怪獣撮影会 『帰ってきたウルトラマン』第7話『怪獣レインボー作戦』の劇中で、次郎君が怪獣人形や戦車を並べて写真を撮る場面があるんですが、それが楽しそうでね、子どもの頃憧れたものです。あれから40数年が経ち、今ではどうです?インスタ何とかとか何とかグラムとかね、1億総カメラマン時代。デジタルにおいては現像料もかからないし、消去だって可能ときたもんですから、まったくいい時代になったものです。ま、有難みが薄まると言えば、その通りですが…
ということでテーブル特撮、身近なもので怪獣撮影会を行いましょう。
まずはいつもの作業台に100均で買った滑り止めシートを敷きまして、同じく100均のランプを立てる。

手前にお菓子の中敷き、明治チョコパイのやつですが、それを置きまして、上半分には、ウルトラホークの時に使ったシラスの皿。

そして、バンダイのソフビモゲラを置きまして、これまた100均の電車セットの架線を配置。
足元に100均のLEDミニランプを配置して、照明を点けますと…

このような雰囲気になります。
あとは撮影、近くに寄って煽ってみると…

あら、中々いい感じじゃないこと?
足元ランプも効果的です。

手前に加湿器の湯気を出すとさらに感じが良いのですが、写真ではうまく撮れなかったので、スマホ動画でやってみたいと思います。
平成ゴジラシリーズを手掛けられた川北監督お得意の逆光メカ表現を真似てみました。

楽しいですね、手近なものでテーブル特撮。市販のソフビ人形でこれだけ楽しく遊べます。思えば、お菓子の箱をビルに見立てて、積み木のタワーをガシャンと壊して遊んだ子どもの頃とやっていることは同じ。

さあ子どもたち、怪獣と使えそうなものを集めて、いろんな場面を想像して遊ぼうではないか。金がなくても知恵で遊べ…とは、どこかで聞いた文句だが、お金をかけなくても十分楽しく遊べます。
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テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用
- 2020/02/29(土) 09:08:00|
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甘酒の配分 地元川越の酒“鏡山”の酒粕。

最近流行りの甘酒は、糀でつくる本作りが主役のようですが、今回は酒粕を沸かして作る家庭の味です。しかしながら、これはこれで水との配分が中々難しくて、それぞれ好みもありますが、どろどろ濃厚でなし、しゃばしゃばの薄っぺらでもない、ちょうどよいところで味を決めたい。…ということで、いろいろ試しながら今回配合を決めましたので、ここで控えておきましょう。ま、これは比較的水分量の多い酒粕ベースでの話ですが、今回出た答えが1:6つまり100gの酒粕に600mlの水です。そしてちょこっと味噌。

これを沸かしてよく溶かし、弱火でじっくり煮込みながら砂糖で甘みをつけますが、アツアツの煮えている時は、舌が甘味を感じにくくなっているので、若干控えめに押さえておいて、軽く冷ましてあったかい程度で飲むのが、おいしい頃合いかと思います。

体温より少し高めの温度で飲む甘酒は、味と香りもさることながら体によさそうで、ポっと胃袋が温まる感じが何とも嬉しい。器は、厚手の陶器か口当たりのやさしい木の椀が合うようです。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/02/28(金) 11:00:45|
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HORIZON
The Wolfman 5
作りかけだった狼男のソフビ人形が完成しました。

口の中、瞳などは、面相で黒、茶色の極細マーカーなどでメリハリをつけたあと、ニスを注して照りを与えました。

顔の作りはロン・チャイニー・ジュニア演じるローレンス・タルボットとは少し違いますが、全体のイメージというか、メークの作法は明らかにそれがベースになっているように思います。シャツにズボン、下あごから伸びる犬歯、いいですね、子どもの頃親しんだ狼男です。完全に狼になっちゃう裸のやつはあまり好きじゃなかったですね、やっぱり服は着ていてほしい。○○人間というならば、やはり人間の要素を多分に含んでいてほしいと思うのが私の考えで、そこへ行きますと、ショッカーの初期の怪人たちは絶妙ですね、ベルトと靴を履いています。あれが怪人たらしめる、うまい設計だと思います。でもトカゲロンは怪獣過ぎてだめ。
話を戻しましょう。
狼男の完成です。

ちょっとアフロが盛り上がりすぎに見えなくもないですが、まあいいでしょう。クラシックモンスターの人気キャラで、本邦におきましても『怪物くん』『ゲゲゲの鬼太郎』などでお馴染みです。

ドラキュラ、フランケンシュタイン、ミイラ男など、ユニバーサルのクラシックモンスターは、品があります。ウルトラ怪獣のデザイナーでおなじみの成田亨先生のおっしゃる“醜悪であってはならない”の思想に私は同感です。

今ではホラー映画っていう風に括られますが、私は“怪奇映画”っていういいかたが好きですね、文学的な味ともうしますか品格があるように思います。1990年代になりますと、特殊メイクの発達とともにリアルな血みどろのスプラッター映画というのが流行りましたが、あれは好きになれませんでしたね。

アップにすると粗が目立ちますが、照明でごまかす。

満月の夜、変身して徘徊する狼男。今は冬、木々も枯れて良い雰囲気なので、夜、外に出て撮影でもしようかな?と、思ったが、寒くてやってられません。なので、即席スタジオを作業台に作っちゃう。

即席もいいところです。枯れたバジルの茎をボキボキ切ってきて発泡スチロールに適当に刺しただけです。そして枝を手に持って、雰囲気作りで手前に加湿器の湯気を立ち上らせたんですが…

