芋のつる サツマイモの季節がやってまいりましたが、今回はお芋ではなく“つる”のほうです。つるといいましても、実は葉っぱの軸、葉柄〈ヨウヘイ〉の部分です。
女房がサツマイモの葉っぱをもらってきました。

葉を切り落とし、葉柄を二つに折り曲げまして…

角に爪を立ててパチっと切れ目を入れたら、皮をスーっと引きます。

けっこう気持ちいい作業です。
向いたそばから水に放しておきましょう。

そうしますと、さっきまでフニャチンだったものが、パチーンとハリを取り戻します。
今度は下茹で。

5分ほど茹でました。これで下ごしらえ終了、このあとお料理に入ります。
今回は胡麻油で炒めて、希釈した麺つゆで煮、油揚げを合わせました。

仕上げにたっぷりの胡麻を和えまして、おかずひと品出来上がりです。

若手のころ先輩が聞かせてくれた「昔ゃぁ、芋のつるまで食ったもんさ」の“つるまで”っていうところに、貧しさと仕方なさが伝わってきますが、手間さえかかるものの、これなかなか美味しいものです。

味はクセもなく淡白。食感は細いフキのよう。

食べ物に困っていない今だから、逆に手間のかかる珍しい食材に値するのでしょうけど、腹いっぱいになりたくても、なれずに死んでいった人たちを想うと、腹ペコにすらならなくて済む今の自分が、いかに幸せ者か、しみじみ感じ入ります。
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- 2019/10/31(木) 11:01:18|
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レディスパワーウオッチ三種 2
女性用の防水時計です。

古いクオーツでして、止まってますもんで、中を開けて電池を入れてみようというお話です。
上の写真、右二つは前回控えました。左側の黒いやつ、これは何でしょう。

VEGAのスポーツウオッチです。簡易レジスターと夜光が入っている、ビジネス向けスポーティデザインといったところでしょうか?
裏側です。

こちらは1987年製ですね。前回控えたピンク文字板の物より新しいです。

けっこう端正な顔立ちです。黒地に夜光でとても見やすいです。丸っこいインデックスは、文字通り角がとれているので、目鼻立ちがハッキリしていながら、温かみのある表情になります。とてもいいレイアウトだと思います。
中身はこちら。

VEGA-3G00A なので、前回の物と同じです。
以上3点、ケースを洗いまして乾燥です。

裏蓋とりゅうずパイプにシリコンを塗りまして、電池を入れ替えた機械を組み込みました。

全部動きます。実用できそうです。
それでは、それぞれにバンドをあつらえましょう。
まず、ピンクのベガちゃんには、ブロック模様のゴムバンドをつけました。

ネジロック付きりゅうずのケースですから、ゴムがいいでしょう。これなら手と一緒にジャブジャブ洗えます。ケース外径33mmほどです。
CITIZEN VEGA スカイダイバー cal.3G00A 1984年 黒のベガには、少し落ち着いたナチュラル感のあるカーキの繊維バンドです。

躍動感を抑えた、軽いスポーツテイストの味付けです。こちらは1mm小さくて32mmのケース。
CITIZEN VEGA cal.3G00A 1987年 オレンジのホイヤーには、白の牛革です。

オレンジが鮮やかに引き立ちます。こちらは一番小さくてケース外径が29mmです。
TAG HEUER Formula1 cal.294 1986年ごろ 三者三様、キャラが立ちましたようです。

レディスパワーウオッチ、さあ、お好みはどれでしょう?
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- 2019/10/30(水) 10:54:56|
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エビマコ 女房がマコモダケをもらってきたんです。ダケ(タケ)がついていますけど、キノコではないのです。その正体は、大きなイネ科の茎、葉っぱに分かれていない根元の太いところで、見た目は細いトウモロコシみたいです。
皮をむいて斜めの薄切りにしまして、湯通ししています。

断面は茄子をギュっと圧縮したみたいな、アスパラを少しふくらましたみたいな、そんな感じです。味はクリーミィで淡白、どんなものにも合いそうです。
湯を切ったら油炒めです。一緒に炒めているのは、片栗粉をまぶしたエビです。

香り野菜として、タマネギ、ショウガ、ニンニクのみじん切りを加えて炒め…

鶏ガラスープの素とお湯を加えて火を通しますと、やがてエビの片栗粉が糊化して軽いとろみがつきます。

仕上げに胡麻油を回してできあがりです。

エビマヨならぬ
エビマコ です。
マコモは色白で味も淡白ですから、エビの赤さも映えますし、味の相性もピッタシでした。子供たちも喜んで食べました。
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- 2019/10/29(火) 11:13:06|
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ゴヂラをつくろう 8
粘土で怪獣を作っています。
全体のポーズをおよそ決めたところです。

ということで、今回は頭部の製作にかかります。頭の大きさを決めてから、全体の肉付けを加減しようという計画です。そうでないと、頭でっかちになる恐れがあるからです。
ではまいりましょう。
現在の状態です。

