たんこぶめし 玉子を一つ食べますと、たんぱく補給に良いですね。しかし、咀嚼が浅いと具合が悪くなってしまう改造人間の私は、ぬるぬるとすべる玉子かけご飯が食べられません。だから、玉子を焼きつつ、生の美味さを維持し、よく噛む必然性を与える食べ方を考案、それが“たんこぶめし”です。
玉子を一つ、斜めにしたフライパンの角というか底に当たる油溜まりのところで、両面を焼くのです。丁度外皮が香ばしく焼けて黄身が生という塩梅で、ご飯の上に乗せ、塩昆布を一つまみ、お醤油は少なめに。

たんこぶめしですよ。美味いですよ。
白身が香ばしく焼けているから、よく噛まないとザラザラして飲み込めない設計になっているの。そして昆布の旨み、昆布は塩昆布でなく佃煮の方が良かったかな?まあいいでしょう。

ところで、なぜに“たんこぶ”なの?
こぶは昆布、たんはタンパク質の蛋、たまごという意味です。ピータン〈皮蛋〉とか有名でしょ?それ。
あー、でもやっぱり、味の素と醤油の玉子かけご飯を丸呑みしたーい。
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- 2021/02/28(日) 09:48:37|
- 料理・食
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さあさあ、死神博士が帰ってきたよ、新しいショッカー劇場のはじまりだ。
よい子のみんな、期待しないでね!
テーマ:こんなのどうでしょうか? - ジャンル:趣味・実用
- 2021/02/27(土) 10:13:30|
- 劇場シリーズ
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アリイのリモコンモンスターシリーズ④
冷凍怪獣バルゴン 1
電動で歩くガメラができましたら、対決相手が欲しくなるのがこれ必然でありまして、今回からはこれ。

おお!映画ポスターそのまんまの箱。合成着色が素敵です。こういうことがしたくって、動力模型を欲しがるわけなんですが,これだと二体セットと勘違いされてしまいそうですが、まあその心配はないでしょう。箱の天地が断言しています。

いいですねえ、バルゴンのプラモデル間違いなしです。
箱の横にはシリーズラインナップ。

おっと?バルゴンだけ写真ですね。イラストが間に合わなかったのかな?でも、こう言ってはメーカーに申し訳ないが、全部バルゴン調でやって欲しかったな、なんて思ったりして。血の出たイラストはあまり好きではありませんから。
反対側はバルゴンの説明です。

説明を読んでみましょうか。

体長80メートル!デカイ!!体重70トン、軽い!尾の力はウェルター級チャンピオンの20万倍!なぜヘビー級で例えない!などいろいろ面白ネタ満載ですが、大映怪獣の魅力は、こういった派手さというか、強烈なギャップみたいなところなんですね。北極生まれの火炎怪獣やら、南方生まれの冷凍怪獣という正反対の組み合わせ。まあ少し動物に詳しい知人がね、暑いから周りを冷やす機能があるんだとか、いろいろ申していましたが、そんな説明は不要です。奇想天外さが持ち味なのです。手足を引っ込めて火を噴いて、グルグル回って空を飛ぶなんていう発想は凄いとしか言いようがなく、どんな生物にも当てはまらないから怪獣というのです。
箱の中身は、どんなかな?

わくわくしますね、怪獣の部品というのは、形が不揃いだから面白い。

なんとなく浮かぶ怪獣の断片から、完成を想像するのが、組立前の一つの楽しみ。
では次回より、組み立てを始めましょう。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/02/26(金) 10:27:14|
- 玩具・造型
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シチズンデラックス21石 2
りゅうずのおかしいシチズンデラックス21石の中身です。

外は錆びてますが、中まで入り込んでいないようです。
ベゼルを開けまして、中身を取り出す。

一度外したら、もう巻真がうまくセッティングできません。すぐ抜ける。
文字板下に問題がありますね。

ほら、規制バネが折れている。ゆえにオシドリレバー(巻真をひっかけている可動部品)がゆるゆると逃げちゃうんです。わかった、ここは後で考えるとして、時計を見よう。

シチズン9200-21石、チラネジ付きなので、初期機械のもよう。
ではここからは、もう三回目なのでサクサクっと行きましょう。
手順で行きますと、テンプを取る。

こちらは二番受けの刻印内容です。

赤印字がうれしいですね、3ADJというのは、文字板上向き、下向き、りゅうず下向きの3姿勢で精度調整をしているという意味です。石数は21、三桁の数字は製造ロット番号です。一度に作る共通識別番号といったところでしょうか。
アンクル取ります。

二番受け開けます。

そして…
やっちまった!

