鯛茶漬け 夏は、エネルギッシュなお料理で体力を養い、暑さに対抗するわけですが、いよいよ秋がやってきました。
ゆっくりと清酒が飲みたくなって、鯛のお刺身を買ってきました。
さくで求め、厚手の造りに。

市販の山葵に大根の辛おろし。大根の尻尾を細かめに摺り下ろしますと、山葵に負けない辛みと爽やかさを発揮します。

お醤油にはレモン果汁をほんのごくわずか、一滴二滴落としてあります。
刺身をかみしめ、清酒をなめて目を閉じる。
しずかな秋です。
仕上げはこれ、刺身に冷酒ではお腹が冷えてしまいます。
香りよく煎った胡麻を摺って醤油を加えた胡麻醤油に刺身の残りをからめます。

ご飯にのせて、熱い煎茶をかける。

山葵と大根もいっしょに引っ越し。
鯛茶漬け でございます。

ズズリ、ズズリと音を立てて食べるのがお茶漬けの作法。
はじめはお茶漬けに刺身などと言う冷たいものを種にするなんて怪しからんと思ってましたが、誰が考えたのか、これは美味しくてうらめしいです。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2017/10/06(金) 11:40:59|
- 料理・食
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