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柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

時計道楽 148

SEIKO スポーツマチック・ファイブ 1

 国産時計のたのしみ、今回はセイコー・ファイブ〈5〉シリーズの原点たるスポーツマチック・ファイブです。その名の由来などにつきましては2014年に控えましたので(『時計道楽26』)割愛しましょう。

 これが今回の品物です。

1-ジャンクの時計

 それほど汚れていませんが、時計を振りますと分針と秒針が一緒に動きます。ということは、分針が外れて秒針に引っ張られているだけで、時計は壊れていないと思われます。

 こちらは裏面。

2-裏側

 製造番号の“4D”は、1964年12月製造と読めます。

 こちらはサイドビュー。

3-サイドビュー

 4時位置に引っ込められたりゅうすは、巻き上げ不要の自動巻きである証しです。

 裏蓋内面の刻印はこうです。

4-内面刻印

 “6619”は機種番号でしょうか?
 ここでおなじみ、トンボ出版刊『国産腕時計⑤ セイコー自動巻1』を参考にさせていただきますと、どうやらそのようで、以前控えた“410”(『時計道楽26』)は初期型で今回の“6619”は、後続の改良版とのことです。どこを改良したのかは、追って機械を見ながら控えてまいりましょう。

 蓋を開けた中身はこうです。

5-蓋を開けたところ

 非常に機能的かつ工業的な回転錘です。

 外しましょう。

6-錘をとりました
 
  やはりここにも“6619A”の刻印があります。先ほど述べたように、これは機種番号。

 先に進みましょう。

 ベゼルを外しました。

7-ベゼルを外したところ

 文字板の状態は良さそうです。外周を斜面リングが取り囲む躍動的なイメージの設計です。
 “ななめ”という要素は、“タテヨコ”といった整然を崩し、躍動を与えるので、クッキリとした目盛りと併用すると、たちまちスポーティーな顔つきになります。

 それが証拠に、外周リングを外してみたら…

8-文字板のデザイン

 とたんに塩顔となります。これならドレスウオッチでも通りそうです。

 中の機械を取り出すべく、リュウズを抜きましたが、ずいぶんと擦り減っていますね。

9-擦り減ったりゅうず

 こういった機能部分の磨り減利具合に比べ、ケースや風防がきれいだということは、前の持ち主さんは、こいつを大切に可愛がっていたんだなと想像でき、微笑ましい気持ちになります。

 文字板を外したら二色のカレンダー。

10-二色のカレンダー

 ここも大胆ですね。ただ今では日付と曜日は同じ色で構成されるのが普通となっていますが、このモデルはコントラストを反転させています。つまりここにも躍動を取り入れています。

 曜板を外しました。

11-カレンダー構造

 日付はリュウズを押して早送りするタイプ。ここがまさに“410”からの改良点で、時針を送り戻しする手間から、かなり操作しやすくなりました。なにしろりゅうずが小さいうえ引っ込んでますからなおさらです。一方、曜日は、これまでどうりの時針連動です。

 続いて時計側です。

12-ムーブメント

 回転錘を外した状態での、SEIKO 6619A 21石。
 次回、分解探検とまいります。







 










 
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テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2017/11/22(水) 11:02:53|
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