角孔ネジの首チョンパ。ドライバーを当てて、こっちかな?そっちかな?と探っていたら、ブチギレ!もういや、初めてじゃないでしょうに。あぁ、なんと悲しきことか、壊れてないものを壊した落胆たるや。
まあよい、いや良くないけど、続きを。
香箱受けを開けました。

そして部品をばらす。

さて、ネジの詰まった香箱をどうするか?苦心してドリルを折ってまで中身を取り出したとしても、代わりの逆切りネジがなければしようがない。
やむを得ず、こいつにお出まし願うことにしました。

ぼろっぼろのスーパージャンクデラックス。こいつの中身が使えるかもしれません。
って、結局今回もフランケン作戦となりました。
ではまた。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/02/24(水) 10:56:05|
- 時計
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春の足音 ここ2、3日は暖かったです。これは一昨日、日曜日の畑です。

空っぽの畑です。
あるのは冬越し隊だけ。
ニンニクはまあまあ順調。

寒さで縮み上がっている九州青ネギ。

メキャベツはまだ小粒。

作戦失敗でしたね。大株にしてから葉掻きをするべきでした。今年の秋、リベンジしたいです。
それからこぼれ種から勝手に生えてきたカモミール。

あちこちに生えています。生命力が強いです。
そして、足元には気の早い春の草花たちが、可愛らしい花を咲かせていました。

可憐な青い花はオオイヌノフグリ、現代的に言うならば大型犬のキンタマか、犬の大金玉か、見た目カワイイのに結構過激な名前をつけられたものです。一緒に咲いている白いのはぺんぺん草でおなじみのナズナ。
もうすぐ春が来るんだなあ。
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- 2021/02/23(火) 09:25:25|
- 家庭菜園
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ゴヂラを作ろう 31
粘土で作る和風の怪獣も、塗り作業に入っています。
前回まではカシューでつや消し地を固めたところです。

完全に硬化しましたところで、金粉と銀粉を半々、それらをワニスで練り合わせます。

黄金のイメージではないのです。シャンペンゴールドみたいな薄金を作ります。
そしてこれを、せっかくいい感じに塗られている怪獣本体にべとり。

黒い部分全部に塗ります。

あ~あ~!なんてことをするのだ。

そういえば、昔、金粉ショーってのがありましたっけ。

全体が金ピカになりましたが、このまま金粉ショーというわけにはいきませんので、まずは乾燥、一旦乾かしまして次工程に移ります。
ではまた。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/02/22(月) 10:46:29|
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貉汁〈むじなじる〉 アナグマはお調子者で、タヌキの巣穴に居候するところから「同じ穴のむじな」なんていう喩えの元になったりしています。昔は、今ほど図鑑やら分類が普及していませんから、キツネ、タヌキ、イタチやなんかを一からげにして“ムジナ”と呼んでいたようですが、ま、本当かどうかはわかりませんけれども…
食べ物の方では、以前にも控えました、コンニャクを胡麻油でチリチリと焼いて野菜と共に味噌汁にした狸汁がありまして、今回はここに油揚げ、キツネを足しましたから、貉汁とよびましょう。

これはおかずになります。
味噌は濃い目、野菜は土っぽいものがいいですね。今回は大根と牛蒡、葱です。

こうして見ると、何だかんだの精進料理。
体も喜んでいるようです。
でもザバザバかっこむと具合が悪くなるので、よく噛んで、ゆっくりと。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/02/21(日) 10:29:30|
- 料理・食
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帰ってきた死神博士 いつもお世話になっている『
ひろせ堂めいど商会』主催のhirose様から、またまた嬉しい戴きものをいたしまして、それがこちら。

2002年製BANDAI食玩『仮面ライダーメモリアル④死神博士』です。嬉しいですね、奇しくも昨晩、東京MXで放送されていたのが、『死神博士 恐怖の正体』で、久々に見た死神博士の風格に鳥肌が立ちました。
箱の中身はどうですか?

