菊に豚 梅に鶯、松に鶴、竹に雀ときたら菊には豚でしょう、え?聞いたことが無いって?そうでしょう、今考えたんですから。
春菊がよく獲れまして、食べても食べても生えてくるんです。今回は豚肉と炒め合わせてご飯のおかずにしました。
お行儀が悪いけど、フライパンの上で豚肉に醤油を揉み込んでいます。

もちろん火はついておりません、指の油炒めなど食べられたものではありませんから。味付けはここまでです。
胡麻油を少したらしまして、肉を強めに焼きましたら、春菊をどっさりと加えます。

春菊は火が通りますと、思った以上に小さくなるので、一見多すぎるだろ、ぐらいで丁度よろしいのです。
春菊は水分の少ない野菜です、お湯をほんの少しかけますと、しっとりいたします。全体に味が回りましたら、仕上げに胡麻をたっぷり。

春菊と豚の胡麻味炒めでございます。

春菊はツンと個性的な香りを放つお野菜ですが、豚の脂が加わりますと、角がとれてやさしくなり、おまけにコクが深まってモリモリ食べられます。
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テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/05/31(火) 10:48:17|
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POLARLIGHTS
THE WITCH 15
魔女のお部屋の調理台、不気味に突き刺さった大きな包丁と水差しです。

せっかくクリアー成型されてはおりますが、今回は陶器に仕立てちゃいましょう。
なぜって?このためだけにエアブラシを持ち出したくないという邪な理由です。
まずは素焼き状態をイメージして薄茶色で刷毛塗り。

この場合は硬めの塗料で刷毛の痕を残したほうが雰囲気いいかな?と思います。
乾いたら、アンティークのドイツ陶器を参考にしまして、茶色を上掛け。

こういう時、すぐに参考写真が見られるインターネットはありがたい。
こげ茶色で濃淡をつけましたら、陶器の水差し完成です。

テーブルの上に置いてみよう。

ここはこれでいいでしょう。
お次は床に散らばるアクセサリーです。
まずはこれ。

ちいさなケロちゃん。
これは塗るだけ。では何色にするか?説明書にはGREENと書かれていましたが、どうみても茶色い景色にグリーンは浮きますし、保護色として不自然ですから、ここでまたネット検索しまして、ヨーロッパアカガエルを見本にしました。

まずは薄茶色で生地塗り。

こげ茶や黒、白で模様を描く。

これでおしまい。
所定の位置に貼り付けます。

魔女のばあさん、部屋にカエルを野放しにしているなんて、なんと開放的な暮らし。そういえば、我が家の台所にも、夏になると時おりカエルが侵入しますから、珍しい事ではありませんね。
次回、床の細かいアクセサリーを仕上げたら情景台の完成です。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/05/30(月) 10:53:23|
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入院だよおっかさん 抗がん剤の追加が決まり、火曜日(31日)から入院します。まったくしつこい癌です、もっとも自分の細胞ですから飼い主に似るんでしょう、回復も早いが再発も早くて、これで三回目、でも何だかんだ言いながら大した苦痛もなく気楽に三年も生きてるんですから有難いと思った方がいいでしょうね。その間、不謹慎ではありますが、コロナ騒ぎでテレワークという勤務制度が導入されたおかげで、加療しながら仕事ができて収入面でも大いに救われました。まったくラッキーな男です。

筋子に塩辛、抗がん剤を打ちますと海産物が気持ち悪く感じてしまうので在庫一掃、女房が食べないものを明日一杯で食べ尽くしておきましょう。入院はまず10日ほど、退院したら三週間あけて、また10日入院するという2回1コースのプランです。乗り切るコツも何となくつかみました。さて今回は、どんな珍事が待ち受けていることか?とりあえず記事は予約分だけ公開される予定です。それではまた、生きて帰ったらご報告します。
- 2022/05/29(日) 11:50:49|
- 健康
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ナスの夏支度 関東地方、嵐のような風雨から一夜明けましてカラっとした朝、潤いの畑です。

手前のジャガイモが、紫色のきれいな花を咲かせました。

紫がきれいなメークインの親戚、ピルカです。花がきれいなことから5月の女王ということでメイクインと名づけられたそうですが、表記はメークインなんですよね。
そしてジャガイモのまばらな隙間に、今回はこれ…

自宅で育てていた、ツルなしインゲンの苗を植えました。

先週のホウレンソウと共に、すき間作戦の野菜たちは、だいたい同じ時期に終わるように設計しております。
こちらはナス、本日のメイン作業です。

現在、仮支柱の一本立てなので、育ってきた今、一本支柱を追加しまして、主幹を結びつけました。

交差した支柱同士も結んで、ナスの夏支度終了。

生育の良いトマトは、今週も整枝作業です。

トウモロコシは今のところ順調です。

結球レタスも急に大きくなってきました。

そして癒しの葉物エリア。

今週もフッサフサです。先週たっぷり食べましたけれども、一週間で元に戻ります。
サイシンの可愛らしい黄色い花、もう食べられないので終わりです。

なので、サイシンを全部抜きまして、土をかき混ぜたら、インゲンと一緒に自宅で育てていたクウシンサイを植えました。

昨年は消化管手術のあとでしたから控えましたが、今年はバリバリ食べたいと思います。
今週はあれこれと作業を二週間分しました。というのも入院が決まりまして来週は畑に来れないのです。
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- 2022/05/28(土) 12:24:30|
- 家庭菜園
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クラウン
ロケットカー対ガメス 7
昔のジャンクプラモデルの再生計画、部品の整備ができましたが…

ここで一か所問題点がありまして、ロケットカーの糸の出口にスキがあり、そこに糸が挟まるので…

穴を広げてハトメを咬ませました。

こうしてみますと簡単な作業のように見えますが、じつは糸の怪獣側の端点まで解体しないとできない、ヒジョーに面倒な作業なんです。
でもここまでやれば完成も同然、あとは甲羅を被せて頭をつければ完成です。

ただここで、どうにも気になるこのえくぼ。

湯口にしては良く目立つので、ここで邪推、もしかしたら当初こうしたかったのではないか?

