鱈千寿 〈たらせんじゅ〉
なんだか縁起の良さそうな名前ですが大した事ありません。鱈と葱だけのお鍋です。葱を名産地である千住に例えまして“鱈の千住鍋”と名づけようと思いましたが、折角なので縁起をかつぎまして“千寿”としました。
調味料はありません。沸かしたお湯にたっぷりの葱スライス…今回は中二本分です…そこへ鱈の身を泳がせた水炊きです。

これだけでございます。簡単ですね。
塩鱈でやりましたら、このまま葱味で食べても美味しいんでしょうけど、今日のは生鱈ですからポン酢醤油と豆板醤でいただきました。

ポン酢の柑橘味と豆板醤の醗酵唐辛子が出会いますと、新潟の辛味調味料“かんずり”みたいなおいしさになります。
はふぅはふぅと食べながら、冷たいビールで熱さまし。贅の極みですな。葱は寒葱、鱈は冬のお魚、これぞ冬の味。
具が無くなりますと葱の香りのお湯が残ります。
ここで中華麺を煮込みまして、釜揚げうどんならぬ釜揚げ中華。

鍋から掬い上げて、豆板醤ポン酢につけて食べます。これもうまい。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2014/12/21(日) 18:31:08|
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