奈良漬け納豆 奈良漬けだけは上等なものにしているんです。食道を改造して、ろくに物が食べられなかったころ、いつもお世話になっているブログ
『ひろせ堂めいど商会』主催のhirose様が送ってくださった三年物の奈良漬けが殊の外おいしくて、それ以来病みつきになりましたが、安物はアルコールが出しゃばりすぎてどうもいけません。だから少々お値段が張っても本作りのいいやつを求めているのです。
良い奈良漬けは、瓜というより食べる醤油。奥歯で噛めば弾ける豊潤な糀のうまみエキス。ここを生かして、細かく刻んで納豆に和えてみました。

納豆に醤油はからめていないんです。奈良漬けが醤油爆弾のように食べながら破裂してゆく仕掛けなのです。
ここは、もちろん白飯です。

こいつは我ながら見事な発明だ、と思ったところが、納豆が軟らかいがために、奈良漬けの固さが際立ってしまって舌触り悪し、おまけにぬるぬる滑るから、奈良漬けが思ったより破裂しないのです。
やっぱり奈良漬けはそのままかじり、納豆は芥子醤油がいいですね。
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- 2021/09/30(木) 11:08:42|
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SEIKO LAUREL 3
ジャンクのローレル(戦後版)、やっとこさっとこ巻真が抜けたところです。

ここからは、部品のさび落とし。

穴の中もしっかりと。

洗った地板。

これでよし。
と思ったら、りゅうずヘッドも曲がっていました。

本来ならば、りゅうずにねじ込まれた巻真を抜くわけですが、これは錆びついているのでネジ部を残して折れる可能性が大きいです。
したがって、荒っぽいけど木槌で叩き直す。

準備ができたところで、まず裏周りから組み込みましたが…

このあと、写真に映っているヘアピン状のばね(カンヌキバネ)が消えました。
もうイヤ!バネは跳んで消えるのです。
まあ怪獣作るところと同じところで
時計をいじっている己が悪いんだが、捜索打ち切り、見つかりません。
気持ちをリセットしまして、ばね在庫を漁ります。

近いものを選り出しまして、何とか機能させまして、裏周りの組み立て終了。

りゅうずの抜き差し、ステップの動作確認をしまして、オッケーとなりましたら
時計側に移りましょう。
長くなっちゃうので、そこは次回に。
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- 2021/09/29(水) 10:46:51|
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小松菜の味噌汁 小松菜は小松川を由来とする江戸伝統野菜。味わいも濃くて実に美味なる青菜でありますが、単体で味噌汁にする場合、味噌汁に投入するか?はたまた菜を煮てから味噌を溶くか?悩ましいところではありますが、私はこうしてます。
小松菜が新鮮でパチ!っと汁を飛ばして折れるようなものであったなら、先に味噌汁をこしらえて仕上げにさっと泳がせて、シャキシャキした活きの良さを食う。反対に、冷蔵庫で数日経った萎びたものは、だし汁でしばし煮て、仕上げに味噌を溶いて糀の香りを生かし、小松菜はその柔らかさを味わう。

小松菜の味噌汁に浅蜊の佃煮があったら、これでもう江戸庶民の朝ごはん。
うまいよ。
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- 2021/09/28(火) 10:32:42|
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恐竜ヘッドの修理 ジュラシックパークが公開されて、恐竜ブームになった1995年ごろに作った粘土の恐竜ヘッドをリフォームしております。

やく25年の経年により、色が褪せて粘土の白地が目立ってきました。素材は石粉粘土、ゆえに白地が露出するというわけです。

今回はこの上から、新たな下塗りとして、カシューの透〈すき〉を全体に塗り込みたいと思います。

ただ、濃いカシューをべったりと塗ってしまいますと、折角の細かい細工がつぶれてしまいますので、薄めに希釈しまして染み込ませるような感じで攻めてみます。

照りが復活して、濃淡が蘇りました。

これを乾かしまして、下地としましょう。
今回はここまで。
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- 2021/09/27(月) 10:56:29|
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種まき三種と若大根 9月は結構やることがありまして、23日から1日開けて昨日(25日)も畑に出ました。

今回は手前の空き地に種をまきます。ここにはジャガイモ収穫のあと、苦土石灰と鶏糞をすき込んでありますが、もはや草だらけ。

まずはニラをよけながらの草取り、そして鍬を振るってエンジン全開。

あらかた耕しましたら、あとは手もみで土を砕いて表面を均す。これ狭いからできるのです。広い農地ではこんなことやっていられません。狭いからできる手作りの味で、これがまた気持ち良いのです。
今回播くのは、サニーレタス、シュンギク、ホウレンソウの3種です。

ホウレンソウの種って、レギオン(小)に似ていない?
などとどうでもよい事を考えながらも、レイアウトには迷いました。陽当たり、方角、成長速度などを加味しますと、こうかな?