ちょっとおぞましい、血まみれのような口元ですが、ここに肉を被せます。

口のまわりに肉を貼り付けて、頬にも粘土を盛ってみたが…

鼻スジが長すぎますね。
そう思ったら改造です。
お目目くり抜き、残酷物語。

さらに眼窩(眼球の入る穴)を広げました。

そこで、前寄りに水晶の眼球を移動させて、固定してみたら…

古風な日本画のような感じになりました。
再び肉付けをしてみる。

なんだか頭のいいワンコみたいになったので、眉間にしわを寄せてみたが…

ちょっとやりすぎ、キングシーサーみたいになってしまいました。
もう少し考えなおしましょう。
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- 2019/10/28(月) 11:28:51|
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サンタマどんぶり 今日のご飯は安いよ。サンマの蒲焼き缶詰と玉子ひとつ。
甘辛いタレに漬かったサンマ蒲焼き缶詰の美味しさは、どなたも御存じのことでしょう。骨まで柔らかくなっているうえ、味は確かにサンマであり香ばしさまで残っているの。
缶の蓋をペロっとめくって、そのままガス火にかけちゃった。

危ないので真似しないようにひとつ。缶が薄いからたちまち沸いてブクリブクリ。
温まったサンマを炊き立てご飯にのせまして…

このままほお張っても美味しいのですが、今日はここに溶き玉子をかける贅沢版。

玉子に味はつけません。ここにタレをかけるから。
仕上げに粒山椒、ひとつまみ。

サンマと玉子で
サンタマどんぶり です。
あまじょっぱい昭和の味、昔の人間はこういうものが殊の外好きなのです。

子供の頃、猫を飼っているおばあさんがいましてね、冷やご飯にマグロのフレーク缶詰をぐちゃぐちゃにまぜて猫にやってましたっけ。クチャクチャと小さな口でがっつく猫たちを見て、美味そうに喰うなあって思ったものです。大人になった今でも、魚の甘辛い缶詰を食べると、その情景が目に浮かびます。
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- 2019/10/27(日) 16:28:31|
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もうテレビに釘付けでした。
過日行われた
令和天皇即位の礼、殊に正殿の儀は見事でした。総理はじめ日本のお偉方、世界の王様たちの向こうで、伝統衣装に身を包まれて高らかに宣言を述べられる陛下のお姿に、テレビの前で手を合わせて拝みました。
一方、今月57歳を迎えた私、現段階でサラリーマン60歳定年、残すとこあと三年、あ~あ、金はねえし、60になったらどうやって暮らそうかなあ?などと頭を痛めてましたら、待てよ?天皇陛下は60から本番ではないか。しかも務めるお役が天皇陛下ですぞ。これは大変です。己の甘さに考えを改めました。60から本番!これで行きましょう!…と、思っていたら、今度は自分の体に癌が見つかりました。昔でしたら“死”をイメージする病気ですが、今ではそうでもない。程度によっては治りますからそれほど落ち込んではおりません。それに本人いたって元気で、どこも痛くないもんですから、こうやってパソコンカチャカチャやって遊んでいます。いい気なもんです。
人生いろいろといいいます。見渡せば、人それぞれ違う時間を歩んでいるから、人生の種類いろいろという見方もできますが、一人の中にもいろいろ変化があって面白いという見方もできます。人生は自分が主役の大河ドラマです。何が起こるかわからない。ガツガツしても一日、ボケーっとしてても一日、許されるなら、ボケーっと楽しくやっていきたいですね。
- 2019/10/26(土) 13:55:25|
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童友社
1/350大阪城 6
絵付けの終わった三角壁です。

で、こちらは各階層の囲み壁。

今回は、ここに汚しを入れてみましょう。
エナメルの黒を思いっきり希釈して、溝に流すイメージで刷毛塗り。

生乾きの時に、溶剤を軽く染み込ませた布巾で拭き取り。

凹部に薄く黒を残します。
三角壁の方にも、薄墨を使って濃淡をつけます。

汚し処理前と、後の比較です。

真っ白に黄金が輝く今の大阪城は、平成の大改修によるものでして、私が狙うのは、それ以前の黒っぽい大阪城です。
次回は屋根の製作に入ります。
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- 2019/10/25(金) 10:56:32|
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押上せんべい
花のれん 食べ物で景色を見立てて愛でる。これも江戸の粋といったところでしょう。
東京下町、向島の煎餅です。

花のれんですって、可愛らしいでしょ?
中には自然を模〈かたど〉ったお煎餅がいろいろ入っているんです。
こうして開けてみますとね…

ほらね、ざらめは花びら、エビ味は小魚、醤油は銭亀、そして磯辺巻きを苔に見立てたら、どうです?花びらの浮かんだ池の景色になるでしょう?味のみならず、目でも楽しむ江戸の粋。こういう庶民のお茶菓子にも、ひと手間加えて笑わそうという洒落心がいいですね。
墨田区東向島、押上せんべい本舗さんでした。
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- 2019/10/24(木) 17:24:16|
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レディスパワーウオッチ三種 女房が、お仲間と畑を始めるらしく「アタシのできる防水時計ないかしら?」と突っ込んできたので、古い時計箱をガサゴソと漁ってみたら、防水ものの女持ちが三個出てきました。

