童友社
砂かけばばあ 11
日東の妖怪シリーズを童友社が復刻再販した“砂かけ婆”の情景モデル、キットとしてはこれで完成でよろしいかと思いますが…

ちょっと欲が出まして、和風味を増したいなと、こんなものを用意しました。

軍配みたいに切り出した黒いプラ板に輪郭をなぞったスケッチブック。プラ板は古いビデオケースを切り出したものです。
そしてスケッチブックの方に下絵を描きます。

そうです、竹やぶの背景を作りたいのです。
ここで下絵を見ながら、黒と金を混ぜたダークゴールドで竹の葉をあたります。

あらら、ちょっと目立ち過ぎました。しかも下絵と全然違いますね、でもそこはそれでいいのです。下絵の背景となる影っぽい葉っぱにしますんで。だから目立ちすぎてはいけないと思い、黒くしたつもりだったんですが、金が強かったようで、トーンを落としましょう。
クリアレッドに黒を混ぜたラッカーを吹き付けてトーンを落としました。

はい、このくらいでいいですね。
ここに銀で線を四本。

ここは一気に引きましょう。躊躇していては竹がよろよろしてしまいます。
ここに黒と金で節を描く。

そして、下絵を見ながら、金で手前の葉っぱを描きます。

これだけですと、金の葉っぱが薄くて銀の竹に負けて透けてしまいます。なのでひとまず、ここでクリアーをかけまして一旦固めましょう。

ちょっぴり蒔絵風、京都の妖怪に合うかと思います。
つづきます。
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- 2022/01/31(月) 11:15:06|
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寒締めホウレンソウ 早いもので1月も最終週末を迎えました。
寒風に晒された砂漠のような畑です。

もう冬ものをほとんど食べ尽くしました。あとはダイコンが二本、西日に寂しく立っており、フレームの外にはこぼれ種が逞しく育った“はぐれ大根”が一本。

全部抜きまして、ダイコン全収です。

極太の三浦大根です。一番太かったのが“はぐれ大根”で、おまけに足が生えてました。

小さい四つ足で、ちょこちょこと逃げて行きそうなポーズです。
それと、いよいよ氷点下を乗り越えて厚みを増してきたホウレンソウ。

葉脈の間がプクリプクリと膨らんだ寒締めホウレンソウです。こうなりますと、葉っぱの美味さは勿論のこと、根元のピンク色のところ“あかざ〈赤座〉”が、びっくりするほど甘いんです。
冬の大型野菜はメキャベツが残っているだけです。

ポロリ、ポロリと下の方からもぎ取りまして収穫。

かわいらしいキャベツのミニチュアです。
家に帰って、冷たい水で野菜を洗うのは、夏と違ってあんまり盛り上がらない作業です。

これが今週の収穫です。
今週も大根づくしになりそうです。
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- 2022/01/30(日) 10:47:30|
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玄米餅 ついこの前、正月を迎えたと思ったら、あっという間にひと月が経とうとしております。
お正月と申しますと、お餅ですな、焼いて良し、お雑煮で食べたりと何かと重宝ですが、今回は初めて食べる玄米餅です。

なんでも、もち米を玄米の状態でついた餅だそうな。ベージュの色が自然な温もりがあって食欲をそそります。
まずは水にさっとくぐらせて、電子レンジ600Wで30秒、直に触ったらやけどをします。冷水で濡らした手で手繰って丸めてまずはきな粉がけ。

きな粉を金な粉とシャレて、砂金で有名な安倍川という呼ばれ方もあります。玄米餅はその名の通り玄米ですから、白い精米餅よりも穀物の香ばしさが高く、そして伸びが短くすぐ切れます。

だから比較的あっさり嚙み切れる、ゆえにその分舌触りはちょっとざらつきがありまして、そのざらつきこそが香ばしさの秘密。きな粉も豆の粉、ベージュの色合いもおそろいで味も相性ピッタリです。
別の日、茹で小豆をかけて善哉にしましたが、これも旨みが白餅よりも一段深まったように思いました。

きめ細かい美白の人を“もち肌”なんと称しますが、浅黒くてざらついた人には「玄米もち肌ですねえ」なんて言って褒めてみてはどうだろう?
やっぱり張り倒されるんでしょうねえ。
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- 2022/01/29(土) 10:56:42|
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BANDAI
ウルトラホーク1号 5
首が短いので、ちょっとだけ長く見せようと、窓位置を前にずらすという悪あがきをしたウルトラホーク1号のプラモデルです。

今回から塗装作業に入ります。
配色は、銀の主色に、赤、黄色、濃紺、黒の四色パートカラー、部分白の縁取りといった構成にしました。したがいまして、塗装の重ね順としましては、白→黄色→赤→紺→黒→銀というふうにしました。
それではまいります。まずは白塗装、この時点ではマスキングは要りませんね、白想定の箇所に吹き付けます。