どれも食べながらの栽培となりますが、一番先に消えるのがサニーレタスだと思うので、サニーレタスをまん中にしました。
この辺が緑で覆われる景色を想像しながら、次の作業にかかります。
次は、4週間前に播いたダイコン1期の間引きです。こんなに育っております。

これは一か所が5~7本程度の塊になっているので…

太い2本を残して引っこ抜く。

残した苗の根元に土を寄せて作業終了。
そして、抜いた若大根は今朝のおかずになりました。

若大根の塩味炒め、大地の恵みを食す。
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- 2021/09/26(日) 10:42:55|
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ナスの撤収アズキの整理 おとといの休日(23日秋分の日)は30度の夏日でした。

暑かったです。久しぶりに大汗をかきました。
三週にわたってずらし播きをしたダイコン。

わかりやすい成長の差ですね。
そして今回も一列追加しました。

これで今年のダイコンの種まきは終了です。あとはじっくり育てます。
こちらは冬の大型野菜。

キャベツ、ハクサイ、カリフラワーといった面々ですが、キャベツに早くもお客さんが…

プクプクの体をくねらせた可愛いアオムシです。つぶしました。
夏に植えた秋ナスが大きくなりまして、春に植えた真夏のナスは終わりです。

残った実を摘み取りまして、根ごと掘りあげ撤収。

日当たりが良くなりました。
ここに鶏糞をすき込みまして、ワケギの球根を植えました。

本当は8月中に植えたかったのですが、球根の存在を忘れていて今になってしまいました。
こちらはニンジンに覆いかぶさるアズキ。

これじゃあアズキにもニンジンにも風通しが悪くていけませんので、囲いに横棒を足しまして、苗を起こしました。

これで風通しが良くなったと思います。風通しが悪いと虫も湧きますし、病気も招きますので注意です。
アズキの若い鞘が見えるようになりました。

そしてもう一つ…陰でトノサマバッタがいちゃついてました。

アズキの林は、バッタのラブホテル。
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- 2021/09/25(土) 11:07:50|
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童友社
アストロボート 3
童友社の復刻再販による、ミドリ(緑商会)のアストロボートを組み立てております。
前回は組立て手順①から⑤までを組み立てまして、ゼンマイボックスをカップに止めたところです。

それでは次、手順⑥番にまいりましょう。

前輪を船底に差し込んで、と。

ここは差し込むだけで接着はしません、かじ取りに使いますから。
そして動力ユニットをネジ止め。

それから四か所のタマタマを接着。

続きまして手順⑦番です。

小部品と風防の取り付けです。

手順⑧番。

ここは遊び方の説明ですね。水中モーターをつけて、水場でも遊べるという事で、陸上走行用のゼンマイユニットも外付けの着脱式になっているのです。でも私は陸上専用にしますので、ここは見るだけという事でおしまい。
手順⑨まいります。

両翼をつけまして、船体上下を合わせます。

これで素組完成です。マークシールは塗装の後に回します。
次回は巣組みの鑑賞です。
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- 2021/09/24(金) 10:43:54|
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どぜうそうめん “どぜう”ともうしましても、本物のドジョウじゃないんです。毎度おなじみ、茄子の魚もどきです。
半割にした秋茄子をタテに薄切りにしまして、沸かしたつゆで煮る。

鯖節を煮立てて、濃い口醬油なんかでつゆを立てれば最高ですが、今回は市販の麺つゆを希釈しただけ、それでいいんです。
グツグツ沸いたら、固めに茹でておいた素麺と笹掻き牛蒡。

煮え立ったところに、玉子を一つ落として食卓へ。

一人前の小鍋立てです。
茶色く染まった茄子の見た目がドジョウに似ているから“どぜうそうめん”です。もちろんドジョウの味などしませんよ。熱々の茄子と素麺を小皿に掬って、フーフーしながらチュルルと食べる仕草だけはどぜう鍋と同じ。
夏素材を熱々で食べるのも悪くありません。
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- 2021/09/23(木) 10:52:59|
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SEIKO LAUREL 2
ジャンクのセイコーローレル(戦後版)の中身を出そうとしたものの、巻真が抜けないのです。

こうなったらこのまま(側に入ったまま)解体するしかありませぬ。
幸いにしてというか何というか、動力ゼンマイが巻けないという事は、おそらくゼンマイは解放されているだろうと踏んで、このまままず中受けを開けました。

普通ならテンプ(リズムをとる金色の輪っか)から手を付けますが、大きなテンワが中央の四番下に潜り込んでいることから、中受けを先に取りました。読み通りゼンマイは解放されているらしく、爆発しないで済みました。
続いて、巻き上げ系統二種の車を外します。

ここで真ん中の四番が抜けます。
四番が抜けたら、香箱受けを開ける。

これで巻真部分が露出、オシドリねじを引き抜きます。

ここまですれば、巻真を止めているものが解除されるから、もう抜けるだろうとりゅうずを引いてみても…

まだ抜けませんわ。えぇ?どうなってるの?
こりゃ錆びついてるな?
と思いつつ、無理していじると折れる恐れがあるので、文字板側からも攻めてみようか?