すべてクオーツ、バンドは腐っていたり無かったりでヘッドのみです。もちろん電池切れ、どれも止まっています。ここでひとつ、電池を入れて動くかどうか確かめてみましょう。
まずはこれ、ベガ・スカイダイバーです。

ダイバーとはいっても、潜水時計ではなくファッションダイバーです。それが証拠にレジスターリングが両回転フリータイプです。潜水用であれば、基本装備として逆回転を防止しなければいけません。
こちらは裏側。

ずいぶんと使い込まれています。製造は、刻印の番号から察しますと、1984年製とうかがえます。
りゅうずをいじってみたら、10気圧防水なのにネジロック構造になっています。

ネジロックとは、りゅうずの誤作動を防ぐため、側にねじこんで固定する形式です。りゅうず操作はねじを解除してから行います。これはご丁寧な作りです。ベガといえば、シチズンの低価格ブランドですから、お値段はそんなに高くないはずですが、ネジロックつきとはお買い得です。
中身を取り出しました。

オール印刷の文字板はさすがに低コスト、それでも時字は夜光入りです。とはいっても昔の印刷蓄光ですから、ポワンと光ってすぐに消えてしまいます。
パステル調のピンク色には時代を感じますね、機能性時計だったダイバーズウオッチが、一つのデザイン様式として定着し、ファッション化したのが1980年代でした。
こちらはムーブメント。

機種はVEGA-3G00A、三針デイデイト。
続いてはこちら。

TAG HEUER〈タグホイヤー〉フォーミュラ1・レディスです。こちらも1980年代、オレンジ仕様のファッションダイバーですが、プラスチックのレジスターリングは左回転の逆回転防止構造で、とても細かいクリック感が心地よいです。
裏側です。

こちらは200メートル防水の本格派、なれど、りゅうずは普通の構造でネジロックなし。
中身を取り出しました。

ニュートラルグレーに赤という、とてもコントラストの低いチャレンジな文字板ですが、針はクッキリと見やすいです。
こちらはムーブメント。
TAG HEUER 294、三針デイトです。カーブしたコイルと回路をつなぐのは、二本の細いコイル銅線。過去にこれを切ってしまって泣いたことがありました。
さて、今回はこの辺にしまして、次回につなぎましょう。
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- 2019/10/23(水) 11:04:37|
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アリランうどん たいへん有難いことですけれども、裏の奥さんにいただいたアリラン料理は、量が多くて中々減りません。これまでにもいろいろ試して食べてきましたが、追いつきません。
今回は焼きうどんです。
豚肉の細切りと若い青唐辛子を胡麻油で炒めています。

火が通ったら、青菜のキムチを汁ごと投入。

ざっくり炒めて、汁気があるうちに袋麺のうどんを加えて、汁を吸わせながら炒めます。

焼肉のタレで味付けしたら、アリラン風焼きうどんです。

胡麻を揉んで振りかけ香りづけ。
赤い食べ物は食欲を増しますな。それにニンニクの効いた甘辛い味付けが不味いわけがありません。

焼きうどんもいろいろあります。ウスターソースで屋台風、スナックのマスターが作ってくれる醤油味、ケチャップで炒めたナポリタン、どれもいいですね。子供のころは焼そばしか知りませんでしたけれども、こうして袋の玉うどんを炒める手法を知ってみると、いろいろ楽しいものです。今回、アリラン風がひとつバリエーションに加わりました。
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- 2019/10/23(水) 08:23:59|
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ゴヂラをつくろう 7
粘土で遊んでおります。狛犬みたいな絵コンテのゴジラをモデルに適当にこしらえています。
口の中ができたところです。

それでは、ここで全体の構図を考えましょう。
まず、胴体の芯となるべきところに、軽い木製粘土を巻きつけます。

水性なので量が多いと乾きが遅いです。自然乾燥で一週間ほど放置して、乾いた後、油性ペンで大体のアタリをつけます。

手足の位置もここでマーキング。

次に太めのアルミ線を使って、脚の芯にしまして、同じ粘土で肉付け、ポーズを考えます。

だいたい決まったら、石粉粘土で肉付け。

これが固まると、固定となります。
中心線が自然になるよう意識して、全体像を構想します。

ここでまたしばらく乾燥とまいりましょう。
今回はここまで。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/10/21(月) 11:23:56|
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秋の身近野菜 今年<2019>は、畑をやっていません。家の周りの僅かな隙間に植えた食用植物がすこし、10月も下旬にさしかかりました、それぞれの状態を控えておきましょう。
やらなきゃ、やらなきゃ、と思いつつ、女房が入院したり、休日にイベントが挟まったりして、植えっぱなしだったゴーヤーのネットを取り除いてみたら、陰になっていたプランターのニラが旺盛に茂っていました。

