味漬け 例年ですと、白菜も大根も塩漬けにして漬けっぱなし、乳酸発酵で酸っぱくなるまでそのまま食べていましたが、今年は初めて味漬けを試してみました。
まずこれは、四日塩漬けにした白菜。

しんなり漬かっていながら、まだ新鮮味があって、酸っぱくないです。
それを別容器に移しまして、漬け汁の塩加減を水で整え、しょっぱ過ぎない味、つまり仕上がりの塩加減にしましたら、昆布、柚子などといっしょに合わせて白菜を浸しまして、冷蔵保存。

下漬けはできているので、もう翌日から食べられますが、一週間もしましたら酸味も出てきまして、とても美味しく仕上がりました。

これまでは食べきれない野菜の保存目的で塩漬けにしていましたが、冷蔵庫に納まる程度の少量であれば、美味しさ目的の味漬けもいいものです。これはもう立派なご飯のおかずです。具だくさんの味噌汁と玄米、ここに味漬け白菜。これぞ日本のクラシック定食です。
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- 2020/03/31(火) 10:25:38|
- 料理・食
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ゴヂラをつくろう 15
粘土で和風の怪獣を作っていますが、ずいぶんとご無沙汰しております。

たしか背びれの素材をどうするか?で止まっておりましたが、答えを出しました。
鮑〈あわび〉です。

二枚の鮑の殻、どちらも料理の残骸です。
これらをキッチンペーパーで巻いたら、酢をたっぷり含ませまして、ラップで包んで密閉ポリ容器に収めておきます。

数日間漬け込んだ後、こんどは水に漬けこんで数日。その間に入院したりいろいろありまして、何日漬けたか忘れてしまいましたが、お酢の効果でカルシウムが破壊され、外側のざらざらが剥がれるようになります。

すると下から覘く虹色の光。このむき出しになった真珠層がお目当ての材料です。特撮ファンのみなさんはご存知と思いますが、映画『モスラ対ゴジラ』の中で、星由里子さんが演じるカメラマンが台風被害の干拓地で発見する虹色の物質、それがヒントになりました。
一方、並行して、粘土で背びれの土台を準備します。

はたしてイメージ通りにできますかどうか?続きは相当先になりそうです。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/03/30(月) 11:14:07|
- 玩具・造型
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古い種を播いてみる 終活をしていると、いろんなものが出てきます。
懐かしい種袋が出てきました。

大輪の朝顔の数々、これらは高校時代に育てていたものです。十代も後半になると、周りの男連中はギターやバイク、彼女を欲しがったりしていましたが、私はそういう青春臭いのがキライだったので、ひたすら金魚の飼育と園芸、特撮に熱中していました。変わったヤツと笑わば笑え、今の幸せはその時から始まっているのですから私はいい。ことに朝顔は自慢で、専門家は直径20センチ級の花を咲かせますが、私はそこまでゆかなくとも15センチくらいが咲けば、近所の園芸名人たちも見に訪れて褒めてくれるんです。十六、七の小僧の頃でしたが、誇らしかったなあ。
そしてもう一つ、こちらの種袋には中身が入っていました。

今からざっと40年前の種です。播いてみましょうか、40年の眠りから覚めるかどうかの実験です。これは40年、種を保存しておかないとできない実験です。種には播き時というものがあるので、まずは春播きのこの三種を播きました。

ルピナス、コスモス、キキョウの三種です。もちろん発芽率なんて期待できませんから、一鉢に一種全部の厚播きです。さあ、この後どうなるか?二週間芽が出なかったらやめましょう。
それと、これも懐かしい、昔の種袋は資料としてとって置ける工夫がされていました。

袋の中に育て方が書いてありましてファイリングできる構造になっています。たくさん集めれば園芸図鑑ができます。こういうアナログ的コレクション発想、私は好きです。
テーマ:季節の花が好き バラも大好き - ジャンル:趣味・実用
- 2020/03/29(日) 12:54:22|
- 花・園芸
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牡蠣のバター焼き 牡蠣、今シーズンもそろそろ終わりです。
そう思うと、よけいに食べたくなるのがこれ人情。

粉をまぶしてバターで焼けば、さっきまでだらしなくベロンチョしていた身が、ぷっくりと膨らんで張りを持つ。そこへ香り程度にお醤油をたらして全体に絡めれば、食欲をそそる香りが脳に届くね。

これでよろしいのです。ぷっくりモッチリの牡蠣バター。

恐ろしいほどに濃厚な旨みを含んだ牡蠣にバター醤油が加わればもう最強。

外は春、また寒くなるまでさようならの味です。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/03/28(土) 10:51:14|
- 料理・食
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ニットー
ガマロン修正 およそ50年前のゼンマイ仕掛けの怪獣模型、日東科学〈ニットー〉のワニゴンがイメージどおり出来たところで、ライバルのガマロンと共演させたいところなんですが…
うちのガマロン、すぐ転ぶんです。

三、四歩すすむと前のめりにバタン!すぐ倒れちゃう。そんなガマちゃん、これまでは、まあそんなに遊ぶ機会も無いだろうと放置しておりましたが、ワニゴンの完成した今、この辺で修正作業とまいりましょう。
原因は判っているのです。パテでベロを追加したもんですから、重心が前方に偏っているのです。なので処置としては、尻尾に錘を詰める、それだけです。
ではさっそく、尻尾に切れ目を入れまして…