…湯気の効果はありませんでした。

でも、こうして見るといいモデルですね。素材もソフビという事で、割れませんから取り扱いも楽ですし、塗料の馴染みもよく、洗いだしも可能、完成品の保管も楽です。
これにて、HORIZON社製『The Wolfman』のビニール人形、製作を終わります。
同じシリーズにフランケンやミイラもあるみたいで、集めたくなりましたが… やめておこう、キリがない。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/02/27(木) 10:50:15|
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とりまめ 田舎っぽい料理ってなんだろう?まずカラフルではないね?海よりは山里といった情景かな?材料は農産物や乾物といった伝統的なもの、それからバターやソースといった横文字は入れない、そしてカッコつけない素朴な装いで食べた時につつまれる安心感、といったところでしょうか。
昆布と茹で大豆、粗びきの鶏肉とタケノコ。

全部を大豆に合わせてあられに切りまして、胡麻油で炒めます。

砂糖と醤油をからめまして、水をひたひたに注いで後は煮るだけ。

ダシも何もいりません。これだけでよろしいのです。材料からにじみ出るそれぞれの個性みが合作の煮汁となって、ふたたび材料に還る。そして余分な水分が蒸発したら出来上がりです。

ニワトリ叩きと大豆の煮もの“とりまめ”です。仕上げに粒山椒を加えました。

どうです?田舎っぽいでしょう?寒い季節は温もりを求めますから、こういうものが美味いのです。

そうでした、田舎っぽいお料理の条件で大事なのをひとつ忘れていました。それは、大盛りご飯によく合うっていうこと。このとりまめ、ご飯がガバガバいけちゃいます。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/02/26(水) 10:38:42|
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RADO President 3
古い機械を洗って組み立てたところです。

AS1900を用いたRADO〈ラドー〉の機械です。
文字板と針をつけました。

カレンダーが瞬時に替わる小気味よさ。
側〈ケース〉に収めました。

蓋を閉めたらヘッド完成です。

さあ、ここでバンドですが、元々ついていたやわらかメッシュは珍しいので、標本として取っておくことにしまして、今回は実用を考えて黒のサイドワニをつけました。

ね?オッサン臭くなったでしょう?これぞ私好み、というか、身の丈に合った丁度良さですね。
できました、RADO President 〈ラドー プレジデント〉1970年代ものです。

コンパクトでいながら、ほどよいボリューム感の伴った、いい時計です。

余計な飾りや奇をてらった主張もなく、じつに真摯な印象を受けます。

本日の控え
、RADO President AS1900 1970年代 でした。
ラドー、テクノス、チソットなんて聞きますと、昭和40年代のクイズ番組の賞品として懐かしいですね。高級な輸入品という香りをプンプンさせてましたっけ。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/02/25(火) 11:15:02|
- 時計
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ばらばらロールキャベツ 柔らかく煮込んだキャベツをたっぷり食べたいね。
本当はロールキャベツにしたかったんですが、あいにく丸のままのキャベツが無いので、ざく切りのバラバラを肉と一緒に煮込みました。
お鍋にお湯を沸かしながら、コンソメの素、タマネギ櫛切り、大振りの人参、粗びきの鶏肉。

材料を順に投入するだけの完全なるズボラ式です。
そしてこの上にざく切りのキャベツを詰め込みまして…

蓋をして放置。黒い粒々は粗びき胡椒。
パソコンなんかをやりながら30分も待ちますと、もうどっぷりしっとり、キャベツも抵抗をあきらめて沈んでいます。

もうこれでよろしいのです、簡単でございます。あっさりコンソメ味のキャベツ煮込みです。

キャベツと肉、タマネギをいっしょに食べれば、味はロールキャベツ。でもこちらはキャベツがメインです。肉の出汁で食べるキャベツもりもり。

味が物足りなかったら、辛子とかマヨネーズで補う。
これ、ご飯のおかずです。
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- 2020/02/24(月) 16:06:23|
- 料理・食
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HORIZON
The Wolfman 4
アメリカメーカーの日本製ソフビキットの狼男です。
もすぐ仕上げとなります。

まずは全体のつや消し作業です。
こちらは作業前、衣服なのにつやがあります。

ここに砥の粉を塗って、つや消しスプレーで定着させる作戦です。
次の写真、右半分に砥の粉を塗ってあります。

ちょっと土っぽくなりすぎていますが、つや消しクリアーを吹き付けますと、かなり落ち着きます。
テカテカのお尻も…

つや消しにしました。

これで全体の軽いつや消し作業は終了です。
次は狼の毛髪のための重いつや消しをいたします。
使うのは、つや消しクリアーに、砥の粉を濃い目に溶き入れた塗料です。

これを毛髪にぬりますと、カサカサのつや消し質感になって、モフモフっぽくなります。
そして、目と口にニスを注したら完成としましょう。

ソフビ人形の狼男、リアル志向で面白かったです。
次回完成写真を撮りましょう。
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- 2020/02/23(日) 10:59:15|
- 玩具・造型
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はじめの一杯 長く感じました、今回は。
三回目の抗がん剤投与を終えまして、昨日帰宅しました。さすがに三回目となると、ちょっとクラクラきますね。二日目から食欲が無くなりまして、あれだけ褒め称えた病院給食の匂いが辛〈つら〉くなっちゃいまして、ほとんど返却しちゃう有様でした。まったく普段“食べものに感謝を持て”とか“お料理は残すな捨てるな”とほざいていた自分が情けないったらありゃしない。そのくせ、夕方になるとお腹が空いてコンビニのサンドイッチをかじっちゃう罰当たり。テレビをつければ“新型コロナの感染者が増えました”ばかりでしょ?免疫細胞が増えるはずがない。そこで、慰めになるのはニュース番組の中のグルメコーナー、下町の名店とか、老舗の蕎麦屋なんかを見ると、食欲はないがイメージは膨らむわけ。家に帰ったら、あれもしよう、これもしよう、と次々に考えが湧いて出る、病床では他にやることないですからね。
と、言いつつ帰宅してこしらえた初めの一杯は、結局お蕎麦。

