成型カルビ “成型肉”という表示に家で気づいたんです。
知らずに買って帰った味付け肉に“成型肉”と表示されていたのです。成型肉?以前、世間をにぎわせたミートなんとかという肉の錬金術師のことを思い出しました。
とたんに私の好奇心はむくむくと膨らみ、食欲へとつながったのでした。
これが成型肉の味付けカルビです。

ま、見た目は普通の肉ですね。くず肉の結着物とはわかりません。ただ、固い赤身に脂肪分を注入するタイプの成型肉もあると聞くので、もしかしたらそちらの方かもしれません。
さっそくフライパンで焼いてみましたが…

肉が薬品に侵されているのか、はたまたタレに漬かった時間が長かったのか?香ばしく焼けません。肉の純度が下がっているのか?
たっぷりのチシャ菜(サニーレタス)、青唐辛子の酢漬けといっしょに食べました。
はっぱで肉をくるんでむしゃむしゃと頬張って、ビールを飲む。

タレが効いているから美味いです。腹ペコの時はこれでいい。しかし、肉の力はないですよね。やはり“うすまっている”。
こんな風に、いろいろと悪口みたいなことを申しましたが、ハム、ソーセージといった加工品だって同じように作られている商品もあるわけでして、ハムだから当たり前、肉だからおかしい、という見方そのものもまたおかしい。
添加物を使用することについて?
くず肉を利用することについて?
食べられる資源を捨てることについて?
計る物差しを変えると、見えるものが違ってくるものです。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2016/02/05(金) 12:51:02|
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