秋の虫退治 「いやあ、いよいよ寒くなりましたねえ」っていう会話ならいいよ。寒くなったり暖かくなったり、気温が上がったり下がったりするから疲れるのよこっちは。
昨日は暖かかったです。割と緑豊かな10月最終の畑です。

手前は葉物三種。

左からホウレンソウ、サニーレタス、シュンギクです。大きなところから間引くように収穫しますが、今年のシュンギクは変わっていて、葉っぱも丸くて肉厚。

あまりキクっぽくないのです。まあ悪い事ではありません、そういう品種なのでしょう。むしろ美味しそうです。
ダイコンの林。

一番太ったところを一本抜いてみました。

上出来です。
一方、ニンジンは心細い。付け根を指で探ってみて、この辺がいいかな?と抜いてみたら…

なんと短い上に足とシッポが生えていました。
秋ナスもさすがにおしまいです。

木は北風よけに抜かないでおきましょう。
その北風よけにあやかるのが、九州葉ネギ。

だいぶ大きくなりました。もう食べられます。
ピーマンは小さいまま大きくなりません。

来週どうなっているか?このまま観察です。
冬の大型野菜です。

先週までいたカエルたちが冬眠に入ったか?姿が見えません。そのかわりアオムシたちは大喜び。今回は随分捕まえました。しかし、モンシロチョウの幼虫いわゆるアオムシはまだいいんです。生まれたところの葉っぱを食べますから。憎らしいのは柔らかい新芽の方に食い進めてゆくやつがいるのです。

こいつは本気で探す。
いましたよ。

ヨトウムシです。こいつが憎らしいったらありゃしない。堆肥置き場にポイです。まあ罪はないのですが、互いの都合で生き残ったり死んだりするのが、この星の生物なのです。でも手触りはムニムニして気持ちいいよ。
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テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/10/31(日) 10:55:02|
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生きた食糧倉庫 天気の良い朝です。おまけに休日、はぁ~気持ちいいねえ~って息を吸い込みすぎて咳き込んでしまいます。
雨戸を開けますと、まず見えるのはもじゃもじゃに伸びたつるに可愛らしいピンクのつぶつぶ。

秋の深まりを告げるツルムラサキの花。この花はやがて黒い種になって熟し、冬の訪れとともにその生涯を終えます。そして来年の六月ごろに種から新たな命が生まれ、同じサイクルを歩む、これ地球における自然の営み。
葉っぱは青いがツルが紫なのでツルムラサキとはストレートなネーミングです。数年前からここに植えているのは、食べたい時に食べられる私の食糧倉庫だから、生きたままなのが嬉しい。

モチっとした肉厚の葉っぱは、寒締めのホウレンソウのよう。つやつやの美味しそうなところを7、8枚摘み取って、茹でてお湯をよく切ったら、ご飯に乗せて生卵、胡麻油と麺つゆをかけて、チューブのニンニクをブリっとひり出す。

グチャグチャにして食べます。

ポパイになった気分で、濃緑色のどろどろを飲み込むと、グっとパワーが湧いてくる。
これ、11月いっぱい食べられます。まったく重宝な生きた食糧倉庫です。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/10/30(土) 10:44:08|
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童友社
アストロボート 8
童友社による復刻再販品、ミドリ(緑商会)のプラモデル『アストロボート』もいよいよ最終工程です。
塗装まで終えましたが、屋根にレンズを嵌める穴が開いているのです。そこで自作したシールがこれ。

潜水艦の入り口をイメージした、直径12ミリの丸型シールです。失敗を考えて3枚印字してありますが、使うのは一枚です。
それにしても自宅で写真並みのカラー印刷ができるとは、夢のような時代になったものです。これが当たり前の若い人には、この感動わからないだろうなあ?
とまあ独り言は置いておきまして、このシールを丸く切り取って空いた穴に貼ります。

そこへ透明パーツを嵌め込みます。

よし、これでオッケー。
次は船体に貼るマークシールですが、キットについているのは、水中遊びまで考えられていた防水シールで、1セットしか入っていないので失敗したらパー、ということでケチ臭い小心者の私はシールをスキャンしてデータにしてとっておき、さらに文字部分は自前のデカールにトレース。

久しぶりのレタリングです。ここで高校時代に習得したレタリング技能が役立ちます。黒のラッカーで文字部分は手書きです。

私は水中遊びをしない前提なので、薄いデカール(水転写シート)にしようと思い、この方法をとりました。
自作のデカールです。

これを水に浸けて船体に貼る。

ただ、マークだけは手書きがしんどいので、キットのシールをそのまま使いました。

マークは単体使用なので、輪郭を丁寧に切り取ればよいのですが、ロゴの方は、文字列のスペースが変にテカるのでデカールに替えたという理由もあります。テカリならデカールでも同じだろうって?いえ、この上からクリアーをかけると落ち着くのです。
スプレー式のクリアー(つやあり)をかけまして、完成です。

「こちらはエーエービーガンマー」
アストロボートができました。次回鑑賞会です。
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- 2021/10/29(金) 11:02:31|
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冷凍トマト 最盛期にたくさん獲れたトマトは、とても食べきれないけれど、人様にお分けするには傷みがあってよろしくないから、冷凍してとっておいたのです。
生のまま冷凍したトマトは、膨張した水分によって細胞壁が破壊されていますから、室温に放置するだけでぐちゃぐちゃになって皮もべろりと簡単にむけます。

