長らくお世話になりました ちょうど2012年の正月に、おっかなびっくり始めた拙ログですが、何やかやとこの暮で10年の節目を迎えました。元々何でも作りかけては放置するズボラな性格ゆえ、人目にさらすことによって、少しは責任が持てるだろうと己のケツを叩く意味ではじめたものでしたが、それが案外うまくゆきまして、いろんなものを作ることが出来ました。実に楽しい遊びでした。ところがここにきまして、体調がすぐれず、意欲も薄れてまいりました。意欲こそが何よりの機動力の源だったのですが、その意欲が薄れた今、もはや何も書くことができないので、『鉄人計画』半ばではありますが、本日を持ちまして『柊萬控へ』を一時休止とさせていただきます。
これまでご覧いただき、ありがとうございました。
令和4年12月24日 柊horii
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- 2022/12/24(土) 10:58:34|
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イマイ復刻版
鉄人28号 5
国産キャラクター模型第一号として昭和35年に大ヒットを飛ばしたといわれる今井科学の電動歩行『鉄人28号』の復刻版が組み上がりました。

無数のリベットが打ち込まれたこの姿こそ、昭和の鉄人です。

重たい単二電池を組み込んだ両足は、歩かせるとズシンズシンと足音を立てます。

背中に背負ったロケット推進は空を飛ぶ設定。戦車、戦艦、飛行機に次ぐ、第四の兵器として開発された鉄の巨人兵士には夢があります。

電源を入れると、目を光らせながら歩きます。

鉄人素組完成です。
で、ここで予定でしたら歩く動画を公開しようと思っておりましたが、自身の調子がすこぶる悪化してきまして、パソコン前に座っているのもしんどくなってまいりましたので、またの機会に先送りとさせていただきます。
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- 2022/12/23(金) 11:15:32|
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イマイ復刻版
鉄人28号 4
昭和少年憧れの電動歩行『鉄人28号』のプラモデルもいよいよ今回で素組が完成します。
前回は思わぬ失敗により寄り道をしてしまいましたので、今回は、下記工程4番から。

腕の組み立てざーます。
説明書通りに組み立てますとこんな感じです。

説明書の4を見れば分かるように、腕本体と連結部品は、押しバネで突っ張っている非接着なので、完成後のポージングも可能です。
そしてそれをサポートするのが、この放射状の筋突起。

同じ筋が合い面にも彫られているので、摩擦としてすべり止めになるとともに、ポーズをつける時にカクンカクンと節度がつきます。やはりロボットですから、腕の振りは左右対称の方が工業的でいいですよね。
これを動力側に取り付ける。

そして背面を合わせますと…

なんと感動の仕掛けであろうか、動力部を見ることができます。これは機械好き少年の心に刺さります。ロボットを作っているぞ!という感じがするではありませんか。こういう心を動かすポイントが企画力ですよね。組み立て式プラモデルキットの持ち味が最大に活かされています。完成品ロボットではこの感動は得られないことでしょう。
で、ここは開けっぱなしなの?いえいえ、ロケットが付きます。
ここから工程5番に入ります。これがロケットの部品。

これを組み立てまして蓋にします。

ここは非接着でパチンと嵌め込みます。

さてと、試運転をしましょう。

踵から電池を入れて…

蓋をしてロック。

スイッチオン!
おー!歩く歩く、しかも足に電池が入っているからズドンズドンと足音まで!動力オッケーですね。
トサカをつけて完成です。

次回は歩くところを動画に撮っておきましょう。
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- 2022/12/21(水) 11:01:12|
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イマイ復刻版
鉄人28号 3
1960年(昭和35年)に大ヒットを記録したといわれている今井科学の『鉄人28号』の復刻版を組み立てております。
今回も説明手順に従いまして、作業を進めてまいりましょう。

工程3番から、スイッチの取り付けです。
これらは背中側の部品です。

説明書にしたがってスイッチにコードを結び付け、背中の内側からスイッチをセット。

足の電極まで入れると、このような配線になります。

そして電池受けですが、前回の表側(爪先に当たる箇所)を接着したのに対しまして、背中側(かかと)は非接着で電池の入れ替えができるようになっています。それをロックするのが、この金属製ストッパー。

