BANDAI
ウルトラホーク1号 1
1990年代後半に再販されたBANDAIのウルトラホーク2号と3号ができましたので…

今回より、1号の製作にかかりましょう。
我ら昭和40年代の子どもを熱くしてくれた、地球防衛軍ウルトラ警備隊が誇る花形戦闘機です。
箱の横は、中身と値段が判る程度のシンプルな構成。

箱の向こう側(長辺天側)は、シリーズラインナップ。

終活の一環としてウルトラホーク2号を完成させた約2年前
(玩具工作控え608)、キリが無いのでSFメカに手を出すのはやめようと心に決めたものの、あの世に行く途中で帰ってきてしまったものだから、部屋は元通りの散らかり放題、そして結局これら全部を集めてしまいました。
箱の手前は商品説明。

完成図をご覧ください。

ゼンマイボックスがデカいですよね。でもゼンマイはカット、一本シャーシでのコロコロ走行です。でも私はこのスペースを無駄にはすまい、2号、3号と同じように100均カーのゼンマイを仕込んで走らせる予定です。
箱の中身はどんなかな?

オー!ノー!一段と部品が少ないじゃないか。

これじゃあすぐ終わっちゃうじゃんかよお。でもネチネチ時間をかける私です。
こちらは説明書。

ここに書かれているウルトラセブンの飛び人形は、このシリーズ全部についているので、今回は省略します。2号の時に作りましたので。

それにしても簡単だなあ?でもいいです。わざわざややこしくして、時間をかけて作りますから。
次回、組み立てスタートです。よいお年を。
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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/12/31(金) 10:58:17|
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メキャベツとカリフラワー どちらもあんまり買わない野菜ですけど、自分で育てますとそれなりに面白く、うまくいったときの嬉しさは格別です。
こちらは洗ったメキャベツ。

丸ごと使います。
洗ったカリフラワーは一口サイズに分けまして、ぶつ切りのハム、玉葱と一緒にメキャベツ共々スープで煮ます。

スープと言っても顆粒のコンソメと水道水ですけど。
これはすぐできるシチューです。生肉などは使っていないので、温まればまあ食えるといった代物。こっちを煮ながら、小さめのフライパンで小麦粉のバター炒めを作りまして、牛乳で伸ばしてスープに加える。

あとは混ざればよろしいのです。汁気が足らなかったら水とか牛乳で補います。

これでよろしいのです。長時間煮込まなくてよろしい、カリフラワーなど早煮でもコリコリして美味しいし、二日目の柔らかいやつもまたいいですわね。
私はこれをライスカレーみたいにご飯に添えて食べるのです。

添え味は奈良漬け、ぼやけたミルク味のアクセントになります。カリフラワーはモコモコしたクリーム色の見た目が毛糸のセーターみたいで冬っぽく、ホワイトソースにもよく合います。寒い日にピッタリですね。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/12/30(木) 11:23:11|
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シチズン 国鉄ホーマー 2
昭和シチズンの国鉄業務用ホーマーの機械です。

手巻き21石、1960年生まれのロングセラーcal.02系列の進化形です。
まずはテンプを取ります。

ゼンマイを開放したら、アンクル受け、中受けを開けます。

四番車を中心に重ねて秒針をつける本中三針です。その上にちらりと見える“くの字”型の板ばねが秒針ストッパー、後ほど詳しく見てみましょう。
動力ゼンマイを巻き上げる角穴、丸穴車を取ります。

ここで見えてきましたヘアピン状のコハゼばね、案の定消えました。(泣)細いバネは、私の目では見えない上、怪獣魔境に飛んで行ったので捜索は断念、ジャンクの予備から持ち込むことにいたしましょう。
真ん中の車をつまむ。

ここに秒針が付くわけですね。
そしてこの車を一時的に押さえて留めるのがここ。
秒針ストッパーです。りゅうずを引くとバナナみたいなレバーが中心方向に動いて“くの字”ばねを押して、先の四番の外周を押さえて止めるという仕掛けです。
ちょっと向きを変えてバナナを取ってみます。

バナナ溝に空いている穴、この下に左右に動くパイプが埋まっているのです。
ここで最後、三番受けをとりました。

この後、部品を洗って組み込み。

そして今頃気づいたテンプ横の数字。

“0911?”“1160?”逆さに読んでも数字になるとはややこしいですが、調べてみたらキャリバー0911が正しいようです。おなじみトンボ出版刊『国産腕時計④シチズン ホーマー』では、cal.0911は“21石「ホーマー」をベースに、秒針規正が付けられた高性能時計です”と紹介されていて、商品名は『クリステート』。はて?ここに違和感が生じませんか?ホーマーの改良品がなぜにクリステートなのか?おまけに鉄道用の文字板にはちゃんと“Homer”って書いてある。トンボの本には続きがありました“「クリステート」を鉄道用に流用したように見えますが、本来は鉄道用として開発したものを「クリステート」として市販した可能性も想像できます”ですと。なるほど、これはかなり合っていそうな想像です。ホーマーを改良した鉄道用の完成にあっては“ホーマー鉄道用”でいいが、もし後から市場採用を検討したのだとしたら、1960年からロングセラーで普及化を進めてきた“ホーマー”ブランドには普及品のイメージが市場に定着しているから、純高級品として新しく打ち出すには名前を変える必要がある。…といったストーリーならば、合点が行きますね。
夢想はさておき、テンプを付けたら機械完成です。