半日陰の状態が長かったせいで、むしろ柔らかくて美味しそうです。これは嬉しい。
同じくゴーヤーの陰になっていたもう一つのプランター。ここはいろんな余り種を全部混ぜて播いたミックスボックスとなっていましたが、現在では、バジルとサラダバーネットが生き残っておりました。

5月に播いた時は、アブラナ科(ビタミン菜)が芽を出し、ベビーサラダとして食べたあと、やがてキク科の面々(レタス、シュンギク)にバトンタッチ、夏を迎えるとそれらも消えていきまして、現在、これらが残っているという状況です。バジルはまだ食べられますが、バーネットは固くていけませんが、多年草ということなので、来年の若葉を食することにいたしましょう。
フェンスに絡んだツルムラサキは、ますます元気。

なにしろ栄養豊富で美味しいですから、植えておきますと重宝です。ただ、バッタにとっても美味しいと見えて、よく食べに来るのですが、それを迎え撃つのが彼ら…

丸々と太ったカエルです。冬越しに備えての食べ盛りです。まさに食欲の秋。
花壇の隙間には、ワケギを植えました。

ラーメンや納豆に食べる分だけ切って使います。それでもまた生えてきて、どんどん食べられます。真冬に一度姿を消しますが、春にまた生えてきて四月ごろまで食べられます。
同じく花壇に植えたクウシンサイ。

こちらもまだ食べられます。10月いっぱいいけそうです。
畑が無くても育てられる、身近な食用植物あれこれ。天気の良い日に、こういうものに触れますと、なかなか気分がいいものです。なにより、採れたての“気”を食べられるというのが有難い。
テーマ:野菜づくり - ジャンル:趣味・実用
- 2019/10/20(日) 11:23:03|
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月見ごはん 冷やご飯がある。
そばつゆがある。
そして玉子がある。
立ち食いそば屋の月見そばの、そばを飯に代えてみた。
冷やご飯をザルにあけて湯通し。

温めたどんぶりにあけて、若布、蒲鉾、玉子を一つ。

熱いつゆをかける。玉子の黄身は月、白身は白雲、若布は森、蒲鉾は二羽の雁に見立てた“月に雁”。

おっと、蒲鉾が逆さまだったかな?
箸でザバザバと行きたいけれど、そばと違って引きずれないから、どんぶりに口をつけてすする作戦。

雑炊とはちがいます、お茶漬けとも違います。だけど何だか覚えのあるこの感じは?
そうだ、ご飯に味噌汁をかけたあれ。ラーメンの残りつゆにご飯を入れた時のあれでした。
すなわち美味しいのよ。
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- 2019/10/19(土) 18:03:05|
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童友社
1/350大阪城 5
古代怪獣ゴモラと並べて写真が撮りたいという理由で製作している、童友社1/350スケールの大阪城です。
今回は、お城の見どころでもある、破風のある三角の壁です。

ランナーについたこの状態で塗装します。今回もサーフェーサーを吹くことなく、この地を活かします。
まず屋根の陰になりそうな部分にライトグレーを吹きつけ。

これを極細のスポンジヤスリで軽くなでる。本当に軽くです。デリケートなモールドうを潰さないように、そっとなでますと…

模様が浮かんできます。
今度は凹んだ部分をマスキングしまして、白を吹きつけ。

コントラストを和らげる目的ですね。
そうしましたら、壁下の線を黒で塗ります。

ここは刷毛塗り。そして同様に、組み終わっている各層も黒、もしくは緑青色で塗ります。

白、そして黒、面積の大きい順に塗ってまいりました。
次はいよいよ装飾部分です。
金の部分を細い筆で描きこみます。

ここは塗るというより描くですね。目が見えなくてつらいです。
こんな風に描けたら、ひと安心。

次回汚しにかかります。
今回はここまで。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/10/18(金) 11:36:19|
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鍋焼き蕎麦 体の調子がイマイチなので、鍋焼きうどんにしようかな?と思ったら、冷蔵庫に茹でおきの蕎麦があったので、鍋焼きのお蕎麦にしました。でもお蕎麦はうどんのように煮込んでしまったら、たちまちドロドロに溶けてしまいそうなので、まずはつゆを沸かして、葱と竹輪から煮てゆきます。

竹輪が煮えたら、蕎麦に天ぷら、玉子を一つ。ここは手際よく行きましょう。

蓋をして一呼吸、二呼吸、再沸騰を始めたら出来上がりです。

黄身は生、白身は凝固が理想です。天ぷらはスーパーの総菜コーナーの売れ残りだけど、汁を吸っておいしく再生。

鍋から直食いは熱いよ、お椀にとって食べましょう。
つゆを吸ってふやけた天ぷら衣の美味しさは、どなたも覚えがございましょう。。
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- 2019/10/17(木) 10:38:40|
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No Brand 大理石置時計 5
時計本体は何とか形になりましたが、台座がないのです。

そこで、ホームセンターで買ってきた木の板。

いいえ、極上の材料というわけではありません。端材を漁ってきました。だからある意味、選りすぐりと言えましょう。値段にして180円くらい。
時計の寸法に合わせて、固定ネジ位置のアタリをつけます。

お目当ての寸法にカットして、ネジ穴を開けましたら、カシューの透〈すき〉を塗ります。

二度、三度と乾いては塗りを繰り返しまして…、こういうのができました。

皮目の残った木を選んで良かったです。いい味が出ました。
時計の底に空いた穴に合わせてネジ止め。

台座ができました。自家製ですが悪くないんじゃないかしら?

