ピザモドキ 少し前に、重曹を使って饅頭の皮を作りました。上手くできたものでいい気になって、ピザ風のおやつを作ろうと、ふたたび生地を練りました。
薄く油を塗った鉄製のステーキ皿に、生地を伸ばして貼り付ける。

ところがこの生地、弾力があって戻ろうとするので、グイグイ引っ張りましたら、途中切れてしまいましたが、まあいいでしょう、縁は厚め、中は薄目で伸ばします。
ここへトマトをスライスして並べて塩を軽く振ります。

トマトソースは要りません、トマトに塩で十分です。
ここにピザ用チーズをかけまして、香りづけのオリーブ油を少々。

魚焼きグリルに皿ごと入れて、天火で焼きあげます。

緑の刻みはパセリです。バジルが有ったらなお良いですね。
できましたピザモドキ。

なかなかのおやつですけども、そこはアナタ、ピザを期待してはいけません、生地が全然違いますから。そこはもどき料理、イースト風の香りはなく、シンプルにふくらんだ小麦の素朴味です。

とにかくとろけるチーズをからめたトマトが美味いの。あっつあつのトマトバクダンがチーズをヌルリとすり抜けて口の中でブシャー!っと大爆発。それを支えるのがこの香ばしい生地というわけ。カンタンでございます。ぜひ、お試しくださいませ。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/06/30(火) 10:41:50|
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POLAR LIGHTS
THE WOLF MAN'S WAGON 5
お化けの自動車プラモデルを、塗装のためにバラバラにしました。
こちらはエンジンです。

メタリックカラーのダークアイアンで塗りました。

乾いたら布で拭き上げて艶出し、メタリックカラーとはよくできたもので、金属質に光ります。
こちらは排気筒。

ラッパみたいなクラシックタイプ。こちらもダークアイアンで塗りまして、メタリックのシルバーでハイライトをつけました。

これを布で
磨きますと…

刷毛あとも消えて、金属的なつやが出ました。

エンジン回りの塗り上がりです。
次回は前輪、後輪です。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/06/29(月) 10:58:48|
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トマトの整枝とスティッキオ植え付け 雨が続いて植物たちは大喜びです。
緑が増えて、水分をたっぷり含んだ野菜畑が気持ちをリフレッシュさせてくれます。
ミニトマトのの色づきに加速がついてまいりました。

上の品種はまん丸いプレミアムルビーですが、タテ長のアイコも負けずに追い上げてきています。

実に美味しそうです。この景色が見たくて野菜を育てていると言ってもいいくらいです。
普通サイズの大玉トマトも、バジルと仲良く同居している。

ところがところが、ツルなしで植えっぱなしていいと信じていた調理用のトマト“モルトボーノ”は伸び放題の密林状態になってしまい、しゃがんで畝間通路を覗いてみると…

もう何が何だかわからないくらいの葉っぱだらけ。これじゃあ風通しも悪く、病気も招くという事で、バッサバッサと葉っぱを落とし、枝を間引いて、スッキリスカスカに刈り上げましたら…

向こう側が見えるようになり、実の方もようやく陽の当たるところに顔を出します。

けっこうな汗をかきました。
その他の野菜も元気です。
育ちが悪かったつるなしインゲンも、青々と元気を取り戻しましたが…

今日でおしまい。残りを収穫して撤収です。

エダマメも順調ですね。

豆のふくらみを待ちます。
ナスもツヤツヤの実を下げております。

緑の中の紫が美しいですね。
ズッキーニは巨大化してしまいました。

こうなるともう大人を通り越してアンドレです。(わかんねえだろうなぁ)
クウシンサイはもう少しで食べごろを迎えます。

食べごろを迎えますと、もう食べきれないほど成長します。そして10月いっぱい食べられます。
10月いっぱい食べられるというと、こちらのモロヘイヤもそうです。

このあとグングン伸びて、背丈を超えるほど大きくなります。
最後に、自宅で育てていたミニサイズのウイキョウ“スティッキオ”の苗。

これらを女房に植えてもらって、今週の作業となります。

このように、大体10センチ間隔で植えました。
収穫物はこれだけ。

今週も雨が続く予報だそうです。
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- 2020/06/28(日) 12:17:47|
- 家庭菜園
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POLAR LIGHTS
THE WOLF MAN'S WAGON 4
狼男のお化け自動車です。
素組みでの鑑賞を愉しみましょう。

本来ですと、ここにアクセサリーのネズミが付くのですが、この時点ではまだ作っていません。このあと解体して塗装をし、最終形態の決定時に付けたいと思います。

成型色がアイボリーの一色なので、西洋彫刻のように、このまま完成に持ち込むのもアリですね。それほど、原型の作りがいいです。

リアルな彫刻ながら、デフォルメされたポージングという、ユニークデザインのディスプレイモデルです。このあと、再度バラバラにして、塗装彩色にかかるわけですが、その前に、ちょっと手を入れたいところがあります。
それはここ、狼男の接着しろです。

