恐竜メンテナンス週間 7
30年ぐらい昔に作った粘土恐竜の修理が終わりました。
角竜トリケラトプスです。

大きな襟飾りと三本の角が何ともシンプルかつ強烈な個性を放っていて、子どもの頃から大好きな恐竜です。草食動物という事で、やられ役のイメージがありますけれども、映画『恐竜100万年』では、ケラトサウルスとの大決闘の末、角の一撃で倒してしまうんですね。そして何事もなかったかのように元に戻るカッコよさ。肉食恐竜には腹を満たすという目的があるので、相手を倒した後は、お食事の場面に入るのですが、草食竜の場合、防衛が目的なので、倒した後は普通に草を食うわけで、そこがまたいいんです。

トリケラトプスにもいろいろな種がありまして、角の生え方も上に伸びるタイプや前にグっと突き出たタイプなどがありますけれども、私は前に突き出て先端がS字にせり上がったのがいいなと思って、そういうのを参考に作りました。理由は単に見た目です。市販のフィギュアなんかを見ても、その種が多く採用されているようなので、やはりみなさんカッコイイと思う心は大体同じなんですね。
次は肉食恐竜のほうです。

極端に小さくなった前肢、大きな口に太い脚は、ただ食うためだけに発達したような形態です。まさに恐竜時代の陸の王者です。ただ今では、群れで狩りをしていたであろうとか、羽毛が生えていたであろう説が登場しまして、図鑑の賑わいもだいぶ変わってまいりましたが、これを作ったころはまだヨタヨタと死肉を食っていたというような説もある時代でした。でもそうは申しましても、やはり恐竜の王たるもの強くて逞しいイメージが浮かんできましたため、天に咆哮するイメージでポージングを決めました。

映画『ジラシックパーク』シリーズでも、ティラノサウルスが毎回決めポーズで吠えますよね、あれがみんなの喜ぶイメージなんだと思います。
そしてやはり、我ら昭和子供の定番は、けもの竜とつの竜の闘いです。

白亜紀のメインイベンターはやはりこの両雄、博物館でもこの二体の対峙は大きくて迫力があります。

ライオンがシマウマを食うような情景は現在でも行われていますが、2メートル級の彼らでさえ大迫力であるのに、これら10メートル超級の生き物が繰り広げる戦いは想像を絶するものにちがいありません。そしてその想像をサポートしてくれるのが化石です。化石は実際の大きさを示してくれて、時に生活環境なんかも想像させてくれます。太古の自然に想いを馳せる。恐竜時代は実に楽しい別世界ですね…行きたくはないけれど。
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- 2022/10/31(月) 11:09:21|
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タマネギを植えました 最近、立ったり座ったりがしんどいなあ、と思ったら、癌が骨に回っていました。もうこうなったらお医者先生方のプログラムに従って楽しくやっていきましょう。
賑やかな秋の畑です。

手前の細長い葉っぱはニンニクです。

先週草とりをしたのでサッパリしています。
並んで生えているのはビーツ。
歌の文句じゃないけれど、真っ赤に流れる血潮が太陽に透かされています。
ハクサイは昨年より成長が早いようです。

寒いかと思えばまた暖かい日が数日続くというような陽気が影響しているのでしょうか。
こちらはダイコンの森。

収穫まであと少しです。
これはメキャベツ。

葉っぱの枚数もだいぶ増えてきました。付け根にはメキャベツになるべく若芽がチラリ。

この子たちが大きく育ちますように、下の方の葉っぱを少し掻き取りました。

掻き取りながら見つけたこれ…

一瞬アオムシに見えますね、でも違います、葉柄の模様なんですね。こういうものを見つけますと、アオムシはここに紛れるべく、あの形に進化した、と発想してしまいがちですが、実は逆で、捕食者に見つからなかった連中の子孫が今ここにいる、と見た方が良いのではないかと思います。キャベツにいろんな虫がいたとする、その色、形、匂い、動きなどを理由にほとんどが食べられてしまった。食べられてしまっては子孫を残せないからその特徴は絶える。したがって見つからなかった者だけが子孫を残すことができる。多種多様の生き物たちは、こうして環境との折り合いをつけながら、今ある形になっていったのではないかと考えます。すなわち進化は現在進行形であるというわけですね。そう、話は逸れますが、蚊を捕まえる時にそれを思うわけですよ。なあに?あのユラユラした飛び方、消える魔球のように捕らえられないんですよね。捕まらなかったヤツの進化系だから捕まらないったらありゃしない。まったく頭にくる。
おっと、しゃべりすぎました。
ここは先週掘ったサツマイモの跡。

掘った直後は重くてかさ張って片付けに体力を消耗するので、一週間枯らしておいたのです。これらを細く丸めまして溝に突っ込みまして、どけたところに本日タマネギを植えました。

手作業でゴミを取り、鶏糞をすき込みまして50本束の市販苗を植えました。
鍬を振っている間は、不思議と体の痛みを忘れるんですよねえ、そして家に帰って痛くなる、つまり…今、痛い。
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- 2022/10/30(日) 15:30:16|
- 家庭菜園
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バンダイ
マグマ怪獣アーストロン 2
ゼンマイ怪獣のプラモデルキット、マグマ怪獣アーストロンの組み立てを開始しましょう。
まずは説明書の手順に従いまして、ヘッドの部品です。

これは左右貼り合わせるだけ。

惜しい、実に惜しいですねえ、眉間から頭頂にかけての造形はアーストロンそのものなんですが、飛び出したギョロ目と細く尖った口の形がアーストロンの獣性を損なっているような気がします。私は別にそっくりが欲しいわけではありません。細密な造形を求めているわけでもありません。オモチャなりの何と申しますか押さえるべきポイントがあると思うのですが…まあいいでしょう、昔のオモチャというのは、似てないのも味の内ですから、無改造でこのまま進めましょう。
次はこれ、ゼンマイギヤボックスと固定地板です。

ゼンマイギヤもただ今ではポリパーツでできた音の静かなものが主流になっていますが、この金属製のギヤボックスが昭和を忍ばせてくれるんですよね。音が違います。
ギャボックスを地板に固定します。