とか何とか言ったって、文字板が外せなければ意味がない。ダメもとで側をつまんで逆さにしてみたら…

文字板止めネジが見えましたよ。これならオッケーと、文字板を外してみたら…やはり。

スゲエ錆だ。まあ昔の非防水側ですからね、りゅうず周りから水分が入ってこうなるのは仕方がありません。
ペン式の錆取り剤(C-R-C556)を塗って爪楊枝でこすり、綿棒でふき取るという作業を繰り返し…

錆びた刀を抜くがごとく…
…ガサガサガサ…

抜けました。
ここまででひと仕事でした。今回は手ごわい。
つづく
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- 2021/09/22(水) 10:42:06|
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塩じゃけの皮 焼き立ての塩じゃけは皮から食う。
貧乏くさいか?笑わば笑え。
冷めた皮はクニャクニャで臭くって小さいウロコも気になるけれど、焼き立てはサクっと香ばしく、にじむ脂がまた美味いんだ。

塩じゃけはね、焼いたらまずカリカリの皮、つづいてわき腹の脂ぎったところ、分厚い背の身は最後に食す。
いいところを最後に食う貧乏性ですかい?
何を宣う、合理的かつ科学的な理由ですよ。肉の方はね、冷めても旨いから残してもおにぎりやらお茶漬けで食べられるけど、皮や腹身は脂が傷みやすくて臭いわけ。だからこのやり方だと一切れで二回飯が食えるってわけよ。
一切れで二食?やっぱり貧乏性だ。
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- 2021/09/21(火) 11:08:43|
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恐竜ヘッドの修理 1
私の部屋の壁の一部です。

民芸風の焼き杉板にスチラコサウルスの首。これは25年ぐらい前に粘土で作った壁飾りです。

全体のデッサンはダメですが、スチラコサウルスの立派なカブトに創作意欲をそそられて、頭だけ作ったものです。ほら、金持ちが鹿の頭を飾ったりする悪趣味な標本がありますよね。あのようなイメージです。

色はたしか水性アクリルとラッカーの併用だったかと記憶してますが、どちらにしましても、25年も経って色が褪せています。

でもこうしてまじまじと見ると、やはり若かったんですね、目が良く見えているらしくこまかく作ってますわ。おっと、これは自画自賛ではありませんよ、これを作った私と今の私は、ほぼ別人ですから。
ということで、この辺でメンテナンスと申しますか、模様替えと申しますか、台座も替えちゃおうかな?と、ホームセンターで見つけた丸板を買ってきました。

材料も確認せず、色と大きさが気に入ったので買ってきましたら、桐の焼き板でした。

恐竜ヘッドを置いてみて、完成をイメージしてみる。

うん、いいかもしれません。
次回より、恐竜の塗り直しにかかりましょう。
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- 2021/09/20(月) 10:41:23|
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アズキの追肥 台風明けのさわやかな朝です。

二週分のダイコンが、とてもわかりやすい成長を示しています。

そして本日、第三週目の種まきをしましたが…

今週からは種が変わります。実はこの発芽している二週分は、去年の余り種でして、品種は青首の宮重でした。
で、今週からは白肌下膨れの三浦です。

うまくできたらこの冬は二品種食べ比べもできそうです。
ニンジンは、あと太るのを待つばかりです。

10月の中頃から、順次食べてゆく予定です。
アズキです。

ヤバイほどの成長は収まったようで、中には若い鞘が下がっていました。

種の袋にしたがいまして、本日は追肥をしよう…と思っていたタイミングに、いつもお世話になっている時計愛好家の方から、ちょうど液肥を分けていただきました。

分量通りよりちょっと薄目に希釈しまして、アズキのまわりに撒きました。
ついでにナス、シシトウにも撒きましたが、秋ナスの実りが本格的になっています。

それから万願寺も少し収穫。

キャベツやハクサイといった冬の大物たちも、順調に育っていました。

このあと、虫との闘いが待っています。
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- 2021/09/19(日) 10:31:00|
- 家庭菜園
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四年目の植え替え 家に来て何年経ったか忘れましたが、いつもそばにいるサボテンのチコちゃんですが、色も褪せ、だいぶ痩せてきましたので、子株を挿してみようかと、切り取って4日ほど切り口を乾かしておいたところです。

100均で買ってきた土ですが、一応サボテン用土となっていますので、そのまま使用。

このままズブリと真ん中に据えまして、子株の挿し芽はおしまい。

このままそっとしておきますが、本当にこれでいいの?って思うほど頼りない。
あとは親株、こちらのほうは過去記事を見返してみますと、2017年5月に植え替えをしています。そしてさらに遡りますと2016年8月に花を咲かしています。
(花ごよみ5チコちゃんの花) 鉢から出して、古根を払う。

けっこう伸びておりました。サボテンは丈夫だからといって、ほっぽらかしでごめんなさい。

さてこのあとどうなるか?しぼんで枯れるか?腐って溶けるか?はたまた来年の夏に花を咲かせてくれるかな?
テーマ:サボテン・多肉植物・観葉植物 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/09/18(土) 11:15:37|
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童友社
アストロボート 2
童友社が復刻再販したミドリ(緑商会)のアストロボートをつくりましょう。

こちらは部品たち。


今回は、手順書を見ながら進めてまいりましょう。
まずはこちらから。

①は船体外付けのアンテナなどですね、これらが部品。

今回の品物も部品が少ないです。ゆえにさっさと組んでしまうと、すぐに終わってしまいますので、もったいぶってちまちま、ちまちまと味わってみたいと思います。なのでわざわざ四つ割りにチャックしまして…

紙ヤスリでバリ取り。

あら、それでもすぐ終わってしまいます。
①番の部品集結↓

続きましては②番です。
これは何の部品でしょうか?