と思いまして、勝手にパテで作ってしまいました。

当時の味をそのままに、という点では、以前紹介した努さんの作例
〈http://tutomumasuyama.livedoor.blog/archives/2014-03.html〉がありますので、それを模範としまして、私のは若干ズレてていいかな?と思いました。
あとは、尻尾を接着しまして素組状態の完成です。

次回、素組の味を鑑賞しましょう。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/05/27(金) 10:57:30|
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しりもち 埼玉に飯能というところがありまして、ただ今ではムーミン公園で大いに賑わっておりますが、もうひとつ、そこに昔からある縁起の良い餅菓子があります。
由緒書きから一部引用しましょう。
今を遡る百余年、名栗川の急流四里、木材を積んだ筏で下ることは大そうな難行であったそうな。その途中のあずま峡付近に小さな茶屋があって、餅を売る親父がいたそうな。筏乗りがその餅を食うと、四里の難所を“しりもち”もつかずに乗り切ったという伝説があり、以来このあたりの名物の一つに数えられるようになりましたとさ。

四里と餅を筏乗りにかけまして“しりもち”とシャレたネーミングのこのお菓子は、あんこを包んだ小判型のお餅で、ちょうど大福をつぶしたような感じです。素朴な美味しさ、昔からの製法を守っておられるらしく、製造日が賞味期限、その日のうちにお召し上がりくださいという正直者です。もちろん現代の生活におきましては、冷凍保存、解凍法などがありますんで不便はありません。少し固くなったものを焼いてもまた美味いのです。
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- 2022/05/26(木) 10:23:12|
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ROAMER SUPER-SHOCK 1
たまには数字の入った時計もいいね、と、今回はこういうやつ。

全体にとろみのかかった温もりのあるケースライン。

真鍮側のROAMER〈ローマー〉です。真鍮側はメッキを前提としているため仕上げは鏡面、ヘアーラインのような筋目付はありません。目付けもできなくはないが、メッキの厚みが加算されるため、見た目の繊細さは期待すべくもなくデロデロのギラギラとなり、安物感丸出しになってしまいます。
裏蓋はステンレス。

常に肌に密着している裏蓋には、耐食性に優れたステンレスが相応しいというわけですが、昔は「汗でメッキが剥がれてシャツが汚れた」なんというクレーム話も耳にしたことがあります。あんたはエイリアンか。
蓋を開けました。

かなり汚れております。環境が悪かったんでしょうねえ、パッキンなんぞありませんから埃がいっぱい侵入しています。
機械の取出しはベゼルを開けて取り出す、上開け構造。

文字板は型押しの数字文字板。

4所数字が愛らしい、8所ひし形時字は針形状と親和性があってデザインに一本芯が通ります。
文字板を外しますと、その下はこうなっています。

何か刻印されていますね。

“MST372”ROAMERの中三針機械です。データはこちらです↓
http://www.ranfft.de/cgi-bin/bidfun-db.cgi?10&ranfft&&2uswk&MST_372 こちらが機械時計側ですが…

今回は汚いので、分解工程は省略しまして、この状態から控えておきたいと思います。

今回はこのへんで。
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- 2022/05/25(水) 10:37:14|
- 時計
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中国菜心 自家栽培のたのしみは、その出来です。
4月10日に種をまいた菜の花、商品名は『アスパラ菜』という中国菜心の仲間ですが、およそ5週間で食べごろを迎えました。
トウ立ちした花茎をいただきます。

葉っぱがついていても問題ありません。葉っぱは葉っぱで小松菜とほぼ同じです。
まずは湯洗い。

熱湯に軽くくぐらせて虫取り滅菌、流水で洗ってオリーブ油で焼きました。

コリコリっと芯が残る程度に焼きまして、岩塩を少し振りました。
わさびマヨネーズを添えまして試食です。

これはうまい!まさに獲れたての美味さだ!というほどの感動もなく平凡な結果に終わりましたが、味は決して悪くありません。ただ収穫が少々遅かったとみえて、筋が口に残ってしまいました。ベーコンや豚のバラ肉で巻いたりしたら、さぞや美味かろうなあ、と思った頃には在庫もなく、畑に残っている分は、もう固くて食えそうにありません。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/05/24(火) 10:59:54|
- 料理・食
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POLARLIGHTS
THE WITCH 14
まだ魔女のお部屋を作っています。アクセサリーが多くて嬉しくなっちゃう。
今回は調理台のようなテーブルです。
これらがパーツです。

組んでみるとこんな感じです。

天板に空いている穴、ここには小物が、こうなる予定です。

これら小物は次回にするとしまして、テーブルを仕上げましょう。
このまま塗装しましょうか、と思いましたが、天板がつるつるです。

もちろん型抜きの都合ではあろうかと思いますが、少し手を入れましょう。
白パテをヘラで塗り伸ばしまして、やわらかいうちに…

硬いブラシで痕を残しながら均しました。
完全に硬化しましたら、板に貼った紙やすりで上面を軽く整える。

なんか古い木の感じがでましたね。
さて塗装です。ベースはこげ茶色。

乾いたところは明るいつや消し、湿ったところはツヤを出しつつ黒っぽく、ムラをつけたらテーブル完成。

ここに付属の小物を置きます。

包丁は色を塗るだけなので、すでに塗っちゃいましたけど、瓶の方はまだ。ガラス瓶は前々回に塗ってみたので、今回のは陶器にしましょうかね。
その様子は次回に。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/05/23(月) 10:27:33|
- 玩具・造型
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トマトの整枝 五月の晴れ間、適度に潤った畑です。

