アンタいったいどっちなの?持ち主の気持ち… の巻 KSかGSか、どっちだか分らなかった古い時計をバラしてみたら、GS5646-7010だったということが分かりまして、ちょうど機械が組み上がったところです。

今回は最後、外装部分の掃除です。こちらは完成側。

ステンレスのベゼル付き二体構造、ガラス風防の存在感がいいですね。
バラしてみると、このような部品で構成されています。

側にパッキンを詰めて、ガラスを押し込み、ガラス縁でロックする構造です。
せっかくのステンレス側なので、ちょっと表面を撫でて小傷を減らしてみよう。

まずは、青粉で全体をすりすり。
側面は本来ミラーですが…

小キズ隠しと上斜面とのメリハリを利かせるために、中目のスポンジヤスリで目付を入れました。

こっちの方がいいかも。
ガラスを組んで、りゅうずのパイプにシリコンを塗ったら、側完成。

機械を組み込み。

最後に錘を取り付ける。

グランドセイコー5646-7010、ヘッド完成です。

こちらは側面形状。

もっともポピュラーな56GS側と言われている形だそうです。
さあ、ここでバンドです。好みで申せば黒っぽい革バンドにしたいところですが、今回ついていた金属バンドが凄いので捨てがたい。
ご覧ください、驚異のSS中13列つなぎ。

先カンこそ一体ですが、本体の中駒はバラバラですよ。故にしなりも滑らか。無垢先カンで側への取り付け寸法もピッタリ、今回はこれで行きましょう。
汚れを落としたら、板に貼り付けて、まずは青粉でバフがけ。仕上げは中目のスポンジでタテ目付け。

駒側面はミラーのまま磨いてキラキラを高める。

バンドの手入れも、このくらいでいいでしょう。
ヘッドに取り付けまして、GS5646Aの出来上がりです。

これがまた使ってみたら優秀で、実用オッケーです。
昔の箱といっしょに撮影してみましょう。

断っておきますが、この箱と時計は別々に入手したものなので、当時の再現ではありません。でも醸す高級感は昭和ムードたっぷりで温かい気持ちになります。
今回の控え
グランドセイコー5646A 25石 1971年 当時価格46,000円 でした。
この時計、まじまじと眺めてみてわかりました。
何がって?

前の持ち主の気持ちですよ。
細い縁、シャープな反射光、そして繊細でフラットなバンド選びを見ると、シンプルモダンなデザインが好きだったんだろうなぁって。ゆえに実用的かつシンメトリーを乱すデイデイトのカレンダーは目障りだ。そこで馴染みの時計屋さんに頼んで、同型のプレーンな文字板への交換を頼んだ。だってそうでしょう?普通に使って文字板は中々壊れませんから、破損による文字板交換とは考えにくい。ま、衝撃で植字が取れることはあったかもしれませんが、そうだったらそのまま直すでしょうし、純正文字板に交換するのが普通です。敢えてデザインの違う文字板に交換するのには、それなりの意志が働いているとみて良いでしょう。
完成を御覧なさい、バンド、側、文字板、すべてがモノトーンに整っていてシンプルにまとまっているではありませんか。細い針を受け止める全周棒字のあっさり顔。生活臭がプンプンするカレンダーがなくなって、少し気品が上がりました。新しい顔になった時計を受け取った持ち主は、手首に巻いて前後に向きを変えながら「うん、やっぱりこっちのほうがいいね」って笑っていたに違いない。
…なんてね、古い時計を見て情景を妄想する快感。
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- 2021/03/31(水) 10:05:56|
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春の苦味 まだ少し早いかな?と思いつつ抜いてきた、一か所だけ育ちのよかった九州青葱と、女房が散歩がてら摘んできた土筆〈つくし〉と蕗の薹〈ふきのとう〉。

蕗も土筆もおっ開いてしまってますが、まあいいでしょう。
よくすすいで、薄手の衣をまぶして、オリーブ油で焼きました。

土筆の衣焼き、薄く塩と砂糖をふりました。
蕗の薹、もはや花ですが、こちらも同じく。

花になっても小さなブーケみたいで可愛いですよ。
九州青葱は、少ない水で湯炒りをして、竹輪と一緒に酢味噌和え。

“ねぎぬた”っていうんですか?芥子が効かせてあります。

こういう日本の田舎風の色はいいですね。
歳のせいか病気のせいか、カラフルなアートっぽいお料理よりも、自然の色の方が美味しそうに感じられるようになりました。
どれもそれぞれ個性味を持ちつつほろ苦い。
春の苦味は、冬が明け、これから訪れる活動の季節に向けて胃腸を整える薬の味、だから美味いと思えるのです。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/03/30(火) 10:38:23|
- 料理・食
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クマちゃん、ウサちゃん ずぅっとそこに置かれていて、家族さえも存在を忘れているぬいぐるみはありませんか?
ある時は隙間から吹き込んだ雨に濡れ、誰も触ってくれないから、同じ部分だけ日焼けして、同じ部分だけ埃の積もった、見るもかわいそうなトイレのクマちゃん。