このストッパーは、接着してある表側にもついています。一瞬要らないだろうと思いますが、電池を入れると常に開く方向にテンションがかかっているので、接着にひびが入っても、これで食い止めるといった目的ではないかと思います。
前後両面を合わせたところで、電池を入れて稼働確認をとスイッチを入れてみたら…

キュユユユユーン!空回りの音ではないか。
解体、解体、点検しましょう。
なんと、輪列が噛んでないじゃありませんか。

こんな初歩ミス、プラモデルだと思って油断していました。組む時に確認すべきところを全然見ないでモーターを組み入れてしまいました。
ということで改めて組み直し。

前後両面そろいました。

ここでこう工程4番に移るはずなんですが、今回は失敗の修正が入りましたので、4、5番は次回に送らせていただきます。
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- 2022/12/19(月) 10:31:53|
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イマイ復刻
鉄人28号 2
昭和30年代に開発された本邦初のキャラクタープラモデルの復刻版『鉄人28号』の組み立てを始めましょう。

それでは説明書の手順に従いまして、動力部分から。
これらが部品、ギヤボックスの輪列はポリ素材になっていますが、この辺もブリキ製だとかなり音にも迫力があったかと思います。

手順通りモーターとムギ球を接続しまして…

ギヤボックスに組む。

あらかじめクリアーパーツを所定の位置に接着しまして…

ギヤボックスを取り付ける。

ここまでが工程の1。
つづいて2番、電池受けの組み立てですが、これが意外に手こずりました。

上の写真のように、電池受けに金具を設置するだけならよろしいのですが、電気コードを結ぶと引っ張られたり動いたり、落ち着かないったらありゃしない。

奮闘努力の末、クリップでサポートしまして、工程1,2を終わります。
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- 2022/12/16(金) 11:03:43|
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イマイ復刻版
鉄人28号 1
今回より、歩行ロボット『鉄人28号』にかかりたいと思います。

今でこそ、巨大ロボはアニメや特撮の定番キャラクターになっておりますが。その古典ともうしますか礎を築いたような存在です。同じころ人気を博していた鉄腕アトムのような正義前提のヒューマノイドと違い、兵器として建造されたが故、ある時は正義の味方、ある時は悪魔の手先、とうように信頼と恐怖の両面を持っているところも魅力です。
箱の横です。

おぉ!ピカピカの完成サンプルです。立体造形用にアレンジしたと思われる、鉄の鎧的な姿が素敵です。
ここで興味深い復刻の説明があります。

“夢のキャラクタープラモ第一号”そうだったんですね、これは復刻の価値があります。最初の発売当時としては常識を覆す決断が必要だったことでしょう。ゼンマイやモーターで動くロボット玩具はすでにありましたでしょうが、それを自分の手で組み立てるという、設計者気分になれるという体験を提供してくれているところが、この企画の素晴らしいところだと思います。
箱の中はどんなかな?

組み立て説明書のほかに一枚のリーフレットがあります。そこに載っている初代設計者である長谷川博氏の談話に、これまでにないものを作り上げるご苦労がにじみ出ています。「クランクの回転運動をそのまま足の運びに伝えると、真円運動のため前後と上下の動きの大きさが同じになってしまうから、歩幅を広げると上下も開いてロボットは倒れてしまい、かといって小さくすればチョロチョロ歩きになって強い鉄人の感じが出なくなってしまう。ならどうすればよいか?ある日ふと足金具の穴形状を変えてみたら?と思い、模型を作って動かしてみたら、理想的な足の運びを得ることができた」(本文要約)とありました。この時点で製造されているブリキやなんかのロボットと同じずり足方式にすれば簡単なものを、わざわざ新構造に取り組まれた鉄人への情熱とこだわりには胸を打たれます。
成型色は濃紺。

色を塗らなくてもキャラクターのイメージを味わえる成型です。体高やく21.4センチ、これまでの怪獣とのからみバトルもできそうです。
では次回より、組み立て作業にかかります。
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- 2022/12/12(月) 10:34:26|
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ダイコンの埋蔵 陽が西に傾いたころに行きました、一昨日の畑です。

