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柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

時計道楽 108

セイコー モリス 1

 今回は昭和初期の品物です。

1-買ってきたモリス

 セイコー“モリス”。
 何とも古めかしいデザインで、懐中時計、柱時計の面影を湛えています。

2-裏の刻印

 裏の刻印です。
 6ケタの製造番号の頭が製造年だとすると、頭の数字は“6”。これが西暦の下一桁にあたるとすれば1936年(昭和11年)と見当をつけてみて、後ほど分解、特徴を探りつつ合っているかどうかを確かめてみることにいたします。
 資料としましては今回も、トンボ出版刊『国産腕時計⑫ 戦前・戦後編』を参考にしています。

 では蓋を開けましょう。

3-中子持ちのムーブ

 裏蓋の中子でムーブメントを保持していて、ケースは上から被さっているだけです。懐中時計から腕時計になったばかりの時代です。まさに原型。外装構造はこのあと、防水、薄型、耐磁化など、様々な形態に進化してゆくことになります。

 ケースから解放された時計です。

4-味の文字板レイアウト

 少々黒ずんで見えますが、青い針は本焼きの鉄製。

 針を外して裸になった文字板です。

5-ヒビの入ったホーロー文字板

 シミ、ヒビの入ったホーロー製。ホーロー製はアルコールで拭くときれいになるので嬉しいです。汚れは落とす。ヒビは味のうち。

 文字板を外しました。
 文字板の下は、このようになっています。

6-文字板側ムーブ

 きわめてシンプル。

 裏返してムーブ表側。

7-ムーブ表

 メーカー刻印は“SEIKOSHA”、緩急目盛は“+ー”。そして直径がφ21.7mmですから、トンボの本によりますと、モリス9型後期型と推測できます。後期型があるということは前期型もあるということで、では、前期と後期の境界はどこか?同書によると昭和10年あたりと推測されているので、刻印頭の“6”は、1936(昭和11)年とみてよさそうです。

 それでは少しずつ解体してゆきましょう。
 まずテンプを取りました。

8-テンプを外した

 ここで動力ゼンマイをほどいて、アンクル受けをそっと外す。

9-アンクルとガンギ

 アンクルにも石がついてないんですね。
 つづいて三番受けを外しました。

10-三番受けを開けたところ

 さらに角穴、二番伝えを外しました。

11-角穴二番伝えを外した

 そして中受けを外して、輪列レイアウトを控えておきましょう。

12-輪列レイアウト

 このあと、バラバラにして部品を洗浄、次回組立と鑑賞を控えることにします。
 
 今回はこの辺で。















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テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用

  1. 2016/11/09(水) 12:00:28|
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