クウシンサイの悲劇 順調に発芽したクウシンサイの元気な成長具合を確かめに畑に出てみたら…

ななな、なんと…何者かに喰われて無くなっているという悲しき現実に直面しました。こんなのは初めてです、これまでは直播きしても必ず成功する夏野菜として重宝していたんですが、油断してました。やはり自然の物は思いどおりにはいきません。まだ間に合うので、やり直しをしましょう。クウシンサイは10月まで食べられますからね。
悲劇と言えば、エゴマとワタも種を播いたが一向に芽が出ません。

ワタはもらいもの、エゴマは期限切れだったのが、そもそもいけなかったんでしょうね、ワタはあきらめ、エゴマはクウシンサイ同様でやりなおし。
一方、自宅で発芽させた育苗組は、今のところ好調です。
まずはエダマメ。

うぶ毛の生えた柔らかい葉っぱをお日様に当てながら、自力でしっかりと立っております。
おなじくトウモロコシ。

6月あたりから成長に加速がついて、あっという間に背丈ほどに伸びるんです。
つるなしインゲンも元気です。

小さいトレイで種を播いて、効率よく植え付けができました。
次はナス科の面々です。
まずは本家本元のナス。

一番花が咲き始めました。本日は伸びた分を支柱に括る誘引作業をしました。
同じく誘引と脇芽掻き作業は、市販苗のトマト。

一段目がピンポン玉ぐらいになりました。
そして実生を試みた矮生種のモルトボーノは、一番花のつぼみをつけるほどに育っています。

そして、うどんこ病に悩まされていたズッキーニは、病を乗り越えて、一番実を着けております。

大きさはちょうど中一ぐらいですかね?
なにに例えておる?
いや、イメージがですよ。
そんなこんなで少しは畑らしくなってまいりました。
そして新しい命。

先週播いたモロヘイヤが発芽しています。
これがまた良く育つのです。
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- 2020/05/31(日) 12:57:50|
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大魔神貯金箱 これは何かのオマケだったのか?買った覚えはないけれど、ずいぶん前から飾ってあるのが小さな魔神像。だから大魔神じゃなくて小魔神。

高さ9センチ程度のかわいらしい胸像です。
裏返してみると、どうも貯金箱という設定だったらしいですね。

コインの入り口らしき筋引きがあるものの、塞がっているので使えません。おそらく貯金箱の型を流用したマスコットといったところでしょうか…と、底を見たら?

ちゃんとコインの取り出し口があって、蓋までついているじゃないの。
ならば、貯金箱として使おうと、刃物でコイン入口を切り出しました。

これで魔神の貯金箱が復活です。
…ということなんですが、顔が可愛いんですよね。

なんかイジメがバレて大人に責められ泣きそうになったクソガキみたいだ。そんなんでは私の信仰対象としてはとても頼りないので、申し訳ないが塗っちゃおう。
これ何だかわかります?

筆洗瓶の沈殿ヘドロです。奥に見えているのが上澄みのシンナー。ということで、このヘドロはいろんな顔料が混ざったミックスグレーというわけなのです。赤、青、黄色といった原色はおろか、メタリックカラーなんかも含まれているので、金属粒子なんかも混ざっています。これで全体をくるんじゃおうってわけ。
やってみたら、こんな風になっちゃった。

これぞミックスグレーの風合いです。土を固めたようなつや消しのグレーがソフトなタッチの造型によく合います。
ところがこれ、メタリックカラーの成分も含まれているので、乾いた布で優しく拭き上げると、凸部分に金属光沢がでて、鋳物のような重量感のある質感に変わるのです。

顔の部分には、金粉を混ぜた黒鉄色でメイクアップ。
目には金をさして黒で縁取り、瞳を小さめに描くことで、相対的に目を見開いたような印象になるよう塗りました。

これで完成、大魔神の貯金箱。

いい雰囲気です。これまでは拝んでませんでしたけれど、こういうお姿ですと手を合わせたくなりますね。
アラカツマの大神様、これでお気に入りが一つ増えました。

参拝客にお金を入れてもらわなくちゃ。
テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用
- 2020/05/29(金) 10:50:43|
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カツレツという日本食 Machineをミシン、Americanをメリケンなんて言ってた時代なんだろうな?Cutletからきたカツレツっという呼び名に文化の匂いを感じます。
豚肉の塊があるので、厚めに切ってカツレツを焼きました。たっぷりの油で揚げるトンカツと違いまして、我が家はケチケチスタイルで少ない油で衣焼き。

叩いた豚肉に塩胡椒、小麦粉、卵液、パン粉をつけて焼きました。
おなじみのせん切りキャベツに、家の前に生えてるパセリをちぎって彩りに。

この組み合わせこそ日本風。これがまたいつからキャベツを添えたのかわからないけど、肉や油によく合うんです。そして胃ももたれない。よくぞここにたどり着いたという感じです。それともうひとつ…

米の飯に合うのが、これ日本の洋食、西洋お料理というやつです。お箸で食べられるのがいいですね、この場合はテーブルマナーではなく、お行儀といいます。
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- 2020/05/28(木) 10:55:00|
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おちぶれ四銃士
幽霊騎士 1
幽霊騎士とは妖怪チックで、時計を呼ぶには申し訳ないが、本当にそんな感じだからしょうがない。
ご覧いただきましょう。

100年ぐらい前の懐中時計ですが、見た目はシミ、酸化変色、汚れなどなどでニシキヘビみたい、おまけに落としたか、踏まれたか、凹んで歪んでいます。
蓋を開ければ、中に騎士の刻印が…

この辺が幽霊騎士の名の由来、おっと、正式名ではありません、私が都合上勝手につけたアダ名です。
文字板側もスゴイ。

風防はありません。秒針もありません。時分針はくねってよじれて真っ黒け、瀬戸文字板もカサカサに汚れています。
裏の蓋を開けて、機械の中を見たって、だいたい想像通りの凄さ。

でもこのゴシックホラーみたいな景色、嫌いじゃないこの私。ゴーストとかバンパイヤが棲んでいそうな古城のような雰囲気が好きです。でもニオイはクサい。
でもこの曲線の面白い緩急針、何かが足りませんね?