掘り損じが勝手に生えてきた手前のジャガイモ。まばらな隙間の一か所に撒いたホウレンソウが発芽しました。

これが一か月栽培の予定なので、ジャガイモの収穫前に片付く算段です。
先週元気のなかったナスの列には、自宅で刈り取ったカモミールを布団代わりに掛けて置きましたら、いくらか元気になりました。

結球レタスは勢いがついてきました。

キク科のせいか虫もつかずに元気そうなのですが、そのぶん葉っぱは固そうです。瑞々しい結球がたのしみです。
トウモロコシは今のところ順調。

そしてもじゃもじゃのトマト。

これだとまた蒸れて病気になってしまいますんで、いつものように脇芽を摘んだら…

花から下の葉っぱを刈りまして支柱に括り、上に伸びるよう促しました。

これで日陰になっていたバジルに陽が当たるようになりました。

以上が本日のメイン作業。
ここからは収穫、こちら葉物エリアがピークを迎えております。

豊かなグリーンベルト地帯で、サニーレタスとビーツの赤紫が、カラフルな彩りになっています。サイシンはすでに黄色い花を咲かせていて食べるには遅いですが、鑑賞には心が温まります。ここにしゃがんで、花を見ながら葉物野菜を摘む快感は、リラックス効果満点で、実に気持ちの良い物です。
三日前に女房が植えたヒマワリが、元気に活着していました。

そして本日の収穫です。

葉物三種。
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- 2022/05/22(日) 15:39:25|
- 家庭菜園
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紋次郎の汁かけ その時は木枯らし紋次郎が急いでいたんだね、茶店のようなところに腰を掛けると、出てきた飯に小皿の漬物をパっと落とし、粗末な感じの味噌汁を残らずかけると、息もつかずにザバザバとかっ込んで、無造作に銭を置いて去ってゆく。そこがやたらと印象深くて瞼に焼き付いた場面です。もちろんストーリーも悪役も覚えてはおりません、食べるところがあまりに美味そうで、本能に焼きつけられたというわけ。
今期の沢庵もこれで最後、萎びたやつをご飯に乗せて、青菜の味噌汁をかけました。

今朝はこれだけ、紋次郎のように早食いはできないけれど、今日はすこし肌寒いので、あったかい味噌汁がうれしいね。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/05/21(土) 10:18:27|
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クラウン
ロケットカー対ガメス 6
クラウンモデルの『ロケットカー対ガメス』の修復をしているところです。
下半分の修理ができあがり、動力アシストを追加したところです。

そして走行実験。初めは調子よく作動したものの、何回かしたらまた糸が詰まってしまったのです。
ここで振り出しに戻りまして、再びゼンマイギヤを解体して原因を究明。
ここでした。

糸巻車のポリ部分と金属部分が、作動を繰り返すたびに少しずつ開いていって、糸がそこにきつくはさまっていたのです。原因は潤滑油の侵入とみて、一度ベンジンで洗浄、金属同士の結合部分を瞬間接着剤で止めました。

ギヤボックスを組み直しまして…

ロケットカーに固定。
今度はねじで止めました。

これで良さそうです。シャーシャーと糸を巻き込みます。

ロケットカーを上手に飲み込むようになりました。
さて、いよいよおたのしみ、怪獣本体の組み立てにまいりましょう。
まずは部品の整備から。
これは頭。

いい顔してますねえ、これぞ昭和の大怪獣。
こちらは尻尾。

ちょっとズレてついてますんで、一度切断しましょう。
と刃物を使っていましたら、思いっきり割れました。

めげずに接着とヤスリで修繕。

これで怪獣部品がそろいました。

準備完了です。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/05/20(金) 11:06:09|
- 玩具・造型
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青葱カリー 長葱の青みを捨てていませんか?
今回は細かく刻みまして、挽き肉カレーの薬味にしました。
まず熱した油で揚げるように炒めます。

これで長葱三本分の青み、ヌルヌルしたところも構わず入れています。
青みのところどころに茶色い焦げが見え始めたら、挽き肉を加え、チューブのニンニク、ショウガ、水煮のトマト、カレー粉と共に混ぜながら炒めます。

今回は本物の鶏の挽き肉ですよ。
クツクツ煮たら、塩やケチャップで味をつけ、仕上げにヨーグルト。

これでよろしいのです。カンタンでございます。

青葱のギシギシした感触はすでになく、とろりと美味く溶け込んでいます。
こいつは食べやすい、丸呑みにご用心です。

ひと口サイズのバゲットは、最後に皿を拭くためのもの、流しでカレーを洗うと女房に怒られるんです。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/05/19(木) 11:17:04|
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Countess junior 2
こちらは手巻きの
時計機械です。

JACKSON WATCH と彫られていますが、手持ちの資料では分かりませんでした。
バラしてみましょう。
まずは定石通りテンプを外します。

続いてゼンマイをほどきまして、アンクルを外します。
外してみたらアンクルの石が白でした。

普通赤いので、ちょっとレアな感じが嬉しい。
脱進機系統を取り出すと、地板に刻印がありました。

これは話が早いです。機械はAS(A.Schild)1187です。詳しくはこちら→
http://www.ranfft.de/cgi-bin/bidfun-db.cgi?10&ranfft&&2uswk&AS_1187 をご参考に。
機種が判明したところで、中央に被さっている三番受けを開けます。
金色の二つの車は下が三番、中央のが四番となって秒針がつく本中三針となります。
これらを取り除くと下にあるのが中受けです。

