地面をつくる 地面を作ると申しましても大規模工事ではありません。
ちょっと大きめの段ボールが手に入りましたので、ちょっとお遊びを。

ここに壁材のようなものを塗って、ゼンマイ怪獣を歩かせる地面を作ろうという計画です。
塗る材料は、身近なもので手作りです。和紙の貼り込み職人をしていた伯父から教えてもらった糊の作り方からやってみます。
まず小麦粉を水に溶かします。

参考分量比は水400mlに粉をカレースプーンで4杯入れました。多少前後してよいでしょう。
この溶液を焦げ付かないフライパンでゆっくり加熱、粉が沈殿しないよう、常にかき混ぜながら煮溶かします。

わらび餅を作る要領で煮ながら練っておりますと、やがて滑らかな水性糊になります。
それをボウルにあけまして、土風の材料となります砥の粉やサンダーくずを投入。

ここは米糠とか砂とかでもいいでしょう、目的に応じていろいろ試してみたいものですが、今回はとのことサンダーくず。
これをよく混ぜますと、水性の泥パテのようなものができます。

これを基盤である段ボールに塗ります。

ここで刷毛を使いますと、刷毛が一本ダメになりそうなので、横着して混ぜた樹脂ヘラでそのまま塗りました。
円を描くように前面に塗って…

よく乾かしますと、表面の固い地面の素ができました。

ザラザラとわずかな凹凸がある方がいいですね。
で、ここに水性アクリルのグレーホワイトを擦るように塗ります。

さらに、こげ茶色で扇状に広がる線を数本引きます。

こんな風になります。

これを乾かして出来上がりです。
しかし、この斜めの線にはどんな効果があるのでしょう?それは、60センチ四方の限られた面積ですけど、なんとなく遠近感が誇張されるんですね。

これでよろしいんです。カンタンでございます。火を使う自家製糊は大人に作ってもらうとして、お子さんたちもこのような地面を作っておくと、怪獣のソフビで遊ぶのも楽しくなるのではないでしょか。さあ、連休は工作をしよう。
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- 2022/04/30(土) 10:30:43|
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クラウン ロケットカー対ガメス 3
ゼンマイギヤを洗浄再生して外装に組み込んだところです。

ですが、このままでは前輪(写真奥の方)の固定が不全ですので、自前の固定部品をこしらえまして…

瞬間接着剤でシャフトを抑えるようにしまして、さらに自前のカバーもこしらえまして、両輪の巾を決めました。

裏から見るとこんな感じです。

ここに車体の上半分を被せまして接着。

硬化を待ちましょう。
完全に固まりましたら、今度は外装の仕上げ直しです。
現状はご覧のようにセメダインベタベタ。

懐かしいですねえ、自分も子どもの頃はこうでした。はみ出した部分を指で拭うとさらに事態が悪化したものです。(笑)
お名残り惜しいですが、このベタベタは粗目の紙ヤスリで落としましょう。

次はここ、分割部分に修理用のコジ開け口をつけました。

切り口はカッターで少しずつ削り、左右側面にそれぞれ一か所ずつ付けました。
さらに紙ヤスリの番手を細かくしまして水研ぎです。

そうしながらも、コジ開け口以外にはパテ埋めをして、さらに水研ぎ。

パテの白い部分を赤で塗装して周りに同化させまして、ロケットカーの完成です。

1960年代のSF的流線型の美しいロケットカーです。ロケットカーという言葉にもシンプルにして昭和少年の耳に懐かしさを覚える快感がありますね。
今回はここまで。
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- 2022/04/29(金) 10:20:38|
- 玩具・造型
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にわとりカレー 久しぶりで中華包丁を持ち出しまして、ニワトリを骨ごと叩き切りました。

今回は少々荒っぽいスタートですが、この骨の断面からも味が出ると思えば必要な作業です。
フライパンで皮目をよく焼きまして、刻んだ玉葱、チューブのニンニクとショウガを加えてしばし炒め焼き。

ここにチリパウダーとカレー粉を振り入れまして、さらにしっとりと炒めます。

味付けは塩だけ。にわとりとタマネギの旨みが滲みます。
全体が黄色に染まりましたら、缶詰のトマトとヨーグルトを加えて加熱を続けます。

仕上げは甘味、お砂糖でもいいのでしょうが、ここは冷蔵庫で肩身の狭い思いをしている使い切れない調味料“スイートチリソース”の出番です。

味見をしてみて、ここだ、と思ったら出来上がりです。

にわとりカレーでございます。
今回はご飯にウコンを少し加えて炊きました。

だし系調味料は一切なくても、にわとりと香味野菜の旨みがしっかり機能しています。
ちょっと暖かくなってくると、こういうものが食べたくなりますね。今回は上出来、食べ過ぎにご用心です。
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- 2022/04/28(木) 10:47:15|
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SEIKO ニューファイブDX 2
昭和の国産時計、セイコーニューファイブの機械5139Aです。

5.5振動/秒の大きなテンプを外します。

つづいてアンクル。押さえ板は二本ネジの頑丈設計。

写真右の方の自動巻き機構を開けましょう。

錘のが左右どちらに回っても、下のクラッチに伝わって右の巻き上げ伝え車を片方向に回してゼンマイを巻き上げる両回転自動巻き構造。

大きい車を小さく集約して軽い力でも巻き上げられる効率を考えた設計です。本機には手巻き機能はなく、完全自動巻きゆえに、時計を軽く揺らしただけで巻き上がるようにできています。
輪列受けを開けます。

