MONARCH
THE GHOST OF CASTEL-MARE 6
モナーク社製、お化けの情景プラモデルを製作しています。
これらは情景アクセサリー。

この中のネズミとサソリは前回出来上がりました。
今回はフクロウと白骨の腕です。
まずはフクロウから。
ただ塗るだけですが、初めにメタリックカラーのアイアンで全体をくるんで、エナメルの黒で覆います。

ネズミという餌となる生き物が住んでいるとはいえ、古城にフクロウが棲んでいるのには違和感を感じたので、鋳物の置物に仕立てることにしました。
乾燥ののち、布で拭きあげエナメルの黒をはがしとりますと、下地の黒鉄が光ります。

このあと、錆や汚しを入れて、フクロウ出来上がりとします。
つづいて白骨化した腕にかかります。

夜光樹脂でできています。
まずはバラバラにして、バリ取り。そしてエナメルの茶色でくるみます。

そして夜光を活かすべく溶剤で茶色を拭き取りますと、溝にだけ茶色が残ります。
石の階段を掴むように手首を固定。

執念でしがみつく様子を表現しました。
つづいて前腕部にも同じ処置をして接着。

ここからはおまけ作業、骨の部分に木工ボンドを塗りまして、ティッシュペーパーを被せます。

乾いたのちに、余分をちぎって剥がします。

上からカシューのクリアー、ラッカーの茶色で色を染めて…

ピンセットでつまんで表情をつけました。
階段の角にフクロウを乗せて、今回のアクセサリーが出来上がり。

白骨化した腕は、フクロウの置物を掴もうとしているのか?
いや、そうではない。幽閉された牢獄から逃れたいがために腕を伸ばし、闇雲に石を掴んだまま絶命したのだ。

そんな執念を、このひとつの腕に演じさせてみました。
そして夜光の効果はいかに?
照明を消しますと、こうなります。

よく見えませんね。
次回より、ご本尊にかかりたいと思います。
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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2017/12/22(金) 11:27:15|
- 玩具・造型
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