このツメを折り曲げる固定方式も懐かしいではありませんか。
これを胴体部品内部に接着。

次は腕の取り付けです。これらは腕の部品。

これらを向かい合わせて、輪ゴムで引っ張るというのが説明書による取り付け方法なんですが、ちょっと合わせてみると…

胴体内部の空きスペースが勿体ないですねえ、これは腕振り連動ができるかもしれません。
ということで、バラゴンの時と同様の自作部品を製作。

これで脚のシャフトと腕をつなごうかと企んでおります。

外観は無改造でも、腕振りが加わりますとアクションが俄然面白くなるので、このへんは良しとしましょう。
つづく
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- 2022/10/28(金) 10:26:26|
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ゲーチク丼 竹輪と申しますと、どうしてもその穴の開いた形状を生かす方向に発想してしまいがちですが、タテに四つ割りにしますと、細長い短冊が四本できます。
鯨の缶詰の汁が余ったので、勿体ないから希釈して竹輪の短冊を煮ています。

貧乏くさいか?笑わば笑え、甘じょっぱいものが食いたいのさ。
竹輪がふうわりと柔らかくなったら、玉子で閉じる。

ご飯にかけて、鯨と竹輪でゲーチクどんぶりだ。

さすがに甘みが強いから、粉山椒と紅生姜を添えました。甘じょっぱいものと白飯はよく合うね。それに竹輪はいいよ、骨も皮も気にせずに、魚肉タンパク質が摂れるんだから。よく考えられているものだね。
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- 2022/10/27(木) 10:28:23|
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CITIZEN Turkey 3
昭和の国産時計、シチズンターキーの機械cal.6501を組み直したところです。

まだ錘はつけていませんけれども、自動巻き手巻き両用なのでただ今手巻きで稼働させております。
文字板と針をつけました。

全面タテ目付に銀メッキ、外周を濃紺のボカシ塗装で仕上げられています。時字はかなり高さのある植え字で、溝に樹脂を入れて一緒にカットしてあります。夜光ではありません、白樹脂です。針も共々太く短く、強いコントラスト、スポーティなイメージで構成されています。
側はアルミ合金のKS62、シチズン名称でいうブラッキー側。

ボウリングボールのイメージそのままですねえ(笑)。ガラスが割れていたので交換しました。
側に機械を収めて、錘を取りつけ連動を確認。

蓋をして完成です。

シチズンターキー、ヘッド完成です。

ガラスを交換したので、見え方もスッキリクリアーになりました。
バンドは黒のスムースカーフをつけました。

シチズンターキー、バンドをつけるとアシ無しケースの効果がより際立ってまん丸に見えますね。
それと文字板、全体が黒づくめと思いきや、なかなかオシャレなダークブルーのボカシ文字板です。ところがこのボカシですけれども、生地目付がタテペーパーなのでちょいと面白いんです。タテペーパーということは、文字板を正面から見て縦方向に細かい溝が挽かれているという事で、そこに塗料が流れ込んでいるわけです。ですから真正面から見ると、タテの目付も下地の銀メッキもボカシの塩梅も全て見えますが…

これを横に寝かせますと、溝の塗料が重なるため、ボカシはおろか、全体が黒文字板に見えてくるのです。

ね?印象が変わりますでしょう?オシャレ感が消えて硬派なブラックダイヤルになりました。ボカシ文字板でよく用いられる生地目付は放射目(旭光目ともいう)で、その場合はどこから見ても同じように美しく、という効果を狙っているので変化はない。しかし、タテもしくはヨコ目付の場合は、その塗装膜の影響で色の濃さや表情が変わって見えるという特徴があるので、こういうこともひとつ時計選びの参考になさってはいかがでしょうか。
本日の控え
CITIZEN コスモスターV2“Turkey”cal.6501 1972年 当時価格15、000円 でした。

1972年といえばボウリングブーム真っ盛りで、テレビでは中山律子さんと須田開代子さんのライバル対決にお茶の間は釘付け。実家の近所にその名もボウル72〈セブンツー〉というボウリング場が開店して、いけば何時間待ちの大盛況でした。まだインベーダーもない時代、ゲームコーナーにはピンボール、ジュークボックス、ものすごく熱いポテトの自販機なんかがありましてね、中でも妙に気になっていたのが、ライターとかパンティーみたいな大人グッズを落とすクルクル回る変なゲーム、ありゃ何だったんだ?
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- 2022/10/26(水) 10:48:16|
- 時計
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ジャコ南蛮 ジャコは雑魚〈ざこ〉でしょう?鮭〈さけ〉をシャケっていうようなものかしら?
それはどうでもよろしい。
たくさん獲れる青唐辛子、唐辛子といっても辛くないヤツね。今年もずいぶん食べました。二人家族だったら苗1本で6月から10月まで食べ放題です。今回は最もシンプルなやりかた。
食べる煮干しというのがありますね、だし用の煮干しよりもやや小振りなやつ。それを青唐辛子といっしょにサラダ油で炒めるだけなんです。

ただそれだけ、味付けはなし。お皿にのせたら、好みでお醤油をほんの少し垂らすだけ。お醤油は全体にかかるより、たまに舌に触れる程度が一番おいしいと感じると思うの。

今回は生意気にコチュジャンなんぞを少し添えまして、気が向いたらちょいとつけると、甘くて辛くてまた美味いんだ。
香ばしき小魚と瑞々しい青唐辛子のハーモニー、ビールが止まらないよ。
…って、アンタ、飲んでないの。もうそういう生活習慣なくなったんだけど、またなぜか作ってしまうおつまみ系小料理。こりゃもう死ぬまで直らないね。
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- 2022/10/25(火) 10:34:44|
- 料理・食
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恐竜メンテナンス週間 6
角竜トリケラトプスの修理中です。
下地にラッカーのジャーマングレーを塗って、完全に乾いたところに、水性アクリル(アクリジョンベースカラー)の白に黄色を少し混ぜたアイボリーを上掛けするのですが、まずは腹側の皮膚的な部分にドライブラシでこすります。

皺を黒く表面を白っぽく見せるためです。

反対に背中側は、溝を白っぽくしたいのでベタ塗りで。

顔まで真っ白になってしまいました。
このあとは、アクリジョンのツールクリーナーを軽く染み込ませた布で表面を撫でて模様出しです。

背中の堅そうなところが黒で、溝に土が詰まったようなイメージです。

これを作ったころ、サイのような皮膚にしようか?爬虫類なんだからウロコにしようか?と迷った挙句、結局、アルマジロのようなウロコと皮膚感の中間のようなイメージで表現することにしました。