一杯のかけ蕎麦です。乾麺を茹でて、色は黒いが薄手のつゆをかけまして、茹でた青菜をちょいと添え、香りに柚子皮を少々、これでいい。刺激が強いといけないので、ゆっくり食べなきゃいけませんが、体が欲していたのでしょう、さらさらと一気にすすってしまいました。ろくに物を食べなかった4日間明け、初めの一杯はことさら美味かったです。
おっと、退院の報告のつもりがお蕎麦の紹介になりましたが、体の方は順調に回復しています。激辛、激熱、アルコールをやめて4か月、そして薬と放射線の二重攻撃で悪玉の増殖を抑えたところを正常細胞に置き換えようという作戦です。免疫細胞の大敵は不安と恐怖です。だから終活整理をしているのです。“死んじゃってもいいや”状態で取り組めば、もう怖いものなし。好きなことをしているだけで免疫細胞が活動しちゃう。これが私のやり方。当然、末期の方やお若い方などいろいろ状況は異なりますから、一概に言える事ではありませんが、今回授かったチャンスというか定めに従い、自宅で遊び療法を実践してみる次第です。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。
テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体
- 2020/02/22(土) 10:26:14|
- 料理・食
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HORIZON
The Wolfman 3
こちらは、狼男のソフビキットです。
成型色はライトグレー、スプレー式のサーフェーサーをかけてあります。

それでは狼男の変身過程を控えてゆきたいと思います。
まずは顔の皮膚部分の基本色をダークアースで塗ります。

黄土色の濃いやつですね。
目の周りとか、陰になる部分をジャーマングレーで筆書き。

写真では顔だけを控えてますが、手足も同じ色の組み合わせで並行作業を行っています。
続いては血色として、口と目に赤を注します。

はみ出ていいんです。ハミデバビデブーです。
乾いたら、目と歯に白を点打ち。

あ~あ、さっき塗った赤がつぶれちゃったよ~、でも大丈夫、後で浮き上がってきますからね。
さらに狼っぽく、瞳に金を注しました。

ここで、あちこちぼやけたところを面相で修正、溶剤でメリハリをつけます。

今度はハイライト、明るい部分にダークイエローに白を加えてドライブラシ風にあたります。

下唇や頬骨のところが、すこし明るくなりました。
次回はつや消しと汚し、仕上げとなります。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/02/21(金) 11:13:38|
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即席ラーメン蝦夷風味 昔、サンヨー食品のヒット作『サッポロ一番』に“えぞ味らーめん”というのがあったことをご存知だろうか?ニンニクの効いた醤油あじで、あれは美味かったなあ~。何でなくなっちゃったんだろ?売れなかったんだろうね。
冷蔵庫でチューブ入りのニンニクを見たら、ふと思い出して作っちゃおうという次第。
今回は、サッポロ一番ではなく、東洋水産の『マルちゃん正麺 醤油あじ』です。これはまた麺もいいけど醤油だれが美味しいの。
和っぽい器に醤油だれ、チュープのニンニクに刻み葱。

茹でていた麺をお湯ごと投入!ザッパー!

熱い空気を含んでニンニク醤油の香りが立ち上る!食欲を刺激するねえ。
同時に焼いていた玉子のカリカリ焼きとモヤシをトッピング。

玉子とモヤシは、胡麻油で焼きますと、よりえぞ味っぽくなります。

ニンニク醤油の美味しさは、今さら申し述べるまでもございませんが、胡麻油の風味が加わりますと、その威力はますます強まります。
あれ?そういえば胡麻味らーめんっていうのもあったっけかな?記憶が混同しており、わからなくなっておりますが、ま、美味しけりゃいいでしょう。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/02/20(木) 11:05:07|
- 料理・食
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シャープ兄弟 プロレスで〇〇兄弟といえば?と、問われれば、私らの世代はドリーとテリーのファンク兄弟ですね、または600キロのマクガイヤー兄弟となりまして、ちょっと下がってサモアンズとかケリーツインズなどもいましたが、彼らは○○兄弟とは言わないので、ここでは省きましょう。ところが我らの上の世代となりますと、みなさん口をそろえてシャープ兄弟とおっしゃいます。昭和30年代に大人だった人たちには、プロレスファンでなくとも知られた名前です。
押入れから出てきた古いプロレスプロマイドも、残すとこ僅かとなりました。今回はベンとマイクのシャープ兄弟です。

上の写真、左が弟のマイク、右が兄のベンとなりますが、私はリアルタイムを知りません。力道山の映画とか特番で見たくらいです。ここからは、20年くらい前に日本テレビが製作した“終戦50年特番”からの引用と主観を交えて述べますと、昭和29年の今日〈2月19日〉、蔵前国技館で記念すべきプロレスリングの国際試合が行われました。
「…日本側選手の登場“柔道の鬼”木村政彦に続いて力道山、五尺七寸五分三十貫、大声援に迎えられました。赤のコーナー、世界タッグ選手権保持者ベン・シャープ、マイク・シャープ、真っ白なブレザー、颯爽とリングに上がります。…大きい、大きい、雲つくような大男、濃紺のガウンの力道山、柔道の木村政彦が小さく見えます…」

戦争に敗けて10年も経っていないこのころ、大きなアメリカ人にコンプレックスを抱いていた日本人も少なくなかったに違いない。
「…空手チョッープ!大きなベン・シャープが伸びました!ワン、ツー、スリー!日本が獲りました。日本勝ちました。アメリカを破りました!」
戦争に敗けた、アメリカに敗けた、と体の芯まで染み入った当時の人々に“日本勝ちました”は、震えるほどの衝撃だったに違いない。まだ家庭にテレビが普及していなかったこのころ、街頭テレビに集まった群衆は、いつまでも歓喜に浸っていたそうです。そして後年、2月19日は“プロレスの日”となりました。
ついでながら、兄のベンは、息子に“リキ”と名付けたそうです。弟マイクの息子は、レスラーとなって全日本プロレスに参戦しましたが、一緒に来たジン・キニスキーの衰えばかりが気になって、イマイチ覚えがありません。
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- 2020/02/19(水) 10:55:10|
- プロレス
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RADO President 2
1970年代っぽい古いラドーの蓋を開けたところです。