窓のように開けますと…

うわ!すでにステンレスのネジが詰まっているではありませんか!なんだよ予定が狂いました。重心の偏りは対策済みだったんですね、でも不十分だったわけだから、さらに重くすることを考える。
レジンを流すか?パテを詰めるか?いやそれよりも比重の高い材料は無いものか?
…ありました。クラフト用の砂がありました。もらったまんま使い道に困っていたのでちょうどいいですね。竹筒を削って、振動をくわえながら隅々に砂を行きわたらせる。

窓口から砂が覘くほどに詰めましたら、練り合わせたエポキシパテをぐいぐいとさらに詰め込みまして、そのまま埋めます。

翌日、やすりで形を整え、色を塗ったら処置終了。さらに甲羅の内側、腰のあたりにコイン状のステンレスチップを二枚、忍ばせて重心を後ろに持って行きました。
これで完成、再生ガマロンです。

尻尾の傷口を塗ったついでに、首からお腹にかけてのしわしわを描きこみました。

背びれにはたっぷりの夜光塗料で縁取りのうえパールクリアーでコーティング、暗くすると怪しく光ります。

再生ガマロン、今度はよく歩きます。

子どもの頃はインチキ臭い変な怪獣だと思っていましたが、こうして見ると中々いいですね。
これでガマロン修正の巻、おしまいでございます。ワニゴンとの共演が可能になりました。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/03/27(金) 10:53:59|
- 玩具・造型
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北海たこラーメン バラバラになった冷凍タコは重宝です。今回はニンニクを効かせた醤油ラーメン北海風です。
麺はつけ麺用の極太で。

どんぶりには葱と自然解凍したタコ、タコは加熱いたしません。
スープは自前で醤油味、ガラスープの素と麺つゆ、醤油の混合におろしニンニク、胡麻油を煮立てたものです。

茹で上りの太麺に玉ねぎと白菜のせん切り炒めを添えまして、北海たこラーメン一丁上がりです。

やっぱり北国のイメージは温かみのある極太麺が似合います。

ニンニクと胡麻の香りに目を細め、汁を飛ばしながらすするラーメンは格別です。
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- 2020/03/26(木) 10:33:57|
- 料理・食
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シチズン
コスモトロン虎目文字板 2
シチズンの昭和40年代モデル、コスモトロンをいじっています。
キャリバーは7804A,電子時計です。クオーツ誕生前、動力がゼンマイから電池式になった機械です。電池から回路を通してテンプを強制的に動かし、輪列を通して針を動かすという、運動がゼンマイ式とは逆の流れになります。

中身を取り出した側〈ケース〉です。

材質はステンレス、長年の使用で角は丸まり、仕上げもつるつるに落ち、金属の塊みたいになっていますね、良い事です。前の持ち主に可愛がられていた証拠です。でも、このあと使うにはいささか疲労感丸出しなので、ここでちょいと薄化粧をします。
まず、全体を青粉でバフがけ、小キズを均します。

磨いた斜面にマスキングをしまして、カン上(バンド取り付け部の上面)に中目のスポンジヤスリで放射目を入れます。

マスキングと申しましてもセロテープを貼るだけですが…
目付は手加減、かなりいい加減です。
そんな荒っぽい手入れですが、いくらか見てくれが良くなりました。

次は風防です。70年代に流行したカットガラスですが、こちらも傷だらけ。手入れは諦めて交換します。手持ちの在庫でカット形状は変わってしまいますが、径が同じで機能的には互換可能なので取り替えます。

このカットガラスも70年代デザインの特徴の一つで、デザイン的なおしゃれ効果のみならず、プラ風防との見た目の差別化も兼ねているのではないかと考えます。それが証拠に、80年代に入りプラ風防が姿を消すと、やがてガラス風防も普通の姿になり、当たり前の使い方をされるからです。出始めはなんでもそう、ひしめく店頭で特徴を一目で分からせるべく、個性、持ち味の主張が濃いものです。
ガラスを側に組みました。

側周りの手入れ終了です。
ここで、バンドを探してみたいと思います。ここは革より金属ですね、ボリューミィなステンレス側に合わせるべく、在庫を漁って選び出したのは、こんなやつ。

ちょうどCITIZENの銘の入った古いピン巻きバンドがありました。
これも汚ったねえ状態です。

バラバラにしてひとまず洗浄。こちらも側と同じように、磨きと仕上げを入れまして…

また洗浄。

これで外周りが準備できました。
次回は組み立て完成です。
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- 2020/03/25(水) 10:32:23|
- 時計
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よろこぶドッグ ホットドッグのドッグって何よ?それは中身がドイツ料理であることと、姿がダックスフントに似ているというところからそう呼ばれたという話がありました。
(食味雑記478) コッペパンがあります。

今回は日本風です。
パンに芥子を塗りまして、挟むのはキャベツの塩昆布和え。

せん切りキャベツに胡麻油をまぶして、塩昆布をからめたものです。
その上には鰹の削り節をたっぷりかけまして…

味付けはマヨネーズ。

あっさりとした軽いタッチの和風総菜パン。昆布は喜ぶに縁起するので
よろこぶドッグ にしましょう。

よろこぶドッグに一杯の牛乳、ずいぶん変わりましたでしょう?以前だったら激辛ソーセージにビールといった場面です。それがキャベツパンに牛乳ですって。
ところがこれ食べてみて、美味しくて軽くてパパっと食べられるものの、腹持ち悪くてすぐお腹が空いてしまいます。
そういえば、コッペパンのコッペって何よ?
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- 2020/03/24(火) 11:21:37|
- 料理・食
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ニットー
ワニゴン 8
さて、この自作部品は何でしょう?

