真夜中の病院。
尿意をもよおして目が覚めたのが、夜中の二時半。周りの患者さんに気をつかい、足音を忍ばせてトイレへ。用を足して戻るさい、幽霊の一人にでも会えるかと思って、廊下を余計に歩いてみたんだが、残念ながら全然怖くなかったの。ナースセンターは煌々とまぶしく、忙しそうにお仕事。やっぱり古い病院でないと雰囲気が出ないようですね。そういえば昔、私の同類が入院したおり、看護師さんに「幽霊みたことありますか?」って尋ねたら「死にそうな人のお世話で精一杯です」って答えられたそうな。死んだあとの分まで面倒みられないという、あれは名言でしたな。
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- 2019/11/30(土) 11:16:09|
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童友社
1/350大阪城 11
大阪城の最上階は作り甲斐がありますねえ。手が込んでいて楽しいです。今回は絵の描かれた飾り壁の製作です。
こちらはキットに含まれるデカール、いわゆるスライドマークです。

久しく使っていませんでしたが、今回はさすがに使います。こんな細かい絵は描けませんので。
鶴からまいりましょう。
鶴の絵を貼る下地を茶色にしました。

平成大改修の後、つまり現在では真っ黒っぽい造りのようですが、今回は昭和のイメージで進めています。
ここに鶴のデカールを貼りました。

この後、つや消しクリアーで定着させます。
続いてその下、虎の壁。
絵を貼る前に、手摺りをこげ茶で塗りました。

そして虎の壁、ここは鶴と違いまして別体部品になっています。

これらを切り出しまして、ウオームグレーで塗装。

壁の凹みに嵌め込みます。

凝った設計です。
ここに虎のデカールを貼りました。

壁からはみ出たデカールの余分をカッターで切り落とし、つや消しクリアーを上から刷毛でなでて、絵を定着させました。

質感が馴染みましたね。
ここに屋根を乗せますと…

これだけで神社みたいですね。よくできています。
次回、フィニッシュとまいりましょう。
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- 2019/11/29(金) 10:28:36|
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2019年11月26日に入院しまして二泊しました。さすがに初日は寝つきが悪かったですね。いびき、体臭、その他いろいろを乗り越えて新宿のサウナに40年近く泊まってきたこの私、病院なんてちょろいと見くびってましたが、酒飲んでない事を忘れてましてね、少々落ち着きませんでした。二晩目はもう図太く、ぐっすりお休みです。
作業としては採尿ですね。24時間採尿なのでトイレが指定されてるんですが、前のじじいが出て来ないのよ。長げえションベンだなぁもう、子連れ狼じゃないんだから、シトシトピッチャン、シトピッチャン、いずれ自分もこうなるかと思うと嫌になるね。あとは放射線治療のための頭部固定マスクを作ってもらいました。温まった樹脂ネットを顔に被せてピタッと密着させると、室温で硬化して私の顔型がスッポリ取れるわけ。低温版の型取りくんですね。
ということで、ここまではまだ薬が入ってないので元気です。責任はないし、食事はうまいし、本読み放題、天国ですなここは… まだ生きてるけど。
ではまた。
- 2019/11/28(木) 14:30:45|
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BAVARIA Carriage clock 1
キャリッジクロックの小型版です。

これは小さくて可愛いです。置いた高さが7センチ弱、吊りカン含まずです。
側も錆びて、緑青を吹いています。

裏も真っ黒。

テレビで時々やっている開かずの金庫みたいです。
ところがこれは、開かずの反対で、ネジが壊れて開きっぱなしです。

これは掃除のし甲斐がありそうです。
蓋の四隅の止めネジはすでに無いので、つまみの類を外しまして、蓋を開けてみよう。

すでに指先は真っ黒です。

これが中身です。

のちほど解体しましょう。
次は、正面です。

こちらはメインダイヤルです。白に数字、金の点々がエレガントな雰囲気を醸しています。分針は折れて無くなっています。封入された時計の中で、どうしたら分針が折れるのだろう?不思議です。
メインダイヤルから離れて、サブダイヤルがあります。

こちらはアラームセッティング用の文字板です。今と違って分までは設定できなかったのでしょう、ざっくり言って30分前後といった精度です。やはりここも、針がありません。
ネジ式のアシを外しましょう。

アシを取りますと、側と時計が分かれます。

それでは次回、時計をバラしてみましょう。
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- 2019/11/27(水) 11:31:56|
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しばしの別れ いよいよ、本日午後より入院となります。仕事をはじめ工作、お料理などの製作活動ができなくなることは、とても寂しいことですが、一方では、入院治療という未経験の世界に踏み込む期待でワクワクそわそわ。ひどい目、痛い目に合わず、ここまでぬくぬくと生きてきた自分が、これからどんな目に合うのか?どんな苦しみが待っているのか?わが身をもって確かめてみたいと思います。
いつも慰めてくれたコイツらとも…

癒しの作業台とも、しばしのお別れです。

記事のほうは、お城の製作、時計修理の予約更新が12月半ばまで入っているので自動更新に任せます。入院生活のリアルレポートは、意識と携帯の電池残量があれば、ツイッターのほうで呟く予定です。
では、人生後半の転換期、何が待ち受けているか?期待に胸を高鳴らせ、突入してまいります。
癌になり メタボ改善良かったな 嬉しくもあり 悲しくもあり 行ってきまーす!
- 2019/11/26(火) 11:02:07|
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ゴヂラをつくろう 10
粘土細工です。
三週間くらい放っぽらかしまして、どこから書いてよいか忘れてしまいました。
えーと、前回はここまででした。

顔の作りはこうでした。

表情に迷いがありますね。再現と創作の狭間で迷っています。絵コンテに似せなければいけないという想いと、自分ならこうしたいという創造欲に迷って、中途半端な表情になっています。
なので、ここで心を決めて、作りたい方に行っちゃおう!ということで、口の表情を変えました。

