にしてみようかしら?
…ということで、畑に別れを告げまして、自宅で収穫物の掃除です。
今日は暖かい、風もなく、温まった縁側で採ってきた野菜と戯れるしあわせ。
巨大化したミズナは、枯れた葉を取り除き、根と葉を分けて流水で洗浄。
冷たいよー。痛いほどの冷水でよく洗ったら、葉の方は漬物樽に詰め込んで、塩漬けにしました。根の方は思案中です。
こちらはセロリ。
枯れ葉を落として掃除、冷凍して西洋風煮込み料理なんかに使おうかと思います。
埋めて貯蔵しておいたダイコンです。
1センチ弱の薄切りにしまして…
さらにタテに切りまして、ザルに広げて干します。
干しダイコンにして、保存しておこうと思います。
かくも楽しきナチュラルライフ。一年間お別れとなると、ちょっと寂しいですが、自宅の前で細々と、食用植物を育てて楽しんで行きたいと思います。
再開は、2020年3月のジャガイモの植え付けからとなります。
テーマ:野菜づくり - ジャンル:趣味・実用
2019/01/14(月) 16:32:20 |
家庭菜園
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五徳とうがらし2019 お江戸は七色唐辛子、七種の香辛料を配合した日本の万能薬味ですが、私のは五色、しかも毎年中身が変わるといういい加減さ。
今年<2019>の材料です。
これはコリアンダー。
ミルでつぶしてザルでふるい、殻は捨てます。そうでないと球状の殻が舌や、唇に吸い付くんです。あれは気分が良くありません。
こちらは唐辛子と陳皮。
陳皮はミカンの皮。今回のはミカンというより、無農薬の八朔です。一年乾燥させているので、カッチカチです。
トウガラシは辛口のジャワトウガラシ。ヘタや汚れを丁寧に除きまして、ミルで粉砕。
五色の材料を揃えました。
コエンドロと書いてあるのはコリアンダーのことです。
すべてをボウルにあけまして…
むらなく混ぜて出来上がりです。
今年のラベルです。
徳の二を、三州青海苔に替えました。
それでは試食タイムです。
具の無い赤だしをこしらえまして、唐辛子を味見。
爽やかな柑橘系の香り、そしてコリアンダーの清涼感、辛さもバッチリです。
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2019/01/13(日) 11:10:00 |
料理・食
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牛のスネをかじる まだ娘が小さかったころ、キャンプが流行ってまして、ある時、牛の解体イベントに立ち会えたのです。お皿に山盛りの肉を分けてもらったのですが、ものすごく固いのやら、脂だらけやらのがごちゃ混ぜになっているので、焼いて食べるには苦しいと、鍋に放りこんでワインの飲み残しといっしょに、熾火にかけ、結局家まで持ち帰るはめになりました。ところが温め直して食べたその肉が、なんと美味い事か。味付けは塩だけなのに、その美味しいったらない。肉のエキスがギュウっと、牛だけにギュウっと煮詰まった煮汁がわすれられません。
牛スネ肉の塊があるので、あの味よもう一度と、じっくりゆっくり煮込みました。
お料理のテキストでは、肉をはじめに焼くとありますが、そういうことはいたしません。ノンオイル、ただ煮るだけです。
お鍋に刻んだ玉葱、人参、セロリ、そしてお肉、赤ワインと水の同量割りをドボドボ加えて、ただ煮ました。
煮たり冷ましたりを繰り返すと、二日目にはこのような感じになります。
さらに三日目、一度肉を取り出し、煮汁を野菜ごとミキサーにかけて、お肉共々鍋に戻す。
今回も味付けは塩だけ。粉でとろみもつけません。コトコト煮込んで詰まったら出来上がりです。
ダシ野菜もすり潰して、全て食べる思想です。
とろみだって粉による糊じゃないから、口溶けも軽くさっぱりしています。
粉もバターも不使用の、ただ単なる煮込みです。トマトも使っていません。シンプルな赤ワイン煮込みです。肉でビールを飲みましょう。
試食もせずに三日煮込んだ、お肉の状態や如何に?