動力ゼンマイに連結する二番車を押さえています。
これを開ける前に、巻き上げ系統の二つの車を外します。

そして中受けを開ける。

動力ゼンマイの入った香箱を押さえている香箱受けを開けまして、バラシはおしまい。

部品を洗って組み直しです。

チラネジ付きの動き出しましたがイマイチ頼りない。
文字板は乾拭き。

今回の文字板は植えものが一つも無いので、乾拭きが出来ます。時字は生地のカーブを生かしたカット時字、つまりV字カッターで線を引いた凹方向の立体感です。植えものと違って繊細さを表す手法で、スーっと消えゆくシャープさが、精密さや、エレガントな雰囲気を表現しています。ロゴの英字筆記体と相性バツグンです。
針をつけました。

針も凝った作りです。座はフラットで針本体は丸めの面押し、分針、秒針の先端は文字板に合わせた曲げ処理がしてあります。
洗った側とプラ風防をセット。

裏蓋に収めた機械に被せれば、ヘッド完成。

白系統の金属濃淡のみでまとめられた、シンプルなデザインです。ここまで、特に問題もなく、見た目もきれいなこの
時計が、なぜに
ジャンク品で売られていたのか?バンドをつけようと思ってわかりました。
いくらつけてもバンドが外れるんです。と申しますか、バンドが着かないのです。
取り付け用の穴が埋まってました。

それがまたピンでつついた程度では抜けない硬さでしたが、ドリルでコリコリしたりしながらやっとこさっとこ貫通させまして、やっとバンドの取り付けです。
こういう
時計ですと、躊躇なく黒のツヤワニでドレス仕立てにするのがよろしいでしょう。

本日の控え
Countess junior De Luxe cal.AS1187 17石 1950年代 でした。
“Countess junior”って言いますと、幼き伯爵夫人みたいな意味?何だかよくわかりませんが、エレガントなドレスウオッチという事はわかりました。メーカーについてはついにわかりませんでしたが、また一つ、お気に入りの
時計ができました。
こんなのばっかし。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/05/18(水) 10:43:24|
- 時計
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精進麻婆 肉を食いたきゃ肉を食え、肉を断つならちゃんと断て、植物由来の代用肉に頼るような中途半端なことはするな!
えーこれが大豆ミートの挽き肉タイプでございます。

ぬるま湯でふやかしてあります。
今回は大豆由来の精進麻婆豆腐でございます。
まずは熱した油で薬味と大豆ミートを炒めます。

薬味は葱、生姜、ニンニクの定番トリオ。薬味の香りを大豆に移して、お醤油と赤だし味噌を加えて炒め、スープを注ぐ。

くつくつと煮えましたら、賽の目のお豆腐と刻み葱を加えてしばし煮ます。

最後に片栗でとろみをつけて、胡麻油と花椒を振って出来上がりです。

大豆由来の精進麻婆、辛さ控えめなので刺激は今ひとつですが、白飯のおかずにはなります。

食べてみると、見た目にそぐわず味はサッパリしています。やっぱり獣肉の臭さは偉大です。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/05/17(火) 10:46:17|
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POLARLIGHTS
THE WITCH 13
魔女のお部屋の情景モデル、今回は魔女の箒〈ほうき〉です。
こちらがパーツ。

組み立ては簡単、左右を合わせるだけ。

ここからは塗装です。今回も資料に基づきまして、本物志向でまいりたいと思います。
これね。

魔女がまたがって空を飛ぶやつ…いえいえ、そんなことはありません。現実の魔女は空を飛びません。だいたいこんな物で飛べたんなら自転車よりも普及しているはずです。あれはファンタジーの世界を彩る創作です。箒に乗って空を飛び、魔法の杖をひと振りすれば、キラキラしたなんかが出てきて奇跡が起こる。夢があって楽しいじゃありませんか。だからそれは、それでいい。ところが現実世界でもちゃんと魔女の道具として箒の使い道はありまして、結婚する男女が箒をまたいで幸福を祈ったり、はたまた結界のような特殊空間の境界を地面に引いたりなど、幸福を願うまじない的な使い道があるようです。日本だってほら、神主さんがハタキみたいなやつでお祓いしてくれますよね、あれだって元は麻の束らしいじゃありませんか。帽子の時にも述べましたが、おでこの斜め上あたりにイメージスクリーンがありまして、嫌なことを思い出したら手で払うでしょう?そういう自然な仕草が元となり、払うという行為と掃除道具としての機能性がオーバーラップして、箒にまじない的な要素が宿ったのです。ま、今考えたデタラメですけどね。
さて、これから塗ります色にも意味がありますんで、じっくり進めてまいりましょう。
まずは先端部分を黒で塗ります。

これは単なる下塗りですね、まじない的な意味ではありません。
次に柄の部分を黄色でベタ塗り。

黄色は“創造”の色。
次に細いテープで黄色部分をマスキングしまして、健康の象徴であるグリーンを筆塗り。

お次は黄色を挟んでグリーンの反対側に神聖を象徴するパープルを筆塗り。

パープル即ち紫は、東洋でも高貴な色とされてます。これは面白い、東西で文化的な共通点があるのか?人類共通の本能的なものがあるのか?どこかに意味がありそうですけれども、色による人への影響という視点から申しますと、紫は、赤という激情と、青という鎮静の間ということで、感情を超えた“理性”の象徴となり、人間の持つ獣性の上位、神様に近いところに位置付けられたのではないかと考えます。あ、これも今考えたんで気にしないでください。
最後にマスキングをずらしまして、赤部分を塗ります。