おー!死神博士じゃ。
組み立ててみる。

よく似てるなあ~、天本英世さんだ。


昔、新宿の横断歩道で、周りから頭一つ飛び出たマント姿の人がいて、外人モデルかなんかかなあ?と思ったら、天本英世さんでね、実にカッコイイ素敵な佇まいでした。このかた私服もマントなんだ、って思ったものです。本当に素敵な方でした。
こうなると、ちょっと手を入れたくなるのが人情というもの。
マントの赤い部分にはパールクリアーをかけまして高級感をプラス。

顔に血管と陰影をつける。

白いスーツは極薄墨で陰影を強調。

髪に白髪を混ぜてつや消しをかけたら…
かなりいい感じの死神博士ができました。

おっと、仕上げは眼光。目にニスを注しました。

いいじゃない?日本を代表する怪奇俳優、ある時は発明おじさん、ある時は宝石ギャング、またある時はドクター・フー。そして代表作は、死神博士だ。

しかし、昨日放送していた仮面ライダーなんだけど、いつもはアンテナ状態が悪くて映らないから観ておらず、放送していることさえ忘れてしまっていたのだけれど、昨日に限って映った上に、ちょうど死神博士の最期の回だったとは、偶然にしても不思議。なんだか天国の天本さんに「参考になったかね?」と言われているみたいで、ちょっと泣きそうになりました。
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- 2021/02/20(土) 13:28:55|
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アリイのリモコンモンスター①
ガメラ 7
日東からアリイに移管されてモーターライズに設計し直されたガメラが出来上がりました。

1/400スケールの小さいほうの商品ですが、私としてはこちらのほうが親しみ深い大きさです。ちょうど子どもの頃飼っていたクサガメと同じくらいの大きさですから。そしてガメラのデザインも、玩具にして可愛らしい、丸っこい姿をしていますから、手に取っても心地よい。
何といってもこの甲羅。

ウロコ模様が何とも日本的で素敵です。これぞ昭和の大怪獣。
お腹もシンプルなブロック模様。

落ち着いていて安心です。これが平成版になりますとデザインに強弱がついて躍動感が出てきます。これも時代の流れと申しましょう。
顔の彫刻も、うまい具合のリアリティ加減に彫られています。

そしてプチ改造として、腕の連動、そして目の発光を追加しました。

“リモコンで、腕を振りながら目を光らせて、ノッシノッシと歩きます”なんてフレーズは昭和中期、子どもの頃の夢でしたね。
できあがったモデルを歩かせて遊ぶ。大怪獣ガメラ襲来!

そしてこのモデル、腕を可動式にしましたら、四つん這いにして後退モードで稼働させますと、なんと四つ足で歩くのです。これは思わぬ副産物でした。

大阪城に迫るガメラ!

日本の城と昭和ガメラはよく合います。亀という縁起物の古典的モチーフ、日本画に描かれるような毛筆的なタッチ。同じ怪獣のデザインでも、時代背景によって違ってくるのは、設定や背景との相性があってこそかと思うのです。昭和の景色、平成の街並み、画面にピタリとはまる絵姿こそ、そこに与えられた怪獣デザインなのではないかと考えます。そこへいきますと、50年経っても輝きを失わない初代ウルトラマンのデザインなどは素晴らしき名作ですよね。
ここで、同じシリーズのビッグスケールをならべてみましょう。

デカイですねえ、4倍ぐらいのボリューム感です。
まるで親子。大小そろい踏み。

ビッグの方はここまで大きいと、彫りが荒っぽいですね。そして甲羅の反響空間も大きいせいか、鳴き声(モーター音)も勇ましいです。
さて次回から、ガメラと戦わせるべく、冷凍怪獣バルゴンの製作にかかります。
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- 2021/02/19(金) 10:04:41|
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ごぼてんそば 若い頃、博多の屋台でしこたま飲んで、翌朝、まだ顔がボーっと火照る中、立ち食いそば屋をみつけて、ごぼてん蕎麦を注文したの。博多なんだから、うどんにすれば良かったのに気が回らず、いつものように蕎麦を頼んでしまったわけ。でてきたのを見て驚いた。お湯?って疑うほど透明なつゆ。醤油色に慣れている関東者だから、その透明さの違和感に驚いたわけなんだが、食べてみたら美味しくてね、鰹がきつくないから二日酔いにすっと受け入れられたの。
スーパーで牛蒡の天ぷらを見つけたので、グリルで焼き直して、茹で蕎麦を半分軟らかく煮て、ごぼてん蕎麦をこしらえました。