和風にしたいので、狛犬などを参考に口の形を波打たせました。
つづいては、体の基本プロポーションを決めましょう。
肩甲骨の所を盛ります。

そして腰骨のところ。

この四点が決まりますと、大体のバランスが決まります。
そうこうしていると、やっぱり目の大きさが気になったので、瞼を足してみた。

ここでまた乾燥させまして、固まったところで、今度はボディラインの肉付けです。

先に盛った肩甲骨と腰骨の間に肋骨の流れを作ります。
ここでまた乾燥させましょう。

この続きは、年明けになりそうです。明日11月26日から一か月半、入院生活に入ります。生還したら、続きを作ろうかと思っております。
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- 2019/11/25(月) 10:53:50|
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メンチステーキ 練りも捏ねもいたしません。ゆえにタマネギも玉子も入れてません。
ただペタペタ伸ばしただけの牛挽き肉に塩コショウをして小麦粉をまぶしたものです。

テフロン加工のフライパンですから、油も引いておりません。そのまま焼きます。

中から油が出るわ出るわ。
両面焼いたら出来上がりです。まさしく簡単でございます。これだけでよろしいのです。

べったんこ
メンチステーキ でございます。
日本のハンバーグとは少し趣が違います。肉、肉、肉でございます。脂っこいです。ニンニク醤油でやってみて?ご飯の食べ過ぎにご用心です。
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- 2019/11/24(日) 10:40:48|
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中華屋カレー カレー専門店が当たり前となっている今だからこそ、お蕎麦屋さんのカレーというのが、一つのカテゴリーになって存在が際立っているように思いますが、ここでもうひとつ、街の中華屋さんのカレーライスもお忘れなく、と申し上げたい。お店それぞれのスープを活かし、中華鍋でササっと作ってくれるスピードカレーも、これまた独特で味なものです。
思い出して真似してみよう。
久々登場の中華鍋で豚肉とタマネギを炒める。

おろしニンニクと塩コショウで味付け。
小麦粉一つかみ、バサと振り込み、混ぜながらカレー粉も一匙振り入れる。

焦げないうちにスープを注ぐ。
ジョワー!

今回は、作り置きの鶏のブツ切りスープがありましたから、それを使いましたが、無ければ水とガラスープの素です。
お玉の背中でよく混ぜますと、やがてトロミがつきます。

塩や醤油で味を決めたら、ご飯にかけましょう。

もう、これでよろしいのです。カンタン、スピードでございます。何日も煮込んだこだわりカレーとは正反対の座標に位置しておりますが、どうしてどうして。
中華屋風カレーライス でございます。カンタンですけれども、とても美味しい、昭和の味でございます。

深みは軽く、いたってシンプルなカレーライスでございます。目を閉じれば、油の染みた赤いカウンターとコップの水が瞼に浮かぶ。
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- 2019/11/23(土) 10:51:39|
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童友社
1/350大阪城 10
童友社の歴史建築シリーズ、1/350スケールの大阪城を組み立ててます。
今回は怪獣物と違いまして、建物ということで、塗装をしてから組み立てるという手順を踏んでいます。
およその準備ができました。下から積み上げてまいりましょう。
まずは石垣に一層目を設置。

つづいて二層目。

三層目。

そして四層目。

ここまで出来ております。お城らしくなってきました。組んでみて、そのデザインの素晴らしさを認識します。なるほどこれは教材になります。本物のお城は大きいですから、手に取ることはできません。しかし模型ならば可能です。

組み立てながら、その形や組み合わせを体験して、歴史的建築の美しさを再確認できます。やってみてたいへん面白いと思いました。
おっと、まだ終わってはおりません。最上階があります。
こちらは最上階の部品。

成型色が違います。こげ茶色でできております。
この最上階は、壁に鶴や虎の絵が描かれている工芸的なところです。製作のクライマックスとして作り甲斐のある部分となります。
まずは素組み状態で乗せてみた。

色のイメージをしまして、生地作りです。手すりのついた展望デッキみたいなところには、砥の粉入りの黒で。

そして最上階の建物はこげ茶で塗りました。

塗料に混ぜた砥の粉の効果でしょうか?木造の質感がいいですね。
次回につづきます。
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- 2019/11/22(金) 10:32:30|
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ゴボシチライス テレビでやっていたので真似してみました。
牛蒡とタマネギを細かく切ってバターで炒めてます。

ささっと、ではなく、ちょっとネチっこく炒めました。
ここへ小麦粉を一つかみ振り入れて油をなじませましたら、牛乳を加減しながら入れて溶かします。

ここで朝から煮ておいた、鶏の骨ごとブツ切りスープ登場。

ニンジンもタマネギも入ってます。これらも具として食べちゃう寸法です。ニワトリも大きいまま、人参も大きいまま、先ほどの牛蒡ホワイトと一緒に、お鍋に移して煮込みです。味付けは味噌とハチミツ。

このタレは、自家製味噌と赤だしを半々、お酒で溶きまして、ハチミツで甘みを加減したものです。

ホワイトが、うっすらベージュになって秋色になりました。
このまま少し煮込んで、出来上がりです。
ご飯には、オリーブ油で炒めた水菜を混ぜ込んであります。
ゴボシチライス 秋の彩りでございます。
味噌に牛蒡、ニワトリに牛乳、見た目は西洋風ですが、日本の里山お料理と言ってもよさそうな内容構成です。

味もやさしい甘味とコク、大地を感じる温もり。夏は空中の物、茄子やキュウリ、トマト、冬は地中の物、大根や芋類、牛蒡、そんなものが食べたくなるように出来ている、我ら陸上哺乳類の体。
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- 2019/11/21(木) 10:59:47|
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JOHN BENNET Carriage clock 3
古い置時計を解体しています。