狼男の座る部分に穴が開いていて接着用の壁が立っているのです。鬼太郎の時のように、乗り物だけの写真も撮っておきたいので、この穴がどうしても不自然になってしまいます。なので、改造は本意ではありませんが、縁取りの壁を削り落としまして、プラ板で床板を作りました。

このまま接着をしまして、床の穴を塞ぎました。

次回から、塗装にかかります。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/06/26(金) 10:26:19|
- 玩具・造型
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南方風味汁ソーメン タイ料理だったかベトナム料理だったか忘れましたけど、魚のすり身団子の入った麺料理がありました。麺は米粉でできたチュルチュルしたやつで、スープはセロリの香りがするあっさり味でした。
今回はプランター栽培の香草と、茹でおきのソーメンを使って、南方風茹で豚ソーメンを作ってみました。
まずは茹で豚を作ります。
塩水を煮立てて、豚肉の薄切りを茹でます。茹で汁は勿体ないので、そのままスープにしちゃいます。
豚のゆで汁にナルトのブツ切り、タマネギせん切り、プランターのスープセロリを加えて煮立てます。

湯通ししたソーメンに、茹で豚と、多めの油で揚げるように焼いた玉子をスタンバイ。

熱々のスープをかけて、これまたプランターで栽培しているパクチーをちぎってトッピング。

これでよろしいのです。南方風汁ソーメンのできあがりです。ここに魚醤ナンプラーなんかをたらしますと、より南方風味が立ちますが、在庫が無いので、このままあっさり塩味です。でもパクチーとセロリの威力は絶大ですね、完全に夏イメージの料理になります。

今回は、辛い油とレモン汁をたらして、南方風味をたのしみました。
食べなれたソーメンも、一風変わって異国の味。
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- 2020/06/25(木) 10:26:02|
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SEIKO
ロードマチック 5606A 2
いじっておりますのは、1969年のセイコー“ロードマチック”です。

機械はcal.5606A。これは以前に控えたもの
(時計道楽 127)と同じなので、機械の詳細写真は割愛します。

錘をつけたら、機械をケースに収めます。

文字板は、白ベースのスッキリしたデザインです。高かさのある植え字が、放射状ではなく水平配置に組まれています。短くて太いという力強さがある分、斜めという躍動的な要素をなくして、落ち着いた安定感をもたらしています。ただ、ロゴの位置は曜日の窓と右揃えの方が良かったんじゃないかな?なんて思ったりしますけど…、まあカッコイイ時計です。
風防とベゼルを組んでヘッド完成です。

文字板に映る植え字がカッコイイですね。
さて、ヘッドができたところで、バンド探しです。
こんなのどうでしょう?

ステンレス切削無垢の4本クシバです。つなぎのクシバが、文字板の植え字に近いイメージを持っていたので選びました。

いろいろなデザインがある金属バンドを選ぶときは、ヘッドの方に何か共通点を見出すと、割と失敗しませんね。
スポンジヤスリでこすって、汚れ落としと目付の方向を整えまして、洗浄したら準備完了です。

はたして、選んだバンドは似合うかな?

まあ違和感はなさそうですね。
できました、セイコー“ロードマチック”5606Aです。

スポーティーなルックスながら、脂ぎってなくて好感が持てます。

さっぱりした塩顔のいい男。
本日の控え
SEIKO LORDMATIC 5606A 23石自動巻き 1969年 でした。
このあと、1970年代に入りますと、文字板のカラー化、ガラス風防の普及、クオーツの登場など、国産時計の激変期を迎えるわけですね。
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- 2020/06/24(水) 10:44:18|
- 時計
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やわらかオムライス 鍋に残ったトマトソースで何を作ろうかな?
冷やご飯を入れちゃいました。

きざんだハムとケチャップを少々足しまして、加熱しながら混ぜましたら、リゾットみたいな洒落たもんじゃあないけれど、しっとり柔らかいトマトライスができました。

ここに、一個半分の片面平焼きオムレツをペロンとかける。

玉子の割には白っぽいでしょう?全卵一個と白身一個分なのです。ゆえに一個半。では黄身一個分はどうするの?
こうするの。

ブチ! ボルケーノ!

青海苔みたいな粒々は、乾燥バジルです。
これがやわらかオムライスの濃厚黄身ソースであります。

こいつはさぞや美味かろうという見た目ではありますが、黄身の威力は白いご飯にこそ発揮されるものでありまして、やわらかトマトライスの前では威力半減、すっかり飲み込まれてしまいました。
オムライスは、やはりベーシックなものが一番いいですね。
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- 2020/06/23(火) 10:56:20|
- 料理・食
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日本プロレスの父
力道山 押入れから出てきた古いプロレスプロマイドも、いよいよ最後となりました。大トリは、日本プロレスの父、力道山です。
私は、時代的にリアルタイム世代ではありませんが、何しろ戦後最大のスターですから、日本のプロレスファンでその名を知らない人はいないでしょう。現在では、プロレスファンというと、ちょっとマニアックなイメージを持たれますが、力道山の活躍した時代は国民だれもがプロレスファンだったといってもおかしくないくらいにメジャーなプロスポーツだったそうな。今と違って我ら庶民にとって、海外の情報が希薄だった時代に、吸血鬼やら人間山脈、密林王なんていう、怪しくも恐ろしい怪物たちが次々と海を渡って襲って来て、力道山が迎え撃ってやっつけるという対決の図式は、敗戦の傷痕も生々しい当時の日本人の心をつかんだに違いありません。悪いガイジンをバッタバッタとやっつける力道山のファイトスタイルは、どちらかというと荒っぽい。でもそれが効果的だったように思います。なぜなら、戦争に敗けた屈辱を晴らすには、高度なテクニックでキメるより、やっぱり“空手チョップ”のほうが痛快ですからね。

