梅ジャムの酸味 今週も梅のネタです。
去年作った梅シロップは、炭酸で割ったり、焼酎にたらしたりして全部飲んじゃいました。残ったのが梅、出がらしみたいに思われますが、酸味は抜け出たものの、甘味が染みているので、そのままおやつにコリコリ食べてもよいのですが、さすがに量が多いので、果肉をジャムにしちゃいます。
こちらは種を取り除いた甘い梅。

お鍋に移し、砂糖を加えて加熱しますと、しっとりとしてきます。

少し冷ましてフードプロセッサーにかけて、ペースト状にします。

お鍋に戻して、レモン汁、追加の砂糖などで味を加減しながら、ペットリと煮詰めます。
消毒した空き瓶に詰めまして、自家製のレッテルを貼ったら出来上がりです。

お手製の梅ジャム。パンやクラッカーにつけて楽しむのもいいですが、調味料としても重宝です。焼き鳥の味付けに、酢豚のたれなど、甘酸っぱい成分と理解すれば、使い道はいくらでもございます。
スポンサーサイト
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/30(日) 14:53:56|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ハネモノの恵み 有難きはご近所の農家さん。スーパーのレジ袋いっぱいの枝豆を頂きました。
農協に出荷できないハネモノというやつですが、なんのなんの、食べるのは豆なのですから、私にとっては見た目は関係ございません。大歓迎です。
大きめの鍋で塩茹でしまして、大ザルに広げ、粗塩をバっと振りかけ、ザルをあおって塩を回す。

立ち上る湯気の香りがうれしいね。
茹ですぎはご免です。歯触りがコリっとするくらいが、甘くておいしいのです。少し口を開けた鞘が目安です。

大量の枝豆にビール。

こうなりますと、つまみというレベルではございません。枝豆を食うためにビールを持ち込んだという次第。NHKの朝ドラを横目で見、つまむ枝豆が朝ごはん。思えばこれでいいのです。もともと我らは猿族、今でこそ多品目だ、栄養バランスだと言ってますけれど、木の実を食って生きていたのです。だからこれで良い。おぼれるほどの豆とビール、充分ではありませんか。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/29(土) 09:23:14|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
鰈の煮つけ たまには煮魚もいいでしょう。
今日は冷凍カレイで挑戦。
切り身を放置しておきました。自然解凍です。
叩き生姜を加えた煮汁に、切り身を並べる。

皮目のバッテンは自分でつけました。味の染みと皮の収縮を開放するためです。
細めの牛蒡を加え、落とし蓋をして煮汁が回るように中弱火でふっくりと煮上げます。

8から10分ほど煮ましたでしょうか?身が膨らんで頃合いです。

針生姜を添えまして、鰈の煮つけでございます。
鰈は小骨もなく身離れの良い白身です。肉厚の所を一箸…

なんとも懐かしや、甘辛い煮魚の味。ご飯をパクリと行く前に、このタレをかける。

こいつがまた美味い。そして、魚を食べ終わったら、残った飯をタレに全投入してぐちゃぐちゃに混ぜて食べます。お行儀が悪い食い物ほど美味いものです。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/27(木) 11:39:19|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
箱のラーメン 弟がお土産にくれた箱のラーメンです。

佐野拉麺“極〈きわみ〉”ですって。自分では中々買わないものなので、貰うと嬉しいものです。
さて、箱の中身はいかがなものか?

おぉ!生麺にスープは勿論のこと、具までついているサービス版。
いただきやしょう。
お鍋に湯を沸かし、卵とインゲンを茹でてます。

ついでに具も袋ごと温めました。
器には葱を入れて置きまして、煮立てたスープを注ぐ。

いいですね、やっぱり私は、澄んだ醤油スープが好みです。
そこへ麺を装い…

具をレイアウトしましたら、出来上がりです。
佐野拉麺“極〈きわみ〉” です。
玉子と青みこそ自分で用意しましたが、チャーシュウとメンマがついていた功績は大きい。無かったらそうとうガッカリです。手軽に調理できるキットである中に、チャーシュウ、メンマという二大キャラを同封するというアイデアは、商品として素晴らしい。満足感が格段に違います。

ところで佐野ラーメンとは、如何なるものか?スープは醤油のベーシック、特に変わったところはみられません。麺は中太の縮れ平麺で、吸い上げるとピラピラした感触でスープをよく巻き上げます。このピラピラ麺が佐野の特徴なんですかね?いずれにしても美味しいです。ピラピラ食感が小気味よくて、たちまち平らげてしまいました。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/27(木) 11:14:30|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
UNIVERSAL GENEVE White Shadow 2
友だちの時計をいじっています。壊れたらごめんね。
前回は文字板下を見ました、で、今回は時計側の探検です。
こちらが時計本体。

自動巻き用のローター(回転錘)を外していますので、ミステリーサークルみたいなデッカイ穴が開いてます。そのため、周りに時計輪列や巻き上げ機構を寄せているところが設計の妙です。
テンプを外しました。