部品をバラバラにして、拭き掃除をします。

錆を落として、つやを出す。こういう作業も部品が大きくて助かります。何しろ目が見えなくなってきてますから。

その点、クロックは嬉しいですね。落とした汚れの度合いも目で見てよくわかります。
脱進機ブロック以外を組み立てました。

上から見る。

そして3時側から見る。

二番車を指で回して、輪列の喰いつきを確認したら、巻き上げ部品の手入れと組み込みです。

作りが頑丈なので、ゴシゴシ拭いても折れたりする心配はありません。

組み立てましたら、ネジを回して動きを確認。

カチカチカチ…っとネジを回すと、シャァァァーっと全体が回る。ここまでは正しく組めています。
最後は脱進機です。

テンプが経年による汚れと摩擦で動きがイマイチ。外して洗いましょう。次の写真はテンプを外したところ。

馬の蹄鉄か、まる子の頭か、カーブを描いたシンメトリーなアンクル受けがガッシリしていて頼もしい。
これも外してみる。

貴石アンクルが採用されていますから、キャリッジクロックの中では新しいほうではないかと思われますが、ここにも刻印などの手掛かりがないため、わかりません。
洗浄ののち組み立て、時計に組み込みまして、動くのを確認。

次は文字板の取り付けです。文字板はホーロー焼きで、アシは文字板受け台に刺さっていて、裏からクサビで止められています。

ここを外して、文字板と受け台の間に刻印がないかどうか確かめる。

おー、残念。ここにも何もありませんでした。
諦めて組み立てましょう。元に戻して、針をつけました。

で、この時計、巻き上げゼンマイの上に謎のネジが組まれてたのですが、これは締めると時計が止まる一時停止ネジ。

このネジを締めるとガンギから下りてきた歯車を受ける冠歯ギアの軸を圧迫して動きが止まります。そして、そっと緩めると再び動き出します。
ここで時計本体の完成です。台座にネジ止めしまして…

ガラスケースを被せて、蓋をしたら完成です。

できました。ジョン・ベネット手提げ置時計。

シンプルながら高い品格を感じます。周りをガラスに囲まれていますので、機械も見えて楽しいです。

ことに天窓から見えるテンプの動きは、見ていて飽きないです。

本日の控え、
SIR JOHN BENNET Carriage clock 推定1920年代 でした。
年代推定はとても雑なものでして、まず量産可能な設計、構造をしているところから、第一次世界大戦以降のスタイルとお見受けしたことと、ジョンベネットブランドが1930年ごろに終わりを迎えているということから、1920年代ではないか?としました。
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- 2019/11/20(水) 11:07:54|
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即席オムライス テレビでオムライスを見たら、無性に食べたくなりまして、即席でこしらえました。
何が即席か?って、これです。

コンビニのチキンね。このままでも食べられますから失敗の心配がありません。
チキンをぶつ切りにしてタマネギと炒め、ええ、下ごしらえなどいりません、すでに味がついてますから。

冷やご飯と共に炒め、味付けはケチャップですね。

チキンにハーブ味がついてますから、もうこれだけでよろしいのです。カンタンでございます。
ここに薄焼き卵の掛け布団をそっとかけ、破けたところはケチャップでごまかす。

姿のバランス悪いでしょう?残りご飯を全部使っちゃったからいけないの。本当は薄焼き卵で巻くタイプのクラシックを作りたかったのですが、ライス部分が大きすぎて、掛けるタイプに変更したのです。写真ではわかりにくいですが、これかなりのボリュームです。
でもね…

味付けご飯はなぜか食えちゃうの。腹がパンパンになる快感に悶えながら、全部平らげました。
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- 2019/11/19(火) 10:40:00|
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ラドンガ修理 おもちゃの修理週間です。
今回はクラウンモデルの怪獣ラドンガです。ゼンマイ歩行なんですが、三歩ほど歩くと止まってしまいます。ところが持ち上げると残りのゼンマイが働いてガーガーと足を動かします。ということは、ギアは壊れておらず、重力による不安定がもたらす不具合と診断しました。
中です。

そもそもゼンマイギアは純正ではなく、同社のジャイアントロボの流用を自力で固定したものなので、ガタついてもおかしくありません。それと、脚と腕をつなぐ機能箇所がフリーになっているため、左右にガタガタしております。この辺をしっかり固定すれば、おそらく改善されることと思います。

まずは解体。
脚の軸受けには金属ナットを仕込んであります。

これは耐久性を上げるためです。合わないギアの動力を受ける脚のダメージを減らす目的です。
一方、ゼンマイギアの方ですが、回転軸、固定軸ともにフリーなので、脚が左右にガタつきます。したがって、せめて内側には動かぬよう、ポリキャップで侵入禁止区域を作ります。

こうしますと、これ以上内股にはなりません。

次は腕です。腕の嵌め構造も、自力加工で、かなり雑に作っていました。

これではさすがにバンザイし過ぎなので、脚とつながっている連動パーツへの連結ピンの位置を変更しましょう。

腕の付け根のくぼみに、連動パーツのカーブを合わせた方が自然です。
ここに在庫のポリパーツから、良さそうなところを選んで圧入しました。

これで今回の修理は終了です。胴体を合わせて完成です。

大怪獣の挑戦『ラドンガ』復活。
このキャラクターは、クラウンモデルのオリジナル怪獣で、映画やテレビ作品には登場しません。昭和40年代は空前の怪獣ブームで、市場には、テレビでは見たこともない怪獣たちがうじゃうじゃいました。そんな名もなき怪獣たちも、現存数の少なさから、今では高値で取引されるほどのお宝となってしまいました。世の中わからないものです。
ラドンガは当時持ってはいませんでしたから、懐かしいキャラではないのですが、大人になったある日、中古屋さんでバラバラになったジャンクパーツを見つけたら、名もなき怪獣独特の陰なオーラを感じ、思わず買ってしまったというわけです。