そういえば子供の頃、プロレス好きのおばさん(おばあちゃん)というのが結構いましたが、今思えば、夫や恋人、息子なんかを戦争で失った悔しさを力道山の背中に被せて、アメリカ人をブッ飛ばしていたのかも知れませんね。
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- 2020/06/22(月) 10:28:11|
- プロレス
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雨が上がって… 朝まで雨が降っていました。昼近くになり、晴れてきたので畑に出ますと、草ぼうぼう。

梅雨入りしましたこの時期は、植物の天国です。栽培植物も喜びますが、雑草たちはもっと喜んで大きくなります。
この辺なんか、どれが誰だかわかりません。

お目当てであるモロヘイヤだけを残して、チマチマと除草。

残したこれらがモロヘイヤです。この後、数か月かけて木のように大きくなります。
それから驚いたのが、支柱いらずの調理用トマト。

ものすごく大きく茂って、通路も何もなくなってしまいました。
藪をかき分けてみたら、中には小さな実がついています。

いやいやこれは、もしかしますと蒸れて病気になるかもしれません。今回は、株を持ち上げて、紐で括ってきました。
ミニトマトは先週に続いて、どんどん赤く色づいてきています。

大玉の方も実がだいぶ大きくなってきました。

このまま健康に完熟してもらいたいものです。
一週間で劇的変化を示すのが、この時期です。トウモロコシの雄花が早くも伸びてきました。

ナスだってこれ、急に生り始めました。

こちらはシシトウ。

ズッキーニは大人になりました。

雨が大好きな南方野菜、クウシンサイも大きくなっています。

先週食べた分を補って、さらに大きく茂っているオカヒジキ。

まだまだ大きくなりますよ。
先週まで色悪く元気のなかったインゲンも、いつの間にやら実を下げていました。

ついこの前まで子供だと思っていたら、いつの間にか彼女が出来ていたみたいな成長の驚きです。
ということで、本日の作業は、草取りとトマトの整枝、そして初物の収穫でした。

いよいよ目の離せない季節がやってきました。
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/06/21(日) 16:19:21|
- 家庭菜園
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POLAR LIGHTS
THE WOLF MAN'S WAGON 3
お化けの自動車ですよ。

接着ができましたら、目立つ箇所の合わせを、パテで埋めます。

固まったら紙やすりで均しつつ、他の部品を切り出し。
この辺は前輪後輪ですね。

手首の生えた前輪が魅力的。

後輪はシンプルに一本軸止めです。

最後は排気塔の部品を組み立てまして…

エンジンに取り付けましたら、お化け自動車の出来上がりです。

クラシックな遊園地みたいで楽しいデザインですね。
前輪から手が生えてるし、後ろには足が生えてます。

そういえば、鬼太郎の自動車にも足が生えてましたっけ。お化けの自動車に足を生やすという発想は、洋の東西共通なんでしょうかね?ま、車のことをアシとも言いますし。
では次回狼男を乗せてみましょう。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/06/19(金) 10:12:20|
- 玩具・造型
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タンサンまんぢう お酒をやめたら、すっかり甘党になってしまいましてね、ご飯のあとに饅頭を欲しがる始末で、とうとう自分で作っちゃおうと、つぶあんを1キロ買ってきてしまいました。
皮の方は市販のホットケーキミックスで、ちょこっと作っちゃおうかな?と思いきや、ちょうど自粛生活の最中で皆さん考えることが同じなんですね、品不足で売ってなかったのです。なので今回は、重曹を使ったタンサン饅頭に挑戦しました。
分量は五個分です、重曹の袋に書いてある数字にならっでやってみました。

割と覚えやすいです。粉100に水50、つまりだいたい2:1ですね。粉、すなわち小麦粉100グラムには小匙2/3の重曹を混ぜておき、水50ミリリットルにはお酢を大匙一杯溶かしておきます。これらを合わせてよく混ぜ、感触にムラがなくなりましたら、ラップにくるんで寝かせます。

30分ぐらいかけまして、水分と粉分をなじませます。寝かせますと、はじめボソボソしていた感触が滑らかになります。
生地を5等分しまして丸め、手のひらでペッタンコに伸ばしまして…

丸めたあんこを乗せまして、手前と向こうを引っ張ってつまむ。

次に左右を引っ張ってつまむ。

四隅を閉じて真ん中に寄せれば、包み込みオッケーです。

プロみたいにやろうと思うと無理がありますが、このようにすれば我々素人でも失敗なく包めますね。これでよろしいのです。
閉じ目を下にして、蒸し器に並べ…

10分程度蒸しました。本当はそんなにいらないでしょうけど、解からないので経験して覚えるしかありません。
蓋を開けると?