つづいて右下の自動巻き受けを開けてみた。

自動巻き上げ構造です。双子の車がシーソーのように動く、両回転巻き上げです。
ちょっと順番が前後しましたが、アンクル脱進機を外しました。

つづいて別体となっているガンギ受けを開けます。

そして一番大きい二番受けを開けます。

ここまできたら、全部取りで地板の状態を確認。

このあと、全てを洗って組み直し、止まりの原因を調べてみましょう。
今回はこの辺で。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/26(水) 10:36:07|
- 時計
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
總藝舎集会2019初夏の会 埼玉某市のとある一軒家。外見はいたって普通、どちらかと言えば少し地味な感じの家であるが、その中には…

なんだか見たことのあるようなないような、摩訶不思議な怪獣たちがひしめいているのです。

さながらお化け屋敷ならぬ、怪獣屋敷。
昭和の怪獣ブームに便乗した、いわゆるパチ怪獣たちが、傷んだ体を修復されて生き生きと立ち並ぶ陳列棚。これらは多賀もちゆきコレクション。何体あるかなど数えたこともありません。そんな怪獣たちを眺めながら、怪獣談義に花を咲かそうと、年に数回、飲みに集まるオヤジ臭…おっと違った、オヤジ衆。
今回は、アメリカ映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』公開直後ということで、各々持論を展開し、さぞや盛り上がるだろうと思いましたが…、残念ながら一人観ておらず、遠慮がちな展開になってしまいました。それでも我ら、貧乏だった若い頃のように、酒やつまみを持ち寄って、肩を寄せ合い、唾をとばして怪獣談義。
座が温まったところで、おなじみ『努ブログ』主催の通名“努さん”が話題提供にお持ちくださったのが、ご自身で製作されたアメリカ製東宝怪獣プラ模型三体です。
まずは怪獣王ゴジラ。

厚塗りの塗装彩色による重量感が見事です。筆塗りによるボカシが、独特の照りを放ちます。
こちらは足元。

焼け焦げた建物の瓦礫、汚れた爪先など、細部まで作り込まれていて、こうしてアップで拝見しますと、ゴジラの巨大感と重量感が伝わってきます。
お次は空の大怪獣ラドンです。この場合はアメリカ式に“ロダン”と申すべきでしょうか。

鳥と勘違いされがちなラドンですが、元がプテラノドンなので爬虫類です。ちょろりと伸びた二股の舌が物語っています。ラドンといえば、卵から孵った時に3メートルはあろうかと思われる古代トンボの幼虫メガヌロンを美味そうに突っついて食べる場面が忘れられません。このモデルにその嘴の特徴がよく表れていて、近くに寄ると自分も食べられそうで恐怖を感じます。
ラドンも足元を拝見。

こちらも見事な出来栄えで、砂のような素材でディテールアップされています。全体が赤茶色なのも荒れた都市の感じが出ています。
そして真打はキングキドラです。

黄金の龍です。このキットはアメリカデザインのキングギドラなので、映画のそれとは似ていませんが、丁寧に作られますとその味はまた格別です。

東洋的な龍の顔とは違い、アメコミのようなデッサンが新鮮です。
今回は脚元ばかり見ていて申し訳ないですが、怪獣を大きく見るには足元が大事。

破壊光線で黒焦げになった街の様子が、枯れた質感で描かれています。
ああ、怪獣モデルを手にしながら飲む酒は格別ですな。ことに人の作品の味は、自分のとは違ってまさにご馳走です。
このように、しゃべって飲んで、飲んでしゃべる、特オタおやじが加齢臭を撒き散らしながらの小宴会。酒が回って頭がクラクラしてきますと、再び棚の怪獣が気になってきて、また眺める。

ミウラのゴルゴザウルスや…

キーホルダーのマスコット怪獣たち。

怪獣なら何でも商売になった昭和40年代。当時子どもだった僕たちは50過ぎのオヤジとなっても、怪獣のことをああだこうだと語り合って、はしゃいでいます。飲み物がラムネからお酒に変わったものの、やっていることはあの頃と同じ、ストレスも責任も無かったあの頃と同じです。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/24(月) 11:34:51|
- 玩具・造型
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
梅酒を漬ける 梅のネタがつづきます。
こちらは冷凍しておいた青梅です。

収穫したその日に洗って、4、5時間水に漬けて凍らせたものです。キズものも混ざっています。梅干と違いまして、エキスを抽出するのが目的ですから、多少のキズもオッケーです。また、冷凍しますと細胞壁が壊れてエキスが出やすくなるという説もあります。
この梅を凍ったまま漬け瓶に、氷砂糖と交互に入れます。

氷砂糖は重量比で梅の半分程度といったところでしょうか。
瓶の口まで詰めましたら、アルコール度数35度のホワイトリカーを注ぎます。

これで作業終了、簡単でございます。あとは時が熟すのを待つのみ。
水中の様子はきれいです。氷砂糖と梅、梅の周りから小さな気泡が躍る様子は、ファンタジーの世界に迷い込んだようです。

