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柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

時計道楽 91

CITIZEN Deluxe 1

 ジャンク時計のたのしみ、今回はシチズン“デラックス”国産品です。デラックスといえば、以前に金色ケースの物を控えており、今回は二個目です。

ジャンクのホワイト

 SSと思しき白ケースにシルバー文字板、おっと秒針が外れています。
 りゅうずを回せば時分針がくるくると早送りで回ります。

 裏返してみると…

刻印は摩耗して読めません

 刻印はすっかり擦り減って読めません。

 蓋を開けると内側に製造連番があります。

製造番号

“10101614”頭の数字が“1”、西暦の一桁めで1961年を表し、続く“01”は生産月で1月、お尻の5桁が連番ですから1614個めとなります。
 今回もおなじみ、トンボ出版刊『国産腕時計②シチズンデラックス』にお世話になっております。

 再び表に返しまして文字板を拝見。
 ベゼルを外して文字板丸出しにしました。

勝手に回る分針

 だいぶ傷んでおりますが、そこはさておいて、極めてシンプルな植字文字板で、レイアウトのバランスも絶妙です。
 それにしてもいろんな記号が印字されております。
 まずは12時インデックス下の太陽のようなマーク、これは、薄型ケースの印だそうです。デラックスそのものが薄型思想で設計されている中、一部の部品をさらに薄くして、金属部分を1.5ミリほど絞ったケースとされています。
 その下は筆記体によるロゴ表記、下に移りまして石数“23石”、“Parashock”耐震構造、“Phinox”スイスから輸入したゼンマイ。
 そして一番下の星は、特殊文字板を表した記号だそうです。特殊文字板?これのどこが?ただ今では頭をひねってしまいますが、当時は彫り字(生地を削って時字を表現する手法でカット時字ともよぶ)、浮き字(型で時字を盛り上げる手法で、エンボス、コイニングなど加工法もいくつかある)といった一体文字板を“普通”ととらえ、植字やリング、貴石といった別体パーツを搭載した文字板を“特殊”と識別したようです。まさしく本品の場合、文字板の部品数が“1”から“13”に跳ね上がるわけですから。
 などと長くなりましたが、文字板の解説はこの辺にしておきましょう。

 中身はいかに?

23石156

 状態はきれいですが、止まってますね。先に述べましたが時分針が早送りで回るということはアンクルが作動してないわけですから、バラさなければなりません。

 ケースから取り出しました。

kケースから取り出したムーブ

 石数の下に書かれている数字“156”は機種番ではなくロット番号、つまり同時に生産された“群”の番号ということです。

 ではムーブメントを裸にしまして、テンプを外しましょう。

テンプを外したところ

 アンクルが力なくぶら下がっています。写真下のほうのフォークみたいなやつです。
 きちんと嵌まっているのに力が抜けているということは、ツメ石に問題がありそうです。

 取り出してみると…

ツメ石がずれている

 やはり、石が傾いでいます。
 ここから直しましょう。

 今回はこの辺で。





 




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  1. 2016/01/07(木) 12:05:24|
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