ホロリとほぐれます。味も上々、イメージ通りにできました。スネをかじってビールがうまい。
だけど美味いものの切なさは、三日かけて作っても、10分で食べ終わっちゃうことですね。
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2019/01/12(土) 20:57:22 |
料理・食
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たくあんポリポリ この冬、漬物を二種類やってます。
塩漬けの樽には、食べきれない農産物がやたらと漬け込まれています。やたら漬けといいます。大根の葉っぱなどは、いい感じに醗酵しています。
でも今日は食べません。これらを一度軽く絞って取り出し、桶に残った漬け汁に、新しい野菜を詰める。
これは先週採ったビタミン菜。ぎっちり詰めまして、塩を振り、取り出した漬物を重ねて詰めて重石をしてまた寝かす。こんな風に追加していく“やたら漬け”ですが、古漬けになった青菜は、塩抜きしてお料理にあれこれと使えます。豚肉と炒めたり、チャーハン、おやきの種、細かく刻んで納豆と和えるなんてのもいいですね。キリがありません。
さてもう一つの桶は、たくあん漬けです。
仕込んで三週間が経ちました。
先週の段階では、ぬかの若さが気になりましたが、今回はだいぶ熟れているようです。洗って切って盛り付けてみた。
ウコンがほんのり黄色く染めて、見た目も匂いもたくあんです。
天然素材100%のたくあん漬け。たくあんを見ると思い出すのが、テレビ時代劇『水戸黄門』の一場面。東野英治郎さんが黄門様を演じてた最初のころのやつですが、潜入調査のためだったか、濡れ衣だったか?黄門様、助さん格さんと共に牢にぶち込まれる。出てきた食事がたくあん三切れと粗末な味噌汁。ご老公様に対して何たる侮辱といきり立つ助さん格さんをなだめて「こういうものも良いではないか」とニコニコと笑みを浮かべて、たくあんをポリっと齧る黄門様。それがまた、美味しそうな音を立てるの。子供のころ見たそんな場面を描きながら、朝ごはんの支度です。
朝めし、たくあん定食です。
たくあんの漬かり具合、心配だったお味の方も、まあ悪くはありませんが、まだ若いですね。もっと醗酵させれば、まだまだ美味しくなると思います。
この干し大根の漬物って貧乏くさいですか?私のこれは昨年の9月に種を播いてますから、ここまで三か月以上かかっているのです。貴重なご飯の味方です。
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2019/01/12(土) 11:41:53 |
料理・食
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皮蛋温豆腐 皮蛋〈ピータン〉、これは摩訶不思議な食べ物です。
アヒルのタマゴを、こんな風に変化させてしまうなんて、中国の食への探求、恐るべしです。はじめて口にした時など、昔の便所みたいな匂いがしてビックリしたもんですが、食べてみると、そのコク深い旨みにはまって、すっかり好きになってしまいました。
冷や奴の上に、刻んだ皮蛋と葱が乗っていて、醤油とラー油のかかった“皮蛋豆腐”は、よく知られておりますが、フと、豆腐が温かかったら、もっと美味しいのではないか?と思い立ちまして、豆腐をほぐして茹でてみました。
ザルに上げてお湯を切り、そのままお皿に盛りまして、刻んだ皮蛋、葱をかけました。
味付けは醤油と胡麻油。よく混ぜながら口に運べば、ほんのり温かい、皮蛋と豆腐が互いの持ち味を高め合う… と思いましたが、これ失敗でした。茹で上げた豆腐は互いにくっつき合おうとするので、逆に固くなって食感がブリリンコになってしまいました。