漬けたての景色を楽しみましたところで、去年のやつを持ち出しました。

手前の瓶、琥珀色に熟しています。
ここで一杯、ロックで味見をしてみましょう。

あぁ、おいしい、天然のクエン酸たっぷりのリキュールです。
でもまだ少し、若いような気がします。ふたたび寝かすことにしましょう。
そしてついでと言っては何ですが、忘れていた4年前に漬け込んだグミ酒もありました。
(食味雑記564)
4年ものですから、こいつはさぞや美味かろうと、ロックで一口飲んでみましたが、それほど美味くはありませんでした。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/23(日) 08:45:41|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
梅漬けの引っ越し 先週、梅を塩漬けにしました。
あれから約一週間、梅酢が上がってきました。

重石をしてませんので、下の方は梅の重さで適度に押されていますが…

上の方は、コロンと丸いまんまです。

これではエキスの染みだしが悪いという事で、今日は上下を裏返します。
さて、どうするか?
別の瓶に移し替えるだけです。

上から丁寧に一粒ずつ取り出して、別瓶に詰めますから、ちょうど上下がひっくり返ります。

このまま寝かせて、重さでじっくりゆっくりと圧力をかけて漬けてまいります。
梅漬けのお引越し完了です。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/22(土) 14:33:26|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
クラウン
スターファルコン 24
長かった、一つの中古プラモデルをだらだら作っていましたら一年経ってしまいました。
やってみて思いました。やはり私は怪獣やお化けがお似合いだと。乗り物みたいな機械ものはちょっと創作意欲が湧きません。出来上がりの想像がつかない上、綺麗に磨くみたいな根気の作業がどうも苦手なのです。
ま、そうこうしながら組み立てましたクラウンのプラモデル、スターウオリアーシリーズの中から、スターファルコンのゼンマイ版です。

ミサイルをアナログ的に摘んでいるせいか、なかなか勇ましい出で立ちです。
横見もカッコイイよ。

このミサイルもまた良く飛ぶのです。恐いくらいです。バッチーン!と跳びます。
パチモンながら中々のデザイン、適当に塗った機体を近くで見る。

近くによると、塗装の粗さが目立ちます。
こちらはミサイル。

機体が小さいのか、ミサイルが巨大なのか、微妙に苦しむバランスですが、そんな屁理屈をも跳ね返す、絶妙なカッコよさ。

後姿もイカしてます。
ではここで、先に作った電動版と並べてみます。

思えば贅沢な商品で、これら二機がセットになった組み立てキットです。2アイテムが一つになったプラモデルなんて、ゴーゴンキジラ以来です。

こうして並べてみると、デザインがだいぶ違います。
下の写真は素組み版、あえて成型色を大きく変えてキャラがかぶらないようになっています。

あぁー!やっぱりこの味もいいなぁ~、と思いながら、意を決して塗りました二機です。

クラウン スターウォリアーシリーズのうちから、スターファルコン二体でした。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/21(金) 10:58:50|
- 玩具・造型
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
お蕎麦屋カレー 思い出したように食べたくなるのがお蕎麦屋さんのカレーライスですが、そうは申しましても、味の方はお店によって様々。だから一緒くたにはできませんが、多くの場合、餡が重くて味は軽めといったところでしょうか。こと蕎麦屋さんカレーに関しましては、即席ルウやレトルトパックではお目にかかれないので、自分で作っちゃう。
タマネギと豚のアバラ肉を軽く炒めてます。

普通、カレーと申しますと、玉葱はよく炒めるというのが作法ですが、蕎麦屋風はさっと軽くが習いです。
出汁で煮ます。

今回はガラスープの素、粉末だしの素、麺つゆ少々を希釈したものです。
ここにカレー粉と小麦粉を合わせまして…

水で溶いて糊状にしましたら、煮汁に溶かして糊化するまで煮ます。

塩と麺つゆで味を加減したら出来上がりです。
ご飯にかけて供します。

もったりとしたお蕎麦屋さん風カレーライスです。ここに着色料で真っ赤になった福神漬けでもあれば完璧なんですが、今日はなし。
お蕎麦屋さんのカレーがもったりと重いわけは、たぶんこうだろうと考えます。
まずひとつ、日本のモチモチご飯に合うという事。でんぷん質の高い日本のお米には、吸い込まれることのない、重たい餡がセパレート状態で口に入り、ゆっくりとソースと混ざるほうが美味しいように感じます。そういう意味では、タイ式カレーみたいにサラサラしたタイプには、パラパラの外米が合いますね。

そしてもう一つ、蕎麦屋のカレーが重いわけは、出前に対応できるからではないかと思います。ゆるいカレーだったら、到着したら汁はなし、なんてことになりかねませんから。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/20(木) 11:32:15|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
UNIVERSAL GENEVE White Shadow 1
お友達の時計です。

シンプルで上品なデザインですね、UNIVERSAL GENEVE〈ユニバーサルジュネーブ〉のWhite Shadow〈ホワイトシャドー〉、とても薄くてエレガントな容姿ながら、これで自動巻き。