乾きましたら黄色部分が露出するようにマスキング。

黄色を吹きまして、マスキングを剥がす。

黄色部分ができました。
黄色部分を白の縁取りごと隠しまして、今度は赤部分の吹き付けです。

同じように紺の部分も塗ります。

これで主要三色の塗装ができました。

ここで、白い縁取りを含めての模様隠し。これが時々間違うんです。慎重にマスキングをチェック。

そして黒塗装、黒くしたい部分に吹き付けです。模様部分は隠れているので遠慮なく吹き付けます。

黒が乾いたら、黒部分を保護しつつ、隠してある模様部分から銀想定部分を露出させます。

ここで間違うとあとで泣きますんで、各所指差しチェックしまして、全体に銀をかけます。

次回はテープ剥がしとマーク貼りです。
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- 2022/01/28(金) 10:09:54|
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にわとり大根 また大根ですかいな、豚の次はにわとりときましたか。
市場に芹が出てまして、あっさり醤油味の鍋が食べたくなりました。
大根は皮ごと半月の薄切りでたっぷり準備。鶏肉のゆで汁に手品のトランプよろしくずらりと並べて煮込みます。

鶏は胸肉。味の濃さを考えたら腿の方が断然よろしいでしょうけど、今回は汁物として飲めるぐらいのあっさり型をねらいます。
鶏のゆで汁で大根を煮つつ、芹とささがきの牛蒡をどっさりと。

あとは煮えたそばから食べるだけ。味付けは醤油と麺つゆ少々、鶏肉の塊はこのへんで食べやすい大きさに切りましょう。
煮ながら食べるのもいいですが、量に制限のある私はお椀に装いました。

春を告げる芹の香りに、汁を吸った大根のうまさ…

とにかく大根は、切り方、味付け方のさまざまで、幅広く食べられる冬の主役ですね。
で、本日のお名前“にわとり大根”ときました、今回はきっちりと“にわとり”と言いきりましたね。
ええ、そうですよ、“とり”と大きく括ったらカラスとかペンギンとか、いろいろ想像されては困ります。
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- 2022/01/27(木) 11:06:08|
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精工舎
八角船時計 3
古い時計の掃除です。

時報付き掛け時計ですが、振り子ではなくピンレバー脱進式です。

強そうなヒゲゼンマイがリズムをとるので、揺れると乱れてしまう振り子と違い、船のような環境でも時計として機能するのです。
こちらは真っ黒な風防枠。

黒ずんだまま拭き上げるのが作法なんでしょうが、折角の真鍮なので極細目のスポンジヤスリに水を含ませて円に沿って拭き上げ。

あ~あ、味を損なっちゃったかな?まあいいでしょう、このまま進めます。
次は文字板枠、こっちも真鍮製。

あぁ、いい味だが、風防枠とちぐはぐになっても良くないので、同じ方法で手入れ。

まあ、いっか。
曇った鐘も…

汚れを取れば、いくらか音色も澄んでくるだろうか?

木枠は中性洗剤を薄めてこびりついた汚れを落とし、アンティークワックスでつやだし。

掃除をした木枠に機械を固定。

引き打ちのツルを箱の外から差し込んでレバーにつなぐ。

鐘をつけたら中身の出来上がり。

ここで音を鳴らしてみて、くぐもっていたらハンマーと鐘の当たり位置を回して、澄んだ音色に調整します。
ガラス枠、文字板をつけまして、最後に針なんですが、針も錆でガサガサなので…

極細ペーパーで表面を均して、黒鉄の艶を出しました。

これでいいでしょう、精工舎の船時計、掃除終了。

多少揺れても大丈夫な船時計、振り子がない分コンパクトで時報の音も可愛くて、現代の住宅でも使えそうです。

本日の控え
精工舎 八角船時計 たぶん大正期(ネット調べ) でした。
かわいい時報がテレワークの目安にいいなと思って自分の部屋に設置しましたが、夜中まで鳴るもんですから一時間に一回起こされまして寝不足になりました。(泣)
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- 2022/01/26(水) 10:10:25|
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豚大根 肉ジャガの肉は牛ですか?豚ですか?なんという問答が良くありますが、肉で大きく括るから分かれるんです。いや?逆にいろいろあるから肉になったのかな?まあよろしい、しかしさすがに豚汁は牛ですか?なんて聞くアホはいますまい。あれは豚、ただし“ぶた”と読むか“トン”と読むかに分かれるところで、どっちにしても大した問題ではございません。
今回は豚大根です。
大振りに切った豚肉を葱、生姜とともに焼いております。

豚から油がたっぷり出て、周りが茶色く色づいたころ、乱切りの大根を加えて豚の油で炒めまして、砂糖、醤油をまぶして染ませるように炒めます。

全体に味が回ったら、ひたひたに水を注いで蓋をして中火で煮飛ばします。

今回はスペシャルで茹で玉子も一緒に。
煮汁が飛んで少なくなったら、水溶きの片栗粉でとろみをつける。

これでよろしいのです。栄養満点の豚大根です。

中までしみた大根ではなくて、外はしみしみ中は白いのが、早煮の味。大根の個性が生きてます。

練りがらしをちょいとつけて白飯を食う、やはり寒い冬は、なんとなく茶色いおかずがいいですねえ。
で、お名前なんですが“豚大根”これは何て読みますか?ぶただいこん?とんだいこん?
どっちでもいいですが、音読みに統一するなら“トンダイコン”になりましょうが、わかりやすさとお料理としての響きを取るなら“ぶたダイコン”がいいところでしょうねえ“ぶたおおね”じゃあ何が何だかわからない。
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- 2022/01/25(火) 10:39:33|
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童友社
砂かけばばあ 10
砂かけ婆の展示台、おばばヶ池までできました。