それと階段の隅にずうっと座り続けていたウサちゃん。

きれいにしてやりましょうよ。
あ~あ、布物は引っ張るとボロリと崩れるほど劣化しています。

ここは再生不能と判断して、全て綺麗に取り除きましょう。
クマちゃんのスカーフも同じくボロボロ。

ほどこうと思ったら、途中で切れるんです…というか粉になる。
どっちも裸になったら、まずは入浴です。

お湯に洗濯石鹸をよく溶かして泡立てたところに、そっと浸けます。
中の芯材までどっぶり水を吸わせたくないので、浅浸けにして、表面の汚れを優しく洗いました。

お湯はもうまっ黒。

このあと、ぬいぐるみの洗剤をよくすすぎまして、タオルで水を吸い取ります。

ほら、湯上りで嬉しそうですね。
表面にドライヤーをかけまして、中の水分を抜くべく、4、5日風干しにします。
つづく
テーマ:実用・役に立つ話 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/03/29(月) 10:25:30|
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春の支度 昨日<3月27日>は動きやすい、いい陽気でした。草の緑がちらほらと目立つようになりました、春の畑です。

手前三列は、すでにジャガイモが植わっていますが、問題は、その奥。
一冬ほったらかしで、散らかり放題のうえ、雑草が生えてます。

今回はこの辺の掃除がメイン作業です。

草取り、ゴミ取り、粗起こし、そして春植えの苗を少し植えました。
こちらはキャベツ。

巻きの緩い春系キャベツみたいです。
それとスナップエンドウ。

2株だけ、ひっそりと。支柱を立てて、ネットを張りました。
そのほか、タマネギは相変わらずひ弱です。

あちこちからスギナが生えてきたので、今さらですが石灰と堆肥を鋤き込んでみました。

どうでしょう?ま、見守りましょう。
ニラも生えてきました。

こちらも土がカチカチでスギナが生えてきたので、タマネギと同じように石灰と堆肥を鋤き込んで、土を起こしてきました。
ニンニクは順調…

…そうに見えますが、ちょっと嫌な兆し、葉っぱの縁が少し黄色っぽくなっています。褐斑病になったら、イヤだなあ。
そのほか、一列ホウレンソウの種を播きました。
今回は少し重労働、途中クラクラきましたが、女房の応援があってなんとかできました。
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- 2021/03/28(日) 08:57:59|
- 家庭菜園
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寝たきり、らんちゃん 我が家の金魚、らんちゃんとチュウリン。2016年生まれですから金魚年齢で6歳です。室内水槽飼育で5回、冬越しをしました。
もう歳でしょうかねえ?赤いらんちゃんは寝たきりになってしまいました。

死んではいませんよ。外傷もありません。
一年前の冬は、普通に泳いでいながらも、仰向けに沈んでいることがしばしばあって、おかしいなあ?と思っていましたが、春になったら復活して普通に泳ぐようになりました。今年はどうでしょうねえ?常に沈んでいますから状況は悪いです。
一方、夏場浮いて浮いて背中が血だらけになる、白いチュウリンは冬場絶好調。

おそらく兄弟だと思うのですが、体質は正反対。ふと目をやると、寝たきりらんちゃんをチュウリンが気遣っている。

…と思うのは人間の想像で、群れの修正でくっついているだけでしょう。でも可愛いじゃない?
場所が変わっても寄り添う二匹。

それでもらんちゃん、餌を落とせば、懸命に食べに起き上がるんです。

頑張って一粒か二粒、口に入れるとまたすぐ寝る。

かわいいホッペタだなあ。
水温が上がって、さらに少し痩せたら、また泳げるようになるかもしれません。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/03/27(土) 10:23:59|
- 金魚・生き物
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アリイのリモコンモンスターシリーズ④
冷凍怪獣バルゴン 5
バルゴンの体表ボカシ。

薄茶の後は、ややメタリックなヘドロブラック(溶剤の沈殿物)でこすりまして、エナメルの薄墨で谷汚し。

塗っていると、だんだん前足(腕)がプラプラと緩んで頼りなくなってきたのと同時に、四つん這いもさせたいので、腕の取り付け構造をポリキャップに替えて強度を上げましょう。

ポーズがとれて、それでいて固い、そこが狙いです。
体が出来たらお顔を描いて…

出来上がりです。
冷凍怪獣バルゴンです。

ガメラの背中もいいけれど、バルゴンも中々いいです。

丸っこいガメラに対して、長っぽそくてトゲトゲという対比が良いのです。
そして私はタレ目の怪獣が大好きなんです。

眉間にしわを寄せて、とんがった目つきの怪獣がここのところ多いから、この時代のタレ目デザインはホッとしますねえ。
そしてこの目、電気を通せば光ります。

もう、こうなったらガメラと戦わせるしかないでしょう。 前に作った大阪城とガメラを持ち出して、映画の再現です。

ガメラ対バルゴンの名場面、大阪城の決闘が目の前でライブで楽しめます。

子どもの頃なら、座布団の山に積み木の街で十分でしたが、大人になった今では多少の工作ができますから、こんな風に楽しむことができます。それに何より、写真や動画が手軽に撮れることが嬉しいじゃありませんか。(動画の模様はTwitterで流します)
これにて、アリイのリモコンモンスターシリーズ④冷凍怪獣バルゴンの製作を終わります。
次はギャオスだよ。
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- 2021/03/26(金) 10:47:36|
- 玩具・造型
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三年仕込みの風格 いつもお世話になっている『
ひろせ堂めいど商会』主催のhirose様からいただいた、もうひとつの大物が、この奈良漬け。

