ねぎそば 外食が出来なくなりまして、いえ、コロナのせいではありません、消化管を改造しまして一人前の分量が食べられなくなったからです。まあ、大食いの人のお供をして少し分けていただく手がないわけではないですけど、出先で具合が悪くなるのも困りものですから、やはりイメージしたものを自作するしがありません。
寒い今は葱がいいですね、寒葱と申しまして甘みをたっぷり蓄えた白葱は格別です。少し大振りに切りまして、刻み揚げと共に醤油味のそばつゆを煮立てました。

熱々のつゆに、冷水で締めた蕎麦です。

寒い時期は小松菜も味が濃くて美味い。
蕎麦は半量、待ちかねた蕎麦です。11月に手術をして以来、咀嚼の浅くなる麺類は食べていなかったのです。麺食いの私に取っちゃあつらいところですが、ものが食えるっていうだけで幸せなことです。

蕎麦だよ、うれしいね、でもつるつるっとすする蕎麦ののど越しとはおさらば、よく噛まなければなりません。ちょっと違和感。でも噛みしめてみると、味と香りが確かめられる感じがして悪くないね。溶ける寒葱も実に良い。
そして刻み揚げ、油が少し浮いた醤油味の汁には、七味〈なないろ〉よりも胡椒が良いと思う。
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- 2021/01/31(日) 10:24:20|
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赤だし玉子 朝、だしをとって味噌汁を作るなんというのは、極めて贅沢な時の用い方ですが、多くの場合、そんな余裕はありません。そんな時、重宝な玉子。
小鍋に一杯分の湯を煮立て、お玉に取った玉子を一つそっと泳がせます。

ちょうど西洋お料理のポーチドエッグのような具合ですな。
白身がおよそ固まりましたら、赤だし味噌を煮溶かします。これだけでよろしいのです。カンタンでございますね。
食卓に持ち出しましたら、削り節をひとつまみふって、とどめの一撃。

ご飯は半膳、梅干一つ。

おかずがないから一汁一菜ではなく、単に一汁の朝ごはん。
いえいえ、おかずならありますよ。

立ち上る湯気には微かにただようチョコレートのような赤だしの香り、味噌を纏った白身はプリンと弾力よろしく、黄身は半生でトロリと流れる。ご飯に乗せれば十分におかずですが、私はやらない。梅干でご飯を食べ尽くしたら、汁を吸い、最後のひと口になったところで玉子を破り、箸にぶら下げてズルっとすする、これが実に美味いのです。
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- 2021/01/30(土) 09:51:17|
- 料理・食
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アリイのリモコンモンスター①
ガメラ 4
電動歩行のガメラ、素組ができあがりました。

いいかげん、遊ぶだけ遊びまして、バラしましょう。
今回は、腕の可動化にトライです。
こちらが腕の取り付け穴のオリジナル形状。

差し込む腕の方はこうです。

よくできてますね、T字フックを差し込んで少し回せば、Tの返しに圧がかかって、素材の弾性で多少のポーズがとれる構造です。
で、これを壊しちゃおうというのだから罪な私。T字を丸棒に削って、ポリキャップを被せました。

そして受け穴のほうもポリキャップの径に合わせて丸穴に変更しました。

やり方としては、ランナーを炙って溶かして穴を埋め、熱したコテ(マイナスドライバー)で表面を均して、ドリルで穴を開けるという方法です。
腕を嵌めてみて、キツくないかどうか確かめる。

ここは可動部だからスルスル動かないといけません。
そして連結部品を自作する。

長いほうは3ミリ角棒を二本合わせたもの、短いほうは1ミリ厚のプラバンの6×12ミリに切り出したものです。
これらを、このように取り付ける。

長い連結棒の片方を脚の偏心シャフトに咬ませ、反対を短パーツとリベット連結で可動式にします。短パーツの片方は腕の中心線にネジ止め。
そしてこれ…

連結棒脱線防止リングをこしらえまして、脚のシャフトに固定して、連結棒の平行運動をキープさせます。
こんな感じです。

通電したら、いい塩梅で腕を振って歩きます。大成功でした。
次回は目の発光ギミックです。
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- 2021/01/29(金) 09:49:47|
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フランケンシュタインの囁き
シュミットの逆襲 1
何体かの死体をつなぎ合わせて一人の人間をつくり出した若き科学者フランケンシュタインのように、壊れた時計を集めて一つの完成体にしたいと思って、箱から出してきたのが二つのシュミット。

どっちもだめなのだ。
奥のハンターケースは、2020年6月に解剖修復を試みたものの、歪みが治せず断念した個体だ。

あれから半年、放置していたら、部分的に錆まで生じている。

そして手前の一見オープンフェイスに見えるが、実はガラスの蓋がついている狙いがよくわからぬ個体は…

2015年に一度手を入れたものの、実は部品の欠損があちこちに。

石止めリングやネジ、緩急針周辺部品が欠けている。

そこで私にフランケンシュタインが囁いた。部品を移植しろと。
現在のように精度の画一化された部品でもないだろうが、二つをバラバラにして一つの完成形が出来れば、それはそれで喜ばしい。ゴミ二つより一つの時計が誕生するからだ。
ハンターのほうは側が歪んで使い物にならないから、こちらのモデルを基礎体にしよう。

