醤〈ひしお〉の旨み 2月に仕込んだ味噌を保存容器に移す作業をしました。
その時にでるのが、この浮き上がった醤〈ひしお〉。

見た目は濁った液体ですが、なめればそれは美味なるものでございます。甘味、塩味、旨み、コク味豊かな、微生物が育てた味と申しましょう。
冷や飯を握って、七厘の炭火で炙り

焼けたところから、醤を塗ります。
両面をこんがりと焼きます。

ゆっくりと流れる、くつろぎのひと時です。
根菜の味噌汁をこしらえて、本日の朝ごはんです。

二月から仕込んだ濃厚な旨みをもつ自家製調味料で食べる握り飯。
おかずは要りません。
8か月かかった、朝の贅沢です。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2015/10/12(月) 19:40:22|
- 料理・食
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お世話になります。
発酵食にお詳しいキムラ様のこと、この旨さをお察しいただけると思います。
時間と微生物が育てる旨さ。見た目は泥水のようで、女房など眉をしかめた程ですが、これが中々おいしくて、こんど魚を焼いてみたいなと思っています。
- 2015/10/14(水) 12:57:26 |
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- 柊horii #-
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