おつゆはいただきものの関西風、博多の色を真似しました。向こうは青葱だったけど、今回は白葱。

蕎麦には醤油の勝ったおつゆが合うとは固定観念で、関西だしで食すと、蕎麦の香りが変わります。
茹で蕎麦ごときで何を言うかって?内臓都合でよく噛まなきゃならないから、香りがよくでるのさ。
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- 2021/02/18(木) 11:00:02|
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シチズン
デラックス21石 1
好みというものは逃げ道の無い性質でありまして、同じような時計ばかり集めてしまいます。

シチズンデラックス、実にブログに書くのは三個目です。19石、23石ときまして、今回は21石のもの。かといってわざわざ石数を変えて購入しているわけではありません。たまたまそうなっただけです。
今回は古いもののバンド付き完成体。バンドを外してみましょう。
ガサガサガサ… これが困難。錆びたばね棒。

湿った皮に包まれて何年も経ったんでしょうね、沈没船から引き揚げたみたいになってます。
バンドは牛革、シルエットの絞りが直線的なところを見ると、かなり古いものと思われます。

昭和50年代になりますと、一番奥の穴までが平行になりますから、このように剣先に向かって細くなっているタイプは、それ以前のものではないかと推察します。
美錠はアルミ製の既製品、純正ものではありません。

アルミの丸線を曲げて潰したシンプルなもので、グレードとしては安い部類になりますが、機能性としては悪くありません。
このバンド、当時をしのぶ資料として手入れして再利用したいところですが、遊びカンも切れてますんであきらめましょう。
こちらは時計のヘッドです。

細い縁,、ゆったりとした曲線を描くシルエット。
横から見ても薄造りで、流れるラインがエレガントです。

時計としてはりゅうずの調子が悪いですね、後ほどばバラします。
裏蓋も球面の磨き仕上げです。

こう滑らかに丸められますと、見ただけで手首への当たりが優しそうに感じられます。
側の一部もだいぶ錆びついています。

こんな風に汚れの激しいほうが、いじり甲斐があるというもので、こちらとしては嬉しくなってきます。
蓋を開けました。

機械にまでは錆は及んでないようです。
次回解体作業です。
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- 2021/02/17(水) 10:31:53|
- 時計
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タンサンの水割り あぁ、牛丼が食いてえなあって呟いたのを覚えていたのか、娘が牛丼弁当を買ってきてくれました。うれしいねえ、涙が出そうだよ。胃袋がなくなった今、並盛を二回に分けて食う。ってことは、二回楽しめるってわけだね。
で、飲み物ですよ。ビールってわけにはいきませんが、ちょっとシュワシュワしたものが飲みたくなったので、炭酸水を水割りにしてみました。

冷蔵してあった梅シロップで味付け、気の抜けた梅サワーだね。
さあ、手術後はじめてのタンサンに牛丼、こんなものを食べたら、どんな反応を起こすのだろうか?
と思ったら、意外に何も起きませんでした。ということは、ビール復活の日も近い?やばやば。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/02/16(火) 10:50:57|
- 料理・食
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ゴヂラを作ろう 30
粘土で作ります和風の怪獣ですが、下塗りを終えまして妖怪塗仏〈ぬりぼとけ〉のようにテカテカしております。

この時点では、割としっかり目にカシューが固まっております。
で、ここへ今度は、カシューの透〈すき〉に砥の粉を混ぜまして…

全体に上掛けします。

テカテカの茶色になりましたが、砥の粉が練り込んでありますので若干のつや消しになる予定ではありますが…
思ったよりツヤがあるので、べたつかない程度に乾いたところに、綿で砥の粉(黄)をはたきます。

乾いた刷毛で余分な砥の粉を払い落としますと、いい感じの古びたつや消しになりました。

ちょうど映画のゴジラみたいな色になりましたが…

このあと恐ろしいことをしでかすのです。
今回はこの辺で。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/02/15(月) 10:39:08|
- 玩具・造型
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お漬物というひびき 眠りについた直後だったんだろうなあ、けたたましい地震警報で跳び起きて、陳列棚の前に立ってバタバタと倒れる時計の落下を防いで、揺れが収まるのを待つ。今回は地震警報がうまい具合に作動してくれたおかげで、物が壊れないですみました。時代の進歩を感じた一晩でした。
朝、風呂に入って体があったまったら、冷たい漬け汁からくたくたになった白菜を取り出し、汁気を絞って刻む。休日の朝はこういう作業がいちいち嬉しい。前の日の根菜煮込みは、赤だしのタネにして一人前だけこさえる。

