紀行控 27

かわごえ　春の農業まつり　2018

おとといとなりますが、４月29日は例年行われる『かわごえ春の農業まつり』でした。

畑作業をしていると、ドンドコドンドンと和太鼓の音でにぎわっているので、作業を切り上げ、のぞいてきました。

駐車場には自動車ではなく鯉が待機。



子供たちに捕まえられるのを待つ。お魚つかみどりコーナー。子どもたちが、地元伊佐沼の生き物に触れ、親しむ企画です。素手で生きた魚をつかむ喜び。子どもにとって鯉は大きいですから、それは大興奮でしょう、狩猟本能が覚醒する瞬間です。捕まった鯉は、ペットになるか、味噌汁になるか？運命や如何に。

農業まつりだけあって、お花や苗、野菜の直売など好きなものがいっぱい。



食べ物のお店もたくさん出ています。



お昼どきでしたが、何も食べませんでした。家に帰ってビールを飲む都合がありますもんで。

こちらが本部、メインステージです。



芝生の上でごろごろする家族連れや、お年寄り。ビニールシートの上にあおむけに寝ている爺さんなんて、まるで干物。

そんなのどかな風景に癒されていたんだが…　そう、そういえばこのお祭りは、あの一族をよみがえらせる日でもあったのです。



きた…

きた、きた…

来たぞ！



ゴーニン一族の乱入だ。
今回は食料を要求している。
赤のだん吉が犯行計画を読み上げる。






ずいぶんと時間のかかりそうな計画だが、そこへヒーロー登場！




ご存知、伊佐沼龍の神技を継ぐ男　カワゴレッダー刃〈ジン〉！



いきなりの戦闘！
チャンチャンバラバラの大立ち回り！



１対３の闘いながら、ジンの圧勝！
あっけなくゴーニン一族は退散したのであった。



さすがヒーロー、圧倒的な強さで悪を退治したぞ。

だが…

ジンが帰ると、ゴーニン一族がふたたびやってきた。



こんどは何をする気なのだろう？



なんと！子供を要求してきた。



かわいらしい坊やが二人、ゴーニンの手に落ちる。



やがてゴーニンの特訓がはじまると、子どもにヒヨコ歩きを仕込む。



上々の出来にご満悦のゴーニン兄弟は、仕込み終わった子供たちを野に放つ。

すると今度は、なにやらキュートな包みを持ってやってきた。



これは恐ろしい企みだ。



子どもたちを使ってジンを呼び戻し、怪しきプレゼントを渡す。



純な心のジンは、疑うこともなくプレゼントを受け取った。



ジンが去ると、恐怖のカウントダウンが始まった。





凄まじい轟音と共に大爆発が起きた！ジンは木っ端みじんに吹っ飛んだのか！

すると、先ほどまでのお笑いモードとは打って変わって、恐ろしいゴーニンの襲撃が始まった。



だが、勇者はそう簡単にやられはしない。



カワゴレッダー刃〈ジン〉、怒りの反撃が始まった！



八面六臂の大活躍！いつもなら一度やられて子どもの声援で復活するのだが、今日のジンは強かった！



舞台狭しと大暴れ、必殺技のオンパレード。



そして！必殺神技







ゴーニンどもは、今年も野望を果たすことなく散り去った。

おまつり会場に平和がもどる。




注：上記のセリフは主催者によるものではなく、完全なる筆者の創作です




　ううー、やはりヒーローショーにだけ力が入ってしまった。他人の創ったキャラクターで遊んでしまって申し訳ない。私の妄想が本物キャラをけがさないよう配慮したつもりだが、傷つけるようならお詫びして削除しよう。でも今年のショーは悪の作戦が判りやすくて一番面白かった。
　農業まつりでは、ほかに農機試乗体験や、数々の演目があったにもかかわらず、ヒーローショーだけ記事にするのも、そりゃあ好きだからだんべね。
　それともう一つのお目当てが、血管年齢測定コーナーだったんだけど、それも忘れて帰ってしまいました。