これじゃあ役を成さない、小さな穴とサライがありますから、ここに何かが嵌まるのでしょう。その辺は追い追いということで、一旦解体しちゃいましょう。クサいので…

機械の解体も、汚いので詳しくは記録せず、先に洗ってしまいます。
ここは文字板下、あまり損傷の無いところ。

針回しの構造を見ておきましょう。ダボ押しと言われる、押しボタン式で動力巻き上げと針回しを切り替えるスタイルです。普段のりゅうず、は動力を巻き上げるために作用しますが、ボタンを押している間だけ筒状のツヅミ車が下がって針に連結、りゅうずを回すと針が動く仕組みです。

上の写真、カメレオンみたいな部品が、切り替えレバーですね。上からカメレオンの背中を押すと、尻尾が下がるという仕掛けです。
こちらが時計側。

上で書きましたように、一気にバラして次々と洗い瓶に投下しているのですが、中受け(中央を横切る長い板)が取れないのです。なんでだろう~?と思ってツツカナを抜いたら、なんと、受けの上からピンで留まっていたのです。

つまりこういう構造だったのです。

あ~あ、こりゃ解かりませんでした。
という事で、ひと汗かきました。続きは次回、この辺で失礼します。
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- 2020/05/27(水) 10:50:09|
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豚の山里風 近ごろの季節はデタラメです。春から夏へ、夏から秋へと移ろわず、暑くなったり寒くなったり、日替わりでころころ変わるので、体もついてゆくのがやっとです。
ちょっと季節外れの味噌あじを一品。
豚肉と牛蒡、葱を荒っぽく切りまして、ニンニク醤油で油焼きにしましたら、仕上げに味噌をからめる。

豚と牛蒡のみそ焼きです。

牛蒡というものは、色は黒いし土臭いから、力強い野趣が持ち味。豚肉の脂と味噌、ニンニクが加わったら、ひげ面の山賊が食べていそうなスタミナ男めしになります。

玄米とともに噛みしめると、牛蒡ごりごり、米はぱちぱちとはじけては香ばしき山里の香り。茶色い色みが寒い季節の温もりをイメージさせますが、外は夏を迎えようとしております。
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- 2020/05/26(火) 10:15:15|
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BANDAI
リアルアクション 初代ゴジラの修理 3
1996年のおもちゃ、BANDAIリアルアクション“初代ゴジラ”の修理をしていまして、ちょうど皮を被せたところです。

ただ、このままですと、動かしても皮の中で足の骨格が空回りしてしまうので、足の裏押さえで皮と骨格を固定しなければなりません。
ところが、足の裏押さえも長年の疲労で壊れてしまったので、ここで修理。

欠損部分はプラ棒を寄せて補い、元の形を再生、全面を0.5ミリ厚のプラ板で補強しました。
出来た部品をダークグレーでくるみ、皮と骨格をつなぎました。

そしてもう一つ、追加部品の製作です。

何を作っているのでしょうか?
それはシッポの台車です。尻尾の取り付けを可動式にしたせいで上体の重心が後ろに移動してしまったため、従来の台に足す方式で尾の高さを上げる工夫をしました。

こんな体勢になります。

塗装にも手を加えました。
まず体全体にメタリック塗料の黒鉄で表面をこすったあと、布で拭いて艶出し。

爪や目を塗り直し、目玉と背びれには、夜光を塗料をたっぷり塗りました。

これにて修理完了です。バンダイのリアルアクション“初代ゴジラ”。

ソフビともプラモデルとも違う、鳴きながら歩く怪獣玩具。工業的な接合部を排した生物的な皮膚感が魅力です。

あまたある怪獣の原点たるべきシンプルなシルエット。
ブラックライトを当てますと、夜光部分が良く光って迫力満点。

高さ20センチくらいの手ごろな大きさで、100均の電車セットをならべれば、テーブルライブショーが楽しめます。

中島春雄名人のようにはいきませんが、吠えながらゆっくりと動くゴジラは、ゼンマイ怪獣とはまた一味違う味わいです。うねる皮膚感がたまりませんね、鳴き声も最高。
これにてバンダイのリアルアクションシリーズ『初代ゴジラ』の修理を終わります。
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- 2020/05/25(月) 10:36:07|
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パクチータンメン プランター栽培のパクチーが食べごろ、そして若いスープセロリもみっしり密集しているので、お昼は南方風タンメンとまいりましょう。

鶏がらスープは薄味で、そこに葱とスープセロリを加えれば、一瞬でタイ料理屋さんのスープみたいになります。

ナンプラーや干しエビなんかがあれば、香りも南方風になるんですが、在庫を切らしているので今回は普通の塩味です。
麺の茹で上りを見計らってモヤシをスープで煮、タイミングよろしく麺にかけ、唐揚げとパクチーをトッピングしたら、パクチータンメンの出来上がりです。