三番が二層になっていて、上段が四番から定速を受けて秒針に伝わる間接中三針です。
歯車を取り除きます。

左の方についているブーメランのような部品は秒針停止装置です。リュウズを引き出すと四番を押さえて秒針を止めます。(上の写真はばねの掛り位置がちがいます)
部品を洗って組みなおし、まずは輪列の連結確認。

時計部分と自動巻き部分の両方を確認して、脱進機を取り付けです。

機械が出来上がりました。あとは側付け後に錘をつけるだけ。
次回は外装の掃除と組み立て完成です。
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- 2022/04/27(水) 10:43:55|
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青春にぎやか蒸し 菜の花、スナップエンドウ、春キャベツ、賑やかな季節になりました。冬の間に停滞した体内の毒素を浄化するように、香りや苦味、薬効成分に優れた春の息吹きをたっぷりと食べましょう。

味付けは塩じゃけ、鍋で焼きながら、まずは旨み野菜であるタマネギとキノコ、ニンジンを共に焼きます。

ここに洗った春野菜を濡れたままどっさりと被せまして、蓋をして蒸す。

蒸し加減は食べてみてチェック、フニャフニャ手前で引き上げましょう。

塩も振っておりません、野菜そのものの個性を味わう。

“青春”という言葉は誰が生み出したか知りませんが、実にうまい表現だと思います。エネルギッシュで瑞々しい、若さとほろ苦さ、まさに春の青物を例えたような言葉です。青春の蒸し物、春野菜のパワーをいただきますと、体中の血液がきれいになる錯覚を覚えますが、気取るのも束の間、味が飽きたのでポン酢をジャブジャブかけました。
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- 2022/04/26(火) 10:19:11|
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POLAR LIGHTS
THE WITCH 10
魔女の大釜の中身を彩色しております。
粗方塗った後、ニスでつや上げをしたところです。

いろんなものがごった煮になっています。魔女の秘薬などと申しますと、何となく神秘的な感じがしますが、要は漢方です。まだ医学という境界が無かった昔に、自然の中から経験を積み重ねて編み出してきた薬効を用いて病を癒したり、悩みを開放したりした行為が魔女の知恵。つまり魔女は森の物知りおばさんだったんだんですね。香港の薬局をのぞいたことはおありでしょうか?ウチワみたいにおっ開かれたヤモリとか、カリカリに乾いたセミやらムカデの束とか、動物の内臓の干したのやらがいろいろ並んでいます。それらを用途に応じて組み合わせて煮出して飲んだり塗ったりするんだから魔女の秘薬と同じです。世の奥様方がハーブティーと称してオシャレに薬草を愉しんでおられますが、それなんかも魔女術の応用編に他ありません。
おっとまたヒイラギ仮説のデタラメ説法が出てしまいましたが、作業を続けましょう。
煮物の最上層にあるのは泡です。泡を描きます。面相でラッカーの白を使って泡の寄るところを描き込みます。

大きな泡の周りには小さな泡が寄ります。具材や鍋のヘリにも泡は寄ります。その辺を考えて白で描き込み、爪楊枝の先にこげ茶をつけて、白の上に点々と打ちまして、小さな泡表現を試してみました。
今度は2液性のエポキシ接着剤を練りまして、鍋と煮物の境界の隙間を埋めまして…

半乾きの時に楊枝でつついて、隙間隠しと共に更なる泡立ちを表現しました。
そして追い打ちは、Gボンド、ゴム系接着剤を楊枝でつついて、広げて伸ばして、飛び散るアクを描きました。

仕上げは100均で買ってきたUVレジン、紫外線硬化樹脂の透明クリアで異素材感の境界を埋めて完成としましょう。

イメージ通りの魔女の秘薬ができました。
「アンタ、なんでこんなところにこだわるの?」と問われそうですが、こういう作業が好きなのです。
所定の場所に置いてみよう。

よく煮えてると思います(笑)。うどんにかけたら美味そうです。
続きましては囲炉裏の火です。

さすがにここはマンガチックですね、ディオラマの名人になるとリアルな火炎表現ができるのでしょうけど、ここはキットの味でまいりましょう。
所定の位置に仮組しますとこうなります。

でもさすがに炎の先端が丸すぎますので、ここはヤスって尖らせまして、全体に夜光を塗りました。

暗くした時に光るようにしたいですから。

今回はこの辺で。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/04/25(月) 10:44:11|
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ニラの捨て刈り 4月も最終週になりました。
始めて一か月のスカスカ畑です。

途中の行灯みたいなのは、ナスとピーマンの風よけ。
中では保護されたピーマンがすくすくと育っています。

ナスも元気です。

よく張った葉っぱを見ると、一週間でしっかり根付いたようです。
先々週に撒いた春野菜の種は、見事に生えそろいました。

可愛らしい双葉はサニーレタスの赤ちゃん。

動物のみならず、生まれたてはみんな可愛いのです。
本日は午後から雨が降るというので、チャンスとばかりに、少し早いかと思いましたが、自宅で育てていたトウモロコシの苗を植えました。