感動のご対面。ふっくらと膨らんだ美味そうな饅頭ができているではありませんか。
自家製ゆえに、ごつごつと不器用な見た目ですが、そこがそれ、手作り感満載で素朴な美味さというものでしょう。みしみしと蒸かしたての皮を破けば、中から湯気を立てたあんこが顔を出す。

うまくできましたよ、簡単でございます。手作り饅頭で冷茶を一服、至福の時ですね。
、
テーマ:手作りお菓子 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/06/18(木) 10:23:03|
- 料理・食
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SEIKO
ロードマチック 5606A 時計の古漬けってこういう感じですかね?

何でももらう柊horiiです。これはもらいものです。売り物だったら、もう少しきれいにしているでしょう、高く見せたいんだから。そこへ行きますと個人所有の正直者は汚れたまんまですから、洗い甲斐があるというものです。
セイコー“ロードマチック”、実に三個目です。

刻印に打たれているように、この品物には裏蓋がありません。中の機械は風防側から取り出す上開け構造となります。
凝り固まった汚れを押しのけ、ベゼルを外す。

ガサガサガサガサ… 錆びた刀もかくやとばかり、こぼれ落ちるのは積年の汚れであります。
箍〈たが〉の外れたプラスチックの風防を開けると、りゅうずの脇からのぞく小さなレバー。

レバーの穴にピンを当てて、押しながらりゅうずをつまんで、巻真を引き抜くと、中枠リングと共に機械が取り出せます。

はあ、これで気兼ねなくケースをジャブジャブ洗えます。
中性洗剤を希釈した溶液につけ、歯ブラシでざっくり洗ったあと、超音波洗浄機で細かい汚れを落としたら、紙やすりで12時6時方向に目付をしました。

伸びやかなタテ目を入れたかったんですが、風防受けが壁になってますから、どうしてもチマチマしてしまう、腰の弱い目付になってしまいました。
次は風防です。ブラスチックのボックスタイプなんですが、一か所欠けていて、さらに汚れが詰まって虫歯状態。これじゃあ白文字板に見苦しいというので、刃物で黒い汚れ取り。

今回も歯医者さんごっこです。黒い部分を削り落としましたら、凹んだ部分にUVレジンをたらして硬化。

まあきれいには直りませんが、黒い汚れは目立たなくなりました。

今回はこのへんで。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/06/17(水) 10:13:32|
- 時計
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缶詰でちょっとご馳走 鯖の水煮缶詰は重宝ですね。

そのまま食べてよし、加熱してよし、骨ごと丸ごと食べられて健康的にもよろしくて、おまけに汁が美味いのね。骨のチクチクが苦手な方も、これなら抵抗なく召し上がれることと思いますので、お子さんの健康なる育成にお薦めしたいですね。
今回は缶詰でちょっとご馳走、西洋風味のトマト煮です。
キャベツとタマネギを炒めまして、しんなりしたら鯖の缶詰を汁ごと投入して一緒に煮ます。

煮キャベツはシャキシャキよりもクタクタのほうがよさそうです。というのも、魚が軟らかいので、キャベツが固いと魚を壊してしまううえ、お口の中でキャベツばかりが目立ってしまいます。ここは譲り合いの精神で、キャベツを柔らかくしましょう。
ここへトマトソース、市販のレトルトでも自家製でも何でもいいですよね、クタクタ煮たら、ピザ用チーズを振りかけて…

かき混ぜないで、蓋をして煮込み、チーズが溶けたら出来上がりです。

簡単でございます。缶詰のおかげでございます。
お皿に装いまして、刻んだパセリを振りかけたら、缶詰でちょっとご馳走。

鯖とキャベツのトマト煮込みです。今回はご飯のおかずにしましたが、スパゲティやマカロニなどにもよさそうですね。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/06/16(火) 10:54:11|
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ゴヂラをつくろう 18
和風怪獣を粘土で作っておりますが、ここのところ、背びれをだらだらいじっております。
前回、コーティングした飴色のカシューが固まりました。

これをまたまた水で研ぎます。

溝に透明層ができて、貝が露出しました。

ところがこれではコントラストがキツすぎますので、黒で洗ってみよう。

だいたいお分かりでしょう。ゆるめの黒を塗り、乾かないうちに溶剤で拭うのです。上の写真、右のギラギラしたのが作業前で、左の黒っぽいのが洗い作業をしたものです。

全体のトーンが落ち着きました。
続きましてはヒレの縁取りです。持ち出しましたのは、銀色アルミとパール調二種類の粉。

これらの粉をブレンドして、縁取りに蒔こうというわけです。
接着剤にもなる飴色(透〈すき〉)のカシューを塗りまして…

ブレンドした粉を縁に蒔く。

これでまた一晩固めます。

完全硬化しましたら、余分な粉を拭き取りますと、なにやらキラキラした物体ができました。

このまんまピンをつけて、趣味の悪いブローチにしちゃおうかしら…なんて、アホなこと考える前に、裏側もやらなければなりません。
今回はこの辺で。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/06/15(月) 10:39:46|
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ナスの手入れとニンジン種まき しばらく雨が続くというので、ニンジン種まきのチャンス到来。ニンジンは発芽が今後を左右すると言われてまして、種を播いたら乾かすなと教わっています。ゆえにテキストなんかでは、不織布などの掛物をして水分の蒸発を抑えるようになっておりますが、ズボラな私はこの通り…