米粉で作られたフォーなんかでやったら、南方風になりますが、今回は中華麺、これでも美味しいのですよ。私はカンスイの効いた黄色い麺が好きですね。

じつにサッパリした夏向けのタンメンです。ここにレモンとか、辛いお酢なんかをたらしたら一層美味しいのでしょうけど、健康上の都合でしばらく控えます。
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- 2020/05/24(日) 14:58:19|
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成長の季節 五月も後半になりますと、日照も長くなり、気温も上がりまして、一週間でめざましい成長がみられます。
先週植え付けた、たよりない子苗たちも逞しく立ち上がっています。
まずはエダマメ。

ずらし播きの効果が大きさに出ていますが、おっと、インゲンが混ざっていますね。間違って植えちゃったみたいです。このまま育てましょう。
本当のインゲンゾーンはこちらです。

順調に育っています。ある程度育ててから植えつけて正解でした。過去に直播きをしたら、発芽を全部鳥に食べられた悲しい経験がありましたが、今回は大丈夫そうです。豆の双葉は、ほとんど豆なので、鳥にとってはおいしいんでしょうね。
こちらはトウモロコシ。

ここもずらし播きの成果が表れています。
つるなしトマトも定着したら急に大きくなってます。

さすがに支柱いらずの品種だけあって、節間がぐっと詰まっていて安定がいいです。これからが楽しみです。
かたや市販苗の方は、早くも青い実をつけています。

写真はミニトマトです。今回は誘引と脇芽掻きをしました。
ナスもそれなりに大きくなっています。

女房のズッキーニは、うどんこと戦っています。

それでもウイルスに強い改良種とみえて、白い部分がまばらです。普通は一週間で真っ白になります。今回は感染葉を取り除いて、ダコニール1000倍液をかけました。
そのほか、モロヘイヤの種を播いて帰宅です。
自宅ではプランターのパクチーが食べごろです。

もしゃもしゃです。こういうのは自宅プランター栽培がいいですね。摘みたてを食べられます。
もうひとつはスープセロリ、別名キンサイ。

こちらも若いが食べられます。小さいながらもセロリの香りが素晴らしく、若くて柔らかいから、スープにパラリと加えて、そのまま美味しく食べられます。
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- 2020/05/24(日) 11:13:29|
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BANDAI
リアルアクション 初代ゴジラの修理 2
遊び疲れてへたったゴジラの皮をむいたところです。

これから修理をいたしますが、壊れた部品はあきらめましょう。

使えるところは生かしましょう。尻尾のジョイントは折れているのであきらめ、構造を見直し。
ここで、捨てるVHSビデオテープからとった板ばねを採用。

尻尾に切れ目を入れて板ばねを差し込み…

エポキシパテで埋めて固定します。固まりますと、尻尾のまん中辺が弾性を持って動かせるようになります。そして尾の付け根も、がっちり固定ではなく、ピンとキャップで連結、カクカク動くようにしました。

ただしかし、このままでは体の重さに負けて、上体がのけぞってしまいますので、押しバネを挟んで広げます。

これで弾力をもった尻尾の取り付けになります。…と、こうなったら尻尾を動かしたいと思うのが人情です。
脚の前後運動に連動させて、尻尾を吊り上げたい。ここで被せる皮と骨格をならべて、股の高さを確認です。

赤い線が股の割れ目になっているので、そこより上なら細工が可能という事になります。
日本のからくり人形をヒントにしまして、足の骨格と尾の一部をひもで連結。

右足が前に出ると、尾の先端が持ち上がるという寸法です。
皮を被せました。

試運転してみますと、思ったほどは動きませんが、尻尾がただついているだけではなく、力を感じる動きをするので、それなりに効果はありました。
次回は足の裏パーツと仕上げです。
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- 2020/05/22(金) 10:31:02|
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まぐろフレークで猫の気持ち まぐろフレークをご存知だろうか?まぐろの缶詰と申しますと、今ではツナ缶と呼ばれる油漬けが有名になって大きな顔をしていますが、それ以前は、まぐろフレークという、とても美味しいのが食卓の定番だったのです。若い人はご存知ないかもしれませんね?甘辛い大和煮のような味付けをされた、マグロのほぐし身の缶詰なのです。先日スーパーで見つけて、即購入。

あったかご飯にこいつをかけて、軽く混ぜながら口に運べば、ほかに何も要りません。

鼻を寄せて匂いを嗅げば、食欲をそそる懐かしい昭和の香り。
子どもの頃、近所のおばあさんが、汚れた皿に冷や飯をよそって、こいつを混ぜて猫にやってましたっけ。クサい猫が小さな口で、くちゃくちゃとがっつく姿、それが実に美味そうなの。今更だけど自分もまねして、音をたててがっついてみれば、美味しくて懐かしい猫の気持ち。
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- 2020/05/21(木) 11:03:22|
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おちぶれ四銃士
花柄色男 2
おちぶれ四銃士第三の男、中の機械を手入れしたところです。

ここに文字板を取り付けるのですが、取り付けてみたらパカパカゆるくて、このままでは針が遊んでしょうがないと、文字板のアシを見てみたら…

喰いつき部分が凄い虫食いになっています。これは仕方が無いという事で、SSフラックスを塗りましてヤニ無しハンダで埋めまして、ヤスリで形を整えました。

まさに歯医者さんごっこの心境です。
これでカッチリ、文字板と針をつけました。

針は銅針、鹿皮に赤粉をつけて拭きました。
出来上がった機械を側にセット。裏のベゼルおよび風防はすでに失われていますが、動く機械を生で味わうということで、このままで行きましょう。