そういえば、茹でて絞って固める“押し豆腐”っていうのがありましたっけ。
この次は茹でないで、炒り豆腐にしてみようかと思います。
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2019/01/11(金) 11:09:39 |
料理・食
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TIMEX AUTOMATIC 1
毎度おなじみジャンク時計のバラバラ残酷物語、うまくいったら生き返るというおかしな話でございます。
今回は、TIMEX〈タイメックス〉の自動巻き。
バンド付きの完成品ですが、先カン部、つまりバンド取り付け部がガタガタに緩んでしまっているうえ、りゅうずはまったく動きません。おそらく錆か皮脂で固まっている模様。見た目はそうでもないけれど、内臓をやられているオッサンのようですな。おっと、ここは笑えない。
横見です。
形に無駄がありません。
ケース側面立ち上がりが、ゆったりとしたアーチを描き、その中心線よりわずかに下付きになったりゅうずの安定感がいいですね。
裏を見ましょう。
裏蓋には材質刻印のみが打たれています。
そしてバンド取り付けの緩みがよくわかります。先カンの突っ張り羽根が用を成していませんし、このまま腕に巻いたりしたら手首を切る恐れもあります。
まずはここから外してまいろう。
ケースにつなぐバネ棒もひしゃげております。でもね、これこそ長年の使用による変形ですから、可愛がられていた証拠ともとれます。古物〈ふるもの〉好きがニヤける瞬間です。
バンドは後ほど直すとしまして、裏蓋を開けました。
“CASE GREAT BRITAIN TIMEX”ですと。TIMEXといえばアメリカのメーカーですよね?ここにでてくる“CASE”とは、“側製造”なのか“側付け”なのか?この辺が難しい、TIMEXの歴史の中で、インガソル系の英国工場があったといわれてますが、この時計が生まれた時点、おそらく1970年代?にどのように関わっていたのかは、残念ですがわかりません。
先に進んでみましょう。
こちらは、中身です。TIMEX M32 13型 18000A/h パワーリザーブ38時間。
簡素でございます。色気も装飾性も皆無であります。むしろ硬派な機能美といえましょう。これは前回控えました“まんじゅう時計”に通じるものがあります。
(時計道楽192) 巻真まわりをご覧ください。
ガッサガサに錆びております。これではりゅうずが回せません。やはり空気の通り道であるりゅうずパイプのあたりが一番錆を涌かすのでしょう。
…? あら?ここではたと気が付いた。
巻真が抜けなけりゃ、中から機械が取り出せないではないか。さて、どうしたものか?ここで、ペン型の錆取り剤CRC556を染み込ませながら、爪楊枝でこすり落とし、シコシコ…
あら、ポロリとりゅうずヘッドが取れました。取れてみてまた発見、普通はりゅうずに巻真がねじ込まれていますが、このモデルは巻真に平行溝が彫ってあり、りゅうずに圧入していたようです。りゅうずヘッドを交換するという考えを捨て、合理性に徹した設計が垣間見えます。
引き続きめげずにシコシコ錆を落とし、先端の細いヤットコで巻真をつまんで、ヤットコさっとこ、ずらしてみたら…
ガサガサガサ…錆びた刀のように巻真が抜けましたぁ。ここでひと息。
でも、中の機械が取り出せません。普通は側止めネジとか、補助リングがあるものですが、そのどれもが見粗りません。
そんな中、これは?
不自然にゆがんだ何かの輪っか。これが機械を固定しているリングとみました。
内側に変形した部分に工具を引っかけて内側に引きますと… びよよん!