日本の伝統的朝ごはんです。ただ、昔の人は米大盛りだったようですが、私はこれで精いっぱい。
少し酸っぱくなった白菜の塩漬けの味は、米の甘さを引き立てる。

おしんこ、こうこ、呼び方はいろいろだけど、僕は、お漬物というひびきがいいねえ。そういう観点からすると、味噌汁だって“おみおつけ”の方がいいんだけれど、なぜか最近は言わなくなった。
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- 2021/02/14(日) 10:45:04|
- 料理・食
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春前のそうじ 今日は暖かい。
春物を仕込む前に、冬物の片付けをしました。
こちらはハクサイ、最後の一個。

寒風に耐えて、よくここまで生きてきたものです。もうナイフを使うまでもない、頭を押したらボキっと折れてゴロンと転がる。カサカサに乾いた葉を手で払い落とし、外葉を何枚かめくってみると…

中はフレッシュなハクサイが詰まっています。この瞬間が嬉しいですね。
こちらはカリフラワーの収穫あと。

この辺も引っこ抜いてちぎって通路にバラマキ。
タマネギは壊滅的に少なくなりました。

上の写真、半分ぐらいは雑草です。それらを手で抜きとって、残ったタマネギに薄めた液肥をかけまして、ダメ元の枯草、主にエゴマの残さを保温、保水代わりにかけてきました。

もう本気でダメ元、三月の強風で、枯草にからめとられて肝心のタマネギが抜かれる心配もありますが、この作戦、果たしてうまく行きますかどうか?ここまでくると逆に展開が楽しみです。
かたや、まともに冬を越したのがニンニクです。

がっちりしっかり、大地に根付いています。あとは収穫前の感染症にさえかからなければ、6月においしいニンニクが食べられます。
まあ自分が生きてればですけどね。
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/02/13(土) 15:38:43|
- 家庭菜園
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アリイのリモコンモンスター①
ガメラ 6
アリイのリモコンガメラ(小さいほう)の組み立てが終わりました。

目を光らせて、腕を振ってノッシノッシと歩きます。

声もガーガーと威勢が良い。まったく楽しい模型です。
そしてやっぱり、ガメラの魅力は背中ですねえ。

よくもまあ、こういう素晴らしいデザインを思いついたものです。当時は怪獣という前例が極めて少なかったから、自由というか、無からの発想がかなったのでしょう。
さて、ここから塗装彩色となります。
これまで塗った同スケールのガメラたちは、こんなバリエーション。

どれもゼンマイですけど、左から、映画風ブルーグレー基調、グリーンベースでニットーのカタログ風、玩具調メタリックカラーの三点、
で、今回はどれとも違う色に仕上げたいということで、このへんの塗料を用意しました。

グレー基調ですね、そしてちょっとメタリックにしたいかな?
ということで、まずは黒のツヤでくるみ塗り。

腕の可動連結の自作部品は、特に黒くすることによって視界から消えて見えなくなります。ちょうど文楽の黒子のような役割ですね、可動仕掛け丸出しでは、興ざめしてしまいます。
黒が乾きましたら、グリーングレーでドライブラシ風に雑塗り、凸部をなでて黒とのコンビで陰影をつけます。

ガメラの背中はイイですねえ、このウロコパターンがなんとも日本的で味わい深い。

そして、仕上げに持ち出しましたのは、時々使うヘドロブラック。

要するに筆洗の上澄みを取り除いた沈殿物です。狙った調色ではない偶然の産物、それが今回はメタリックも含んでいて、それでいて地味で、いい塩梅の複雑色になっているので、廃棄するより有効利用ということで、こいつをドライブラッシング。

いい味ですねえ、じつによろしい。何となく茶色っぽくはありながら、光にかざすとメタリックが重みを醸す。
あとは顔を描いてできあがり。

アリイのリモコンモンスターシリーズ①「火炎怪獣ガメラ」の完成です。
次回は写真で鑑賞の巻となります。
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- 2021/02/12(金) 10:43:59|
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かきたまうどん 麺食いてえ~ 麺食いてえ~ 妖怪麺食い男です。
消化管改造人間の皆さんこんにちは、お食事にはご苦労をなさっておられるかと存じます。
少し前、蕎麦を食べました。今回はうどん、太いのが食べたいという事で袋のきしめん、即席のうどんスープの素。

