秋野菜のお漬物 秋の農産物、おもに葉物。冷蔵庫に長いこと入れておきますと、白っちゃけて萎れてしまいます。ですから採ってきたその日に、食べきれなそうな分を、やたらと塩漬けにしています。
桶の中蓋を開ければ、このような状況。

いろんな野菜の“やたら漬け”であります。
ここから食べる分だけ引き上げて、水ですすいでお皿に盛れば、豪華な朝のおかずです。

この皿はアブラナ科三種。左の赤いのは赤水菜、まん中はビタミン菜、奥は蕪となります。三者三様の持ち味。

赤水菜はシャキシャキの歯触りでピリリと辛い。ビタミン菜は白菜と野沢菜の合いの子のような感じ、蕪はしっとり柔らかい。毎回想います。野菜の漬物はご飯の甘さを引き出すのです。
もうひとつ、若大根の古漬けは、唐辛子といっしょに胡麻油で炒め、常備菜に。

胡麻の油と発酵臭の絶妙なコンビネーション。
自家製お味噌で仕立てた味噌汁をつけて、秋の植物性100パーセントの朝ご飯です。

日本伝統の庶民の朝ご飯は、こういった形だったのでしょうな。
卓袱台を囲む家族。
「こら!ちゃんとお座りなさい」
お行儀を厳しく躾けられ、正座をして姿勢よくご飯を食べる子供は大人になっても美しいにちがいない。
美しいものは守ってゆきたいものですが…我が家はバラバラ。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2017/11/18(土) 10:26:28|
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