二重風防に何の意味があるのだろうか?落としたらいっぺんに割れるだろう?と思いつつ、開閉するほうのガラスを銀板に取り替えれば、普通の蓋にできるのか?と、独りで頷きながらゆっくりとコジ開けをにぎった。
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- 2021/01/27(水) 11:07:22|
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ゴヂラを作ろう 27
粘土で楽しむ和風怪獣像です。
こちらは背びれ、中央列の分です。

白くこびりついた石粉粘土を濡れ布巾で落としまして、100均で買ってきた透明粘土で縁取りをしました。

こんな調子で5枚をこしらえ、白のつや消しで曇らせたのち、ブルーパールで彩りをつけました。

粘土を練って怪獣の背中に盛り、ヒレを立てる。

3~4日放置して固め、黒のカシューを馴染ませる。

ヒレの付け根を樹脂層で固める狙いもありますが、三列こしらえますと、塗装の刷毛が入りにくくなるので、露出している間に塗ってしまおうという寸法です。
そしてその勢いで、尾にかけてのギザギザを成型。

これでまた放置して自然乾燥を待ちましょう。
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- 2021/01/26(火) 10:23:46|
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ゴヂラを作ろう 26
大体の全体像が見えてきた、粘土細工の和風怪獣です。

今回は顔の周りを調整します。
まず、後頭部のウロコを足して、首からの流れを自然にします。

盛りたてはモコモコしてますでしょう?これは粘土の性質で、密度が高くて粘性の強いラドールでしたら薄いウロコを貼ってゆけるのですが、今回はサクサク型のファンド系なので、小さくしてもちょっとふっくらしてしまいます。なので、こういう時は硬化ののちに彫る。

丸刀でウロコのヘリをなぞってエッジを立てる。ポロリと外れたら瞬間接着剤を染み込ませて固めます。
それから、あごひげですね。

ちょっと竜のような雰囲気もありかな?
こちらも乾いたら三角刀でエッジを立てる。

ついでにアゴの模様も彫りました。
これで本体は、大体完成です。細かい箇所は、この後気づいた時点で直すとか何とかしてまいりましょう。

次回から、貝殻を貼って放置しておりました背びれの製作にかかります。
今回はここまで。
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- 2021/01/25(月) 10:37:44|
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ういまき 外は冷たい雨が降る。家の暖房が殊更有難い朝です。
消化管改造人間の皆さん、おはようございます。
今回もミニ定食でございます。
ウインナーソーセージを二本焼いたら向こう端に寄せ、玉子一つ分を流す。

焼け加減を見ながら、向こう側から手前に巻くんです。

玉子に味付けはしていません、ウインナーに塩味がありますから。

ご飯半膳にキャベツを軟らかく煮た赤だし、白菜の漬物を添えて、本日の朝ごはんです。玉子にウインナー、タンパク質を摂るように指導されていますから、丁度よい献立かと思います。
名前ですが、鰻を巻いた玉子焼きを“うまき”というので、今回のはウインナーだから“ういまき”。ひねりの無い名前です、なぜなら巻いてあるだけでひねってありませんから。
さて、お醤油ですか?それともケチャップ?
いいえ、何もかけませんでした。
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- 2021/01/24(日) 11:08:27|
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カンビナートを作ってみた 動く怪獣模型を遊ばせるには、その舞台が欲しくなります。これまでは鉄道模型用の“ジオコレ”なんかを使っていましたが、今回は空き缶でコンビナートを作ってみたいと思います。
これ、鯖缶とツナ缶の空き缶と太目(3.5mm)のアルミ線。

缶はよく洗わないとクせえよ。何回か洗った方がいいですね。
これらが完全に乾いたら、グレーのサーフェーサーを吹く。

これでよろしいのです。ここはおしまい。
ここで、一個だけ買いました、これ。

これがあるとないとでは大違いなので、これを一棟作ります。
そしてランナーも有効活用しましょう。

無駄にせず、小さな突起を切り取りまして形を観察、丸のプラ棒や、先のアルミ線を用いて、それ風に寄せ集めて接着。

色がバラバラなので、これもグレーのサーフェーサーで塗りつぶし。

これらと100均電車セットをならべて、100均イルミをセットして…

加湿器の湯気を立てますと…

ほら、いい雰囲気じゃ、あーりませんか。これぞ空き缶でできたカンビナート。
こうなりゃこうだ!と、古い電動ゴジラとメカゴジラを戦わせましたが…

実際、怪獣を置いてみたら、そこだけ広場になってしまって密度感が薄れてしまいました。
でも、テーブルサイズの怪獣対決ライブは、実に楽しい。
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- 2021/01/23(土) 10:41:15|
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アリイのリモコンモンスター
ガメラ 3
基礎通電が成功した、リモコンのガメラです。