次回は外装の掃除と側付け完成です。
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- 2021/12/29(水) 10:35:46|
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牡蠣の香り焼き 私は別にクリスマスに浮かれる性格じゃないのだけれど、家族がやってりゃそりゃあねえ、それっぽいお料理にしようかというものです。
一品だけ、太った牡蠣に粉をつけて油で焼いて、固茹でのブロッコリーと鉄皿にならべて、自家製のバジルペーストと粉チーズをふってグリルで焼きました。

グリーンのもじゃもじゃが何となくクリスマスっぽい西洋風の味付けです。

牡蠣の香り焼き、赤いフルーツティーは女房の仕込み。赤い粒々は柊じゃなくて実家から切ってきた南天。おっと、そういえば柊を名乗っておきながらクリスマスを祝わないのはおかしいかな?いやいや、私の場合はクリスマスより鰯の頭がお似合いです。
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- 2021/12/28(火) 11:10:49|
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童友社
砂かけばばあ 6
砂かけ婆の顔が塗れたところです。

次は髪の毛、髪の毛は白髪が婆さんのイメージですが、プラチナのようなきれいな白はこのいかつい顔には似合わないだろうと思うので、まずはジャーマングレーでベタ塗り。

砂かけおばさん黒髪バージョン!でもこれはここで見納め。
髪型のラインに沿って白を刷毛塗り。

今度は細い筆に溶剤をつけて、溶かしながら白とグレーを馴染ませます。

乾いたら全体につや消しクリアーを吹きまして、ヘッド完成。

お次は草履です。
これが草履のモールド。

さて、何色にしようかな?とここでまた思案に暮れました結果、足袋は白、草履は江戸時代の資料を参考にしました。

あとは組み立てです。胴体に頭と草履を接着して、婆の本体完成。

京都の竹やぶに棲む女妖怪“砂かけ婆”です。

砂をかけられないように、正しい心を持ちましょう。
次回から情景台座の製作にかかります。
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- 2021/12/27(月) 10:40:25|
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カリフラワーが獲れました いよいよ2021年最後の畑です。
きのう〈12月25日〉の午後、西陽の畑です。

手前はサニーレタスとホウレンソウ。

ホウレンソウは寒締め(寒さで縮れたやつ)にしたいので、収穫せずに植えておきましょう。
三浦ダイコンは、二本抜きました。

煮物、漬物なんでも来い、の万能選手です。
こちらは結球してない結球レタス。

種まきが遅かったのでしょうか?中央が二、三枚巻いていて惜しいんですよね。このままにしておいたらどうなるのでしょう?溶けるか?枯れるか?冬超すか?はたまたトウ立ちか?やってみよう。
何も植えていないところは、連日の霜で枯れ枯れです。

冬の大型野菜、ハクサイは一個収穫。

重さが嬉しい。あんな1ミリほどの小さな粒が、人間の赤ん坊ほどになるんですから、植物の生命を実感です。
メキャベツもいい感じに育ってます。

大粒のところをザルに一杯ほど摘み取って、追肥をしてきました。
それと、カリフラワーのイエローとパープルを一株ずつ植えてあるのですが、パープルの方は一向にダメですねえ、しぼんだまま。

方やイエローの葉をかき分けて覗いてみたら…やや!

できてるじゃない?いただきましょう、ということで外葉を剥いで切り出してみたら、結構デッカイ。

うれしさ爆発、こいつはいいや。食べでがありそうです。
そして剝いた外葉の付け根が美味そうだったので、がぶりとかじってみたら…

うんめ。甘くてジューシー、前日の雨を吸っていたせいかジュースが美味いの。
でも汁だけ吸って、筋は吐き出しました。
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- 2021/12/26(日) 11:15:05|
- 家庭菜園
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ごちそう漬物 冷たい小雨が降っているので、今日も畑は行けないな、と、朝風呂に入って体を温めたら、ご飯を炊きまして遅めの朝ごはんです。ゆっくり支度ができるのも休日のたのしみというもの。
今朝はごちそうです。豪華な漬物盛り合わせ。

いつもお世話になっているブログ
『ひろせ堂めいど商会』主催のhirose様からいただいた京漬物あれこれに自前のものを寄せた盛り合わせです。漬物なんというものは、もともと保存のために各家庭で漬けられていたものでしょうが、こと売り物のレベルになると、その美味さは違います。白いのは柚子大根、ほぼフルーツのおいしさで、おかずというよりデザートになりそう。ピンクは日野菜〈ひのな〉かな?細身の蕪の甘酢です。お口スッキリ系なので、一切れは最後まで残そう。茶色は奈良漬け、長期熟成するとアルコールのツンとした角がとれて実に豊潤な味わいになります。今回はじめて口にして、おいしいなあ、と感じたのが白菜の糠漬け。

乳酸発酵の酸味も塩漬けよりも気のせいか、奥行きを感じます。
ごちそう漬物で朝ごはん。

味噌汁は大根と小松菜、冬の野菜尽くしです。漬物は、冷製でさっぱりした口当たりの食べ物だけど、なぜか冬のイメージを纏っているのは、新鮮野菜の乏しい季節の“保存食”という性質が強いからではないでしょうか。
ゆっくり日本の飯を食って、こうしてキーボードを打っていたら、いつの間にか陽が射してきて、足元があったまってきました。雨は上がったようです。
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- 2021/12/25(土) 11:29:58|
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BANDAI
ウルトラホーク3号 7
1990年代に再販されたミニサイズのウルトラホーク3号のプラモデル。

コロコロ走行を100均自動車のゼンマイに入れ替えて組み立てたものができました。

マスコット的なミニモデルですが、結構な満足感があります。それというのもひとえに成田亨デザインの特徴づけが明確に打ち出されているからではないでしょうか。特徴がしっかりしているからこそ、多少のバランス変更やアレンジを加えても、ちゃんとホーク3号になっている、うん、実に気持ちいいです。