角は当初、象牙のような白っぽい表現をしていましたが、今回は水牛を参考に黒ベースに模様替えです。

黒い角のほうが土の詰まった感じがよくでるんですよね、というふざけた理由で。
最後に目にニスを注してフィニッシュです。

これぐらいにしておきましょう。修理完了です。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/10/24(月) 10:59:21|
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芋掘り大会 2、3日おきにあったかくなったり寒くなったりと、もう勘弁してほしいですわ。
もさもさの秋の畑です。
いろいろな種類の農産物を少しずつ密植しているのですが、雑草も結構元気に育っております。その中に、畑のお医者さんと言われるカモミールもちゃっかり自生して、繊細な葉を線香花火のように広げています。

これが春になると大株になるので、適度に摘んで管理しております。
ニンニクとビーツの畝。

ビーツはしっかり一本立ち、ニンニクは合間に雑草が生えてきたので除草です。
ピーマンは随分食べました。もうそろそろ終わりに近く、実が小さくなってきました。

マリーゴールドは今日も花盛り、ネオンのように眩しく輝いています。

ハクサイとダイコンのコーナーは、全部が大きくなって密集状態になりました。

こんな環境だからクモがいっぱい住んでます。カエルもちらほら。だから虫害が少ないんでしょうか?あまり喰われておりません。
一方カリフラワーはアオムシの人気者。

それでもだいぶ少なくなりました。
先週植えたレタスも一回り大きくなってます。

そしてここはサツマイモ。

今日は芋掘りです。ツルをカットしてどけておいたら、子どもたちの出番です。

地面から出てくる鮮やかな紫が嬉しいことったらありませんね。

期待ほどの収量ではありませんが、楽しいひと時でした。なんたって、この30分かそこらのために、やく半年かかってんですから。
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/10/23(日) 11:04:23|
- 家庭菜園
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ダイソーのコンテナ 100均グッズの充実には、しばしば触れておりますが、ガンプラをやっている人たちにはすでに人気のダイソーコンテナ、安くて簡単に格納庫のイメージが楽しめるというので、私もひとつ買ってみました。
サイズはいろいろありますが、私は一番小さい〈S〉で。

アルティメットコンテナ〈S〉です。折り畳み式になっていまして、パタンパタンと広げますと、箱になって物入れとなり、積んだり並べたり収納に役立つというのが本来の使い道ですが、今回はオモチャ利用なので、側面をちょっと広めに広げまして立てかけてみる。

もうこの時点で工場っぽい雰囲気がありますね。ここに同じく100均イルミを適当にセロテープで貼って、その辺のオモチャを置いて試し撮りをしてみましょう。
こんなふうに並べまして…

下からアオリで撮ってみると…

こんな感じですね、ここに加湿器か蚊取り線香でも焚いてスモークを重ねたら結構いい遊びになるんじゃないかしら?
ここまでは皆さんよくやっていらっしゃる。そこで私は、ちょっと応用編で横に倒してみた。

これも良さそうヨ。アストロボートを置いてみよう。

いいじゃない?オモチャ遊びの巾が広がりますね。100均おそるべし。
テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用
- 2022/10/22(土) 11:02:07|
- 玩具・造型
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バンダイ
マグマ怪獣アーストロン 1
このごろは、怪獣オモチャで動画を撮るのが楽しみになってまいりました。近年における100均グッズの充実、スマホ等による動画撮影の普及化のおかげで、テーブルサイズで簡単なセットを組んで、オモチャを稼働させて、それを撮影するという夢のような遊びができるようになりました。昭和40年代、怪獣人形を手に持って、砂場の山、風呂屋の海、積み木のビルを崩しながら、映画の場面を頭に描いて遊んだ子どもの頃に描いた夢が、ひとつ叶ったといえましょう。
さて、今回から新怪獣です。ブルマァク由来のバンダイ製品『マグマ怪獣 アーストロン』の登場、1980年前後に再販された絶版品です。

炎の中に見栄を切るアーストロンの勇姿、迫力の箱絵です。アーストロンは帰ってきたウルトラマン第一話『怪獣総進撃』のメイン怪獣で、夜の農村で大暴れ、暗い背景に光る目と火炎放射が良く映えましたっけ。
箱の天地は同じデザイン。

模型屋さんの棚にこういう絵姿の物が積んであると目が釘付けになります。
箱の横にはシリーズラインナップ。

次は何を買おうかな?友達と被らないように、などと思いを巡らせる時の幸せが詰まった面なのですが、これらの面々は今では簡単に買えないお値段になってしまったので、絵を楽しむだけです。
反対側には商品およびキャラクターの説明が表示されています。

ここに写っている塗装済みの完成写真が創作意欲をそそるのですが…

これがまたバラゴン以上に似てないですねえ。でも改造はしませんよ、今回もバラゴン同様、無改造で闘ってみたいと思います。上手な改造品は、おなじみ多賀もちゆき氏の手による逸品があるので、私は彩色のみで抵抗いたします。(多賀もちゆきさんの作例はこちらをご参照ください→
http://sougeisha.blog32.fc2.com/blog-entry-104.html)
箱の中身はどんなかな?

ブルーグレーの成型色がアーストロンのイメージに合っていていいですね。
頭と胴体。

怪獣模型のバラ段階での一番の見どころです。やはり顔は似ていない。
尻尾は…

なかなか立派です。
そして第二の見どころは脚。

ガッシリしていていいですねえ、腕は逆にデカ過ぎでは?まあ組み心地を味わいましょう。
こちらは動力系機械部品です。

もうゴム系部品は経年劣化でボロボロですが、ゼンマイギヤが破損していない限り、動かして遊べるようにはなります。
こちらは説明書。




これもまたサクサク作業しますと簡単に終わってしまいそうなので、じわじわじっくりと組み立ててゆこうかと思います。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/10/21(金) 10:44:16|
- 玩具・造型
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あげ棒 農産物直売所の豆腐売り場でみつけたこれは?