むいたそばから鍋に放り込んで、塩を振って煮込みました。

途中で砂糖も加えて味加減を見、どろどろになるまで煮込みます。ソースにして保存しようという魂胆です。

スパイスは胡椒少々、種の粒々はあるけれど、簡単トマトソースができました。
作ったその日は、アツアツのままニワトリ胸肉のミックスハーブ焼きにかけました。

さっぱりしているから、淡白な胸肉にちょうど合いました。
次の日は冷凍魚介をこれで煮て、スパゲティを食べました。
何かと重宝な冷凍トマトです。
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- 2021/10/28(木) 10:57:23|
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CITIZEN AUTOMATIC 2
お世話になっている方のお預かり品、シチズンcal.8228の機械です。

まずテンプを取りましょう。

アンクル受けを開けます。

そして時計と巻き上げ兼用の一枚受けを開けます。

上の写真で申しますと、右半分が巻き上げ系統、左半分が時計です。
そしてりゅうずの横の二つの車、動力ゼンマイの入った香箱(一番大きなギザギザ車)に接する金色の輪っかばねのはまった車が、切り替え式になってまして、りゅうずを正回転(右手でつまんで向こう回し)しますと、車が噛んでネジを巻き上げ…

逆回転(右手でつまんで手前に回す)させますと、解放されて空回り、手巻きの時計と同じ仕組みです。

このように自動巻きと手巻きの併用設計は、時計を振らずにスタートダッシュがかけられるので重宝です。
あとは部品をバラバラにして洗浄となります。

ところが初めて経験した表スケルトンの機械。

地板に穴が開いているからアンクルが何度も落ちて組みにくいったらありゃしない。

こんな組みにくい精密機械をメーカーは自動組み立てで生産しているらしいから恐ろしい。時計そのものよりも、これを組み立てる機械装置を考えて作った人の方を尊敬してしまいます。
次回は外装を組んで完成です。
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- 2021/10/27(水) 10:57:43|
- 時計
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若大根梅酢漬け 間引きした若大根は、葉っぱも柔らくて丸ごと食べるによろしい。
これも自家栽培の楽しみであります。

小指ぐらいの可愛らしい大根は軽く洗って、ぐらぐらに沸かした熱湯にサッと泳がせる。

引き上げたら流水で洗います。小さな虫や砂を落とし、葉っぱの色あせを抑えるための儀式です。
漬けダレは、塩梅酢、甘梅酢に醤油を足したもの。味加減はお好みで。

小さな容器に軽く絞った若大根を敷き詰めて、タレをかけて重石をして一晩漬けたのがこちら。

さっぱりした一夜漬けです。本当は塩漬けにしてから味漬けにすべきところでしょうが、保存というより、すぐ食べちゃうサラダ感覚なので、うす味漬けでちょうどよろしい。
翌朝のおかず、塩分控えめだからバリバリと食べちゃう。

お味噌汁も若大根と油揚げ。こちらの若大根も、湯洗いの儀式は済ませてあります。
若大根は、そのまま冷蔵庫に入れておきますと、すぐに黄色くなってしまいます。ゆえに獲れたてを早めに湯通しして流水で洗い、水気を絞って冷蔵しますと、数日は美味しさそのままに食べられます。おひたし、胡麻和え、油炒め、混ぜご飯などなど実に重宝です。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/10/26(火) 11:05:44|
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恐竜ヘッドの修理 6
角竜の頭を飾る台座を塗っています。
丸い焼き桐の板に、カシューの透〈すき〉を4回か5回?6回かな?塗ったところです。

おいおい塗った回数を忘れるとは、とうとう耄碌したな?
いや、生ビールだって3杯までは覚えてるけど、それ以降はわからないでしょ?そんな感じです。
まあ、その辺はどうでもよろしい、質感がテリテリのデコボコなので、クレンザーで水研ぎです。

使っているのは極細のスポンジやすりです。これで飴色の濃淡を浮かせつつ、半艶消しにします。
さらに、コンパウンドで水研ぎ、今度は指先でざらざらを確認しながらこすります。

感触がスベスベになりましたら、乾いた手ぬぐいで拭き上げまして、台座の出来上がりとしましょう。

角竜の頭を置いてみましょうか?

いいじゃない。これで行きましょうか…と思ったが、ある日ホームセンターをぶらついていたら、小さめの楕円エゾ松板を見つけてしまったのです。

こっちのほうがいいねぇ、いいですよ。
チェーーンジ!
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/10/25(月) 10:35:54|
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アズキ全収穫 秋を飛ばして冬になるな!ってここ数日、急に寒くなって頭に来てましたが、今日はポカポカ陽気、秋晴れの畑です。

手前三列は冬の葉物、だいぶふっくらとしてきました。

ホウレンソウ、サニーレタス、シュンギク。混み合ったところを摘んで食べても良いのですが、少しばかり摘んでも萎れるだけなので、今回は放置。
ダイコンは本日最終の間引きです。

9月3週、4週目に種をまいた手前二列を一か所一本に間引きました。

間引いたこれらも私の食糧、若い分、葉っぱも柔らかくて美味いのです。
そして一番初め、9月の1週目に播いた第一期組は、手首ほどの太さになっています。

来週あたり、初の収穫になりそうです。
一方、ニンジンはダメですねえ。

となりにアズキを植えてしまったせいか、日照と風通しが悪くなったようで、半分ぐらい姿を消してしまっています。
残った分の太さも見てみたら…

親指と人差し指でオッケーを作った程度の細さです。頼りないですが、埋めたまま保存できますので、使いたい時に獲りにきましょう。
そしてアズキです。もうほとんど枯れていまして、今日は全収穫です。