組み立てますとこうなります↓

これだけでは分かりませんね?これは水中モーターの取り付け部品で、水中モーターを使用する時だけ、本体の底にネジ止めをするのです。私は使いませんので、この部品とはここでお別れです。
そして③番、これはゼンマイ走行用の前輪です。

ここで接着してしまいますと、内側が塗装できなくなりますので、この状態で保管です。
では④番いきましょう。

ゼンマイギヤーボックスにゴム車輪を嵌めて、車体に取り付けるんですが、ここで懐かしい焼きつぶしの技が登場します。
ところが、手順書のようなマイナスドライバーが入るスペースが無いので、釘の頭(今回はあり合わせのねじ)を熱して、垂直潰し。

これで①から⑤までが終了です。
初回はこんなところで。
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- 2021/09/17(金) 11:02:49|
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もうひとつ今年の味噌 今年の三月に、実験的に1キロほど仕込んだ黒豆の味噌は、お味も上々の出来でした。

そして今年はもう一つ、二月の頭に仕込んだ、普通の大豆の分がありました。
ホーロー容器の蓋をそっと取りますと、カビに覆われた地獄絵図が出るか…と思いきや…

まっ黒に熟れた溜まり醤油に、うっとりするような醗酵の香り。
大成功じゃないですか?これは。溜まりも舐めてみたが、すこぶる美味い。お玉ですくい取っておこうかとも思いましたが、ここでもう一度かき混ぜて追醗酵を判断しました。

1キロだけ容器にとって冷蔵庫へ、即戦力としましょう。

直売所で買ってきた谷中生姜で味見です。
糀の甘味と、生姜の清涼が、見事なコンビネーション。
あぁ、コップ酒のみてえなあ~…ってね、イメージだけ。今回は出がらしのお茶。
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- 2021/09/16(木) 11:07:28|
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SEIKO LAUREL 1
セイコーローレルと申しますと、国産初の腕時計の銘柄として有名ですが、今回はその名跡を受け継ぐ戦後機です。

と申しましても、私が扱いますのは完全なるジャンクものでして、全体は埃まみれ、風防は割れ、時計は止まっておりまして、りゅうずを回しても空回り、おまけに秒針はありません。さてどこまで立ち直れるか?

シンプルなツノアシ側。バンドを取り付ける部分をアシと呼びまして、丸い枠からツンと飛び出ているのを鬼の角に見立てまして“ツノアシ側”と呼ばれます。

裏の刻印は吉川鶴彦に由来する鶴のマークに材質表示、製番、型番、略号“L”。
蓋は非防水の外喰いつき蓋。

上の写真は蓋の内側、このように蓋外周が外から側に喰いつく構造です。
蓋を開けられた中身の状態です。

機械は、1950年代において日本製の高精度を世界に示したセイコーマーベルの普及型といわれてます。(今回もトンボ出版刊『国産腕時計③セイコークロノス』を参考にしております)
ここで早くも問題が起こる。
さて中身を取り出そうかと、オシドリネジを緩めてみたが…

ドライバーはむなしく空回り。巻真が抜けません。
う~ん、どうしたものか?

こうなったら、このままバラしてゆくしかないようです。
つづく
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- 2021/09/15(水) 10:44:29|
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チキン焼そば 祭りの露店にソースの香り、いいね。早くコロナ終わんないかな。
焼そばときたらあなた、豚のバラ肉にキャベツ、ウスターソースで仕上げたやつが一番うまいと思いますが、あいにく豚が無くて、ニワトリの胸肉しかないのです。
さあ、どうする?
鶏にソースは合いそうもないし、そうだ、昔、先輩にご馳走になったトリタンメンの味でいってみよう。
材料を支度している間に麺を焼いている。放置焼き。

両面こんがりキツネ色がいいですね。
麺が焼けたら別のフライパンで鶏肉とタマネギを炒めます。

味付けは塩胡椒で、これが今回の調味料。
タマネギがしっとりしましたら、焼けた麺にかけて混ぜる。

鶏を炒めたフライパンにまだ味があるから使いましょうよ、お湯を注いで溶かし、さらにガラスープの素を加えて溶かして、液体調味料を仕立てるの。
それを麺にジャ!っと加えて、せん切りキャベツと共に炒め合わせます。

粗びきの胡椒は多めがいいかな?