甲羅のたくましい後姿。
それにセイウチを思わせる長いキバを持つ面構え。

ギラギラ光る宝石の眼光は、クラウンモデルの専売特許。
大怪獣ラドンガの修理を終わります。
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- 2019/11/18(月) 11:49:01|
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つるなどん 11月も後半に入りました。
家のツルムラサキも、ところどころに小さな黒い実をつけ始めました。

一粒つまんで指でつぶすと、インクと見紛うほどの濃い紫の汁が出てきて、中に種が一粒。甘いかな?と思って舐めてはみたが、全然おいしくありません。触った指は紫色に染まってしまって、水で洗っても落ちません。ツルムラサキの“ムラサキ”は、ここから?
お花は可愛いですよ。

かわいいピンクの粒々です。
今年もずいぶん食べてきましたが、いよいよ終わりか?と、思いきや…

まだまだ、食べられそうなこの有り様。今朝のおかずはこれね。
片手に持てるいっぱいに摘んで、茹でたら湯を切って熱いままタレにからめる。

タレは麺つゆ、おろしニンニク、胡麻油。
からめた葉っぱをどんぶり飯に乗せまして…

真ん中に玉子を一つ落として、余ったタレをかける。

今はお花の季節なので、ちょこっと飾りましょう。
できました。
つるなどん です。

ツルムラサキには、わずかに土っぽい香りがあります。私もそこが少し苦手でした。でもニンニク、胡麻油とからめますと、その辺が消えてとても食べやすくなります。これもスーパーボランティア
尾畑春夫さんの食べ方からヒントをいただきました。

肉厚の葉は、栄養も食べ応えも満点です。そして経済的にも嬉しいですね、200円ほどの種一袋でひと夏はおろか11月まで食べられるんですから、有難いったらありゃしません。
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- 2019/11/17(日) 11:50:12|
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秋の野菜スープ 秋のお野菜いろいろ、といえば聞こえがいいですが、その実は冷蔵庫に残っている半端野菜の数々です。
あられに切ったタマネギ、ニンジン、ベーコンのトリオがダシの素、初めに炒めます。

ベーコンの油がにじんで絡んだら、その他の野菜、きのこを加えて炒めます。

大根に蓮根、椎茸など、うす塩をふって。シメジなんか私のように頼りなく萎れてましたけど…。全体が汗をかいてしっとりしましたら、 お鍋に移して水を注し、これまた半端の残っていたトマトの缶詰。
ポコポコ煮まして、味を見、塩、砂糖などで整えましたら、一番最後にカボチャ。

カボチャだけは大振りに切りまして、食べ応えを期待します。
10分ほど煮たら出来上がりです。

秋のいろいろ野菜スープ。赤に黄色、ときどき緑、紅葉の景色ですな。

悪く言えば残骸の寄せ集め。でも栄養バランス、吸収の面では優等生だと思います。

カボチャはね、煮すぎると溶けて消えて、気がつけば皮だけになっていることがあるから、最後に入れてギリギリ煮えたところで食すの。パコっと割れてホクホクがいい。こういうごった煮スープ料理は、煮るほどにいい連中、煮すぎてもオッケーな連中、煮すぎない方がいい連中、の順番でやれば、まあまあ無難に出来上がりますね。
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- 2019/11/16(土) 10:07:46|
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童友社
1/350大阪城 9
お城のプラモデル製作中です。
石垣から一層目ができたところですが…

屋根と三角の壁がバラバラになっていますので、合体作業をしましょう。
屋根の内側から、三角の壁を滑り込ませて接着。

上の写真はわかりづらいですが、屋根を逆さにして三角の壁を内側から見たところです。
これを外側から見れば…

このようになります。
同様に二層目、三層目と…

壁の貼り込みを続けます。

屋根と壁が合わさりましたら、土台に設置してみよう。

おお!金持ちの農家みたいでいい感じですが、窓が抜きっぱなしで気になります。かといって、全てに窓枠を作って取り付けるほどの意欲はありません。そこで適当な案として、和紙を貼ることにしました。
和紙と申しましても上等なやつではなく、お習字の半紙ですね。娘が中学の時の余りがありますんで、それを使いましょう。
半紙を手ごろな短冊に切りまして、窓枠の内側から貼り付けます。

外側から見ますと、こうなります。

これでは、ちょっと白いですなあ。
と思ったら、極薄に希釈したエナメル塗料の黒を内側からしみ込ます。

水性塗料でやりますと、接着剤は溶けますし、紙もぶよぶよに波打ってしまうので、ここは油性で行いましょう。
外側から見れば…?

ちょうどいいじゃない?
…と、製作方針が決まったら、全ての窓にそれをやる。録画しておいた特撮をかけながら、ちまちまと作業。
下から順に作業して、できた屋根を積んでみました。

お城っぽくなってきましたね。
それではまた。
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- 2019/11/15(金) 11:18:02|
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電動ガメラのお直し 病気を患い家にいますもんで、所有品のメンテナンス週間になっております。
今回は電動のガメラです。日東からアリイに移って再販されたものですが、腕が取れちゃいました。

取れたといっても重症ではないのです。この腕は、胴体に軸で刺さっているだけの構造で、電動で動くわけではないからです。なので、接着剤で着けてしまえば終了…と、なりますが、それじゃあ面白くないので、腕を振る構造に改造しようと思います。
その前に、甲羅を開けて配線をチェック。

目の発光、動力ともに断線は無さそうです。

次は、ギアボックスの中です。

スクリューを二回使って減速している、とてもシンプルな構造です。
一応メンテナンスですから、配線箇所をきつくつなぎ直しまして、組み直しです。

さあ、ここからは腕部分の改造です。
腕の取り付け部を内側から見るとこうなっています。

普通の修理でしたら、このプラスねじを外しまして、五円玉のような弾性チップを噛ませましてネジを締めれば完成となりますが、先ほども述べましたように、今回はアシの動力と連動させてみることにします。
ここがアシの稼働構造です。