側の方は、銀製品の手入れクロスでひたすら拭きましたら、草花に濃淡がつきました。

色男だねえ、花柄模様。ですがこの花柄、よく見ますと南国の草花のように見えます。ちょっと面白い。懐中時計によくみられるのは水仙の絵柄ですが、水仙はナルシス、うっとり自己満、ボクってきれい、懐中時計の蓋装飾というものはそういう軟弱な色男向けかと思っていましたが、これはちょっと違いますね。ヨーロッパにおいて、お庭に南方の草花を植えたがるのは相当な趣味人だと園芸の方で聞いたことがあります。これは個人的に好きですね。

蓋を開ける、蓋に映った機械の動きも、いとおかしといった風情です。

風防も、別の個体から持ち込んで組んだら、ワーゲンシュミットの出来上がりです。
おちぶれ四銃士、第三の男“花柄色男”が色気をいくらか取り戻したようです。
次回は最後“幽霊騎士”の手入れです。こいつは手ごわいぞ。
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- 2020/05/20(水) 10:11:57|
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よろこぶスパゲティ ホットプレートで焼そばみたいにスパゲティを作ります。
熱した油でソーセージとキャベツの合わせ炒め。時付けはアンチョビソース。

アンチョビソースにこだわりはありません。余ってしまいがちな調味料なので、この際使っちゃおうという魂胆。ここは別にナンプラーだって汁ごとツナ缶だって、ニンニク醤油だっていいのです。
味が回ってキャベツがしんなりしましたら、茹で上がりの麺投入。

麺は固めが良さそうです。
味見をして、薄手の塩味に決めたら黒胡椒を振ってお皿へ。
トッピングは塩昆布です。

塩昆布を混ぜながらいただきましょう。ちょっと和風のスパゲティ料理。
昆布〈こぶ〉は喜ぶで縁起がよろしい。だから
よろこぶスパゲティ 。
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- 2020/05/19(火) 10:49:42|
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BANDAI
リアルアクション 初代ゴジラの修理 1
時の経つのは速いもので「へえ~、新しいスタイルが出たんだなあ」と感心したのがつい最近だと思っていたら、すでに20年が過ぎていました。歩く!吠える!つなぎ目の無い皮膚再現とプラモデルでもソフビでもない新感覚の電動玩具BANDAI“リアルアクション ゴジラ”、発売が1994年だというんですから、結構な時間が経っております。
うちのは2010年ごろにリサイクル屋さんで買ったものですが、さすがに壊れてますので、この辺でリフォームをしたいと思います。
経年によるものなんでしょうね、そんなに乱暴をしたつもりはないけれど、尻尾の骨が途中で折れてペッチャンコ。

たくさん歩けば草鞋〈わらじ〉も減るてなもんで、足の裏押さえも割れてしまいました。

中はどうなってんだろ?ゴム製の皮を剥いでみたら…

接続部品が折れてます。外れているだけなら嵌め直せば解決ですが、折れてしまっては作るほかありません。
背中の皮もはがしましょう。

うかつにも電池を入れっぱなしでしたが、幸いにして液漏れはありませんでした。上の写真で見えている2本は単5電池で声を出すためのもので、その奥には動力のための単3電池が3本組み込まれています。

着ぐるみを剥ぐと、中から中島春雄さんではなく電動メカが現れる。これが本当のメカゴジラ。
さあ、次回より修理の記録を控えましょう。
テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用
- 2020/05/18(月) 10:56:06|
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豆類の植え付け おととい、5月15日の作業です。
ケチな種まきトレイで育てていた豆類の苗が植えごろになりましたので、畑に植えてきました。
こちらはつるなしインゲンです。

手前の2列がそうです。一か所に2~3本生えてますが、間引かずそのまま育てます。奥は調理用トマトで、支柱は要りません。
その奥には市販のトマト苗がありまして、今回は支柱への誘因と脇芽掻きです。

そして空き畝にトウモロコシを植えました。

女房がやりたいといって、一株だけ植えたズッキーニが、早くもうどんこを纏ってしまいました。

そしてその隣に、エダマメを二条にして植えました。

とれたての味の濃いエダマメはこたえられない美味さです。ちゃんとできますかどうか?
直播き組の中から、先週のオカヒジキに続いて、クウシンサイが発芽を始めました。

畑の様子は、ここまで。
自宅のプランターでは、スープセロリがぞろりと生えそろいました。

100均の小さなプランターでの密植で、柔らかくひ弱に育てたいと思います。昔、地植えで丈夫に育てたら、固い、苦いでたくさん食べられなかったので、今回うまく行ったら軟白で食べたいと思います。
バジルとパクチーの同居プランターは、異変が起きています。せっかく発芽していたバジルが何者かに喰われてしまって、代わりに撒いてもいないサニーレタスが育っています。

土に埋まって眠っていた去年の種が芽生えたのでしょう。生命の不思議です。せっかくなので育てて食べちゃう。
そして、夏のたのしみ、ツルムラサキが去年の場所に勝手に生えてきました。

これがまた、もじゃもじゃと食べ放題になると思うと嬉しいったらありません。
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/05/17(日) 11:15:32|
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新・お茶の間劇場はじめます 私もうっかり癌を患ってしまいまして、結局治すのに半年かかってしまいましたが、その間、仕事を休んで苦痛に耐えながら必死に闘病していたかというとそうでもなく、あれこれと工作三昧。
お菓子のトレイを持ってきて…