タマネギの旨みの染みたチキン焼そばです。塩味もなかなか悪くありません。
豚ならソース、鶏には塩、牛肉だったら…ニンニク醤油かなあ?
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- 2021/09/14(火) 11:05:16|
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ゴジラが歩かなくなりました 今<2021>から10年ちょっと前に組み立てたバンダイが復刻再販したゼンマイ歩行のゴジラなんですが…

ついに歩かなくなりました。まあ、音からしてジージジジ、ジージジジと不規則になって来まして、おかしいな?と思っていたところです。
この辺でメンテナンスを兼ねまして、バラしましょう。
今は、修理ができるように部品同士の隙間を開けて組み立てていますが、当時はパテで隙間隠しをしていましたもので、割るのがひと苦労。

やばい欠片をぽろぽろと落としながら、真っ二つに割ってみたら…

案の定、ゼンマイギヤーが錆びてました。ここは、C-R-C556を吹き付けて綿棒で拭き掃除。
ところが、金属製のゼンマイギャーはいいとして、プラ部分の破損、左右合わせのダボホゾが割れてしまっているのです。

これではネジも締められません。
エポキシパテを練りまして、欠損部分に盛る。

そして半固まりの時に、反対側の胴を合わせて、ピンで穴開け。

そうすると求めているところに穴が開きます。

完全硬化ののちに、ドリルで下穴をあけて、左右をネジ止め。

これで修理完了。今回は色の塗り直しはしませんでした。

大きくて中々迫力があります。元々はこのモデルはブルマァクのリモコンでしたよね?さすがに子どもの頃は持ってませんでした。友達が持ってましてね、その茶色い勇姿がうらやましかったものです。
だからある意味、念願成就の一品です。
どうです?このゴツゴツした勇猛なる背ビレ。

シルバーを吹き付けて、ダークブルーと黒のエアブラシでぼかし塗装をしてあります。メタリックをかけてありますと、照明でテラテラと反射して生命感が出てくるものです。
顔は申し訳ない、眉にパテをちょい足ししまして、目つきを悪くしてあります。

さあ、存分に遊びましょう。100均の鉄橋電車セットがお似合いです。

やはりゴジラには鉄橋がお似合いです。
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- 2021/09/13(月) 10:48:24|
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冬野菜の植え付け 9月も二週目です。昨日なんですけどね、朝方まで降っていた雨に湿った畑です。

手前は空き地、これから冬の葉物を育てる予定地です。
紐の横、先週播いたダイコンが可愛らしく発芽しています。

そして紐を一列分ずらしまして、隣に今週の分を播きました。

となりのニンジンも元気です。

今週は最終間引き、間隔を10センチ程度を目安に小さめの物を引き抜きました。

これも食べ物です。捨てません。今週は足の生えたのはいませんでした。
そしてアズキがすごい密の状態。

小池さんがあれほど密はやめてくれと言っているのに、すごい密です。超満員の昭和の山手線状態です。大丈夫かね?
ハダニみたいなのが湧かなければ良いのですが。だんだん心配になってきました。
夏植えの秋ナスが旺盛に伸びてきました。

ツヤツヤの実も下がっています。
そして春植えのナスもまだ生っていますが…

皮がちょっと堅そうです。
一番奥、トマトの跡地に、三列畝をたてまして、冬野菜の苗を植えました。

キャベツ、メキャベツ、ハクサイ、カリフラワーです。
去年と同じようにできれば上等ですが、自然の物なのでこればかりはわかりません。私が入院しちゃうかもしれませんからね。
ま、先のことは考えないようにしよう。
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/09/12(日) 10:37:17|
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童友社
アストロボート 1
さて今回からは、宇宙怪獣ギララと同じく、旧ミドリ(緑商会)の製品を童友社が箱のデザインまで復刻再販してくれた、宇宙捜査艇アストロボートを組み立てます。

こちらがその箱、額縁のように囲んでいる枠部分が童友社製の箱。ミドリの当時物との誤認を防ぐために新造されたのだと思いますが、当時の雰囲気を味わわせてくれながら、きちんと識別をするという、実に良心的な配慮だと思います。「懐かし手巻きゼンマイ付き」というフレーズも嬉しいではありませんか。
そして中にすっぽり納まっている箱が、これミドリの復刻箱。

映画のスチールを引き伸ばしたような写真と手書きロゴの組み合わせが味わい深い。
箱の天地は一目でわかる情報に集約されていて…

横は片面にアストロボートの説明。

アストロボートは映画『宇宙大怪獣ギララ』(1967松竹)に登場するSF乗り物で、本編ではロケット推進のカプセルみたいなところに格納されていて、宇宙で分離して単独飛行をするという、スペースシャトルの元のような捜査艇です。
反対側には、メーカーオリジナルのSF乗り物ラインナップ。

素晴らしいですね、男の子が大好きなキャタピラ、プロペラ、ドリルのオンパレードです。今からでも作って遊びたいなぁと思ってしまいます。
箱の中身はどんなかな?