目を光らせようと追加したムギ球、頭の中に射込むなら、首が塞がっていてはいけません。
こちらが頭部の分割です。

このまま合わせてしまってはコードの通路がありませんので、首断面の真ん中あたりに穴を開けて電球コードを通すことにしました。

頭の左右は接着しましたが、首と胴は非接着、上部の鉤型フックをかけるだけとします。
続いて脚。
回転シャフトに脚を組む。

飛び出た部分にキャップを打ち込んで嵌合、外側を被せます。

そして、リモコンのコードなんですが、説明書ではどちらかの脚の横から出すように指示されているのですけど、でもそれじゃあ小学生の横チンみたいなんで、首と同様に尻尾の断面に穴を開け中を通して先の方から逃がす方法をとりました。

この方が自然ですよね?
尻尾の左右を閉じ、腕を噛ませたら、素組の完成です。

これでしばらく遊べますが、やっぱり腕を動かしましょう。
その辺は次回。
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- 2021/01/22(金) 11:14:03|
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ROYAL ORIENT 21J 3
古いオリエントの機械です。…と、こう書きますと一瞬、古代オリエント文明みたいに見えてしまいますが、そうではありません。

1960年ごろ、つまり昭和の手巻きです。止まってましたが、汚れを落としたら動きました。ここで、毎度お世話になっているトンボ出版刊『国産腕時計⑪オリエント』をめくってみますと、機種はN型、製造開始が1958年(昭和33年)、石数は17,19,21,23と四種類あるということです。で、この中で、テンプにはチラネジ付きと無しがあり、住み分け法則は不明となっていますが、傾向としては、17石はチラネジ主流、19石にはチラ有り無し混合、21,23石はチラなし主流ということです。そして耐震構造にもルビーショック(R耐震)とニュートロショック(N耐震)の二種類があり、N耐震のテンプにはチラがなく、後続機に採用が増えてゆくところから、N耐震チラなしテンプのほうが新しいものとみてよさそうです。
見比べてみましょうか、次の写真左(スマホでは上)が初期ものと思われるチラつきルビーショックで、17石の機械です。動いているのでチラネジが半透明になってしまっていますが付いてます。そして右(スマホでは下)がチラなしニュートロショックです。

見てどうすんの?と言われてしまうと返事に窮しますが、ま、私の中の比較ということで載せておきました。つまり以前に控えた17石モデル(
時計道楽62)が初期もので、今回の21石のほうが新しいものであるという事がおよそ判明したのであります。
さて、ここからは外装です。
真鍮製の金張り側ですが、肌に当たる面がかなり腐蝕しています。

ふわー、前使っていた方は、相当酸味の強い方だったとみえる。金を溶かすなんてエイリアン並みの汗です。
ここは自分用、金を剥がして研磨してメッキをし直す設備はありません。腐蝕を拡大させない程度の即席処理。緑青を削り落とし、真鍮粉をワニスで練って塗りました。

樹脂コーティングといったところでしょうか。時計屋さんは決してこういうことをしません。これは素人の恐ろしさです。
ベゼル、風防も赤粉で拭き上げましたら、だいぶ綺麗になりました。

これで器の準備が出来ました。
機械に文字板と針をつけます。

文字板は、段付きとよばれるもので、外周12分割互い違いのスジ彫りに、中央から大らかに粗びきのサークルが切り開かれ、針のシルエットをクッキリと浮かび上がらせています。V字カットの時字とダイヤ剣の山カットの金色が互いに呼応して小洒落た光を放つ、無駄のない、スッキリとした細縁側によく合うデザインだと思います。
機械を側に組みました。行方不明だった側止めねじは、ついに見つからなかったので、我が家の在庫で補充。

組んでみたところが、長年の使用により摩耗したりゅうずがつるつる、おまけに私の指先も潤いを失っているので滑って巻けません。

ということで、在庫から頃合いのを探しまして、交換。

これでオッケー、カリカリ巻けるようになりました。
こげ茶色の型押しバンドを当ててみました。

なかなか私好みの仕上がりになりました。もう年齢的にも、ゴチャゴチャしたハイカロリーな時計はちょっと胸焼けしますもんで、こういうあっさり味が好みになっています。ゆえに同じようなデザインばかりが集まってしまいます。でもこの、少しの違いがポイントでして、いわゆる「ここが好き」の“ここ”にあたるわけですね。