お察しのいい方はお分かりでしょう、完成しますとこうなります。

長いベロです。せっかくの四つ足歩行ギミックがついたモデルなので、この前後運動を何かに使えないものかと製作途中で思いついたおまけアイテムなんです。
前足には、実はこんな細工をしておいたのです。

そして首の内側には、方向規制壁を設けまして…

ベロの動きが左右に乱れず前後に規制される仕組みとなっています。
大きな口からベロを差し込みまして、可動支点を前足にゆるくネジ止め。

これでおまけ機能取り付け完成です。

このベロは着脱可能ですから、気に喰わなければ外しちゃえばいいのです。でもこれ、歩かせると面白いです。

前足の運動に連動して、前後に動きます。楽しきかな動力玩具。
テーブルで歩かせて遊んでいると、ライバルのガマロン登場!

ウチのはガマロンにもベロがある。こっちのベロはバネで留まっていて、歩行の振動でビヨビヨビヨ~んと揺れるんです。
新入りのワニゴンに襲いかかるガマロン。

ワニゴンだって負けてない。

ガマロンとワニゴンのテーブル特撮をいつかやってみたいですね。
こんな妄想をしながら…
結局『ガメラ対バルゴン』の丸パクリ。昔の怪獣はシンプルでいいね。
これにて、日東科学〈ニットー〉のゼンマイ歩行“海底怪獣ワニゴン”の製作を終わります。
子供たちよ、春休みはお家で工作をしよう!楽しいぞ。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/03/23(月) 10:11:55|
- 玩具・造型
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治療工程終了しました ホッと一息でございます。
4回めの抗がん剤投与を終えまして、自宅に帰ってまいりました。ひとまずこれで治療計画の終了となります。このまま放っておいたら、あと半年で死んじゃうよ、というところでしたが、放射線照射と抗がん剤のダブル攻撃が功を奏しまして、テレビでみるような苦しそうな闘病もせず遊んで暮らして元気なまんま、腫瘍はぐんぐん小さくなっております。破壊されていた反回神経(声帯を動かす役)もいつの間にか復旧して声も元に戻り、もう少しで歌まで歌えそうな勢いです。ただホラー映画のように抜け落ちる髪の毛はしょうがない、痛くないから良しとしましょう。あとは自宅で遊びながら副作用の鎮静化を待つのみで、残った悪性細胞が、この後どうなるかはどうでもよろしい、調子よければ全部オッケーという姿勢が私の方針であります。お世話になっている皆様方、ご心配をおかけしました皆様方、この場をお借りしましてお礼を申し上げ、ご報告といたします。
退院後の一杯は、やっぱり蕎麦ですねえ。

一番シンプルな“もり”、こういうのがいいんです。
みなさん、今一度、自分が動物だという事を思い出しましょう。激辛、激熱、高濃度のアルコール、あれは不自然過ぎました。食道担当の細胞たちだってあんな仕事をさせられるとは思わなかったことでしょう。働く細胞たちは、度を過ぎた激務にコピーミスを犯し、瞬く間に取引先に流れてしまった…なんてのが今回のイメージ。このように考えが改まってみたら、皮ごとかじるリンゴの美味いのなんの。私は猿、そう、私は猿なのです。猿っぽい食べ物が一番安心です。これからはお料理ネタも優しいものでやっていこうと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
まあ、1か月もすれば元に戻るのは目に見えてますが…
テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体
- 2020/03/22(日) 13:42:05|
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ニットー
ワニゴン 7
日東科学〈ニットー〉のゼンマイ怪獣ワニゴン、いよいよ塗装の仕上げです。
前回までの姿。

怪獣の重量感を求めたいので、背中に黒鉄色を擦り塗りしました。

写真では違いが今一つ判りにくいですが、黒光りは効果的です。さらに銀で凸部を擦りますと、さらに見た目の迫力が増します。
顔を描きました。

目の造型に正直に色を付けたら、かなりのぎょろ目になりそうなので、瞼を描きこみ、目を若干小さく見えるようにしてみました。
そして、くぼませた瞳には2液性エポキシ接着剤をポッティングしてツヤを出します…

…つもりが、金が黒く濁った上に、目の形も何だか気に入らないので、スイマセン!やり直しです。
目の塗装をすべて溶かしてパテ埋め。

テレスドンの地底人みたいになりましたが、硬化ののち、新たに描き直しました。

今度は瞳に凹みが無いので、このままつや出し仕上げ。目と歯にニスを塗って出来上がりです。

ニットーワニゴン完成です。顔の凸部分と角の先端にも銀をうす掛けしています。
好みの感じに仕上がりました。
大きな口にゴツゴツしたウロコ。

全容左側面。

同じく右側面。

全体的に現生のワニっぽい色にまとめたため、大怪獣の迫力は今ひとつでした。
これにて、ニットーゼンマイ歩行“海底怪獣ワニゴン”の製作を終わります。

…と、思いましたが、ちょっと待って。
おまけとして、こんな部品を自作したんですが…

これ何だかわかります?
答えは次回ということで、この辺で失礼。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/03/21(土) 10:42:42|
- 玩具・造型
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陰陽五行彩り焼き飯 出しっぱなしのホットプレートは何かと重宝です。前日の残り物を昼に食べるサイクルですから、自ずと内容が異なってまいります。
今回は黒米ミックスの紫ご飯と冷凍飯の合作です。