妖怪“あかなめ”のベロじゃありませんよ。この分厚くて大きなべろべろは瓜の酒粕漬けです。素晴らしい香りです、香の物とはよく言ったものです。奈良漬けといいますと、これまではカツーンと鼻を刺すアルコール臭に、やたらとしょっぱい味付けの安っぽい物しか知りませんでしたから、本当はあまり好きな食べ物ではなかったんですけど、三年仕込みの本作りとなりますと、その風格が違います。
いつもは軽く漬け衣を落として、そのままご飯のおかずにさせていただいてますが、今回は刻んでお茶漬けに。

奈良漬けのきざみはサイコロくらいの粗目でね、細かく刻むと間違って丸呑みしちゃいます。暖かいご飯に奈良漬け乗せて、そこへ熱いお茶をかける。お茶はほうじ茶、玄米茶、ウーロン茶なんかも良さそうだけど、今日は煎茶の出がらし。
仕上げにラー油を一たらし。

これぞハイコントラスト料理の極み。お茶に浸った白飯の淡白さ、奈良漬け三年仕込みの濃厚な味わい。一口すすって噛みしめてごらんなさいな、奈良漬の甘い汁がバシュっと破裂したとたん、お茶がボリュームを下げて旨いのなんの。安っぽい奈良漬けにお茶なんか注いだら、たちまち酔っ払ってしまうでしょうが、三年仕込みの風格は、品の良い甘さと香り湛えた、実に悠然としたものです。
内臓を改造して、脂っぽいものが食べられなくなった私には、何よりのご馳走です。
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- 2021/03/25(木) 10:18:49|
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アンタいったいどっちなの?3
SEIKO5646A解体の巻 文字板に“KS”マーク、裏蓋に“GS”刻印の合体時計をひん剥いてみたら、5646-7010が出てきました。ゆえにGSが答えといっていいでしょう。
これが機械です。

順次剥がしてゆきます。
テンプを取ります。

アンクル受けを開けます。右の方の矛先みたいなのがアンクルです。

ハイビートに耐えるべく、首が短くて丈夫そうです。
アンクルを取り除いたら、巻き上げ機構の分解。角孔車を外したら見える自動巻き上げの仕組み。

中受けを開けます。

右の方が巻き上げ機構、金色部分が時計です。
こちらは開けた受け板の内側。

中央から左に回る巻き上げの連結導線がお分かりだろうか?
部品を取り去られた地板の形状です。

鍵型に曲がった部品は秒針ストッパーです。
こっちはカレンダー、曜板の無い状態です。

このカレンダーも使わないんですよね、改造品として文字板で覆ってしまいます。
部品を洗って機械を組み立てました。

錘は側付けの後、まずは文字板を組む。

実にさっぱりした男前です。
これで完成と行きたいところですが、外装がまた手ごたえあるので、次回に持ち越しましょう。
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- 2021/03/24(水) 10:26:44|
- 時計
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贅沢!ブラック味噌 一昨日の日曜日は、一日中雨が降っていましたので、お味噌の追加を仕込みました。
どうです?この輝き。

美しいですねえ、大粒の黒豆。そうです、贅沢にも黒豆で味噌を仕込もうという初の試み。普通の大豆の物は、二月に仕込んでありますが、先日、いつもお世話になっている『
ひろせ堂めいど商会』主催のhirose様から完熟の丹波黒豆を分けていただいたので、十勝産と混ぜまして、お味噌にしようと洗ったのが上の写真。水から上げた瞬間に放つ無数の光がそれはきれいで見入ってしまいます。
一晩水に浸けて、ふやかしましてもこれまた美しいつや。

漬け水は一度捨てまして、再度水を張り、豆の煮込みに入ります。
これは長時間かかります。黒豆は普通の大豆より皮がしっかりしているので、その分時間がかかります。かといって重曹とかは使わないで、時間をかけるのが私流。
で、煮ている間に糀の支度です。
私のところでは生糀は手に入れられませんので、市販の乾燥糀です。

板状と粒状の二種類混合、こうして見ますと、何だかこだわりの配合のように見えますが、ただ単に豆を増やしたので、糀も増やそうと、買いに行ったのが別の店でして、売っているものが違いましたっていうだけの事。まあ、後で混ぜるとはいえ、別々のものですから、ここは均一性を持たせたいので、板糀はバラバラにほぐし、サラサラの粒糀に混ぜ込みまして、ぬるま湯をかけて豆の煮上がりを待ちました。

