つぼ焼きチャーシュー 川越はサツマイモが有名ですねえ。江戸からの距離をもじって“九里四里〈くりより〉うまい十三里”などと謳われた焼き芋がたいそうな人気だったそうで。ことに大きな壺の中に吊るして焼く“つぼ焼き”は現在でも売られており、そのうまさは甘いものを食べない私も声を上げるほどでした。
今回は七厘を出したので、チャーシューを焼いてみました。
下地は醤油にみりん、お酒、葱の青みと生姜ニンニクを手でぐちゃぐちゃに揉んだタレです。

そのタレを数か所穴をあけたブロック肉にもみ込んで一週間経ちました。
取り出した肉を水洗いしまして、S字フックを肉に深く刺しまして準備完了。

こいつを、このように吊るして直火で炙る寸法です。

ではどう焼くか?
ここに持ち出したのが8号の植木鉢。

鉢底穴からフックを出して吊るし、熱を閉じ込めて焼くんです。そうです、芋のつぼ焼きを真似てみました。
このような形でしばし放置。

テレビをみながら横目で見張ってましたら、穴からすごい蒸気が吹き上げています。
30分ぐらい経ったでしょうか?時間は図ってないので肉を触って確かめました。

もう大丈夫そうです。焼き上がりました。
すぐ切りますと、肉汁が流れ出てしまうので、アルミホイルに包んで冷まし、汁を肉に戻します。
触って温かくなくなったのを確認しまして入刀です。

中まで焼けております。
一切れ食べました。味もちょうどよい塩梅で染みてます。
しかし、火に一番近かったお尻のほうはカッチカチに焦げていました。ちょっと焼き過ぎだったようです。
豚を冷ましている間、ジャガイモをホイルにくるんで焼きました。同じく鉢を被せたつぼ焼き風で。

こいつは焼きたてをいただきます。
ぱかっと割ると立ち上る蒸気。熱いところをむせるように食べ、冷たいビールで冷やす。
そしてそして、何といっても…

こいつは皮がうまいんです。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/10/12(月) 09:22:28|
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