今年は一か月余計に暖かかったような気がしますね、なんだか全体が瑞々しいのです。
そのせいか、絶対無理だと思っていた10月植えのレタスがなにやら結球を始めたようです。

リーフタイプかと思ってモシャモシャ食べていましたが、結球するならそれはそれで楽しみというものです。
そして三週にわたって刈り取ってきたスティックカリフラワーなんですが、外葉をめくってみたら、さらに膨らんで先週並みの大きさに戻っています。

で、これを最終形態と考え、今回全収穫したわけですが、この時点で私の頭蓋骨ぐらいあります。という事は今週まで育てていたら、この倍の大きさになっていたというわけですから、結果、若いうちから少しずつ食べていたのは正解だったということですね。食感も三段階楽しめましたし。
そして今回のメイン作業はダイコンの埋蔵です。

一斉に育っちゃったダイコンは一旦収穫しまして…

葉っぱ部分を刈り取って埋蔵です。

こうしておきますとね、年が明けてもピチピチのダイコンが食べられるのです。
そして気配を感じて、ふと目をやると、一羽のチョウチョがカリフラワーの葉っぱに止まりました。

12月の午後でした。
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- 2022/12/11(日) 12:39:01|
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焦がし白菜の香り 漬物、煮物、鍋などなど、白菜の展開例は水っぽいものが多いですが、焦がすとさらに美味くなるようで。
今回も一人前の餡かけライスを作ろうと、白菜を熱した油で焦がしています。

焦がしたところで鶏がらスープ、醤油少々にお酢、黒コショウ。目指すはサンラータンのぶっかけご飯的なイメージ。
白菜はやわらかく、この場合はシャキシャキよりも柔らかいイメージがよろしい。煮えたら片栗粉でとろみをつけて、溶き玉子で花を咲かせよう。

熱々飯にかけまして、白菜のぶっかけご飯でございます。

焦がしの香りが活きてます。実際の材料は白菜と玉子だけなんですが、焦がし部分が第三の具材と錯覚するように個性を発揮しています。深みが出ました。
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- 2022/12/09(金) 10:37:48|
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バンダイ
マグマ怪獣アーストロン 9
バンダイが復刻再販したブルマアクのプラモデルキット『アーストロン』が完成しました。

昭和46年〈1961〉『帰ってきたウルトラマン』の第一話のメイン怪獣です。怪獣図鑑などでは“凶暴怪獣”の異名をとっていますが、この製品の場合は“マグマ怪獣”となっていますので、完成動画のタイトルは“マグマ怪獣”の方を採用しましょう。
美しいシルエット!

ゴジラをはじめとした、直立恐竜型の王道たる姿。余計な装飾が一切ない一本角が特徴、シンプルゆえに一目見たら記憶に残り、生き物として違和感のない素晴らしいデザインではありませんか。
お腹の形も独特ですが、自然に馴染み、さりげない個性になっています。

石垣のような造型が、皮膚の堅さを強調しています。
そしてこのモデルの良い点が、首から尾に至る皮膚感です。

ヘラ跡がカリカリ残ったようなバラゴンの時とは違って、とても自然な弾力さえ感じさせるような出来栄えです。
それともう一つ、眉間から角に至る表現もいいですねえ。

素組み段階では鳥みたいな顔がどうとかこうとか文句を言いましたが、色をつけてみたら、ゴツゴツした彫りが浮かんできて、実に表情がいいです。
それだけにちょっと残念なのが、この足。

破けた靴下から指が飛び出しているみたいでしょう?これは分割の失敗ですね。
とまあ、あれこれ好き勝手なことを申し述べましたが、なかなかカッコイイ怪獣模型が仕上がりました。

それでは今回も、完成品の動くところを動画に控えておきましょう。BGMはありませんので、音量を上げ過ぎないようご注意ください。
これでアーストロンの製作は終わりです。
次回より、終戦を迎え、ついに実戦することなく葬られた、日本帝国軍の秘密兵器を作ってみましょう。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/12/07(水) 10:48:44|
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塩鮭の塩焼き ちょっとちょっと、塩が重なってますよ。
いいんです、塩鮭に塩をして焼いたんですから。
ただ今の塩鮭はどういうわけか甘塩仕立てばかり。塩鮭なんというものはね、焼けば中学生の体操着のように塩を吹いて、ほんの一箸乗せただけでご飯が俄然美味くなり、飯を食い終わると茶碗にこびりついた脂を落とすように熱湯を注ぎ、鮭の残骸を入れてふやかしてすするガイコツスープ、こういう荒行に耐えられるものだと思うの。だから今回は塩鮭に手塩を追加して焼いたというわけなんだが…