晒しっぱなしなので、雨の続くタイミングを見計らっているのです。さてこの後どうなるか?
こちらはナスですが、植え付け時の支柱一本につないであるだけなので、だいぶ荒れてきました。

まずは枝の整理、一番果より下にある枝はすべて切り落とし、主幹三本にします。

支柱を追加して、V字型に整枝しました。

あと二週間ぐらいで収穫期を迎える見込みです。
トマトは順調です。

今のところ主だった異状もなく、一枝四玉平均で着果しています。
ミニのほうは少し色づいてきました。

これはプレミアムルビー。ちょうど飲み水を忘れていましたので、赤いところから水分補給。

青空の下で食べる完熟トマトは格別な美味さです。
まん丸いプレミアムルビーの横にはラグビーボール型のアイコが植えてあります。

こちらは若干遅い色づきですが、これもまた食味最高なのです。
支柱要らずの調理用トマトには、花が咲いています。

初めての栽培なので、後の展開が楽しみです。
先週元気のなかった、つるなしインゲンですが、今週も元気なし。

酸性に偏った土質が原因と思い、ダメもとで周りに石灰を混ぜ込んで土寄せをしてみました。

雨が続いてしみ込んで、何らかの影響が出ることを期待します。
中学生ぐらいだったズッキーニは、大きくなったかな?と、期待を込めて見てみたら…

グレて腐ってました。
蒸れてたようです。腐った実を取り除き、葉っぱを少しすきまして、後続組が蒸れないよう株を持ち上げて棒で支えてきました。

オカヒジキは収穫できるほどに茂りました。

若々しいところを一つかみ摘んで持ち帰りです。

茹でて食べます。
以上、今週の作業でしたが、家に帰ってみると大量の枝豆がありました。近所の農家さんが出荷できないハネモノをくれるんですね、有難いことです。たっぷり汗をかいたので、こいつを茹でてビールです。

ノンアルコールですけどね。しかし侮るなかれ、ノンアルコールビールは昼飲みにお勧めです。熱々の枝豆をつまんでグビリとやるのど越しは、本物ビールとほぼ同じ、美味いね、違いは後から、本ビールみたいに体が火照らないのです。だから体は涼しいまんまなの。夏の昼飲みはノンアルで行こう。
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/06/14(日) 10:01:05|
- 家庭菜園
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POLAR LIGHTS
THE WOLF MAN'S WAGON 2
お化け自動車シリーズ第二弾、狼男を組み立てています。

各部を合わせて接着、一夜明けまして、上半身をくっ付ける。

凄いウエストの絞り込みだなあ。まるでマジックベルトをしめた少年シンドバッドみたいだ。
合わせ目にはホワイトパテを塗りましょう。

そして下半身もくっ付けて固めましょう。

すごいポーズ。かといって彫刻はいたって真面目で実にうまい。ふざけてんだかシリアスなんだかわからない、微妙な味わいです。
狼男のパテを乾かしつつ、車体の方にかかりましょう。

車の部品です。鬼太郎の妖怪自動車より少々大きいです。
コピーライトを見つけました。

なんだ?Playng Mantis って?Plarlights じゃないのか?…って、検索した見たら、アメリカの販社みたいです。しかもMADE IN CHINA だし。何が何だかわからない。
まあいいでしょう。面白ければいいです。
車体はこんな感じでおおまかにレイアウト。

合わせてみると、ずいぶんと歪んでしまっていますんで、矯正しながら接着開始。

これでまた、しばらく放置して固めましょう。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/06/12(金) 11:06:21|
- 玩具・造型
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精進含め煮 これまた冬っぽい定番のお惣菜ですが、それはかつて収穫物の乏しい冬場に乾物の出番が多かったということであって、乾物が冬に限った食べ物というわけではありません。乾物は年間を通じて美味しく、栄養的にも優等生であります。
戻した切り干しにひじき、茹で大豆と人参を胡麻油で炒めるだけ、

薬味に葱、味付けは麺つゆ。切り干しの戻し水を少々加えてふっくりと含ませたら出来上がりです。
具だくさんの味噌汁をつけたら、健康定食一丁上がりです。

味噌汁の野菜も、夏場はごく浅いあっさり煮で、こりこりと歯切れのよい仕上がりがいいですね。

乾物主体の精進含め煮、これは冷めても美味しいから、夏場でもいいね。植物中心の常備菜で、メタボ対策を講じようではありませんか…ってね、せっかく病気になって6キロ痩せたのに、治ってみたら自粛社会でまた5キロもどってしまいました。
がん治し 体重までが元どおり
うれしかったり かなしかったり
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/06/11(木) 10:12:51|
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明治おちぶれ四銃士 揃い踏みの巻 何でももらう柊horiiです。
捨てられた懐中時計を拾っていじってみましたら、こんな風になりました。