緑のパイプで押さえられている固定軸を中心に、その上の変形軸が足を上下させる仕組みです。ならばこの変形軸に腕を連結させて動かすことにいたしましょう。
まず腕の固定軸を決めます。
再び、ギアボックスの蓋を開けまして、固定軸を挿したい位置に印をつけます。

黒い油性ペンです。ここを3ミリほど彫りまして、金属の丸棒を噛ませます。

ここは固定軸ですからキツくていいです。
この軸、左右にネジ切りがしてあります。これはタミヤの“楽しい工作シリーズ”のやつで、使わずに余っていたやつです。このねじがのちほど大活躍します。
そしてこれは、3ミリ角棒を貼り合わせて作った自家製部品。

これがアシの変形シャフトから動きを受けて、先ほどの固定軸が長い窓の中をスライドする仕掛けです。
一方、腕の方につける動力伝え部品はこちら。

赤い部品は、たしかグレートマジンガーの腕振り用だったと思います。ではなんで持ってるの?ええ、これは再販品を買ってみたら、なんと動力部分が省略されていまして、不要となった余りパーツを捨てずに持っていたのです。こういう時に役立って幸いですね。グレーのポリパイプは模型屋さんで買った別売りのものです。ここに腕の軸がねじ込まれることにより、ポリと赤部品の摩擦で腕の角度づけも可能になるという寸法です。

ここに先ほどの白パーツを組み込みますと、こうなります。

モーターが駆動しますと白パーツが上下して、赤パーツを振る仕掛けです。ここでネジ付きシャフトが威力を発揮、ナットとワッシャーで白パーツの位置を安定できるのです。
動かしてみる。

狙い通りの動きを確認いたしまして、残りの組み立てです。

アリイの電動ガメラ、修理完了です。
リモコンスイッチを入れますと、目を光らせ、腕を振って歩きます。

ガメラというキャラクターが幸いしたのか、甲羅の中にデッドスペースがいっぱいありましたので、こういう改造ができました。
傍から見たら、ニヤニヤしながらリモコンを握っているキモいオッサンなんだろうな。
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- 2019/11/14(木) 11:06:42|
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SIR JOHN BENNET Carriage click 2
置時計の修繕です。
横60mm×高さ80mmほどの機械です。

文字板はホーローに黒の焼きつけローマ数字。美しい配列です。やはりヨーロッパの人が描くローマ数字は美しいです。
ブランド表示は“SIR JOHN BENNET LTD.”

ジョン・ベネットは19世紀のイギリス人で彼の名を冠したメーカーですが、下の方に産国表示があります。

フランス製みたいです。ということはイギリスブランドのフランス製造というふうに解釈できます。ネットでみれば“French carriage clock”というカテゴリーがあるみたいで、フランスではこの手の製造が盛んだったようです。
機械を横から見てみます。

上の写真は文字板を仰向けにして、三時から見たところです。
目を12時側に向けますと、頂上にテンプがついています。

ここはテンプ地板のようになっていて、テンプ、アンクル、ガンギ車までがセッチングされています。ここで調速されたガンギが下に伸びてまして、冠歯(フェースギア)を通じて四番の速度を制御する仕組みです。
それでは解体前に、動力ゼンマイをほどきましょう。
こちらはねじ回しです。

太い細いの両刀ねじ回しです。太いほうは動力巻き上げ、細いほうは針回しに使います。
太いほうを動力芯に刺しまして、コハゼを開放するタイミングでつまむ指を細い軸にずらす。
すると…

スルスル…とゼンマイがほどけます。タイミングを間違うと、ブウウン!と勢いよく回る羽根で指を怪我しかねませんので、ねじ回しにタオルを巻いて作業しています。クロックのゼンマイはそれほど強力で恐ろしいです。
次は文字板の取り外し。
文字板はクサビで止められています。

クサビを抜いて、文字板を外す。
文字板下です。

背の高いほうが時針がつく筒車です。
続いて脱進機の取り外し。
上で述べましたように、テンプからガンギまでがブロック化されていますから、取り外しが楽です。
続きまして、ここは動力ゼンマイの巻き上げ機構です。

もうゼンマイはほどけているので安全です。ネジを外して解体してみたら、ここに刻印がありました。

…と、思ったら産国表示だけでした。
巻き上げ部品がきれいに外れましたので、受け板を開けましょう。
受けも文字板同様にクサビ止めです。

四隅を開放して、そっと開けてみる。

大きな香箱にシンプルな時計輪列がつながっています。
目線を下げてみよう。

時計厚みのほとんどを動力ゼンマイの巾で占められています。おかげというか何というか、輪列の方には空間がゆったりととられています。懐中時計、腕時計といった小型化を目的とした時計に隙間を見つけると、安っぽい感じを受けますが、クロックになりますと、むしろ空間がゆとりに感じられます。
写真も多く、長くなりました。次回につなぎましょう。
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- 2019/11/13(水) 11:08:55|
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里芋の温もり 秋も深まってまいりました。秋は芋や栗、なんとなくホッコリとするものが旬を迎えます。それもそのはずで、秋は我ら哺乳動物にとって来たるべき冬の食糧難に向けて糖質をたっぷり蓄える季節だからです。
里芋が美味しそうでした。

茶色く毛の生えた丸っこい姿は、可愛らしくて温かい。
土を落として皮をむき、大振りにカットして冷めた味噌汁の残りに投入、いいえ、下ごしらえなどいたしません。

水と味噌、だし代わりに豚肉を加えて煮込みました。
これだけでよろしいのです。主食にもなりうる、秋の味噌汁。

里芋の豚汁。これだけでご飯が食える、いや、主食にもなる具だくさんのご馳走味噌汁。寒くなってくると、こういうものが食べたくなるのです。
燻製にしておいた沢庵を一切れかじれば、もう充分。