いきなり目に飛び込んでくる、流線型のいかにもSF的なボディが嬉しい。
それに中々船体が大きいのです。

これは嬉しくもあるのですが、ギララと一緒に写真を撮ろうとなると、ギララが小さいものですからどうしたものかと悩みますが、ま、それはその時、次回より組み立て記録を控えていこうと思います。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/09/10(金) 10:47:20|
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きみもち 美味しそうな名前ですけど、大したことはありません。
おやつにわらび餅を作ろうと、粉を溶いた時の出来心、ウコンを混ぜて黄色くしました。
ちょっとちょっと、ウンコじゃないのよウコンですよ。

ウコンは一名ターメリック、カレーの黄色い成分です。そして酒飲みの友、肝臓に良いとされるところからウコンの何とかいうドリンク剤もありますね。私も酒のみの頃は随分お世話になりましたっけ。ウコンドリンクを飲んで、さあ安心と飲み過ぎて二日酔い…というのを繰り返し、挙句の果てに癌になって内臓を神様に返却するという始末です。
混ぜるヘラが重たくなったら一気に固まってまいります。

ブクリブクリと沸くマグマに負けずに練って、全体が滑らかになったら容器で冷ます。

器ごと氷水で冷まして、触れるぐらいに冷めたら冷蔵庫で念押しの冷却。
この状態を見た娘が「マンゴープリン作ったの?」というので、そうだと噓をつく。
さあ食べよう。
賽の目に切って、くっつかないようにきな粉をまぶす。

そしてら黄色くした意味のない、ただのわらび餅。アホでした。
でもこれでいい、黒蜜をかけてお茶のお供に。

うん、色はわからなくなりましたが、きみもちです。卵の黄身に見立てたあだ名です。
はじめは“うこんもち”にしようかと思いましたが、さっきも言ったように“うこん”が“うんこ”に見えるのでやめました。
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- 2021/09/09(木) 10:39:15|
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シチズン シャイン 3
昭和40年代の国産、シチズンシャインの機械cal.3000です。

手巻き17石、壊れてないので調子よく動いています。
文字板と針をつけました。

さすが、触〈さわ〉れる針だけあって材料も厚手、ステンレスかな?とはいえ削って確かめる勇気はありませんが、メッキものを使うとは考えにくい。文字板は白塗装に超厚のクリアーコーティングです。ところどころクリアに縮れがみられますが、それも古物の味のうち。外周の点字は白がはげ落ち、下地のニッケルか何かの肌が露出して、ひとつのデザインになっています。数字のフォントも2,6,9のカールが特徴的で面白い。5分目の三角は黒ベタで、シャイン後期のものと言われています。ちなみに前期は白抜き三角だったとか。(トンボ出版刊『国産腕時計④シチズンホーマー』より)
側です。開閉蓋の仕組みは古い懐中時計と同じく胴内壁に帯状のバネが張りつくタイプです。
張りついたバネがボタンを常に外へ押し出していて、ボタンを押すと蓋のストッパーが解除される仕組みです。このボタン式蓋開閉はシャイン二代目の特徴で、初代シャインは手で蓋を開ける方式だったとか。そして二代目にも前期と後期があって、前期のものは押しボタンが四角いのが特徴です。その観点からも、本機が後期ものであることがわかります。
今回はボタンまでは分解しませんでした。バネが折れたらジ・エンドなので外側から掃除するに留めました。

側に機械を組み込みます。

蓋をして完成。

製造番号からすると1975年モデルのようです。このシャイン二代目は、発売が1967年から1981年と長いことから、末尾が5となると1975年となるわけで、後期型でうなずけます。
ヘッド完成です。

バンドをつけましょう。
まず、発売当時を振り返りまして、パーフェクションバンドをつけてみよう。

パーフェクションバンドとは、留め金の無い伸縮バンドで通称“蛇腹”ともいいます。バンドそのものが伸びますから、着脱は簡単、目が見えなくても漬けやすい仕様になっています。ただしかし、皮を挟んでイテ!なんて弱点もありますから、衣服の上から着けるのがより良い使い方のようです。

写真の物は、連結がS字駒でつながった、皮を挟みにくいタイプですが、多くは文字通り蛇の腹のように平行連結になっています。
さて、発売当時を偲ぶ鑑賞会はこの辺にいたしまして、実用としては私は革バンドでいきたいです。今回は、この黒くて太い数字に合わせまして、黒のツヤワニを選びました。

私の場合、ピンボケですが目はまだ見えるので、ユニークデザインの二針時計として愛用したいと思います。
本日の控え
シチズン シャイン二代目後期 cal.3000 1975年製 当時価格6000円 でした。

針を触って時刻を確かめる盲人用時計。蓋を開けて目を閉じて、指で優しく触れてみたが、私にはわかりませんでした。けれども、この時計は文字板の減り具合からも実用されていたことは明らかで、この設計が機能していたことは間違いありません。
それと、盲人時計という言い方。差別的だと思いますか?蔑視ととれますか?そう思ったらその感性にこそ差別が宿っていると申し上げたい。若い頃、“盲人”と言っては悪いかな?と思って視覚障害の方とか言い回しを変えたら、その方は、私は盲人ですとおっしゃった。その時、悪いかな?と思った自分を恥じたものです。悪いかな?って思うことこそ上から目線で恥ずかしい、まったく何様だ?ということです。助け合いは助け合い、面と向かえば水平(フラット)に接しろ、というのが美しい態度だと思い知りました。今では何でもかんでも人の言葉尻を拡張して差別だ蔑視だと騒ぐ世の中になりましたが「騒ぐ心にこそ差別アリ」だと言いたい。
おっと、時計のお遊びがキツイ終わり方になってしまった。次回は楽しく。
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- 2021/09/08(水) 10:50:53|
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9月になりました 猛暑だ、熱中症にご注意だって、汗だくになっていたと思ったら、今度は寒くて雨もジャバジャバ。一体どうなってるんだろうか、体がついていけませんなこりゃ。
これは5日、日曜日の午後。