鞘をすべてもぎ取りまして、苗も引き抜き、更地になりました。

ここはこのままなにも植えずに、年明け返却です。
秋ナスも、先週までは活き活きピチピチしていましたが、急に寒くなったせいか、もう侘びしい情景になりました。下がっている実も皮がカチカチに茶色くなっています。

全く困った気象現象です。
キャベツ、ハクサイといった冬の大型野菜は順調な成長を示しています。

今日も虫取り作業ではありますが、私が捕殺したのは3匹ぐらいです。あとは自然に姿を消しています。
しゃがんで中をよく見ると、カエルがいます。

クモもいます。

おそらく彼ら肉食系パトロール隊が食べてくれたのでしょう。有難いことです。
…と、そこに、モンシロチョウのサナギです。

おめでとうございます!カエル、クモ、ワタシという難関を切り抜け、みごとサナギになりましたね。ゲームクリアです。もうキャベツは食べないので殺しません。チョウチョになって実物野菜の受粉に貢献してくださいね。
私は殺虫系の農薬は使いませんが、それは虫や小さな生き物たちとの戯れを愉しむという、極めて贅沢な趣味ゆえのことです。アズキを収穫して思いました。アズキの鞘のほとんどが虫食いでした。もしこれが無傷だったなら、収穫量は大幅に増えていたことでしょう。つまり農薬は、人類を食糧難から救う発明品なのであります。その毒性だけを取り上げて、聞きかじった知識だけで農薬を敵視するのはどうかと思いますね。これも自分で体験して感じた個人の見地です。
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/10/24(日) 14:48:39|
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うさぎちゃん修理 2
「ぎゃー!片目が取れてるー!」って小学生が盛り上がっていたウサギの置物を直しています。

UVレジンで目玉を複製。

割れた個所はエポキシパテで成形しました。

硬化しましたところで、グレーベージュの水性アクリルで生地塗り。

ぼてぼてと厚目に塗りました。
完全に乾きましたら白のラッカースプレー(100均)で部分的に白くしまして、クリアオレンジの吹き付けで濃淡をつけました。

そして眼球です。半球形のフラットな面に、瞳として黒を、それを受ける眼窩のほうにはこげ茶を塗りました。

あとは眼窩に眼球を嵌めるだけ。

レジンの僅かなバリが、ちょうどよい突っ張りになりますので、接着剤不要です。
これで完成です。
元のところに置きました。

可愛い姿を取り戻しましたね。

さあ子どもたち、もう怖がることはないぞ…と思ったものの、子どもなど気まぐれで、その場だけの盛り上りだったらしく、直したところで誰も見てくれません。でもいいでしょう、気づかせてもらったんだから。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2021/10/23(土) 10:39:33|
- 暮らし・修理
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童友社
アストロボート 7
松竹映画『宇宙大怪獣ギララ』に登場する宇宙調査艇『アストロボート』のプラモデルキットを組み立てています。
解体した状態での塗装がほぼ終わり、各部チェック。着陸プローブの裏もこの通りすべすべに。

元はこんなに凹んでました。

いよいよ船体上下を貼り合わせます。

銀で塗装してあるものの、この合わせ目は紙やすりで落としてパテで修正。

銀は隠ぺい力が高いので、こういう作業がやりやすいです。
ギザギザのポンプみたいなところは黒の刷毛塗りで。

走行ボックスをネジ止めして…と。

この動力ボックスは着脱可能になっており、ディスプレイモデルにしたい時は外して、走らせたい時は設置できる仕組みになっていますが、私の場合は遊び目的なので、つけっぱなしにしておきます。
屋根にアンテナの類を着けます。

そして前方のマスキングテープを剥がします。

黒がはみ出した部分とか、接着合わせの稜線等に、メタリックシルバーを塗りまして、乾燥ののち軽く布でこすります。

つぶれると面倒なので、リベットを避けて乾拭きしましたら、いい塩梅に濃淡がつきました。
さあ、次回はデカールを貼って完成です。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/10/22(金) 10:55:37|
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干しブドウとピーナッツ 昔は冷蔵庫のビールを切らさないようにしてましたが、飲まなくなったら干しブドウとピーナッツが私の常備品になりました。
何と申しましても私たち霊長類の体はサルですから、本来こういうものを処理するように出来ているのですが、何しろ激辛、激熱、酒たばこ、もう許容範囲を超えたものばかりを好んでましたもので、とうとう癌になりまして、食道を天にお返ししたわけです。
そうなると面白いもので、食の好みががらりと変わるんですね。

猿山の餌やりを見たことがおありだろうか?リヤカーで穀物をバラ撒くと我先にと猿が集まってきて取り合いの奪い合い。中には芋を脇に抱えてキープしたまま豆を貪るやつもいる。コロナワクチン出始めの頃、多重予約をして放置する年寄りの話などを聞くと、まずこの猿が頭に浮かんだもんだ。まったく浅ましい、こういうやつから先に死んでくれればいいのにと思いつつ、自然界は“あさましさ”にこそ生存確率を高めるプログラムがなされているのだから、何とも悲しき現実である。
見渡せば、周りはサルだらけですね。見分け方、まずマウント取りたがるやつ。マウントを取るなんてウマい言い方があったもので、動物の本能そのものです。それが発展すると、具体案もなく、やたらと偉くなりたがるヤツ。「俺は天下をとる!」とか言ってるやつね。あとは獲得欲の強いやつ、物品はもとより、スーパーのレジに割り込んで勝ち誇るババアなんかもその部類に入るでしょう。サルですねえ。それから自分の思い通りにならないからと、店員さんや駅員さんに怒鳴り散らすヤツ、クソザルですね。地球はまったくサルの惑星です。
何を偉そうに、そういうお前はどうなんだって?
私はもちろん…サルでいい。
今日も元気だナッツが美味い。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2021/10/21(木) 11:14:41|
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CITIZEN AUTOMATIC 1
国産時計鑑賞、今回はジャンクではありません。お世話になっている方からのお預かり品、シチズンの自動巻きです。

