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柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

時計道楽 134

BULOVA ACCUTRON 2

 アメリカは、ブローバー社のアキュトロン、音叉時計というものを探検しております。

10-キャリバー218D

 独特の景色、機械式とはひと味違うエレクトリックな風貌であります。

 受け板を外しますと、直線的に並んだ輪列が現れます。

 11-輪列

 時計の仕組みが見えてまいります。
 電気が通ると平行に並んだ二つのコイルに磁界が発生、磁性金属でできている音叉部品が振動をはじめ、一番下の白い車に振動を伝え、輪列を通じて針を動かす仕組みです。

 12-輪列をはずした

 コイルを囲んだアームのついた部品が音叉振動部品で、向かって左アームの真ん中にチョロっと出ているヒゲのような線の先に送りツメ石がついていて、一秒間に360回の振動を伝えるわけです。360回/秒といえば蚊の羽ばたきに近い振動数。起動するとキーンとなる音もまた本機の鑑賞ポイントです。

 次の写真がコイルと振動部品です。

13-音叉とコイル

 下はスイッチです。

14-スイッチの構造

 りゅうずを押すと、通電する仕掛け。

 組立前に部品の掃除です。
 錆びたねじもチャックにつけて磨きましょう。

15-錆びたねじ

 砥石でこすりましたらきれいになりました。

16-錆を落とす

 部品掃除の跡は元通りに組み立て。

17-組み立てたムーブ

 文字板を組みました。
 時字の樹脂の青さがクール(頭脳的)なイメージを醸します。

18-青い樹脂

 ケースに収めて完成です。

19-ケースに収納

 機械式時計とはひと味違う、60年代SFチックな質感とレイアウト。殊に目を引く二つのコイルがシンメトリーに配置されていて美意識も感じます。

 組み立てて、茶色いベルトをつけました。

20-茶色いバンドをつけました

 シンプルで美しいケースのフォルム。とくにバンド幅の設定が絶妙ですね、これより1ミリ太かったらマヌケなイメージになりましょうし、1ミリ細かったら金属部が増えてノロマな印象になったことでしょう。

21-音叉マークのりゅうず

 りゅうずは、使用頻度の低さをアピールすべくケースにスッポリ納められ、音叉のマークが象徴的に彫られています。

22-イメージ写真

 昔っぽくて未来っぽい、ちょっと矛盾したイメージがよく合います。

23-イメージ撮影

 本日の控え BULOVA ACCUTRON cal.218D 1967年以降 となります。 
 
 アポロ計画真っただ中のアメリカで発売された音叉振動時計は、これまでのテンプ式振動をはるかに凌駕する画期的発明でありましたが、追って開発されたクオーツの到来に短命の中、姿を消す運命を背負います。ですが短命ゆえ、希少性もあって今だコレクターの人気の的となっているようです。

 







 




 






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  1. 2017/07/19(水) 11:06:50|
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