同じく、スティックフェンネルと結球レタスも植えました。

そして本日のメイン作業はニラの捨て刈り。新葉を柔らかく育てるため、今年一番芽を一斉に刈り取りました。

捨て刈りと申しましても、捨てませんよ。短くてショボいニラでしたけど…

昼のおかずとして肉ニラ炒めにして食べました。有難い大地の恵みです。
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/04/24(日) 13:30:25|
- 家庭菜園
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コンビーフポテツ お肉屋さんのポテサラ、家庭のポテサラ、どれも昭和子供の大好きなお料理で、私などポテサラでご飯が食べられます。今回はコンビーフがあったのでタマネギといっしょに温かいやつを作ってみました。
横で厚手の銀杏切りにしたジャガイモを茹でながら、タマネギの薄切りとコンビーフを炒めまして、ジャガイモの茹で汁とコンソメの粉を加えて煮てます。

タマネギがトロンとしてきたら、茹でたジャガイモを合流。

汁気を吸わせて、芋が軽く粉を吹いたらお酢をほんのわずかと黒胡椒を振りかけて、さっくり混ぜたら出来上がりです。

コンビーフポテツ。この日はスパゲティのケチャップ炒めと一緒に。
こういうものを前にすると、ビールを飲みたくなりますが、今ではお茶。でもいいこともあります。

メタボ時代は禁じられていた炭水化物の重ね食いだって、今じゃあ食い放題。
食い放題と言っても、量は半人前ですけどね。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/04/23(土) 10:37:11|
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クラウン ロケットカー対ガメス 2
激レア怪獣、ロケットカー対ガメスの修復、まずは動力部分であるロケットカーからまいります。
こちらは外装。

ベタベタにはみ出たセメダインが懐かしいですね。ここはあえて接着剤ではなく、昭和子供の気分でセメダインと称しましょう。
で、こちらがゼンマイギヤボックス。

このギヤボックスは、ネジを使う方式ではなく、糸を引っ張ってゼンマイを巻き上げる仕組みなのですが…

糸がきつく締まっているか絡んでいるかして、全然動きません。
なので、ここで輪列を確認しまして…

バラバラにしました。

解体してみるものですね、見えないところが錆びてます。ここは丁寧に各部品ごとに錆を取りまして…

再組み立てをしました。

これでまず心臓部の掃除が完了です。
ギヤボックスには後輪がつきます。

後輪は走らなければいけないので、シャフトと固定しなければなりません。ここは現代の科学の恵みアロンアルファで固定です。
両車輪の幅も重要なので、アルミワッシャーでスペースを補って間隔調整。

これを前輪の付いた外装に取り付けるわけです。

二か所のダボにギヤボックスを差しまして、昔懐かしい焼きつぶしで固定しました。

これでゼンマイギヤの掃除と設置が完了です。
今回はこの辺で。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/04/22(金) 10:59:44|
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精進角煮 久しぶりにトロトロの豚バラ肉で飯を食いました。

っていうのは嘘でして、たぶんそんなことをすると具合が悪くなるので、今回は車麩です。
水に浸しておいた車麩の水を絞りまして、濡れているところに片栗粉を全体にまぶしまして、葱と一緒に油で焼いております。

片栗粉が衣のように固まったら、希釈した麺つゆにみりん醤油をちょい足しした合わせ調味料を流し込み…

くつくつと煮ます。
煮はじめは白っぽい車麩なんですが…

やがて葱や衣が溶けてきて、トロリとしたツヤが出ます。

お肉のように長時間煮込まなくてよろしいのです。
これでおしまい。

車麩の角煮、精進角煮でございます。今回は和風、香辛料の八角とか、中国酒なんかを用いましたら、中華風になるかもしれません。
食べてみて、味は決して肉ではありませんが、タレが甘辛いから白飯は進みます。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/04/21(木) 10:49:58|
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SEIKO ニューファイブ DX 1
昭和の国産時計、今回はセイコーの男持ちです。

見ての通りのジャンク品です。巻かれたセロテープが包帯のようで痛ましい。
金色メッキのバンド付きですが、金というより黒っぽくなっております。

先カンを外してみたら、ボロボロこぼれる長年の汚れ。

うひゃぁ、こいつは掃除のし甲斐がありそうです。
ヘッドのセロテープを剥がしました。

プラ風防はきっちりはまっていますが、どうもベゼルが嵌まらないようです。
裏側です。

簡易防水のねじ込みタイプの裏蓋がまた固かった~。さすがにペンタイプのCRC-556を合い面に吸わせて、やっとこさっとこ開けました。

外装の割には中の機械はきれいです。
巻き真の抜きかたはオシドリプッシュ式、ネジではない近代的な構造です。

文字板もデラックスなだけあって、植えものが多いですね。

植えものとは文字板に開けた穴に植える小さな部品の事で、今回の品物には、11本の時字、SEIKOのロゴ、カレンダーの窓枠、ファイブ〈5〉のワッペン、DXのマークを指しています。印刷に比べてコストも高く、豪華な感じに見せる手法ではありますが、その分、針の取り付け位置を高くしなければならない制約が生じます。
中の機械です。