時計の中身です。キンキラキンの機械を内ネジ式の蓋が、中枠リングを持ち上げて固定する形式です。

風防は球面ボックスプラ風防、カレンダー部分には内面レンズがついています。

中から機械を取り出します。

シルバー系で統一されたメタリックな文字板仕様にカレンダーの赤がワンポイント。毎日が日曜日、毎日サンデーです。

植え字も太く、ダイナミックな印象。カレンダーの重みに合わせてか、ロゴ表記の類が横一列に納まっています。
文字板を外します。

カレンダーです。早送り構造はありません。時針を9時から12時間を往復させて送る仕組みですが、その切り替えが見事なシャッター形式で、目にも止まらぬ速さでチャっ!と一瞬で切り替わります。気持ちの良い反面、針付けの時に前触れが判らない難点があります。
機械です。メッキ仕様でキンキラキンでございます。有難みはありますが、派手といえば派手ですね。

では作法に従いまして、解体してみましょう。
まずはテンプ、リズムを司る反復運動をする大きな輪っかを取ります。

動力ゼンマイをほどき、脱進機も取りまして、下から出てきた刻印を見てみましょう。

“AS1900/01”手巻き6振動/秒、21石の機械です。
データはこちらです↓
http://www.ranfft.de/cgi-bin/bidfun-db.cgi?10&ranfft&&2uswk&AS_1900 巻き上げ用の車を二種類取りました。

車を押さえている受け板を開けまして、時計の連結を見る。

5個の車がコンパクトにまとまった直接中三針です。
歯車をどけてみます。

残っているのが動力ゼンマイの入った香箱という部品です。海外ではバレル〈Barrel〉とよばれますが、日本では香箱とよびます。“りゅうず”とか“おしどり”なんかもそうですが、直訳でない日本の時計用語も中々乙なものです。
そんな香箱までどけますと…

地板といいます、全ての土台となるものです。
このあと、部品を洗って組み立てます。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/02/18(火) 11:13:43|
- 時計
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塩やっこ 何も考えずに醤油をかけてました。
前回の入院中に思いついたんですけど、豆腐という淡い食味に、ネギ油と塩を合わせたら、さぞや美味かろうと。

食べる直前に、粗びきの岩塩を少々、豆腐に振りかけて、刻んだネギを浸した胡麻油をかける。

予定通り、美味いもんでした。葱は薬味、どっちかというと刺激のインパクト、胡麻油と塩は、豆腐の奥から大豆の性格をゆるゆるっと引き釣り出してくれる役割りですかな。そしてこれ、ご飯に乗せると、不思議と米まで美味くなるのです。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/02/17(月) 10:44:47|
- 料理・食
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HORIZON
The Wolfman 2
作りかけのソフビキットです。

せっかくなので仕上げましょう。
シャツはどうやら塗ってあるらしいですが、長年おもちゃ箱で放置していたため、他のソフビに当たった個所などが剥がれを起こしています。

こういうところは、乾いた布できれいに埃を取ったら、溶剤でぼかします。

つづいて、衣類に陰影をつけます。
濃い目のグレーを筆で描きこみ…

溶剤でぼかす。

同じように、ズボンの方にも修正処理を行いますが…

股間のモッコリがデカいなあ。まあいいか、男は狼なのよなんて、歌の文句にもあるくらいですからね。
ま、衣服ができたら、次回は顔と手足です。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/02/16(日) 10:57:51|
- 玩具・造型
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昭和キャベツ 昔、昼に放送していた『名もなく貧しく美しく』という、耳の不自由な夫婦が苦難と戦いながらも正直に暮らすドラマがありました。若い夫婦、結婚してすぐの頃だったでしょうか?ご飯のおかずがソースをかけたキャベツ。それをダンナが手話でね「今日もキャベツですか。なんだかウサギみたいですねえ。」と和やかにやりとりする場面が頭に焼き付いて忘れられないのです。子供ながらに、心広いなあ、と思ったものです。今やすっかり小さくなってしまいましたが…
キャベツのおかずなら、ウチにも覚えがあります。キャベツとソーセージの油炒め。今回はメーカー品のフランクを用いましてのご紹介です。
斜めの輪切りにしたフランクを熱した油で軽く焼きます。

ここで使うフランクは、無添加の本格ソーセージみたいなのでは雰囲気が出ませんの。発色剤やら防腐剤の入ったやつがいいんです。昭和の味はこういうものです。赤く染まったウインナーがあったらもう最高。ピンク色の魚肉ソーセージなんかもいいねえ。
ここにキャベツのざく切りをどっさり。

も、これだけ。材料はこれだけ。あとは炒めるのみ。
味付けはウスターソースです。

キャベツは歯ごたえシャキシャキっと… ではなく、ヘニャヘニャでいいのです。ソース味にはヘニャヘニャ一番、目指せペヤングのキャベツ… ちょっとそれは言い過ぎた。
どうよ、名付けて
昭和キャベツ。

これでお腹いっぱいにご飯を食べるのよ。湿ったキャベツの汁を垂らしながら、あったかいご飯に乗せてさ、ガバガバっと食べるわけ。ここでキャベツが軟らかい理由が明らかになるのよ。

つるつるパリパリのキャベツだと、ご飯とケンカして滑ってうまく混ざらないわけ。ヘニャヘニャだからこそ、口の中でホカホカご飯と仲良くなれるのです。キャベツで飯を食う、自分に生き方を教えてくれた『名もなく貧しく美しく』、何でもかんでも文句ばっかり言っている連中に見せてやりたいドラマです。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/02/15(土) 11:06:21|
- 料理・食
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HORIZON
The Wolfman 1
終活をしてますと、いろんなものが出てきます。この前は作りかけのプラモデルでしたが、今回は塗りかけのソフビキットです。

アメリカ“HORIZON〈ホライズン〉”社の狼男です。元々は四肢がバラバラになった組み立てキットですね。それを組み立てて、パテ埋めなどの下処理をして、シャツとズボンを塗装したあたりで放置ですね。そのまま押入れのおもちゃ箱で何年も眠っていたという次第ですが…、ではなぜ、途中で投げ出したか?前回のウルトラホークの時のように、当時の心理を遡ってみると…
たぶんこれ。