質素でもあったかい、秋の夕飯。

里芋の温もり。秋は茶色が良く似合う。
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- 2019/11/12(火) 10:49:51|
- 料理・食
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カブトムシの修理 プラモデルのメンテナンス週間になっております。
今回はヨネザワ(米澤玩具)のカブトムシです。これは組み立てキットではなく、恐らくバンダイ(イマイ?)を原型に改造型をおこし、共通のゼンマイギアを使用した完成モデルではなかったかと思われます。
脚が折れてます。

ところがこれ、簡単そうで難しい。まずは本体からアシそのものを外します。

材料が軟質な上、断面が細い、ここまでは前回のアリの触角と同じ条件ですが、今回は場所が悪い。歩くと体重がかかる箇所です。くっ付けただけではまた折れるでしょうから、むしろ補強をしなければなりません。
そこで、骨にボルトの入っている人を思い出しまして、ネジ補強を考えました。
メガネフレームのネジを持ち出しまして、位置をイメージしてみる。

こんな角度で締めてみましょうか。
まずは脚を瞬間接着剤で仮止め。ちゃんと接着しませんから仮止めです。
ここにハンドドリルで穴を開け、ネジを挿入。

グリグリとねじ込みました固定完了。

ですが、仕上がりがバサバサにささくれ立っています。軟質材ゆえの現象ですね。
なのでバーナーで表面を炙ります。

燃えないように注意しながら、表面が溶けてツルっとしたら出来上がりです。ネジにもしっかり樹脂が溶けて固めます。
あとは元の位置に取り付けて出来上がりです。

ヨネザワのカブトムシ、修理完了です。

ゼンマイでノッシノッシと歩きます。

またこれで遊べます。
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- 2019/11/11(月) 10:54:45|
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マコちゃんワカメちゃん マコちゃんといっても魔法使いではありません。ワカメちゃんといっても、そそっかしい姉を持つ小学生ではありません。
これがマコちゃん、マコモダケです。

緑の皮をむきますと、引き締まった茄子のような質感の食用部分が出てきます。

今回は拍子木に切りまして、茹でて冷ましました。ひとつ食べてみたら、甘くてほんのりミルキー。
さっと湯通しして冷やして絞ったワカメちゃんと和えました。

和え衣は味噌に芥子、麺つゆに胡麻油です。
仕上げに煎り胡麻をたっぷりまぶしまして、ミネラルたっぷりのマコちゃんワカメちゃんです。

あまり馴染みのないマコちゃんですが、クセもなく、いろんなお料理に使えますので、お店で見つけたら、一つお試しいただきたいものです。
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- 2019/11/10(日) 11:19:25|
- 料理・食
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アリさんの修理 昭和40年代の製品でしょうか?バンダイのクロオオアリのプラモデルです。

アリなのにデカイデカイ。いっしょに映っている歯ブラシや電池を参考にしていただければお分かりと思いますが、なんたって、お腹に単三電池がすっぽり入って電動で歩くことになってますんで、そりゃ大きいです。それだけに遊んで面白いんですが、ご覧のように壊れています。
今回は、修理の巻。
まずはここ、時計でいうとコジ開け口といいますが、こういう事もあろうかと、ところどころスリットを入れておいたのです。

この隙間に刃物を入れて、軽く斜めにかしげますと、パキっと分割線に従って分かれます。
中身が露出しましたら、配線の点検です。スイッチよし、モーター周辺よし、電池受け…これがダメでした。

ジャンク物を買い求めて、自力で部品をあつらえたため、電池受け金具が一つ緩んで外れておりました。これをこのまま直すのも良いですが、別の用途で買った電池受けの部品が余っているので、この際交換です。

この穴にコードを結んで、電池受けに取り付ける。そのため、金具に合わせて、電池受けを削ります。

差し込み巾を合わせたら、電池受けから金具のベロを外にだし、コードを結んだら配線終了。ついでに電池ボックス内を掃除。

電池を入れて、スイッチ・オン!

動きましたがな。前よりきれいに動いております。…と、思うのは気のせいか。
動力部が戻りましたので、本体を合わせて接着。合わせ目が白くなったところは黒を吹いてごまかし、外れた後ろ足は差しこんでおしまい。
最後は折れた触角、これは難しいのです。材料が軟質材で接着剤が効かない上に接合面が細い細い。なので、見た目は悪いですが溶着にしました。

極細のハンダ鏝で溶かして着けました。
これでアリさん、修理完了です。

スイッチを入れると目を光らせて歩きます。

プラモデルという玩具は、買って嬉しい、作って嬉しい、遊んで嬉しい、そして直すのも楽しみのひとつです。
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- 2019/11/09(土) 12:33:01|
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童友社
1/350大阪城 8
大阪城のお屋根ができました。

と、思いましたが、実はもう一か所お屋根があるのを忘れてました。
それは、ここ。

城への入り口の屋根。

小指の爪ほどの小さな屋根を、定位置に接着しました。
ほかの屋根と同じ手順で色を塗りまして…

仮組みしてみて、他の屋根と色の調子を合わせます。

まあよろしいでしょう。
屋根が済んだら、今度は入口の門?というか扉の構えを作りましょう。
これが部品。

小ぃちゃい扉。これをつや消しの黒で塗るのですが、普通の黒ではなく、今回は黄色の砥の粉をつや消し剤に使ってみました。

ラッカーの黒に黄色の砥の粉を混ぜながら塗りました。

塗り上がりはテカテカですが、乾くと落ち着いたつや消しになります。
それを所定の位置に接着です。

そこへ、先ほどの屋根付き一層を乗せます。

だんだん建築物っぽくなってきましたが、窓が抜きっぱなしです。次回、和紙を貼ってみましょう。
今回はここまで。
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- 2019/11/08(金) 10:53:11|
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ポークケチャップ 昭和っぽいのいきます。
豚の切り身に塩コショウをして、小麦粉をまぶして焼いております。