上の写真は側から抜いた状態で、金属製の中枠がついたままです。
側と機械を固定する中枠外します。

文字板の止めネジは横から締め込むタイプです。

二か所の止めネジをゆるめて文字板を外してみると、裏には植えもののアシを潰した痕がいっぱい。

文字板を単体で見ると、その子部品たちが放つ黄金の輝きに高級品の風格がただよいます。

文字板を外せば黄金のカレンダーが顔を出します。

曜日の車はアルミ製ですが、日付のほうは金メッキの真鍮製と思われる重厚な作り。
曜板を取ってみよう。

日付の早送りはりゅうずのプッシュ式です。りゅうずを一回押すごとに、カシャっと一日送ります。曜日の方は時針を回して送るタイプです。今回カレンダーはバラしません、バネが消えると困るので。
こちらは時計側です。

上の写真は回転錘を取ったところです。SEIKO5139A-27石。次回バラします。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/04/20(水) 10:21:33|
- 時計
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秋刀魚の蒲焼き 蒲焼と申しましても鰻の代用ではありません。秋刀魚を香ばしく、甘辛いタレで食べたいと思って七厘を持ち出しました。
解凍した冷凍サンマを三枚におろしまして、熾した炭火で素焼き。腹骨はつけたままの方が良さそうに思います。丸焼きと違いまして、直火に当たりますから、香ばしくホックリ焼けると思いますので。

皿に用意したみりん醤油は、さっき作った秘伝のタレ。焼けた身をタレにからめては焼き、からめては焼き…

三回ほどつけ焼きにしましたら、ご飯に乗せてその場で食う。

決して上品ではない甘辛さと苦味のまざった庶民的な秋刀魚の味は白飯によく合います。しかしながら実際のところ、身のほうはパッサパサでした。焼き過ぎたようです。缶詰のほうが美味いです。
落語の殿様じゃないけれど、こりゃいかん、秋刀魚は丸焼きに限る。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/04/19(火) 10:41:22|
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POLAR LIGHTS
THE WITCH 9
魔女の大釜です。

牛乳を煮ているのでしょうか?
いえいえそうではありません、中身をまだ着色していないだけです。
所定の位置に設置しますとこんな感じです。

少しずつ小物がそろってきた魔女のお部屋です。
それでは大釜の中身を見てみましょう。

おぉー、いろんなものが煮込まれていますね、ミミズみたいなクネクネしたのから、猫や鳥の頭なんかも見えます。
では美味しそうに色を付けましょう。このままでクリームシチューと言い張ってもよさそうですが、これは魔女の秘薬です。おそらく長期間煮込まれていて、メイラード反応によって茶色くなっていると思いますので、基礎色は茶色としましょう。

ここに具の色をつけます。動物は囲炉裏の上の燻製ならこげ茶、ミミズは赤かな?ハーブはフレッシュなら緑もありか?などと想像を巡らせながら着色。

ところどころ浮かんでいる大きな泡は、黒っぽく表現しました。
ここに色のバラツキを抑えるため、いつもお世話になっている『
ひろせ堂めいど商会』主催のhirose様から頂いた高級塗料のシェードカラーを全面に塗りまして、全体の一体感と濃淡をつけました。

いい感じの立体感が出ましたけれども、実は乾くとつや消しなんですね、これ。

なので、この上からニスでつや上げ。

うひひひひ、水っぽくなってまいりました。
まだつづきます。
今回はここまで。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/04/18(月) 10:55:38|
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夏野菜の植え付け2022 ここ数日は気温変動が激しくて「6月の陽気で日中は汗ばむほどです」と言ってたかと思えば「3月に逆戻りです」ですと。一日で三か月分変動するなんて、とても体がもちませんが、昨日<4月16日>は風もなく気持ちの良い陽気でした。
まだ何にもない畑です。

わずかな緑は先週植えたニラと…

九州青葱だけです。

青葱は植えて二週間になりますが、季節外の移植だったせいか今ひとつ元気がありません。
先週播いた春葉物の種は、サイシンだけが発芽してました。

可愛らしいハート型の双葉です。実に可愛らしい、この赤ちゃんを大事に育てて、もぎって食うのですから非情なものです。
今回のメイン作業は夏野菜(ナス科)苗の植え付けです。
まずはトマト、今年は種を播かずに市販の苗を買ってきました。ゆえに種類はいろいろ、大玉の桃太郎、中玉のフルティカ、小玉のアイコとミミです。

今までは大量に食べたくて実生で一種類を育ててましたが、収穫時期が集中して結局冷凍するようなことになるので、今年は少しずついろいろと楽しもうという狙いです。果たしてうまく育ちますかどうか?
となりはナスとピーマン。

こちらも昨年の半分です。ピーマン、アマトウ、標準ナスに長ナスをそれぞれ一本ずつです。今や女房と二人暮らし、おまけに食が半人前になったものですから、いろんな種類を少しずつ楽しもうというのはトマトと一緒です。
ナスのほうには、空いた肥料の袋で即席の風よけを作っておきました。

これで周辺の地温が上がって、いくらか初期育成が良くなることと思います。
今週はここまで。
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/04/17(日) 10:49:16|
- 家庭菜園
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にぎりめし 私のにぎりめしはしっかりと握る。何故ならば冷や飯を握るか、冷めてから食べるのを前提にしているからだ。おにぎりは空気を入れてふうわりと握らなくちゃ、などとテレビの受け売りはいけません。あれは温かいご飯を温かいうちに握って食べさせるから効果があるのであって、冷めた米がぼろぼろと口でほぐれて美味しいか?冷めたご飯は仲間同士が力を合わせて餅のようにくっ付いていた方が美味いと私は思う。