自動巻きとはいえ、このクラシックなデザインは、それほど古くなく1980年代後半から1990年代の物と思われます。なぜなら文字板の仕様が新しい技術を用いているのと、機械が現役の82系だからです。また、時代背景としてもこのころは、クオーツ全盛でありながら、アパレルブランドがビンテージ時計をモチーフにオリジナル時計を発売したり、アンティーク時計屋さんがバンバン広告を載せた時計専門誌が刊行されたりと、国内の時計デザインにクラシック調が流行した時代でしたから、こういう企画があってもおかしくないと思いました。

ベゼルはコイン装飾で縁取られ、反射光を細かく散らして、繊細で豪華なイメージに仕立てられています。
裏蓋はガラス窓で中の機械が見えるようになっています。

こういう仕立ては、時計精度うんぬんよりも、機械の動きを愉しむ鑑賞価値も大きな魅力です。
文字板にも窓が開いていて、ガンギからテンプの一部にかけての一番面白いところが見えるようになっています。
普通は、文字板の下は機械の地板になるのでペッタンコなのですが、この機械は、地板に穴をあけて脱進動作を見えるようにした、見せることを目的に設計された機種となります。
裏蓋を開けました。

黒い樹脂中枠でぎっちり固定されています。これは、フルメタルを尊ぶ向きからは悪口を言われそうですが、機能的に見れば、衝撃によるクッション効果などから、合理的な構造なのではないかと考えます。
自動巻きの回転錘を取りましょう。

キャリバー8228、シチズン現役の機械です。これは鑑賞を意識したのでしょう、巻き上げと時計輪列の両方を兼ねた一枚受けにはストライプの装飾が入っています。
巻真を抜いて中身を出します。

クラシックテイストの文字板レイアウトです。全数字の内側に走る金のサークルは、アンティーク掛け時計などに見られる真鍮リングを連想させます。
文字板を外します。

キャリバー82系統は日付曜日付きとかバリエーションが様々なので、地板裏も汎用設計で複雑な形になっています。おまけに本機は表スケルトン設計なので、ここだけでも線が多くて複雑な感じがします。
こちらは時計側。

次回、、解体掃除をいたします。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/10/20(水) 11:11:16|
- 時計
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かけ中華 茹で蕎麦に汁をザバっとかけて、刻み葱を乗せただけのかけ蕎麦は昔からありますけれど、かけラーメンっていうのはあるのかな?…と検索してみたら、あるんですねえ、おいしそうだからやってみた。
スーパーで買ってきたスープつき生ラーメン醤油味。

2人前で100円ちょっと、安い!大丈夫かね?
どんぶりに濃縮スープと刻み葱。

麺を茹でたら、スープに熱湯を注いで間髪を入れず湯切りをした麺をおよがせる。

これで出来上がり、かけ中華。

食べてみたらシンプルこの上なし。

うまい!やっぱりかけには細麺に醤油だね。塩でもいいでしょう。かけというのはさっぱりスッキリが個性だから、やっぱり醤油だと思うの。もはやラーメン屋さんに行けなくなった体だから、こういうもので十分満足しちゃう。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/10/19(火) 10:40:13|
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恐竜ヘッドの修理 5
大昔に作った角竜の頭を直しています。
ことカブトの塗装においては新採用の塗料のおかげで、調子のよい質感が得られました。

今回は首の柔らかい部分です。ただいま全体がつや消しのグレーブラウンになっていますが…

しわに墨を流して拭き取り、溝を黒く染めます。

恐竜を塗るときには私の中に一つの考え方がありまして、甲羅や背中の固い部分は、山黒く谷白く、つまり甲羅やウロコは陽にあたって黒く、甲羅と甲羅の間は伸縮して皮膚が見えたり、砂が詰まっているというような想定から白っぽい色を流す。反対に首や関節の内側など、皮膚の柔らかい部分は、山白く谷黒くなのです。ここはもうお分かりでしょう、しわは陰になって黒っぽく見えるからです。
恐竜本体の作業はこのへんにしまして、台座にまいります。
焼き桐の丸板と、角棒に貼り付けた紙やすり#60番。

これで何をするか?
表面を薄く削って木目の濃淡を立てたいのです。

根気が要ります。しかし私は根気が無いので、途中でサンダー#80番に替えました。
木目が立ちました。

今度はここにカシューの透〈すき〉を塗ります。

始めは薄目でしみ込ませるように塗りまして少しずつ重ねてゆきます。

上の写真は一回塗り、まだデコボコしてますね。
家具調のつるつるにしたいので、もう少し頑張ります。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/10/18(月) 10:47:19|
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カエル天国 今年は雨が多いです。昨日の土曜〈10月16日〉、雨上がりの畑です。