赤(ピンク)は幸福の象徴。まあ現在ではファーストフードや激安の象徴みたいになってますが…
これで柄の部分の出来上がりです。

このあと全体にグレーをかけましたら、魔女の箒の完成です。

さあ、所定の位置に取り付けましょう。

だいぶ情景アクセサリーがそろってまいりました。
次回は調理台?のようなテーブルです。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/05/16(月) 10:46:10|
- 玩具・造型
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雨が上がって… 昨日〈5月14日〉の夕方、畑に出ました。

少し緑が潤ってきた畑です。
勝手に生えてきた掘り残しのジャガイモは、株間も十分なせいかやたらと元気に育っています。

隙間がもったいないので、一番広いところに小玉スイカを植えました。

スイカは場所を取ります。ジャガイモを掘りあげた頃、スイカに領土を譲るという計画です。
先週、風よけの囲いを取ったナスは、環境の変化にショックを受けたのか?弱ってしまいました。

干し草でも敷きますか。
トマトは今週も芽掻きと誘引です。

株の間に撒いたバジルが発芽を始めました。
一本立ちにしたトウモロコシは、一回り大きくなってます。

このあと梅雨を迎えると加速度的に大きくなります。
こちらは結球レタス。

成長イマイチです。幼苗の時点で日に当ててしまって老化させてしまいましたかね?
一方、葉物のゾーンは一気に見ごろを迎えました。

見ごろは食べごろ、おいしそうなグリーンベルトです。出る杭は打つではないけれど、頭の飛び出たところから摘んで食べます。
気の早いサイシンは、すでに花芽をつけています。
西洋菜の花がブロッコリーならば、こちらは中国菜の花といったところでしょうか。
葉物は一気に収穫して食べきれなくて困るイメージがありますが、食べながら育てるという意味では収穫期が長いと解釈しても良さそうです。実際先々週から食べ始めてますんで、すでに三週楽しんでいます。
夕飯は獲れたてシュンギクの和風スパゲティにしました。

油炒めの若春菊、茹で上げのスパゲティを和えたらコンソメの粉少々とおろしニンニク、火を止めたら醤油を少しからめて、食卓で花がつおをふり、その踊りをたのしむ。
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/05/15(日) 10:14:50|
- 家庭菜園
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おぼろ大豆 大豆由来の乾燥肉もどきは重宝です。何が重宝かというと、長期保存ができて、気が向いたら食べられるところです。私は、最近巾を効かせている大豆由来の代用肉には疑問を持っていて、肉を食いたきゃ肉を食え、肉を断つなら潔く断てばいいのに、お肉そっくりです…って喜ぶ中途半端さが何とも歯がゆい思いをして見ていたんですが、実際、家庭用のやつを買ってみると、乾燥ゆえに取っておけるという手軽さに気づきました。これはいいです。
テレビで鶏のそぼろ飯を見たら、たちまち気が向きまして、買ってあった大豆ミート挽き肉タイプをぬるま湯で戻しまして、刻んだ玉葱と一緒に炒めました。

この大豆ミートはつまるところ大豆なので、味はしっかりつけたいところです。
タマネギのエキスが全体に染みたころ、希釈した麺つゆを注ぎまして…

一度ふっくりと膨らませまして、じわじわと汁気が無くなるまで煮詰める。
味見をして、醤油などで好みの調子に加減しましたら出来上がりです。

これは冷めても美味しいから、何日か食べられます。もちろん味は肉ではありません“こういうもの”として日々のお食事に活用してはいかがでしょうか。
植物性のおぼろ飯、おぼろ〈朧〉というのは輪郭がぼやけて正体がはっきりしない様子をさします。肉が肉にあらず、形も定まらない大豆おぼろ。何にでも線を引いて括ろうとする世の風潮を嫌う私にとっては、ちょっと魅力的な存在です。だいぶ昔、取引先の社長さんから「柊さんの本職は一体何なんですか?」と聞かれて、ちょっといい気分になったことがあります。(笑)
テーマ:お料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/05/14(土) 10:14:22|
- 料理・食
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クラウン
ロケットカー対ガメス 5
非常に珍しい昔モデルの修復です。ロケットカーに内蔵されたゼンマイ部分を直しまして、怪獣胴体に連結したところです。

ロケットカーを引っ張るとゼンマイが巻き上がって、怪獣が走って追いかけて食いつくはずの設計なんですが、どうもうまく走りません。原因の一つに車輪の摩擦の無さが考えられます。ロケットカーの車輪も怪獣側の車輪もプラ成型のツルツルの円盤ですから、地面にしっかり喰いつかない。だからロケットカーも怪獣もすべってしまって動きが不安定なんです。
そこで反則とは思いますが、走行アシストを足してみようと思います。
ここで出ました、100均自動車のプルバックゼンマイ。

これを怪獣の腹の下に履かせようという企みです。本来ですと当時のまま修繕すべきところでしょうが、どうしても設計通り動くところが見たいので、取り外し可能を前提にやってみたいと思います。
まずはゼンマイギヤの寸法をスケッチ。