側に二色の石を使った置時計です。
アールデコ風の容姿がいいですね。

もしこれがアールデコの当時物であれば、1920年代近辺の品物ですが、特に手掛かりもないのでこのまま闇の中。
自家製台座もエッジを効かせた幾何形でありながら、自然の風合いを持つという点では、石の側に合ってますでしょ?

木材の皮目が照りを帯びて良い風合いとなっています。
本日の控え
No Brand 置時計 でした。

出窓に置いてみたら、朝日を背に浴びて、明るいほうの石がボウっと光を透かします。楽しい景色になりました。
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- 2019/10/16(水) 10:40:11|
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日清のラーメン屋さん
札幌みそ 即席ラーメンです。日清食品『日清のラーメン屋さん 札幌みそ』です。まず、このパッケージデザインに惹かれました。

木版画のような粗削りな筆致、絞られた色使いからくる温もりに素朴なイメージが宿ります。この素朴なイメージは大事ですね、特に味噌とか醤油を表す時に有効です。中身がおいしそうに感じます。お煎餅を買ったとしよう。カラフルで近代的なデザインが施されたプラ容器で渡されるより、やはり新聞紙がいいでしょう?そういうことです。
麺もいいですねえ、太くて黄色くて、いかにも味噌に合いそうです。
何も足さず、プレーンで作ってみた。

本質を味わうには、これが一番よろしい。スープをひと口すする。んまいねえ、変なこだわりのない、粉末味噌スープのストレートパンチ。麺もいいね、太くて弾力があって、持ち上げると抵抗が箸を伝って指にぶるると届きます。

ザバザバっと吸い上げて、ふうと息をつく。
途中から朝鮮漬けを加えて食べました。

ニンニクとトウガラシ、これがまた味噌あじに合うのです。
日清といえば『出前一丁』が伝統ブランドですが『日清のラーメン屋さん』もいいですね。殊に麺がいい。
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- 2019/10/15(火) 10:54:33|
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まっしろチュウリン 金魚も歳をとりますと、退色現象がおきまして、白くなることがあります。
去年のお正月は、こんなだったランチュウのチュウリンですが…

とうとう真っ白になってしまいました。

白い金魚は、市場価値としては低いほうですが、白くなることを愉しむ見方だってあります。たとえば羽衣〈はごろも〉なんていう種類の若いうちは青い金属色に輝いて青文〈セイブン〉とよびますが、やがて退色して白くなると白鳳〈パイフォン〉といって尊ばれます。だからうちのチュウリンもプラチナちゃんとよんで可愛がってやりましょう。銀色に輝く背中が中々きれいです。
赤いほうはおデブのらんちゃん。

おデブのらんちゃんも仕草が可愛いのです。人間による選別淘汰で泳ぎにくい体型になってしまったランチュウという品種。おデブのらんちゃん、沈んだ餌をつついていても…

野生の魚のように機敏に動けないから、方向転換するときに、いちいち逆さまになって…

ゴロリンチョとでんぐり反ってから、体勢を立て直す…

この仕草がたまらなく可愛いのですが、転覆病の前触れの可能性もあるので、えさのやりすぎにご用心です。

指先ほどの赤ちゃんだった彼らも、手のひらに乗らないほどの巨体になりました。

チュウリンが真っ白になったので、めでたく紅白になった我が家の金魚たちです。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/10/14(月) 11:03:09|
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アリランライス まことに有難いことですが、いただいたアリラン系お料理がまだあるのです。青菜のキムチ、イモツルのナムル、キュウリの煮物などなど、今回は応用の合作お料理ということで、豚肉といっしょに胡麻油で炒めてみましょう。

始めは汁気もたっぷりなのですが、やがて煮詰まってまいります。

焼肉のタレで甘みを足しまして、どんぶり飯にかけまして、せん切り大根のキムチをトッピング。

トウガラシをたっぷりかけまして、いただきもの尽くしのどんぶりライスです。
名付けて“アリランライス”。

赤い汁をまぶしながら食べるご飯の美味さ。混ざり合うおかずたちも、似通った味ではあるものの、それぞれが元々完成していたので、甘い辛い酸っぱいが複雑に絡んで、口の中は大騒ぎです。
とても美味しくいただきましたが…、アリラン料理、まだあるのです。
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- 2019/10/13(日) 11:30:23|
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朝から煮込みかい! お鍋にはね、おとといから煮込んでいるモツの煮込みがブクリブクリ…。