あげ棒という油揚げ、タテに切った生揚げかな?と思って買ってみましたが、ちょっと違う。結論からいうと栃尾の油揚げに近いものでした。
食べ方はいろいろでしょうけれども、まずは袋に書いてある葱味噌焼きというやり方でやってみよう。
味噌にみりん、刻み葱、削り節を加えて練ったものを縦に割ったあげ棒に塗ります。

これをコッペのように挟んでグリルでカリっと焼く。

あとは一口寸法に切り分けまして…

あげ棒のみそ焼き、実に素朴な“ふるさとのおかず”といったイメージのものが出来上がりました。茶色が食欲をそそります。
葱味噌かつお、大根おろしを吸った揚げ豆腐が白米によく合うこと。

かみしめて目を細めると、牧歌的な景色が瞼に浮かびますな。
そうだ、こんどこの形を生かして、ロングウインナーでもツッコんで和風ホットドッグにしたらどうだろうか?
ダメだろな。
竹輪だ、竹輪がいいだろう。
ダメだろうな。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/10/20(木) 11:07:37|
- 料理・食
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CITIZEN Turkey 2
国産時計のたのしみ、シチズンターキーをいじっております。ターキーと申しましても水之江瀧子ではありません。ボウリング由来のターキーですね。
側から取り出した機械がこちら、キャリバー6501です。

日付曜日付きの自動巻き、地板径φ23.7mmの中型機です。
錘とテンプを取りましょう。

見たところ、本機は手巻き機械に自動巻き装置を追加したものではなく、時計と自動巻き装置を一枚受けで支えている一体型なので迂闊に受けを緩めたりすると残りテンションで爆発することがあるので慎重にまいりましょう。
明ける前に自動巻きの仕組みを拝見。

針で刺している車が回転錘の運動を受けて左右に回り、下に組み込まれた二個のクラッチ車を伝って巻き上げにつながるという仕組みです。錘が左右どちらに回っても大きな角穴車は片方に回るという、両回転巻き上げ方式です。
ここで文字板を外しましょう。

あら、文字板アシ止めねじが一本足りなかったようです。ここは代わりを探しましょう。
文字板を外したところです。

文字板下はあまりいじりたくないのですが、曜日の切り替えが悪いのでちょっと見てみよう。

針で刺している曜板を定位置に戻すレバーとばねの戻りが悪かったようです。
時計側にまいりましょう。

ゼンマイのテンションが残っているといけないので角穴車から外しましょう。

角穴車のネジは三本溝の逆ねじでした。
つづいて隣の丸穴車。

自動巻きの伝え車を取りまして…

一枚受けを開けましょう。

金色が時計輪列、白色系が巻き上げ輪列です。
車を取りまして…

アンクルも取りましょう。

二番を支えている中受けを開けまして…

解体終了とします。

真ん中の筒カナは面倒なのでいつもそのままです。本当は全部バラさなきゃだめですけれども、ここまで見られれば私はオッケーです。
部品を洗って組み直し。

カレンダーも直りました。

次回は完成です。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/10/19(水) 10:40:26|
- 時計
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室内に引っ越し 今年も10月の半ばになりました。ウンペラータの取り込みです。
今年は鉢を一回り大きくしまして夏は外管理をしましたので、かなり立派になりました。
今年の春、こんな感じでスタートしましたが…

ひと夏を越しまして、今やこんなに葉が茂りました。

観葉植物として、充分見ごたえがありますし…

なにより部屋に緑があると気持ちがいいです。
来年の3月には多分葉っぱが落ちると思いますが、この冬はにぎやかに過ごせそうです。
テーマ:育てている植物や育成法・興味のある植物 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/10/18(火) 10:47:30|
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恐竜メンテナンス週間 5
30年ほど前に粘土で作った恐竜の修理です。今回は角竜トリケラトプスです。

もうさすがに30年も経ちますと、色も褪せまして、ところどころ折れたり割れたり古傷だらけです。
落下して折れた後ろ足は木工用接着剤でつないで、ホワイトパテを埋めました。

角は石粉粘土で一本作り直しまして、比較のため、無傷の方もヤスリをかけております。

尻尾の先などは折れた上に紛失してしまったので、石粉粘土で増補しました。

使用した粘土はファンドです。きめ細かくて粘りがあるため皺表現がしやすいので、生き物にはこれを使っています。
今回は肉食竜のような歯が無いので、わりと工作は楽ですね。
ではまず、ラッカーのジャーマングレーで生地塗りをして、第一回目の区切りとしましょう。

今回はカシューでの下塗りはやめました。生地固めにはいいんですが、細かい彫りがつぶれてしまうからです。
ではまた。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/10/17(月) 10:59:31|
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ジオコレ 農家B3セット 農村の林、口から鶏の羽を散らしながら姿を現す地底怪獣の恐怖は、鶏の殺害場面を直接的に見せるよりも品がよく、尚且つ効果的な演出でした。東宝映画『フランケンシュタイン対地底怪獣』より。
ということで、農家が欲しくなりまして買ってきましたのがこちら↓

農家のジオラマセットです。このシリーズは、昭和のゼンマイ怪獣で遊ぶのにちょうどいいんです。今回は、これをちょい足しの汚しを入れて、色の鮮やかさを抑えようかな?という話です。改造などはいたしません、製品そのままです。
まずは台座から。こちらは製品の台座。

ぼかしまで入った手の込んだ塗装モデルなんですけど、怪獣よりも派手になると目立ってしまうので、薄墨でちょっと汚しました。

では各所の手入れです。大きい順にまいりましょう。
これは製品の母屋。

よくできてますよねえ、でもちょっと汚させていただきます。

これで完成かと思いきや、小さなプロパンガスが別パーツなんです。

芸が細かいですねえ、それに組み立てる楽しみを我々に残してくれています。
これを勝手口に差し込みます。

感心してしまうのは、ガズボンベが母屋よりも弾性のある素材でできていて、接着剤無しで圧入固定できる点です。きつくはさまっているから振ってもとれません。
こちらは製品の物置。

リアルですね、設計した人に拍手を送りたいですけれども、失礼ながらここにも泥はねとか汚しを入れまして、離れと共に台座に設置。

で、ここに母屋も取り付ける。

面白くなってきました。
塀などの木造部分には、墨入れ谷汚しとつや消しコーティングをしました。

最後はわんこと犬小屋です。

いやはや、ここまで芸が細かいとは感動です。
これはわんこ。

柴犬っぽい色を塗りました。

犬小屋は主〈あるじ〉がペンキを塗ったのに犬がかじったり泥を跳ね飛ばしたりしたようなイメージで汚しました。

いくらなんでも汚すぎか?まあいいでしょう。わんこと犬小屋を台座に設置。

いい景色じゃないですか。黙って入ったら吠えられそうです。
これで完成です。ジオコレ農家B3セット。

背景画を立ててみよう。

外に出して自然光で見てみよう。

いいねえ、干し柿でも吊るしたくなりますが、季節感がでちゃうんでそれはしませんけれども、向こう側を怪獣が歩いてきたら合いそうです。楽しみがひとつ増えましたぜ。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/10/16(日) 11:52:57|
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レタスを植えました 今日は10月15日、川越市内では3年ぶりの川越祭りが開かれていまして、おまけに市政100周年にあたり山車が全台繰り出すという事で、メイド…いや、冥土のみやげに見に行きたいなと思っていましたが、体調がすぐれず断念しまして、畑でくつろぐことにしました。
秋空に茂る緑豊かな畑です。