手前が種まきから三週間の葉物野菜たち。
これはホウレンソウベビー。

こちらはサニーレタスベビー。

葉の縁の赤みが滲んできました。
お次はシュンギクベビー。

肉厚です。
その隣に玉レタスを植えたのですが、半分ぐらい生気が無い。

つまむとパラリと剥がれて根が切られています。
まだいるんだな…

コノヤロー、堆肥置き場へポイ。
悔しいので空いた場所にホウレンソウの種をまきました。
ダイコンは密集地帯になりました。

今回も間引き作業、種まき二番手組を1本に絞り、4番組を2本に絞りました。種まき一番組は牛乳瓶ほどの太さに育っています。

今週もアズキの黄色くなった分を収穫。

今年のピーマンは小さいです。

大きくならないで小さいまま赤くなってしまいます。
一方、秋ナスは大盛況。

木の実のようにぶら下がっています。
こちらは九州青ネギ。

長いもので15センチくらいに伸びています。
冬の大型野菜、ハクサイ、キャベツなどのアブラナ科一族は、虫食いこそ見られるものの…

虫そのものは今週も数匹つまんだ程度で、その姿は見えません。
おそらく、この人たちが食べてくれたものだと思います。
どうです?この太り具合。

見渡せば、あっちにもこっちにも…

カエル、カエルのカエル天国です。たのもしい害虫駆除隊です。

私が殺虫剤を使わないのは、こういう触れ合いが好きだからなのです。ファッション的に無農薬野菜を尊ぶ向きもおありでしょうが、私は虫が好き、虫を食う生き物が好き、土にまみれて小さな生き物とふれあいながら、自分の食べ物を育てる作業が好きなのです。実際、金換算で考えれば、野菜はプロが作ったのを買った方が断然安くて美味しいですから。
これにて、今週の作業はおしまい、と、足元を見たら、全然関係ない場所にダイコンがひとつ。

種が一粒落ちたかな?面白いので、このまま観察しましょう。
そして今週の収穫。

ナスと万願寺、アズキと若ダイコンです。
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- 2021/10/17(日) 10:41:59|
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うさぎちゃん修理 1
「ぎゃー!片目がないー!」って小学生がはしゃいでいたのは、うちのうさぎちゃんのことでした。
樹脂石膏でできた園芸アクセサリーですが、毎日チェックするような性格のものではありませんので、劣化もわからず放っぽらかしてあったわけです。

ほんとうだ、こりゃ可哀相です。
ごめんね、どんな感じ?…と、よくよく見ますと、残った片目は白内障。

くり抜かれたほうは、鼻先まで崩壊していてホラーです。

こいつぁ直し甲斐がありますと、洗って部屋に持ち込みました。
まず眼球を作ろう。
残った片目を取り出して…

おぉ、紫外線で黄変している上に風雨砂塵に吹き付けられて濁っています。
これをバフで磨いて表面をつやだし。

こいつを温めた型取りくんにギュッと押し付けること二か所。

100均で買ってきた紫外線硬化型のクリアレジンで複製。

これで眼球の準備よし。
次は崩壊した鼻先。

ここは普通にエポキシパテを詰め込んで空洞を塞ぐ。

今回用いたパテは、セメダインの木工用というやつです。
そして硬化前にヘラで周りと調子を合わせます。

これで良いかと思ったら、耳の後ろにも大きな割れ目がありましたので…

ここにも同じ処置をしました。

あとは固めて組み立てです。
今回はここまで。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2021/10/16(土) 10:59:58|
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童友社
アストロボート 6
1960年代のSF乗り物『アストロボート』を組み立てています。
透明の窓ガラスを内側から嵌める関係から、バラして塗装中、全体を銀色に塗ったところでした。

さらに、メタリックカラーのシルバーを持ち出しまして、稜線だけを狙って平筆で塗り…

乾いたのちに布でこすりますと、稜線のハイライトが強調されて立体感が出る…ような気がしてやってみました。
船体が塗り上がりましたところで、透明プラで成形された窓ガラスをはめ込む。

透明だけに、外から中が見えてしまいます。

う~ん、中が空っぽというのも、ちょっと寂しいので、自作した搭乗画像を写真用紙に印刷。

窓の内側にセロハンテープで貼りました。

お笑いな細工ですが、こういう遊びがいいじゃない?

もうすぐ完成です。次回に続きます。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/10/15(金) 10:12:36|
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秋の洋食 10月も中旬になりますと、すっかり秋めいてまいります。
今回は秋鮭を、きのこの葡萄酒煮でいただきます。
薄切りの玉葱とむしったブナシメジをバターで炒めています。

しなしなになりましたら、チューブのニンニク少々と赤ワインを注きます。私もすっかり飲めなくなりましたので、ワインもお料理用と化しています。昔だったら料理にはちょっと入れて、その勢いでコップに注いでその場でガブガブやってましたが、今では料理にどばどば。
少し煮詰めまして、お醤油とケチャップで味を決めます。

たちまち香る、子どもの頃嗅いだ下町の洋食屋さんの匂い。中火のまま煮詰めて、きのこの葡萄酒煮は出来上がりです。
秋鮭は、ごく薄い塩で両面こんがりしっかり焼きです。

香ばしく焼けましたらお皿に盛り、きのこをかける。付け合わせは、北海道の親戚が送ってくれた秋ジャガの塩茹で。

ご飯をいっしょに装いまして、秋の洋食ワンプレートです。
もちろん味噌汁がつきます。
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- 2021/10/14(木) 10:54:40|
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SEIKO LAUREL 5
錆びたセイコーローレル(戦後版)の機械修理は、どうやらうまくいったようです。