やはり即席はだめね、しょっぱそうなのは見た目だけ、身の方はしっかり甘塩でした。そりゃそうだ、本気で取り組むならば、何日が漬け込まなくてはいけませんからね。
塩鮭、ところでこれを何と読む?うちはシオジャケ。子どもの頃からシャケなのよね。そういえばかなり小さい頃『しゃあけえ大ちゃん』というテレビドラマを観ていたせいか、鮭を前にすると、決まって「しゃあけえ、しゃあけえ」と二回は唱えてしまう変な呪いにかかっています。
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- 2022/12/05(月) 11:06:31|
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アッと驚くタメゴロー 12月になりましたが冬枯れの気配もなく、草ぼうぼうで何が何だかよくわからない畑です。

これでも一応野菜がいくつか植わっています。
ダイコンは完全に食べごろ。

レタスもいいですよ。

少々手間ですが、掻き取り収穫と言いまして、食べごろの葉っぱだけを一枚一枚摘んでいくのです。一株ゴロンと掻き切って持って帰るより、無駄もなく、長く楽しむことができます。
メキャベツも大きめの梅干ぐらいになりました。

形の良さそうなところを一つ獲ってみましたが…

粒はデカいが巻きはゆるめといったところです。
そして収穫を二週間延ばして楽しみにしていたカリフラワーですが、さてどうでしょう?と外葉をめくってみたら…
おおー!

巨大なアフロ!タメゴローが埋まってるみたい。バスケットボールぐらいはありそうです。
ということで、先週にならいブロックごとに獲ってみました。

なるほど待った甲斐がありましたね、たしかにステイック部分がうまそうです。
傍らで、サトイモがいよいよ黄色くなってきています。

これは育てるつもりもなく、植え時でもない夏に食べ損じを植えていたものなんですが、このままにしておいても真冬には凍って腐ってしまうので、このさい掘っちゃいましょう。

芽が出ちゃっていますが、何個かは食べられそうです。
あとはタマネギ、植えつけておよそ一か月。

今のところ脱落者なし、ということで、掛け布団代わりにもみ殻をまいてきました。

気休めのもみ殻、春には北風に吹っ飛ばされていることと思いますが、まあいいでしょう。
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- 2022/12/04(日) 11:01:04|
- 家庭菜園
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バンダイ
マグマ怪獣アーストロン 8
基礎塗りが終わりましたアーストロンのプラモデルです。

いよいよフニッシュ工程、顔を描きましょう。

全体が黒っぽいので、まず色をつけるところ全てに白を塗りましょう。

発色の手助けといったところです。
ここに赤と黄色のパートを彩色。

溶剤ではみ出た輪郭を整えつつ、歯や瞳を描き込み、最終は極薄の黒でシャドーをつけます。

できました。このへんで上がりとしましょう。

怪獣アーストロン、次回、鑑賞と歩かせて遊びましょう。
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/12/02(金) 10:28:54|
- 玩具・造型
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新しい抗がん剤のショック確認ということで、2泊3日の小入院が終わりました。今回はお客さん(患者)のお行儀も良く、扉を開けたまんま用を足す爺さんも、真夜中に騒ぐ爺さんもおらす、じつに快適な入院生活でした。ただ、夜中に室内で兵士が行進するような、ザック、ザック、ザックという音に目が覚めて、耳をすませば、隣のオッサンが煎餅をひたすら食ってました。
とまあそんなところで、以降、通いで薬を受けることになりますが、じわじわくるであろう副作用と対峙するのが、これからの課題です。利き手が痺れて細かい作業はできなくなりました。ブログの方は休み休み、やっていきたいと思います。
- 2022/12/01(木) 13:07:40|
- 健康
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