本日の控え
オリエント ROYALORIENT N型21石 1960年ごろ 当時価格6000円 でした。
上でも述べましたが、本機の製造開始が1958年、つまり昭和33年ということで、東京タワー、チキンラーメンと同期ですね。戦後復興の象徴たる東京タワー、世界初の即席ラーメンは今や世界食。この時計を眺めていると、元気みなぎる昭和の世界が蘇って誇らしい気持ちになります。今はどうよ?テレビをつければ陰気臭いことばかり、感染者数過去最多、過去最多、さいた、さいたってチューリップじゃねえんだバカヤロー!ってなるでしょう?昭和33年の日本、少々お行儀は悪かったけど、みんな輝いていたよ。
あ、生まれてねえやオレ。
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- 2021/01/20(水) 10:25:09|
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あじめし あじめし、味の付いたご飯にはまちがいありませんが、お魚の鯵〈あじ〉です。
冷凍庫の奥で忘れ去られていた鯵の干物が、水分失せ果てカラカラの白っぽいミイラになって発見されまして、このまま焼いても燃えるだけだろうと観念し、研いだ米にそのままつっこみ…

普通に炊き込んでみましたら、あら不思議、メイラード現象というのですか?焼いたみたいに茶色く色づき、油もジューシーに復活しました。

魚を取り出し、骨と皮を取り除いて、ほぐし身をご飯にさっくりと混ぜたら、あじめしの出来上がりです。

カンタンでございますねえ、お魚の炊き込みご飯です。私は塩昆布で塩みを補いましたが、そのままでも十分美味しいですね、いいえ、生臭くもありません。少し黄色く色づいた飯粒が食欲をそそります。“美味しそうな色”というのは、色彩鮮やかであるということではなく、材料が自然に醸す、こういう色だと思います。
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- 2021/01/19(火) 10:51:40|
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ゴヂラを作ろう 25
和風怪獣もだいぶ形になってきましたところで…

今回は、彫りの作業です。
映画に出てくるゴジラではなく、ウロコの模様で和風にしてみたいので、イメージのために鉛筆でアタリをつけてみる。

魚類のような丸いウロコにするか、ヘビみたいな尖ったウロコにするか?ちゃんと考えもせず、思ったままに殴り書き、後はひたすら彫刻刀で彫ります。彫ると申しましても、三角刀で線を引くだけですが…

彫って彫って、周りは粉だらけ。それだけではなく、白いものを彫ってるでしょ?目も衰えていますから、どこをどう彫ったか分からなくなるのです。
そんな時は、鉛筆の粉をつけた指でこすって、彫った個所を視覚化するのです。さらにに歯ブラシでこすりますと、エッジが丸まって、若干の艶も出ます。

こんな調子でウロコを彫りましてイメージを確認。

勢いでガシガシ彫りましたら、結局尖ったウロコになりました。
しかし、ウロコなのになぜ表面がごつごつしているのか?ウロコというものは表面を滑らかにするために発達すべきではないか?と思ってしまいますが、私のイメージでは、フジツボが付着したクジラの皮みたいな、デカい生き物が長生きしているような感じにしたいので、このようにしました。

ウロコの表情としては、面積の広い常に日に晒されるようなところは、大き目で荒っぽい感じで、一方、内股のようなよく動く場所は、伸縮するようにできているわけで、細かくてやわらかそうな表現になります。

そういった柔らかそうな部分は、ワニを参考にしまして玉斑〈たまふ〉風で彫りました。

何となく全体像が見えてまいりました。

次は、顔の周りですかね。
今回はここまで。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/01/18(月) 10:49:20|
- 玩具・造型
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ロマネスコの収穫 本日は阪神淡路の震災記念日ということで、粛々とまいります。当時も関東にいましたが、あの異様な朝は忘れられませんね、26年ですか、早いものです。そしてあの日、サイレンの中で産声をあげた赤ちゃんの一人が、幕内力士“照強〈てるつよし〉”。自分より大きな相手を多彩な技で翻弄する痛快さ、魂を慰めるかのように大量の塩を天高く舞い上げる立ち合い前の恒例儀式も特徴です。今日は初場所の中日〈なかび〉、毎年、初場所中に誕生日を迎える彼には特別な魂が宿っているので、今日も力強く四股を踏んで、大地を鎮めてもらおうではありませんか。
話は変わりまして、寒波に晒された砂漠のような冬畑です。

家の在庫がなくなったので、ハクサイを一つ収穫します。
寒風に耐えるハクサイです。

半纏を重ね着するように、ボロボロに枯れた外葉にくるまれて、ずんぐりと丸まった姿は、愛らしくも逞しさを感じます。
ごめんな、折角の半纏をバサバサと剥ぎ取り、新鮮な中身を取り出す。

重い、デカイ、この重さが嬉しいね、家に帰って量ったら4キロありました。
それともうひとつ、気になっていたロマネスコをめくってみる。

そろそろ食べてみましょうと、思い切って収穫しました。
こんな野菜です。

サザエが集まったみたいなトゲトゲの円錐型、怪獣で例えたらゴーガといったところでしょう。
目を近づけてゆくと、同じパターンがどんどん小さくなって無限に繰り返されている。