今回は電飾のスイッチになる立札です。

これを古い板のイメージに塗りまして…

所定の位置に立てます。

そして商品に同封されていた背景画を立てると、情景台の出来上がり。

水に浮かぶ三日月が風流です。
ここにおばばを立てる。

いいですねえ、でも何か物足りないですね。
いじりましょう。
ではまた。
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- 2022/01/24(月) 11:04:25|
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ひねくれものの生き方 寒風がきついです。
先週獲ってきた大根には、こんなひねくれものも混ざっておりまして…

こういうのを失敗と言ってはいけません、細いのが四本できたと思いましょうよ。
それぞれに使い道があります。細いところをバラバラにいたしまして、薄切りの輪切り、それをザルに広げて寒風に晒す。

そして塩昆布と醤油をまぶして漬けこみです。

量が少ないから桶ではなくて二枚の食器を重ねたもので十分。重石をして三日漬け込みました。
一方、太っているところは一口長さの拍子木に。

こっちは塩漬け、砂糖も加えて香りづけにもらったカボスを握りつぶして入れました。

これでよろしいのです。ひねくれ大根で漬物二種類できました。

塩漬けの方はサッパリジューシーで、干し漬けの方はパリパリのしょっぱ型でご飯にピッタリ。

ひねくれもので米を食う、うまいね。干されたって味が出る、これがひねくれもののの生き方だ。
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- 2022/01/23(日) 11:41:49|
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ますすじこ 鮭の卵のイクラちゃん、愛らしい粒々は宝石のように赤く輝いて見た目にも麗しく、食せば美味なる高級品ですが、安い“ますすじこ”もバカに出来ません。
朝、寝起き一番で米を炊く、米の蒸された湯気の香りが日本の朝だね。今日はいつもより豪華な日の丸御膳です。

梅干じゃなくて真っ赤な鱒筋子。筋子は買ってきたら、冷水で冷やした指で一口寸法にちぎるんです。包丁で切ったらいけませんよ、断面からドロドロと中身が流れ出てしまいます。赤い汁まみれで包丁共々殺人現場みたいになってしまいます。
テレビで時々やっている大盛りのイクラどんぶりはお匙で食べますが、それはほろほろこぼれるから。その点鱒の筋子は粒も小さく、薄皮で繋がっているからご飯に貼りついて落ちません。

やっぱり茶碗飯はお箸で食いたいね。
ますすじこ、漢字はどうであれ、“ます すじこ”さんってどこかにいないかしら?
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- 2022/01/22(土) 10:08:23|
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BANDAI
ウルトラホーク1号 4
バンダイのミニサイズ“ウルトラホーク1号”を組み立てたんですが、なんか首が短いんです。

昔のキットは、“似てないのも味のうち”とはわかっていても、やっぱり致命的な似ていなさは遊んでいてもつらい。でも改造まではしたくない。キットの味を残しつつ、納得のいく着地点はないだろうか?ということで、そうだ!窓位置だけずらしてみよう、ということにしまして、頭の半身を型取りしました。

硬化したら、次は窓を消す作業です。
これは製品上の窓位置。

この窓を削り落として、極細目の紙やすりで水研ぎしまして、窓をすっかり消しました。

そして新しい窓の設置です。
型の方に練ったエポパテをつめまして…

機首の位置をずらして型にはめる。

硬化したら型からはずすと、窓が前にずれている。

バリを取って形を整えたら、プチ改造終了。

キットの味を残したまま、ちょっと首を長く見せる作戦は、このように判断しました。
次回より塗装工程を控えてまいります。
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- 2022/01/21(金) 11:01:57|
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タルタルステーキスイス風 肉の赤身を叩いて生で食べるタルタルステーキでもないし、スイス風がどんなものかもわかりませんが、昔、デパ地下の実演販売されていたやつを急に思い出しました。中身を要約しますと、牛ひき肉を混ぜ物なしで成型して焼いたもので、味付けは塩と粗びきの黒胡椒というもの。
牛ひき肉があるので、思い出して作ってみよう。ちぎって丸めてペタペタ伸ばして、油も引かずにフライパンで焼いてます。

たちまち肉から油がどばどば出てきます。そんな油で味付けをしようと、チンしたジャガイモをいっしょに焼いてます。
膨らんだ肉を両面焼くと、鍋底はたちまち油だらけ。

その分ジャガイモが美味くなる。
上でも述べましたが、味付けは塩と胡椒のみ。

あぁ…実演販売のおじさんの声がよみがえる「タルタルステーキスイス風、ハンバーグではありません。まわりについている黒い粒々は黒胡椒、フライパンで焼くだけ…」
どこがスイス風だかわからないけど、30年以上前の口上を覚えているとは、よほど印象的だったんでしょう。いや?若き日の私の頭の中は「マクドナルドのパティとどう違うんだ?」で渦巻いていたのが印象記憶に繋がっているのかも知れない。
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- 2022/01/20(木) 10:30:50|
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精工舎
八角船時計 2
古い精工舎の船時計。