外装にまいりましょう。
側はステンレスなので気楽に洗浄、青粉で軽く磨いて小キズを取り、割れたプラ風防は在庫から頃合いのものを探して交換しました。

こちらは文字板です。

全体を球面に絞った白塗装文字板です。時字とSマークは浮き字、植えものではありませんね、裏からアシが見えません。

つまり、コスト的には安いものですが、時字が取れる心配は絶対ありません。
文字板を機械に取り付け、針をつけました。

針はダイヤ剣の丸面押しですね、ダイヤ剣ですと山カットをイメージしますが、丸面も緊張感が緩んで良い物です。なにより球面生地によく合います。
機械を側に収めます。

ヘッド完成。

ところが、交換したガラスのカーブが、元の物より浅かったことから、針が止まってしまうので、剣先の曲げ具合を何度が調整しました。ガラスから避けようと下に曲げれば時字にぶつかるし、伸ばせばガラスに引っかかる。分針と秒針の曲げ加減に少々手間取りました。
さて、最後はバンドです。これには革バンドですね。
革バンドは、手持ちの中からでは、このへんがいいでしょう。

茶色のピッグ、スタンダードステッチに外念入り、コバは切り身のこげ茶の樹脂塗り。軽くあんこが入っています。ビンテージなステンレス側に合うような気がします。
本日の控え
SEIKO LAUREL 17石 1958年 当時価格3900円 でした。

今回は手ごわかったけど、使える一本が出来ました。
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- 2021/10/13(水) 10:44:38|
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味噌煮豆 この大粒の生黒豆は、いつもお世話になっているブログ『
ひろせ堂めいど商会』主催のhirose様から頂いたものです。

生のまま鞘から出して冷凍しておいたものです。
水から火にかけ、中まで煮えたらお湯を切って、油をたらして炒めながら砂糖をからめて味噌を加える。

残った水分で味噌が溶けて、さらに煮詰まって汁気がなくなりましたら出来上がりです。

味噌煮豆、砂糖は濃い目がいいでしょう、素朴で古風な味わいです。

これは冷めてもなお美味しくて、お茶によし、ご飯によろしい常備菜です。
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- 2021/10/12(火) 10:36:27|
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恐竜ヘッドの修理 4
角を黒のカシューで塗った、角竜の頭です。

乾いたら、カシューに練り込んでおいた砥の粉の影響で、ほどよいつや消しになりました。
そして一緒に映っている塗料、これもいつもお世話になっているブログ
『ひろせ堂めいど商会』様からいただいた“アクリジョンベース”というものです。こちらは隠ぺい力が強いという事で、こんな使い方をしてみたいと思います。
白に黄色を僅かに混ぜて、角の付け根に刷毛塗り。

わわわ、本当に隠ぺい力が強そうです。
そしてすかさず濡れ雑巾で拭き取り。

谷汚し、つまり甲羅やウロコといった固い部分の谷を白系で表そうという狙いです。

なんとなく野性的な質感が得られました。もう少し場を広げてみましょうか。

いいですねえ、こうなると調子に乗って、全体に塗って乾かし…

今度はシンナーを含ませた手ぬぐいで凸部を擦って軽く艶出し。

全体的にぼんやりとしたつや消しに、甲羅の固さが加わって濃淡がつきました。

いやあ、知らないというのは損なもので、初めて使う塗料から思わぬ収穫が得られるものです。あらためましてお勧めくださった
『ひろせ堂めいど商会』様にお礼を申し上げましょう。
ではまた。
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- 2021/10/11(月) 11:25:43|
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秋ナス大盛況 昨日〈10月9日〉は雨に降られましたので、今日は午前中から畑いじりです。

だいぶ緑が増えてきました。
手前の方は秋播きの葉物ベビーです。

手前からホウレンソウ、サニーレタス、シュンギク。
そして残しておいた一列に結球性のレタスを植えました。

大根の育ちがいいですねえ。

先週に続き間引き作業をしますが、種まき第三組を2本に絞りながら、第一組を一本立ちにします。
現在2本一組で育っている第一組を…

根元の太いほうを一本残して抜き取りました。

抜いた若ダイコンは食べます。この時期の若い葉っぱは柔らかくて美味、そして白い根っこも皮ごと丸ごと食べられます。
ニンジンは根元を探ってみましたが、まだ細かったです。

ニンジンは植えたまま保存できるので、慌てなくても大丈夫です。
そしてアズキがいよいよ黄変してきました。

完熟した鞘をひとつ割ってみましょうか?

ぱち!あららら、つや消しでショボーい。

やはり株間が狭かったようですが、今年は初めての栽培です、体で覚えて行きましょう。今日は黄色くなった分を摘んで帰りました。
秋ナスが最盛期と先週書きましたが、それは撤回、今週の方が凄かったです。

ほどよく雨にも恵まれ、気温も生あったかいせいか、ツヤツヤの実をたくさんぶら下げています。
万願寺も秋を迎えて復活。

こっちもたくさん獲れました。
冬の大型野菜のところも狭く感じるくらいに、それぞれが大きくなってます。

で、見ての通り虫食いだらけなのですが、どこもちょっと齧りで虫が消えているのです。フンのあるところを目安に探せばアオムシを見つけることは出来ますが、ほとんど見つからない。そんな中、キャベツの葉っぱの奥に身を潜めているのはアマガエルたち。

丸々と太った体型を見るに、たぶんコイツらが食べているのでしょう。見渡せば、キャベツにもナスにもカエル、カエル、カエル。カエルだらけです。来るべく冬眠に備えて栄養貯蔵、彼らも食欲の秋を迎えているのでしょう。
そして本日の収穫。