細胞に達するまで続く野菜マンダラだ。生命の神秘を感じます。
本日の収穫です。

4キロごえのヘビー級ハクサイにロマネスコ、ミニダイコン二本とメキャベツ数粒です。
自宅に着いたら、まずロマネスコの新鮮なところを味見です。

硬めの蒸し焼き、うす塩コショウで食べてみたら、ヤングコーンのような食感と味がしました。コリコリっと噛めばにじむ自然の甘さ。実に美味しい野菜です。
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/01/17(日) 10:26:28|
- 家庭菜園
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お鍋はきれいに お料理の油をそのままシンクに流していませんか?浄水技術が進んだとはいえ、油はやはり流さない方がよろしいと、女房がうるさいので、今回はお鍋キレイキレイお料理です。
サーモンのバター焼き。

塩胡椒をふって、粉をまぶしたサーモン切り身のバター焼きですが、溶けたバターが鍋に残ります。そこへ、茹でたキャベツをドカっと加えてからめて炒める。

茹でキャベツをバターソテーにしながら、鍋のバターをぬぐってしまいましょう。
はい、サーモンキャベツができました。

キャベツは茹でてあるから、胃の無い私にもやさしい仕込みです。
そして、お鍋の油は、キャベツに拭われてきれいになりました。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/01/16(土) 10:58:39|
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アリイのリモコンモンスター
ガメラ 2
電動ガメラの組み立てです。電動と申しましてもビッグサイズではなくて、旧ニットーのゼンマイ版の型が基礎となっています。
そして、ガメラのプラモデルを組み立てる際、必ずやるのがこれ…

まずこうやって甲羅を合わせて手触りにうっとりする変態プレイ。
このガメラは、ニットーの後期版の型がベースになっているようでして、顔が鋭角的で頭がペッタンコ。

ニットー初期型と後期型の頭の違いはこんな感じです。


初期型はゴツゴツで、後期型はつるつるです。
そして胸には“大映”の刻印と、消されたゼンマイギアの固定痕。

ここを見てもニットー後期型を元にしていることがわかりますね。


初期型は大映刻印がなくて、車逃げの窓が大きくてギアボックスのべろ固定口を兼ねていますが、後期型は大映刻印があって、ギアボックスの固定ベロの窓がそれぞれ独立しています。
今回は、折角電動なので、ゼンマイ痕を削って消しました。

大映の刻印は残しておきますよ、正規品ですから。
それでは組立て、まずは動力部から。ギアボックスにモーターと輪列を組み込むわけですが、せっかくの電動なので、目を光らせたいと思い、ムギ球を一粒連結。

そして輪列と共にギアボックスに収納。

これを胴の内側にネジ止め。

ここまで接着剤不使用、つまり修理ができる設計になっています。実に気の利いた改造で素晴らしい。
続いてはリモコンです。これがリモコンの電導経路の仕組みです。

コントロールレバーを前に倒すと、こう通電して前進。

白い丸で接点を示してあります。
レバーを後ろに倒すと、極があべこべになって…

後退するという仕掛けです。
では狙い通りできたかどうか、ここで通電確認。

おー!ムギが点いて脚も動きます。ガーゴーという音も良いですね。
こうなると腕も動かしたくなりますね。
今回はここまで。
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- 2021/01/15(金) 10:09:05|
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ROYAL ORIENT 21J 2
こちらは、止まってしまった古いオリエントの機械です。

実はこれと同系統の17石の物をすでに持っておりまして、下がその写真なんですが…

被写体の向きが違っていて少し判りずらいものの、両者を比較しますと、17石にあるテンワのチラネジが無くなって、径が大きくなっているのが21石。それと21石版は、二番、三番の受け石がネジ止めの別体になっていて、角孔ねじに溝挽きが加わっています。さすがワンランク上の作りといった感じです。17石版を高級化したのか、21石版を普及化したのかは判りませんが、その辺は追い追い調べてみたいと思います。
テンプを取ってアンクルを突いてみましたが、ヌラリヌラリとねばつく動き。

全然テンションを感じません。
このままアンクルを外しまして、輪列を突いてみるも、ヌラリヌラリにぬらりひょん。
そんな時、四番車(中央上段の車)がムチ!っと鳴ると、何かから解放されたかのように、ジュルジュルジュルジュルーっと輪列が連動を始めました。感触からしますと、行方不明になっていた側止めネジの仕業ではないようです。
受け板を開けましょう。

こちらが時計輪列です。中央上段四番車に秒針が付く、直接的中三針設計です。
そして四番にこびりついている黒いべたつき汚れが、止まりの原因だったようです。

油と埃が練り合わされて樹脂粘土のようになって固まっていました。これで便秘が治ったようにスッキリです。
動力を最初に受ける真ん中の二番車は、専用受けでガッチリ固定されています。