触れば手は真っ黒、きれいな姿を拝みたいので、バラしにかかりました。
蓋、文字板を外しまして、時報の引きつるまでを抜いたところです。

つづいては、鐘を外します。

黒ずんで音も悪そうですが、この状態でも、小さくコン、コン、コンと可愛らしい音が出ます。木枠によるくぐもった音色には温かみがあって古い柱時計の渦巻き鐘が鳴らすビヨーンビヨーンというホラー映画のような音とはだいぶちがいます。
鐘が取れると機械が出せます。

今回は機械はバラしません。ほぞ穴周りを歯ブラシと綿棒でこすりまして、油を注して終わりです。
これは箱の中。

解体はここまで。クセえし手も真っ黒。

次回、掃除しながら組み立ててまいります。
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- 2022/01/19(水) 10:54:16|
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豚の味噌漬け 寒くなると余計に肉が食いたくなるものです。ことに味噌でね。人は季節によって感じ方が変わりますもので、真夏ならあっさり、真冬ならこってりを好んで、環境と体調のバランスをとろうとするようです。
豚の塊肉を少し厚手に切り出しまして、味噌だれに漬けておいたものを玉葱と共に焼いてます。

本当は七厘出して網焼きでやりたいけれど、外は寒いからフライパンです。味噌だれの中身は、味噌、麺つゆにおろし生姜。
焼けたら七色唐辛子を振りかけて辛みを添える。

こういうのをつまんでにごり酒かなんかを一杯やりたいけれど、今は飲めないからイメージだけね。いえ、我慢してるのではありません、習慣が変わったのです。
味噌漬けの肉に白飯。

こういう粗野な持ち味は、肉は不揃い、焼き目もムラのあった方がうまいね。
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- 2022/01/18(火) 10:38:15|
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童友社
砂かけばばあ 9
砂かけ婆の展示台になる、ひょうたん池を組み立てているところです。
水代わりに透明レジンを固めて、絵を描く作業の繰り返し。
これは一層目。

そして二層目、草を追加しました。

三層目の樹脂を固めると水草が沈みます。
、

ここに三層目の絵を重ねる。

そんなこんなで、四層でいっぱいになりました。

水はここまで。
周りに苔を生やしましょう。シーナリーパウダーってんですか?30年ぐらい前に買ったやつがまだ残っているので、バラ播く。

貼りたいところには木工用ボンドが塗ってあります。
乾燥後、余分を払ったらこんどは100均で買ってきたクラフト用の乾燥苔をちぎって飾ります。

木工用ボンドをつけて、爪楊枝で押さえる。

あとは、色調整で派手さを抑える。

おばばが池は、このへんで。
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- 2022/01/17(月) 10:20:44|
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真冬の収穫まつり 昨日の朝、左足がつりそうになりまして目を覚ましたら、毒虫に刺されたようなザラザラがありましてね、女房にみせればどうせ「部屋が汚いから虫が湧くのよ」と傷つけられそうだったからしばらく黙っていましたが、昼すぎに、話のついでに見せたら、これは帯状疱疹だという疑いになって、急ぎ、開いている皮膚科に車で連れて行ってもらいました。…だから真っ先に女房に見せるべきと言ったでしょ。行けば案の定、帯状疱疹と診断されまして薬をもらってきたわけですが、これは免疫力が下がっている証、新型コロナなんかにも罹り易い状態にあるので、自宅静養、安静が一番なんですね。
畑に行ってきました。

パサパサの畑です。
え?自宅静養しろって?畑ならいいだろう?誰もいないんだから。体力を使う重労働もしませんよ今日は。しかも暖かいときた。
雑草たちが枯れ果てまして、ここにあるのはホウレンソウ。

寒さに耐えて、だいぶ肉厚になってきました。少し摘んで帰ります。
ダイコンの残り組はもう葉っぱもへらへらです。

小さいものは、全部漬物用として抜いてしまいました。

下ぶくれの三浦ダイコンは皮も繊細で美味しいんだ。
傍らに、風で飛んだか手からこぼれたか、関係ない所に勝手に生えてきたダイコンがあって、これまで観察してきましたけれど…

葉っぱをめくってみたら、一番デカくなっているみたい。

面白いからこのままにしておきます。
冬の大型、キャベツもこれでおしまいです。

本日収穫。
紫のカリフラワーも小さいですけど、もういいでしょう。

本日収穫。
メキャベツも充実してます。

大きい粒だけ本日収穫。
ハクサイもラストです。

哀れ枯草状態に見えますが、外葉を剥がしますと…

中から大きなハクサイが出てきます。
今日は真冬の収穫まつりです。

「おじいさん、これでいいお正月が迎えられますねえ」
もう正月終わってるっつーの。
でも腹が減ったので、遅めの昼めしは、とれたて大根とホウレンソウの雑炊。

とれたての三浦は、皮ごと薄切りにしてサッと煮でいい。じっくり味を含ませる煮方でなく、大根そのものが味わえるサッと煮でいい。淡い甘さ、ホフっホフっと口から出る湯気は冬のあたたかさ。
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/01/16(日) 16:10:00|
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白菜漬けの酸味 冬の朝、冷たい漬け桶から食べごろの白菜を引き出すのも休日の楽しみ。