こうして並べてみますとね、それぞれ個性があっていいじゃない?
掲載順に見てゆきますと、まずこれ
ルンペン貴族 。失礼な名前だけどしょうがないでしょう?こんな状態でしたから…


それがこんな風になりました。


昔、ホームレスのおじさんを綺麗にして社会に出すみたいなテレビ番組がありましたが、今回それを思い出しました。実用はできませんが、動くところが拝めるので結構楽しいです。
ルンペン貴族を改めまして
レッツ商会 銀側オープン 21型 推定1920年以前 となります。
二つ目は
金色ダンディ 。
これは汚れはそんなにありませんでしたけど…


側と中身が合ってなくて骨が折れましたが、何とかここまでできました。


こちらは、針回し方式が上の物より新しいので1920年代前後という見立てでしょうか?
金色ダンディ改めまして
銅側ハンティング 真鍮機械 19.5型 となります。
三個目は側飾りがおしゃれな
花柄色男 。


これも、こんなでしたが、ここまで立ち直りました。



実はこれが一番元気で、大きなテンワをビュンビュン回しています。
色男あらため
ワーゲン商会シュミット時計 装飾銀側ハンティング 21.5型 推定1920年前後 となります。
おしまいは
幽霊騎士 これまた失礼な名前でしたが、それなりに凄い。


でもこれはダメでした。歪みは直すことできなくて断念です。不動の姿だけ拝みましょう。


騎士のマークのシュミット時計、きれいになったので幽霊の文字を取りまして…
R・シュミット商会 銀側ハンティング 20型 推定1920年以前 となります。
ゴミとして捨てられる定めにあった、元時計たち。


観賞用の見本になって、何だか楽しそうです。機械にもそれぞれ個性があって面白いですね。こうして古いものを触ってみると、100年前の誰かの手触りが伝わってくるようです。クサいけどね。
長くなりましたが、これにて“明治おちぶれ四銃士”の、手入れの控えを終わります。

これら四点、ゼンマイも弱っているし実用なんかできません。最初にも言ったけど、100歳のおじいちゃんだよ、何を言ってるかわからないけど、そこに居るだけで価値があるのさ。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/06/10(水) 10:05:25|
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テバコン プランター栽培の香菜〈シャンツァイ〉(パクチーのこと)が食べごろです。一瞬で何でも南方風味に変えてしまう、香菜の魔法を楽しみたいと思います。
手羽とコンニャクの煮込みです。それでテバコン。ベタだけど、肉とジャガイモで肉ジャガなんだから、手羽とコンニャクならデバコンだよね。
熱した油で手羽に焼き目を付けたら、ちぎったコンニャクと叩き潰した生姜と共に炒めます。

味付けは砂糖と醤油、そこに八角を加えて味をからめるように、さらに炒める。

たちまち香りが変わります。
味が十分回りましたら、ひたひたの水を加えて煮込み開始。

今回は全体量を増やしたいので、乱切りの大根を足しました。
落し蓋をして中火でグラグラ沸かします。

終始グラグラでいきます。弱火でコトコトではありません。一気に煮上げるタイプです。
それにしても年季の入った蓋でしょう?もう30年ぐらい使っています。こういうものは不思議と使い続けていると腐らないんですよね?放置すると腐るんです。人間も多分そうよ、動いてないとダメ。
ぶくぶくした泡がきえて、汁気がおさまったら煮上がりです。

大根の中は白くて、外鼈甲、これが狙いでした。だからグラグラ一本勝負でいったわけ。
さあ、ちぎってきた香菜をふっさりと乗せまして、テバコンの出来上がりです。

香菜と八角の威力はすごくて、こんな冬っぽい組み合わせのおかずでも、一瞬にして南方料理の風味に転じるから面白い。
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- 2020/06/09(火) 10:52:56|
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ゴヂラをつくろう 17
和風怪獣の背びれを作っています。
これは前回、アワビの貝殻を貼ってカシューで塗りつぶし、表面を削りだしたところです。

手触りもエッジが取れて、いい感じに丸まっています。
ところが形がグローブみたいにベッタリしているので、ヤスリで外周を削ります。

このようになりました。

そうしましたら、今度はさらにその上から、カシューの透〈すき〉でくるみます。

それでまた固めます。

さて、どんなふうにできるかな?
無計画で進めております。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/06/08(月) 10:23:56|
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ミニトマトの二本立て 二本立てと申しましても映画ではありません。
ミニトマトの仕立て方です。ここまで一株一本で育ててきたミニトマトですが、長い脇芽を一本活かして二本立てにしようというものです。
だいぶモジャモジャになってきたミニトマト。