今回の分量は、豆が生で400グラム強(ちゃんと計っていない)、糀が500グラム(乾燥状態で)、塩が200グラム+手塩、といった具合です。
豆が煮上がったら、塩切り糀を作ります。用意した塩と糀をまんべんなく混ぜる。

お砂遊びみたいで気持ちいい。
そして煮上がった豆。

餡子みたいでしょう?この真っ黒い茹で湯も有効成分たっぷり、固さ調整に使います。
この豆をマッシャーで丹念に潰す…と行きたいところですが、完全に力が抜けて虚弱になった私はフードプロセッサーに頼る。粗びきのペースト状にして塩切り糀と合流です。

ムラなくよく混ぜて練って、泥んこ遊びのようにモミモミして、固さは煮汁で調整。
練り上がった味噌の種はこちら。

思ったより黒くないねえ、そりゃそうでしょう、糀が白いんですから。お味噌は時が育てる食べ物です、時間と共に醗酵していってメイラード現象でゆっくり茶色くなるんです。
種を小さい漬け樽に詰め込んだら、弱々しいパンチで空気を抜く。ぴったりとラップをかけて、縁には手塩。

容器の内壁や重石を焼酎で拭きまして、冷暗所で寝かせます。

さあ、おやすみなさい。
夏休みに一度かき混ぜて醗酵度合いを均し、お正月から食べるという段取りですね。出来上がりが楽しみです。
テーマ:実用・役に立つ話 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/03/23(火) 11:09:52|
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ゴヂラを作ろう 35
粘土で作る和風の怪獣も、いよいよ最終、口の中や、爪にはみでた金を洗い、爪の塗料溜まりを水研ぎで均したら完成です。
できあがりました。映画『ゴジラ(1954年)』の絵コンテに描かれた魔獣からインスピレーションを受けた和風怪獣でございます。
本来ですと本漆を用いたいところですが、私にはその技術がありませんので、カシューで代用、工芸的な質感を求めました。両眼は赤瑪瑙、健康長寿のパワーストーンではありますが、血走った魔獣の眼を天然の赤で描き、瞳がないのは、何を考えているかわからない荒ぶる獣を表現しております。

顔は虎とか、鬼の彫刻を参考にした猛獣的な顔立ち。

蛇腹は、この場合、無いほうが良いかどうしようか迷った挙句、爬虫類的要素もあって良いかと考え、採用に至りました。鰐の腹をうんと細かくしたような模様です。

背中は、海の生き物が長生きしたイメージで、珊瑚がごつごつ重なっているような感じを描きました。

背ビレには砕いたアワビの貝殻を貼り、カシューで覆っては螺鈿のように研ぎだしまして、七色の光を発するようにしました。映画『モスラ対ゴジラ』の中で、星由里子さんが台風の被災地で発見する七色の破片から発想したものです。
全体像はこうです。

青黒く金属質に光沢を放つ全身。

体高25センチほどの小品ですが、私の部屋にはちょうど良い置物です。
これで我が家に三大神像がそろいました。
地震から守ってくれる大地の魔神。

(もちろん大魔神モチーフよ)
それから疫病退散の魔王。

(こっちはダイモンね)
そして、火災から守ってくれる水の神が、今回の魔獣であります。

2019年7月から始めた粘土の怪獣づくり、途中、入院とかいろいろありましたけど、2021年3月、ようやく完成となりました。
これにて、粘土で作る和風怪獣の製作控えを終わります。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/03/22(月) 10:29:50|
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親玉汁 近所の農家さんから、里芋の親玉をいただきました。

私のゲンコツよりも大きい親玉。美味そうです。厚手に皮をむきまして、乱切りにして水に放しておきます。
お鍋には豚肉といろいろな根菜を油炒めにしまして、水分がいくらかとんで、野菜のいい香りが立ち上りましたら、水を加えて煮る。

おいしい肉野菜だしが沸き上がる。早い話が豚汁だ。とくにタケノコがいい仕事している。
味噌を溶いて、親玉は最後。

親玉以外は煮すぎても良い物ばかりなので、親玉の煮え加減を完成基準にしています。
楊枝を刺してみて、スッと抜けたら出来上がりです。芋に味をあまり染み込ませないのが、私のやり方。

親玉汁です。おかずになります。

親玉は小玉に比べてヌメリも少なく、ホッコリかためで煮崩れしにくいから、汁がドロドロになりません。
外は、だいぶ暖かくなりました。こういう食べものとも、この辺でお別れでしょうか。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/03/21(日) 12:04:20|
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アリイのリモコンモンスターシリーズ④
冷凍怪獣バルゴン 4
アリイ(有井製作所)の電動怪獣模型を組んでいまして、ほぼ出来上がってきたところです。
前回は、目が光ったぞー!というところで終わってましたね。

今回は前足、というか腕なんですが、ガメラの時と違いまして連動を断念しました。ただ今のところ説明書通りに差し込んであるだけです。

これで組み立て完成です。

目と角の素材を変えてしまいましたので、素組みとは言い難いですが、これが電動バルゴンです。成型色が紫だったら申し分ないですが、生産上の都合もあったのでしょう、仕方がありません。
だから紫に塗っちゃう。