スープの素はいつもお世話になっている
『ひろせ堂めいど商会』様からのいただきものです。
半人前のスープを煮立てまして、うどんも半玉、葱、エノキをいっしょに煮まして、片栗粉で軽いとろみをつけます。
蛋白源は玉子、たらーっとたらしてゆっくり箸を回してふうわりと仕上げる。

かきたまうどん半人前です。

改造人間仕様ですから、麺は柔らかめに煮込んであります。
いただきもののスープは関西風、ダシが効いてて澄んでいるから、色白の麺と玉子の黄色が引き立ちます。

平たいうどん、これを“きしめん”っていう呼び方を知ったのは実は大人になってからで、子どもの頃は“ひもかわ”って言ってました。勢いよくすすると、ベロベロンっと汁が盛大に飛び散りますが、今は一本ずつそっとすすってよく噛む、これが新臓器への思いやりです。
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- 2021/02/11(木) 12:53:20|
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フランケンシュタインの囁き
シュミットの逆襲 3
死体をつなぎ合わせて一人の人間を作るように、二つの廃物から一つの時計を作りたい。そんな欲望から始めた作業だが、今のところはイメージ通り進んでいる。
動力の巻き上げ機構まで出来上がった。

ここから時計輪列を組むのだが、それらを受ける石と止めリングをかき集めて取り付けよう。

元々欠けていて足りなかった箇所は、解体したもう一つの個体から補えば、一応全個所を埋めることができそうだ。

時計輪列を組む。

輪列は痛快に回るのだが、アンクルをセットすると、大きさの割にテンションは今ひとつだ。動力ゼンマイがだいぶ弱っているとみえる。
最後はテンプだが、ここがまた問題だらけで、骨格は元の物を使おう。

なるべく状態のいい部品を集めて組んでみるのだが…

動きはどうも今ひとつである。しかし、二番車をピンセットで後押ししてやればよく動くので、やはり動力ゼンマイの老化が原因のようだ。
おまけに緩急針を抑えるバネも取り付かない。ネジ穴の位置が違うのだ。やはり同じに見えても昔の物はすこしずつ形が違ってい簡単に互換性を語れない。仕方が無いので新しく一つ穴を開けて取り付ける。

機械部分はこれで組み立てがそろった。
文字板と針をつける。

真鍮針の窓にクリスタルを嵌め込み、おもわずニヤける。
側に機械を組む。

銀側の無数の傷は、人の皴に同じ、100年の時代を感じる。
あとは、頃合いのガラスを探して、裏の枠に嵌めたら完成としよう。


蓋つきオープン、R・シュミットが形になった。
一方では、使われなかった時計の残骸が哀れだ。

これらも捨てずに一応形に戻し、モルグで保管しよう。
あぁ、フランケンシュタインの囁きに試みてはみたものの、蘇生は叶わず、見るだけのものになったが、まあいいだろう。

部品のそろった個体となったのだから。
だがしかし、執念深く不具合を追求すれば、いつの日か蘇生も可能となるだろう。金属でできた時計という代物は、それができるから面白い。

100年前の個体を蘇生する。人間ではそうはいくまい。ゲノム研究やAI復元が可能になったとしても、それは新生物であって、時代そのものまで蘇らせることは不可能だからだ。
時計を見よう、100年前のそのものが目の前にある。もし私が超能力捜査官だったなら、手に取れば100年分の景色が瞼に映り、めくるめく時の旅ができただろう。それは愉快なことである。
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- 2021/02/10(水) 10:18:36|
- 時計
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ゴヂラを作ろう 29
粘土で作る和風怪獣です。
今回は体表の下処理です。
まずは薄目の黒カシューを全体に染み込ませます。

薄めた黒というのは、粘土表面の彫りを埋めることなく含侵させて、表面に樹脂層を設けて強度と防水性を高める狙いがあります。
よく染み込んだところはツヤ消しになって、樹脂層が厚かったり、もしくは粘土の表面密度が細かいとテカテカになります。

