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柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

時計道楽 86

シュミッド懐中時計 3

 100年ものの懐中時計を解体、そして掃除をしております。

 外装の掃除を終えましたので、今回はムーブメントの解体です。

 こちらは文字板側の姿です。
1-文字板側ムーブ
 この時計、りゅうずの横に小さな押しボタンがありました。そのボタンが、上の写真でいう“ここ”に当たりまして、内側に押すことによりツヅミ(横向きに歯が刻まれた筒状の車)が中心方向に移動して筒車(針が付く車)に動きが伝わる“ダボ押し式”という時刻合わせの方式で、りゅうずを引いて合わせる方式が発明される前のスタイルだそうです。

 ムーブメント表側を見てみましょう。
2-掃除前ムーブメント
 あちらこちらに錆、くすみが見られます。小さな部品も数か所欠落しています。

 それではまずテンプを取り出しましょう。
3-取り出したテンプ
 チラねじという重心を調整するための小さいねじが天輪を取り巻いています。

 すべてバラして洗いました。
 これがテンプの構成部品です。
4-テンプの部品構成
 ヒゲゼンマイは終点が上に持ち上がる“巻き上げヒゲ”というタイプで、一般的な“平ヒゲ”より安定感に優れているとのこと。

 テンプ周りを組み立てましょう。
5-洗浄して組み込んだテンプ
 錆が落ちてスッキリしました。

 お次はアンクル行きましょう。

 おぉ!

 アンクル押さえがテンペラー星人に似ている。
6-アンクル押さえ
 星人が指さしている二つねじのところです。
 
 バラして洗うとこんな感じです。
7-アンクルのかたち
 触角バランス付きです。カミキリムシの頭のようですね。

 続きまして、ガンギ車まで外しました。
8-ガンギまで外したところ
 よく見ると四番受け(一番下段の短い受け板)の石がありませんね。中受けに至っては石止めリングごと無くなっていてねじだけが悲しく残っています。

 買う時もここまでは気が付きません。

 次まいりましょう。
 四番受けまで外したところです。
9-四番受けまで外したところ

 そしてバラした銅製の石止めリングをタミヤ綿棒に嵌めて、赤粉で磨きました。
10-石止めリングを磨く
 いくらか輝きを取り戻します。

 きれいになって動くことを夢見て、作業を続けます。

 今回はこの辺で。



 


 
 




 
 
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テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用

  1. 2015/11/04(水) 12:06:14|
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