手塩は多め、まわりにしっかり塩が回っていると、かじって中身にたどり着かなくても、海苔飯として十分美味い。手づかみで食べるのに三角の形、そして海苔を巻くという知恵は素晴らしいと思う。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/04/16(土) 10:41:13|
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クラウン
ロケットカー対ガメス 1
いきなり出ました、あまり目に触れることのない怪獣の絵。

映画にもテレビにも登場しない、昭和40年代に生まれたメーカーオリジナル怪獣です。
箱の色使いも昭和の匂いがプンプンしますね。

緑にオレンジ、ちょっと崩れた手書きのレタリング、おもちゃ屋さんというよりも文具店、縁日の夜店が瞼に浮かびます。

ゼンマイモンスター!大怪獣の逆襲!といったド派手なキャッチも地味目に訴えかける面白み。これは激レアです。
でもご安心ください、新品ではございません。誰かが遊んだジャンクです。


こういうものこそ、私のご馳走です。たっぷり楽しんでまいりたいと思いますが、ここで、完成品が気になるところです。一体如何なる怪獣なのかと?私は過去に一体のみお目にかかったことがあります。ネット検索してもこの作例しかヒットしません。幸いにしていつもお世話になっている方のお作なので、ご本人の承諾を得まして写真を提供していただきました。
ロケットカー対ガメス、ご覧いただきましょう。

この見事な完成品こそ、いつもお世話になっている怪獣大博士、『
努blog』主催の通名“努さん”の手によるものです。このモデルについての詳しいことは、こちら
http://tutomumasuyama.livedoor.blog/archives/1827449.htmlに書かれていますので、興味のある方はご参考になさっていただければと思います。
箱絵を参考にした迫力の手塗り彩色が見事です。

ガメラでもゴメスでもありません、ガメスです。甲羅の感じと名前からしてモチーフはカメの怪獣と思われます。

どこかジャイガーを思わせる大きな襟飾り。
そして大きな口からロケットカーを発射!

ではありません。ロケットカーを追いかけて食いつく仕掛けです。ちなみにこのロケットカーの運転席は努さんの手書きによるものです。努さんは数々の怪獣玩具の箱絵なども手掛ける画家でもありますから、こういう細工はお手の物です。それに手描きゆえ世界で一点限りの貴重品です。絵の味もロケットカーの雰囲気に合っていて最高です。

この荒々しい造形に、厚塗りの彩色がはまって木彫作品のような趣があります。
大きさは、ニットーのゼンマイガメラに対してこの比率ですから、中々の大型怪獣です。

奥の方に努さんのソフビ彩色作品の数々が見えて楽しい情景です。
それでは次回より、ガメスの修復作業に取り掛かります。果たしてちゃんと出来ますかどうか?出来たら素組状態で走らせてみたいです。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/04/15(金) 10:40:06|
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味噌汁うどん 味噌汁の煮直しは嫌いです。煮直しても一回まででしょう。夕飯の残りを翌朝食べるか、朝の残りを昼食べるか、せいぜいそんなところにしたいのですが、たくさん作って美味しいのも味噌汁の味のひとつ。作りすぎる時はありますよね。
煮直し味噌汁にうどんを投入しました。

三州の味噌煮込みうどんとか、甲州のほうとうとか、味噌で煮るうどんはありますが、今回は変則技で、味噌汁にチューブのニンニクとショウガ、それに胡麻油にラー油を加えまして味噌ラーメンの味を狙いました。

作ってあったモヤシのナムルを乗せましたら、もはや味噌ラーメン。

うどんは乾麺ですが、細手の丸麺なので、味噌ラーメンを軽くしたような感じです。これは成功でした。味噌ラーメンが食いたいと思っていたのよね、でも外食はできないし、ラーメンはイマイチ消化に悪い。こいつならいけます。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/04/14(木) 10:52:41|
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ORIENT レディスブレスレット 2
1970年代、手巻きの機械です。

オリエントの女持ち21石。テンプを取りましょう。

テンプ下に475の刻印、中受けには12040の刻印。

打刻の様子から、テンプ下の475が後入れ、12040はロゴと同型に見えるので、475が型番、12040が機種番かとおもいますが、ここは推論なので、どなたかご存知でしたら教えていただきたいものです。
アンクルをとりましょう。

巻き上げ系の大きな二つの車を取りましょう。

中受けを開けます。

小さなスペースに輪列がみっしり詰め込まれています。
ことにガンギ(白いギザギザのやつ)が、地板にスリットを入れてそこにはまり込んで、スペースを効率よく使っています。

巻き上げ系統の香箱受けを開けました。

時計を小さく作る大変さがよくわかります。
部品を洗って組み立てました。

文字板と針をつけます。

ブルーアベンチュリンの奥行きのある不規則な輝きが宇宙のようで美しい。銀印刷の針は視認性よろしく、座が磨かれている丁寧な作りです。
中子の四つ穴に衝撃吸収クッションを組み込みます。

そして機械を収めます。

側を被せて完成です。

上面を潰してサテン仕上げにした直結メッシュは、エレガントな曲線シルエット、オーバルな見切りを無駄なく包んでいます。ブルーアベンチュリンとシルバーのコントラストも美しい、実に洗練されたデザインです。