なんだかゴジラみたいな色ですが、これは下処理、全体を塗って数日乾かす。

薄めた黒が染み込みましたら、今度は表面コーティングという意味で、さらに黒のカシューで全体を塗ります。

背ビレの付け根もしっかりと。

テカテカのつやつや坊主になりました。
ここでまた数日乾かしましょう。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/02/08(月) 10:23:47|
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お味噌の仕込み2021 ♪ラーメちゃんったらギッチョンチョンでパーイノパーノパーイ♪ …でおなじみの東京節、二番の文句で歌われている浅草の「鳩ぽっぽ豆売るおばあちゃん」っていうのが私の子どもの頃にはまだいましてね、浅草寺の広場の一角に小さな小屋、お婆さんがすっぽり入るだけの本当に小さな小屋がありまして、鳩にやる豆を売っていたのです。水に浸した大豆が小皿に乗って一皿5円だったかな?その少し酸っぱいような匂いが懐かしく、こいつを掬うたびに思い出すのです。

一晩水に浸した大豆、2019年川越産です。2019年は台風による水害で、キズ物も多く、収穫には苦労したらしいです。
こいつを1キロ、水に浸してそのまま煮込み、指でつぶれるほど柔らかくなったら、マッシャーで潰す。

丹念に潰しているのは女房、私は根性がなくなってフードプロセッサーを使いました。
並行して桶に作っておいたのが塩切り糀、米糀1キロと粗塩400グラム。

ここに先ほどの生あったかい豆ペーストを加えて良く練り混ぜたら、味噌だねの完成です。

こいつをハンバーグみたいに団子にして空気を抜いたら、焼酎で消毒したホーロー桶に叩きつける。

拳で叩いて空気を抜いたら

除菌のための振り塩をしてラップをかけ、内壁をさらに焼酎で拭いて、中蓋、重石をして廊下の涼しいところに保管。

あとは蓋をして寝かせます。
五月の連休あたりに一回かき回して、夏休みにもう一回かき回したら、食用可能となりますが、気持ち的にはもう少し寝かせて、年末ぐらいから食べようかな?と思います。
以上、お味噌の仕込み2021でした。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/02/07(日) 10:44:34|
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タンサンパン 自粛生活で覚えたネタで、タンサン(重曹)の料理利用というのがありました。そもそもは、ホットケーキミックスの品切れによる代用から始めたのですが、その手軽さから、まんじゅうをこしらえたり
(食味雑記1975)、ピザ生地を模して見たり
(食味雑記1978)してまいりました。
今回は、生地そのものを素焼きで食べちゃおうというものです。
生地は二種類、ひとつは全粒粉100パーセントの味無し、もうひとつは、薄力粉に黒の摺り胡麻ときな粉を混ぜ込んだ味付けです。
粉100gに重曹小匙半分、水50mlにお酢大匙一杯の割合で練ってちぎって伸ばして、グリルにセット。

閻魔様に抜かれたベロみたいなものも、6分ほど焼いたら、ふっくらタンサンパンに大変身。

こういうものは焼きたてが一番です。

外の焼き目の香ばしさ、中はしっとり柔らかく、味はほぼ粉、時々重曹がじわりと苦くて安っぽいことこの上ない。

まあ、私の生活、パンとコーシーっていう柄ではないけれど、こういう安っぽいパンなら性に合っている感じがします。醗酵時間も無し、練ってすぐ焼ける即席パンです。
コーシーはインスタントで砂糖はたっぷりね、舌の上にいつまでも残る昭和の味だよ。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/02/06(土) 10:14:25|
- 料理・食
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アリイのリモコンモンスター①
ガメラ 5
電動歩行のガメラ、折角電動なので、電気を分けていただいて目を光らせようではないかと、ムギ球を一つ仕込んでおいたのです。

で、ここで頭部の部品、素の状態です。

で、目をいじる前に、説明書通りに牙をつけてみると…

ははあ、内側からつけるのですね、どれ、外から見てみよう。

あ、こりゃいかん、虫歯が腫れているようだ。やめやめ。
ということで、牙は後回しにしまして、目の部分をくり抜きます。

ドリルで穴開け、ヤスリで形を整える。
そして透明の眼球となる部分は、100均で買ってきた透明の樹脂粘土。お湯で軟らかくなるという触れ込みですが、お湯ならぬ、ライターで角を炙ってちぎり、アチチアチチと熱いうちに内側から押し出す。

これを組み立てまして、通電しますと…

腕を振り、目を光らせてノッシノッシと歩きます。
さて、色はどうしようか?おもちゃっぽさの味、映画みたいな味、いろいろあって悩みます。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/02/05(金) 10:55:01|
- 玩具・造型
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フランケンシュタインの囁き
シュミットの逆襲 2
ところどころ部品の欠けたシュミットの機械だ。