部品を洗って組立です。

機械復活です。次回は外装と完成化です。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/01/13(水) 10:15:05|
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かまとじ 蒲鉾は、魚肉が効率よく摂れる重宝な蛋白源であります。骨もないから食べるストレスもありません。
正月の残りを短冊に切りまして、小松菜とともに希釈した麺つゆで煮て…

玉子でとじて、ご飯にのせる。

香りに青のりをふりました。蒲鉾の玉とじで、かまとじ丼です。蒲鉾には塩分がありますから、おつゆの加減はほどほどに。小松菜も、この時期の物は寒締めといって厚手に太って味も濃くて美味い。

ましかし、全体が単調ですからドンブリ一杯は飽きるだろうから、量はお茶碗がいいところです。
これも消化管改造人間向けによろしいかと思います。
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- 2021/01/12(火) 10:58:46|
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ゴヂラを作ろう 24
寒くなりますと、ストーブの前で粘土をこねたくなります。夏場はベタベタしてどうもいけません。
和風怪獣をこねております。
ここまでできてます。

足りないところを補ってまいります。
まずは、取って付けたような尻尾の付け根。

内股の皮がたるんで伸びた感じにつなぎましょう。

同様に前肢、この場合は腕と言ったほうがわかりやすそうですね、腕の付け根が空いてます。

ここにも肉付け。

お腹の縞々とのつなぎは、固まった後に彫りましょう。
それから膝から下、ここもまだ、骨丸出し状態。

ここは肉少な目、膝頭は大事な節目なのでしっかり目に。

こんなんでどうかしら?

いったん固めましょう。

何となく形になってきました。
今回はこの辺で。
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- 2021/01/11(月) 10:14:47|
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チーズドーリヤ 消化管改造人間のみなさん、こんにちわ。いかがな食生活をお送りでしょうか?おおよそお粥、雑炊、おじやからのスタートのこととお察しいたしますが、飽きるでしょう?今回は雑炊を焼きまして、ちょっとご馳走感を味わいましょう。
こちらは残った野菜スープと冷やご飯。

ご飯は軽くお茶碗半分、スープはお椀半分、合わせて一杯分をドロドロに煮まして、カップにあけ…

ピザ用チーズと粉チーズを振って、グリルで焼きました。

ね?野菜のチーズドーリヤです。いつもの雑炊より、ちょっとご馳走。
デザート用の小さなスプーンで少しずつしか食べられない悲しさだけど、香ばしくて美味しい。

でもね、調子に乗ってペロリと平らげたら、チーズがドンと腹に来て、時間が経ったら気持ち悪くなりました。
改造人間の皆さん、チーズはほどほどに。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/01/10(日) 10:16:35|
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ニンニクの追肥 冬真っ盛り、枯れ枯れの畑です。私の皮膚のようにカサカサであります。

さびしく収穫を待つのは二個のハクサイ。
本来なら、手前の空いている所を掘り返して、寒風に晒して冷凍殺菌するとよろしいのですが、まだ胸から管が差さっている身の上なので、重労働はできません。
ハクサイと一緒に、収穫を待っているのは、カリフラワーの仲間のロマネスコ。

巻貝が密集したようなユニークな花蕾を食べるのですが、まだ小さいようですから、収穫は保留。
本日の作業は、ニンニクの追肥。

今のところ順調に育っているニンニクに、化成肥料をバラ播いてきました。次は4月に同じことをします。
合わせてタマネギにも追肥してきましたが…
タマネギはどうにも頼りない。

1月のこの時点で、あるのか無いのかわからないほど小さくて、見るたびに萎んでいくように思います。春の急成長期まで、どれくらい生き残れるか見ものです。
足元には春を待つカモミール。

カモミールティーはね、あの懐かしい粉のジュースのピーチを薄ぅーく作ったような香りがするのです。粉のジュースといって、わかる世代は限られますよね。
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- 2021/01/09(土) 11:27:56|
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アリイのリモコンモンスター
ガメラ 1
プラモデルのほうでは、お化けの自動車シリーズが一区切りつきましたので、久々の動力付き怪獣とまいりましょう。
今回からは、これです!

アリイ(有井製作所)のリモコンモンスターシリーズ“火炎怪獣 ガメラ”です。なかなか勇ましい箱絵ですが、血だらけなのはいただけません。確かに映画では毎回血だらけになるガメラですが、おもちゃのパッケージですから、嘘でも綺麗でいてほしい。
箱の天地です。

お店に積まれた時に見える面ですから、天地同じデザインとなります。
次は箱側面片側です。

シリーズラインナップ、ガメラをはじめ、ガッパ、ギャオス、バルゴンと並んでます。このラインナップに覚えのあるオジ様たちは、もうお察しの事とおもいますが、これらは、ニットー(日東科学)のゼンマイ怪獣シリーズがメーカー移管されて、電動版として再設計されたもののようです。もしそうなら、ガマロン、ワニゴンも電動化してほしかったですね。
反対面はガメラの説明。