量を補うため、冷凍ものを多用しています。
材料を全部乗せまして油を回しかけ、まずは蓋をしてじわじわと蒸す。

ご飯のコリがゆるんだら、さあ、混ぜろ混ぜろ。

もう最近これが楽しくってたまらない。
味付けはアジシオ。

グルタミン酸混合の塩だから、これだけで旨み十分。
仕上げに玉子を混ぜこんで、油のギラギラを吸い取る。

見よ!直径36センチの鉄板に広がるチャーハンの大海原を!

豊富な具材の彩りチャーハン。「できたど、かってに食え」と家族を呼んだら自分の分を取り分けてさっさと引き上げる。

でもね、本当は鉄板から直接熱々を掬って食べるのがおいしいのよ。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/03/20(金) 10:58:23|
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ニットー
ワニゴン 6
昭和58年(1983)に復刻された、昭和40年代のゼンマイ仕掛けの怪獣モデルです。今回は塗装彩色の記録です。
こちらは成型色。

今回は…と申しますか、今回もジャイガー同様パテ埋めサーフェーサーがけを行わず、生地に直塗りでまいります。エアブラシも使いません、刷毛塗りオンリーです。荒っぽい彫りの素体ですから、刷毛の走り痕や塗料の盛り上がりが味を高めるように思うからです。
ではまいりましょう。明るい色から順に落としてゆきます。まずはワニゴンですから、ワニにならいまして腹部をダークイエローで塗ります。

そこに接する中段というか、下から二層目をグリングレーで。

そして背中をはじめ上半分をグレーのちょい暗めで塗りまして…

背中中央から腹にかけて、ジャーマングレーで模様つけ。

とっても雑塗りですけど、これで下地四層が塗り上がりました。

お腹の方に目を移しますとこんな感じです。

そしてここから、雑な色境界を溶剤で溶かしてぼかします。

そして、ここまではラッカーを使ってきましたが、ここでエナメルのこげ茶を希釈しまして全体をくるみ、色の彩度を落とすと同時に全体の統一感をだします。

このあと、エナメル溶剤を少し含ませた木綿で茶色を落としながらトーンを調整します。エナメル溶剤はラッカーを溶かさないので、下地を活かしたまま茶色だけの濃淡が調整出来ます。
このあとフィニッシュとなります。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/03/19(木) 11:03:37|
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甘辛焼き飯 出しっぱなしのホットプレートは重宝です。
前日の残り物をお昼に食べるというサイクルができつつあります。
今回はこれ。

冷や飯、麻婆豆腐の残り、キャベツの塩昆布和え。プレートの乗っているのは葱の青みです。
まずは熱した胡麻油に葱の香りを移します。

全体が良い香りになったら、それいけ!とばかりに冷や飯玉子、麻婆豆腐をどかどか投入して混ぜちゃう。

水分の多い麻婆豆腐みたいなものも、少しぐらいだったら蒸発面の広いホットプレートであれば、焼き飯の種にしても大丈夫。塩昆布キャベツも水分調整に役立ちます。

さあ、混ぜて混ぜて、味付けは焼肉のタレ。

甘じょっぱい米が不味いはずがありません。
全体が安定したら出来上がり。あとは温度を下げて保温です。

麻婆豆腐の残りの入った、甘辛焼き飯。香りをかいだら石焼ビビンパを思い出します。

「さあ出来たど!かってに食え」と子供たちを呼んで、自分の分を持ってさっさと引き上げる。
休日の昼飯が、だんだんパターン化してきました。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/03/18(水) 11:28:19|
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シチズン
コスモトロン虎目文字板 国産ジャンクです。

シチズンのコスモトロンです。動力源が電池になったメカ時計です。
裏の姿です。

製造番号から1,974年の製品と推察できます。また、閉め構造は、外周のねじ込みリングが蓋を押さえる構造となっています。
外周のリングを外しますとこうなります。

中は錆びてます。特にこの、これは何でしょうねえ?耐磁板かスペーサーかわかりませんが、えらい錆びです。

接着剤の痕が窺がえるところから、裏蓋内面に貼り付けて、出っ張った電池部分以外の隙間を埋めるスペーサー兼、磁石テンプを守る耐磁材と見て良さそうなんですが…この錆が電池部分に侵食していたら復活は無理だろうな?と、機械の方を見てみますと…

目に見える損傷はないみたい。
機種はキャリバー7804A。

過去に控えた7801Aの弟となります。
(時計道楽116) 試しに電池を入れてみたら…

お!生きてますよ、この機械。ラッキーです。今回は、輪列に油を注すに留めまして、このままバラさないでおきましょう。この写真左の輪っか、これを電磁テンプと申しますが、形がどら焼きというか糸巻状になっていて、二枚の輪がコイルを挟む構造になっているのです。その微妙な隙間管理がとても難しく、過去に一つダメにしたことがありました。なので今回は分解回避。次回、外装の修復を行います。
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- 2020/03/17(火) 11:07:33|
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お好み焼きそば ホットプレートを出しっぱなしにしておきますと、なにかと便利です。
今回は、全面を駆使しまして、焼きそばとお好み焼きを一度に作っちゃう。
まずは焼きそばをこしらえて、片側に寄せ、空いたところでお好みだねを焼くんです。