秋はまた、盛夏に比べ良く緑が育ちます。
こちらはニンニク。

順調に育っています。
一本立ちにした秋のビーツも一気に育ってきました。

そろそろ終わりを迎えようかという時期に入ってきましたアオトウガラシはすこし実を下げています。

ピーマンはもう少し予備軍が残っていますね。

花満開ですごいのがマリーゴールド。

わずか2粒の種が、野菜の肥料を吸ってこんなに大株になりました。朱色に黄色い縁取りが目に鮮やかです。傍らにしゃがんで見ていると、花の妖精たちがたくさん喜びの舞を披露しているんですが、よく見たらセセリチョウでした。
こちらはダイコン、ハクサイのコーナー。

ハクサイが立ち上がってきました、結球の開始です。
隙間に植えてあるホウレンソウが食べごろを迎えました。

肉厚で美味しそう、長さも頃合いです。

収穫です。
メキャベツ、カリフラワーは今週も虫取り作業です。

だが、カリフラワーの一つがやたらと小さいので、おかしいな?と思っていたら、なんと!頂芽を食われていました。

くやしー!まさに食用とするところを食われてしまったというわけです。青汁用に葉っぱでも育てるとしましょう。
一方虫の方、まさにサナギに成ろうと糸を吐いている個体を発見。

ここまで来れば殺しません。もう葉っぱは食べないので逃げ切りゴールということで成長を祝福しましょう。
再起を期待したクウシンサイですが、もうダメですね。

撤収して、代わりに近所の農家さんにもらったレタスの苗を植えました。

今から植えて大丈夫なの?という不確かな中、ダメ元でいいじゃない?という気楽な感じで見守ってゆきましょう。
、
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- 2022/10/15(土) 14:18:15|
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バンダイ復刻
キングギドラ 6
2001年に復刻発売されたゼンマイ歩行のキングギドラが完成しました。

ご存知、ゴジラのライバルで東宝のスター、2019年にはハリウッド進出も果たした大怪獣のプラモデルキットです。
三本の首はコスト対策もあってか一体成型のソフトビニール製となっていますが、大きさ、形、共に申し分ありません。

ブルマァクのスタンダードソフビ人形の型と同じようではありますが、ボディから流れるシルエットは自然で美しい。

ここで背中のギザギザも生きてきます。首からギザギザがつながることによって一体感が生まれ、首の異素材感が緩和されます。
少々残念なのが、小さな翼。

とても大空をはばたくイメージではありませんが、動力モデルの重量制限を考えると、この辺が妥協点でしょうか。それと、これ以上大きいと、わき腹のゼンマイが巻けなくなってしまう不都合があります。
三本首のシンメトリーはいいですね。

同じシンメトリーでも二本首では左右に裂けてしまいそうで頼りない。やはり芯が通っていないといけませんね、それにデビュー戦がゴジラ、ラドン、モスラの三匹ですから、同等に対峙するには三本首がふさわしい。

ゴジラが三頭、破壊光線を吐きながらラドンの速さで空を飛んでいたら、日本列島は一晩で灰になることでしょう。それがキングギドラなんです。映画公開は1964年、まだまだ空襲経験者がたくさんいたころ、小さく見える飛行体を指さして「ギドラだぁー」って戸締りをする場面に子どもの頃はピンときませんでしたが、空襲経験者にとっての攻撃的飛行体に対する恐怖は相当なものだったに違いないと、大人になって気づかされました。本多演出のリアリティですね。
それでは動くところを動画に撮りましたので、ここに控えておきますが、BGMはありませんので、音量を上げないようご注意ください。
さて次は何をつくろうかな?
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- 2022/10/14(金) 11:08:11|
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人参の甘味 人参は、その強い芳香性が仇となり、時に嫌われたりいたしますが、熱した油で加熱しますと、ツンとした香りは抑えられて甘味に転じます。人参の天ぷらの美味しさはどなたもご存知の事でしょう。
今回は砂糖を使わないで、切り干し大根の煮物をこしらえようとせん切りの人参を油でよく炒めています。

ええ、多めの人参で甘みを補おうという魂胆です。つまんでみて、充分に甘いなあとおもったら、水洗いした切り干し大根を投入。切り干しはぬるま湯で戻したりいたしません、さっと洗っただけのものです。

ここに切り昆布だとか、お目当ての野菜を加えながら、ごく薄く希釈した醤油と麺つゆを加えまして炒め煮を続けます。

あとは好みのやわらかさになるまでお湯を注しながら煮、頃合いを見て引き上げです。私はすこし固めの切り干しが好きです。

切り干し大根のあっさり煮ができました。秋の色ですねえ。

砂糖を使っていないから、素材の味が噛むほどに、じいわりと感じられる美味しさではありますが、ご飯のおかずには少々物足りない。白飯には、やっぱり甘じょっぱいほうがいいですね。
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- 2022/10/13(木) 11:14:54|
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CITIZEN Turkey 1
国産時計のたのしみ、今回はちょっとユニークな形の品物です。

まん丸のブラック側、上下非対称の肉付けは、腕に着けた時に文字板が少し手前に起き上がる設計になっています。

そして10時位置には“Turkey”の文字と三つの丸点。

もうおわかりでしょう?カッコロコーン!ボウリング場の音が聞こえてきます。側の質感もボウリングボールにそっくりで、これはKS62というアルミ合金で、シチズン名称でいうところのブラッキー側です。
裏蓋はステンレス、6本ツメの内ネジ式開閉です。

キャリバー6501,1972年製造の品物です。ブラッキー側のcal.6501は、過去に控えがございます↓。
・時計道楽 113 『シチズン カスタムV2 ブラッキー』・時計道楽 114 『シチズン カスタムV2 ブラッキー 2』 内容が重複しますけど、バンドの残骸を除去しまして、蓋を開けましょう。

17石と書かれた錘がついていますが、文字板には21石と書かれています。錘か機械そのものを交換したのかも知れません。
巻真を抜いて機械を出しましょう。

ベゼルの無い一体側なので、こういうものは下からコロンと取り出せます。

ダークブルーのボカシ文字板ですね。近ごろではグラデーションダイアルとかいって一部の人に人気があるようですが、古い人間にとっては70年代風ね?といった大きなくくりでどうも見てしまいがちです。
中枠を外します。