モツの煮込みってのはね、僕は低級な方が美味いと思っているの。低級っていうと何やら蔑視した感じがするけど、そうじゃない。別にナメクジやら、そこらへんの雑草を食おうってんじゃないの。普通の家庭お料理では捨ててしまう様なところが組み込まれていて、煮込みというその成り立ちというか、食べ物を無駄にしない精神が輝いて見えるわけ。今回のはいいよ。大根、人参は皮ごとブツ切りにしましてね、大根の葉っぱやら、枯れ果てた葱の青みとかね、前回の残りのたれやら、やたらめったら味噌で煮込んでいます。
思い出すなあ、昔、実家の近くに小さなラーメン屋さんがありましてね、カウンターだけの小さなお店、おやじさん一人でやっていて深夜営業してくれてるの。夜中に行けば、そりゃあラーメン屋さんというよりもホッピー飲んでるオヤジの巣。煮込みもあってね、注文すると小判型の小さなお皿にサラっと盛って、葱を取り出し、鉛筆削りのようにチャッチャと煮込みの上に刻んで落としてゆく手際のよさよ。
そんなことを思い出しながら、自家製煮込みでビールを一杯やりました。

朝の八時よ。
静かな朝とはいいがたい、台風19号で外は大荒れだけど、女房が盲腸で入院中だから家の中は静かだね。
一人しんみり、つまむ煮込みの美味さがしみる。

誰が言ったか知らないけれど、亭主元気で留守がいい、なんていい文句がありましたね。
入院中のかあちゃんへ、家にいないのは嬉しいけれど、元気になっておくれよ。そうじゃねえと、おれは遊んで暮らせねえ。
まるで厩火事だね。
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- 2019/10/12(土) 13:08:45|
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童友社
1/350大阪城 4
お城のプラモデルを組み立てています。
今回は大天守の一層から四層の白壁部分を作ります。
下から順に、一層の部品です。

単なる四方の壁。
こちらは二層の部品。

組んだらこうなる。

一層は四方を壁に囲まれていますが、二層は屋根と一体になる構造なので、一対という形になっています。
つづいて三層の部品…

これを組めば…

一層と同様、四方を囲んでいます。
で、四層部品。

二層のちっちゃい版ですね、組み立てるとこうです。

で、いつもですとサーフェーサーで下地をつくりますが、今回は白なのでこのまま行きます。
ただしかし、いくら何でもこのままではプラスチック感丸出しです。屋根に近い上の方をライトグレーでボカシ。

それで全体につや消しクリアーをかけて、一時休止。

次回は破風〈はふ〉のついた三角のところです。
今回はここまで。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/10/11(金) 10:57:49|
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寺島なす最中
なすがままに 江戸の粋と申しますか、下町の駄洒落と申しますか、茄子の最中で“なすがままに”ですって、可笑しいね。

我がふるさと東京は墨田区、向島のお菓子。
茄子は形だけじゃありませんぜ、江戸の伝統野菜“寺島茄子”があんこに練り込まれているらしいの。

だからって味が茄子かってえと、そうでもない、普通の美味しいあんこです。

形もよくできてますよ、コロンと可愛らしいお茄子でね、ちょうど小茄子っくらいの大きさです。

江戸庶民の雰囲気を味わおうよ、なすがままに。
茄子は“成す”に通じて縁起がいいいんだとさ。
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- 2019/10/10(木) 11:32:27|
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No Brand 大理石置時計 4
組んで見たものの、動きがイマイチな時計です。

テンプを外して、アンクルをはじいてみたら、パチリパチリと跳ねるので、やはりテンプが悪そうです。

バラしてみて、ホゾ穴を筆でよく洗い、ヒゲゼンマイをいじってみた。

拡大してみたら、小さなゴミや油も付着していたので、よく洗って脱磁をして組み直してみたら…

キュンキュン動きましたので、これで良しとしましょう。
ケースに収めました。

ここで外装の掃除です。
文字板は乾拭き。

けっこう汚れてますね。
枠は、中性洗剤を少し溶かした水で拭き掃除。

こちらも真っ黒ですね。
そして石の枠、こちらは固い水拭き。

こちらも真っ黒け。そして底面に固着した接着剤の痕…

ここは小刀で削り取ります。

始めは固くて歯〈刃〉が立ちませんでしたけど、ライターで軽く炙ったらサクサクと削れました。
時計に戻りましょう。
文字板を、時計に取り付けました。

針をつけて、枠を嵌めます。

石の枠に時計を嵌めまして、裏から固定枠をねじ込めば…

時計本体の出来上がりです。

ところが土台がありません。
こうなったら作るしかございませんな。
その様子はまた次回。
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- 2019/10/09(水) 11:07:26|
- 時計
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ビーフカレーデラックス 大振りの塊肉を使った肉大根がごっちゃりと残りました。

こうなったらカレーにしちゃう。
市販のルウを溶かせばそれでオッケーと思いましたが、もともと味の決まっているものにルウを足したらしょっぱくなる。かといって水を足したらせっかくの牛の旨みが薄まってしまう。なのでこうしました。
小麦粉を一つかみ油で炒めまして…