今回は洋食風なので油脂はバターです。
あぁ、肉の焼ける匂いはいいですね。原始記憶を呼び覚まします。
強火で焼き目をつけましたら、肉だけを一度取り出す。残った油でタマネギを炒めて、スープを注ぐ。

スープといってもお湯とコンソメの素ですけど。
タマネギを煮ながらトマトケチャップで味付け。しょっぱくなり過ぎないようご用心。
ここに肉を戻して軽く煮ます。

小麦粉が溶けて煮汁にとろみがついて、ソース状になったら、引き上げてお肉にかけます。

タマネギとバターのタッグが醸す、洋食屋さんの匂いが懐かしい。子供のころ嗅いだ、グリル“ナポリ湾”の匂いだ。仕上げにウイスキーでも垂らせば大人の香りになりそうですが、今日はお子さま味。
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- 2019/11/07(木) 10:49:18|
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JOHN BENNET Carriage clock 1
真鍮の置時計、そうとう古いです。

置時計と申しましても持ち手がついていて、ぶら提げて持ち運べるスタイルです。17世紀、馬車の普及と共に考えられた移動用時計“Carriage clock〈キャリッジクロック〉”というやつです。
ところがこの品物、持ち上げるとカチャカチャと変な音とともに、ガラスケースの中で時計が遊んでしまっています。

手に持ってまじまじながめていますと、全体的に埃っぽくて手が真っ黒になりますが、廃墟を探検しているようでたのしい。
こちらは裏の扉です。ここを開けてネジを巻くのですが…

ううう…固い。無理やり開けて壊してしまうのも悔しいので、今はそっとしておこう。
こちらは天井、おお?窓から中の動きが覗けるんですね。

こいつは直ったら、さぞや楽しかろう。
それでは解体掃除しましょうか。
…といいつつ、外からいじれそうなネジなどが見当たりません。
と、思ったら、底にひっそりと一つのネジ。

なるほど、ネジという工業的なものを極力見せないという思想ですね。わかります。
それでは、この一本からスタートです。
ここを外しますと、底の蓋が開きまして…

ほうら、出た出た各種止めネジ。四隅はガラスケースの支柱用、中の二つは時計固定用ですね。コストだけを追求すれば、この時点で完成と言っても良さそうなものを、わざわざ蓋をして、6個露出すべきネジを一つに抑えるという美意識と配慮が嬉しいです。 中ほどの時計用がひとつ外れていますね。こいつが時計をガタつかせ、安っぽい金属音を出していた元凶でした。
ではさっそく、四隅のケース止めネジを外しまして、台座ごと時計を取り出します。

ガタつくので取り扱い注意です。そっと取り出した時計を脇に置きまして、まずはガラスケースの掃除です。
天板を中から見たら…

天窓ガラスの止め構造がわかりました。この二つのネジは、同時に手提げ部品の固定も兼用しています。
ここを外せば、天板最上部が外れまして、四本支柱もばらせるようになります。

台座と扉以外のケース部品です。
これらをまずは掃除です。固い水拭きから…

乾拭き、ところによりコンパウンド使用。

ガラスもきれいに拭きましたら、組み立てて一時待機です。

古いものの手入れは気持ちいいですね。きれいになると本当に嬉しいものです。ならさぞや性格もきれい好きなのでは?とお思いでしょうが、作業部屋はほぼゴミ屋敷。ムカデも出る始末です。自慢にならない。
話を元に戻しましょう。
次は扉です。扉のネジは小さいです。

閉じれば見えなくなる隠しネジ。はずしてバラして、掃除をしていたら…
薄くて見えにくいが、何か文字が書かれているのを発見。

とても読みづらいですが、光に照らしてよく見ると“1809 8NYI”と書いてあるみたい。“1809”というと、製造年を期待させますが、それはありえない。メーカーの創設者である“Sir Jhon Bennet”が生まれていないからです。では何でしょう?文字が手書きであるところから、恐らくは組み立て職人の署名、日付、連番みたいなものではないか?と思います。
わからないまま、扉の掃除を終えました。

続いては台座の掃除。

台座も水拭き、乾拭きをして汚れを落としたら、ケース周りの掃除終了です。
組み立てて待機です。

だいぶスッキリしました。
次回は時計本体を掃除します。
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- 2019/11/06(水) 11:25:50|
- 時計
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白子の鍋焼き 鱈の白子は真冬でしょう…と、思いながらも見つけたら食べたくなって買っちゃったのよ。
さっそく一人用の土鍋に濃い目の赤だしをわかして、うどんを煮ます。

ぐつぐつ、ブクリブクリと沸いてきたら、すすいだ白子をどっさり投入。

熱々の汁に漬かって、こりこりっと縮み上がる様子を見ていると、自分のやつを想い出して股間が引き締まる。
仕上げは大盛りの葱。

具はこれだけです。シンプルな白子うどん。
赤だしに茶色く染まったうどんが大好きな関東人、それは私。

うどんは美味いが、白子は惜しかったね。やっぱり旬の生のものがいいようで、今回のは塩水に漬かった袋入りのやつだったから、しょっぱくて口どけもイマイチでした。
でもね、楽しみはこれだけじゃないの。麺と具を食べ尽くしたら、ご飯を入れて煮直し、玉子を落として雑炊です。

これで汁まできれいに片付きました。体もホカホカにあったまって、お腹もいっぱい。
ただこのあと、めちゃめちゃのどが乾きましたけど。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/11/05(火) 10:53:52|
- 料理・食
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ゴヂラをつくろう 9
粘土細工です。狛犬みたいなゴジラが作りたくて、やってみましたが…