上の写真は箱のデザインで、完成モデルが表紙となっていますが、ロン・チャイニー・ジュニアが演じる狼男に似てないですよね?たぶん、その辺の要因でやる気を失ったんだと思います。
こちらは箱の裏。

横の姿はなかなか恰好よろしいですが「お前、何様?」と怒られそうなので、これ以上は申しません。あくまでユーザー目線の感想でして、上から目線ではないことを言い訳しておきます。
箱の天地。

勇ましいデザインですが、狼男がね、このくらいのヒゲオヤジだったらアメリカには普通にいるんじゃねえの?なんて思いたくなりますが…いえ、やめておこう。
でも、モデルの方は繊細な彫りでして、素晴らしい造形です。

これは捨てて置けませんね、完成させましょう。ロン・チャイニー・ジュニアに合わせなければいいのです。箱絵に似てなくてもいいのです。せっかく塗装の楽しみを与えてくれたキットです。自分流で塗ってみたいと思います。
作業は次回より。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/02/14(金) 11:03:12|
- 玩具・造型
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カニカマ焼き飯 電熱式の鉄板、いわゆるホットプレートというやつは、片付けちゃうから使用頻度が下がるんです。すぐ使えるところに出しておけば、これ実に重宝な調理器です。休日の昼などは、家族全員分何かを作って「できたどー」っていうだけで、それぞれが器を持って養殖の鰤〈ぶり〉のように集まってきて適当に食べるから手間いらず。だから今回もその調子で焼き飯です。
コンビニのカニカマがよくできてるんです。本物以上にカニ風味が強調されているから、焼き飯にしても負けないだろうと、前日の冷や飯と一緒に焼きました。

ぶつ切りにしたのは市販のソーセージとタマネギ。

油で炒めて冷や飯を追加、ここでべたつく重たい冷や飯を、お湯かなんかでほぐしたいところですが、今回はこれまた前日の残りのキャベツ。

お湯をかけて部分的に直接濡らすより、キャベツがご飯をほぐしならがじわじわと全体の水分を保つほうがいいでしょう?ホットプレートは平面的で広いため水分の蒸発が激しいので、出て行く水分、補う水分をにらめっこしながら進める、こういう方法もありだと思います。
味付けは塩コショウ、そして刻んだカニカマ。玉子を落としてギラついた油を吸わせて半つや消しになれば出来上がり。

中華料理の炒飯みたいに手早く仕上げるのとは違いまして、混ぜながらゆっくり和えてゆくスタイルなので、キャベツも程よく水分がぬけてベチャつくことがありません。
さあ、できたどー!とみんなを呼ぶ前に、出来立てをさっさといただくのが、作った本人であります。

食べたい分だけお皿に取り、アツアツを食す。うん!カニカマ威力絶大。キャベツ&塩味であっさり、いくらでも食べられそうで怖いよ。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/02/13(木) 10:20:19|
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RADO President 1
壊れ物ではなさそうですが、古い手巻きの時計です。

やや小ぶりの男持ちですが、今回はまず、このバンドのお話から始めましょう。
本体はメッシュですが、留め方が実に面白いんです。

腕を通したら、バンド先端を投げ縄のように引いて締め付け、リングを支点に折り返して受け金具に引っかけて留めるんです。アーミーモデルで見られるようなナイロンリボンの留め構造を金属でやっちゃうという大技。これはメッシュが薄くて柔らかくないとできない構造です。
次の写真は留め金の刻印です。

ドイツ製“FISCHER〈フィッシャー〉”の刻印です。
留め金の側面もイカしてます。

上の写真は受け金具です。フリータイプ(フリーアジャスト)中留めの受けと同じようにスライドして全体の長さ調整をします。
留め金を組みますとこのようになります。

スナップでパチンと嵌まります。
そして特筆すべきは、このメッシュの柔らかさですね。

どうです?このクネクネ具合。おそらく本品は1950年代あたりのものと思われますが、現在、ここまで柔らかいメッシュは中々おめにかかれません。柔らかいメッシュの線材は細いゆえに切れやすくなります。という事は使用者に怪我のリスクを与えることになりますから、多くのメーカーは作るのを躊躇し、次第に消えてゆきました。だから今のメッシュは少し固くできており、留め方は美錠かフリータイプとなるわけです。もっとも金ムクの世界にはあるかもしれませんが、私には縁がないのでわかりません。まあしかし、古いものを集めていると、たまにこういう出会いがあるからやめられません。
では、時計本体に目を移しましょう。

側外径31ミリほどの小ぶりで、手首の細い私にはちょうど良い寸法です。
裏側です。

裏蓋外径から余裕を持たずして、ほぼ垂直に刈り上げ、頃合いの所でアシを挽き落とした無駄のない側形状。

裏蓋は内ネジ式、刻印は、浅めのプレスでロゴの書体を活かしてます。六か所ある蓋のツメ掛けは浅くて、苦労のキズ痕が微笑ましい。
では裏蓋を開けましょうと思いましたが、かなり固い。ここで取り出しましたるはエポキシパテ。いつも怪獣を作っている材料です。

裏蓋にメンソレータムを薄く塗りまして、…と申しましてもキズを治すためではありません。人間じゃないんだから。つまりは離型剤です。そして練ったエポキシパテを蓋に押し付けまして、富士山型に盛り付けます。山の頂上はつまめる形状に四角くしましょう。
そして一晩硬化させまして、つまみ部分をペンチでつまみ、グっと力んだら…