下の方から長くビヨーンと伸びた芽を一本活かし、追加した支柱に結んで二本立てにしました。

実の方はというと、一番果が二個だけ赤く染まっているので…

その場で食べました。とても美味しかったです。甘味、酸味、香りよしの三拍子そろってます。今後が楽しみです。
トマトの株間に播いたバジルは、本葉をのぞかせています。

そして種から育てた、調理用のトマトがまたグングン旺盛に育っています。

一方、元気のないのが、つるなしインゲン。

なんか葉っぱの色が悪い。人間でいうと顔色が悪いとでも申しましょうか。前から気にはなってましたが、今回借りている場所には、スギナが生えるんです。ということは、土が酸性に傾いている、ゆえに酸性に弱いインゲンの顔色が悪いのかな?って思うんですがどうだろう?植え付け前に石灰を鋤き込んで混ぜたつもりでいましたが、ちょっと足りなかったんでしょうか?観察を続けましょう。
トウモロコシには、追肥と土寄せをしました。

だいぶ大きくなりましたね。
オカヒジキも育ってきました。

もう食べてもいいぐらいですけど、もうすこし茂らせましょう。
先週、全滅に追いやられたクウシンサイですが、密植苗を買いまして、八つに分けて植えました。

これならいいかも知れません。たとえ葉っぱを食われても、根がしっかりしていれば再生すると思います。それほどクウシンサイには強い生命力があります。ゆえに体にもよろしいわけです。
最後に、迫力あるズッキーニの花をみて…

今週の作業記録をおわります。
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- 2020/06/07(日) 10:54:52|
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POLAR LIGHTS
THE WOLF MAN'S WAGON 1
ジャジャジャーン!キャー!

怪奇映画のオープニングのごとく、始まりましたのは… ギャー!

怪奇、狼男の大股開きです。
そういうのではありません。ゲゲゲの鬼太郎“妖怪自動車”の完成に気をよくしまして、お化け自動車シリーズを作ろうというお話です。上の写真はプラモデルキットの箱絵です。
製品はPOLAR LIGHTS社の『THE WOLFMAN'S WAGON』です。オーロラ社からの金型譲渡再販品のようです。
箱の中身はこうです。

毎回同じことを述べていますが、この瞬間が最もうれしい瞬間なのです。
こちらは組み立て説明書。

二つ折りの一枚もので、上の写真は表紙です。
裏表紙には姉妹品のお化け一家のご紹介。

“お化け一家”というのが昭和子供の言い方ですね、つまりはアダムス・ファミリーのことです。自分が小さかったころテレビドラマで放送されていまして、日本題名が『お化け一家』だったのです。鬼太郎や怪物くんとともに、とても好きな番組でした。お化け家族のホームコメディなんですが、白黒映像にモチーフとなっているクラシックな西洋モンスターたちの味がたまりませんでしたね。このキットも持ってますんで、いつかは組み立ててみたいと思います。
本題に戻りましょう。二つ折れを開きますと、組み立て手順書になっています。

見ているだけでワクワクしますねえ。
英語はわからないけど、そんなの関係なし。構造、理屈が判ればよいのです。
では手順に従い、狼男さん本人から始めましょう。
こちらが主となる部品たち。

成型色はアイボリー、彫りの陰影がよくわかります。

やはり海外物の原型は、ギリシャ、ローマを源流とした西洋彫刻の作法をくんでいるのでしょうか?瞳がくぼみで表現されています。それとも単に塗りやすいようにという配慮からかな?まあどちらでもいいですが、顔は映画のロン・チャイニーJR.に似てませんね、むしろ以前に組み立てた、立ち姿の狼男に合わせているように思います。

続けましょう。
接着前に部品を合わせてみるのは習わしですが、この脚は凄い高度な分割になっています。

なんと!驚異のXYZ三軸合わせ!
何を言っているかわかります?腰から太もものあたりはシンプルな横合わせで、膝から脛にかけてねじれてゆき、足首から先に至っては足の甲と裏が縦軸合わせになっているのです。
そんな絶対無理があると疑いつつ、合わせてみたら、僅かな隙間があくだけで、このように着きました。

すばらしい分割技です。原型がオーロラ社のものだとすると、50年以上昔の設計です。高度な職人技を感じますね。
各部を接着、輪ゴムで圧着補強しまして、初日はお開きといたしましょう。

ではまた。
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- 2020/06/05(金) 10:22:38|
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ツナホワイト 古い雑誌をめくっていたら、なにやらサーモンの寄せものみたいなフランス料理があったので、そのビジュアルだけを見て思いついたのが、ツナ缶のホットサラダです。
半月輪切りのトマトをならべたところに、ツナ缶をまるごとパカっと伏せて中身を出す。

これなら調理も型もいりません。
ここに暖かいホワイトソースをかけまして、彩りと香りづけにパセリを刻んでパラパラり。

ツナ缶のホワイトソースでツナホワイトとは何のひねりもないベタな名前ですけど…
缶詰でちょっとご馳走。

香ばしく焼いたパンにつけたかったのですが、在庫が無いので今回はクラッカー。
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- 2020/06/04(木) 10:56:05|
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おちぶれ四銃士
幽霊騎士 2
捨てられた懐中時計をいじっています。
けっこう臭かったので、一気に部品をバラして洗浄、ただ今から組み立てをするところです。
こちらは地板、全ての基盤となるところです。