GSIクレオスのMR.カラーでいうところの“艦底色”というやつです。
全身が紫になったら、角とトゲは白で下塗り。

下塗りというのは、この上に夜光塗料を塗るからなのです。夜光塗料は透ける上に伸びが悪いから肌がぼこぼこになりやすいので、下地が暗い色だとムラが目立ってしまうのです。

夜光塗料はたっぷりね。ディスプレイモデルではありませんので、リアリティは後回し。機能性優先でまいります。
どう?ブラックライトを当ててみる。

いいじゃない。
では体表に戻りまして、全体を薄茶で汚します。

シワやウロコを浮き上がらせまして、つづきはまた次回に。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/03/19(金) 10:26:28|
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中華そばに挑戦 内臓を改造してもらって、ご無沙汰していたのがラーメン。テレビを見ていると美味そうなやつが、次々と出てきて自慢の持ち味をアピールするでしょう?体もだいぶ調子よくなってきたし…
いっちょうラーメンに挑戦してみるか!といっても一杯食べられませんからお店には行けないので自分で作る。

市販の生麺なら分量調整できますからね、それと、いつもお世話になっているブログ『
ひろせ堂めいど商会』主催のhirose様からいただいた即席スープ。これがまた昭和テイストで美味いのよ。

とはいえ、少しお醤油で調整させていただいて、中華そば半人前こしらえました。焼き豚、メンマは市販品、メーカーものの焼き豚は冷蔵庫で固く締まっているうえに、調味料がきついので、煮えたスープに少し泳がせています。
待ちかねた中華そばよ。

当たり前にすすっていたものが、こんなに有難く思えるなんて、病気に感謝ですな。でもね、本当はズルズルすすって、スープもろとも丸呑みしたいんですが、ちゃんと噛んで食べました。おかげで体調良好、血管バクバクしないで済みました。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/03/18(木) 10:53:43|
- 料理・食
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アンタいったいどっちなの? 2
判明した正体!の巻 国産ジャンク腕時計、文字板に“KS”、裏蓋に“GS”と書かれた謎のブツ。
蓋を開けてみました。基礎機械はキャリバー56系のどれかです。

自動巻きの錘を取りましょう。

蓋の刻印には5646-7010とありまして、そうであればデイデイト、つまり日付曜日付きということになります。
そうなんです。りゅうずを引っ張ればわかる事、やってみたらば二段引き、つまり本来はカレンダー付きということで、一段引いて回してみると、文字板に隠れて見えないが、カシャ、カシャと振動だけが指に伝わります。ということは刻印通り、5646が正しいようです。
早く見たい、先に進もう。
機械は金属中枠を蓋のネジで押し上げてロックする方式。

巻き真を抜くと、コロンと下から中身が落ちます。

おいおいおい、KS顔した文字板よ、良く見せておくれ。

いい男じゃないか、今風に言えば塩顔っていうの?いやいや、感心している場合じゃない、もし5646GSが正体なんだとしたら、この文字板がよそ者という事になる。
どれどれ、如何なる止め方か?

ああ、ちゃんとアシで止まっている。…ということは純正文字板?
文字板を外そう。
ほうらやっぱり。

文字板の下で、誰にも見られることのない悲しきカレンダー。ということで、機械は5046-7010、側とは正しい組み合わせであるという事が判明しました。…と申しますか、白々しい書き方をしましたが、毎度おなじみトンボ出版刊『国産腕時計⑨セイコー自動巻き』を開けばすぐ判ります。キャリバー56にはロードマチックをハイビート化した5626というKS〈キングセイコー〉があったんですね。道理できちんと文字板が嵌まるわけだ。だから恐らくは、お客さんの希望か、時計店の都合かで、文字板をカレンダー無しにしたのではないか?というのがここでの見解となります。
なんとなくスッキリしました。
こちらは機械の時計側。

次回、解体作業とまいります。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/03/17(水) 10:03:09|
- 時計
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西洋の菜の花 近所の農家に聞きましたら、ブロッコリーは固く締まってないと出荷できないんだとか。だから市場ではお目にかかれないのが、ふうわりと緩んだブロッコリー。ご存知のようにブロッコリーとは蕾です。気温が上がると一気に膨らみ、放っておくと花が咲きます。
畑仲間のおじさんに、ゆるゆるのブロッコリーをいただきました。ゆるゆる?いいじゃない、やわらかく茹でていただきましょうよ。コリコリのやつを柔らかく茹でてしまっては勿体ないですが、ゆるゆるだったら寧ろ柔らかいほうがよろしい。

柔らかく茹でて良く絞り、細削りのかつぶし、お醤油を少し。いわゆる食用菜の花よりもツブツブが固めで食感が面白い、苦味は無くて味はブロッコリーそのもの。

これだって春の味、西洋風菜の花の御浸し、あれ?西洋菜の花の和風お浸しか?いや、お浸しに和風は余計だな。
名前はどうだっていい。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/03/16(火) 10:09:46|
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ゴヂラを作ろう 34
粘土で作る和風怪獣、カシューの上塗りでコントラストを抑えたところです。