切ったり折ったり貼ったりしながら、宇宙艇の操縦席を見立ててみたり…

厚手のボール紙に簡単なスケッチをして、大雑把に着色たものを背景ベースにして…

白抜きの部分に適当な写真を貼り付けると、クラウン“スターファルコン”の操縦室になります。
紅茶の箱は、小さなキャリーバッグに…

シラスの皿と100均のテレビ台を組み合わせれば、即席の格納庫に。

近所に人がいないのをいいことに、おもちゃを持って野外撮影。

…と、こんな身近な素材を用いて、久々のお気楽写真漫画“お茶の間劇場”を製作しました。明日の5月16日より毎週土曜午前11時更新で全7回を予定しております。大好きなクラウンモデルのスターファルコンをカッコよく写真にしたい。おもちゃに命を吹き込みたいと、そんな気持ちで製作しました。内容は、知る人ぞ知るクラウンモデルの宇宙乗り物シリーズに敬意を払いつつ、これまでのお茶の間劇場より、さらにくだらなくなってます。ガッカリします。とても正気で見られたもんじゃありませんので、どうか怒らない程度にお付き合いいただければ幸いです。
テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用
- 2020/05/15(金) 11:07:37|
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とりめし きわめてシンプルです。そして簡単な炊き込みご飯です。
鶏釜飯と申しますと、銀杏ですとか椎茸、人参など彩り豪華なイメージですが、そうばかりではありません。鶏のエキスがしみ込んだ米という感覚でシンプルに味わうのも一つの手だと思います。
軽くすすいだお米に分量の水、鶏の挽き肉をバラバラっと入れまして、ぶつ切りの茹でタケノコ。

塩とだしの素少々を振りかけて火にかける。これだけでよろしいのです。カンタンでございますね。
とりめし でございます。塩気は極薄です。存在は肉にあらず、味となって米に染み入るニワトリであります。目を閉じて良く噛みしめて味わうニワトリご飯ですが、さすがに薄いな…と思ったら、山椒醤油をひとたらし。

たちまちお箸が動きます。
食べてみて思う… これってタケノコご飯だな。タイトルに偽りあり。
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- 2020/05/14(木) 10:59:54|
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おちぶれ四銃士
花柄色男 古い捨てられた懐中時計をいじっています。動きましたらお慰み。
明治おちぶれ四銃士、第三の男はこれ。

気障な花柄模様を纏いながらも、真っ黒になった哀れな姿は、まるで老いた色男。若い頃の栄光が忘れられないエロじじいみたいだ。
りゅうずを押せば蓋が開きます。

瀬戸文字板に割れは見当たらず、針も三本揃っているものの、風防はありません。開いた蓋の内面に彫られた騎士のマークに“W,F”のイニシャルは、ワーゲン商会のシュミット時計であります。(ネット調べ)
文字板は、全体的に細い線でまとめられています。細い線と広くとられた余白はエレガント(女性的)な印象に仕上がりますので、外の花柄とイメージ的によく合います。色男、金と力はなかりけり、といった具合ですが、この場合、金だけはありそうです。

裏の蓋にも同じ花柄が施されていまして、指で開けるスタイル。
蓋を開ければ機械が見えます。

まあ廃墟までとは言わないものの、汚れっぷりは見事です。
ヒゲゼンマイが外れて、ゆらゆらと回るテンワが哀れみを誘います。古びた空き家に悲しく回る風車〈かざぐるま〉。

文字板側に回りましょう。
この時計もレバーセット式針回し構造です。

中身を取り出して、文字板を外してみましょう。

上の写真はセットレバーを引いたところで、筒状のツヅミ車が針系の歯車にかかっていることが分かります。
裏側して機械の時計側を見てみましょう。

上の写真は天受け(大きな輪っかを止める部分)を外した状態です。
このまま解体を続けます。
脱進機を外しました。

ご覧のようにそれぞれの歯車に受け板がついています。これは噛み合わせ的にはバラツキやすくなりますが、組み立てる上ではひとつひとつに集中できて有難いものです。

真ん中の受け板まで取りますと、時計の配列が判ります。

残っている上半分が、動力の巻き上げ部分です。

一番大きいのが、動力ゼンマイが入っている香箱といいます。

長年の使用でメッキが剥がれて真鍮が露出しています。
部品を洗いまして、組み立ててみました。

テンプの組み立てに少々難儀しましたが、組んでみたらよく動きます。
次回は外装手入れと側付けです。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/05/13(水) 10:59:28|
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火事場蕎麦 一杯のかけそばに、何か一つ足したいなと思案していると、おかずの残り、ひじきの煮物がありました。
ひじきは醤油によく馴染み、栄養的にも申し分なし。
調べてみたら、マグネシウム、カルシウム、食物繊維に優れているという、今の私にピッタリの食材です。

入院中は、使っている薬の影響でお腹の調子が狂うとマグネシウムを飲んでいましたっけ。
こんなふうに、味も力も備わったひじきの煮物お蕎麦ですけれども、見た目がまっ黒なので火事場蕎麦と名づけました。
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- 2020/05/12(火) 10:02:05|
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ボロボロのヒーロー 2
怪しい人物に依頼された謎のヒーローだが、いったいキミは誰なんだ?