秋ナスと青トウガラシがいっぱい、でした。
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- 2021/10/10(日) 13:56:12|
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カマキリの一生 我が家にはオオカマキリが住んでいて、毎年同じサイクルで私と遊んでくれます。というのも、カマキリは成体で冬越しをしないというので、お花でいえば一年草。だから春夏秋冬、季節ごとに姿を変えて触れあってくれるのです。
冬の間は卵、寒風に吹きさらされ、雨に当たっても大丈夫な驚異の防寒防水性能を誇る天然住宅の中でじっと春を待つ。
そして5月下旬、ある日突然ポロポロ、ポロポロとチビカマが湧いてくるんです。今年はたまたまその瞬間に立ち会えて写真に撮ることが出来ました。

糸くずみたいなチビカマが散り散りに旅立ったかと思えば、時々兄弟を食っているヤツもいるし、まったく愛情などというものはプログラムされていないのでしょうね、眼の前の動くものは食え!ただそれだけのソルジャー。
7月、8月になると、ずいぶん大きくなったな?なんていうのが、まあ一匹か二匹目撃される程度に数が絞られます。残りはクモやらカエルの栄養分として消えていったのでしょう。
ここからは遊び盛り。

ある時は私に仕向けられたロボット“メカマキリ”と戦い!

ある時は街に出て大暴れ!

こんなふうに我が家のカマキリは、カマキリとしては珍妙な生涯を歩むわけだが、今年もまた、我が家のどこかに卵を産んだらしく、全ての役目を終えて、ローズマリーの枝の中にじっと体を縮めて、静かに細胞活動を終えていました。
『ブレードランナー』に出てくるレプリカントのように。
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- 2021/10/09(土) 11:09:01|
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童友社
アストロボート 5
素組みを終えたプラモデルのアストロボートを再び解体しました。

なぜ解体したかと申しますと、船内にちょっと手を入れたいと考えたからです。
バラした部品を再び手入れ、接着部等を紙やすりで整えていましたら、うっかり主翼のリベットを削り取ってしまいました。

あ~あ、ということで、エポキシ2液性接着剤を練りまして、爪楊枝の先で、点々と打ちました。

ちょっと集中力を要しましたけど、まあまあいいでしょう。…と、ここで油断して乾く前にべたりと触ってしまったりしますと泣いてしまいますが、今回は無事固まるまでキープできました。
それでは塗装にかかります。まずは黒い部分から。
始めに外付けの動力部。

黒というのは、文楽の黒子でもお分かりのように、人の目(脳)からすると後回しに感知される性質がありますから、これら外付けの足は、黒くすることによって視覚から遠ざかり、走らせたときにアストロボートが飛んでいるように見える効果をもたらします。
もう一か所、前面の窓みたいな連続飾りのところ。

ラッカーの黒をエアブラシで吹き付け塗装です。
乾いたのちの面倒くさい作業、それがマスキング。

黒く残したいところをマスキングしまして、全体に銀を吹きつけました。

銀色は金属微粒子が主成分なので、隠ぺい力は確かです。黒もしっかり隠れました。
透明の窓ガラスが船内からの組み込み設計のため、上下バラバラのうちにここまでを塗りました。
今回はここまで。
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- 2021/10/08(金) 10:20:17|
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しけせん お!こんなところに揚げ煎餅があったの?
…って食べてみたらグニャリと湿気ていた。

焼いた塩せんべいだったなら、吸い物の種にすればいいのだが、揚げたやつはブクブクの油と化して食べられたものではない。
ダメもとで、電子レンジにかけてみた。
一枚袋から出して500Wで30秒。

おや?持った感じが軽くなったぞ。
食べてみたら、サクっとホカホカ揚げたての味。んまいよこりゃ。

何枚か食べてみたが、レンジから出してすぐよりは、一呼吸おいて、熱を放散させてからの方がサクサクして美味しいね。
出してすぐだと、芯の方の水分が僅かに餅になっていて、歯に逆らってくる。
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- 2021/10/07(木) 10:54:39|
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SEIKO LAUREL 4
奮闘努力の甲斐あって、錆びた巻真周りの修理ができたところです。

それでは裏返しまして時計側にかかりましょう。

上の写真は香箱(動力ゼンマイ)を置いたところです。動力ゼンマイは生きていました。
ここにまず一つ目の屋根、二番受けを固定します。

時計輪列をならべます。

二つ目の屋根、輪列受けを被せます。

全体の連動を確認しまして最後の屋根、香箱受けを被せます。

いよいよ巻き上げ系統の穴車を取り付けようかと思ったら、そうでした、コハゼ(逆転防止装置)のバネが無かったのです。

けっこう手間がかかるのね今回は。
ということで、再びバネ在庫を持ち出しまして、コハゼ機能を修復。

若干ばねが強かったと見えて、りゅうずの巻き味がカリカリと強めになりましたが、そこはむしろ良い手ごたえということで良しとしましょう。
これで機械の完成です。

動きました。機械としては治ったようです。これで一山超えました。今回はダメージが大きかったので、その分記録が長くなってしまいましたが、次回、外装を手入れして完成です。
本日はここまで。
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- 2021/10/06(水) 10:29:21|
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焼きニンニク 丸焼きにしたニンニク、黒焦げになった皮をむきながら味噌をつけて食べる美味さは、そのポックリとした味と共に妙に懐かしさを覚える。蒔絵職人だった父の筆さばきを見るのが好きで仕事場に出入りしていた子どもの頃「ニンニク焼いてくれ」といわれると、房をほぐしてアルミホイルでくるんで、石油ストーブにかかった薬缶の横で焼きましたっけ。懐かしき情景、たばこ、ラッカー、石油ストーブのにおいの混じった仕事部屋で食べる焼きニンニクと味噌の味。