ところが余計に赤みが勝ってしまって、背びれの青みと違和感が強まる。

そこでこれ、コバルトブルーのパステルを紙やすりでこすって粉にしたものを、薄めた黒カシューに練り込む。

これを凸部を撫でるように塗って、赤みを黒に寄せる。

背中を重点的に塗って、背ビレとの境界をぼかす。
うーん、効果はイマイチ。
ここでラッカーのブルーパールをうすがけしよう。

うん、パールとアワビが良い感じで合いますね。

四肢先端は茶色いまんまで、ウロコを青っぽく光らせるという事で、体表の色はこの辺で決めましょう。
口角、目の周りなど、細かいところに手お入れまして、完成です。
長くかかりましたが、次回で終了となります。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/03/15(月) 10:25:58|
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メキャベツ撤収 風が強くて何にもできませんわ。

昨日の大雨でしっとり潤った畑です。
天気が良ければ、春播き野菜の土作りをしようと思いましたが、風が強くてやってられませんでした。
なので今日の作業はメキャベツの撤収のみとしました。

上の写真をパっと見ますと、単に密集しているだけのように見えますが、よく見ますと、美しい螺旋形に並んでいるんですね。これぞ自然の描く図形です。
鑑賞も束の間、食べられそうなところを摘み取って、残りは撤収です。

大きさも形も不揃いですが、腹いっぱい食べるものではないので、これで十分です。
あとは畑の様子です。足元にはこぼれ種から勝手に生えてきたカモミールが大株に育っています。

花が咲いたら、お茶にします。
九州青ネギも伸びてきましたねえ。

食べるにはまだ早いです。もう少し伸ばしましょう。
意外にしぶとく生き残っていたタマネギも青みが目立つようになりました。

こうして見ると、結構本数が残ってますねえ。あとは5月までにどのくらい大きくなるか?といったところです。
そして、春ですねえ、ニラが芽を出してきました。

からっからに乾いた冬を乗り越えて、時期が来れば青々とした目を吹くんですから、生命は不思議です。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/03/14(日) 15:30:39|
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紫のきみ 紫式部に恋したわけではありません。紫は、寿司屋の符丁でお醤油のこと、きみは、卵の黄身です。
胃袋の無くなった私は、咀嚼が浅いと苦しむことになるので、よくすべる玉子かけご飯が食べられなくなった、と嘆いたら、水分がほどよく締まった卵黄の醤油漬けがいいよとコメントをいただいたので、三つばかし漬けてみたんです。

小さな容器に黄身を三つ、お醤油とみりんをかけて三日経ったのが上の写真。透明感が出てきて美味しそうなツヤが食欲をそそります。
平たいお匙で、そっとすくい、ご飯にひとつ。

ついでに漬け醤油を回しかける。いいね。
ねっとりとペーストみたいになった黄身の端っこを箸て摘み取って白飯をひと口食べると、うんまあ~幸福な味ですこと。高級な玉子かけご飯ですね。たしかにヌルヌルした白身が無いからよく噛める。実に美味。
え?白身はどうしたかって?もちろん食べましたよ。漬けたその日、フライパンにゴーしろみ。白オムレツにして味の素と醤油をかけて食べました。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/03/14(日) 08:01:32|
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アリイのリモコンモンスターシリーズ④
冷凍怪獣バルゴン 3
動力部である脚まで出来ました。