本日の控
オリエントレディス 21石 1970年代 でした。
持ち主である私の母は、この時計を気にいっているらしいが太って着けられなくなりました。短くすることしかできない上に交換不可能なワニ口メッシュ直結バンドの悲しさですね。(笑)
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/04/13(水) 10:40:40|
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モッタリカレー 本来はキレの良いカレーが好きなんですが、粉の多いモッタリした甘ったるいカレーも懐かしいものです。
刺激物にめっきり弱くなった私は、懐かしいモッタリカレーが食べたくなりました。社会人になり始めたころ、会社で毎週水曜日にチョイスできるカレーライスは、チキンカレーとは名ばかりの僅かな鶏肉に冷凍ミックスベジタブルで見た目を補ったお粗末なものでありましたが、贅沢は言うなかれ、それでも好んで注文してましたっけ。
小鍋で一人前、コンソメスープで少しの鶏肉とタマネギ、冷凍ミックスベジタブルを煮まして、カレー粉と小麦粉を水で溶いて流し込み、モッタリしたソースを作りました。

お山のように小高く盛ったご飯には、真上からかけるスタイルで。

これも懐かしい高田馬場にあったカレー屋さんスタイル。
お子さんも食べやすいモッタリカレーの出来上がりです。

付け合わせはラッキョウの酢漬けと紅生姜。これも高田馬場のカレー屋さんスタイル。
バチバチと尖がったカレーの刺激的な旨さとは異なる、何とも優しい口当たり。それだけにご飯の丸呑みにご用心。
コーンの甘さが憎らしい。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/04/12(火) 10:39:50|
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POLAR LIGHTS
THE WITCH 8
魔女の情景モデルを組み立てています。情景モデルだけに部分部分、塗装を施しながら作り上げております。
今回からは、秘薬を煮込む大釜です。
これらがそのパーツ。

切り出しますと4分割と鎖が一本。

大釜の左右を合わせて、つなぎ目をホワイトパテで埋め、ヤスリで隠す。

そして左右の輪っかにアームを引っかけようと曲げたら…バキ!っと

折れたがな。
この丸棒を接着で継ぐのは難しい、穴を開けて芯でも射込まない限り何度でも折れます。なので作った方が早いと思い、同じ太さのアルミ線で似せて作りました。

ここに塗装を施すわけですが、今回はこちらの本を参考にしております。

古代思想から現代魔術まで網羅した、グラフィックも充実した一冊です。この中に書かれている魔女の道具を参考に塗装を愉しみたいと思います。
これが大釜の本物。

ザラザラした鉄の柚子肌をどう表現しましょう?いつもよりクレンザー多めの黒ラッカーで重ね塗りをしてみよう。

乾いちゃ塗って乾いちゃ塗って、頃合いの柚子肌を狙いました。ここに黒鉄色や、こげ茶色を重ねまして、大釜の鉄部分が出来ました。
次回から、鍋の中身を作りましょう。
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- 2022/04/11(月) 10:46:21|
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2022事始め 四月になりまして、畑遊びの再開です。
何にもない畑です。

まずは冬の間、自宅に取り込んでおいたニラの株分けから。
自宅のプランターに植えてあった細葉のニラと、畑から掘りあげてきておいた大葉のニラです。

細葉のほうは、5年ぐらい放っぽらかしにしていたので、株が老化していて葉っぱも極細になっているので、この機会に株分けをしました。

かなり古くなってますよね、一株3本程度にバリバリとむしりましてスタンバイ、畑に持ち込んで区画の境界に沿うように植えつけてきました。

それと、ダメもとで掘りあげておいた九州青葱も一列にして植え込み。

球根が充実するまで植えて置いてみたいと思います。
ここまでは昨日<4月9日>の作業。実はただ今抗がん剤の副作用が立ち眩みクラクラモードに突入してますので、あまり派手な作業が出来ず、疲れて終了。
明けて本日、再び繰り出しまして、幅広の畝を一列耕しまして、春の種まきをしてきました。

こうしてちまちまと一列ずつ作って行こうと思います。
そして自宅の空いたプランターには、昨年から育てている木イチゴ(ラズベリー)を植えました。

大して美味しくないけれど、ジャムが出来れば楽しいなと考えています。
今期の事始めはこんな感じです。
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- 2022/04/10(日) 15:19:50|
- 家庭菜園
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すずな すずなは鈴菜、その可愛らしい形を鈴に見立てて名付けられた野菜が蕪〈かぶ〉。春になり、冬獲りの蕪には花が咲き始めたので、近所の農家さんから花ごといただいてきました。
今朝はすずなづくし。
蕪と油揚げの味噌汁には、さっと茹でた花を浮かべて春の彩りを。漬物は酸っぱくなった糠漬け。

茹でた菜の花は、噛み潰すとツンとすました芥子の香りがして、ぼやけた味噌汁のアクセントになります。古漬けの糠漬けは言わずもがな、その酸味が白飯によく合います。
根も葉もない話とは言うけれど、根も葉も花まである朝ごはんでした。
(蕪の白いところが根でない事は承知しているのでツッコまないでください)
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- 2022/04/10(日) 08:22:29|
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BANDAI
マグマライザー 8
BANDAIの1999年復刻再販品のミニモデル『マグマライザー』ができました。

地底探査車両です。50年以上前のデザインですが、実に褪せない新鮮さです。名匠成田亨のデザインは、他の何かに引っ張られることなく、独自の思想と解釈で作り上げられていることがよくわかります。
地底をグングン進んで行きそうな美しいシルエット。