聞けば、パワーストーンがないと動かないという。
これがパワーストーンか。

大きなブルークリスタルだ。
周りにパープルを8個取り巻けば、奇跡のパワーが発揮されるというが、本当か?

このパワーストーンを動物の皮に貼ってベルトにし…

へその下、丹田のつぼに当てると…

うおぉぉぉー…なんだ?この光は?

だんだん顔になってゆくぞ。



おぉ、どっかで見たような見ないような、おかしな風貌ではないか。

あぁ、アンタだったのかい。今では好事家の間でしか語られることがない孤高のヒーロー、ある人はファイト仮面と呼び、ある人(私)はヨコファイターと呼ぶ。映画、テレビ、絵本ではお目にかかれない地味な存在だが、駄菓子屋でなら出会ったことがある。そう、5円引きのプロマイドだ。怪獣ネタであったら何でも商売になった昭和40年代に生まれ、名もなき怪獣たちと戦いを繰り広げ、人知れず消えていった名もなきヒーロー。でも私は好きだ。スペクトルマンとトリプルファイターをごちゃまぜにしたような陰気なデザインと中途半端な人相。現代風のアメリカナイズされたペンタッチのデザインよりも味がある。人気は出ないだろうが味は出まくりである。私もそういう人物になりたいものだ。

ファイトー! 気になったら“ファイト仮面”で検索してみてくれたまえ。
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- 2020/05/11(月) 10:14:48|
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子苗の植え付け 一週間ぶりの畑作業です。
今回は実生〈みしょう〉の子苗を植えつけてきました。
まずはトマトのモルトボーノ。

本当は一番花がつく頃の定植が良いとされていますが、ケチって小さいトレイに種まきをしたので、本葉四枚で定植しちゃいました。これが実をつけるのは、おそらく7月以降の見込みですが、その間一足お先に実を下げるであろう期待をするのが、市販苗の面々。

大きさが全然違います。市販苗は日本種スタンダードでホーム桃太郎という品種です。
エダマメ、トウモロコシは発芽が悪かったですね、種を播いてから冬並みの低温にさらされたりして、成長も今ひとつです。

小さいトウモロコシですね。エダマメも一つ発芽せず、三株の定植です。

そして新しい希望、オカヒジキが芽を出し始めていました。

自宅の方では、10日前に播いた二番手の豆類が良く育っています。

これらもケチって小さいトレイに播いたので、近いうちに植えつけなければなりませんね。
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- 2020/05/10(日) 10:15:55|
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肉巻き三色 豚肉の薄切りがあるんだけど、大人四人で食べるには心細い量なので、何とかボリュームをつけたいのね。で、野菜を巻いて焼くことにしたのですが、今回はよくばりで三色にしました。
エノキはそのまま生でいいとして、ジャガイモはせん切りでバター炒め。

軽く塩をふります。最初はポキポキしてますが、やがてでん粉が水分と反応してねっとりとしてきます。お皿にあけて冷ましましょう。
これで二品、最後はキャベツ、こちらもせん切りにして油炒め。

うす塩でしっとり炒めたら、お皿にあけて冷まします。
これらを豚肉の薄切りでクルクル巻きまして、準備完了。

閉じめから焼きまして、全体に回し、ニンニク醤油をからめる。

豚にニンニク醤油は無敵です。
素朴な野菜三色肉巻き焼き。

一人前が薄切りの豚肉三枚という心細いものですが、味が三種類あるから満足感も上々、濃い目のニンニク醤油でご飯もバンバン進みます。
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- 2020/05/09(土) 09:16:20|
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ボロボロのヒーロー 戦い疲れたヒーローが、ボロボロの姿になって運び込まれた。

よほど酷使されたと見えて、剥がれた塗装も痛々しい…
怪しい人物から修理再生を依頼されたのだが、安請け合いをして今では後悔している。
両手首はすでに素材が劣化して折れているので、直すというより、作るほかあるまい。
右手首…

手首の前腕パーツに差し込む部分が折れている。ここはプラ棒で接合しよう。本当は3ミリ径の丸棒を使いたいのだが、手首に穴を開ける都合上、残肉がなくなるので、2ミリ径の丸棒を差し込むことにした。

だがこのままでは細いので、太くしなければならない。先端を火で炙る。燃えないように局部加熱すると、プラ棒が溶けて太くなる。掃除した前腕ホゾに差し込めば、果たして…

この方法は成功したようだ。
次は左手。

これは面倒だ、手首と手根の連結部が折れている。
3ミリ丸棒を削って手根に嵌まる可動部を作る。

手根に挿してピン止め、エポキシパテで手首を成型した。

硬化ののち、ヤスリで成形して、右手首と調子を合わせる。

これで両手首の修理は終わりだ。

ほっと胸を撫でおろし、かいてもいない額の汗をぬぐう。
次は胸部、腹部の塗装だ。
超硬質皮膜でコーティングしたいところだが、普通のラッカーで二度塗り。

他の部分はゴールドメタリック。

ゴム製のブーツは、手首に合わせてブルーだ。

謎のヒーロー、きみは一体…誰なんだ⁉
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- 2020/05/08(金) 10:02:46|
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スプラウトやってみよう 私の住まう関東では、気温が20度前後に安定したこの季節、スプラウト栽培のチャンスです。スプラウト、平たく申せば新芽モヤシといったところでしょうか。ファミレスのサラダバーによくあるもじゃもじゃしたやつもその一つですね。ちょうど、もらった種が4種類あるので、この機会に試してみました。