サービス満点ですね、説明部分を拡大してみましょう。

子どものペットでもあったカメをモチーフに、火をはき、回転ジェットで空を飛ぶ、奇想天外な設定が素晴らしいです。そして何より、子どもが好きで人間の味方と言い切ってしまう設定が潔い。この根拠のない大胆設定は重要で、もしかしたら東宝のゴジラに影響を与えたのではないかとさえ思ってしまいます。もしガメラがいなかったら、ゴジラはジェットジャガーとタッグを組んだり、子どもの呼び声に応えたり、おかしな主題歌ができたりしなかったのではないか?なんて思ってしまいます。おっと、これ文句ではありませんよ、もしかしたら~?影響があったのかな~?と思っただけです。
箱を開けましょう、楽しい瞬間です。

組立の説明書には、姉妹品のビッグサイズの紹介で売り出しに力が入っているのがわかります。それにしても気になるのが、CMテレビ放映というところで、デモムービーかなんかがあるのなら見てみたい、ものすごく見てみたいですね。
そして部品の数々。

嬉しいですねえ、ガメラの甲羅と一目でわかる。この瞬間がもう最高。
ニットーのゼンマイシリーズがベースとなっていますから、この大きささえも懐かしい。

そしてやっぱり、ガメラの甲羅はウロコ模様ですねえ。この日本画的なタッチが私は好きです。ちょっと嘆きになりますが、近ごろの怪獣はペンタッチが多いように思われます。つまりあちこちが尖がっていて直線的な感じを受けます。それが悪いというのではありません、好みの問題です。このガメラの背中のように、毛筆的な曲線が、私は好きです。あくまで個人的好みです。
それでは次回より、組み立て工程を控えてまいりますが、電動ですからねえ、単に歩くだけでは勿体ないです。どこかいじってみたいですね。
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- 2021/01/08(金) 10:08:24|
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小麦餅 早い話がすいとんです。正月に普通の餅でお雑煮を食べたら、咀嚼が浅かったのでしょうか?新しい内臓が驚いちゃったみたいで、具合が悪くなってしまいました。どうしてもお餅は滑らかでのど越しが良いですから、ツルンといっちゃっいますね。
そこで今回は、小麦粉を練った小麦餅。小麦粉にぬるま湯、スプーンにくっついて、ゆっくり落ちる程度の柔らかさに練る。
おつゆは野菜たっぷりでね、大根、白菜、小松菜、玉ねぎ、人参、なんでもいいです。胃がない分、やわらかく煮ます。おだしは、ガラスープと和風だしを半々、正月の残りの蒲鉾も蛋白源として入れちゃおう。
沸いたおつゆに、練った小麦種をスプーンでボタリ、ボタリと落とします。あとはしばし煮込むだけ。

冬野菜をたくさん煮込んだすいとんです。おつゆは薄手に仕上げてありますから、野菜の個性も生きています。

こちらは小麦餅、お米の餅と違ってびよーんと伸びないから、口の中でクネクネとよく噛める。噛めば噛むほど香る小麦の香りと心地よい弾力。クネクネで思い出しましたが、フランス料理の団子をクネルっていうらしいが、食感の擬音化からきているのかしら?そんなはずないね。
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- 2021/01/07(木) 10:27:47|
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ROYAL ORIENT 21J 1
今回のジャンク発掘はこちら。

ロイヤルオリエント(21石)です。細縁の手巻き、針もりゅうずも動きません。
こちらは裏側。

激しく腐蝕した側は金張り真鍮製。蓋はステンレス。
スリムな横見。

文字板から上半分はボックス風防に覆われていて、金属フレームはごく細身にできています。腐蝕した下半分に比べ、ベゼル周りにはエッジが残っていて、まあまあの状態です。
蓋を開ける。

機械に腐蝕は見られませんが、かなり汚れている様子です。

テンワをつついても、力なくなされるがまま。側止めねじも一個抜けて無くなっています。機械の中に迷い込んで引っかかっていたりして。
ベゼルを開けました。

シンプルながら、大胆なカット模様を外周に配した、ちょっと変わり文字板です。
文字板を外します。

ベーシックな一段引きりゅうず。球面文字板を想定した円錐設計です。
こちらは時計側。

円弧が折り重なる青海波〈せいがいは〉のような分割がいいですね。
次回バラして、止まりの原因を調べてみようと思います。
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- 2021/01/06(水) 10:35:58|
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ゴヂラを作ろう 23
年が明けちゃいましたけど、実際は昨年の作業です。
和風の怪獣粘土工作のつづき、肩甲骨から上腕にかけてのアタリをつけて…