おそらく1970年代、時代にしては状態もきれいですが、巻いても振っても止まっちゃうらしいのです。それなら時計屋さんにどうぞ、え?私に?私に預けるという事は壊れても良いという覚悟があると、なるほど、では最善を尽くしましょう。
裏蓋開けました。

“SWISS ACIER INOXYDABLE” というのは、スイス鋼〈はがね〉ステンレス という意味らしい。スイスの鋼だと何か良いことがあるのでしょうか?
こちらは中身です。

なるほど、マイクロローターですね、それで薄型になっているわけですか。機種は“1-67”25石の機械です。
…と、この時点でテンプが生きています。でも時計が止まっていると?いや、この場合は時計が止まっているのではなく針が回っていないのですね。
進めてみましょう。

まずは錘を外しましょうね。
そして側止めねじを外して、中身を取り出す。

シルバー系のモノトーンで整ったスマートな文字板です。ご丁寧にカレンダーの窓は植えものとなっています。全体は丸く絞られたボンベ型、植え窓、植字の変形ぶりから、完成後に絞られたことが推察できます。
針を取り、文字板を外しました。

文字板下の景色です。日車押さえに旋回状の目付が施されています。
日車押さえを開けてみよう。
中央に納まるべく筒車を外しちゃったので判りにくいですが、写真下の方の穴の開いた真鍮の車が24時間で一周してカレンダーを送る仕組みです。
日車を外してしまうと、文字板側にコハゼ(動力ゼンマイの開放を食い止めるフック)が組まれています。これももしかして、地板の厚みを無駄にしない、薄型設計の工夫なのでしょうか?

巻き真周りはこのようになっています。

りゅうず引きのステップ規制の構造が少し複雑?であることと、手巻きでも動力を巻き上げられる構造が見て取れます。
ここまでは文字板下を見てまいりました。止まりの原因はまだ分かりません。次回、時計の方を探検してみましょう。
楽しいミクロの世界。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/19(水) 10:45:29|
- 時計
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
梅干のチカラ 母と実家で梅をもぎました。今年81になる母ですが、ボーリングで200点をだすほどの強者です。そんな母がワンタッチ傘をバっと広げ、逆さまにして柄を梅の枝に引っかけて、別の鍵棒で実をひっかいて傘に落とす。「いい考えでしょう」自慢げに棒を振り回す母の周りをうろちょろと、こぼれたやつを拾って歩く私はかなりお間抜けな情況。

あんまり良い梅ではありませんが、それもそのはずで、良いやつは先週収穫し終わっていまして、すでに加工処理済み。今週のは残り梅、私がもらおうと思って申し出た次第です。
少し良いところをもらってきました。
水で洗ったのちに、焼酎をかけて全体に回します。

濡れているうちに粗塩をまぶします。

ざらざらと塩刷りをするように揉み込んで、あとは瓶詰め。

これでよろしいのです。カンタンでございます。普通ですと重石をするのですが、今回はやわらかい完熟梅なので重石はしません。自重でゆっくりつぶれてもらいます。
あとは暗いところで寝かせるだけ。

一週間くらい漬けましたら上下を返し、その後は夏休みにお天気を見計らって干す作業となります。
こちらは去年漬けた梅干。

家族が中々食べませんもので、まだ結構残っております。つまりこれ一年物。

日本人はお米食、白いご飯から甘さを引き出す梅干の力。疲労回復にデトックス、食欲増進、殺菌効果などなど優れた機能を持つ梅干は、食べる万能薬です。
…といいつつ、私はめったに食べませんけど。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/18(火) 11:17:35|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
五島先生からの手紙 女房が終活と称して押入れを片付けていると、脇に見覚えのある古い箱が。それは確か手紙や紙の資料が入っている想いでの箱。自分の部屋に持ち去りガサゴソ中身を漁っていましたら…ありました。懐かしいハガキ。
昭和49年、柊少年12歳の春。当時からユニバーサルやハマープロの怪奇映画が好きだった僕は、ひばり書房の怪奇漫画の中でも、五島慎太郎先生の西洋怪談ものが好きでした。特に『フランケンシュタイン』は大のお気に入りで、映画を鑑賞するように何度も何度も読み返してましたっけ。ビデオやDVDが無かった時代、漫画は唯一、複数再生可能なビジュアル媒体でした。
ある日、画用紙に『フランケンシュタイン』からワンカットを選んで、覚えたばかりのつけペンとインクで描いて先生のお宅に郵送したのです。当時は個人情報もクソもなく、先生のご住所が本にしっかり載っていて「お手紙を送ろう」みたいな大らかな時代でした。
手紙を送って何日経ったでしょう、返事が欲しいという期待も薄れた頃だと思います。ドラキュラの絵葉書が届いたのです。