さあ、これをどうやって裏返すの?
そりゃあなた、一枚にしようとするから無理があるんです。手前からヘラに乗っかる分だけペタペタと返してゆけばよいのです。

焼けたらソースと青海苔振っちゃって。

直径36センチの円形プレート全面に盛り上がる食べ物とは嬉しいね。「さあ子どもたち、出来たからテキトーに喰え」と、自分の分だけ持ち出して、さっさと引き上げる。

子供の餌づくりも、慣れてきました。
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- 2020/03/16(月) 11:10:52|
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ニットー
ワニゴン 5
日東科学〈ニットー〉のゼンマイ仕掛けの怪獣ワニゴンの素組みが上がりました。

素組みともうしましても、ちょっとだけ改造が入っておりまして、四肢が少し長くなっております。
その辺は上から見ると判りますが、違和感がないように質感などはオリジナルに極力合わせ込んでおります。

このあと、塗装してしまいますので、成型色状態を記録しておくのが今回の狙いです。
ゴツゴツの背中が実にいいですねえ、細かい彫りが隅々まで手抜かりなく行き渡っております。

このゴツゴツ彫りは尾まで続いていて、歩きながら左右に振る様がたまりませんね。

この背中から尾に流れる多列のウロコと上面形状が平らになっているところがワニゴンの特徴です。
一方、背中の彫りに力が尽きたか、腹の面は簡素なスジ彫りのみであっさりとしています。

見えない部分はコストダウンの対象になるのでしょう。
横顔は大映のバルゴンに似ていますが、ノコギリ状の頭頂ギザギザがワニゴンの特徴。

そしてもう一つ、バルゴンとの違いは顎骨の形状で、上から見て四角くなっているのがワニゴン、尖っているのがバルゴンですね。

象徴的な鼻上角が共通している点で、よくバルゴンと比較されますが、このようにじっくり観察しますとワニゴンならではの特徴がはっきりしてまいります。ま、ここまで言えば、バルゴンみたいでバルゴンではない怪獣を作ろうと苦心した当時の造型師さんも浮かばれることでしょう。
それでは次回より、塗装彩色へとまいります。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/03/15(日) 10:50:45|
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スパゲティ江戸川風 小松菜は、江戸川区の小松川が名前の由来となっているそうな。懐かしいね、中学の頃、自転車を飛ばして真っ黒に日焼けしながら、江戸川の金魚を見に行きましたっけ。
今回は茹でたスパゲッティの余りと小松菜を合わせて江戸川風。
ホットプレート料理です。
油を熱したところに大量の小松菜とタマネギを炒めます。

油が回ったらハリのあるうちに、おろしニンニクとツナ缶を油ごと。

塩コショウで味を見て、冷めたスパゲティを投入し、気分は屋台の焼きそば屋さん。

全体に味が回りましたら、ピザ用チーズを振りかけて…

蓋をして熱を閉じ込めまして、チーズが溶けたら出来上がりです。

鉄板に接地した麺はカリカリの揚げ焼き、上半分はとろけるチーズ。「さあできたぞ、子どもたちテキトーに食え!」と呼んで、自分の分を取り分けて、さっさと引き上げる。

ホットプレートを出しっぱなしにしておくと、子どもの餌…おっと失礼、食事の支度も楽です。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/03/14(土) 10:48:16|
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ニットー
ワニゴン 4
ゼンマイ仕掛けの怪獣模型を作っています。
外殻部品がそろいましたところで、本組みとまいりましょう。こちらが組み立て説明書。

手順はわずかに5工程、1ページにまとめられています。なのでさっさと組んだらすぐできちゃう。それじゃあ30年余り眠っていた時を消化するにはあまりに勿体ないので丁寧にゆっくり進めたいと思います。
図の中、3番のマスで登場する四つ足歩行の前後をつなぐS字アームがあります。組立前にこれをプラ板で補強します。

古いキットはプラの弾性が抜けていることがたまにあり、テンションのかかるパーツは折れやすいのです。実際過去に、同シリーズのゴーゴンのここが折れことがあります。
それでは始めます。
上下分割の胴体の背中側が、時計でいうところの地板、つまり組み立てベースとなります。そこへ部品を積んで行きます。

動力ギアボックス→前後のアシ→Sj字アームという順に重ねます。
アシとS字のつなぎ目は、ハトメの代わりに小さなワッシャーで代用しました。

ゼンマイを巻いて動かしてみたら、尻尾の振りがイマイチなので…

連結部をよく見てみると…

なるほど、後ろ脚についている受け穴と尻尾の振り棒のクリアランスが大きすぎて、振り棒の動きが無駄になっています。なので、振り棒に金属パイプを被せて太くします。

これで尻尾をよく振るようになりました。
お腹を被せて、素組みの出来上がりです。

おー!ワニゴン、お久しぶりです。ニットーオリジナル、大映の冷凍怪獣バルゴンの向こうを張った海底怪獣です。
次回、塗装前の姿を写真に控えておきましょう。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/03/13(金) 10:31:48|
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やけっぱち 珍しく紅茶が飲みたくなって、お茶菓子が欲しいから酒粕を焼いてチーズクラッカーにのせ、粉チーズと蜂の子を添えて、オリーブ油を少したらしてみたの。