雨あがりの湿った畑です。
先週女房が耕した手前の広場、今回はさらに一列分耕しまして(女房が)ダイコンの種を播きました。

来週、その隣に一列、そしてまた一列と、9月4週にわたってダイコンをずらして播きます。そうしますと年明けまでダイコンには困りません。夏はナス、冬はダイコン、これが飽きないんですよね。
となりはニンジン。

上から見るとわかりませんが、15センチ幅の二列植えになってます。

今週も間引き作業ですが、間引いた分までスティックで食べられるぐらいの大きさになりました。

これらは家へ帰ってポリポリ食べる。
アズキは先週にもましてヤバイ密集状態に。

完全に藪と化してますが、大丈夫なのかな?これ…と、ガサガサやっていたら、黄色い花が咲いてました。

可愛いお花ですが、こんな密集状態で受粉がされるのだろうか?まあ初の栽培で、種の袋にしたがってやっております。このまま観察しておきましょう。
そのとなり、連日の激しい雷雨で支柱から引きはがされて倒れてしまった秋ナス。

支柱を追加して、縛り直しました。

春植えナスは、復活したものの、そろそろ終わりの兆し。

ピーマンなど、連日の寒さで赤くなってしまいました。

でも赤いピーマンは甘くておいしいのです。
そして今週の大仕事、ここはトマトの跡地。

草をとって、鶏糞をバラ播いてスコップで粗起こししました。

けっこうな重労働でした。
家に帰り、スティックニンジンを食べていたら、中にこんなのが混じってました。

足の生えたニンジン妖精?それともマンドラゴラかな?そういえば、引き抜く時に一回ギャー!っと聞こえたような。
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- 2021/09/07(火) 10:36:07|
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MOEBIUS
FRANKENSTEIN 16
MOEBIUS MODELS〈メビウス〉の情景モデル『FRANKENSTEIN』の完成です。

1931年の映画『FRANKENSTEIN』の名場面を切り取った情景という事で、フランケンファンとしては殊の外嬉しい。
名家フランケンシュタイン家の城、跡取り息子で科学者のヘンリーは、死体蘇生の執念にとりつかれていた。召使のフリッツとともに、盗んできた死体をつなぎ合わせては夜ごと実験に執心。雷鳴の轟くある夜、ついに彼の願いが叶うのである。
実験室への重い扉がゆっくりと開く。

大きな手が、扉を押し開ける。

電極のような金具の付いた手首のデザインが素晴らしい。フランケンシュタインは科学が生んだモンスターですから、額のクリップ、首のボルトなど部分的な人工物が効果的にその個性を示しています。

重い扉を背中で押すように入ってきた男が振り返る。

死体をつなぎ合わされた大男、フランケンシュタイン博士の作った蘇生人間だ。
おなじみのペッタンコ頭に突き出たおでこの面相こそ、1931年ユニバーサル映画で発表されたジャック・ピアースのメイクによるもの。メアリー・シェリー原作の怪奇小説を映画化したフランケン関連作品は数あれど、フランケンといえばこの顔、という恐ろしくも美しいこのデザインは、世界に定着させたという点で偉大だといえましょう。原作では、醜い容姿とは裏腹に、高い美意識と教養を持つキャラクターの苦悩が描かれているのですが、1931年のこの映画では、犯罪者の脳を植えつけて人を恐怖に陥れるという簡潔な怪奇映画に仕立てられています。

つづく第二作目『フランケンシュタインの花嫁(1935)』は、怪奇映画などというチンケな括りなどいらない名画です。フランケンシュタインの本質に迫る“美しい心とは何か”を問う傑作です。ここでのフランケンは原作に近い設定で言葉まで覚えて、美しい心を取り戻すのですが、三作目の『フランケンシュタインの復活(1939)』では、またフンガーフンガーに戻ってしまいます。それ以降は狼男と戦ったりコメディアンと共演したりと、人気者路線に展開されてゆきます。

いずれにせよ、演者が変わっても、このメークをすればフランケンシュタインになる(見える)という点で、実に優秀な発明であると言えましょう。
これにて、メビウス社『フランケンシュタイン』の製作を終わります。
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- 2021/09/06(月) 11:06:39|
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安い油揚げは 炙って食べる。
結局、膨張剤を用いて少ない原料を大きく見せている安い油揚げは、炙って食うのが一番うまいね。いわば主成分がほぼ油なので、味噌汁の種なんかにしたら、油は出るわ実体はふやけて幽霊のようになるわで、あまりよくありません。お年寄りとか、やわらかくするという目的があれば、それは適した食べ方と申せましょうが、私はどうもイマイチですな。
そこへいくと炙り、これはいい。フライパン、もしくはグリルでそのまま火に当てればそれでいいのです。自分の油が揚げ油のようになってこんがり焼ける。