練った粘土を貼り付ける。

この流れで、わき腹いきましょう。

空いている部分に練った粘土を貼り付け、お腹、太ももとの境目はたるんだ皮膚的にめくり上げました。

ここで全体のプロポーションを一回確認しましょう。

ま、細かいところは後ほど修正するとして、大まかにオッケー。
このまま尻尾に肉付けしましょう。

尻尾は曲線が大事ですね、ポキポキ折ったようになってはお粗末なので、流れに気を使いながら成型してゆきます。

付け根大らか、先端細かく、を意識しながらSj字カーブを描きます。

こうして見ると、尻尾と足の連結が不自然ですね、次回修正しましょう。
今回はここまで。
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- 2021/01/04(月) 11:16:05|
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新年初畑 三が日ぐらいは家に居ろと申しますが、大根の在庫がなくなりまして畑に取りに行きました。“取りに”と表記しましたのは、収穫ではなく、埋めて保存しておいたものを取りに行くからそうしましたわけでして…
こんな風に発掘するのです。

本日一本取りまして、あと三本ぐらい埋まっているはずですが…忘れました。
畑の方は、ご覧の通りスカスカの冬景色。

写真に映っているのはハクサイの残り3玉、本日1個収穫しました。
寒い中、しっかり根付いて冬越しできそうなニンニクは、2つ、3つ欠落していますが、まあまあ順調といって良いでしょう。

一方、半分ぐらい欠落して、芽もなよなよと頼りないのがタマネギ。

これはもう、見守るしかないです。
セロリは、寒さに耐えるべく、地面にべったり貼りついて風当たりを避けています。

もう食べるところありませんね。香りというか西洋ダシとして、葉っぱが使えないこともありませんが、無理に食べることもないでしょう。
シュンギクが枯れてきたら、下から一株だけホウレンソウを発見。

土の酸度で全滅したと思っていたら、一株だけ生きていた。どんな状況でも生き残るヤツがいるんですね、それが生物です。
前回<12月21日>では、まだ花蕾を認められなかったカリフラワーの仲間のロマネスコですが、今回、中央部の葉をめくってみたら、固い花蕾をつけていました。

この幾何学模様が食欲をそそりませんけれども、ネタ的に面白いからどうなるか、収穫までもう少し大きくしてみましょう。
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- 2021/01/03(日) 13:06:43|
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令和三年正月盛り 正月ですけれども、昼ごろむくりと起きてきて、前の酒も抜けきらぬうちに酒を飲み、嫌がる家族に同じギャグで何度も襲いかかる暮らしとはスッパリ縁を切りました。心も内臓も入れ替えまして、実に清々しい正月を迎えております。
正月料理は甘いです。殊に市販品の甘さは、普段はなかなかお目にかかれないほど甘い。だからこそ、味覚による正月らしさを感じる方法の一つともいえましょう。

今年は少量を、ちまちま、正月を味わう。蒲鉾はさておき、昆布巻き、黒豆、田作り、みんな甘いね。この甘ったるい醤油味が、いつのまにか正月の個性味になっている。しかしこれじゃあ如何なる酒でも辛くなるよね、よくこんなものつまんで酒を飲みますなみなさん。今日はお酒じゃありませんよ、お湯割り。ハーブのお湯割り、つまりハーブティー、桑とレモングラスの煮出し湯です。私のお屠蘇ですね。元々お屠蘇とは漢方薬酒と聞きますから、狙いはまあまあ近いでしょう。こういうものを食事とし、昼寝をして、好きな映画をかけながら工作を愉しむとは何と贅沢なことか。酔っ払って訳の分からない時間を無駄に捨てていた時よりも、一日が長く感じられて、得した気分です。
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- 2021/01/02(土) 13:32:27|
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2021初日の出 天動説、天童よしみ、紅白歌合戦、大晦日ということですが、酒を飲まなくなってから夜更かしが出来なくなり、カウントダウンの盛り上がりや『ゆく年くる年』のゴーンも、すっかり味わえなくなりました。
ということで、即ち朝は早起き。日の出前に目が覚めましたので、薄明の時を一枚。

寒いので外へは出ませんよ。部屋の中から撮ってます。
テレビではNHKで深海の番組をやっていて、つい見入ってしまうけど、ここで当地の日の出時間を調べる。
6時52分か、もう少しです。

あの屋根邪魔だなあ、畑の中のお化け屋敷、誰も住んでないのにずっとあるのよ。
ほどなくご来光だ。初日の出を拝むぞ。

いよいよはるか東の空から光の筋が射してまいりました。
手を合わせて拝む。

ご来光です。2021年の初日の出です。ここからは速いです。見る間に太陽が昇っていきます。

完全に姿を現しました。この景色こそ、お日様の下に地平線、元旦の“旦”の字の元となる情景と言われております。
ここで言おう。
新年あけまして おめでとうございます 言ってみて思う。新年の挨拶は、真夜中に言うよりも、朝の方が何となく気持ちがいいね。
やっぱり地球は動いている。
- 2021/01/01(金) 09:29:40|
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