前から蜂の子と合わせるのは何がいいかな?って考えてたところへ酒粕、こいつは名案だ。見た目もちょっとオシャレだし、食べてみたらラムレーズンみたいで蜂の子の甘さと酒精分がうまく調和しています。

焼けた酒粕と蜂の子で“やけっぱち”ってどうでしょう?
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/03/12(木) 11:21:50|
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JUVENIA合体再生 2
こちらはJUVENIA〈ジュベニア〉611の機械です。

解体してゆきます。
テンプ(リズムを決める大きい輪っか)を取ります。

その下のフォークみたいな部品、アンクルを取ります。

部品を押さえている受け板を開けます。

歯車の流れが見えました。
写真、右の方は動力の巻き上げ系統です。一番大きな車をどけますと、逆回転防止の鍵である“コハゼ”が見えてきます。

前方後円墳みたいなバネに抑えられた、頑丈なコハゼです。ここが頑丈ですと、巻き上げた際の手ごたえにハリがあって小気味よいものです。
動力系統の受け板を開けますと、動力源からの全体像が見えるようになります。

すべてを取り除きますと、土台の形が判ります。この土台を地板をいいます。

部品を洗って組み立てます。

JUVENIAキャリバー“611”組み立て終了です。
出来上がった機械を側に収めて、革バンドをつけました。

金色細縁の時計がひとつ出来上がりました。
デザインはかなり薄型志向の作りです。ごらんください…

ベゼルとアシの落とし角度を揃えて反射をシンプルにおさえ、極限まで薄く刈り込んだ側面の立ち上がり。腕に嵌めれば、下半分は肉に埋もれて見えなくなります。

使える時計が出来ました。いいじゃない?二つのゴミから一つの時計が生まれる合体再生プラン、こういうの好きです。

今回の控え
JUVENIA cal.611 1960年代 を二つ潰して一個に仕立てる でした。
ガチャものと、バカにされてもいいじゃないか。ゴミが時計になるんだから。
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- 2020/03/11(水) 10:51:18|
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激辛!激熱!酒、たばこ、夜更かし夜明かしという文化的快楽に溺れたツケが食道癌になって返ってきまして、昨年<2019>の11月から治療を始めたわけですが、近代医療のおかげで大した苦痛もないまま改善めざましく、いよいよ社会復帰もチラついてまいりました。癌と申しましても昔と違って、今では癌を持ったまま元気に暮らしている人が周りにうじゃうじゃいますんで、自分的にはちょっと風邪ひいたくらいの気持ちで取り組んでまいりましたが、やっぱりそこは癌ですね、さすがに強敵で、結局半年くらいかかってしまいそう。それでもしぶといこの私、戻らないと言われていた声も取り戻しまして、日常生活に不自由のない程度まで回復しております。ということであと一回、明日11日より10日ほど抗がん剤投与のため、入院ライフを送ってまいりますが、記事のほうは今回もおもちゃ製作や時計解体のことなど雑多な内容を更新予約してありますので、引き続きよろしくお願いします。
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- 2020/03/10(火) 11:19:06|
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ニットー
ワニゴン 3
ゼンマイ仕掛けの怪獣模型を組み立てます。
今回は怪獣の姿を構成する外殻部分です。
まずは尻尾。

上下二分割構造です。
普通に接着しまして、バリはみだしをヤスリで削ります。

こすりすぎるとせっかくの彫りが減ってしまうので、注意しながら最低限の削りに留めましょう。
そして粉を拭き取りましたら、カシューシンナーで細かなデコボコを溶かして均します。

これで尻尾できあがり。
つづいては、お顔まいります。
獰猛な横顔ですが、前から見ると…

成型の都合でしょうね?前歯がつながっています。

ということで、やすりでシコシコ前歯をバラしました。

形が整いましたら、口の中を赤で塗ります。

口がデカいから、完成後に中まで見えちゃうんですね、なので小さな親切ですが赤で塗っておきます。すでに完成済みのガマロンなんか舌まで作っちゃいましたから。
塗料が乾いたら、合わせて接着。

ところがこれはこれで、瞳の出っ張りが気になりますねえ。この際ここもちょい改造しましょう。
瞳を凹みに変更しました。

こっちの方が自然な気がします。
今回はこの辺で。
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- 2020/03/09(月) 11:09:40|
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玄米山がけ 柵で買った冷凍マグロ、食べてみて、ちょっと水っぽいな?と思ったので醤油をまぶして一晩おいたら、余計な水分が抜けて、それなりに美味くなる。そいつを拍子木に切って摺りおろした山芋と和える。

100均で買ったシュレッダー鋏で焼き海苔を多めに刻んで混ぜ込み…

山葵醤油で加減をしたら、炊き立て玄米にかける。

玄米は、白米よりも力強く、マグロの山掛けを受け止めるというより、真っ向から立ち向かうイメージで味が濃くて美味い。もちもちした白米と違ってパチパチと歯ごたえ固い玄米は、とろろで滑って噛みにくいが、そこはそれ、山芋の消化酵素が補ってくれるので心配ない。だから、玄米にとって山芋は好相性な組み合わせといえよう。
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- 2020/03/08(日) 10:15:32|
- 料理・食
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豚の焼き肉牡蠣醤油 私のうちは、豚肉を塊で求め、料理のたびに適した切り方をしていますが、少々面倒ながら自在に使えて重宝です。
豚の肩肉をひと口寸法のそぎ切りにしまして塩胡椒、粉を振って焼いてます。