カチっとほどけて、スルスルスルっと蓋が開きました。
今回は木工用の軽いタイプのパテを使いましたが、なかなかいいですね、浅い刻印まで転写されています。

図らずも専用オープナーができました。邪魔になりそうですが、締める時も使いますんで良しとしましょう。
話が長くなりました、時計の中身は次回となります。
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- 2020/02/12(水) 10:40:14|
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昨年(2019)の10月に癌が見つかりまして、放射線と投薬で治療を続けてまいりましたところ、私のお気楽性質も手伝ってか、順調な回復を遂げまして、腫瘍はだいぶ小さくなり、ここで治療をやめようかどうかの岐路に立ちましたが、お医者さんと相談して、もう1ラウンド薬を打つことにしました。私の場合、テレビで見るような苦しそうな闘病はなく、自宅で毎日好き勝手に暮らしているといういい気なものです。
…ということで、明日12日から再入院となりますが、外は真冬の寒さ、あたたかい病室でぬくぬくと快適な入院ライフを楽しんで来ようと思います。ま、実際には食欲がなくなるとか、小便が増えるなどのことは多少ありますが、医療スタッフはそばにいる、おまけに何もしなくて良いという無責任感覚はこれまたいいものです。記事の方は更新予約をしてありますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
それではまた。
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- 2020/02/11(火) 10:33:17|
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ゴヂラをつくろう 14
粘土で作る、和風怪獣です。

ここまで作りまして、ひと月ほど経ちました。
続きです。
針金の指骨格にツメとなるべき粘土で肉付けをします。

乾燥後に削りますんで、ここは粗っぽくで良いでしょう。
手の方も大まかに作りまして…

乾燥させつつ、全体の形を確認しますと、どうもおかしい。ガニマタで大地に踏ん張っている姿をイメージしておりましたが、横から見たら脚が突っ張って見えます。なのでスネの部分を切断、芯となるアルミ線を継ぎまして…

曲〈くせ〉をつけました。

脛に芯となる肉付けをしまして、しばし乾燥。

固まったところで爪を研ぎまして、指の肉付けです。

ここでまたしばし放置、このあと、背びれを作りまして、全体の肉付けという手順になりますが、背びれの素材を何にしようか考え中です。木目を生かした木もいいし、怪しく光る貝殻もよさそうです。さてどうしたものか…?
入院しながら考えておきましょう。
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- 2020/02/10(月) 11:10:14|
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冬のパセリ 韓流ドラマのタイトルではありません。
寒風の中を、逞しく生きる冬のパセリ。

凍えるように葉を縮めて寒さに耐える。それゆえ固いけど、香りは強いよ。
今回は細かく刻んで、パン粉、粉チーズとともに魚の衣にしました。

摺りこぎで細かくしたパン粉と混ぜて、溶き玉子にくぐらせた鱈〈たら〉の切り身にまぶして焼く。

鱈は冬の魚、それを冬のパセリがつつむ。

付け合わせはこれまた太い寒葱、冬の洋食です。

ほとばしるような葱の汁をソースに、骨抜きぷるるんの鱈の身。そしてチーズと香る冬のパセリ…と、締めたいところだが、焼いてみたら、それほど香りは立ちませんでした。
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- 2020/02/09(日) 14:37:59|
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ニワトリ大豆のカレーどんぶり とにかく何しろカレーが大好きなの。テレビでチラっと見たりしたら、たちまち食欲に火が点く時があります。
ただ今では、即席のレトルトカレーも大そう発達していますから、いつでも美味しいのが食べられる時代になりましたが、自家製のチープも良いものです。
一人前行きましょう。
小鍋にタマネギを軽く炒めて湯を注ぎ、有りものをかき集める。残り物の肉ジャガなんかが有ったら、もう完璧だけど、今回は冷凍してあった鶏の挽き肉と茹で大豆。そこへ市販のルウを一かけら。

チープだろ?ドロドロだよ。
もうこれでよろしいのです。簡単スピードでございます。
どんぶりに白飯。

お蕎麦屋さんの和風カレーどんぶりとは少しちがいまして、ルウを用いたカレーライスのどんぶり盛りです。

器はどんぶりだけど、お箸でなくてスプーンでかっこむ。

お皿は西洋式なので手に持つことはありませんから、食べる姿勢がやや前かがみになります。その点どんぶりは手に持てるから、背筋をしゃんと伸ばしていただける。どんぶりを顔に寄せるだろ?カレーの香りに鼻が喜ぶね。チープな食いもんは気取ってはいけません、ガツガツといきましょう。
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- 2020/02/08(土) 10:27:47|
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バンダイ
ウルトラホーク2号 3
バンダイの古い500円キット、ウルトラホーク2号の本体ができあがりました。

そして、こちらが牽引車。

これらを合体して完成ですが、牽引車がさすがにシンプルすぎるので、こんなシールを作りました。

自宅でカラー印刷ができるなんて、子どもの頃からしたら夢のような時代になりました。100均でシール紙も売ってますしね。
で、これらを適当に牽引車に貼りまして、ウルトラホーク完成です。

なかなかバカに出来ない、いいモデルではありませんか。ロケット型の機体を、子供さんが遊べるように牽引車に乗せてコロコロ走行式に設計されておりますが…

私のこれは仕込んだゼンマイでビュンビュン走ります。

ホーク2号は、1号、3号に比べ記憶が薄く、ロケットみたいなやつ?程度にしか覚えていませんでしたが、今回手にしてみて、銀の機体に白と黒のコントラスト、赤の注し色が全体を引き締めるカラーリング、円筒形でありながら、アシンメトリーが違和感なく調和した素晴らしいデザインだということに気づかされました。