この金属製の輪っかは、重い機械が側の中でぐらつかないように支える役目を担っています。
裸になった機械、シチズン6501自動巻きです。

次回、バラしてみてみましょう。
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- 2022/10/12(水) 10:51:56|
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肉きしめん 朝晩の冷える季節になりました。あたたかい汁ものが食べたくなってまいります。
またしても乾麺、今回はきしめんです。

赤城食品のきしめんです。群馬はうどんの名産地、空っ風にさらされた(機械乾燥でしょうけどね)熟成小麦の味を楽しもうではありませんか。
まず茹でる。たっぷりの熱湯にパラパラと麺を泳がせると、やがて少しずつ透明感が出てきます。

どうだい、この美白の柔肌。滑らかさが箸伝いでもわかります。
つゆは肉だし。豚のこま切れ肉を葱と一緒に煮込んで、市販の麺つゆを少々、肉と魚の混合だしです。

醤油をちょっと濃い目にしよう。
茹で上がりの麺に、お肉共々ざっぱとかけて、肉きしめんのできあがりです。

ちょっと寒いと感じますと、動物性の脂が体を温めてくれるような気がします。だから今回は肉だし。蕎麦に比べて淡白なきしめんはつゆの味にしゃしゃり出ないから、おつゆ共々吸い込むの。だから滑らかな舌触りが肝要なのです。
そこへいきますと、このきしめんは、つるつるペラペラの滑らかさ、雲を飲むごとし、雲吞の名称を差し上げたいくらいです。

きしめんに雲吞とお呼びしちゃっちゃあ、どっちにも失礼ですけど、それほど柔らかくて優しい舌触り、おつゆをじょうずに運びます。
ついでと言っては何ですが、赤城食品のホームページは面白かったです。とくに工場見学のところ↓
https://www.akagishokuhin.co.jp/、
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- 2022/10/11(火) 10:44:27|
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恐竜メンテナンス週間 4
壊れた自作恐竜の修理も今回で仕上げ、最後は口まわりの塗装です。
歯をベージュで塗りまして口を開けて待つ恐竜。

肉食恐竜は歯が命。
付け根をオリーブ、先端に白を注しました。

三色を溶剤でぼかします。

このあと、昔塗ったピンクを生かしつつ、ライトベージュのラッカーでアクセントをつけます。

仕上げはニスで艶出しです。

これで完成といたしましょう。

いまから30年ほど前に作った粘土恐竜のメンテナンス終了です。
昔の自作品を触っていると、まだ娘が小さかったなあとか、これを作っていた頃の部屋なんかを思い出すものです。

1990年代は、映画『ジュラシック・パーク』の公開などもあり、恐竜ものが大そう流行りました。それと同時に出版物なども多数刊行されて、復元の定説なんかもずいぶん書き換えられました。したがって、このモデルも、それまでの尻尾を引きずっていたイメージではなく、水平にバランスを取るポージングになっております。

肉食恐竜というと、やはり一番インパクトを与えられたのが、子どものころ上野の科学博物館で見たタルボサウルスの標本で、中央階段を上ると、入り口すぐに悠然とそびえ立っていて、怖いやらカッコイイやら、その存在感に圧倒されましたっけ。
今回も博物館風に一枚。

いっしょに映っている小学8年生の付録もバカに出来ない作りです。色を塗りましたら迫力が増しました。

ティラノサウルスの骨格は本当に大きくて、映画『ジュラシックパーク』でも表現されていますが、人間などほんのひと口でパックンチョです。口がデカくて前肢がやたらと小さい、まさに食うためだけに進化したような形態ですね。

肉食恐竜の修理はここでおしまい 次回は角竜です。
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- 2022/10/10(月) 10:37:36|
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すっかり秋です …というよりも、冬日が二日も割って入りました。そのわずかニ、三日前まで日中気温が30度だったのに、急に13度まで激下がり。Tシャツから長袖トレーナーに急転換、おまけに温風ヒーターまでつけてしまいました。そしてまた今週28度まで上がるらしいじゃないの。春夏秋冬は順番に来てほしいですまったく。体がついてゆけません、正直、具合が悪いです。
そんな合間の秋の畑です。

いろんなものが、少しずつ植えてあります。
こちらはニンニク、冬に備えて基礎体力づくり、ある程度育ってから冬を越します。

収穫は来年の5月、それまで雑草取り程度の手入れで、あとは放っぽらかしです。
秋のビーツも育ってきました。

おしゃれなサラダなんかに入っている赤い野菜で健康効果バツグン、いかにも太った女…いや、オシャレさんが気休めのヘルシー気分で好みそうなお野菜です。私は土臭くてあんまり好きじゃないけど、冬になったら一度ボルシチを煮込んでみたいですね。
二日連続の冬日にあたって、赤くなっちゃったかな?と思っていたピーマンでしたが、これまでどおりの出来。

今日も収穫です。
ハクサイとダイコンは、まあまあ順調です。

どうもハクサイが一株小さいままです。このまま観察します。
大型葉物、カリフラワーとメキャベツは今週も虫取り作業です。

アオムシごろごろ捕れました。可愛がってブチっとつぶす。「私はただそこに生まれ、定められたままに食し、成長をしているだけなのだが、一方的に敵意を抱かれ、仲間ともども無残に殺害されるのです。こんな理不尽が許されるのだろうか」アオムシ談。残念ですがそれが自然の犠牲というものです。冒頭に述べました気象によって私の具合が悪くなるのも同じです。
同じく虫に喰われて一度丸刈りにしたクウシンサイが復活してきましたが…

ちょっと堅そうだったので、今日は摘むのをやめました。
そろそろどうかな?と、サツマイモを一株試し掘りしました。

小振りですけど、もう良さそうです。次、天気の良い日を見計らって掘りましょう。
気が付けば、赤トンボがたくさん飛んでいます。道具入れが空母のようになっています。

秋ですね。あ~あ、寂しい気分、わたくし、寒くなるとテンションン下がるのです。
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- 2022/10/09(日) 14:56:53|
- 家庭菜園
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アバラそば 乾麺といものは実に重宝なものです。長期保存がきく上に、茹でれば生麺に劣らない食味をたのしめます。うどん一つとりましても、丸麺平麺、細いの太いのと揃えておけば、その日の気分でいただけます。
たくさん煮込んだ豚のアバラ肉、こんどは温かい麺で食いたい。さて、うどんにしようか蕎麦にしようか?
中華麺を取り出しました。