両面食べごろに焼いたら取り出し、残った油で今度は牡蠣を焼きます。

牡蠣にも粉を振ってあります。
食べごろに焼けたら取り出し、残ったうまみ油を酒と醤油で煮溶かしましてタレにしますの。

焼けた肉と牡蠣に煮詰まったタレをかけて出来上がり。

上の写真は一人前で子供用、大人用は二人前を一皿に盛りつけました。

豚焼き肉の牡蠣醤油がけです。豚の脂に牡蠣の旨みが加わった醤油味のタレ。

こいつぁ白いご飯が進みます。
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- 2020/03/07(土) 09:23:03|
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ニットー
ワニゴン 2
懐かしき、ゼンマイ仕掛けのプラモデルを作りましょう。
日東科学〈ニットー〉のオリジナル怪獣ワニゴンです。

それでは説明書に従って…と行きたいところですが、まずは部品の整備からですね。古いキットです、ゼンマイも錆びてます。

ここは錆取り剤で丹念に拭くしかありません。

時計でしたら分解して掃除しますが、ここはこのまま動かしながら中まで拭き取るに留めます。

きれいになりましたら自転車油を注して準備完了。
つづいて外装の仮合わせ。完成体を想像するのが、また楽しいのです。

頭を合わせてみる。いい顔じゃありませんか。粗削りなヘラの痕が凶暴性を感じさせます。
胴体の内面にはメーカーの刻印があります。

“NITTO”の文字が懐かしくも嬉しい。
胴体と四肢を仮合わせしてみると…

おー!これこれ。これがワニゴン。でも前から気になっていた脚の短さ。ワニじゃなくて亀だよこれじゃあ。ワニゴンを組み立てるのは生涯三回目です。最初は子どもの頃、セメダインベタベタでした。二回目は大人になってから、設計通りに組み立てました。品物は總藝舎本部に預けてあります。で、今回が三回目ということで、ちょっと改造をお許しいただきたいと思います。
この短い四つ足、足首を切断しましてエポキシパテでチョイ足し。

硬化ののちにヤスリでシルエットを整える。

周りのしわしわと調子を合わせまして、ご丁寧に成型色に塗装しますと、ニセ部品の出来上がりです。

この程度でしたら違和感なく周りに溶け込むかな?と思いつつ、胴体に合わせてみる。

お!何となくいい感じです。改造は本意ではありませんが、原型キャラクターの持ち味を生かすという目的で、最小限の手を入れさせてもらいました。
これで部品がそろいました、次回いよいよ組み立てです。
え?なんでさっさと組み立てないかって?そりゃ長く楽しみたいからです。ねちねちじらしながら、進めてゆこうと思います。
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- 2020/03/06(金) 10:43:37|
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玄米の味わい 精米技術も進歩して、白い飯が普通に食べられる時代。米の殻を除いて、白く磨き上げる前の状態が玄米。

これを白くなるまで磨くことを精米といい、削れた粉が糠〈ぬか〉となるわけ。
玄米を食べよう。うちには炊飯器が無いので鍋で炊く。まずは水、玄米は固い、だから水の量は米の1.5倍。普通の白米で、およそ1:1なので50%増しという事になるね。
始めは強火。グラグラ沸かして沸騰したら中火におとし、水分が飛んでフツフツ、パチパチと鍋肌が鳴きはじめる。

蟹の穴がいっぱい開いてるね。
泡も消えて水っぽさが飛んだら、ここでコップ一杯の水を入れてかき混ぜる。

温度が下がって米が驚いて一回締まる。一粒一粒をほぐすように混ぜ、全体の緊張がゆるんだら再び強火で加熱。

沸騰したら、火を弱めて、ふっくりと米に火を回す。

15分ぐらい経ったかな?耳を澄ませて音から水分がなくなったら、しばし放置で蒸らす。
できたものをお櫃〈ひつ〉に入れて、仕上げの水分調整。

初めて炊いた玄米は、ちょっとベチャつき加減、でも二回目はコツをつかんで上手くできたので、上で書いたやり方はうまく行った方の物。
まずは何もつけずに、米だけを食らう。

うん、これが米なんだな、と唸るほどに味が濃い。そしてパチパチした外殻を奥歯で擂り潰すと香る豊かな穀物の風味。
翌朝、冷めたやつを塩で握って焼いてみたら、香ばしさは格段に上がって、食欲を刺激。

コーンフレークみたいな香りに甘い米の味、震えるような喜びに、自分が穀物主食系民族であることを再確認するのであった。
玄米の味わいは、たまにやるとご馳走になる。
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- 2020/03/05(木) 10:12:00|
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JUVENIA合体再生 1
特撮映画を観てますと、モスラが粉になってゴジラのパワーになったり、ウルトラマンが何種類か合体して強くなったりしてますが、時計の方はどうだろう?
こちらはゴミ同然のジャンク品2個。

