ジャーン!
昨夜<12月8日、2017>金曜ロードショーで『スターウォーズージェダイの帰還ー』がかかっていました。おもちゃ製作をしながらの“ながら観”で、きちんと視聴はしませんでしたけれども、最後だけはと手を休めてみていたら…あれ?戦勝祝いに沸くイウォークたちを見守るようにヨーダ、オビワン、アナキンが姿を現すんだが、アナキンが若い。ちょいと違和感がありましたねここは。ドラマの終盤、ベーダー卿が今わの際に息子ルークに仮面を外してくれと頼む。泣きながらルークが仮面を取ると、改造された恐ろしい父の顔が現れるんだが、ラストでは闇の力が解けて、やさしいジェダイの姿になって現れるというのが、公開時に観た記憶だったのです。ところが今回のは若い美青年に代わっている。なるほど、ダースベーダーになる前の姿ということで、このように書き換えられたと推定できるのですが、設定上は正しいでしょう、しかし映画表現としては優しい父の顔の方が私はしっくりきましたね。
まあ、それはさておき、おもちゃです。
上の写真は箱の表です。

KENNER社の人形、スターウォーズ“コレクターシリーズ”
別に私、コレクターではないのですが、中のキャラクターを見て即決購入したのです。
そのキャラとは誰か?

ターキン総督。
ターキン総督が好きなわけではありません。演ずるピーター・カッシングが好きなのです。

ハマーホラーをご存じだろうか?イギリスのハマープロ製の恐怖映画シリーズで、クリストファー・リー演ずる吸血鬼ドラキュラが超有名。アメリカのユニバーサルホラーにくらべますと、ちょっとグロくて怖いんですが、カッシングが登場すると、気品が上がるのです。ドラキュラをやっつけるヘルシング教授やフランケンシュタイン博士がハマリ役、知的で品の良い紳士がお似合いでした。子どもの頃は、こういう大人になりたいなと思ってましたが、現実はそうはまいりませんでした。
話を戻しまして、このおもちゃ、箱に仕掛けがありまして、説明通りに組み立てますと、背景セットになるのです。

デススターの中?うまくできてますね、遠近感が絶妙です。
ターキン総督と家来。逆らうと命は無い恐ろしい総督ですが… 私にはやっぱりヘルシング教授だなあ。
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テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用
- 2017/12/09(土) 12:27:13|
- 玩具・造型
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| コメント:2
仰るっ通りです!やはり善に戻ったベイダーは、セバスチャン・ショウのままにして欲しかった。
ターキン総督には理力があるのか、無いのか?無い様な筋書きですが、ベイダーをも服従させる上品な冷徹さはカッシングならではですね。
- 2017/12/10(日) 10:30:24 |
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- キムラ #-
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お世話になります。
幽霊アナキンにつきましては同感をいただきまして光栄です。
ピーター・カッシング。
どうもルーカス監督はハマーホラーがお好きなようで、カッシングには直々にギャラ交渉をしたような話を聞いたことがあります。
スターウォーズとハマーホラーといえば、のちの作品に出てくるドゥークー伯爵のクリストファー・リーも良かったです。絶命の時は吸血鬼ドラキュラそのもの。若いアナキンが二本のライトセーバーをクロスさせるところは鳥肌が立ちました。
- 2017/12/10(日) 16:56:25 |
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- 柊horii #-
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