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柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

時計道楽153

ANSONIA 大理石置時計 2

 古い古い大理石時計の大掃除です。

10-底の開け口

 木で作られた、この底面、ここから時計を出しましょう。

11-長年の汚れ

 まず出てきたのが、鐘の台。うはあ、凄い埃。

 そして受け台が一か所折れている。

12-台が一か所折れている

 この渦巻きが鐘、台から外して大掃除。

13-鐘台の掃除

 錆をとり、CRC556で拭き掃除。
 台は埃を落として、空拭き。

13-掃除した鐘台

 組み立てて鐘台はできました。

 裏蓋を開けますと、内側に何やら紙が貼ってあります。

14-修繕證

 修繕證ということは、時計屋さんが直しましたよという印証でしょうか。日付がいいですね“大正9年6月22日”つまり1920年。100年近く経っています。これは面白いので、このまま残し、外側だけを拭き掃除。

15-蓋はスポンジで掃除

 ひびの入った文字板は焼き物製。周りの枠は真鍮に金メッキ。

16-文字板は拭き掃除

 薄めた中性洗剤で拭き掃除をすれば、きれいな文字板によみがえります。

17-きれいになった文字板

 針は細かいサンドペーパーで錆を落としました。

18-錆を落とした針

 時計にはCRC556を含ませて作動確認。コチコチ、コチコチと早送りで貴石アンクルがガンギを送ります。

19-ルビーがガンギを送る

 このあと時計をケースに戻しますが、その前に刻印を見て驚きました。

20-刻印と振り子かけ

 “JUN 14, 81”ですって。修理されたのが大正九年つまり1920年ですから、製造が1981年のはずがなく、ということは1881年!なんと100年越えでしたか。急に尊敬心がこみ上げてきて手を合わせる。

 そして大理石ケースの掃除は、固く絞った水拭き。

21-大理石の掃除

 100年の垢を落とします。

 壊れた木の台は、木工用接着剤で補修。

22-台は接着剤で修理

 これで大掃除終了です。

23-掃除終了

 針をつけて、ゼンマイを巻いて出窓に置いてみた。

24-出窓に置いてみた

 カツカツ、コツコツと回るガンギが愛らしい。
 正時になると、掛け時計とはまた趣の違う重厚な音色でボゥオーン、ボゥオーンと時を知らせます。決してうるさくないのですが、よく響くのです。大理石ケースの効果でしょうか。

25-重厚な音で時を知らせる

 本日の控え ANSONIA 大理石クロック 1881年 でした。

 1881年といえば、日本では明治14年、福沢諭吉や板垣退助といったお札の人たちがまだ現役。海外ではブラームス現役、そしてピカソが生まれている。
 この時計はいったい何を見てきたのだろう。












 



 



 





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  1. 2017/12/27(水) 11:23:45|
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