香菜〈エンスイ〉 これは台湾読みなんでしょうな。
普通、中国料理の本などには“香菜”と書いて〈シャンツァイ〉とカナがふってありますが、新宿の台湾屋台料理店『台南担仔麺〈タイナンターミー〉』のメニューには“エンスイ”と示されています。
そんなエンスイとはこれ。

つまりはパクチー、またはコリアンダー。
私、毎回こうして呼び名をいちいち説明するのは、もう面倒くさいので、南方風料理の時はパクチー、中国風料理の時は漢字で香菜、欧米風料理の時はコリアンダーということにします。
なので、今回は香菜。
先のお店では、生の香菜に肉味噌がかかって出てくるのです。
真似してみましょう。
ズボラ式にまいります。
テフロン加工のフライパンに、干しエビ、ニンニク、タマネギのみじん切りと、豚の挽き肉をスタンバイ。

多めの油をかけて点火。
じくじくと火が通り、全体が滑らかになったら八丁味噌投入。

水を注しながら、トロトロに加減して、味噌を良くのばし、炒め混ぜます。

わずかなお砂糖で味を見、納得の所でできあがり。
むしった生の香菜にかけて、おつまみ一皿出来上がりです。

香菜と肉はよく合います。多くの方が苦手とする香菜の匂いは、肉の獣臭と中和して和らぎ、互いに美味しくなるのです。よく考えられた食べ方です。

先のお店“台南担仔麺”のメニューにはこうあります。
「香菜 (エンスイ) 台湾パセリと肉みそかけ 600円」
え?600円!
畑からむしってきただけの香菜ですが、こうしてみると有り難いものです。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2017/08/19(土) 15:33:30|
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