今年はニンニクがたくさん獲れました。だからこうした贅沢食いができるんです。でも腹いっぱい食うものじゃない、三つ四つつまむから、余計に美味いのです。
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- 2021/10/05(火) 10:33:56|
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恐竜ヘッドの修理 3
大げさに申しますと20世紀の終わりごろ…ま、単に25年ほど前の話ですが、映画『ジラシック・パーク』をはじめとした恐竜ブームの時に粘土でこしらえた恐竜ヘッドのリフォームをしております。
これまでの塗装が褪せてきたので、カシューの透〈すき〉を全体に塗りまして乾かしたところです。

カシューのつやの影響で、どことなく潤いが蘇った気がします。元々塗ってあった濃淡も浮き上がってきました。
ここでちょっと、新しい材料を試してみたいと思います。
ここは現状の目です。

ここに、いつもお世話になっているブログ
『ひろせ堂めいど商会』様からお送りいただいた塗料“シタデルシェイド”を持ち出しました。

水性で、下塗りを犯すことなく墨入れ、つまり陰影付けができるという塗料です。こういうものがあるんですね、私の開拓力のなさを思い知らされます。
さっそく目に注してみよう。

瞼の奥に溜った感じがいいですね。なぜここで試したかというと、この塗料が水性なものですから、万が一失敗しても拭き取れると踏んだからです。眼の下地を溶かしたりしますと、どんどん事態が悪化しますんで、同系溶剤塗料ではあまり手を入れたくない箇所、それが目なんです。情けない理由です。ま、しかしうまくゆきましたので次にまいりましょう。
お次は角です。
元は白っぽい表現をしていましたが、今回はサイの黒い角がカッコイイなと思いましたので、黒で行こうかと思います。

黒のカシューに黄色の砥の粉を練りまして、角に塗りました。

ここでまた乾かしましょう。
今回はここまで。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/10/04(月) 10:41:04|
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秋ナス収穫 台風後の秋晴れ、さわやか畑です。

手前の方に、先週播いた葉物の種たちが芽を出しております。

野菜の赤ちゃんですよ。
こちらはホウレンソウ。

かわいらしいですね、生き物ですよ。大きくして食べちゃうんです。
ダイコン四週分のずらし播きは、今週もみごとな順番を示しています。

先週は9月1週めに播いた第一組を一か所2本に絞りました。今週は一列手前の第二組の間引きです。
こんなにもじゃもじゃ。
ここから太い二本を残して間引きます。
そんな作業をしていると…おっと!

三週目の一か所が根元から切られています。さささっと手で掘ってみると、やはり…

犯人確保。堆肥置き場にポイです。
アズキの鞘がポコポコと膨らみを見せています。

はじめてのアズキ、楽しみです。
こちらはキャベツやハクサイといった冬の大型野菜たち。

虫食い痕がたくさんあるのですが、虫があまりみつからない。そこに太ったアマガエルがいたので、もしかしたらそいつが食ったのでしょうか?ま、私も数匹捕まえましたが。
台風の影響で、カリフラワーとメキャベツが倒れていましたので…

起こして根元に土を寄せ、がっちり固めてまいりました。
秋ナスが最盛期を迎えております。

秋空につやつやの紫が実に美しい。

青唐辛子も追肥の効果か、復活しています。

今週は力仕事はなし、収穫メインの日でした。

青唐辛子もナスも、生姜焼きがいいかな?
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- 2021/10/03(日) 11:21:31|
- 家庭菜園
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ガマロン死す? 気に入って遊んでいるニットー(日東科学教材)のゼンマイ歩行“地底怪獣ガマロン”ですが、先日、発泡スチロールで岩をこしらえたもので、ミニセットを組んで遊んでいましたら、肝心なところで
バン!と大きい音がして動かなくなりました。

もう、すぐわかりました、ゼンマイが切れたな、と。案の定、ネジを巻いてもカラカラカラカラ空回り。
これは重症です。というか、ゼンマイ製品においては死を意味します。
しかし、時計よりはマシだろうと、解体修理に挑みました。
バラしてみると、やはり…

ダミだこりゃ。
気は進みませんが分解しましょう。

ギヤボックスの枠の折り目をゆっくりと広げて蓋を開ける。

これがゼンマイギヤの輪列ですね。

バラしてみると、なんとゼンマイが二か所切れていました。

ということは、一か所ずつ切れるはずはないのですから、一瞬で二か所が切れたんですね。どおりで大きい音がしたわけだ。
芯に残ったゼンマイの端を外す。

そして長いゼンマイの端をラジオペンチではさんで、先端だけを焼きなます。こんな時、100均で買った、風の中でも線香が点けられる簡易バーナーが役立ちます。

先端をなましましたら、ダイヤヤスリで先端形状を加工、芯に巻き付く形にします。

そうです。切れたゼンマイをつなぐのではなく、短くして組み直そうという計画です。
加工したゼンマイの端を芯に組み込んで締め込み。

ギヤボックスを組み直しまして、テスト稼働。

始めは歪んでいるので動きません。枠のゆがみを調整して、輪列の平行を整えます。
ジャァーっと動くようになったら、胴体に取り付け。

そしてまた歪みを調整。完全に稼働を確認したら、外装を組み直しまして修理完了です。

持続時間は短くなりますが、これでまた遊べます。…というか、以前より転ばなくなりました。(笑)
めでたし、めでたし。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/10/02(土) 11:00:41|
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