それをマスキングテープにトレース。

アタリをつけたテープをそっとはがして、怪獣のほうにお引越し。

心を痛めつつ、アタリに沿って穴を開ける。

ここに先ほどのゼンマイギヤを外側から嵌め込みます。

これで着脱可能な動力アシストができました。
ここまで来ましたら、あとは足の外側を被せまして

欠けた部分をパテで修繕して…

怪獣ガメスの下半分ができあがりました。

走行実験をして、次に進みましょう。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/05/13(金) 11:05:08|
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竹輪の天ぷら 天丼が食いたかったんだよ。
どうしてかどうしても食いたかったんだ。
天丼が食いたかったんだよ。
どこかで聞いたフレーズですが、甘辛い天丼、しかも揚げたてサクサクのやつではなくて、子どもの頃、蕎麦屋の出前で食べた、フニャフニャにふやけた甘じょっぱいやつが食べたかったんですが、そんな時、地元農産物直売所の総菜コーナーで見つけたのは、竹輪の天ぷら。

一本100円、いいじゃない?でもこのままかじると、油がジョワっと滲むので、四つ割りにして希釈した麺つゆで湯洗いを兼ねて煮つけました。

衣も竹輪もふうわりと膨らみましたら、玉子でとじる。

こいつを一膳めしに乗せると、竹輪の天とじ丼のできあがり。

今回は玉子でとじちゃったので、イメージしていたフニャ天丼とは違ってしまいましたが、ふやけた衣だけはイメージ通り。でもいつか、昔食べた海老のフニャ天丼を作りたい、あの立派な衣を剥がすとドボチョン一家のミイラのようにガリガリの小さな海老がチョロリと正体を現す、あの天丼を。
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- 2022/05/12(木) 11:15:26|
- 料理・食
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Countess junior 1
ちょっと聞いたことのない名前の時計です。

ジャンクというには外装のコンディションは良さそうですし、時計も一応動きます。

裏のマークはなんでしょうねえ?鹿の角ではなさそうです。植木鉢のイチゴかな?
裏蓋を開けると、蓋の方に機械がすっぽり収められている、二つ物ケースでした。

コスト的には安い仕様ですが、細縁、薄型表現には無駄のない設計が威力を発揮します。
蓋が器になっていて、このように時計が嵌まっています。

シンプルな文字板。

自分好みで選ぶとこうなります。だから同じような時計ばかりが集まってしまいます。
文字板には“Countess junior de luxe”と入っていますが…

初めて目にするブランドです。
機械を支えているのは真鍮製の中枠。

文字板止めは横からネジ式。

文字板を外すと、その下はこのようになっています。

りゅうず一段引きのシンプルな配置。

りゅうずを引くと、巻真がささっている円筒形のピニオンが中心方向に移動して、針回し歯車に連結する仕組みです。
そしてこちらが時計側。

次回、掘り下げてみましょう。
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- 2022/05/11(水) 10:31:13|
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トンカツどんぶり カツ丼が食いたかったんだよ。
どうしてか、どうしても食いたかったんだ。
カツ丼が食いたかったんだよ。
どっかで聞いたフレーズだなあ。でも本当に、3月の入院中からカツ丼が食いたかったのよ。ならなぜ食わなかったのか?それは単に機会がなかったからです。
地元農産物直売所の総菜コーナーで売れ残りのトンカツを見つけて一枚購入。元々冷めたトンカツをそばつゆで煮直したのが始まりといわれるカツ丼にならい、玉葱と一緒に希釈した麺つゆで煮ました。

蓋をして蒸らし、玉子でとじたらカツ煮のできあがり。

ここで、妻思いの良い夫のふりをして、真ん中三切れを女房にゆずる。そして両端プラス1切れをくっ付けて自分の飯に乗せると…

どうだい、一膳カツ丼になりましょうに。左半分とか右半分、真ん中三切れを乗せてごらんなさいな、断面が見えて興ざめです。いかにも半分もらった感が否めない。両端がそろっていて一人前というわけ。魚でいうと尾頭付きね。
お店のカツ丼一人前は食べられないけれど、これなら大丈夫。念願のカツ丼に大満足です。
以前より、トンカツ専門店で扱っているカツ丼またはカツ重には、揚げたてのトンカツを濡らすなんて罰当たりな、と思っていましたが、食べてみると、ちゃんとサクサク部分としっとり部分の両方があって、あれはあれで贅沢なご馳走ですね。
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- 2022/05/10(火) 10:53:44|
- 料理・食
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POLARLIGHTS
THE WITCH 12
魔女のお部屋の情景モデル組立てのつづきです。
今回は三本の薬瓶です。
こちらがその部品。

ご覧の通りクリアーパーツです。ということは中身を内側から塗りたいので、まず中身の高さを示すべくテープでアタリをつけましょう。

これをそれぞれ真っ二つに戻して、液体を塗る高さの目安にします。
テープのところまで内側から茶色で塗りました。

魔女の薬瓶ですから、中身は鮮やかな色よりも熟成を示す茶色っぽいほうがお似合いでしょう。
瓶の左右を閉じるとこうなります。

やっぱり中から塗って正解でした、ガラスの厚みが残っています。
…と、ここでイタズラ心が首をもたげまして、大びんに野菜の種を入れてみました。

今回使ったのは余っていたエゴマの種。これを梅酒の梅みたいな役割で表現してみようかな?と思いました次第で。
瓶の左右を合わせますと、狙い通りの漬け瓶になりました。

ただここで、クラシックな味の魔女風景ですから、ピカピカのガラス瓶ではどうも雰囲気が合いません。おそらく魔女は物持ちがいいので、これらの瓶はオールドガラス、つまり青ガラスではなかったのではないか?と推察しまして、それぞれを今度は表面からクリアブルーを吹き付けました。