ほうら、出た、ハリガネムシ。
いえ、これこそ極めてシンプルなムーブ固定構造。なるほど、頷いてしまいます。こんな頼りない針金みたいなバネで機械を側に押し上げられるのですから。これぞ最低コストの中枠といえましょう。何しろ針金一本ですから。
中身を取り出しました。
チョコレート色の文字板は、状態が良さそうです。外周が球状に絞られているボンベ文字板です。生地は旭光目付に恐らく銀メッキ、半透明の茶色塗装につやのあるクリアーコーティングと見ました。この時計、、おそらく40年以上前の物とお察ししますが、極めて状態が良い、表面クリアーの質が良いのか厚いのか、出来立てのような発色を楽しむことができます。
針と文字板を外して、時計本体の方を見ましょう。
なんだか、ゆるキャラのお目目のような穴は、錘の取り外し用の機能穴です。う~ん、やっぱり無駄がない。
では、時計のバラシを次回にということで、今回はこの辺で失礼します。
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2019/01/10(木) 11:02:49 |
時計
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蕪の葉おやき カブの葉っぱは普通に青菜として用いるべきでしょうな。カブ料理と申しますと、どうしても白くて丸い部分ばかりがクローズアップされますので、葉っぱが添え物のように感じられますけど、なんの、葉っぱには葉っぱの美味しさがあるので、もっと注目していただきたいものです。
今回は葉っぱが主役です。生の葉っぱと塩漬けの葉っぱを刻んで炒めて、甘辛く味付けをしています。
火を止めて冷まします間に、皮を作ります。
ホットケーキミックスと小麦粉を同量ぐらいに合わせまして、水を注いで練ります。
分量は計っていませんが、最初から水をたくさん入れません。練りながら加減を見、餃子の皮よりやわらかめに練り、丸めておきます。
丸めて置いた時、ゆっくりダラける程度の硬さです。
皮に粉をまぶして広げ、蕪の葉を中央に盛りまして…
やわらかい皮生地を引っ張って被せてゆき、袋にとじて、丸めます。
これをフライパンに並べて焼きます。
油は引いてません。テフロン加工のフライパンですと、そのままがよろしいかと思います。
両面が焼けて太鼓みたいになりましたら、熱湯を少しかけまして蓋をして蒸し焼き。
生地にホットケーキの素が混ざっているので、ひとまわり大きくなって焼き上がりました。
素朴な
蕪の葉おやき です。
外周はモチっとしていて、両面はサクっと乾いた感じの焼き上がりです。
ホットケーキの素が膨らんで、そして甘みもあって、皮も堂々たる主食になります。そして中身は蕪の葉の煮物、柔らかくて、ちょっと濃い目の味付けが、厚手の皮によく合います。
この日の夕飯、これ二つずつで家族三人満足してしまいました。
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2019/01/09(水) 10:33:12 |
料理・食
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クラウン
スターファルコン 12
二か月放置しておりました、プラモデル制作のつづきです。
クラウン製スターウオリアーシリーズの“スターファルコン”です。
もうお分かりでしょう、有名SF映画の便乗企画です。
実際はここまで出来ています。
それでは続きの作業です。
溝に墨を入れます。
エナメル塗料の黒を薄めたものです。
はみ出した部分を溶剤を含ませた布で拭き落としましたら、どうもコントラストが強すぎましたようで、今度は薄めた白を全体に吹きつけ、コントラストを和らげました。
本体のメインカラーはこれで良いとして、アクセントカラーで黒い部分を作りましょう。またまた面倒ですが、黒くしたい部分以外をマスキングします。
そしてラッカーの黒を吹き付ける。
機体を乾燥させている間に、電池蓋の開閉つまみを兼ねる砲台を塗ります。
こちらは成型のままの状態。
サーフェーサーで下ごしらえです。
機体と同じ、白をベースにしましょう。
そして黒で汚しを入れます。
マスキングを剥がした機体に、取り付けてみたら…
こんな感じです。
今回はこの辺で。
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2019/01/08(火) 10:21:01 |
玩具・造型
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懐かしラーメン ローストチキンのガイコツを冷凍してとっておき、煮出してスープをとりました。
ここで、麺を打って、タレを仕込む…なんてことはせず、シマダヤの“本生ラーメン醤油味”をいただきました。本来お湯で希釈するスープを鶏がらでやったらさぞや旨かろうという企みです。添付のタレに、たまり醤油をちょい足しして、ガラスープを注ぐ。
いいね、この若干鶏臭いスープが不完全でいいです。
硬めに茹でた麺を泳がせて、トッピングはチャーシュー、メンマ、ナルトの基本セット。
これですよこれ、シンプルな醤油ラーメン、中華そばといった方がいいでしょうかな?ただ今では、いろんな創作ラーメンが流行ってますけれども、私はこれね、具の少ない、醤油勝ち目の東京風、ここに帰ります。真冬の夜泣きそばも懐かしいね、寒い夜、ラーメン屋台の茹で湯の香りが温かい。
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2019/01/07(月) 10:26:29 |
料理・食
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部分日食はじめて見ました 僕たちの立っている地球はクルクル回りながら、太陽の周りを約一年かけて回っていることは皆さんご存知のことと思います。そのクルクルの一回転が、我らが言う一日ということでして、その速度たるや、もっとも円周の長い赤道あたりとなりますと、時速1700kmと言われております。普通だったらとても立っていられませんね。そんな大地のまわりを周っているのがお月様でして、我らの母星である太陽の手前を通過して、太陽がちょこっと欠けるところが見られるというので、外へ出てみました。部分日食というやつです。
これはちょうど鬼太郎が始まる午前9時ぐらい。
おおー!頭がかじられている。
ということは、月をはめてみたら、こんな感じなのかな?