手にした時は、それはそれは嬉しくて、舞い上がってしまいました。本文を読んでさらに喜びは最高潮に。

憧れの漫画家の先生からの直筆のコメント。人生最高の喜びの瞬間でした。最近になり古本屋さんの漫画コーナーで五島先生のお作を探して、少々高くても掲載していただいた本を買いたいな、と思ってはいるのですが、肝心のタイトルを忘れてしまいました。
昭和49年、ハガキ郵便が10円だったころのお話です。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/17(月) 11:24:39|
- 雑貨・珍品
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
沢庵鼈甲煮 今年も六月ですが、昨年末に漬けた沢庵がまだあります。
糠床に漬かっているならまだしも、引き出したまま古くなってしまうと、これあまりよろしくありません。
水に漬けて、塩抜きをしました。

ちょうどザーサイのようにです。
これを煮て食べようというのが今回の試み。
フライパンに胡麻油を熱しまして、塩抜きした沢庵を焼く。

葉っぱの古漬けも一緒です。
希釈した麺つゆを加え、味を含ませて水分が飛んだら出来上がりです。

赤茶色に照り上がったところで鼈甲煮と呼んでみました。

白いご飯に合いますね。漬物としての沢庵とは違う趣きで、油とだし醤油を含んだ干し大根に乳酸発酵の香りが残る、なんとも枯れたなかにも深い味わいです。

古くより伝わる日本の食卓、沢庵を材料にした煮物としては京都の“おこうこのたいたん”ですとか福井の“ぜいたく煮”なんというのを聞いたことがあります。おもえば昨年の9月に種を播いた大根です。育てて収穫、干して漬けて戻して煮る。まさに手間暇のかかった贅沢な煮物です。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/15(土) 10:56:29|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
クラウン
スターファルコン 23
今回は付属品の塗装です。
こちらが付属品のミサイル。

まずはメタリックシルバーでくるみ塗装。

これを乾いた布で磨きますと、金属光沢が出ます。
比較のために磨き前と後を並べてみました。

上の写真、左が磨いた後です。質感がだいぶ違いますね。
せっかく磨いたにもかかわらず、上から白をかける。

このあと解体して、黒と白のボカシ塗装、乾いた布による拭きだしなどを交互に行いまして、陰影をつけました。

発射スタンドに取り付けて、機体に設置したら出来上がりです。

クラウンのプラモデル、ゼンマイ走行スターファルコンの完成です。その企画こそ、スターウオーズの便乗物ですが、作ってみたら中々勇ましくて、それなりにカッコイイと思います。次回、電動版とならべて写真を撮りましょう。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/14(金) 11:31:41|
- 玩具・造型
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
レバ野菜炒め 豚のレバーの食べ方はレバニラだけですか?いいえ今日は肉野菜炒めのように、キャベツといっしょに塩味で炒めます。
まずはレバーのソテーから。

香り付けは生姜です、両面焼けたら、さっと茹でておいたキャベツとザク切りのニラ。

鶏ガラスープの素と塩コショウで味付けです。

レバーは個性の強い内臓です。一つかじれば野菜がどっさり食べられます。

塩味であっさりめ、たくさん食べても飽きません。
でもこれってさ、結局レバニラでしょ。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/13(木) 11:01:54|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
川越まるひろ百貨店 全国各地、地元民に愛されるご当地デパートというのがあります。ここ埼玉県川越のまるひろ百貨店もそうですが、名物でもある昔ながらの屋上遊園地が今年の八月いっぱいで無くなっちゃうというのです。

昔あった金魚屋さんはすでになく、この日は天気も悪かったため、お客も少なめ、やってない乗り物も多々あって、寂しさはひとしおです。

モノレールは列車ではなくて二人乗りの単体。レールが屋上の縁ぎりぎりまで伸びているので意外に怖い。
100円玉の乗り物も懐かしいね。

娘が小さかったころ近くに住んでいたので、毎週のように通ってましたっけ。

わんぱくランドはゲームコーナーです。

デジタルゲームをはじめ、クレーンでお人形を取るやつとか、パチンコ台、懐かしい新幹線ゲームまであります。
ここが無くなってしまうなんて、今一つ実感がわきませんが、子どもの寄せ書きをみたら、ああ、本当なんだなと思いました。

こんな純粋なコメントが、元ペット屋さんだったスペースにびっしりと貼ってあります。

さらにメッセージカードは階段にまで伸び…

ひとつひとつ読んでいると泣いてしまいそうになるので、写真だけ撮ってスルーです。
地元に愛されたまるひろの屋上。高校生のころ焼きそば屋でアルバイトしていたうちの女房も今年還暦。アンパンマンの100円自動車に乗って喜んでいたうちの娘も30になりました。思い出の屋上よさようなら。夏休みは別れを惜しむご家族で賑わう事でしょう。そしてもう一つ、最上階のお好み食堂。