マルボシ製麺の中華そば、パッケージも昭和っぽくて素敵です。
トロトロに煮えたアバラ肉とメンマを乗せて
アバラそば です。

スープは豚の煮汁を希釈して、ガラスープとお醤油で調整したものです。
マルボシの麺はストレート、油で揚げていないから、つるつるモッチリと食べやすい。

紹興酒と八角の香り漂う不思議なスープにさっぱりとした麺がよく合います。わかっちゃいるのにまたしても、美味さに憑りつかれて早食いをしてしまい、具合が悪くなりました。
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- 2022/10/08(土) 10:40:31|
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バンダイ復刻
キングギドラ 5
バンダイがブルマァクの企画を復刻させたゼンマイ動力で歩くキングギドラの素組が完成したところです。

今回は塗装工程です。
キングギドラといいますと、やはり全身黄金のイメージですから、まずは金で全体をくるみます。

今回は塗装膜が厚くならないように吹き付けで塗りました。
次は銀を部分的に吹き付け、まずは首の蛇腹。

単なる金のベタ塗りよりも濃淡がある方がオモチャなりに面白いと思います。
あと翼の先端にもひと吹き。

ここは二色にすることによって、小さな翼を少しでも大きく見せる錯覚を狙っています。
次は筆塗り、目には白、鬣〈たてがみ〉はカッパーで。

基礎塗りができたところで、陰影をつけましょう。まずは黒の吹き付けで面積の広いところから。希釈した薄手の黒でワルさと重みを描いてみたいと思います。
今は金ベタの背中ですが…

薄い黒を遠くから淡く吹き付けまして…

ちょっと燻しの味付けに。
翼の付け根にもシュッとひと吹き。

ここは上で述べました、少しでも大きく見せたい理由です。
あとは筆で顔の彫りを強調しました。

足の爪は黄土色をベースにオリーブで縁取り。

先端に白を注してぼかしました。

そして最後に瞳を入れて…

完成です。

できました、ゼンマイ歩行キングギドラ。
次回は完成品鑑賞と動かして遊びます。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/10/07(金) 10:27:26|
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アバラ肉の煮込み 先週終わりました朝ドラ『ちむどんどん』では、豚のお料理も随分登場しました。ラフテー、ソーキといったようなアバラ肉のやわらか煮は、映像で見るだけでも食欲をそそる威力があります。こういうものを見るにつけ、沖縄のお料理が食べたくなる、作りたくなるというのが、これ人情というものです。
台湾料理なんですけどね、老酒〈ラオチュウ〉の老に肉と書きまして老肉〈ラオーバー〉というのがあります。こってりと甘辛い豚の角煮とは異なりまして、香辛料の効いたさっぱり味の煮込みです。自己流でやってみました。
豚のアバラ肉を厚手に切りまして茹でております。

私の場合、茹で汁もそのまま使いますんで、必要以上に水は使いません、肉が少し頭を出すぐらいで良いと思います。
じっくり茹でたら一晩冷まして、翌朝白く固まった脂を取り除きます。
そしてここに紹興酒を注ぎまして、八角、醤油、砂糖、梅シロップで味付け、香味野菜のニンニク生姜、葱の青みを加えまして再び点火。

この時点での煮汁の味は薄手にしておきます。煮ては冷まし、煮ては冷まして、また一晩おきまして、翌朝また脂を取り除きます。
そして三日目、肉の脂も抜けまして味も染みまして、煮汁もこれまた美味しいスープと化しましたので、ここで茹で玉子をいっしょに煮ましょう。付け合わせようの白葱は、最終加熱の時にサッと煮る。

肉を盛り、かける分だけ別鍋で煮汁にとろみをつけまして、玉子ともども食卓へ。

主食はご飯もいいけれど、今回はキャベツと干しエビだけの薄味ビーフンです。
三日がかりの放っぽらかし料理ですが、肉がまた箸で千切れる柔らかさ。

見た目に反して、味はサッパリ軽いタッチのアバラの煮込み、日本の醤油で作ったけれど、八角と紹興酒の香りが個性的です。味の染みた玉子がまた美味いの。うまい、うまいと目を細めてはいるけれど、これを食べると思い出すのは、テレビで見た台湾のお爺さんたちの集まりで誰かが言った「子どもの頃、弁当にローバーが入っていると日本人にバカにされたんだよ、シャケとかを持っていきたかった」といった主旨の話。差別された身の上が悔しかったんですねえ。人間はサルです。マウントを取りたがります。気づいた時からおやめなさい、みっともないから。
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- 2022/10/06(木) 10:32:30|
- 料理・食
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SEIKO Sportsman 3
前回は、部品の足りないジャンク時計を復活させるべく、補充部品を当てにして持ち出したお助け時計の同じところがスッポリ無くて大ショックを受けたところでした。

とかく古い時計というものは、およそ同じところが壊れるものです。今回はキチ車、キチ車は固い上、接触部分が直角になるので欠けやすいんですよね。
そこで、ジャンク置き場からお助け時計2号を発見。

これはカレンダー付きなんですが、基礎機械が共通なので、ここから部品をいただくことにしましょう。
キチ車の補充はこれでよし。しかし、もう一か所の故障個所、コハゼ部分に違いを見つけた。

バネが自作だったんですね。上の写真、左が正規品、右が代用品。なるほど、これが原因で上手く嵌まらなかったようです。
これで不足部品は埋まりました。

組み直してみて、連結を確認。

大変結構、脱進機をつけて機械完成としましょう。耐震装置はダイヤショック。

おー、よいよい、動く動く。私よりひとつ年上なのに元気いっぱいです。さっきまで死んでいたのに生き返るんですから、時計はいいね。
最後は外装です。側はステンレスなので扱いやすいです。洗って磨いてまた洗って、掃除した側とベゼルです。

今回はプラ風防も状態が良かったです。
文字板を機械に取り付けます。

文字板は、白化した樹皮がところどころ剥がれたような風合いで、粗く引っ掻いた放射模様に白の濃淡が品よく浮かんでいます。
針をつけて側に収める。

針は細いストレート。文字板の放射模様に紛れ込んで視認性は今ひとつです。
裏からネジで機械を固定しまして…

セイコースポーツマンのヘッド完成です。

バンドは革バンド、つや消しの牛革、バッファロー風味をつけました。

こういう時計はワニでいいだろうと思ってましたが、つけてみたらワニの模様が文字板の模様とケンカしちゃいまして、バンドのシボを抑えたというわけです。

本日の控え
SEIKO Sportsman cal.436 17石 1961年製 でした。

パワーリザーブ45時間、また使える時計が一つ増えたんですけれども、社会人やめちゃったから、時計をする機会がなくなっちゃったのよね。
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- 2022/10/05(水) 10:46:51|
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ゆでなんきん お?これは生ですね?地元の公園で、お爺さんとお婆さんが売っていた大粒の落花生が目にとまり、思わず一袋買い求め、塩茹でにしました。