切れるような痛みをこらえて冷水ですすいだら、固く絞って器に。

病気になる前は、白菜漬けで酒を飲むのが大好きでした。酒と言うんだから日本酒よ、冷やでね、冷やと言ったら今の人は冷蔵品を指すようですが、そうじゃない、燗をしていないやつのことは冷やっていうの。冷蔵庫の発達した現代ゆえに“常温”という言い方もあるけれど、あれはいただけないね、説明的で色気がない。話を戻しましょう。安い酒を一升瓶からコップにとくとくとくと注ぎまして、水のようにくいくいと飲むわけ。甘いのどごしがたまらいね。そして白菜漬けをじゃぶっじゃぶっと食べる。少し酸っぱいくらいのが美味い。漬かりがいいのだと、白い肉厚のところが炭酸のようにシュワシュワするのがまたよい。
酒を飲まなくなってからは、もっぱらご飯のおかずです。

昔はここに味の素が振ってあって、キラキラしてましたっけ。(笑)
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- 2022/01/15(土) 10:49:31|
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BANDAI
ウルトラホーク1号 3
1990年代に再販されたコロコロ走行のミニキットに自前のゼンマイを仕込んだウルトラホーク1号です。

部品の少なさ故、ほぼできちゃっておりますが、じっくりまいりましょう。
こちらは前輪の部品です。

車輪を挟んで合掌、機体に取り付ける。

そしてこちらは尾翼の部品。

二枚です。着けるだけ。

できちゃった。早くも素組ができちゃいました。
ひとまず鑑賞しましょう。
デザインは全体的に二等辺三角形のシルエット。これは特撮ドラマの乗り物としては実に映像効果の上がるフォルムだと思います。遠近感を出すのにぴったりな形です。現物がミニチュアだとしても、遠近法の作用で巨大に見えるわけです。

有名なところでは『STARWARS』の冒頭に出てくるスターデストロイヤーがありますね、あれはもう効果が最大に生かされた造形と撮影アングルだったと思います。その強烈な特殊効果に、当時、同じようなアングルをあちらこちらで見かけましたけど、被写体のフォルムが違うから、あれほどの効果は出にくかったとは思います。
話をホーク1号に戻します。
三角形のフォルムに折り紙のような面構成がスピード感を高めます。

直線は、レーザー光線の表現でも示されるように、スピード感があるんですよね、だから僕ら視聴者は、ホーク1号に巨大感とスピード感の両方を感じて、怪獣や宇宙からの侵略者に立ち向かう地球兵器として頼もしさを抱くんだと思います。
それにしても今回のモデルは、首が短いなあ。

ホーク1号は鶴のようにスーっと伸びた首と大きく開いた翼が特徴だと思うんですが…これは首短いよねえ。

やっぱり短いでしょう。でも首延ばし改造は致しません。ディスプレイモデルだったら直すかもしれませんが、これは動力モデルです。走らせて遊ぶおもちゃなので、このまま行って商品そのものを楽しみたいと思います。動力プラモは似てなさも味のうち、これぐらい可愛いものです。中には箱絵と中身のあまりの違いにぶっ倒れそうになるやつだってありますから。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/01/14(金) 11:14:08|
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白菜の牛乳煮 牛乳が余りがちだったので、白菜を煮ることにしました。
白菜は6センチくらいの長さにしたら、繊維に沿って細切り、熱した油で軽く炒めたら、スープの素を振って牛乳を注ぐ。

煮ながらここでコンビニのカニカマを一本、薄切りにしまして合流。

近頃は本当によくできていますコンビニのカニカマ、これがいい仕事をするんです。
ハクサイがとろとろしてきましたら味を見て、塩少々で加減をしましたら、牛乳で溶かした粉を注いでとろみをつけます。

これでよろしいのです。カンタンでございます。

白菜とカニカマの牛乳煮込み、ホワイトシチューの軽いやつといったイメージですが、ご飯のおかずにもなります。牛乳で飯を食うなんてどうなのよ?と思いますが、北海道のおじさんが白飯にバターを乗せて、冷たい牛乳をかけてザバザバ美味そうにかっこんでいたのに比べますと、こっちのほうがまだおかずっぽいですね。
余った分は次の日に、固茹でにしたカリフラワー、ブロッコリーにソースとしてかけました。

こっちのほうが美味しかったかもしれない。
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- 2022/01/13(木) 10:48:56|
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八角船時計 1
捨てるというのでもらいうけました、八角枠の掛け時計。

