配合唐辛子2017 お祭りの屋台などでもおなじみ、軽快な口上で種々の粉末を合わせてゆく配合香辛料ともうしますと、お江戸七色唐辛子、通称七味〈しちみ〉。私のは五種類配合で、五徳唐辛子とよんでおります。→
食味雑記758 熊本産の、皮まで食べられるという触れ込みの夏みかんが手に入りましたので、皮をカリカリに干しまして、今年の配合にまいりましょう。
材料はこちらです。

夏ミカンの皮に二種類の唐辛子、縮れた細いほうがジャワ、太いほうが韓国甘口。どちらも自家栽培の無農薬です。ジャワは大辛ですが、韓国はドライトマトのように甘く、フルーティな香りがします。
小さい容器、手前が煎り胡麻、奥の粒々はコリアンダーです。前回はここに四川花椒が座ってましたが、今回はコリアンダーと選手交代。
まずは材料のお掃除。
汚れや傷んだ部分を丁寧に取り除きます。

ミルにかけまして、粉にした材料がこちら。

一種類ずつ、ふるいにかけまして、大きいものは除いてあります。
これらをよく混ぜて出来上がりです。

良い香りです。
具なしの味噌汁をこしらえて、味見です。

上出来でした。
コリアンダーが効いて、後味が爽快です。スースーします。
こちらが今年のラベルとなります。

“徳其の三”を“上州八朔”から“川野夏橙〈かわのなつだいだい〉”に、それと“徳其の四”の“四川花椒”のところを“胡荽〈コスイ〉”に入れ替えました。
もちろん売り物ではありません。自家用遊びのラベルです。
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テーマ:ハンドメイド - ジャンル:趣味・実用
- 2017/03/26(日) 16:18:20|
- 料理・食
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