滑らかになったら火を止めて、余熱でカレー粉をたっぷりかけて混ぜ込みます。

ここに肉大根の汁を加えて伸ばし…

汁を足してまた伸ばし…

肉大根の鍋に溶かし込みました。

よろしく煮込んだら、お肉たっぷりのビーフカレーデラックスになりました。

大根の煮物で作った変わり種カレーですが、肉エキスが強いので、和風味という感じはいたしません。

野菜はとろとろ、肉はほろほろに煮えています。

食べた感じは、油分が少ないので、見た目よりもあっさりしています。肉はたっぷりでボリューム満点。ちょっとご馳走になりました。
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- 2019/10/08(火) 10:45:32|
- 料理・食
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ドアが閉まらなくなったので… 居間と廊下を仕切るリビングドアが閉まらなくなってだいぶ経ちます。どう閉まらなくなったのかというと、ドアが枠に納まりはするのですが、カチャっと閉まらなくなったのです。つまり押されればだらしなく開いてしまうという、揺れ揺れな私の意志みたいな状態になってしまったのです。
ドアと枠をつなぐ“ラッチ”という金具が受けと位置ずれを起こし、うまく収まらないわけです。

離れて見ると、ドアが傾いて開閉部が下がっています。

ということは、ドアのヒンジ調整で解決か?と、思いきや…

ヒンジ側にはスキがありません。ということはドア本体が下がっているのではなく、家全体の僅かな歪みが位置ずれを起こしていたのです。…というのは女房が相談した職人さんの見立て。その方いわく、ラッチ受けを6ミリ下げれば解決するとのことですが、女房はその方に頼まなかったの?ええ、お宅の旦那ならできるでしょ?ですって。何だか評価されたんだか面倒がられたんだか、微妙な心境ですが、ま、ひとつやってみようと思いました。
これがラッチ受け。

これを6ミリ下げるのね。わかりました。
まず金具を外しまして、ずらし位置を決めます。
線を引くのもなんなので、女房のマスキングテープを拝借してアタリをつけまして、彫刻刀の切り出し刀を使って切れ目を入れまして、平刀で化粧板をはがします。

はがすとこうなります。

今度は受けの穴そのものを下げます。
テープの位置をずらしまして、今度はノミで彫り込みです。

金具を嵌めながら確認。
うまく嵌まりましたものの、ずらした分、上に隙間が空きますし、ネジ位置がずれます。

そんな時、さっき剥がした化粧板を持ち出して充ててみる。

いいじゃない、表面はこれで行きましょう。あとはネジ位置です。
適当な木っ端を探してきて、金具の上部に詰め物として嵌めてみる。

所定の位置に組み込んでみると…

ネジを受けるには部妙なスキが開いていますが、下のネジを締めますと中の木が膨らんで金具自体が上に押し上げられて、詰め物の木っ端が圧縮されます。さらに上のネジを締めますと、木っ端も膨らんで強固になりました。まあ、嵌めっぱなしの金具なのでこれでいいでしょう。化粧板を木工用接着剤で貼り付けまして取り付け完了。

ここから仕上げです。移植した化粧板の形状は四角、金具の角は丸めてあります。したがってイチョウ型のくぼ地ができます。ここに練った木工パテを埋めまして…

固めたあとにアクリル塗料を調色…

周りに調子を合わせましてカムフラージュ。

目立たなくなりましたでしょ?
出来上がりです。
ドアがカチャっと閉まるようになりました。

職人さん有り難うございます。お金がかからず済みました。ですが、当記事は決して職人さんの営業を妨げる目的で書いているのではありません。自己責任において冒険した個人の、単なる制作日記です。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2019/10/07(月) 10:34:54|
- 暮らし・修理
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やたらめし どうも私の辛い物好きという情報が流出したらしく、近所の奥さんがアリラン系お料理をどっさり差し入れてくれたのですが、家族が食べないもんですから中々減りません。それ以外にも冷蔵庫には、食べきれなかったおかずや何かが中途半端に残っているので、ご飯に全部乗せちゃいました。

大盛り飯に冷製のアリラン料理を四種、茹でたツルムラサキ、おつまみになるはずだったキュウリ竹輪、魚肉ソーセージの食べ残し、ここに唯一新たにこしらえた目玉焼きをのせまして、焼肉のたれをかけました。何でもかんでもやたらと乗せた“やたらめし”です。
こういうものは下品に食べるに限る。ライスカレーのスプーンでぐちゃぐちゃにまぜながら、ガツガツ食う。

いやいや意外に美味しくてびっくり、辛い甘い、酸っぱい、熱い冷たい、ポリポリ、クニュクニュが口の中で大乱戦。それも焼肉のタレの威力ですね。万華鏡のように味を変えながら混ぜて食べるやたらめし。え?混ぜる飯?ということはこれ“ビビムパ”でいいんじゃないの?
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/10/06(日) 15:42:40|
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さすらう ここは野原ではありません。

ゴーヤーのカーテンを二階から見たところです。
高いところにぶら下がっている実を取ろうと、ガサゴソと手を突っ込んで探っていたら…
お!動いた。

メスのオオカマキリです。
美しい曲線に包まれた形状、微妙なグラデーションを纏った色彩。10センチそこそこのこの物体が完全なる構造体として動いているんですから面白いったらありません。
意志あるの?