素組みの時にも述べましたが、斜線が示す躍動感も見事です。

進行方向に向かって斜線を引くという事は、重戦車風のデザインの中に、漫画の効果線のごとくスピード感、軽快さが宿って見えますね。

劇中に登場する本物は一本排気ですが、このモデルは二本排気筒です。

これはこれで、シンメトリーで良いアレンジだと思います。
おもちゃとしては手のひらに乗るサイズなので場所もとらず、遊んで楽しいミニモデルです。

作ってみたら実に満足なプラモデルキットでした。初めは、ゼンマイを抜いてコロコロ走らせるなんて、バカにしてるのか?なんて悪口も言いましたが、おまけのセブンもつけますと、ちゃんと作れば中々お値段に適った商品だと実感しました。

現在でも比較的入手しやすいキットなので、気楽に作れて遊べます。
それではいつものように、作業テーブルに100均おもちゃとシラスの皿をならべまして…

記念写真を撮りましょう。

手のひらサイズのおもちゃですが、それなりに楽しく遊べます。
これで、BANDAIウルトラセブンの乗り物シリーズ全四点そろいました。

それではここで、シリーズ勢ぞろいを記念しまして、上のセットを使って撮ったスマホ即席動画をメドレー式につないでみました。
(BGMはありません、お聞き苦しいですが、入っているのは撮影中の部屋の音です)
こうして自宅で特撮ごっこのできる、夢のような時代になりました。みなさんも手近なもので遊んでみたらいかがでしょう?暮らしが豊かになりますよ。
ああ、この辺でそろそろ動く怪獣が作りたくなってきました。次回からは激レア『大怪獣の逆襲』あたりに手をつけるとしますか。
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- 2022/04/08(金) 11:03:09|
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湯上がりたまごの野菜添え たまごは偉い!ヒヨコを丸ごとドロドロにして食べているようなものでしょう?そうじゃないの?でもいいでしょう、それだけ栄養があると信じましょう。
今日はちょっとシャレまして、西洋料理風です。
沸かしたお湯に酢を落とし、割った玉子を静かに泳がせます。

羽衣のように広がる白身をヘラでやさしくたたむと、面白いようにまとまって卵の形に戻ります。ポーチドエッグというらしい。
こちらは野菜と豆の煮込み。

冷蔵庫の半端野菜と茹で大豆を缶詰トマトで煮込んだものです。
ここに先ほどの茹で上げ玉子をポイと乗せる。

ここにバゲットひとかけらとワインの一杯もあれば、西洋風のランチになるんでしょうけど、私のランチはこれだけ。一日五食、少しずつ食べる習慣になりましたので、こういう日もあるんです。

黄身は生がいいですね、野菜を食べ、玉子を食べ、そして混ぜて食べ、ご飯のおかずでない分、逆に贅沢かも知れません。それに豆、芋、野菜、たまご、必要なものが程よく配合されている私の餌です。(笑)
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- 2022/04/07(木) 10:43:44|
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ORIENT レディスブレスレット 1
国産時計、今回はレディスです。
これは母の時計です。ジャンクではありません。

今<2022年>から40数年前に買ったというオリエントの手巻きです。

メッシュバンドを側にロー付けした直結ブレスと呼ばれるスタイルで、つまりバンド交換はできません。バンドの長さ調整については、短く切る事のみが可能で、伸ばすことはできません。なので店頭において、このタイプのバンド調整を依頼されると大変緊張するものです。
裏側です。

オリエントの刻印形式はわかりませんが、異形裏蓋スナップ固定という事はわかります。開閉爪を開けてみる。

中子に機械が埋まったガラケース、つまり胴に機械が固定されているのではなく、蓋に機械が固定されていて、側の方が蓋のように被さる構造です。ゆえに、上から見てあれほどの極細の縁取りが可能になるわけです。
機械をそっと持ち上げるとわかりやすいですね。

ここで、中子の方に四つの穴が開いてます。これは何か?
文字板下にクッションとなるべく弾性シートが組み込まれていました。

ここから飛び出た四つのダボが中子の穴に刺さって、衝撃吸収をするんですね。
それというのも、文字板が貴石ブルーアベンチュリンであるのも要因の一つでしょう。

その見た目は満天を思わせる美しさでありながら、金属よりも割れやすい。ゆえに衝撃対策は入念にというわけです。
文字板止めネジは横打ち式。

石文字板はしっかりと金属基板に納まっていて、その基板から生えているアシを横ねじが抑えている構造です。
文字板を外しました。

りゅうず一段ステップの二針です。
こちらは時計側。

次回、バラしてみましょう。
あ~あ、小さくてやりたくねえなあ。
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- 2022/04/06(水) 11:09:00|
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出前蕎麦の味 箸を挿せば全部が持ち上がるような出前のもりそば。懐かしいね。でもそこには洗い立てのポキポキ蕎麦とは違う美味さがありまして、若干伸びたつや消しの舌触り、すぐ粉になる口どけに蕎麦の香りをより感じたりするものです。
入院中に食べたかったのが、じつはこれ。

コンビニのざる蕎麦。
こいつがまたよくできておりまして、麺ほぐし用の綿密に計算された分量の水が添付されておりまして、蕎麦猪口を取り出し、麺に回しかけて箸で数回持ち上げますと…

たちまち上る蕎麦の香り。この時点が最も香りが高い。水は過不足なくぴったりの分量で、麺が一本一本ほぐれますと、ざる蕎麦一丁出来上がりです。

本当によくできております。これで350円程度というんですから実にありがたい。

つゆをつけてすする。この滑らかさはほぐし水の威力故で、出前蕎麦のつや消しとは少々違うけれども、やわらかい歯触りから弾ける香りは懐かしい出前の蕎麦を思い出す。
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- 2022/04/05(火) 10:27:25|
- 料理・食
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POLAR LIGHTS
THE WITCH 7
綿棒の頭に夜光塗料を塗ってどうするの?