お寿司からビフテキまで何でもあります。友達は餡かけ焼きそば、僕はビールです。この食堂はなくなりません。希望を申すなら、リニューアルもしてほしくないですね。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/12(水) 10:55:26|
- 見聞・出歩き
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ぼくのおじさん 小さい頃から可愛がってもらっていた僕のおじさんは元々塗師で、和紙貼りの技も持っているので、仕事を辞めてからもお菓子の箱やら100均の小引き出し、ちょっとした物にも和紙を貼って装飾するから、室内が独特の味を出しています。そして何よりお酒が好きです。ロックグラスに大きな氷を一つ入れて、8分目くらいまでウイスキーを注いだら、アサヒスーパードライで残りを満たす。つまりウイスキーのビール割り。これをさも美味そうに飲むのです。一年ぶりに家族で遊びに行くと言ったら、喜んで手料理を振舞ってくれました。
お刺身三点盛りと生湯葉。

この辺は酒の肴といったところでしょうか。奥は僕たちの顔を見てから揚げ始めたヒレカツ、揚げたてが嬉しい。
モツの煮込み、おじさんのには豆腐が入っています。

鶏の手羽は醤油味で煮つけ、山芋は海苔で巻いて素揚げ、薄塩で食べます。

塩焼の海老が香ばしい混ぜ寿司。

のん兵衛は料理も上手くて、大変なご馳走でお膳は埋め尽くされました。

これだけの支度をしてくれた僕のおじさんは、なんと
87歳。これを老人といえようか。懐かしい話で大いに笑い、腹いっぱいご馳走を食べて酒を飲み、離れに一泊させてもらって朝風呂を浴び、おはようを言おうとおじさんの所に顔を出したら、二日酔いで頭を抱えているかな?と思いきや、トマトをつまみながらウイスキーのビール割りをおいしそうに飲んでいました。こんな87歳に僕はなりたい。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/11(火) 11:21:11|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
Godzilla: King of the Monsters 胸が高鳴るひと時は、いつも同じ。お目当ての映画がかかっている劇場の前に着いた時。

ゴジラの新作を観てきました。新作なので内容には触れませんが、ネットの時代です、予告編をご覧になって、みなさんおよそどんな作品かはお察しのことと思います。ゴジラはおろか、ラドンやキングギドラまで登場するかつて栄華を誇った東宝の怪獣大乱闘となっています。

どうせアメリカ人がいじった日本の怪獣なんて、スナック菓子みたいになっちゃうんだろうな?と思ってましたが、お詫びします。しびれました。日本の怪獣をここまで愛してくれていたなんて。日本の怪獣映画をここまで解かってくれていたなんて。これが感想です。ことに我ら50代のおっさんたちは、子どものころ観たスター怪獣たちが、さらにパワーアップして世界を舞台に大暴れなんて、夢のように痛快!ラドンの衝撃破壊力など博多を襲った時以来の迫力でした。思えばラドンって怖いよね、ゴジラは歩いて移動だけども、ラドンなら本気で飛べば一日で日本中を破壊できるという災害としては最恐の怪獣です。モスラも出るよ。幼虫から成虫に変身する設定はオリジナルのまま。羽化した時の美しさは、怪獣なのに人々が逃げもせず、うっとり見とれてしまいます。ギドラにゴジラは宿命のライバル、壮絶な戦いが見ものです。そして、え?ええ?っと身を乗り出してしまうような味な演出が散りばめられていて我らオールドファンの心をつかみます。

本作は、特撮ファンなら本編はもとより、エンドロールまで一滴残らず楽しめる仕掛けになっています。あぁ、これだけは言っちゃおうかな?クレジットの中に“Akira Ifukube”と“Yuji Koseki”の文字がありました。何が起こるかわかりますね?さあ、劇場に行きましょう。私ごときがあれこれ申し上げますまい、ご覧になっていただきたい。日本の怪獣を賛美されているようで誇らしい気持ちになります。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/10(月) 12:05:51|
- 視聴鑑賞
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
カペリンのオイル焼き カペリンとは聞きなれない名前ですが、実はこれ、居酒屋などでおなじみのシシャモです。北海道で獲れる本シシャモと区別するためカラフトシシャモ、子持ちシシャモなどと呼ばれて商品化されていますが、漁獲量が断然違うので、市場ではもっぱらコチラのほうが流通しているようです。
そんなカペリンちゃんの干物、安くて美味しくて、我ら庶民にうれしいお魚です。食べ方としては、普通炙っていただきますが、今回はオリーブ油で焼いてみました。

塩も何もいたしません。弱火でじっくり焼いております。

色加減を見ながら両面焼く、ただそれだけです。

シンプルなカペリンのオイル焼きです。
レモンを絞って食べてみました。

頭も骨も柔らかく、胎子はほっくり、とても食べやすいお魚です。8匹ぺろりと平らげました。
まるでペンギンのように。これでおよそ300円。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/09(日) 12:32:03|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
鶏の香りグリル 鶏の手羽元をそのまま焼けば、漫画に出てくる原始人のこん棒みたいで中々楽しいものですが、今日は骨に沿って包丁を入れて観音開きです。