そして約一時間後…
欠けてる部分が左に移動しました。
…ってことはこんな感じ?
2枚の写真の月の軌跡を結んでみたら…
ま、これはイメージですが、こんな風に月は地球の周りをまわっていて、そんな月を連れながら地球も太陽の周りを回っている。そう考えますと、太陽は止まって見えますが、その実、太陽は、我ら水金地火木土の兄弟を抱えたまま、秒速240kmで銀河を移動中、そして所属する銀河はさらに秒速600kmで大宇宙に引っ張られているというのですから、想像を超える果てしない運動が常に私たちのまわりで行われているのです。宇宙は広いな大きいな。そんなレベルじゃございません。
私思います。
こういうことは考えない方がいいと。人間は、夕飯なににしようかな? とか、その程度のことに頭を巡らせているほうが健康的なような気がします。
テーマ:散策・自然観察 - ジャンル:趣味・実用
2019/01/06(日) 17:39:46 |
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ニンニクチャーハン 連休だからできるお料理のひとつに、ニンニクたっぷり料理があります。それもチューブ入りのおろしニンニクは、なにかが入っているらしく、独特の香りであり、匂いも口に長く残ります。それが結構好き。
今日はチャーハンですが、通の人がご覧になったら怒りだしそうなやり方です。
これ、冷やご飯の残ったお釜の中。
ここに、刻んだネギ、チャーシュー、キャベツを加え、チューブのニンニクをブリブリっとひねり出し、味の素と胡椒を加えてスタンバイ。
熱した油に溶き玉子を落としまして…
ひと混ぜして、固まらないうちに材料全部を入れて手早く炒めます。
おー、ニンニクの香りでるでる。
ご飯の塊にはお湯を少し垂らすと一瞬でほぐれます。
全体がバラバラになったらお醤油を回しかける。
味付けはこれだけ。カンタンでございますし、失敗しませんね。
出来上がりです。
ニンニクチャーハン、キャベツ入り でございます。
そうそう、こういうのが食べたかったのよ。塩味のシンプル炒飯もいいけれど、ニンニク醤油はこれまた最高。アメリカンステーキ屋さんで、肉を食べ終わった後のガーリックソースにご飯を入れてグチャグチャにして食べるのが好きな私には、こういうのがいいですね。でも口がしばらくニンニクチャーハンのままになります。
ゆえに連休向け料理と申しました。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
2019/01/05(土) 15:08:12 |
料理・食
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ツルムラサキの種 本日は正月5日だというのに10℃越えの暖かさです。
借りている畑もあと二週間、片付けをしなければなりませんので、あったかい今日は作業に最適。
支柱の類を束ねて丸め、埋まっているニラの根をプランターに移し、そしてこれ…
ツルムラサキの種採りです。今年は畑がありませんから、自宅の前に植えて、食べたいときに摘んで食べる方法で行きましょう。
このほか、ホウレンソウやカブなど、食べられそうなところを収穫しました。
こちらは変わり種、キャベツの出来損ない、つまり結球せずに枝分かれした株なんですが、なんと、小さいのが二つ結球しかけていました。
しかけている、という表現は適切かどうか判りませんが、巻がゆるいんです。これは残しておきました。
メキャベツもまだまだ小さいです。
最終の撤収は来週なので、せめてこのままにしておきましょう。
来週は、完全撤退となります。
テーマ:野菜づくり - ジャンル:趣味・実用
2019/01/05(土) 14:33:16 |
家庭菜園
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