生の落花生など中々お目にかかれないから嬉しくて、アツアツのところを焦る気持ちでつまんだら、鞘から熱湯が飛び出すわ、実は水っぽくて美味くないわで期待外れとあきらめていたが、少し冷めた頃、太ったところを食べてみたら、そりゃあビックリするほどの美味しさで、久しぶりに味で感動を覚えました。

大きさはアーモンドかそれ以上に大きくて、植物性の自然な甘みとモッチリとした食感に、猿の本能が全力全開で覚醒しました。
実りの秋とはいいますが、栗もそう、植物の種が美味しい季節になりました。
テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2022/10/04(火) 10:53:12|
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恐竜メンテナンス週間 3
自作恐竜の修理です、今回は塗装です。
前回、下塗りとして薄手のカシューを塗っておいたところです。

これを下地に着色してまいりましょう。
まずは鼻先から背中にかけてラッカーのジャーマングレーで黒みをつけました。

もちろん今回も正解はありませんので、イメージによる彩色です。背中を黒っぽくしたという事はウロコの間は白っぽくしたいので、水性アクリルのベージュを流して凸部を拭き取り。

反対に首の方は凸部をライトグレーでドライブラシをした後…

水性シェードカラーで墨入れです。

さらにもっとつや消しにしたいので、水性アクリルのライトベージュをうす掛けして…

水性シェードカラーで影つけ。

続きましては足にまいりましょう。今回は、先日動物園で見てきたエミューを参考にしました。
まずはつや消しのライトベージュで土気をだしまして…

ラッカーのジャーマングレーで爪とウロコを塗りました。

さらに白で汚して溶剤でぼかしました。

今回はこの辺にしておきましょう。
次回は口まわりを塗って完成です。
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- 2022/10/03(月) 10:45:05|
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秋の虫取り 10月になりましたが、日中は30度近くなるというホットな秋畑です。

おや、芽を出し始めたな?と思ってからわずか一週間でぞろりと生えそろったニンニクのパワー。

仲間のネギ属であるワケギも負けてません。

もうしっかり細葱として食べられますので、混んでいるところを収穫してきました。
先週ナスを撤収したら、ライバルがいなくなって余計に羽根を伸ばすマリーゴールド。

咲き終わった花柄を摘みまして、カリフラワーの根元にばらまいてきました。
今年はピーマンの当たり年、まだまだ食べられそうです。

アオトウガラシもいいです。

摘みながら、忘れていた品種を思い出しました。伏見甘長ですね。ジャコと炒めると実に美味いんですが、女房はいつも辛いのに当たるので食べなくなりました。
この時期のメイン作業は、間引きと虫取りです。ダイコンは9月に時期をずらしながら種を播いてきました。

最初の週に播いた分がだいぶ大きくなってきましたので、最後の一本に絞り込み、あとは少しずつ数を絞っています。もちろん間引き菜も食用にしています。
カリフラワーはアオムシのレストラン。

かじられた痕はあるものの姿の見えぬ犯人だが、目が慣れてくると発見しやすくなります。
ほれ、葉脈に沿ってすましているではありませんか。

見つけてはつまみ、見つけてはつまみ、堆肥置き場にポイです。周りにはそんな私を挑発するように秋のモンシロチョウがひらひら飛んでいます。
同じアブラナ科でも、なぜかハクサイには虫が少ない。

虫は少ないですが、ひとつだけ生育不良のようです。ここだけ化成肥料を少しすき込んでみました。
エビガラスズメガに食われて一度切り戻しをしたクウシンサイは新芽を伸ばし始めています。

まだ収穫までとはいきませんが、来週あたりは獲れるかもしれません。
そして栽培目的ではなく、食べそこなって萎びていた親玉を何気なく埋めていたサトイモが、思いのほか立派に育っていまして…

そのあふれるような生命力に妖精みたいな存在を感じまして「大きくなったねえオタク」と葉っぱをポンポンと叩く。ついに植物にまで話しかけるようになった私。動物がかわいそうだからお肉は食べないの、なんておっしゃるアナタ、野菜を育ててごらんなさい、食えるものがなくなります。プラスチックでもかじっておけ。
テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/10/02(日) 14:48:34|
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麩の炒り 今年〈2022〉は沖縄返還50年ということで、NHKの朝ドラも沖縄おじょうさんの奮闘記で毎朝楽しませてもらいましたけれども、みなさんはどんな感想をお持ちかな?とTwitterを覗きますと、まあネガティブ人間の多いこと。グダグダ、タラタラ文句ばかりが目に付いて全く気分が悪いです。「もう見るのをやめる!」なんて最終回の2週間前に言ってるやつなんて逆に笑ってしまいますが、評論家じみた物言いの嫌味なやつ、いますよねえ、ヤダヤダ。中には現実と創作の区別すらつかないようなバカもいて、そんなのが人間の顔をしてその辺を歩いているかと思うとぞっとします。まあそれはさておき、兎にも角にも、ドラマに登場した美味しそうな沖縄お料理に刺激されて、食べてみたくなる、作ってみたくなるというのが人情というもので。
新潟の車麩なんですけどね、ぬるま湯で戻して絞って、麺つゆで味をつけた溶き玉子を揉み込んでおります。

これを油で焼きつけます。

フレンチトーストみたいな感じですね。
ここに野菜を投入しまして炒め合わせる。

味付けは鶏ガラスープの素とナンプラー。
沖縄お料理のフーチャンプルーから着想を得ました
麩の炒り です。

ご飯のおかずになります。野菜はあり合わせの物でいいでしょう。朝ドラのおかげで、新しいお料理のヒントがひとつ得られました。上で触れた感想コメントの中に、沖縄返還に何の関係もないドラマだ、といったものが見られましたけど、ドラマをきっかけに全国の沖縄物産のお店やお料理屋さんが盛り上がれば、じゅうぶん貢献していると私は思います。
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/10/01(土) 11:03:30|
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