こうしますと、火の通りもよろしく、食べる時も楽です。
支度ができましたら、おろしニンニク、麺つゆ、カレー粉をまぶし、揉み込みます。

素手で良くもみ込みますと手がいい香りになりましてな、そのままかじって食べたくなりますが、それをやってしまってはホラーになるので止しましょう。痛いですしね。
あとはクシャクシャにしたアルミホイルに並べまして、グリルです。

4本で9分焼きました。
カレーの香りが食欲を増します。

鶏の香りグリルです。タレもないのに照りがある。
焼き立てのアツアツにはビールですね。

露出した骨を持って、バシュ!っと齧れば、骨離れもよくお肉だけがきれいに外れます。

おいしい汁をしたたらせながら、肉を貪り、骨をしゃぶっていると、原始の記憶がよみがえるんでしょうな、何となく気分が高まります。素手でものを食うたのしみ。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/08(土) 14:01:30|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
クラウン
スターファルコン 22
機体本体、上半分を塗り終わったところです。

今回は裏側、裏返しましてギアボックス以外の部分をマスキング。

そして黒を吹きました。

マスキングを剥がしてみると…

このように出っ張った部分が黒くなりますと、平置きした場合にブラックアウトして見えなくなり、白い部分だけが宙に浮いて見える効果を狙っています。
続きましては、機体左右についているカップみたいな部分です。
まずは黒で下塗り。

このまま刷毛で銀のドライブラシ。

凸部分が銀色に汚れました。
さらに細かいサンドペーパーで、凸部分を削りまして、線を浮き上がらせます。

これでよろしいでしょう。
機体に組み込みまして、機体ベースの出来上がりです。

次回は付属品のミサイルを塗りましょう。
今回はこの辺で。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/07(金) 11:12:51|
- 玩具・造型
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ポカラサラダ ポテトサラダのジャガイモの代わりにおからを用いるという話はよく耳にしますが、私は両方使っちゃう。
四つ切りの新ジャガは皮ごと茹でてます。

串が通るまでに茹で上がりましたら、お湯を捨て、おからを投入。

全体を加熱。おからだけに、から炒りです。
熱が通ったところで、塩もみをしておいたキュウタマ、つまりは胡瓜とタマネギ。そしてツナ缶を油ごと。

ニンジンは、煮物の残り物です。
これらをマヨネース、お酢、少々のみりんで味付け、練ります。

おからで量を増やしたポテトサラダです。

ジャガイモ100%よりも軽い口あたりです。

それでもマヨネーズ、ツナ缶の油分が効いているせいか、決してパサついておりません。腹が減っていたら、どんぶり一杯食べちゃいそうなサラダです。煮物ばかりがおからじゃないよ、西洋料理の付け合せ、ハイカラ風もお似合いです。ここでまた一つ、おからの新たな一面が発見できました。
豆腐を作るための副産物、豆乳の搾りかすとして、ともすれば捨てられる存在だったおからも、近年その健康効果が見直され存在価値が高まってまいりました。健康食品の代表選手みたいな豆腐に迫る勢いです。
そんなに言うなら大豆を茹でて、そのまま食えば無敵じゃん。
あんたそれを言ったらおしまいよ。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/06(木) 10:40:48|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
シュウォッチ 2
点灯しましたデジタルウオッチ、CITIZEN-D390..。

ケースに収めました。

ケースはなかなかイカしたデザインです。

どことなく昭和の香りがするSFチックなイメージです。
切れていたバンドも、どうせ駒を詰めるのですから、連結ピンは足りているので問題なし。

結局、4駒取りました。
バックルは昔ながらの三つ折れ式、では飛び出している小さなボタンは一体何か?

これは便利な調整カバーです。
腕にしてみますと、さすがに4駒は取りすぎたか、キッツキツです。

ここで横のボタンをちょいと押しますと、カリカリカリと表カバーの中から、調整カバーがスライドして来て、手首にフィット。

逆でもいいのです。初めに全伸ばしにしておいて、手錠のようにカリカリっと縮めるのもひとつのやり方。微調整のできない大駒タイプの金属バンドに有効な装備です。
出来上がりました。中身がシチズンのデジタル時計。

機能は、通常時刻に加え、カレンダー、二つのアラーム、1/100秒ストップウオッチ、最高90分の逆算タイマー、デュアルタイム、そしてライト付きとなります。
外装はオールチタン製の贅沢仕様。

つや消しグレーの質感が、スペーシーなルックスの中に温もりを与えています。

ケースからバンドにつながる流線型のロング先カンは、鏡面とマットの仕上げ分け。三角の鏡面がアクセントになっています。
そして、液晶画面のすぐ下の鏡面部分は、ライト点灯のスイッチです。
暗いところで押してみますと…

画面が光ります。そして角度を変えてみますと…

来たぞ我らのウルトラマン!
そうです、ケース上部に彫ってあるマークは、ウルトラマン(初代)の紋章だったのです。
本日の控え、
ウルトラマン・デジタルウオッチ cal.D390 年代推定1999年 でした。