塗装をしてみますと、そのデザインの良さが一層引き立ちます。ツバメのスピード感を思わせるような、先頭から空を切るように左右に弧を描く曲線模様。白線のアクセントが効いてます。

背面図、強さと安定感を感じさせる、主翼と垂直尾翼の描く二等辺三角形。

階層的に上ってゆく窓は、まるで城のようです。

50年経っても色あせない地球防衛軍のマークは、グラフィック的にも優れていると思います。

全体がダイナミックで独創的なデザインですが、戦闘飛行機だな、と判らせる決め手はこの尾翼。

しゃちほこの様に反りあがったシルエットが美しいです。
ここでいつものようにシラスの皿と100均電車セットをならべまして、ミニチュア撮影です。

モデルがいいから遊んでいても実に楽しい。
これでBANDAI500円シリーズのホーク2号、3号ができました。

こうなったら1号も作るしかありませんね。
次回からウルトラホーク1号にかかります。ま、同じような記事内容にはなりますが…
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/12/24(金) 10:52:26|
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古漬けそぼろ ここのところ大根の葉っぱばかり食っているように見えましょう?
だってたくさんあって、どんどん古漬けになっていくんですから。
今回も応用編、葉っぱの古漬けを洗って固く絞ったら、細かく刻んで鶏ひき肉と一緒に炒めました。

味付けはチューブのニンニクとショウガを少々加えまして、麺つゆを少したらしました。昔、中国料理屋さんで食べた、醗酵漬物と枝豆の炒め物を思い出しまして、中国風のふりかけにしました。

これがまた意外に美味くて、ご飯が良く進みました。肉が豚肉だったなら、もっと美味しかったでしょうけど、冷めても食べることを考えて、脂の少ない鶏にしました。
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- 2021/12/23(木) 11:19:06|
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シチズン
国鉄ホーマー 1
国鉄ってご存知?今のJRのことです。国有鉄道、略して国鉄「どっちでいくの?地下鉄?国鉄?」なんて言う会話も懐かしく、今ではようやくJR〈ジェーアール〉という呼び方に慣れました。え?遅い?まあいいでしょう。
今回は国鉄時代のシチズンホーマーです。

鉄道系のお宝ショップで見つけました。りゅうずを巻かせてもらったら動いたので、使い物になるだろうと、デザインが気に入ったので買いました。
外径37ミリのステンレス側、風防はプラです。

風防周りがベゼル風に囲まれていますが、挽きの筋が入っているだけの一体側です。
こちらは裏の刻印。

普通の時計刻印と違いまして、鉄道管理上のコードが押されています。昭和45年門司鉄道管理局の459番ということでしょうか。
時計の機種等は、ここには書かれていません。
蓋を開けました。

シチズン“ホーマー”cal.02系の機械です。
側は一体側ですから、中身は下から取り出します。

銘は“Citizen Homer”で、6時位置に“Second Setting”と書いてあります。秒針停止機能です。この時計は国鉄の車掌さんの業務用と思われますので、乗務前の秒単位の時刻合わせに必要な機能です。
機械は、金属製の中枠に囲まれていて、側にぴったり嵌まる構造になっています。

上の写真は側止めねじを外した後です。
金属中枠を外したら、文字板が外せるようになります。次の写真は文字板止めねじ。

文字板から生えている足を、横から押さえるねじです。
これを緩めて文字板を外す。

上の写真は文字板下の様子です。りゅうず一段引きで時刻合わせができる構造ですが、同時に秒針を止める機能も含まれています。さて、如何なる仕組か?バラしながら探検してみましょう。

上の写真は時計側、機械表〈おもて〉というやつです。
次回、解体いたします。
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- 2021/12/22(水) 10:29:24|
- 時計
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ふかし芋 戦後の食糧難を知っている世代には芋ぎらいが多いようで、うちの親父もそうでしたし女房のお母さんもそうみたい。嫌いとまではいかずとも、あまり喜ばないのは、当時のつらさを思い出すのか?はたまた当時食べすぎて嫌気がさしているのか?理由は簡単なものではないとは思いますが、戦争の影がちらつくのは間違いなさそうです。
それにしても今の芋は美味いですねえ。私が市場で求めるのは、一つが拳〈こぶし〉くらいの小粒なやつで、それを丸蒸しにして皮ごとかじるのが好き。

皮の美味さは焼き芋の香ばしさには遠く及びませんが、それでも猿の本能に目覚めた私にはご馳走、奥歯で摺り潰す快感がたまりませんな。
そして黄色い身のほうは、まるでクリーム。

ねっとりと滑らかで、透明感さえ感じる甘さ。芋なんていうものは、甘くても粉っぽいものと心得ていましたが、いやいやびっくり、特に今回の芋はびっくりするほどのレベルでした。
ずいぶん前になりますが、テレビのバラエティー番組で俳優の伊東四朗さんが現代の芋をかじって、その美味さに「これなら毎日でも食えるよな」と言っていた場面を思い出しました。伊東さんもうちの親父と同世代、昔のは相当不味かったようです。なるほどそうか、戦争のつらさとは別に、芋がまずかったのね。
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- 2021/12/21(火) 10:25:00|
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童友社
砂かけばばあ 5
お化けのディスプレイモデルを作っています。
ゲゲゲの鬼太郎でおなじみの砂かけ婆、今回は顔の描き込みです。
こちらが頭の素組。

