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柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

鑑賞記 19

美女と野獣

 女房が『美女と野獣』を観に行こうというんですがね、私ゃあ恋愛モンは趣味じゃないので気が進みませんでしたが、まあ、一応怪物らしいものが出る特撮モノと説得されまして、しぶしぶくっ付いて行ったわけです。ええ、ハンドルは向こう持ちですから私は乗っかるだけ、ですから文句は言えません。
 というわけで“美女と野獣”ならぬ“酔っ払いと猛獣”で劇場にくりだしました。

 『美女と野獣』ともうしますと、子どものころジャン・コクトーのやつがテレビでかかりまして、たしか東京12チャンネルでしたかな?それを狼男の仲間だろうみたいな好奇心で観てたもんですから、王子の変身場面が印象に残っています。やはり私の目当ては特撮だったんです。

1946年コクトー版

 そんな事もあり、私にとって知らないわけではない物語といえましょう。
 しかして、最新作の出来やいかに?

 
 一言で申し上げますと、よかったです。中世のフランスに引っ越したみたい。
 みんな貧乏だから、口も汚く、心も飾ることなく欲丸出し、精神水準の低い昔の世界がよく描かれていました。

中世フランスの世界

 そんな世界で美貌に奢った王子様、魔法にかけられ獣の姿になって孤独に陥るのですが、城にやってきた美女に心を開き、やがて愛と美貌を取り戻すというお話。
 醜い姿と美しい心、外観と内面について語るテーマは、フランケンシュタインに通じるところでもあり、チャップリンの『街の灯』なんかにもみられる“愛とはなんだ?”的な発想で嫌いなテーマではありません。いつも思ってますよ。高い洋服、持ち物自慢?人の見た目をバカにするようなヤツいませんか?そんな見た目ばかり格好つけていたって、目を閉じられたら無力なんだから、もう少し心の美意識を持ってほしいものですと。
 ま、私はどっちもダメですが…

打ち解けあう二人

 それにしても、この王子様、ちょっと罰が重すぎやしませんか?村にはもっと悪いやつがいるでしょうに… って思いましたが、よく考えますとそこは一個人と君主たる立場、影響力が違います。人の上に立つ人なれば、より尊い心を持たねばなりません。なるほど、納得。
 そして、この作品には、人間たるもの頑張れば更生も可能であるという教訓も含まれています。だから本当は、こういう物語を、利己的な乱暴者に観てほしいのですが、利己的な乱暴者は、こういう作品を観ないんでしょうねえ。うまく行きません。

 CGの発達した現代映画ならではの楽しみがクライマックスの大乱闘。さるかに合戦の凄いやつといった感じです。ここは劇場の大スクリーンで観られて大正解でした。
 そして盛大なハッピーエンド。夢と魔法のディズニーワールド満開で幕を閉じます。

 しかし、すこしストレスが溜りました。
 それはなぜか?
 最後のほう泣きたかったけど、隣に女房がいるからアホなこと考えてガマンしたのです。泣いたら絶対バカにされますからね。

パンフレット

 DVDが出たら、バレないようにこっそり買うとしましょう。

 以上、酔っ払いと猛獣による『美女と野獣』の鑑賞記でした。

 

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テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用

  1. 2017/05/30(火) 11:33:05|
  2. 視聴鑑賞
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  4. | コメント:0
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