ただ汚いのよね。触ると手が真っ黒。とりあえず掃除だけしましょう。
文字板に巻き穴があるので、風防が枠ごと開けられるようになっています。

文字板はブリキ板に紙貼りです。

12時の小秒針が新鮮です。6時位置にはトレードマーク“A”これはANSONIA〈アンソニア〉のマークに似てますが、登録のものとは少し違うようです。ネットを見ていると同じようなタイプの掛け時計が確かにアンソニアから出ていますけど、ちょっと違うような…。
外装を順次外してゆきましょうか。
まずは針から。針は分針角穴クサビ止めです。

クサビを抜いて針を外します。
針が外れれば文字板が外せます。文字板枠の止めネジを外す。

文字板枠を外すと、風防のヒンジが外せるようになります。

文字板、風防を外しますと、いよいよ中の機械が見えてきます。

上の写真は逆さま、つまり12時側を手前にして撮影したもので判りにくいですが、上の写真での左側(ゼンマイが長い方)が時計で、右が時報です。
刻印があります。

丸に“S”とくれば精工舎のマークですね、機械は精工舎製のようです。文字板にはANSONIAっぽいマークがついていましたが、印刷した紙を貼るタイプなので時計店での交換も可能、したがいましてこの場合は機械本体を優先して“精工舎の船時計”と呼びましょう。
上でも触れましたが、この時計は時報付きです。こちらが引き打ちのつる。

ここが木枠の外に伸びていて、時報を強制的に作動させるもので、針と打ち数を合わせる時に使うものですが…さて、どうやって外すんだろう?これを抜かないと機械が枠から出せません。形的にはクリップみたいに外れそうにも見えますが、長すぎて外せない。
外のつまみを外すのかな?

ちがうねえ、組めるんだから外せるはずなんだが…わからん。
もうこうなったらこうだ。

結局、中で伸ばして引き抜きました。(笑)
次回、中の掃除です。
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- 2022/01/12(水) 10:43:01|
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肉鍋と朝鮮漬け 今ではキムチという呼び名が一般的になっていますが、それは桃屋さんのテレビコマーシャルで覚えたような記憶があります。それまで(昭和40年代)は白菜の唐辛子漬けを“朝鮮漬け”という名称で親しんでいました。これをサッポロ一番みそラーメンに入れますとおいしくてねえ、たいそうな好物でした、いや、今でも好物です。
豚肉の塊があったので厚手のそぎ切りにして、葱、牛蒡と共に味噌煮にしました。豚汁の濃いやつと申しますか、完全におかずです。落語『二番煎じ』に出てくる“しし鍋”をイメージしまして冬を愉しもうとこっくりと煮つけました。

豚の脂と牛蒡の野趣味、味噌の温もりに白菜の朝鮮漬けがピタっとはまるんです。少し酸っぱくなったくらいのやつがいいですな。

色も良い、どうも我らは赤いものに食欲をそそられるようです。
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- 2022/01/11(火) 10:29:39|
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童友社
砂かけばばあ 8
まっ黒に塗りました、砂かけ婆の情景台。

黒く塗り潰したせいで月のギミックが見えなくなってしまいましたので、溶剤を染ませた綿棒で、そこだけ拭き取り。

月が見えるようになったところで、さて、どう進めましょうか?
とりあえず、石だけでも描きましょう。オリーブドラブで石を描きました。

お化けが出る池ですから、美しい日本庭園というより、古池のイメージの方がいいでしょう。
ライトグレーで石にハイライトを描きます。

ここに二液性の透明レジンを流して、一晩硬化させます。

この寒い季節は硬化が遅いので一晩放置します。量は全面に広がる程度でいいでしょう、積層効果を狙いますんで。
一層目が固まりましたら…

ラッカーのクリアブルーとクリアイエローを薄めまして…

全体に塗ります。

一層目は全体に塗りまして、だんだんと中央に寄せてゆきまして、深さを表現する予定です。
と、ここでちょっと遊び心で、黄土色の線をちょろりと引いてみた。

そして二層目をたらして固めます。

ちなみに今回使った透明樹脂は日新クリスタルレジンです。

次回も同じような作業がつづきます。
今回はこの辺で。
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- 2022/01/10(月) 10:37:30|
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あつむぎ うどん伝来、小麦の粉を水で練って面状に伸す、ゆえに麦に面と書いて麺。その後どうするか?本邦においてはその昔、包丁で切るところから“切り麦”と呼ばれ、茹で上げを“熱麦”、それを水で冷ますと“冷や麦”と呼ばれていたそうな。冷や麦はやがて夏の定番となり、清涼感を誘う細切りとなって乾麺として定着しています。でもね、冬場だっておいしいのよ、正月料理の残りでささっと作れる“おめでたあつむぎ”です。
スープは沸かしたお湯に、和風だしの素、鶏がらスープの素をそれぞれ一匙。あとは塩で加減した薄味のスープ。そこへ、正月の豚の角煮や煮卵、蒲鉾なんかをぶっこんで一緒に温めればいいのです。
茹で上げの“ひやむぎ”をどんぶりに移して、熱いスープを具と共にかける。

青葱と昆布巻きは後入れでね、昆布巻きをスープで泳がしてしまうと、溶けて帯がほどけてドボチョン一家のミイラ状態になってしまいます。
スープを薄味にしたのは、正月料理の味付けが濃いからです。