成型色が白とは有り難い、塗装前提の企画です。
これを眺めつつ、初めから悩みます、どんな色にしようかと。テレビアニメのキャラとして、それに準ずるか?いやいやリアルモデルっぽく仕上げようか?かといって人間臭いのも変だしな、やっぱり砂かけ婆ならグレーかな?と思ったが着物と被るし、幽霊みたいな白も婆さんらしくないし、さてどうしたものか?と考えながら、顔の造作をまじまじと見てましたら、浮かんできたのが能面です。現実と幻想の間、リアリズムとデフォルメの間の世界、能面を手本にしましょう。
まずは下地、薄茶色(タン)でベタ塗り。

そしてこげ茶で隈取りというか、しわを描きました。

描いたしわを溶剤でぼかす。

さらにこげ茶を増やして陰影を深めにしまして…

目のところをグレーでベタ塗り。

ここを眼球ととらえるか、瞼ととらえるかなんですが、私は下瞼のたるみと解釈したいと思いつつグレーで塗ってみたら、どうみても目玉のように見えますね(笑)。まあよい、ここが茶色ではつまらないので、このまま進めます。
このグレー部分に陰影をつけまして、口と瞳を赤で引きまして、黒を注す。

これで顔はできあがり、能面といいつつ、結局アニメのイメージになりました(笑)。
次回は毛髪、草履です。
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- 2021/12/20(月) 10:56:06|
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年末お掃除2021 8月に砂利まで大掃除をしたので年内はもういいかと思ってましたが、白いチュウリンの腹に空気が溜まってしまったので、人間より一足早く年末大掃除をしました。
金魚はお風呂場に一時待避。

黒いモジャモジャはタニシです。
水槽は水を抜いて砂利まで洗いました。

ここで振り返ってみたい。ウチに来たのが2016年の7月、同年3月生まれの当歳魚でした。

あどけないチビキン。ただひたすらに餌を食ってましたっけ、水草のマツモも食べちゃってましたから、途中から固いアナカリスに替えました。
翌年の夏にはすっかり金魚らしくなりました。

色も鮮やか、色にも顔にも個性が出ています。
2年経ちますと体も大きくなりました。

このころが一番鑑賞的にピークでしたね。
三年経ちましたら、更紗のチューリンが一気に白くなり始め…

夏場に転覆するようになりました。
そして2020年の夏から洗濯ネットを常設するようになりまして、冬には赤いらんちゃんは寝たきりとなりました。

今年〈2021〉の夏の大掃除、真っ白になったチューリンの泳ぐ姿もこれで最後となりました。

そして現在、浮かばなくなったので洗濯ネットは撤去しましたが、二人とも寝たきりになりました。

それでも私は彼らの細胞活動が止まるまで、話しかけるのをやめないでしょう。人間だって同じです。可愛い時、元気な時、ある時は死にそうになって、また復活したりして、色は褪せて寝たきりになる定めなどなど、彼らは老いて朽ちてゆく様子を早送りで見せてくれているんですから。
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- 2021/12/19(日) 11:40:35|
- 金魚・生き物
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大根づくし 切れるような冷たい水で顔を洗って、朝陽の明かりで大根を切るのも一つの冬景色。

筋っぽくない三浦大根の皮は、生のままでもうまいから、厚手に剝いて千切りにして塩もみ、練りがらしと酢で和える。
身のほうは千六本でみそ汁に、さっと煮えてすぐ食べられる。

大根の切り方数あれど、こと味噌汁においては早煮えのできる良さから、せん切りが定番になったのではないか?と思う。
冷たい漬け樽から引きずり出した塩漬けがメインディッシュ。

漬物は宮重大根、パリパリっとキレが良い。味噌汁と皮酢は三浦大根、繊維がきめ細かくて舌触り滑らか、皮も甘い。飯は黒米ミックスなので、よく噛んで穀物の味をしっかり確かめる。
昔の人もこういうものを食べていたんだろうなあ?と思いを寄せて、じっくり味わう冬の朝。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/12/18(土) 11:36:18|
- 料理・食
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BANDAI
ウルトラホーク3号 6
マスコット的なBANDAIウルトラホーク3号のプラモデルを組み立てています。機体の基礎塗装が塗り上がったところです。

塗装の都合でバラしていた機体を再び組み立て。

カッコイイですね、安くて簡単なミニモデルも真面目に取り組みますと味わい深いものです。
ここからは細部の筆塗りパートです。まずは先端の尖がったところを白のつや消しで。

噴射口も銀の筆塗りで。

これで塗装工程は終了、次は転写マークの貼り付けです。
これが転写マーク。

私はこの水転写、いわゆるデカールというやつが苦手でして、クルンと丸まったり変なところにくっ付いたりと、いやらしいったらありゃしないんです。
必要部分を切り離し、水に浸けてピンセットでそっと貼る。

水平尾翼を付けたら、仕上げとマークの定着を兼ねてクリアー(つやあり)を全体にスプレー。

左右の機銃を付けたら完成です。

安くて簡単なミニモデルも、なかなか結構な出来栄えになりました。次回は鑑賞です。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/12/17(金) 11:19:49|
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古漬けうーめん お通夜でもらった素麺は、短くて重宝、お湯の中で良く泳ぐ。

小腹がへったら一把をサッとゆでて、湯切りをしたら玉子を一つ…

かけるスープは和中折衷、和風だしの素一匙と鶏がらスープの素一匙、麺つゆ少々で調整した特製スープ。

メインのおかずは大根葉の古漬けの辛み炒め。これは九州ラーメンに入れる高菜漬けを模したものですが、食べてみると、古漬けの酸味や醗酵の香りが混然となって東南アジアの麺料理のような感覚になります。ここにナンプラーやパクチーがあれば、もう完全に夏料理。外は冬。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/12/16(木) 10:56:59|
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CITIZEN
SEVEN STAR Custom Deluxe 3
ねじが埋まったまま皿だけを折ってしまう首チョンパ、部品の小さな時計においては泣きそうになるほど深刻です。
やっちゃったところ。