頭蓋から脳みそを取り出すように、側から中の機械を取り出す。

48ミリほどの大型機械はズシリと重いが、完全に死んでいる。
目につくネジというネジを外し、シャーレの中にコトリ、コトリと落としてゆく。部品をすべて外したら、裏返して巻真まわりも解体。

古いダボ押し構造は、部品が丈夫で安心だ。
中央の筒車まで抜いたら、素っ裸の地板が露わになる。

おっと、文字板のアシ止めネジが残っておった、こいつも取らねば。
解体は終わった。さて、どこから手をつけようか?
まずは受けだ、5枚の受けが荒れている。一度地板に組みつけて状況を見る。石止めリングがあるものないもの、あってもネジ代わりに接着されていたりとまちまちでひどい。

こういうものを全て取り除き、生地を整えたいのだが、難儀したのは接着剤だ。局部的にバーナーを当て、炙って剥がす荒療治。さらに困難なのは頭が取れたネジの除去だった。ドリルを二本折った。

上面に障害物がなくなったら、240番の耐水ペーパーを直径20mm円形に切り出し、回転ツールの先端に付けたら、上面を撫でて均す。

5mmピッチでスライドさせたら、うまくできた。仕上げにクリスタルコートで丹念に拭き上げて生地終了。再び受けを取り外しておこう。

地板も掃除をしたら中々きれいなものだ。100年前の技術者に敬意を表そう。
動力ゼンマイの入った香箱。時計の動きはここから始まる。

先の回転ツールで上面を均し、地板に置いてみる。

なかなか美しいものだ。
こうなれば、各車の錆も落とそう。ピンバイスに咬ませて、指で回しながら細かいペーパーを当てる。

黒ずみが落ちて、銅の輝きが蘇るも、まあ時間の問題であろう。気休めにペン型の錆止め剤を塗っておく。
二番と筒車を咬み合わせて、香箱を組み込む。

裏返して巻真をロックする。

表に戻そう。
これはトキの嘴。

動力ゼンマイのストッパーにテンションをかけるバネだ。
所定の位置に組み付ける。

巻き上げ部分まではうまく行ったようだ。
今回は、この辺にしておこう。
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- 2021/02/03(水) 10:36:22|
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冷凍餃子のスープ 消化管改造人間のみなさんいかがお過ごしでしょうか?食べ物にはご苦労なさっておられることとお察しします。
今回はやわらか白菜と餃子のスープです。
白菜は白いところを5センチほどに揃えましたら、繊維に沿ってせん切り。ニンジン、大根もせん切り、少しの胡麻油で炒めます。

鶏がらスープの素と、水を注いで煮、野菜が柔らかくなりましたら春雨と冷凍餃子を加えます。

カンタンでございますね、冷凍餃子は重宝です。少量に対応できるので、こういう時に有難い。
私は二つだけ。

私の場合、お椀一杯が一食分ですから餃子なら二つか三つがいいところ。野菜もトロトロで咀嚼を助けてくれるから、お椀一杯ぺろりと食べてしまいます。そして誘惑に負けて、もう一杯食らいますと、20分後に息を切らして苦しむことになるのです。だから今回はがまん。さすがに学習しますって。
…さて人形焼き食うか。
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- 2021/02/02(火) 10:38:39|
- 料理・食
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ゴヂラを作ろう 28
粘土で和風怪獣を作っています。
今回も背ビレの続きです。
外側二列の背ビレです。

中央列より少し小さくできております。
これも透明樹脂粘土で縁取りをしまして、怪獣の背中に粘土で固定。

固まりましたら、付け根の成型、サンゴみたいなイメージが狙いです。

背ビレもこうして三列並びますと、中々ボリュームがあります。
これでまた3~4日固めまして、その間に、末端の部分塗装をしましょう。
すでに一度塗ってはありますが、もう一度、口にカシューの透〈すき〉を塗る。

漆のような工芸的な味が狙いです。
爪にも同様に。

ここでまた、しばし放置しまして乾燥をさせましょう。

お笑いくださいまし、あんこをベッタリ付けた口裂け女みたいになってしまいました。
はたしてこの後どうなるか?
今回はこの辺で。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/02/01(月) 10:19:33|
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