大きな漬け瓶は茶色に汚して雰囲気を変えました。
これらを説明書に従いまして、所定の位置に配置しました。

おやおや、薬瓶をこんな火のそばに置いておくとは魔女のおばさん、さては何かを醗酵させているな?
などと想像を膨らませながら、次回は魔女の箒〈ほうき〉です。
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- 2022/05/09(月) 10:22:46|
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おこうこのたいたん 品のよろしい京ことばでありまして、つまるところ漬物の煮物という解釈でよろしいでしょう。
私もバカなもので、え?わかっている?ほっといてくれ。ひと月ほど前、古漬けの沢庵を甘辛のつぼ漬け風にしたくて、細切りにして干し、みりん醤油に着けておいたものですから、塩分量が倍加してしょっぱくて食べられたもんじゃない。そんな時、思い出したのが大村しげさんの“おこうこのたいたん”なのでした。NHK『きょうの料理』平成5年2月8日放送分のテキストには、きれいな京言葉で綴られた作り方が掲載されているので、それにならってやってみました。
「古漬けのおこうこを薄う輪切りにし、2日ぐらい水を替えて気出しをする」

気出し〈けだし〉というのは塩抜きのことです。テキストでは薄切りとありますが、私の場合はすでに遅し、細切りにしてあったので、そのまま冷水に漬け込みました。すると塩気はおろか茶色い色まで抜けて、白い大根に戻るんですね。
「水を切ったおこうことだしじゃこを、ヒタヒタゆっくりめの水で、中火にかける。そのとき、輪切りにして種を取った赤とうがらしを二つぐらいいっしょにまぜて、たく」

ここで言われている“ゆっくりめ”というのは、時間のことではなく水の量のことで、ひたひたよりゆるめ、かぶる程度の水加減という事らしいです。だしじゃこも、テキストでは頭とワタを取った煮干しとなっていますが、私の場合、小ぶりの食べるいりこというやつをそのまま一つかみ使いました。
「一煮立ちしたら、薄口のおしたじでお吸い物ぐらいの味をつけ、弱火でじっくりと汁気がのうなるまでたく。」

半分自己流になりましたが、古漬け沢庵の煮物ができました。本来は冬のおかずらしいのですが、まあいいでしょう。
「これはぜいたくなおかずえ」そうですわね、8月に種をまいて、真冬に干して、漬け込んで、さらに塩抜きをして味付けをし直すんですから、軽く半年かかっていることになります。酒飲みならこいつで一杯やるのもいいでしょう。白飯だってまことに結構。

真冬の新鮮大根とはまた趣の違う、一度発酵させた滋味があふれ、飯の美味さを引き立てます。
大根、初夏のキャラチェンジの巻。
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- 2022/05/08(日) 11:03:06|
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サツマイモを植えました 大型連休もそろそろおしまいですが、まだスカスカの畑です。

手前に点在しているのは、昨年の掘り損じから発生したジャガイモです。連作の影響とか二代目の芋がちゃんと育つかなど興味があるので、このまま放置してみようと思います。
その向こうはナスの風よけ行灯。

これから暑くなりそうなので、行灯は終了、本支柱を立ててきました。

今日はまだ一本ずつ、枝が伸びたら増やしていきます。
トマトは勢いがついてきました。

今回も芽掻きと誘引です。
心細いトウモロコシも、根付いたようです。

今日は一か所一本に絞りました。
こちらは葉物ゾーン。

ふんわりと膨らんできました。
一番膨らんでいるサイシンは、混み合ったところを摘んでヤングサイシンとして美味しく食べます。

唯一、点撒きにしたサラダビーツは、一か所二本に絞りました。

そして、これら葉物の終了を見込んで、隣に植えたのがサツマイモ。

ちょっと密植気味にしましたが、小さい芋が欲しいので、これでやってみましょう。
これから楽しい季節になります。
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- 2022/05/07(土) 13:06:19|
- 家庭菜園
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クラウン ロケットカー対ガメス 4
古い激レアモデルの修復、奮闘努力の甲斐あって怪獣ガメスが食いつくロケットカーまでが出来たところです。

今回からは、いよいよ怪獣ガメスにとりかかります。
こちらがガメスの胴体腹部。

昔のお子さん、たぶん私とご同輩がかつてお作りになられたのでしょう、すごいセメダインです。

おそらく遊んでは外れ、遊んでは外れていたのでしょう、そのたびに盛り上げたセメダインが強固に貼りついていますので、ここは歯医者さんよろしく電動ツールで削り落としまして、カシューシンナーで表面のザラザラを均しました。

足のほうも中々のベタベタセメダインで嬉しくなっちゃいますね。

昭和の子どもが一生懸命直した情景が目に浮かびます。セメダインが盛ってあるということは、私にとって良い事なんです。何故かと申しますと元の姿に戻せるからです。削ったり割られたりしたのでは困りますが、盛ってある分には余計なものを落とせばよろしい。

セメダインを落とした足を取り付けましょう。
一本足りなかった車軸は自前で補いまして、まずは仮組み。

なるほどわかりました。前足の車軸はこのままだと外れてしまうので、自前の部品で蓋をします。

そしてロケットカーとの連結です。
これがロケットカーとガメスの接続部品。

この糸がついた板をガメス胴体に接着すれば、ロケットカーがすっぽり収まります。

そして、掃除しておいた足をポリキャップで固定。

次回は足の補修です。
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- 2022/05/06(金) 10:16:09|
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焼きスパ 焼きそばではありません、スパゲティです。
鉄板焼きではありません、天火焼きです。
残り物料理でございます。冷蔵庫に一晩お泊りしたイカのスパゲティはボソボソであります。これをひとまず油で炒めまして…