ネジの替えはあるとしても、中をどうするかが問題です。再び解体して問題部分を観察したら、幸い貫通穴でして、破壊して通すことが出来ました。やれやれ。でも穴が少し大きくなってしまったので、ねじの咬み合わせが悪くなりました。
一日置いて気分を入れ替えまして、機械の組み直し。

手巻き状態で動作確認。

最後は自動巻き上げ部分です。

ここに二つのクラッチを組む。

ピンの先で切り替え車を左右に回してみて、かみ合わせを確認したら蓋をしてできあがり。

次は外装に移りましょう。側からプラ風防を外したら…

ありゃあ、割れた。でも割れたのは幸い外周立ち上がりの部分、この球面プラ風防は、写真にちらっと写っている見返しリングを内面に嵌めて、外から側が囲んで挟んで止める構造なので、洗浄ののち、正しい位置にリングを挟み、欠けた部分を当てがってタミヤの速乾性流し込みセメントで固めたら、なんとか元の形にはなりました。しかしこの時点で防水性はパーになりますんで、自分用として使えれば御の字にしておきましょう。
ステンレス製の側は、汚れを落としてスポンジヤスリの粗めで放射状に目を入れる。

文字板と針を機械の方に取り付け。

文字板はタテ目付の生地に銀メッキ、艶出しのクリアー仕上げです。ゴツイ植え字は階段状にカットされていて、時針は一段目、分針は二段目と高さが合う(合っているように見える)立体構造になっています。色合いはモノトーン、シルバー系の金属濃淡のみでまとめられた、工業的な配色です。しかし!6時位置に23JEWELSと書いてあるのを発見、機械のほうは7290-25石です。ちがうじゃない?文字板のサブブランドもSEVENSTAR CustomDeluxeと書いてありますが、トンボ出版の本によるとcal.7290-25石は、SEVENSTARーV2の項に紹介されてました。ということは、この時計はSEVENSTARーV2の本体にCustomDeluxの文字板を組み込んだものだと推察できます。キャリバー72系はバリエーションも豊富ですから、町の時計屋さんが時計を直せる昭和の頃にはあり得る話です。だから多分そうでしょう。
さあ、ここまで出来たら側に収めます。

錘をつけて完成です。

蓋を閉めて、ヘッド完成。

バンドは無難にステンレスメッシュをつけました。

昭和40年代の自動巻き、シチズン“セブンスター V2(カスタムデラックス文字板)”です。

シルバーの濃淡とスベスベシンプルな形状でまとめられたデザインは、スペーシーなイメージです。時はアポロ計画で人類が月に行くという話で盛り上がっている時代ですから、きっとその辺も意識されていたのでしょうか?

斜めから文字板をのぞき込むと、風防の内側に嵌め込まれた見返しリングの鏡面仕上げが威力を発揮します。

本日の控え
CITIZEN SEVEN STAR V2(Dial Custom Deluxe) cal.7290-25石 1969年 でした。

正面から見るとアシの無い、中々に冒険的デザインですけれども、70年代になりますとこれが普通になってきまして、やがて電子時計やクオーツにまで発展してゆきます。この時計を手に取って形をまじまじ見ていると、前例のないものに挑む勇気を感じさせてくれます。
んま、思えば世の中すべて、前例のないところから始まってるんですがね。
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- 2021/12/15(水) 10:14:59|
- 時計
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いもぜん羊羹 茹でた小豆も残り少なくなったので汁粉にして飲んじゃおうというのも潔いけれども、ケチ臭い根性が欲を出しまして、もう一品こしらえて締めようと、サツマイモの甘煮を合体させました。

芋の皮は剥がして食べて、黄色い身だけを用いて潰しながら煮ます。
どろどろになりましたら、粉寒天を軽く振り入れまして、よく煮溶かします。

煮えたら容器で冷まします。

食べる分だけ切り出しまして、お茶のお供に。

芋ぜんざいの寄せもので
いもぜん羊羹 と申します。舌触りは芋羊羹、小豆の粒々が残ったままはご愛敬。
女房がこれを食べて「自然の甘みがいいわね」と珍しく褒めてくれたので、砂糖をたっぷり追加したことは黙っておきました。
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- 2021/12/14(火) 10:14:21|
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童友社
砂かけばばあ 4
童友社による復刻再販されたニットー(日東科学)のゲゲゲの鬼太郎シリーズ『砂かけばばあ』の情景モデルを組み立てています。
ばばあ本体の各部パーツを組み立てまして、帯を市松模様に塗ったところです。着物はライトグレーでベタ塗りしまして、ジャーマングレーで薄く影をつけました。

このグレーの陰ラインを溶剤でぼかしつつ、気になるところの描き込みです。
まずはここ、捲れた裾ですが…

妖怪とはいえ、一応着物としてめくれてますから、裏地を描き込みましょう。

あとはここ、開いた襟元です。

さて、どうしたものか?もし蛇骨婆だったなら、躊躇なく浮き出た鎖骨、アバラを描き込むところですが、砂かけ婆は京都の妖怪、ここは肌襦袢で引き締めましょう。

塗りが一通り終わりましたので、各部の接着です。
まずはお太鼓の帯。

そして、袖。

こっちは右手側。

何だかペギラみたい。
やはり自作のグーは余計だったかな?妖怪の幻想が生身の人間っぽくなってしまいました。でもまあいいでしょう、砂を握った仕草として解釈しましょう。
次回は顔を描きます。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/12/13(月) 10:24:15|
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ゆうれいダイコン、オバQニンジン 12月も中旬にかかりましたが温かいですねえ、モンシロチョウまで飛んでいました。

