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柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

玩具工作控 412

童友社 ざしきわらし 7

 六地蔵様をつくる その四

 六道輪廻、六つの世界。それぞれの世界に御救いの手を差し伸べてくださるお地蔵様、六地蔵。
 今回は地獄に迷うものを御救い下さる檀陀〈だんだ〉地蔵さまです。

 こちらがウチの近くでお世話になっているお地蔵様。

三番全身

 お持物は、左手に宝珠、右手に錫杖〈しゃくじょう〉。

三番持ち物

 ということは、キットについていた原型そのまま。

原型そのまま

 したがいまして、作業の方は生地塗装をするだけで、お許しをいただきましょう。

宝珠と錫杖

 左手にのせた宝珠は、神秘の球体。つまりオーブ。地球が丸いと知られていなかった昔から、太陽やお月様を観察していた人間たちは、球体がすべての究極図形であると気づいていたのでしょう。仏教のみならず、輝く球体は、いろんな宗教絵画や彫刻に表されています。
 右手の錫杖は、ジャラジャラと輪っかのついた杖で、悪鬼退散の効果を持つといわれています。シャリン、シャリンと地面をつきながら野山を修行すれば、熊などの動物から身を守れる実用的な面もあります。

檀陀地蔵さま

 檀陀地蔵様は地獄界のご担当。
 地獄、そこは死んだら行くところ。そりゃそうだ。生きたまま行き来できるのは、鬼太郎か悪魔くんしかいませんからね。
 
 話を戻しましょう。
 
 死にました。
 三途の河原で奪衣婆〈だつえば〉という怖い婆さんに荷包み剥され素っ裸にされる。そして三途の川を渡ると閻魔様の前に突き出され、生前の罪状を読み上げられる。小さなことまでしっかり記録されていて恥ずかしいったらありゃしない。しかし、それどころではない異様な景色が眼前に広がる。無限の天井に巨大なるオリエンタル風の内装、仰々しい大王をはじめ、書記、こわい鬼たちをはじめとするスタッフが各々の仕事に励んでいる。見たことのない恐ろしい景色に縮こまっていると、やがて裁きが下り、罪状によって八大地獄のどれかに送り込まれるわけです。そう、地獄は六道世界の最下層。苦しみと償いと、無限に近い時の長さを味わわなければならない世界。死さえも許されない無限の苦しみ。生前の悪事が千倍返しで返ってくる、そんな世界においてもなお、手を差し伸べてくださるのが、この檀陀地蔵さまです。
 
 あぁ、私はどうせ地獄行き、今のうちに手を合わせ拝んでおきましょう。




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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2017/02/03(金) 12:00:36|
  2. 玩具・遊び
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