ステーキ皿に移したら、ダイスに切ったトマトとピザ用チーズを振りまして魚焼きグリルに収めます。

5分ほど焼きまして、溶けたチーズにやや焦げ目がついたら引き上げです。

青みを足したら出来上がり。

トマトの焼きスパ。この日の青みは家に生えているサラダバーネット。バジルがあったら最高でしたがね。

お天気の良い連休の一日、外ランチで葡萄酒を一杯やりました。
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- 2022/05/05(木) 10:28:12|
- 料理・食
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SEIKO ニューファイブDX 3
昭和40年代のセイコーcal.5139Aの機械が組み上がったところです。

文字板を付けたら、りゅうずを一段引いてゆっくりと送り、カレンダーが切り替わる瞬間を狙って0時0分に針をつける。 曜日は少し遅れて切り替わります。
針がつきました。

優等生な顔つき、実に均整のとれた配置です。そのくせ豪華な黄金のカレンダーに、変則10角形に山カットまで施した窓枠で飾って、豪華さを主張する憎らしさ。、その名の通りデラックスです。
時計の方はこのまま動かしておきまして、側、バンドにまいりましょう。
これがすっごい汚れ。シチズンの洗浄液をぬるま湯で溶かし、超音波洗浄機にかけましたら、面白いように湧いて出てくる黒煙のごとき汚れ。

さらに歯ブラシで洗い、また超音波にかけて、洗面器に張ったお湯で洗剤をすすぎましたらまあ、湯上りスッキリ。

洗っただけで、このきれいさ。今回はメッキものなので粉磨きはかけません。
と、ここでベゼルの組み込みと行きたいところですが、うまく嵌まりません。そういえば当初セロテープが巻かれていました。私はてっきり長年の開け閉めで食いつきがゆるくなってセロテープを巻いたのかと思っていましたが、不可解なことに、逆にベゼルが嵌まらないのです。まさか小さくなっている?そんなことはあり得ませんよね?でも本当にそうなのだから仕方がありません。電動ツールでベゼルの喰いつき内径を僅かに削りまして、ハンドプレスでズブズブズブと嵌めました。

まあいいでしょう、固く嵌まったので良しとしましょう。
機械を側に収めます。

錘をつけましょう。

蓋を閉めたらヘッド完成です。

りゅうずのところが完全に収納されていて、パッと見ではりゅうずがわかりませんね。このデザインには完全自動巻きであることを一目で判らせる意図を感じます、つまり巻かなくていいですよ、という主張です。店頭に置かれるのは何も自動巻きばかりではありませんから、いろいろな商品と同居する中、お客さんにも店頭スタッフにも判るように形で示す、これもメーカーに求められるデザイン意図のひとつと思われます。
さて、金色側の良い時計ができました。茶色の皮バンドでもつけたいな?と思いつつ、折角洗った金属バンド、こちらをつけましょう。

側とバンドをつなぐ先カンは、弓のところが切断面ではなく丁寧に巻き込まれた高級タイプ。バンドの連結は、幅を中心に寄せた中央三列つなぎ、ゆえに柔軟性が高く、腕の動きにしなやかについてきます。

飽きのこない、ベーシックなおじさん時計が復活しました。予想以上によい出来上がりで、ちょっと嬉しい気持ちになりました。
本日の控え
SEIKO ニューファイブDX cal.5139A 1968年製 当時価格15,500円 でした。

金色の時計、懐かしいですねえ、子どもの頃見たおじさんの時計です。そういえば社会人になりたての頃、まだあどけない18歳でしたが、金色にブラウン文字板の時計をしていまして、同期の連中からジジ臭いとバカにされたものでしたが、それでいいんです。私はその他大勢と違う価値観を持ちたかった。だからそれでいい。
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- 2022/05/04(水) 10:55:11|
- 時計
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ボロハムエッグ ハムエッグと申しますと、焙ったスライスハムに目玉焼きというイメージですが、今回は脂の多い端切れのハム。
小さな玉子焼き鍋に散らしまして点火、ハムの油で玉子を焼こうという狙いです。

たちまち端切れのハムから油が滲んで鍋底一杯に広がりましたら玉子をひとつ。

広がる白身は勝手に隅々に行きわたり、薫香漂うハムの油に焼かれて白く凝固する。
黄身以外が白くなったら出来上がりです。

彩りに、摘んできたベビーリーフを添えまして、ボロボロハムエッグで玄米ご飯を食う。
スライスハムじゃないといいこともあるんです。ナイフが要らない、ベロンと垂れて口の周りが油べっとりになることも無し。

端っこからお箸でつまんで、半生の黄身にちょいとつければご馳走です。
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- 2022/05/03(火) 10:39:18|
- 料理・食
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POLAR LIGHTS
THE WITCH 11
竈の火を作っています。モールド全体に夜光塗料を塗ったところです。

夜光がしっかり乾きましたら、クリアオレンジとクリアレッドで吹き付け塗装。

薪の影を黒であたりまして…

あとは筆でリタッチ。

大釜に当てて様子を確認。

マンガっぽいけど、これでいいでしょう。
所定の位置に組み込みました。

けれども、残念なことに大釜の下に火のモールドの余計な部分が見えております。

これでは興ざめしてしまいますので、一旦鍋をどかしまして、クシャクシャにしたオレンジセロファンを貼り付けて、直線的なモールドのヘリを隠しました。

これで隠れたんじゃないかしら?

まあ色は違いますが、前よりいいでしょう。
今回はここまで。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/05/02(月) 10:27:12|
- 玩具・造型
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