スプラウトは水栽培のモヤシをそのまま食べるので、種は専用のものに限られます。畑用の種には薬剤処理がしてあるので向かないそうです。
では始めましょう、と言いつつ根を張らせるためのスポンジがないので、ぬいぐるみ用に買った綿をちぎって水を含ませ、空き缶の底に敷いて、種を播きました。

発芽までは暗くするという事で、覆いをして出窓に置いておきました。

種が乾かないように水をかけながら管理しまして…
三日目の朝
種が膨らんで、割れてきました。(写真はカイワレ)
四日目…
もこもこと根が伸びてきました。(写真はブラックマッペ)
五日目…
私が悪かった…説明書では“種が重ならないような容器で”とあったのに、缶に詰めてしまったため、このままではあふれてしまいます。

…ということで、水替えを兼ねて、容器を追加しましょう。
ボウルにためた水の中に一度あけまして水洗い。綿に根を張った分は、そっとそのまま缶に戻す。

本当はこんなことしちゃダメですよ。
そして残りは、綿を敷いた追加容器に平たくならべます。

まあ、この時点で水が相当濁っていましたから、取り替えるいいタイミングだったように思います。
水替え植え替え作業終了です。

缶の方は出窓に戻し、追加分はまだ小さいので箱を被せて暗くして保管しました。
そして六日目… 出窓組は一気に見本写真のようになりました。

一方箱を被せた追加組は、まだ青白いモヤシです。

ここで水を替えまして、日陰は終了、すべてオープンとなります。
七日目… 出窓組は、もう食べごろです。

ですが、今イチ気が乗らないので水替えをして保留。
追加組もだいぶ緑がかってきました。

こちらも水替えをして見送り。
そして八日目、すなわち本日。

爽やかな朝日を浴びる出窓組、美味しそうですね、いただきましょう。
缶から取り出し、根の張った綿をつまんで、きれいな水で振り洗い、すすぐとともに種の殻などを取り除きます。

カットトマトに岩塩をふり、オリーブ油を垂らしたものに天盛としてスプラウトをふっさりと。

まだ生きている、とれたての新芽です。シャキシャキと歯切れよく、ほとばしる味と香りは若々しさ爆発。損得勘定で生きているつまらない人には、一瞬で消える食べ物に一週間もかけるなんてバカバカしいと笑われるかも知れませんが、一瞬で消える食べ物が一週間楽しめると捉えるのが私のやり方です。育てるのも楽しみのひとつです。
まだ残り組がいます。

室内のミニ農園、お家で楽しんでみてはいかがでしょうか。
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- 2020/05/07(木) 09:28:50|
- 料理・食
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おちぶれ四銃士
金色ダンディ 2
壊れた懐中時計をいじっています。
こちらは真鍮製の機械。

中身を取り出して、テンプを外しました。

歯車を押さえている受け板を開けて、輪列レイアウトを見る。

りゅうずを頂点に、巻き上げ、二番(真ん中の大きい歯車)、テンプが天中線上に直列していて美しいとは思いますが、テンプが僅かにずれているのが惜しい。
巻き上げ系統を外します。

汚ったねえ、油べっとり。
残り全部を外して地板を洗いました。

ふだんは面倒くさいので取りませんが、今回ばかりは中央の筒車まで洗いました。
歯車まで組み立てて連結を確認。ザラ回しと言いますが、ここまでは良好です。

脱進機を取り付けたら、機械は動きました。

健気だなあ、この自力で動く小さな機械が生きているようで可愛いのです。
機械はこれでおしまい。外装の方へまいりましょう。
側を拭き上げました。

内側が銅色で淡い金のグラデーションが心地よいです。
で、機械を嵌めてみたものの…

やはり機械と合わないので、ベゼル、文字板受け、機械の地板を削って嵌まるように修正しました。

風防は、自前の在庫から寸法の合うやつを探しまして…

できあがり、金色ダンディさん。

全体が赤みがかっているのは、金メッキが薄くなって下地の銅が覘いているのか、もともとローズゴールドのメッキなのかはわかりませんが、キンキラキンより上品で良いかとおもいます。
裏の蓋を開ければ機械の動きも楽しめます。

明治おちぶれ四銃士、二つまで片付きました。
次回は花柄色男です。こいつがまた楽しみだ。
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- 2020/05/06(水) 10:57:52|
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太陽さん、今何時? 太陽は、古代より神と崇められ、地球万物の生命を育む偉大なる力で、はるか天の向こうから我らを包み、見守ってくれている遠い存在のようなイメージですが、これを使うと直接コンタクトができるのです。
それは…

小学館の学習雑記『小学8年生』の工作付録の『正確日時計』です。
子供だましではありません。天文時計設計士の手による通年分単位までわかる時計ですから本物です。
ご覧ください、この精密な計算曲線の数々。

一見難しそうですが、ポイントを覚えてしまえば簡単です。取っつきにくいとは思わないで、試してみましょう。
それでは組立てです。
子どもの頃でしたら、ミシン目に爪を立ててブツリブツリとちぎっていましたが、せっかく大人になったんですから、きれいに切り抜きましょう。