こちらは噴射口。

劇中のように立ててみた。

ここで遊び心が首をもたげる。
シラスの皿と100均の電車セットを、このように配置しまして…

中にウルトラホークを置いてみたら…

なんかいい感じじゃない?これ。

照明は100均で買ったミニライト。下から当てるのが味噌ね。

フォースゲイト オープン!発進場面を勝手に作って楽しむ遊びです。

こういう円錐形の作り物は、直径の大きいほうから煽った方が遠近法が作用して巨大感が増して見えます。スターデストロイヤーなんかが代表例ですね。
ずーっと中途半端な作りかけで眠っていた、バンダイのウルトラホーク2号の製作を終わります。
この500円シリーズ、作ってみたら中々良くて全部集めたくなってきましたが… やめとこう、キリがない。
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- 2020/02/07(金) 11:13:32|
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まぜオムライス ただ今では、フワトロなんていうのが流行りまして、厚手半熟のオムレツが豪華に乗ったオムライスが人気となっておりますが、昔は薄焼きの玉子がスベスベの肌を誇示するようにケチャップライスを包んでいたものです。ですが、そこは薄焼き、口に入れればたちまち玉子の存在は薄まって消えゆく定めにあります。ならいっそ…と、タマネギ挽き肉に火が通ったところで、玉子を投入。

油を吸った玉子でご飯を炒め、ケチャップで味付けです。

玉子を混ぜちゃったオムライス。できてみたら、ご飯のナポリタンみたいになったので、粉チーズをババっと振りかけ、食卓へ。

見た目はちょっと洋食風になりましたが、食べてみたらダメ、オムライスを名乗ってはいけませんな。玉子を混ぜたもんですから、ご飯の食感をつや消しにしてしまう上、玉子としての存在感はゼロ。やっぱりオムライスはオムレツとライスでなければいけませんね。

伝統には訳がある、思い付きで逆らって失敗。でも味はおいしいよ、ご飯ナポリタンっていわれれば納得です。てーことは名前の問題ってこと?
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- 2020/02/06(木) 11:30:38|
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オリエント ジェンツマチック 3
古いオリエントジェンツマチック、cal.26960を手入れしています。
機械が組み上がったところです。自動巻き用の錘は、側付け後に取り付けます。

次は受ける側の方です。

ざらざらした不思議な材料です。裏蓋にはステンレスと書いてありましたが、どうも見た目が私の知っているステンレスとは違います。表面の摩耗した部分が黒ずんでいます。ステンレスにメッキしているとは考えにくいのですが、種類によっては温泉などで黒ずむ性質のものもあるので、もしかしたらニッケルメッキがされていて、それが経年で劣化、露出部分が黒変したのではないか?と推測するのみです。

このザラザラも時代を映す味のうち、よく洗って汚れだけを落としました。
機械に文字板をつけます。

木目のような有機模様にスカッと爽やか白系で統一されたシャープなインデックス。近代建築に畳を組み合わせたような景色です。

針をつけました。秒針の座の形が六角形でスポーティな印象です。
できた時計を側に収めて、錘をつけます。

裏蓋を閉めようとしたところ、パッキンがポロリと折れてしまったので、頃合いのやつと交換しました。

ゴムにシリコンを塗って締め込みましたら、ヘッド完成です。

フラットな面反射の活きるデザインです。
…と、いうことで、バンド探しですが、こんなのはどうでしょう?

時代もそこそこ古いシンプルな板巻きバンドです。このように単体で見ますと、つまらないと申しますか、存在感の薄い平坦なデザインですが、まあご覧いただきたい。たぶん合います。
メーカーはマルマン。

おそらく時計屋さんでバラ売りされていた、汎用市販バンドと思われます。
取り付け部が振るっています。上から見たら普通のストレート釻(T釻)ですが…

なんとバネ棒が内臓されているのです。

切られた溝から覗くレバーを内側に寄せることでバネが縮んでピボットが引っ込む構造になっています。有難いですね、これならバネ棒ミサイルを発射しなくて済みます。
バンドの手入れです。まずは経年の汚れを洗浄しまして、乾燥ののち板に貼り付け。

そして粗目のスポンジヤスリで縦方向にゴシゴシ。

躊躇しては線が乱れますから、一気に直線を描く。

いくらか目がそろいましたでしょう?本来は一度鏡面にしてから目をつけるのが作法ですが、側もそこそこ荒れているので、この辺で良しとしましょう。
ついでに少し欲が出まして、青粉で角に細く磨きを入れました。

地味な味付けですが、このひと手間でグっと質感が良くなります。
これでどうでしょう?ヘッドにつけてみました。

先カン幅もぴったり、そして本体幅も広めにできていてケースラインから流れるようにフローラインを描いています。
出来上がりました、オリエント時計ジェンツマチックです。

昭和のサラリーマンのスーツ…いや背広姿が浮かびます。モーレツ社員がんばれでございます。
フラットな面取りの側やバンドの見どころは、マジシャンがカードをめくるように、パラパラと映り流れる反射面の輝き。

昭和の味がする、ちょっといい実用時計ができまして使用感も上々です。なんといっても視認性がいいです。時針分針が目立って秒針は反射して若干薄くなる、三針時計はかくあるべしですね。

本日の控え
オリエント ジェンツマチック cal.26960 1970年代 でした。
こういう時計を若い人が着けているとカッコよくみえるのですが、私が着けると完全なるオッサンの時計になるんです。やっぱり古い人間なんでしょうね。
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- 2020/02/05(水) 11:29:30|
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サクサク素麺 素麺は細くて舌触りもさらさらしているので清涼感が先立ってしまい、夏の物というイメージがつきまといますが、中々どうして、あったかい汁そばにすれば冬だって美味しくいただけます。先入観を捨てて、豊かに暮らしましょう。
お通夜でもらった素麺は短くていいですね。小腹が空いて中華そばみたいにして食べましたが、余ったので焼きました。焼くといっても焼そばみたいなのではなくて、サクサクの平焼き。

フライパンに熱した油、冷めた素麺をほぐしながら円形に広げる。上からキャベツと葱、干しエビと紅生姜の入った粉種をかける。

中火で十分に焼いたら、スカっと裏返し。

サクサクの焼き素麺が衣のように油を吸って香ばしい。
両面が焼けたら出来上がりです。

ここは下町好みでウスターソースと青海苔だけでさっぱりと。若い頃、大阪でお好み焼きにマヨネーズを初めてかけられてビックリしましたが、あれはあれで美味かった、もっちり厚焼きにはあれぐらいのパンチがあって釣り合いが取れるというものです。
素麺の薄焼きは、油を吸ってサクサクと香ばしく、キャベツはしっとりと柔らかい。