ももひきおやじの細い足みたいなこれは、アリイの電動歩行怪獣プラモデルです。
脚の付いた動力ギアボックスをお腹側に設置。

ああ、今回は胴が細いから、腕を連動させるスペースはありませんね。腕振り連動はやめましょう。
ですが発光はさせたいので、ムギ球をひとつつけましょう。

ガメラと同じく、今回も眼を光らせたいと思います。
こちらは頭の素組です。

いい顔ですねえ、懐かしい。
こちらは正面。

大きな口、そしてこの曲線美がいいのです。
造形を存分に鑑賞したら、角を落として、目の部分をくり抜く。

今回は腕が動かせない分、角まで光らせようという魂胆です。
透明樹脂粘土で角と眼球を作る。

角を三本光らせようという欲張り仕様です。
お次はリモコンコードの処理です。

ここもガメラと同様、尻尾に穴を開けて中を通す方法にしました。説明書では横チンスタイルで指示されておりますが、私は尻尾の中を通します。
こちらは尻尾に開けた出口。

これでおおよそ、形になりました。
では電気を流して見よう。

ジャアジャアというギャーを回転させながら、目と角が光ったぞー!
今回はここまで。
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- 2021/03/12(金) 10:01:48|
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震災10年 あの地震からもう10年です。被災して亡くなられた方々に手を合わせるよりも、私は生きている人たちを讃えたい。殊に当時子どもだった人たちにね。近ごろテレビでよく見ますが、立派になられて感動です。ま、尤もテレビは立派になった子たちを取り上げているのだとは思うけど、まあいいでしょう。心の準備なんてまったくできていない、ある日突然ですよ、親や兄弟がいなくなっちゃうんだから、寂しかったろうな、悲しかったろうな、つらかったろうなあ、そんな思いを無条件に浴びせられたって、生きているんだから生きてゆかなきゃしようがない。よく頑張ったなあ、偉かったなあって思います。如何なる経験も生きるための肥やし、幸せになってほしいものです。
それから当時、絆という言葉が流行って、何かにつけて力を合わせる風潮でしたね。それはいいと思う。今はどうだい?新型肺炎に翻弄されておかしくなったのか?何かと足の引っ張り合いが目につく。いつからこうなったんだよ日本人。ネガティブ発想、揚げ足取り、重箱突きの追求、テレビを見ても嫌になるね。こんなことをしていると、今にもっと恐ろしい災害が降りかかって泣きっ面を見ることになるぞよ。
…ってね、こう振り返って、たるんだ自分の姿勢を正す。巨大な自然災害の記憶、記念日というものは、苦しみに耐えた時のことを思い出せ、というメッセージなんじゃないかな。
- 2021/03/11(木) 10:56:27|
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アンタいったいどっちなの?謎のWネーム時計の巻 国産ジャンクです。今回はセイコー、金属バンド付きです。

シンプルでシャープな男持ちです。

おー!文字板にKSのワッペン。これは誇り高きキングセイコーのマーク!
と思ったら…

あら?GS?ということはグランドセイコー?刻印には5646-7010と打ってある。あんたいったいどっちなの?
こういうブツは面白いですね、何か曰くありそうな佇まい。これも古物いじりの楽しさです。中をバラして想像しましょう。
ではその前に、金属バンドを外します。

先カンが板巻きではなく、無垢ですね、ちょいと上物と見た。
外してみたら、凄いよこれ。

上の写真は裏返し、お分かりだろうか?中列のつなぎが無いんです。つまり細かい駒がすべてバラ駒、恐ろしい数です。
一方、中留めは一般的な三つ折れ式。破損はありません。

裏蓋を開けました。

姿を現した機械を、おなじみトンボ出版刊『国産腕時計⑨セイコー自動巻き2』と照合すればcal.5646Aのグランドセイコーであることがわかりました。ということは側の刻印と中身は合っているという事ですね。
それでは次回、中身を探検。
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- 2021/03/10(水) 10:57:58|
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オムレツ このシンプルな響きは、子どもの頃からありました。「オムレツよ」って母が良く作ってくれたのが、塩コショウで味付けた挽き肉とタマネギの炒めものを巻いたやつでした。トンカツソースをかければ、もう完全にご飯のおかず。かたや、ニラとか玉ねぎとか焼いた豚肉など、具を玉子に混ぜ込んでいっぺんに焼いたものはオムレツと言わなくて、玉子焼きと呼んでましたね。我が家には、具を巻いたらオムレツ、混ぜ込んで焼いたら玉子焼き、そんな住み分けがあったのかも知れませんな。
今回は、主食。玉子二つを焼いた具なしのオムレツ。

お食事これだけ。実にシンプルです。味の決め手は、魔法の調味料、味の素。
玉子には味の素ですよ、昭和の子は。生で良し焼いて良し、実によく合うんです。

バターたっぷりできめ細かい、洋食店のフワフワのやつではなく、荒っぽいトロベタの焼き上がりだけど、その半生というか、ベロンとした舌触りが僕は好きだなあ。コイツをつまんで、ハイボールでも一杯やりたいところだけど、もうダメですねえ。
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- 2021/03/09(火) 10:41:55|
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ゴヂラを作ろう 33
粘土の和風怪獣を塗っています。
金を洗って骨董の味に近づいたとは思いますが…

金と黒のコントラストが強すぎる上、青っぽい背ビレとの違和感があります。

今度はここにカシューの透〈すき〉つまり飴色の基本色なんですが、それを薄めて上塗り。

金がよく溶けますから、境界がにじみつつ、全体のトーンが落ち着きます。

余分をまた布で拭き取りながら、色加減をみます。

全体のコントラストが落ち着きました。ここで、またまた一旦固めましょう。
ではまた。
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- 2021/03/08(月) 10:57:44|
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ジャガイモ植え付け2021 ようやく一冬越したような気がいたします。春の声、可愛らしい草花が嬉しそうに咲いています。

ナズナ、ホトケノザ、大型犬のキンタマ。
それらの横に生えているのがニンニクでして、思ったより優秀です。

なんか期待持てそう。
一方、全滅寸前かと思っていたタマネギですが、生きていた残党たちが、すこしずつ芽を伸ばし始めてきました。

小さいんですけど、生きていたという事がわかります。ほんの小指ほどの芽ですが、このあと二か月ほどで、いかなる変化が見られるやら、楽しみです。
こちらはメキャベツ。

今週も保留となりました。
そして本日のメイン作業はこちら、空っぽの畑です。

ここにジャガイモを植えました。今年は二種類、ピルカとインカのめざめ。インカ系は難しいんですよね、試したことがありますけど、弱いというか、合わないというか、数個しか採れなかった覚えがあります。リベンジも込めて、再挑戦です。