部品は6ピース、組み立ては簡単です。思えば子どもの頃から工作が好きでした。学習雑誌など工作付録が目当てと言ってもいいくらいです。昔、駄菓子屋さんでくじ引き式の紙付録が売っていたのをご存知だろうか?学習雑誌の付録が、5円引きプロマイドの要領で、中の見えない袋に入って綴じられているやつです。私はそれが好きでしてね、手触りで厚みのあるやつを選んで引いて、中を開けたらアッ子ちゃんの着せ替えでガッカリ…とかね。逆に怪獣貯金箱なんかが当たった日には、小躍りして喜んだりしたものですが、組み立て手順書はだいたい本誌にあるもので、それがないから自力で考えながら組み立てるしかない。今思うと、そんな経験が、ある程度工作の勘みたいなものを育ててくれたのかも知れませんね。

紙工作の設計も、昔に比べずいぶん進んでいます。差し込み抵抗なんかもずいぶん心地よくなりました。
完成です。

令和2年5月5日こどもの日、ここ関東は晴天に恵まれております。
ここで手順でしたら、方位磁針で北を当って日時計を設置するのですが、実際のところ、電波時計の時刻に合わせて日時計の位置を決めちゃいました。持って歩ける日時計だから、それができちゃう。でも実のところ、それにも意味があって、コンパス(方位磁針)の示す北と真北とは実は違うと、本誌に解説が載っていました。さすが学習雑誌です、ひとつ勉強になりました。
それと、時刻補正記入です。日時計の文字板は東京基準で書かれていまして、ご存知のように日本列島は東西に長い。北海道と九州では太陽との位置関係が異なります。そこを埋め合わせるのが時刻補正、ちゃんと表がついてます。私のところは埼玉なので+1分、それを台座に記入。

外に置いて、時刻を見てみよう。線がいっぱいあって、ちょっと難しそうですが、ポイントはひとつ“今日はどこ?”です。今日は5月5日だから、5月の白い帯をたどればいいのです。カンタンでございますね。そして時刻線と影の交差点が現在のポイントとなります。

上の写真、5月1日と6月1日に挟まれた白い帯が5月ゾーンで、交差する赤い破線が9時30分、隣の青い細線が9時40分ですから、9時42~43分あたりに影の境界があります。そこへ補正分+1分したのがただ今の時刻となるわけですが、まあ1分ですと目視の誤差に入っちゃいそうですから、そのまま飲み込んじゃうとして、このように直接太陽に話しかけることができ、返事を受け取ることができる、それが、この日時計なのです。

面白いのは、このまま外に放置しておいて、数時間後に覗いてみるんです。動力も何もないのに、正しく時が経過しています。時計の原点ともいうべき日時計、一度お試しいただきたいものです。ただし、夜はだめよ。夜は時を忘れましょう。
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- 2020/05/05(火) 11:44:50|
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イマイ
妖怪自動車 9
今井科学(イマイ)の昭和復刻プラモデル、ゲゲゲの鬼太郎“妖怪自動車”の自動車単体が出来上がりました。

忘れていた目玉のオヤジの塗り、これがシンプルなだけに意外と難しくて、塗っては消して、塗っては消して、三回目でやっと着地しました。
所定の位置に固定したら、出来上がりです。

それでは鬼太郎を乗せましょう。
「待ったー、その車ちょいと待ったー!」




…ということで、写真スタジオ到着。といっても、いつもの作業台にウレタンボードを置いただけですが…

ゲゲゲの鬼太郎“妖怪自動車”1990年代の製品と思われますが、昭和42年(1967年)の金型を用いたリバイバルキットということです。

動力はありませんが、手で押したり坂をつくって走らせたりすると、キュコキュコとこすれ音をたてながら、下駄やランプ、目玉おやじが乗ったホロがカタカタと上下します。


鬼太郎のシンボルとしての黄金の下駄。

ランプとともにカタカタと動きます。ランプに嵌めたクリスタルも良い効果を上げています。
車体の底面は黒っぽく塗りました。

真ん中には動力ギアを嵌めることができます。

これは別調達、チョロQから持ち込んだものですが、やはり車体が重すぎるようで、30センチくらいしか走りませんでした。

これにて鬼太郎の愛車『妖怪自動車』の製作を終わります。作って楽しく、また遊んで楽しい昭和のおもちゃでした。現代のゲーム子どもたちよ、液晶世界もいいけれど、アナログな作り物はもっといいぞ。手ざわりや重さ、匂い、というものがあるからね。そしてなにより動きを感じてほしい。
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- 2020/05/04(月) 09:43:49|
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ナスの植え付け2020 リハビリを兼ねて歩くようにしています。
外出自粛を申し渡されてはおりますが、密とはほど遠い誰もいない畑道。うっすらと汗ばみながら今年のナス科を植えてきました。

ナスは全部で4株、長茄子と水茄子を2株ずつです。それとピーマン代わりの万願寺唐辛子と普通のシシトウ各1株。私もバカですねえ、万願寺とシシトウはキャラがかぶって両方要りませんでしょうに。あぁ、おそらくこうだ、例年だと激辛唐辛子を加えるところを、辛さが体に悪いのでシシトウに置き換えちゃったんだきっと。まあいいでしょう、一生懸命食べればよろしいのです。
女房が一列やりたいというのでズッキーニをひとつ植えました。

ズッキーニはすぐ“うどんこ病”になってしまうので、ビニール袋を伸ばして泥はねよけを作りました。
それから女房、メンカ〈綿花〉の種を持ち込んできたので播いてみました。さてどうなることか?

自宅では例年通り、日よけのゴーヤーを植えました。

普通のゴーヤー2株に加え、苦さの弱いサラダゴーヤというのを1株試してみました。
初夏になり、畑や園芸がいよいよ面白くなってきました。
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/05/03(日) 16:49:46|
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