私と同じで、裏表のあるスナックです。
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- 2020/02/04(火) 11:10:10|
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バンダイ
ウルトラホーク2号 2
作りかけプラモデルの完成を目指して、続きの作業です。バンダイのウルトラホーク2号、500円のミニ版です。
本来ついていないゼンマイギアを仕込んでこしらえた牽引車。

黒鉄色で塗りました。

つづいてはホーク2号の本体です。これも作りは簡単です。少ない部品をカチッと組み立てまして…

銀で下地、この上からまず白部分を塗ります。

黒との隣接部分は、白がややはみ出ていいです。黒が白に勝つからです。
続いて黒部分を塗ります。

窓のような細かい部分は筆塗りで。

このあと、境界の赤い直線を引くんですが、筆で1mm幅の直線を凹凸のある面に引くのは、とてもじゃないが自信がないので、フリーのデカールに赤をベタ塗り、1mm幅のリボンを作って貼り込むことにしました。

ところが、これはこれで難しかったですね。ヘニャヘニャ丸まったりよじれたり、中々いう事を聞きません。奮闘努力の末やっとこさっとこ貼りました。

キットについているウルトラ警備隊マークなども貼りまして、上からクリアーを吹いて定着させました。
これで大よそ出来上がりです。次回遊んでみましょう。
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- 2020/02/03(月) 10:48:27|
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GODZILLA VS. MONSTER ZERO 竹下内閣時代、1ドルが100円を切っていたころ、出張先のアメリカで円高をいいことに買いあさっていたVHSビデオの一本です。
今回の作品はこちら。

ご存知『怪獣大戦争』の北米向け海外版です。素敵なジャケットですね、昔の怪獣画報の絵を彷彿とさせてくれますが…主役のように映っている赤い作業着のアベックは誰だ?
まあ、いいでしょう。
“モンスター・ゼロ”は、2019年作品『GODZILLA King of the Monsters』に登場する記憶に新しい呼び名ですが、この映画の中で、何でもナンバリングするX星人がキングギドラをこう呼ぶところから始まりました。つまりは“ゴジラ対キングギドラ”です。
オープニングのタイトルも英文字で書かれていますと、1960年代SF風で洋画を観るような気分になります。

まずは序曲、日本オリジナル版は、勇壮な『怪獣大戦争マーチ』で始まりますが、こちらのほうは、暗いイメージのミステリアスな音楽で宇宙人侵略ものの雰囲気を漂わせています。

物語の方は、オリジナルに同じだと思います。英語はわかりませんが、セリフを覚えるほど観てますもんですから、違和感がなければその通り解釈してしまいます。声の吹き替えも良かったですね、特に田崎潤さんなど、ご本人と思うほど自然な出来でした。

もちろん特撮も良いです。ことに潜伏していたX星人が湖から姿を現すところは真に見事な出来栄えで、劇中一番の名場面かと思います。

モンスター・ゼロこと“キングギドラ”は、デビュー二作目とあって、まだまだ元気!泳ぐように空を飛んで地上を破壊し尽くします。

昔のキングギドラを見るにつけ、つくづくよく考えられた強敵だなあ、と実感します。ゴジラ三頭が火を噴きながらラドンのように空を飛んでるのかと思うと、これは間違いなく強いです。デビュー作『地球最大の決戦』で、遠くに小さく見えるだけで「ギドラだー!」って戸締りをする人が出てきますが、あれは空襲を知っている世代の実際の恐怖と不安が描かれているんだと思います。
で、話を戻しますと、今回の作品、残念なのが地球軍の反撃場面のBGMです。不協和音とAサイクル光線砲のダブル攻撃開始の際に『怪獣大戦争マーチ』が威勢よくかかるかと思いきや、木管楽器の静かなパートから入るんです。さすがにここはガッカリしました。

X星人の末路はオリジナル版と同じです。コンピューターの指示に従って行動する彼らは、自分でものを考えないから、コンピューターが狂って、脳みそも不協和音でやられて、あえなく全滅。

我らだって考えてみれば、すでにAIの実用化が始まっています。近い将来、それがエスカレートしていって、我らが自分でものを考えなくなったとしたら、きっと痛い目に遭うでしょうね。

ギドラが逃げ去って、ゴジラとラドンが海底に沈む、日本版と同じ終わり方です。あっという間の93分。なぜか、何回観ても面白い東宝特撮60年代作品、英語で見ると、また違った趣が味わえます。
そうそう、ここで気になる“ゴジラのシェー”はカットされていたか?
いいえ、ちゃんとやってました。でもシェーを知ってるアメリカの視聴者が一体どれだけおられるでしょうかね?でも大丈夫、シェーのギャグを知らなくても、そこは中島名人の演技です、ギドラを撃退した歓喜の表現として十分理解してもらえたことでしょう。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/02/02(日) 10:54:35|
- 視聴鑑賞
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コロモン大王 フライお料理をしたあとに、パン粉、溶き玉子、濡れた小麦粉など、そういった衣の材料が残りませんか?
わたし、残っちゃうんです。

これらを混ぜて食べちゃう企みです。パン粉、玉子、小麦粉を全部混ぜましたら、鶏の挽き肉といっしょに炒めたタマネギ、茹でたジャガイモ、粉チーズちょい多め、ガラスープの素、塩コショウなどを混ぜて捏ね捏ねしちゃうんです。

小判型に成型したら、バターで焼きます。

こうしますとね、コロッケだかお好み焼きだか、何が何だかわからない美味しいものができるんです。

衣で作ったコロモン大王。実に安っぽい庶民の洋食です。見た目はおからでできた大正コロッケみたいですが、食べてみるとホックリ濃いめでなかなか美味いものです。

これはご飯のおかずになりますが、ほぼ脂質と炭水化物です。だからキャベツも一緒に食べましょうね。
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- 2020/02/01(土) 10:55:32|
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