蕎麦でなく、ラーメンでもない、ツルツルっとすすれて、正月料理の残りも片付く、お手軽なあつむぎです。お酒飲む人にもいいんじゃないかな?
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- 2022/01/09(日) 11:13:47|
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古い文机〈ふづくえ〉 フリーマーケットをぶらつきますと、時々ピンとくるのに出くわすものです。考えて選ぶのではありません、ピン!とくるのです。
今回はこれ。

古い文机です。明治か大正か?まあ時代はどうでもよろしい、私は姿かたちが気に入ったのです。
シンプルな中にぐっと技巧を感じさせる脚の曲線。

それとほとばしる水が彫られた引き出し金具。

天板には時代を経た汚れやしみがあちこちに見られますが…

よく拭いてワックスをかければ使えるようになるでしょう。
全体をぼろきれで拭き掃除、引き出しを外してみたら、一か所破損してました。

自前の材料を探しまして、欠損部分を作りました。

形を決めましたら、ラッカーのダークレッドを塗りまして、木工用ボンドで接着。

こういうことをすると骨董愛好家の方には怒られてしまいそうですが、私は現状保存よりも実用主義ですので、時計でもそうですが、安いのを買って直して使いたい。プロの職人じゃないといじれないような高級骨董は、身の丈に合わないので興味を持ちません。気に入った古物が部品を補って変わってゆく姿は、その品物の歴史のひとつと捉えていますから、一部が新しくなっていてもそれを美とみなします。
一晩固めましたら、全体に摺り込んだのと同じワックスを塗る。

今回使ったワックスはこれです。

柱時計の木枠などにも使えるので重宝です。
引き出し金具も細目のスポンジヤスリで水研ぎをしまして艶出し。

組み立てまして、手入れ完了。

いいですねえ、気に入りました。落ち着くわぁ~、ここでテレワークをしよう。この和っぽいところが性に合ってます。だいたい社長のことをCEOとか言うやつ嫌いなのよね。
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- 2022/01/08(土) 11:12:30|
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BANDAI
ウルトラホーク1号 2
バンダイの再販品『ウルトラホーク1号』を組み立てましょう。
メーカーも再販にあたりゼンマイギャーの調達が困難になったのか?単なるコストダウンか?ゼンマイが省かれて1本車軸でコロコロさせるという悲しい設計商品ですが、ゼンマイギャーが省かれていても、設置場所までが省かれたわけではない。本来ギャボックスを組み込むはずだったスペースが、今やぽっかりと空いているんです。でもわたし、無駄には致しませんよ。

3号の時と同じように、4台100円の自動車動力を移植しようじゃありませんか。
自動車をバラして動力部の寸法をあたる。

ここも3号の時と同じです。
(玩具工作控777) あたりに沿って機体をカット。

中の段差は、板に貼った粗目の紙やすりで平らにする。

そしてゼンマイボックスを接着。

ホント、面白いようにピッタリなのです。
こちらは裏側。

ここに機体上部を被せたら、第一段階の終わりです。

第一段階と申しますか、ほぼ終わりじゃんかよ。ヤダヤダ、もう少し遊ばして。
今回はこのへんで。
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- 2022/01/07(金) 10:54:09|
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2021初パトロール 一昨日〈1月4日〉の畑です。

ものすごい風で立っているのがやっと。さっさと見て帰りましょう。
手前は寒さに縮こまったサニーレタスとホウレンソウ。

ホウレンソウは短い日照を効率よく受けようと、葉っぱが地面に貼りつくように広がっています。
こちらは観察中の結球してない結球レタス。

寒さのせいか、水分も乏しくカサカサな質感、結球もしていません。
ダイコンも北風に吹かれて寝グセがついております。

二本抜いて、女房の実家におみやげだ。

丸々と太った三浦は下膨れだから抜くのも大変、持っても重くて収穫満足度満点です。
メキャベツは一回収穫しましたが、まだあります。

まあまあ良さそうですが、今回はスルー、もう少しおいておきましょう。
黄色のカリフラワーが思いのほかうまくいった半面、パープルが一向に膨らんできません。とうとうお終いか?と、結んだ葉をかき分けて覗いてみたら…

一応花蕾がありました。大きさはおはぎぐらい(笑)。このまま花と化すか?はたまた大きくなるか?様子見ですね。
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- 2022/01/06(木) 10:28:20|
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シチズン 国鉄ホーマー 3
シチズン製、国鉄車掌業務用モデルcal.0911です。

機械本体が組み上がりましたので、文字板をつけましょう。
文字板がちょっと残念でして、白文字板にシミがある。

これは落ちる汚れか?材料そのものの変質か?
裏を見る。

生地素材、真鍮の腐蝕ですね。経年でにじんだ水分で腐蝕したものが塗装皮膜を透かして赤く見えているのだと思います。赤い色はおそらく塗装下地の銀メッキが酸化したものではないか?との推測で、触るのはやめておきましょう。
夜光はどうか?ブラックライトを当ててみる。