こうするの。
まずこれをじゅうぶん乾燥させますでしょう?

形を整えまして、ランプの中に射込むんです。

そうしまして、光を当てますと、発光する仕掛けにしたいのです。

よく光りますねえ、最近の夜光は。
あとは塗装、金属部分はダークアイアンで、ガラス部分はクリアオレンジで軽く塗りました。

おっと、説明が遅れましたけれども、ただ今、魔女のお部屋を作っております。
前回作ったハサミを壁のフックにぶら下げて…

今回作ったランプを帽子の横に提げる。

暗くして照明を当てますと…

思惑通りに出来ました。精密なディオラマというよりも、お化け屋敷の仕掛けのような雰囲気に仕上げたいですね。
今回はここまで。
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- 2022/04/04(月) 11:04:14|
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かぼす鍋 なんでこんなに寒いのかよ。4月だというのに、こうも気温が激下がりされたんじゃあ体がもちませんわ。
鍋物にしました。かといってお味噌どろりのポッカポカものではなく、そこは春、鶏と白菜のシンプルな水炊きです。

にわとりは骨付きのブツ切り、白菜と白滝、そして冷凍してあったカボスの櫛切りも一緒に煮込んでサッパリ仕立てにしました。味はつけておりません。
煮えたらめいめい器にとって、ポン酢醬油で食べる。

にわとりのだしが淡白な白菜にしみて飯に合うね。思えば白菜も冬野菜、昨年9月に植えたものの残党だ。まあ良く残っていたものだが、もしかしたらこの日のために残っていたのかも知れない。
ただね、カボスは苦かった。失敗。
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- 2022/04/03(日) 10:24:53|
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蕪の丸漬け へへへ、どうだい私の回復力は?先週まで抗がん剤を入れていたことをスッポリ忘れているほど普通のコンディションであーる。
しかし見た目は痩せましたよ、メタボ時代68キロあったのが今や52キロ、アバラは浮き出て落語に出てくる死神のよう。これでやっと癌患者らしくなって周りに同情してもらえるね。お涙頂戴作戦で行くんだこれからは。
退院してすぐ、お向かいの農家さんからいただいた蕪〈かぶ〉を二つ、沢庵の漬け床に突っ込んでおいたのです。あれから一週間、どうなったかな?一つ取り出してみた。

酸味、甘味、塩け、香り、歯触り…全部満点、私好みの漬かり具合です。蕪一個に沢庵二切れつけましたら、朝飯のおかずですよ。

相変わらず質素な献立ですな。これじゃあ太れませんわね。でも好きにやるのが私のやりかた。

残りの一個はこれから酸っぱくなるでしょう。酸っぱい漬物はそれはそれで、また美味いものです。
切り方は、縦半分に割って横5ミリ厚程度がよろしいようです。
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- 2022/04/02(土) 10:27:01|
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BANDAI
マグマライザー 7
だいぶ形になってきました、マグマライザーのミニモデルです。

ここに後部エンジンカバーを乗せまして、スカート部分に墨流し。

そして細かい銀部分や窓などを刷毛塗り。

ドリルにはメタリックカラーのダークアイアンをドライブラシをして拭き上げつやだし。

そしていよいよ転写マーク貼りになるわけでして、下地ごしらえのためにツヤありクリアーを吹きました。

で、乾燥ののち、転写マークを貼ろうかな?と思ったが、ここで悲劇が!マークのスペースが足りませんでした。なぜ?どうして?
説明書をよく見たら、車体後部の四本線の部品を貼る位置が前すぎたみたいです。何たる悲劇。

…ではあるが、仕方が無いのでさっさと問題部分を剥がします。

ほうら、こんなになっちゃった。こういうこともあるので、前回申しましたように調色はせず、市販の単一カラーを用いたんです。
患部を紙ヤスリで均しまして…

ここだけ塗装、クリアーを吹いて周りと調子を合わせます。

これでいいでしょう、やはり市販カラーの単一使用で正解でした。
ここに先の部品をずらして接着。

これでマークも貼れるでしょう。
どうだ!

文字が入りますと、急に勇ましくなりますね。
ここでひとつ誌面を借りてお礼を申し上げたいのが、私の苦手な転写マーク貼りを心配してくださった、いつもお世話になっているブログ『
ひろせ堂めいど商会』主催のhirose様から、“DECAL FIXER”なる液状糊をいただきました事です。改めてお礼を申し上げる次第です。いつも有り難うございます。実際はタッチの差で実作業が終わった後でしたが、この後も転写マークの出番がたくさんありますので、その威力のほどを確かめたいと思います。作業中の乾燥クルクル巻きともおさらばになりますように。
次回は完成披露です。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/04/01(金) 11:07:14|
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