カメラ目線で見られると、意志ありそうな気もします。
産卵は終わったのだろうか?だとしたら冬越しをしないアンタらはこの時期、死に場所を探してさすらっているのね。
いや、死に場所だとかなんだとか、そんなことはどうでもよろしい。ただ生きている、それだけで良いのです。死ぬまで生きていれば良いのです。
テーマ:散策・自然観察 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/10/06(日) 08:08:01|
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デラックス肉大根 森鴎外がヨーロッパで覚えたビーフシチューをヒントに、和風の肉ジャガを考案したという説を何かで見た覚えがあります。でも多くの場合、肉ジャガですとビーフシチューというより、薄切り肉の煮物です。ならば、ビーフシチューよろしく、大振りの塊肉で肉ジャガをつくったらどうなるか?と、安売りしていた牛のスネ肉を買い込んできました。

スネ肉というのは見た通り、牛の巨体を支えている箇所なので、パワーの詰まった筋肉ゆえに旨み濃厚、なれどすこぶる固いというところから、煮込み料理に向いているそうで。
今回もズボラ式、丁寧な下ごしらえなどございません。大きめの鍋に肉とタマネギ、水を張って火にかけます。

汁に色がついてますね、はい、この時点で薄手に味付けしてあります。砂糖と醤油、お酒を適当に。
このままだらだら煮込んで冷まし、一晩明けましたのがこちら。

だいぶ柔らかくなっていますが、指で押してみますとまだ弾力がありますので、引き続きダラダラ煮込みます。
ここで大量のジャガイモを…と、行きたいところですが、いただきものの巨大ダイコンがありますので、今回は肉ジャガならぬ肉大根です。

大振りのダイコンとニンジンを投入し、煮込んでは冷ましを繰り返しまして、さらに翌日、都合三日目…
こっくりと煮上がりました。

薄手の煮汁は水分が減りまして、ちょうど良い塩梅に、そして何より牛のエキスがよく出ています。これぞ和風ビーフシチューといった感じです。

肉は大胆カットの塊肉です。粒山椒をすり潰して振りかけました。
タマネギは溶けちゃいました。ダイコン、ニンジンもビーフエキスをたっぷり含んで、とろとろ。

肉は筋肉の赤身ですから高たんぱくで低脂肪。良く煮えていてお箸でホロっと千切れる柔らかさ。
お味の方は?といいますと、そう、ちょうどコンビーフの赤いところの味です。私あそこ大好きなの。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/10/05(土) 13:15:43|
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童友社
1/350大阪城 3
お城のプラモデルです。
前回、土台となる石垣を塗装したところです。
今回も説明書に従いまして進めてまいりますということで、石垣の続き、芝生の貼り込みです。目的地に接着剤を塗布します。

乾かないうちにシーナリーパウダーをバラ播き。

乾燥後、余分を払い落とします。

ところが、これでは緑が一本調子で鮮やかすぎますので、薄茶色を滲ませまして色むらを作りました。

さ、そろそろいいかな?と、思いましたが、あらためて見れば、ドライブラシを失敗して塗りつぶしてしまったところが目立ちます。

ところどころ、グレーで埋まって石の輪郭がボヤけてしまっています。この、塗りつぶされてしまった溝を、鉄筆で引っ掻きます。

鉄筆なんて、若い人は御存じないでしょうねえ。昔のガリ版印刷の原稿に使われたりしていた、尖った金属のペンです。
そいつで表面のグレーを削りまして、下地の黒をのぞかせますと…

石の輪郭が浮き上がってきました。
次回からお城本体にかかりましょう。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/10/04(金) 10:39:09|
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なんちゃってグリンカレー ご近所の農家さんから茄子とピーマンをいただいたので、タイ風グリンカレーにしようかと思いましたが、すっかり油や辛みに弱くなった女房のため、まったく辛みの無い“なんちゃってグリンカレー”を作ろうと試みました。
ますはペースト作りです。エビ味噌、生バジル、ニンニク、そして万願寺唐辛子を刻んでミキサーにかけました。

これで辛くないグリンペーストができました。
続いて、今日は豚肉です、タマネギと炒めてペーストを加えます。

全体をからめたら、お水とココナッツミルクを加え、茄子とピーマンなどのお野菜、そして冷凍しておいたバジルを凍ったままグシャっと握りまして、バラバラと加えます。

さっと火を通しまして、ナンプラーで味を加減、野菜が柔らかくなったら出来上がりです。

ご飯に装いまして、目玉焼きと生のバジルを添えました。

なんちゃってグリンカレーでございます。
全く辛みはございません。ゆえに迫力、刺激ともにゼロ。なんとも頼りないタイ風お料理ですが、黄身を潰してマイルドにしたら…

ココナッツミルクの甘味と相まって、それなりの個性がご飯を美味しく食べさせてくれました。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/10/03(木) 10:41:52|
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