怪獣であそぼう 怪獣の人形と人形を戦わせて遊ぶ怪獣バトルごっこ、楽しいですね。でも思い出してください、怪獣の本当の敵は我ら人間であるということを。怪獣が町を壊す、人間は生存の危機に見舞われる、だから怖いのではないでしょうか?
今回は怪獣人形で遊ぶための鉄塔の紙工作です。
こちらはパソコンで書いた鉄塔の図。

これを2枚、A4サイズで紙焼きしましてボール紙に貼って切り抜いて工作すれば、もう出来上がりです。簡単でございます。
いつもお世話になっている“
努ブログ”さんでは“ディオラマ用鉄塔”とご紹介していただきましたが、実はこのような紙工作です。
今回はここに電線を張ってみたいと思いますが、接着してしまっては見た目は良いが怪獣が暴れても千切れない。設置しやすくて壊れやすい、そして何度もあそべる方法はないものかと頭をひねって編み出したのが磁石式。
そこで買ってきたのがこれらです。

小型磁石と小釘です。
磁石をセロテープで鉄塔のほうに貼ります。

一方、小釘を細いゴム紐の先端にセロテープで巻きつけます。

もう、おわかりでしょう。
ゴム紐の先端が鉄塔の枝にカチっと付く仕掛けです。

それでいて怪獣が暴れるとパラリと外れるようになっています。
鉄塔の足元をウレタンボードに画鋲でセット。

ゴム紐を張って、100円ショップで買ってきた電車のおもちゃを配置しますと…

卓上怪獣破壊セットのできあがりです。
遠くに見える鉄塔は手前の展開図を60%縮小でこしらえたもので、遠近法を用いて距離感を描いています。
ここまででも楽しいんですが、怪獣を歩かせて壊すと一段と楽しいのです。
行くよ!
電流をものともしない大怪獣ゴジラ。

たわんで腕にからまるゴム紐がいいんです。
私は、家庭でできる特撮ごっこで最も効果的な小道具は紐の類だと思ってましてね、火を炊いたりビルを壊すのは中々大変でしょうけど、紐ですと意外にリアルで、何度も使えてお金もそれほどかからない。
そして列車に迫る巨体。

これと同じような写真は、以前(
玩具工作控369)にも控えましたが、紐があると一層雰囲気がいいです。
ゴジラの進撃は止まらない。

ブチブチと外れてゆくゴム紐が破壊ライブの興奮を高めます。
ついに列車はメチャメチャに…

マルサンゴジラの太い脚がいいですねえ。
ババーン!といいながら遊ぶ50過ぎのオッサン。おかしいだろう、おかしいか?おかしけりゃあ笑うがいい。笑われたってやめないからね私ゃあ。
そしてこの楽しさを子供たちにも分けてあげたい。もし本稿がお目に留まったならば、冒頭の図をA4サイズで印刷してお作りになって遊んでほしい。ただ、昔のスタンダードサイズを基準にしているので、今のおもちゃには大きすぎるかもしれませんので、小さいのもお付けしましょう。

これだったら、A4サイズ1枚で鉄塔一本つくれます。
家庭でカラー印刷のできる夢のような時代になりました。ぜひとも手作りおもちゃを通じて、創作するよろこびを育んでいただきたいものです。
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テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2016/10/22(土) 20:34:32|
- 玩具・造型
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