芹の香り 芹〈せり〉の良さを若いころはわかりませんでした。美味しいと思い始めたのは、ここ数年のことです。
まずは茹でて冷まして絞った芹を、蕪の薄切り)塩もみと合わせた朝漬け風冷菜です。

蕪の塩もみは若い柿のような淡い甘味をたたえ、清涼な香りを放つ芹はシャキシャキと音まで心地よい。麦飯にとろろ芋、葱と玉子の赤だしをつけて、今日の朝ごはんにしました。
そしてもう一品は根っこのほうです。
以前、会津を旅した時にご馳走になった高麗人参の天ぷらを思い出しまして、芹の根を天ぷらにしてみました。

農作業を終えて、ビールをたのしむひと時の主役にしました。
三つ葉のような香りを優しく放つ、ほっこりとした…いいえ、けっして筋っぽくもありません、とてもおいしい根っこです。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2016/02/28(日) 17:21:29|
- 料理・食
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