ここに部品を置いてゆきます。
まずは動力を巻き上げる部分の組み込み。

今回ばかりは素っ裸にしまして、歯車の錆まで落としました。すぐに黒くなるでしょうが、今だけでも材料色の輝きを愉しもうではありませんか。
次に時計部分の歯車を置いて、それぞれの受け板を被せます。

つづいて歯車を二つつなぎます。

ここで、ちゃんとかみ合っているかを確認します。真ん中の車を突っついてみて全体がシャァーっと動くかどうか、そして、巻き上げの白い車を軽く押してみて、全体がシャァアーっと動くかどうか、その辺を確認して正しく組まれていたら、脱進機の取り付けです。

脱進機の振り竿(フォークみたいな突起)がパチン、パチンとテンションがかかっているのを確認しまして、テンプを取り付け。

ところが、前回気にしました部品欠損部分、ここで緩急針の先端を受ける何かが無くてはおかしい、というので、別の機械からもちこんだこれ…

肝心の所がピンボケになってしまいましたが、同じシュミット製から持ち込んだので道理が合っていると思います。
これで機械が蘇り、よく動くようになりました。汚れも取れて、騎士の風格を取り戻したようですが…、結論から申しましてダメでした。出来立てはよく動いたので,動画に撮っておきましたが、次第に止まってしまうんです。天真を受ける上下ホゾが垂直になっていないらしく、直しても直しても天真が曲がってしまいます。
そうは言っても、ここで放棄するのは良くないし、完成の姿も拝みたいので、側の手入れです。

ゆがんだ形を矯正するんですが、上の写真、直接叩いているわけではありません。金づちの頭の丸みをあてがって、上から別の金づちで軽くたたいて直しています。蓋の開閉なんかもチェックしながら側の形を整えて、何とかここまで出来ましたが…

本体を真円に整えることはできませんでした。

このわずかな歪みは正直です。後ほど分かります。
蓋の開閉バネを、胴内壁に嵌め込みまして…

作動確認をして、側の手入れはここまで。
機械の方に文字板と針を取り付けまして…

機械を側に収めたいのですが、きちんと嵌まりません。

おまけに文字板側のベゼルも押し込みそこなって潰してしまい、せっかくあつらえた風防も割る始末。

でもまあ、これで生前の姿が拝めたという事で良しとしましょう。

機械の方も元気な様子をスマホ動画で撮っておいたので記録としては満足です。
これで明治おちぶれ四銃士のすべてが一段落、次回、並べてみましょう。
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- 2020/06/03(水) 10:20:33|
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霧吹きが壊れました 長年使っておりました、室内植物用の霧吹きですが、カシュ!っという音と共にプッシャーが戻らなくなりました。

直るかな?
中はどうなってんだろう?と、バラしてみると…

なるほど、ばね掛けが割れてしまっていますね。割れてしまってはしょうがないので、ここは諦めようかとも思いましたが、待てよ?反対側があるじゃないかと、一応分解。

反対側にバネが引っかかればいいんだよね?って、バネ掛けの溝を彫りました。

ここにバネをかけて組み立ててみると…

ちゃんと機能するじゃないの?
ということで、若干押すときに抵抗がつきましたものの、再度使えるようになりました。

私は直すことが大好きなのです。
過ぎた人生は直せませんがね。
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- 2020/06/02(火) 10:39:45|
- 暮らし・修理
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ゴヂラをつくろう 16
粘土で作る和風の怪獣ですが、大変ご無沙汰をいたしました。
前回、アワビで背びれを作ろうと決心したものの、アワビの真珠層を研ぎだすのに根気が尽きそうだったことと、粘土を買いに行けないなどの背景から、すっかり意欲をなくし、ほっぽらかしておりましたが、この辺で続きを作ってみようと思います。
これが研ぎだしたアワビの真珠層。

そしてこれを貼り付ける土台は石粉粘土となります。下の写真は粘土で作った背びれの土台です。背びれはまだ、背中に嵌まっているだけで取り外せます。

ちょっとマンガチックですが、このあと形が変わってゆきます。
さて、イメージ通りにできるかどうか、ひとつ作ってみたいと思います。

上の写真は、カラカラに乾いた粘土製の土台とアワビのかけらです。
アワビのかけらを細かく砕きます。

そして土台に黒のカシューを塗ります。

プラモデル用に買ってあるラッカー塗料ですと、塗ったそばから乾きますが、カシューの乾きは遅いです。なので、カシューが乾く前に、アワビをモザイクで貼り付けます。

石垣みたいな感じです。
これを一晩乾かしますと、カチカチにくっつきますので、上から薄く黒で塗りつぶす。

これでまた一晩固めまして、スポンジヤスリで凸部を擦って、下の貝を研ぎだします。

はじめは中目で、最後は極細目の水研ぎで貝を出しますと…

適度にゴツゴツ、適度になだらかに均した生地ができました。この上にクリアーやパールを重ねてゆくことを想像すれば、この方法でよろしいかと思います。これは恩のある漆芸の先生の技術を真似て、漆をカシューに置き換えたものです。
でもね、この作業を全ての背びれにやろうとおもうと、これはこれで根気がいりますわ。

次回の記録がいつになることやら…
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- 2020/06/01(月) 10:11:37|
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