中身はシチズンであるものの、発光板にウルトラマンのオリジナルプリントが入っていて、チタン製の外装も特注仕様となっています。ムーブも外装もオリジナルな、ちょっと贅沢な特注モデルです。シュウオッチ!
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/05(水) 11:04:53|
- 時計
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ホヤの香り 魚屋さんにホヤが出始めますと、夏のおとずれを感じます。

海水をいっぱい含んだ丸ごとのホヤは、その姿も怪獣みたいで好きですね。
私のさばき方はもう簡単なズボラ式。
ボウルの中で二つの突起を切り落とします。突起は下に向けましょう。でないとビューっ!と噴射される海水を浴びてしまいます。水が出きりましたら、突起と突起の間にハサミを入れて…

ぐるりタテに皮を切り、指を突っ込んでブルンと実を取り出す。これでよろしいのです。

あとは二つに切って、ワタを取り出し、刺身にします。

今日は鮑の殻に生若布を詰めまして、その上にホヤを盛りました。

おろしたてのホヤホヤ。こいつで冷酒を一杯。

ツルンペロンと磯の味。若い頃、初めて口にしたときは、あまりに磯パワーが凄くてちょっと苦手だなとおもいましたが、歳と共に、やがて好物になりました。好物と申しましても一年中食べたい好物ではなく、年に一、二回、季節を感じるための好物です。
昔をしのびつつ、清酒を一杯やりましたが、ホヤはまだある。
おまけの一品は、辛みおろし和え。

辛み大根の鬼おろしとホヤを、三杯酢で和えました。
目を閉じれば三陸の海、若布だろうと大根だろうと相手が誰でもぶれない、ホヤの香り。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/04(火) 11:27:58|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
フラワ-ベース これ直る?
と、女房が差し出したのがこれ。

鉄かよ。これは難しいです。私に溶接技術はございません。
とりあえず外れたところを確認。

やっぱり溶接が折れたようです。
まずは患部を磨きましょう。

鉄の生地を出したら、いったん瞬間接着剤で仮固定。

接着剤が固まって、形が一時整いましたら、再び折れる前に麻ひもで縛ります。

麻ひもならば、ナチュラル感は損なわれないかと思います。
そしてそこへ瞬間接着剤を染み込ませて固めます。

デザインを整えるため、破損していない他の二か所にも同じ処理を施しました。

これで丈夫になったんじゃないでしょうか。
中のカゴと違和感もなく、しっくり馴染みむと思います。

ミントを生けました。
季節の草花を愉しむフラワーベースの修理完了です。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/03(月) 11:05:16|
- 暮らし・修理
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
麻辣肉麺 〈マーラーローメン〉
回鍋肉をたくさん作ったら残されてしまいました。
今回はその再利用お料理です。
残ったおかずに即席麺。

黄色い袋はサリ麺といって、スープの入っていない即席麺。鍋物のしめに入れられる、煮込んでも伸びにくいモチモチ麺です。
そしてこれ、スパイスがたくさん配合された中国調味料“海底撈”。

食べれば辛くてしびれる真っ赤な油です。
まずは肉だけを焼きまして、海底撈をからめます。

真っ赤な油が熱を帯びてむせ返るようになりましたら、残りをすべて投入して炒めます。

一晩おかれた回鍋肉ですから、キャベツなんてもうフニャフニャです。味はしっかり染みてますから、もうこれ以上何もしません。
一方、麺を茹で、ザルにニラを置いてスタンバイ。

茹で上がった麺をニラの上からザブンとかけて湯切りです。

チャッチャと湯切りをしましたら、お皿に裏返す。

間髪入れず、炒めた真っ赤な肉野菜をかけまして、香菜〈シャンツァイ〉をふっさり。

いやいや、思った以上にうまくできたみたい。
本当は生麺でやったほうが美味しいのでしょうけど、今回は思い付きなので即席のサリ麺。サリ麺には深い思い出があるのですが、そのことはまた機会を改めましょう。

できました、今回は烏龍茶で。焼酎は入ってませんよ。
辛いけど香りが最高な肉野菜。にじむ赤い油を麺にからめてズルズルとすすってみよう。

赤いものは食欲を増すとは言いますが、食べてますますファイトモリモリ。舌はシビレてスースーヒリヒリ。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/02(日) 17:27:46|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
箱野菜三週目 プランターに播いた、余り種いろいろミックス。
先週から若葉を摘んで食べてます。今週はさらに大きくなりまして、本葉が親指大になりました。

今日も背の高いところからつまんで、朝ごはんのミニサラダです。

今回の葉っぱの多くは、発芽と育ちが早いアブラナ科のベビーです。
その下からは、キク科が発芽を始めました。

シュンギクやレタスが伸びますと、葉の形のバリエーションや彩りが増えて、景色が変わってくることでしょう。
7号鉢に撒いた香菜(コリアンダー)もふっさりと表面を埋め尽くしました。

今ならば柔らかいのが食べられます。
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/01(土) 15:42:44|
- 家庭菜園
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0