野菜がいっぱいです。
観光地では紅葉が見頃ですが、サニーレタスも紅葉が見頃です。

朝晩の冷え込みに、すっかり赤くなっております。今日も少し収穫。
ダイコンの残りは三浦大根、これがなかなか抜けません。

奮闘努力の甲斐あって、やっと抜けてみたら股が割れて足になっていました。

こりゃ抜けませんわ、納得です。
ダイコンはダイコンでも、関係ないところにこぼれて生えていた“はぐれ大根”は、中々の生命力を見せて逞しく育っています。

肥料もやらず、手入れもせず、ほっぽらかしでもよく育つ。ダイコンに生き方を学びたいものです。(笑)
こちらは冬の大型野菜。キャベツを一つ獲りました。

かなり大きくなりました。
先週、紐で縛ったハクサイも外葉が枯れてきています。

先週のうちに縛っておいてよかったです。
メキャベツは粒がだいぶ大きくなってきました。

まだ置いておきましょう。
カリフラワーがだめですねえ。

中心部分を手で探ってみましたが、花芽を確認できません。放置して待ちましょう。
それと、ニンジンを全部掘りあげようと土を掘り返しましたら、埋まっていた虫が出てきたのでしょうか?どこからともなく気まぐれ小鳥が現れて、私を怖がらず、ピョコピョコと跳ねながら、地面を突っついています。

可愛いくてつい話しかけてしまいます。それでも逃げずにピョコピョコ跳ねながら、いつのまにかどこかへ行ってしまいました。
自宅に戻り、収穫物を洗いましたら、掘るのに難儀したダイコンは真っ白でユラユラ、アメリカの幽霊みたいです。

そしてニンジンはオバQ.。

ゆうれいダイコン、オバQニンジンでした。
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- 2021/12/12(日) 14:51:16|
- 家庭菜園
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風呂屋さんの気持ちで おもちゃで遊ぶ時の背景画です。押入れから出てきたB3サイズのイラストボードに100均のラッカースプレー(ブルー)。

今回はお風呂屋さんよろしく、青空に富士山を描いてみたいと思います。
まずは全体にスプレー、上は濃い目に下は薄めに。

そしてエアーブラシで軽く雲を流します。

ここに水性アクリル絵の具で奥に富士、手前に空気で白む山の稜線を描きました。

しかし!描いてみたところで、正面から見たら富士山の角度が急すぎました。狭い部屋でボードを寝かせて描いていたための、アオリ効果で角度の予想が外れていたというわけです。正円も、視点をずらしてゆくとつぶれて見えますよね、それです。
なので強制修正、ボール紙でマスキングをしまして…

白スプレーで富士山の角度を修正しました。

これをガイドにアクリル絵の具の青と白でリタッチ。

カンタン便利な背景画です。
この手前にミニチュアを置いたりしながら…

こんなふうに遊びます。
いい大人が何をしてるのか?って思うでしょう?お笑いくださいまし、そろそろ社会人の終わる年頃です。責任という荷物を下ろしたとき、責任もストレスも無かったあの頃に戻るのです。そして、あの頃できなかった技術を使って、当時の夢を果たす。いい人生じゃありませんか。やがて必ず訪れる老いや体の不自由、その前にできることはやっておきましょうよ。
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- 2021/12/11(土) 10:48:51|
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BANDAI
ウルトラホーク3号 5
コンパクトモデルのウルトラホーク3号、素組が出来ましたので今回から塗装に入ります。
メインカラーは、銀、白、ダークブルー、黒の四色としました。塗装の重ね順としましては、明るい色に黒い色を重ねるというのが基本なので、白→ダークブルー→黒→銀の順で重ねてゆくことにします。銀については、銀粉という絶対的隠蔽材が入っているので一番最後という事にしました。
それではまいります。まずは白を該当部分に吹き付け。

乾燥を確認したらマスキングテープを貼りまして、次に重ねるダークブルーとの境界線をカッティング。
ダークブルーを吹き付けます。

上の写真は主翼のマスキングを剥がしたところです。ちなみに塗ったダークブルーは、ジャーマングレーにクリアブルーを混ぜたもので、青みはほとんどわかりませんでした。(笑)
今度は、白とダークブルー部分をいっしょにマスキングして黒部分の塗装です。黒部分は機体最後尾の噴射口のところと、動力ボックスです。

動力ボックスを車輪もろ共黒くするのは、走らせたときに飛んでいるように見せるためです。
黒の乾燥を確認したら、黒部分を追加マスキングしまして…

いよいよ最後の銀を全体に吹き付けまして、マスキングテープを剥がそうとと思いましたが…おっとあぶない。
転写マークのスペースを空け忘れてました。
マークの文字高さを計ってアタリをつけ、その部分だけマスキングテープを剥がして、銀の重ね塗りです。

カッターの線が残ってしまいましたが、まあいいでしょう。
マスキングテープを剥がしましょう。

これで機体のベースカラーが整いました。

次回は再組み立てと小部品仕上げです。
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- 2021/12/10(金) 10:27:50|
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いもぜんざい 今年〈2021〉は初めて小豆を栽培しました。素人ながら一袋の種からこれだけ収穫出来ました。