ピルカはいいですね、いい思い出ばかり。大きくてデコボコが少ないから、お料理しやすい上、肉質がねっとり系で煮崩れせず、色も黄色っぽくて食欲を呼びます。味は普通ですけども。

三列に植えました。土が盛り上がっていますが、芽が出るころには雨などで平らになっていることでしょう。何といっても胸に穴が開いて管が刺さっているもんですから、腹に力を入れると中身がブリっと出てきそうなので深い穴が掘れず、浅く掘って土を盛り上げたという始末です。これで上手くいきますかねえ?
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- 2021/03/07(日) 14:31:08|
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漬物彩々 内臓を改造してもらった私は、夕飯に大きめの唐揚げを二個食べただけで、具合が悪くなって一時間近く苦しみもがきました。 やはり人間の体は化学物質ですから、やる気とか根性ではどうにもならないのです。
カラスがカアで夜が明ける。朝はあっさり。
いつもお世話になっている『
ひろせ堂めいど商会』主催のhirose様からお漬物をいただきまして、大喜びしております。有難いですねえ、いつもすみません。日本の漬物アラカルト、ひと口に漬物と申しましても、いろいろな種類がありますものでして…
こちらは日野菜〈ひのな〉。

関西の伝統野菜でして半分赤いカブの仲間ですね、以前、園芸番組で紹介されてましたが、姿は細い大根みたいですけど、カブなんだそうで。なら大根と同じだろ?いえいえ、大根とカブは食べているところが違います。大根は根、カブは茎でありますから、大根の丸いやつがカブだということではありません。いわば、カブの先っちょのネズミの尻尾みたいなところが、大根の白いところに該当するんですね。まあ知ったかはこのへんにして、このお漬物は甘酢漬け、お口がスッキリ致します。
沢庵は正統的な、糠づくり。

塩と微生物が作る、天然の美味しさであります。
このほかにも、白菜漬け、柚子大根など、いろいろありまして、もはや朝からご馳走です。

この辺は宝塚『参福〈みふく〉』さんの商品、さすがにプロの仕事は違います。自家製の貧乏くさいのとは訳が違って、品があります。
ご飯にゃあやっぱり沢庵かなあ?

食べ方わかります?ご飯と漬物を一気にパクリじゃないの。お漬物をかじる。ぽりぽりぽり。人間にとってしょっぱいわけ。そこへご飯を少しずつ足してゆくの、嚙みながらね。化学反応でご飯に甘みが増す、同時に塩みが薄まる、そして一番おいしいと思ったところで飲み込め。
それがあなたの味になる。
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- 2021/03/07(日) 10:18:01|
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アリイのリモコンモンスターシリーズ④
冷凍怪獣バルゴン 2
動く模型作りは楽しいなあ。
ということで、ニットー(日東科学教材)からアリイ(有井製作所)に移管されて電動版として再設計された冷凍怪獣バルゴンの組み立てを始めましょう。
とはいえ、コントローラーとギアボックスはガメラと同じなので、割愛します。

ギアを組み込むボディからまいりましょう。
こちらが部品。


わぁステキ。怪獣の姿が想像できる断片がたまりません。
お腹側の部品にギアボックスを取り付ける。

ははあ、ガメラと違って脚が胴の外に着く設計です。
そして内股はシャフトを通してあるだけでブラブラ状態。シャフト受けを嵌めてストッパーで止める。

それを外腿に接着させて、初めて固定される仕組みです。

で、その外腿に、予め挿してある内股を接着するという、ちょっとやりにくい作業です。
こうなります。

第一夜はここまでにしときましょう。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/03/05(金) 10:35:07|
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お雛様と春の味 昨日は三月三日の雛祭りでした。女の子の行事ですね。ただ今では性別問題があれこれと取り沙汰されていまして、簡単に男らしくだとか女のくせになんて言いますと、敏感な人たちから攻撃されてしまいます。まったく小難しい。我らは動物なんだからオスメスあっていいのよ。で、どちらともつかない進化系の人たちだって堂々とすればいいし、そういう世の中を作らなくちゃいけませんな。
お雛さまといえば、カラフルなちらし寿司と蛤のお清ましなんかが伝統的献立ですが、今回はズボラ式、簡単ご飯です。なんたって平日、時間もありませんから、研いだお米に分量の水、茹でタケノコ、人参、冷凍帆立をぶち込んで、麺つゆ少々をたらして炊き込んだだけです。

青みのこごみは、軽く茹でて冷水で締めただけで味は付いてございません。細削りのかつぶしを少しかけまして今年のお雛さまご飯。家族用のお皿盛りの方には、金糸玉子と紅生姜で彩りを加えましたが、私の分は実に地味。タケノコは水煮だけれど、フレッシュなこごみという新芽はシャキっと瑞々しくて、ほのかに香る春。くらしに季節を取り入れるのは日本の良さですね。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/03/04(木) 10:47:09|
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