左の個体は、もらい受けたゴミの中から拾い上げたもので、風防真っ白、側は一応形にはなっているものの傷だらけ。

リュウズ欠損、針は時針のみが辛うじて繋がっている有り様。文字板は生かせるかなあ?といった状態で、中身はというと…

JUVENIA611で、埃だらけではありますが部品はそろっている模様です。
もう一個のほうは、以前、文字板調達のために購入した個体の残骸。
(時計道楽96)
側はアシなし、文字板は銘なし、りゅうずはつるつる、針は生かせそうな外装状況。そして中身は同じく611。

こちらのほうが若干状態が良さそうです。
ざっと見渡してみたら、りゅうず以外は時計一つ分の部品はそろうことになりそうですから、一丁仕立ててみましょうか。

使える方の側をばらして並べてみる。

傷みの方はまあ仕方ないでしょうね、出来るだけのことはしてみましょう。
文字板は乾拭き、ロゴの脇の塗装剥がれの部分だけは、つや消し剤を少し塗って反射を押さえました。

問題はりゅうずです。ツルツルに減っていて、手巻時計にはちょっと苦しい。

ここで我が家の古物在庫をガサゴソ漁りまして…

ころあいの物を選び出す。

選考基準は、径は大きく、丈は薄く、です。手巻き時計ですから、径は大きいほうが巻きやすい、かといって全体がデカいと薄型デザインに見合わないばかりか、手首に当たるし巻真折れの原因にもなります。
りゅうずはこれで決定、部品の見通しが立ったところで、中身を取り出します。

JUVENIA〈ジュベニア〉のキャリバー“611”。
掃除と組み立ては次回に。
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- 2020/03/04(水) 11:16:22|
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パン粉ハンバーグ ハンバーグの肉だねを作ったので、そのまま焼こうと思いましたが、古いパン粉があったので、処分を兼ねてまぶしてみました。
それじゃあメンチカツだろう、とお思いでしょうが、衣になるような包み方ではなく、ただ単に肉だねをパン粉に押し付けただけの代物。

子どもの頃、使いに通った肉屋さんで売っていた生ハンバーグには確かパン粉がまぶしてあって、それを思い出したのも今回のきっかけ… ですが、あわれ記憶は定かではありません。
熱した油で片面をよく焼いたら裏返し。ブロッコリーと茹でたジャガイモをここから投入して、染み出た油で焼きましょう。

ちょっと焼き過ぎたかもしれないけれど、パン粉の部分がカリっと香ばしく焼けてるよ。
お皿には大盛りのご飯に胡麻塩ふって、焼けたこれらをドカンと乗せたら、昭和子供の大好きなハンバーグライス。

お味噌汁をつけるのが昭和風。おソースだって凝ったものを作りません、市販の中濃ソースがいい。

ちょっと強めの焼き加減でしたが、パン粉をつけてみた効果はいかに?

メンチカツの衣と違って、肉だねに同化しているせいか、自然な香ばしさで上々の出来でした。
若い人は御存じないかも知れませんが、ハンバーグと言えばハクション大魔王ですよね。デッカい口で美味そうにほおばる様は、子どもの食欲をそそりましたっけ。今回は大きいのをひとつ焼きましたが、いつか小さいのをパカパカと大魔王のように腹いっぱい食ってみたいものです。
…でも歳だしな、後でもたれそうなのでやめておこう。
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- 2020/03/03(火) 10:46:37|
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ニットー
ワニゴン 1
プラモデルを作りましょう。
今回は日東科学〈ニットー〉のゼンマイ歩行“ワニゴン”です。

どうです、この勇姿!ワニゴン!ベタですねえ。いいですねえ、わかりやすいですねえ、いえ決して悪口ではありません。それを言ったらガメラだってベタですから。子供がすぐ覚えられるというのは、キャラクター作りの大事な要素だと思います。
そして商品企画も良いですね、出始めの頃は仲間のガマロンといっしょに、ガメラやバルゴンといった有名人気怪獣と並んでラインナップされてましたから、何となく大物感があるのと同時に、誰だ?こいつ?といった注意を引いたんですね、それゆえ、怪獣ブームに便乗したマイナー怪獣たちの中でもワニゴンの名前はメジャーな部類となったものだと思います。
箱の横、短辺のほうです。

左右同じデザイン、お店に積まれて見える部分ですが、この個体は、天地の地、手前部分が見えるように積まれていたようで、色が褪せてます。

印刷の赤みマゼンタが飛んじゃって青ざめてまして、これも時代の味です。
反対側はシリーズラインナップです。

今回の物は1983年の復刻版でして、エントリーナンバー1がガッパ、続いてワニゴン、ガマロンと続きます。そう、これこれ、3番のガマロン、こいつが兄弟分ですね。
さあ、箱をじっくり鑑賞しましたら、中身を確かめるお楽しみ。
御開帳ー!

うはあ、この瞬間がたまらない。気持ちいいから、蓋閉めてもう一回やっちゃったりして、バカな私。そしてガチャガチャゆすって音を愉しんだら、ビニールのホチキスを丁寧に外して部品を並べる。

チョコレート色の成型色が実にいいですねえ、ごつごつした皮膚感が際立って怪獣という荒々しいイメージにぴったりです。
一方、ゼンマイギアーをはじめとした金物のほうはというと…

真鍮のハトメが一個足りませんが、その辺は問題ありませんね。そして鉛チューブの接着剤が懐かしい。
さて、次回より製作記録を控えてまいります。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/03/02(月) 10:03:52|
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