およそ400グラム獲れましたが、どうです、このツヤの無いカサカサっぷり。ダメですねえ。

でもいいでしょう、全部煮ちゃいます。
まずは一度茹でまして渋抜き、お湯を捨てたら新しい水で気長に煮込み。

柔らかくなるまでお砂糖は入れないんですって、和菓子屋さんのホームページで見ました。指でさらっとつぶれるくらいになりましたら、砂糖を加えてさらに煮込みます。
サツマイモは一口サイズのダイスに切って、砂糖を溶かしたコップ一杯程度の水で蒸し煮、時々様子を見て天地を返します。

この芋がまた、つまみ食いをすると美味いのです。
お椀に芋の甘煮を据えて、茹で小豆をたっぷりかけたら、いもぜんざいのできあがり。

いもぜんざいと申しますと、多くは、小豆の代わりに芋を使うものを指すようですが、今回のは甘煮の芋を具にしたぜんざいとの解釈です。お茶は苦くて濃い目の熱湯出しがいいですね、甘くて粉っぽい雑穀の煮物によく合います。のん兵衛の頃だったら、とても作ろうとは思わないであろう甘味料理ですが、今や完全に甘党。糖尿一直線です。
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- 2021/12/09(木) 10:24:12|
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CITIZEN
SEVEN STAR Custom Deluxe 2
シチズンの古い自動巻きの機械です。

上の写真は回転錘を取り除いたところです。
次は定石どおりにテンプを取ります。

テンプ下、地板の部分に“7290”の刻印があります。機種名番号(キャリバーナンバー)です。機種がわかりましたところで、おなじみトンボ出版刊『国産腕時計⑥シチズン自動巻き』のお世話になります。cal.7290は,6振動の高振動と秒針ストッパーが特徴とのことです。
自動巻きの部分を開けてみましょう。

中心で発生する錘の回転を伝える二個のクラッチは、錘が左右どちらに回ってもゼンマイを巻き上げる中継をします。
クラッチを取ると…

香箱(ゼンマイの入った円筒ボックス)に直結する巻き上げ車が見えます。
時計の方の受け板を開けます。

中心に小さな秒カナが別に設えられた間接中三針設計です。
そしてこのL字型のばね型装置が、秒針ストッパーです。

りゅうずを二段引きにしますと、鍵状部品がガンギを止める仕組みです。秒針をゼロ位置で止めて時刻合わせをして、時報と共に作動させられるという、使用上の正確さを追求した発想です。こまめに合わせるとかなり正しく時刻管理ができますね、昭和40年代のモーレツ社員にぴったりです。
このあと、部品をバラしまして洗浄。

さくさく組み直しまして巻真を後入れするべく、仕方がないので嫌な裏周り(文字板がつく面)を一部解体しましてカレンダーを外し、ツヅミ(巻真の刺さる円筒部品)を組みまして…

元の状態に組み直そうとしていましたが…

どうも様子がおかしい。切り替え装置の要であるネジ(黒くて大きいやつ)が締まらないのです。
そう、ここは逆ねじだったのです。頭がぽろり。

悲しくも、首チョンパ。外す時に頭だけをねじ切っていたようです。壊れていなかったものを壊した悔しさに腹が立ちます。そして戦意喪失。
さあ、どうする?今回はここまで。
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- 2021/12/08(水) 10:53:34|
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ベーコン月見 3玉100円程度で売っている袋入りの茹でうどんは、コシも旨みもあったもんじゃないが、それが持ち味。あっては困る。駅のホームですする立ち食いのうどんだって、頼りないから早食いができる、サラリーマンの味方です。
一人前の小鍋でうどんを煮、直に即席スープを溶かす。

関西風の色白スープにコンビニベーコンを1枚泳がせると、汁に洋風の香りが移ると同時に冷えたベーコンの脂が緩む。

丼にあけて、生卵と刻み葱。

ベーコン月見、即席のかんたんな一杯です。葱は青葱、色白スープにお似合いです。

ベーコン1枚で香りがガラっと変わります。よくここまで薄く切れるねえ、と向こうが透けて見えるほどの1枚だけど、存在感は十分、出しゃばりすぎない程度がいい。人間も一緒。
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- 2021/12/07(火) 10:35:48|
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童友社
砂かけばばあ 3
妖怪砂かけ婆のディスプレイモデルを組み立てています。

下ごしらえが出来ましたので、今回から塗装に入ります。
まずは着物のベースをガルグレーでベタ塗り。

陰影はまだつけません、帯のベースを先に塗りましょう。
帯は市松模様ですから、明るいほうをベースカラーにします。明るい色の上に暗い色を重ねた方が発色が良いためです。
今回はダークイエロー(黄土色)をベースにすることにしました。

そしてこげ茶色で市松を筆塗りしてみたのですが…

やはりキレが悪くてよれよれです。なので、面倒くさい作業ではありますが、品質重視でマスキングテープを貼りましょう。

マスキングをしての筆塗り、これなら角もピンと立つというものです。
お太鼓結びもこのようになりましたが…

このままですと、結んでいる感じがしないので陰影をつけました。

今回はここまで。
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- 2021/12/06(月) 11:00:53|
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ハクサイに鉢巻を 今年〈2021〉もいよいよラスト、12月に入りました。朝は鞄を持つ指が千切れるんじゃないか?と思うほど寒いのですが、日中はほんわかと温かいぐらいです。