おまけに実体が薄っぺらだから、口当たりはサクサクと軽く、油はたっぷり含んでいるから旨みはじゅうぶん。

かつぶしを振って醤油をたらしたら、ご飯が食えます。
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- 2021/09/05(日) 11:21:05|
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今年の味噌 ちょっと遅めの三月に仕込んだ黒豆の味噌がどうやらできたようです。

黒豆だから、もっと黒いかと思いきやそうでもなく、普通の味噌でした。
今回二回目の撹拌をして、容器に収めて冷蔵です。

そして、桶に残った味噌は捨てることなく、薄切りの生姜で拭い取って食べるわけ。

うん!バカうま、ビール持ってこい!ってところですが、今は飲めないので生姜だけをポリポリ。糀が育てた甘みとショウガの辛みがからまって、こたえらんない美味さです。
翌日の朝、さっそく味噌汁にしました。

たねはベーシックな若芽と豆腐。こいつと奈良漬けの二切れもあれば、上々の朝ごはんです。
味噌というものはすぐにできるものではありません、それだけに半年かけてこしらえた自家製味噌の初出しが感動的に美味いのです。そうだ、これともうひとつ普通の大豆で仕込んだ分があるので、それも近々味見をしますかな。そっちも楽しみだ。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/09/04(土) 10:23:45|
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童友社
宇宙大怪獣ギララ 8
ゼンマイ歩行のプラモデル宇宙怪獣ギララができましたけど、イタズラ心がわきまして、手足のビラビラに夜光を塗ることにしました。

ブラックライトを当ててみますと、このように光ります。

光るところを見たら調子に乗って、このあと、目と触角のタマタマも夜光を塗りました。
これで完成です。宇宙大怪獣ギララ!

腕を振ってノッシノッシと…いや、ピョコピョコと可愛らしく歩きます。

顔も可愛いんですよね。
一目見たら忘れられない独特のデザイン。

尻尾の先がカニのハサミになっているのはご愛敬。映画本編でも大して役に立っておりません。

宇宙胞子が増殖して巨大化したブクブクの体表が、模型でも再現されています。

ギララの背中、映画とはだいぶ違いますが、陶器のような好みの質感に仕上がりました。

目は、赤の上に夜光を塗って、さらにクリアーレッドをかけました。

その影響で、目だけは他の夜光部分と発光色が異なって、意外にも良い成果が得られました。

松竹が生んだ唯一の巨大怪獣、映画の方もこれまた独特の物でした。怪獣映画の常識を覆すようなオープニングは、まるで教育テレビの星座入門みたい。ほのぼのとしたホームドラマ的なノリの主題歌に挿入されるミュージカル的なセリフには思わず鳥肌が立ちます。

音楽は、名匠いずみたく。ギララ襲来のシーンこそ、打楽器をベースとした重低音のBGMがかかるけれども、そこ以外はゆるーいBGMなので、怪獣映画というと伊福部節が体に染みついた者にとって、あったかいBGMはどうもしっくりこない。いずみ先生は一体どんな注文のされ方をしたのやら。人類の危機という恐怖とは正反対のほんわかムードに心のギクシャクが止まらない。

ギララは鳴き声も下品でして、恐らく音源は人の叫びと思われますが、オエアー!オエオエーっていう酔っ払いオヤジが息巻いているような声はどうにも好きになれません。ただ、全体に流れる雰囲気というものは、他社のどの作品とも似ていないという点で、独特の味わいがあるといえましょう。クセになる味です。
映画については少々悪口っぽいコメントになりましたが、松竹怪獣もやはり日活のガッパと同様、うちが作ったらこうなるんだ!といった気概が感じられる作品です。
これにて、童友社が復刻再販したミドリ(緑商会)の『宇宙大怪獣ギララ』の製作を終わります。
次回からは、同じくギララに登場した乗り物『アストロボート』を作ってみたいと思います。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/09/03(金) 10:39:35|
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悟空の家来 キュウリはサラダとかお漬物、冷やし中華のトッピングなどなど、本邦では生食冷製の食べ方が主流になっておりますが、油炒めにしますと、青臭さが抜けてポックリした別の味わいが得られるものです。
今回は、豚肉と合わせて酢豚風です。
生姜醤油で下味をつけた豚肉に、片栗粉をまぶして焼いております。

豚に焼き色がついたら、キュウリとタマネギを加えて炒めます。

ピーマン(シシトウ)はパリッと仕上げたいので最後に加え、味付けは希釈した麺つゆにお酢と胡椒、片栗粉を少し加えた合わせ調味料の回しかけ。

つやよくタレが絡んだら出来上がりです。

豚とキュウリの炒め物、サッパリ酢豚風。夏のおかずです。
え?豚とキュウリ?キュウリはカッパだから、孫悟空の家来だ。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/09/02(木) 10:55:49|
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