キングシーサーみたいになってしまいました。(笑
)ま、狛犬という狙いでしたら、これで外れてはいませんけれども、ゴジラとなりますとどうもイメージと違うので、肉付けをし直してみたのですが…

今度はのっぺり助清《すけきよ》になってしまいました。
いけませんな、やりなおし。

今度は眼球をもっと寄せて、さらに深植えにしました。

おお!セサミストリートみたい。
ここに鉛筆でイメージのアタリをつけまして…

三度目の肉付けをしました。

固まりましたら彫りを入れますんで、今回はこの辺にしておきましょう。
その他の部分です。
軽い石粉粘土、ミスタークレイで芯材に肉付け。
まずは尻尾。

それからボディです。

ここでまたしばらく乾かしましょう。

まったく、いつまでかかるやら。
今回はここまで。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/11/04(月) 14:20:50|
- 玩具・造型
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パングラタン 切らずに一斤買ってきた“シャロン”の食パン。
端っこのお楽しみはこれ、パングラタンです。
バターでタマネギを炒めて、小麦粉を一つかみ振ったのです。

粉と脂が馴染んだら、牛乳を少しずつ注いで伸ばす。

生クリームみたいなのがあれば最高ですが、今日は即席、牛乳、水、スープの素一匙。ここへ冷凍ミックスベジタブルとコンビニで買ってきたカニカマ一本ぶつ切りで。

これでよろしいのです、カンタンでございます。
これを、くり抜いたパンの舟にたっぷり盛りまして…

粉チーズを振ってグラタンします。

行ってらっしゃーい。
頃合いを見計らって取り出します。
どうなった?
こうなった。

縁が焦げました。
でもまあ、いいでしょう。
ナイフを格子に入れまして、バリバリバリっとむしり取る。

固くて香ばしい耳部分とクリーミィな中身のコントラストが最高。コンビニのカニカマがまた、いい仕事しているの。
消えつつある昭和のパン屋さんのパンで、昭和チックな洋食を作ってたのしみました。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/11/03(日) 12:40:38|
- 料理・食
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街のパン屋さん 近ごろよく耳にするのが“街(町)中華”なることば。ただ街に存在する中華料理屋さんという意味にあらず、そこには昭和を偲ぶ懐かしさが込められています。ご夫婦もしくは家族で切り盛りしているような、ラーメン、餃子、チャーハンなんかを主とした日本製中華お料理屋さんで、戦後、大陸からの引き上げ者が始めたというのがルーツであると何かで聞いたことがあります。そんな街中華も高齢化を伴う後継者問題などで、近年だんだん少なくなってきています。同じように、街のパン屋さんというのも少なくなってきています。いえ、しつこいようですが、オシャレなベーカリーはここには含んでいません。お爺さんが焼いてくれる、昭和チックなパン屋さんのことです。
初めての商店街をぶらついていたら、私の鼻がヒクリと動いた。昭和の匂いただようパン屋さん。すかすかの棚には、パン粉の勇ましいカレーパン、ポテトサラダをくわえたコッペ、ハムのサンドイッチらが、買ってもらおうという意欲も見せず、じつと佇んでいます。どれもいいねえ、とのぞいていたら案の定、お爺さんが出てきました。私は病気で声が出ず、お爺さんは高齢で耳が遠いからコミュニケーションに難儀しましたが、総菜パン数個と食パンを切らずに一斤買ってきました。

この切らずに一斤の食パンがうれしいの。辞書くらい分厚く切りましてね、辛子とマヨネーズを塗るのです。

粉チーズとバジルを振ってグリルで焼きました。

野菜スープがあれば完全にお食事です。

焼けたチーズの香りが食欲をそそります。
モシャモシャモシャっと引き裂けば、中の白い肌が美味しい湯気を吹き上げる。

じいちゃんが焼いてくれたんだな?と思うと殊更に美味い。やさしいお爺さんだったから。ここが面白いところで、無口な頑固じじいがパンを焼くというイメージはしにくいのね。なぜならば、パンそのものが“やわらかい”とか“あったかい”というイメージに包まれているから、その影響でご主人まで優しい人物像にできあがるわけ。

口を大きく開けて、ちぎったパンをほお張る。癌で狭まった食道をぐいぐいこじ開けて飲み込む快感は米にも負けない美味さです。
そうそう、たくさん買ったらサービス券をもらいました。

ね?こういうところも昭和チックでいいでしょう?
お店の名は『シャロン』埼玉県川越市、霞が関にあります。
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テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2019/11/02(土) 16:34:51|
- 料理・食
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童友社
1/350大阪城 7
お城のプラ模型です。今回はお屋根です。
こちらは屋根の部品。

緑青〈ろくしょう〉色の成型で、今回もこの基本色が活かせそうですが、屋根の内側は白なので、そこには処理をいたしましょう。
切り離してバリを取ったら、内側だけにサーフェーサーを吹きました。

乾いたら、ホワイトサフェーサーで追い打ち。

これはもう塗装代わりです。塗り上がりがつや消しの白になりますので都合がよろしい。
続いては表側。この色を活かします。

屋根に細い溝が彫られています。その凸部に当たるよう、溝に対して左右から白を吹きかけました。

上の写真、右が未塗装で左が白を吹きつけたところです。
お城に乗せて、色加減を見てみましょう。

なるほど、ここに墨汚しが加われば、ちょうど良さそうです。
希釈した黒のエナメルを刷毛でなでます。
こちらは、処理前の屋根。

そして薄墨を刷毛でなでますと、こうなります。

風雨にさらされた重みが出ます。
こんなふうに内側の白い部分にも墨入れをしまして…

お屋根の基本塗装を終了としましょう。

塗り上がりました屋根を重ねてみた。

屋根だけで、こうして見ても美しい安定感ですね、完成がたのしみです。
今回はこの辺で。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/11/01(金) 10:41:19|
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