まだまだ緑豊富な畑です。
それでも朝晩の低温に抗うがごとく、ホウレンソウに厚みが出てきました。

サニーレタスもまだ食べられます。

秋冬の葉物は、こうして1か月以上活きのいい奴が食べられるので全く重宝です。
こっちは三浦ダイコンです。

首を伸ばしていないから太さが判りませんけれど、一本抜いてみたらできていました。

重い!しかも下膨れだから抜くのも一苦労。でもこの重さは、たっぷり水分を含んでいる証で実に美味そうです。
ニンジンを二本抜きました。

見た目はショボいですが、香りが凄いのです。ニンジン嫌いがもっと嫌いになります。
メキャベツが膨らんできました。

今週も下の方の葉っぱを掻き取ります。
付け根をつまんで、横にグイっと曲げますと…

パチっときれいに根元からとれます。これで小玉がすくすく育ちます。
こっちは外葉がおっぴらいたハクサイ。

寒さ対策で外葉を抱えてすぼめまして、紐で縛りました。

これで白菜は寒さ対策、メキャベツの陽当たりも良くなりました。
以上が今週のメイン作業。面白かったのが、6月に掘り残したジャガイモから芽をそのままにして置いたら、玉子ぐらいの新ジャガがコロコロと出てきました。

冬の新ジャガ、おいしくいただきます。
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/12/05(日) 11:15:46|
- 家庭菜園
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小引き出し コロナ騒ぎがいくらか収まったのか、フリーマーケットが再開されていたので冷やかしに出てみましたが、その日は風が強くて、私が行った頃には、方々で撤収が始まっていました。それでもせっかく来たんだからと、開けているお店を見て回りましたら、小汚いながらも好みの小引き出しがありまして、じろじろ見ていると、店の爺さんが自分から値引きを始めてきて、100円引くよ、いや800円でいいや、って言うから、買ってきたのがこれ。

可愛らしい松竹梅の螺鈿が組まれた小引き出し。
まあ、汚いね。天板には泥のような汚れがついてるし…

中は埃が少々…

まあでも髪の毛や血痕じゃない分良しとしましょう。
まずは薄めた中性洗剤で拭き掃除。

手ぬぐいが真っ黒よ。天板の泥みたいな汚れも、どうやら水溶性らしい。
少しふやかして、プラの粘土ベラでコリコリ削って…

硬く絞った手ぬぐいでよく拭く。

これでいいでしょう。
引き出しの中は、刷毛で埃を落として水拭きしまして、お次は蝶番のところ。

まっ黒ですが、鋲で止めてあるので外さずに歯ブラシ洗い。

高級品だったら、こんなことをしてはいけないんでしょうけど、自己判断でやっちゃいました。

溝の汚れが若干綺麗になりました。
さらに極細のスポンジヤスリで金属部分だけをそっと擦りまして濃淡をつけました。

次は引き出しのつまみ。

ここはどうも真鍮らしい。同じ極細のスポンジヤスリで凸部だけを擦って下地を出しました。

そして螺鈿は手ぬぐいでよく拭きまして…

欠けたところは金のラッカーで補いました。

これで掃除完了。

古い物っていうのは、減る一方の道をたどるしかないわけですから、できるだけ直して使いたい。値段が高いか安いかじゃないんだ、私が気に入ったら、それだけで私は幸せなんだからいいでしょう。
新しい工作道具入れになりました。

使う時に立てるパコン、カタンという音がなかなかいいよ。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2021/12/04(土) 11:11:50|
- 暮らし・修理
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BANDAI
ウルトラホーク3号 4
バンダイのプラモデル、ウルトラセブンに登場する人気メカ『ウルトラホーク3号』を組み立てています。
本体がほぼできていまして、あとは子部品、これら尾翼と機銃です。

尾翼をつけて…

主翼に機銃を設置したら…

素組完成です。

仕込んだゼンマイ動力で、少しバックさせますとカラカラカラカラ…と走ります。
鑑賞しましょう。
成田亨デザインによる名機ウルトラホーク3号です。

嘴のように尖った先端から、ステップ的に後ろに向かって階層を上げてゆく姿は、空飛ぶ城のようでたのもしく、飛行機を超えた巨大さを感じさせてくれます。

カブトガニを思わせる大らかな丸みを帯びた輪郭は一度見たら忘れられない形です。

先端から後ろに向かって引かれたたくさんの直線は、漫画の効果線のようにスピード感を高めています。

それと同時に大きな面積の主翼が浮揚感を一目でわからせてくれる、どこから見ても見事なデザインです。

銀色の成型色がまたありがたく、塗装前だからこその陰影の美しさ、立体造形の本質を堪能できます。テレビを観て、成田亨のデザインカッコイイーと拍手をするばかりではなく、こうしてバラバラになったものを直に触りながら組み立ててゆくという事は、そのデザインに触れ、なぞる作業でもあるので、プラ模型というものは立体造形に関わる者にとって、良い教材であると言えましょう。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/12/03(金) 11:10:34|
- 玩具・造型
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枯れ菜飯 大根の葉っぱの古漬け、茶色っぽくなって酸味も出てくるころには、獲れたてピチピチとは違う枯れた趣があるものです。
桶から引き出したら、真水でよくすすいで固く絞り、細かく刻んで胡麻油で炒める。

冷や飯を加えてヘラで優しく混ぜ込みます。

チャーハンとは違います。混ぜご飯のイメージで混ぜる。味は古漬けの持ち味だけですが胡麻油の香りが効いてます。

古菜飯、茶色みがかった枯れた色が食欲をそそります。
美しさとは何か?獲れたてならば鮮やかな緑、古漬けなら枯れた茶色、色彩的にキレイかどうかということではなく、目的に応じ、そのものの本質が素直に現れた色や形ではないか?と最近思うようになりました。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/12/02(木) 11:10:50|
- 料理・食
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