二か所欠損、自前の夜光で補いました。

ゴジラの背びれ用に買ったやつが、ここでも役立ちます。
お次は機械を受ける中枠の錆び落とし。

中枠も錆びていたということは、文字板のダメージもそうですが、やはり湿気が入り込んでいたとみえます。
機械に文字板を取りつけて、中枠に固定します。

針をつけます。

これで中身の出来上がり。
次は器、側の手入れです。側もやはり錆がついてます。

クリップを研いだ金属ピンでガリガリと錆を落としましたら、CRC556を塗って爪楊枝でキシキシこすり落としました。
錆を落としたら、青粉で軽くフェルト磨き。

上の写真、右が磨き後、左が磨き前です。形が変わるほどは磨きません、古物の手入れは小傷が減る程度がちょうどよいと思います。
内側から風防を押して取り外し、風防外周と受け面の汚れも落とします。

風防外周の黒ずみが時計を貧乏くさく見せるんですよね。経年の味と“汚れ”は別物です。手入れしてある古民家とゴミ屋敷の違いです。
風防を嵌めて、機械を側に組み込みます。

蓋をしたらヘッド完成です。

おお!いい顔してますねえ、実に素朴な好青年の顔です。都会の絵の具の染まっていないピュサさを感じます。
黒いツヤワニのバンドをつけました。

国鉄業務用には本ワニなどは使わないと思いますが、これは自分用なので好みで行きます。

できました。昭和40年代の国鉄用時計です。これは腕時計ですから車掌さん用で、よく目にする鉄道時計と言われる懐中時計は運転士用です。いずれも計器備品ですから、確かな実力と装飾性を排した機能的デザインが特徴です。

文字板も側もシンプルこの上なく、実に潔い作りとなっています。外装コストは極力抑えて性能に注力された、いわば究極の実用時計と言えましょう。
本日の控え
シチズン 国鉄ホーマーcal.0911 手巻き21石 1970年 でした。

秒針停止装置がついているので、時報と共に針を合わせられる利点があります。朝一度合わせると、その日はほぼ正確な時を示すという、実に頼れるメカ時計です。さすが鉄道業務用、シンプルなデザインもお気に入りです。
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- 2022/01/05(水) 10:45:58|
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にくめし 今年のローストビーフが筋っぽくて人気が無いの。だから細かく刻んで牛蒡と炒めてます。

牛蒡の方はあられに刻んで金平のように胡麻油で炒めて麺つゆで煮た甘辛味です。
ここへ冷や飯をドーン。

ヘラで米をほぐしながらよく混ぜ、摺り胡麻をまぶしてまた混ぜる。

チャーハンじゃないのよ、じわじわ加熱しながらの混ぜご飯。
仕上げに水分補給の水菜をさっくりとすき込めば出来上がりです。

にくめし三人前、これでよろしいのです。

水菜が芹だったら、また香りが違うんでしょうけど、今回は在庫のあった水菜で。
せっかくのローストビーフに何をする!とお怒りもごもっともですが、これはこれ、細かくしても牛肉の存在感は健在です。
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- 2022/01/04(火) 10:45:39|
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童友社
砂かけばばあ 7
年を越しましたが、旧ニットー(日東科学教材)造型、童友社再販品のディスプレイモデル『砂かけばばあ』のご本尊ができましたので

今回より台座の組み立て記録です。
こちらがその部品です。

ひょうたん池を象ったデザインです。何やら楽しそう。
そして同封されている電気部品は何か?
麦球を一つ、台座の底に仕込んで蓋をするようになっています。

配線をするとこのようになります。

単5電池でムギ球一個を発光させる構造ですが、スイッチはどこ?
これです。

この立札がスイッチでして、支柱を刺すと電極の接点に割り込んで断線、抜くと通電する仕組みになっています。
抜くとどうなるか?

月が出た。
いいじゃない?実に風流です。俄然やる気が湧いてきました。
とりあえず、全体を黒で下塗りをしまして準備としましょう。

今回はここまで。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/01/03(月) 10:14:36|
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正の連鎖 何かをきっかけに憎い相手に攻撃を仕掛けると、仕掛けられた方が報復をする。この繰り返しを“負の連鎖”といいますが、これは無くならないもんかねえ。
人生一回よ、日々の登場人物に憎いヤツを選ぶより好きな人を選んだほうがいいに決まってるじゃないの。そして恋愛とか結婚前提だったら別だけど、そうでない場合なら、好きな人の好きな人を喜ばせるのがいい。歳もとりましたから付き合う相手は年下ばかり、だからちょいちょい「彼女は何が好きなんだ?」とか「子供はいくつになった?」という事を気にかけてお土産を持たせる。そうしたら先日、友だちの奥さんから届け物をいただきましてね、それが“とらや”の羊羹。

こんな高級品はとても自分では買えません。嬉しくて小躍りしました。そして何より私が酒をやめて甘党になっているのを知って選んでくれたというから余計にうれしい。こういうのを負の連鎖の逆で正の連鎖とでもいうのだろうか。しっかりと煮固まった羊羹の口どけに目を細めながら、人が人を喜ばせる世界に身を置いている自分に気づき、幸福感に浸っている。
あぁ、ぼかぁ幸せだなあ。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2022/01/02(日) 10:15:33|
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